株式会社フュートレック 2018 年 3 月期決算説明会 2018 年 6 月 4 日
会社概要 商号 株式会社フュートレック 設立 2000 年 4 月 17 日 所在地 本 社 大阪市淀川区西中島 6-1-1 ( 東京事業所 名古屋事業所 福岡事業所 ) 代表取締役社長 浦川康孝 資本金 7 億 2,476 万円 資本準備金 9 億 2,299 万円 ( 単体 ) 役職員数 単体 :99 名 連結 :146 名 連結子会社 株式会社 ATR-Trek 株式会社スーパーワン メディアジャパン株式会社 メディアジャパンエージェンシー株式会社 取引銀行 池田泉州銀行 みずほ銀行 三井住友銀行 三菱 UFJ 銀行 三井住友信託銀行 業務内容 音声認識技術を利用したサービスの企画 提案 及びそれを実現するためのシステム設計等 (2018 年 4 月 30 日現在 ) 2
沿 革 2000 年 4 月 株式会社フュートレック設立 2000 年 9 月 オフィスを移転し 本格営業開始 2005 年 12 月 東京証券取引所 マザーズ市場上場 2006 年 5 月 株式会社 NTTドコモと資本業務提携契約を締結 2006 年 12 月 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 (ATR) と業務提携契約を締結 2007 年 5 月 株式会社 ATR-Langに資本参加 株式会社 ATR-Trekに商号を変更し 子会社化 2011 年 4 月 イズ株式会社 ( 後に株式会社ライトポケット ) 株式会社スーパーワンを子会社化 2014 年 10 月 株式会社メディア総合研究所を子会社化 2014 年 10 月 株式会社みらい翻訳に資本参加 2015 年 4 月 連結子会社である株式会社ライトポケットを吸収合併 2016 年 8 月 会社分割 ( 簡易吸収分割 ) により株式会社アドホックの事業を承継 2016 年 8 月 東京証券取引所 市場第二部へ市場変更 2017 年 7 月 メディアジャパン株式会社 メディアジャパンエージェンシー株式会社を子会社化 2017 年 10 月 株式会社みらい翻訳の全株式を譲渡 2017 年 11 月 株式会社メディア総合研究所を株式譲渡により非子会社化 3
これまでの業績推移 ( 連結 ) 売上高 4500 4000 3500 3000 2500 2000 1500 1000 500 ( 単位 : 百万円 ) 1000 800 600 400 200 0 営業利益 -200 0 2011/3 2012/3 2013/3 2014/3 2015/3 2016/3 2017/3 2018/3 2019/3 予想 -400 音声認識 1,055 1,496 2,270 1,687 1,017 1,847 1,626 869 - CRM - 407 413 297 248 221 210 254 - ライセンス事業 ( その他 ) 834 433 258 257 133 75 44 0 - 翻 訳 - - - - 514 960 1,193 479 - 映像 メディア - - - - - - 195 1,147 - その他 196 224 223 179 474 762 686 567 - 売上高合計 2,085 2,562 3,165 2,421 2,388 3,866 3,957 3,318 3,400 営業利益 482 501 896 431 192 468 325 276 50 4
2018 年 3 月期のご報告
2018 年 3 月期業績の概況 ( 連結 ) 2018 年 3 月期 (2017 年 4 月 1 日 ~2018 年 3 月 31 日 ) の業績 ( 単位百万円 ) 2017 年 3 月期 ( 実績 ) 2018 年 3 月期 ( 期初予想値 ) ~6/19 発表 ~ 2018 年 3 月期 ( 実績 ) セク メント別売上比率 前年同期比 売上高 3,957 5,500 3,318 100.0 % 16.1 % ライセンス事業 1,881-1,124 33.9% 40.2 % 音声認識事業分野 1,626-869 26.2% 46.5 % CRM 事業分野 210-254 7.7% +21.0 % 翻訳事業 1,193-479 14.4% 59.8 % 映像 メディア事業 195-1,147 34.6% +486.1 % その他事業 ( 基盤 書き起こし IT 国際他 ) 686-567 17.1% 17.4 % 営業利益 325 100 276 - - 経常利益 325 100 283 - - 親会社株主に帰属する当期純利益 161 60 136 - - 6
2018 年 2 月発表連結業績予想修正 売上高営業利益経常利益 親会社株主に帰属する当期純利益 期初予想値 (6/19 発表 ) 5,500 100 100 60 修正予想値 (2/9 発表 ) 3,300 270 280 130 通期営業利益予想の修正について 1 メディア総合研究所の連結除外による影響 2 メディアジャパンエージェンシーの広告収入減少による影響 7
機械翻訳事業の見直し 2014 年 10 月メディア総合研究所を子会社化 / みらい翻訳に資本参加 事業戦略 メディア総合研究所の人手翻訳と 音声認識で培ったノウハウを活かして 機械翻訳の性能を上げる 法人向けにライセンス販売 ニューラルネットワーク技術を取り入れた機械翻訳が急速に発展 NMT の機械翻訳精度向上は 翻訳データの量の勝負 事業戦略の見直し 大規模なサーバ型機械翻訳ビジネスからは撤退音声認識に投資を集中! 2017 年 10 月 みらい翻訳の全株式を譲渡 2017 年 11 月 メディア総合研究所を株式譲渡により非子会社化 8
事業の選択と集中 グループ会社の再編 2017 年 4 月時点の連結子会社 2018 年 3 月時点の連結子会社 ATR-Trek ATR-Trek スーパーワン スーパーワン メディア総合研究所 メディアジャパン メディアジャパンエージェンシー メディア総合研究所映像事業部の事業は 2017 年 10 月にメディアジャパンに事業譲渡しました 9
2019 年 3 月期の施策と これからのフュートレック
2019 年 3 月期業績予想 ( 連結 ) 2019 年 3 月期 (2018 年 4 月 1 日 ~2019 年 3 月 31 日 ) の業績予想 ( 単位百万円 ) 2017 年 3 月期 ( 実績 ) 2018 年 3 月期 ( 実績 ) 2019 年 3 月期第 2 四半期 ( 予想 ) 2019 年 3 月期 ( 予想 ) 前年同期比 ( 通期予想 ) 売上高 3,957 3,318 1,500 3,400 +2.4 % 営業利益 325 276 110 50 - 経常利益 325 283 115 40 - 親会社株主に帰属する当期純利益 161 136 125 20-2019 年 3 月期の第 2 四半期で 営業利益以下の赤字を見込んでいるのは 当社グループの事業の一部で 期末への売上集中傾向があるためです 11
2018 年 3 月期セグメント別利益 ( 単位百万円 ) ライセンス 翻 訳 映像 メディアその他調整額合計 外部顧客への売上高 1,124 479 1,147 567-3,318 セグメント間の内部売上高又は振替高 2 13 13 28 58 - 売上高合計 1,127 493 1,160 595 58 3,318 セグメント利益 18 79 50 158 6 276 2019 年 3 月期黒字化必達に向けて ご参考 ) 決算短信 13 ページ ライセンス事業は さらなる利益を! 2018 年 3 月期に赤字の事業は 黒字化又は見直し! 12
事業体制の見直し 音声認識事業分野 CRM 事業分野 映像 メディア事業分野 注力 見直し 基盤事業分野 (E 検定 ) ( スーパーワンの受託開発 ) 書き起こし事業分野国際事業分野 ( 映像展示事業 ) ( インバウンド商材販売 ) 13
見直す事業 E 検定 ~ 電気 電子系技術検定試験 2018 年 6 月 1 日付で 株式会社サートプロに業務を移管 書き起こし事業分野 音声認識の認識精度向上のための一部を残して 縮小 2019 年 3 月期は フュートレック音声認識事業部の一部として活動 事業の利益 と 社内の負荷 のバランスで判断 14
注力する事業 ~ 音声認識事業分野 ~ 音声認識事業分野 改めて フュートレックの中核事業であると認識 ライセンスファースト ( 高利益率の ) ライセンス販売を強化 フュートレックグループとして 拡大していくためには音声認識のライセンス販売の強化が必須 技術営業 付加価値が高く 独自性の高い商品 販売戦略の 立案と実行 15
付加価値の高い技術を!~ 技術ラインナップ ~ ローカル型大語彙連続音声認識 サーバ型音声認識 ローカル型音声認識 最大のちがいはインターネット通信をしないこと 端末の CPU メモリーに向け開発 世界中どこでも同じ環境で使える 安全性が高い ( セキュア ) 騒音下での認識性能向上技術 お客様ご自身での単語登録を可能にするツール お客様に望まれる技術の開発 改善と拡販に努めます 16
オフライン翻訳機 ili( イリー ) ili は株式会社ログバーが開発し フュートレックがローカル型音声翻訳の技術を提供する オフライン翻訳機です 対応言語 : 日本語 英語 中国語 韓国語等 ili の音声翻訳に関するランニングロイヤルティは ライセンス事業として計上しています 17
販売戦略の立案と実行 フュートレックグループの営業強化に加えて 外部パートナーとの連携による拡販 外部のパートナー企業 ビジネスを生み出す その一部を ライセンス収入としていただく 特許権利化推進によりライセンスの優位性確保 第一弾韓国 SK holdings C&C 社とのパートナーシップ契約 (2018 年 4 月発表 ) 18
注力する事業 ~CRM 事業分野 / 映像 メテ ィア事業 ~ CRM 事業分野 統合型 CRM ソリューション Visionary を販売 2018 年 3 月期 売上高前年比 +21.0% Visionaryの売上月額利用料 + ( 発生都度 ) カスタマイズ業務の売上 Visionary の製品機能を強化 Web プロモーション と 販売パートナーの開拓 で 新規開拓を強化 映像 メディア事業 前期の広告収入減少が 当期へ与える影響は軽微とみております 従来のテレビ番組制作を中心としたビジネス 法人のお客様向けに テレビクオリティの動画を提供 国際事業分野 ( 映像展示やインバウンド関連 ) との連携を強化 19
注力する事業 国際事業 ~ 国際事業分野 ~ 映像展示システム / インバウンド支援商材の販売 映像展示システム販売強化 中京圏 首都圏 関西圏へ販路を開拓 多言語ガイドシステム U feel 販売強化 地方の販売パートナーを開拓し 効率的な販売活動 株式会社シティツアーズ TABiALL 赤池店頭大型サイネージ 映像展示システムの販売圏の拡大 と 販売パートナーの開拓 で拡販 多言語ガイドシステム U feel 20
今後の目指す先 世の中の流れ 2 0 2 0 本格的な未来社会 AI ロボット自動運転 パートナーを開拓し ビジネスの基盤を整える 社会基盤となった AI やロボット 自動運転を 土台で支える企業の 1 つに 21
フュートレックの経営理念 経営理念 社会の変化に柔軟に対応して その時代に求められる商品を追求し 継続的に発展する会社を目指す 22
証券コード 2468 株式会社フュートレック 本日はありがとうございました 当資料に記載されている情報の中には 将来の見通しに関する記述 が含まれている場合 がありますが これらの情報は作成時点において入手可能な情報に基づき作成しております 経済情勢や市場動向の変化などにより 将来の見通しが実際の業績と異なる可能性があります 当社の業績 企業価値等を検討される際には これらの見通しに全面的に依拠することは 避けて下さいます様 お願い申し上げます 株式会社フュートレック IR 担当 532-0011 大阪市淀川区西中島 6-1-1 新大阪プライムタワー 18 階ホームページ http://www.fuetrek.co.jp/ お問い合わせは ホームページのお問い合わせ欄をご活用ください 本資料の中に記載されている会社名および商品名は 各社の商標または登録商標の場合があります