Microsoft PowerPoint 訪問サービス事業所向け研修会資料

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居宅介護支援事業者向け説明会

介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

スライド 1

通所型サービスの例 ( 典型例として整理したもの ) 現行の通所介護相当 市場 ( 地域支援事業の外 ) で提供されるサービス Ⅰ 通所介護 Ⅱ 通所介護 Ⅲ 通所型サービス A ( 緩和したによるサービス ) Ⅳ 通所型サービス B ( 住民主体による支援 ) Ⅴ 通所型サービス C ( 短期集中

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平成 28 年 2 月以降に認定更新等により要支援認定を受けた方が介護予防訪問介護 介護予防通所介護を利用される場合 これまでの予防給付サービスから総合事業のサービスに変わります 要支援者の認定有効期間は現在最長 12か月ですので 大川市は平成 28 年 2 月から1 年かけて移行します 更新の場合

介護予防ケアマネジメントについて

新総合事業移行に係る延岡市 Q&A( 平成 29 年 1 月 4 日版 ) 1/1 ページ 利用回数 問 1 現在 家族や本人の希望により 要支援 1で週に2~3 回 要支援 2で週 3 回利用している方が数名いる 移行後は利用回数を減らす等の対応を行うべきか 答介護予防支援又は介護予防ケアマネジメ

医療 回復支援 在宅 見附市の地域包括ケアシステム 介護体制と支援の拡大 資料 1 病院 ( 救急 基幹病院等 ) 早期退院 回復期 ( 市外 ) リハビリ病院 見附市立病院 保健福祉センター 特養ほか 医療 救急 手術など高度医療 集中リハビリ 早期回復 見附市医療の里 老健施設ケアプラザ見附 か

総合事業に係る Q&A 国 注意事項 備考欄には厚生労働省が作成した Q&A の参照先を記載しています 1 介護予防 日常生活支援総合事業ガイドライン案についての Q&A 9 月 30 日版 2 総合事業ガイドライン案に係る追加質問項目について ( 平成 26 年 11 月 10 日全国介護保険担当

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スライド 1

サービス共通.xls サービス共通 介護予防 日常生活支援総合事業 の質問への回答 サービス共通項目 質問等回答作成月 1 定款に追加する事業名については 介護予防 日常生活支援総合事業 でよいか? 訪問型サービスを実施する場合は 介護保険法に規定する第 1 号訪問事業 若しくは帯広市独自のサービス

場に結び付けていきます 利用者のための目標設定がポイント 利用者自身がその生活課題に気付き 状況が改善されたときのイメージをもつことが必要です 利用者が主体的になれるよう支援します 非現実的な目標ではなく 実現可能で具体的な目標設定を行ない 利用者が実際に行動に移せるよう支援します 一定期間取り組ん

上田市介護予防 日常生活支援総合事業実施要綱 平成 30 年 5 月 31 日 告示第 131 号 ( 趣旨 ) 第 1 条この告示は 介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 以下 法 という ) 第 115 条の45 第 1 項に規定する介護予防 日常生活支援総合事業 ( 以下 総合事業

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【1117修正原稿】説明会資料

このような現状を踏まえると これからの介護予防は 機能回復訓練などの高齢者本人へのアプローチだけではなく 生活環境の調整や 地域の中に生きがい 役割を持って生活できるような居場所と出番づくりなど 高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含めた バランスのとれたアプローチが重要である このような効果的


区分

点検項目 点検事項 点検結果 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ 計画の定期的評価 見直し 約 3 月毎に実施 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅱ ( リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ の要件に加え ) 居宅介護支援事業者を通じて他のサービス事業者への情報伝達 利用者の興味 関心 身体

Microsoft Word - 調査結果

7 時間以上 8 時間未満 922 単位 / 回 介護予防通所リハビリテーション 変更前 変更後 要支援 Ⅰ 1812 単位 / 月 1712 単位 / 月 要支援 Ⅱ 3715 単位 / 月 3615 単位 / 月 リハビリテーションマネジメント加算 (Ⅰ) の見直し リハビリテーションマネジメン

平成20年度春の家居宅介護支援事業所事業計画

まちの新しい介護保険について 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予

加算 栄養改善加算 ( 月 2 回を限度 ) 栄養スクリーニング加算 口腔機能向上加算 ( 月 2 回を限度 ) 5 円 重度療養管理加算 要介護 であって 別に厚生労働大が定める状態である者に対して 医学的管理のもと 通所リハビリテーションを行った場合 100 円 中重度者ケア体制加算

資料 4-1 請求方法について 愛知県国民健康保険団体連合会 1. 新しい総合事業の審査支払の国保連合会の活用 新しい総合事業においても 市町村の審査支払に関する事務が軽減できるよう 現行の給付と同様 国保連合会の審査支払を活用できるよう規定が設けられている ( 法第 115 条の 45 の 3)

予定 地域密着型通所介護 に関する Q&A 通所介護事業所のうち 小規模な通所介護事業 ( 利用定員が 18 人以下の予定 ) については 平成 28 年 4 月 1 日から 地域密着型通所介護 として地域密着型サービスに移行することになりました つきましては その取扱いについてまとめましたので参考

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Q7: 判定様式には80% を超えるサービスのみ記載するのですか? それとも 80% を超える超えないに関わらず 居宅サービス計画に位置づけたサービスはすべて記載するのですか? A7: 80% を超える超えないに関わらず 居宅サービス計画に位置づけたサービスについて すべて記載してください Q8:


01 表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課

Ⅰ 通所リハビリテーション業務基準 通所リハビリテーションのリハビリ部門に関わる介護報酬 1. 基本報酬 ( 通所リハビリテーション費 ) 別紙コード表参照 個別リハビリテーションに関して平成 27 年度の介護報酬改定において 個別リハビリテーション実施加算が本体報酬に包括化された趣旨を踏まえ 利用

第28回介護福祉士国家試験 試験問題「社会の理解」

Microsoft Word - 01介護報酬請求の留意点

平成17年度社会福祉法人多花楽会事業計画(案)

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< 国が示す新しい総合事業の構成例 > ( 以下はサービスの典型例を示しているため, 市町村はこれらの例を踏まえて, 地域の実情に応じたサービス容を検討 ) 1 訪問介護 訪問型サービス ( 第 1 号訪問事業 ) 現行の訪問介護相当 多様なサービス 2 訪問型サービス A( 緩和した基準によるサー

第 11 名古屋市の介護予防 生活支援サービスに関する QA サービス種別等分類意見質問回答 全般既存事業の整理 現行の名古屋市高齢者自立支援訪問事業 (2 次予防事業 ) は 総合事業の 1 号訪問事業の生活支援型訪問サービスに一本化されるのでしょうか? 名古屋市高齢者自立支援訪問事業 と 予防専

改定事項 基本報酬 1 入居者の医療ニーズへの対応 2 生活機能向上連携加算の創設 3 機能訓練指導員の確保の促進 4 若年性認知症入居者受入加算の創設 5 口腔衛生管理の充実 6 栄養改善の取組の推進 7 短期利用特定施設入居者生活介護の利用者数の上限の見直し 8 身体的拘束等の適正化 9 運営推

2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又

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Microsoft PowerPoint - 05短時間の身体介護 調査結果概要((5)短時間の身体介護)0320

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06 参考資料1 平成30年度介護報酬改定における各サービス毎の改定事項について

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リハビリテーションを受けること 以下 リハビリ 理想 病院でも自宅でも 自分が納得できる 期間や時間のリハビリを受けたい 現実: 現実: リ ビリが受けられる期間や時間は制度で リハビリが受けられる期間や時間は制度で 決 決められています いつ どこで どのように いつ どこで どのように リハビリ

Microsoft Word - Q&A(訪問リハ).doc

地域包括ケアシステムの構築について 団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に 重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らし い暮らしを人生の最後まで続けることができるよう 医療 介護 予防 住まい 生活支援が一体的に提供される 地域包括ケアシステムの構築を実現 今後 認知症高齢者の増加が

2 認定有効期間の開始日が 29 年 4 月 1 日からの要支援者について 次のようなケ ースが想定されるが 介護予防サービス計画 と 介護予防ケアマネジメン ト どちらを作成することになるのか 1 月により 総合事業のみの場合と 予防給付 + 総合事業の場合があるケース ( 通常は 訪問サービス又

事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

介護老人保健施設 契約書

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A A 訪問型サービスⅡ A A A 訪問型サービスⅡ 初任 介護職員初任者研修課程を修了したサービス提供責任者を配置している場合 A A A 訪問型サービスⅡ 同一 A A 要支

入院おむつ代支給事業実施要綱

居宅介護支援事業所に係る特定事業所集中減算の取り扱いについて

淀川区生活困窮者

Microsoft Word - 22™²“¸−TŠv†i‘C’³1124†j.doc

厚生労働省による 平成 30 年度介護報酬改定に関する Q&A(Vol.1) に対する 八王子介護支援専門員連絡協議会からの質問内容と八王子市からの回答 Q1 訪問看護ステーションによるリハビリのみの提供の場合の考え方について厚労省 Q&A(Vol.1) での該当項目問 21 問 22 問 23 A

揖斐川町在宅介護支援センター運営規程

01 【北海道】

介護予防 日常生活支援総合事業について 以下 総合事業 と標記します 総合事業の主旨 1 効果的な介護予防ケアマネジメントと自立支援に向けたサービス展開により 要支援状態からの自立促進や重度化予防の推進を図ります 2ケアマネジメントの中で 利用者本人が目標を立て その達成に向けてサービスを利用しなが

各論第 3 章介護保険 保健福祉サービスの充実

(頭紙)公布通知

リハビリテーションマネジメント加算 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味 関心 身体の状況 家屋の状況 家

月額報酬対象サービス月途中の事由 区分変更( 要介護 1~ 要介護 5の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 小規模多機能型居宅介護介護予防小規模多機能型居宅介護複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 区分変更( 要介護 要支援 ) サービス事業所の変更( 同一サービス種類のみ ) 事業( 指定

月額報酬対象サービス月途中の事由 区分変更( 要介護 1~ 要介護 5の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 小規模多機能型居宅介護介護予防小規模多機能型居宅介護複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 区分変更( 要介護 要支援 ) サービス事業所の変更( 同一サービス種類のみ ) 事業( 指定

事業内容

介護予防 日常生活支援総合事業費単位数サービスコード表 平成 30 年 10 月 訪問型サービス ( 独自 ) サービスコード表 A2: 現行相当 1 訪問型サービス ( 独自 ) サービスコード表 A2: 緩和 訪問型サービス ( 独自 / 定率 ) サービスコード表 A3: 給付制限 (70%)

Microsoft Word - 02-頭紙.doc

03-0減算(表紙)

小規模多機能型居宅介護介護予防小規模多機能型居宅介護複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 区分変更( 要介護 1~ 要介護 5の間 要支援 Ⅰ 要支援変更日 区分変更( 要介護 要支援 ) サービス事業所の変更( 同一サービス種類のみ ) 事業( 指定有効期間 ) 事業所指定効力停止の

1. 地域ケア会議の定義, 法的な位置づけ狛江市 ( 以下 市 ) では, 多様な生活課題を抱えている高齢者が, 地域で安心して自分らしく生活できる環境づくりを進めるため, 介護支援専門員 ( ケアマネジャー ) 等への個別支援や関係機関 団体等の連携体制の構築を通じて, 介護支援専門員等が包括的か

基本料金明細 金額 基本利用料 ( 利用者負担金 ) 訪問看護基本療養費 (Ⅰ) 週 3 日まで (1 日 1 回につき ) 週 4 日目以降緩和 褥瘡ケアの専門看護師 ( 同一日に共同の訪問看護 ) 1 割負担 2 割負担 3 割負担 5, ,110 1,665 6,

周南市版地域ケア会議 運用マニュアル 1 地域ケア会議の定義 地域ケア会議は 地域包括支援センターまたは市町村が主催し 設置 運営する 行政職員をはじめ 地域の関係者から構成される会議体 と定義されています 地域ケア会議の構成員は 会議の目的に応じ 行政職員 センター職員 介護支援専門員 介護サービ

利用者満足の向上センターのチラシの配布など センターのPRのために具体的な取り組みを行っている 苦情対応体制を整備している 特記事項 名刺 サービス情報誌 広報での PR イベントでのパネル設置など実施 相談の際のプライバシーの確保を図っている 公平性 中立性の確保 業務改善への取り組み 相談室の整

Microsoft Word - 29yoryou

箕  健  高  第      号

Ⅰ-9_(資料9)_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用_

揖斐川町デイサービスセンター運営規程

各都道府県介護保険担当課 ( 室 ) 各市町村介護保険担当課 ( 室 ) 各介護保険関係団体御中 厚生労働省老健局振興課 介護保険最新情報 今回の内容 介護予防 日常生活支援総合事業ガイドライン案 についての Q&A について 計 20 枚 ( 本紙を除く ) Vol.417 平成 27 年 2 月

スライド 1

計画の今後の方向性

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Microsoft PowerPoint - 資料3 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に.pptx

Microsoft Word (全文)障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく自立支援給付と介護保険制度との適用関係等について

小規模多機能型居宅介護 介護予防小規模多機能 区分変更 ( 要介護 1~ 要介護 5 の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 型居宅介護く ) 区分変更 ( 要介護 要支援 ) サービス提供日 サービス事業所の変更 ( 同一サービス種類のみ ) ( 通い 訪問又は宿泊 ) 事業 ( 指定有効期間 ) 受給資

Microsoft Word - 単純集計_センター長.docx

指定特定相談支援事業 指定障害児相談支援事業の指定に係る Q&A 注意事項事業の実施にあたっては, 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定計画相談支援の事業の人員及び運営に関する基準 や 児童福祉法に基づく指定障害児相談支援の事業の人員及び運営に関する基準 等を必ず確認

介護保険制度における通院等乗降介助の適用範囲の拡大(概要-行政苦情救済推進会議の意見を踏まえた通知-

Ⅰ-9_(資料9)_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用_

住所地特例に係る事務の見直しの概要について Ⅱ- 資料 2 本事務は 介護予防 日常生活支援総合事業の実施時期に係わらず 平成 27 年 4 月から 全ての市町村において必要な事務であるので 留意されたい 1. 平成 27 年 4 月からの住所地特例に係る事務の見直しの概要 住所地特例の対象施設にサ

1_【鑑】「生活困窮者自立支援制度と介護保険制度との連携について(通知)」の一部改正について

子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱

8_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用について

障害福祉計画資料 3 障害福祉サービスの目標 1 成果目標 柱 No. 事業 単位 2020 年度 解説 3 暮らしを支えるサービスの充実 3 1 福祉施設の入所者の地域生活への移行 目標値 年度末までに地域生活へ移行する施設入所者数 ( 移行率 ) 年度末時点の施設入所者数

Transcription:

2016 年 2 月 23 日訪問サービス事業所向け研修会 大東市の新総合事業について 平成 28 年 4 月 1 日移行決定 大東市公認キャラクターダイトン 大東市保健医療部高齢支援課

1. 新総合事業に移行する目的は何?

3 年間介護予防通所 訪問介護利用者の変化 通所のみ利用者 訪問のみ利用者

このような状況を生んでしまったのは みんなが 介護保険の正しい使い方を知らなかったのかも??? 利用者 : 困ってることを支援してほしい このままでいいんです 無理はしたくない 支援者 : 困ってるから助けてあげようもう 高齢だから無理を言っても 保険者 : 介護保険は国が定めてることだから規定さえ 守られていれば

介護保険法 第一条 ( 目的 ) 第二条第二項 第二条第四項 第四条 ( 国民の努力義務 ) 有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう必要な医療 サービスに係る給付を行う為 国民の共同連帯の理念に基づき介護保険制度を設けている 状態の軽減又は悪化防止 医療との連携に十分配慮して行わなければならない その居宅において その有する能力に応じ自立し た日常生活を営むことができよう配慮 加齢に伴って生ずる心身の変化を自覚 要介護状態となった場合においても 進んでリハビリ 福祉サービスを 利用しその有する能力の維持向上に努める

今こそ!! 保険者である大東市も 支援者である地域包括支援センター ケアマネジャーも サービス提供者である事業所も 利用者である市民も 介護保険の正しい使い方を知り 法律を守ることが必要!!

大東市における自立支援 ( 暫定 ) 個人因子と環境因子の双方から個人を知り それを本人のみならず 家族 近隣住民を含めた支援者で共有し 本人の能力 意欲を最大限に引き出し やりたいことができる環境を整えること

大東市の介護予防 悪化 介護予防 生活支援サービス 改善 悪化 悪化

2. 新総合事業とは?

1 訪問型サービス サービスの類型 市町村はこの例を踏まえて 地域の実情に応じた サービス内容を検討する 訪問型サービスは 現行の訪問介護に相当するものと それ以外の多様なサービスからなる 多様なサービスについては 雇用労働者が行う緩和した基準によるサービスと 住民主体による支援 保健 医療の専門職が短期集中で行うサービス 移動支援を想定 基準現行の訪問介護相当多様なサービス サービス種別 サービス内容 対象者とサービス提供の考え方 1 訪問介護 訪問介護員による身体介護 生活援助 既にサービスを利用しているケースで サービスの利用の継続が必要なケース 以下のような訪問介護員によるサービスが必要なケース ( 例 ) 認知機能の低下により日常生活に支障がある症状 行動を伴う者 退院直後で状態が変化しやすく 専門的サービスが特に必要な者等 状態等を踏まえながら 多様なサービスの利用を促進していくことが重要 2 訪問型サービス A ( 緩和した基準によるサービス ) 生活援助等 3 訪問型サービス B ( 住民主体による支援 ) 住民主体の自主活動として行う生活援助等 状態等を踏まえながら 住民主体による支援等 多様なサービス の利用を促進 4 訪問型サービス C ( 短期集中予防サービス ) 保健師等による居宅での相談指導等 体力の改善に向けた支援が必要なケース ADL IADL の改善に向けた支援が必要なケース 3~6 ケ月の短期間で行う 実施方法事業者指定事業者指定 / 委託補助 ( 助成 ) 直接実施 / 委託 基準予防給付の基準を基本人員等を緩和した基準 サービス提供者 ( 例 ) 個人情報の保護等の最低限の基準 訪問介護員 ( 訪問介護事業者 ) 主に雇用労働者ボランティア主体 内容に応じた独自の基準 保健 医療の専門職 ( 市町村 ) 5 訪問型サービス D ( 移動支援 ) 移送前後の生活支援 訪問型サービス B に準じる

大東市における新総合事業移行イメージ 移行開始 : 要支援 1,2 : 事業対象者 新規 移行期間 平成 28 年度 事業対象者 : 予防給付訪問 通所介護 : 大東市のサービス 平成 29 年度 新しくサービスを受ける者については多様なサービスの利用を促進 ( 例外規定の者は既存サービスを利用可能とする ) 事業対象者 要支援 1,2 認定期間終了 要支援 1,2 平成 27 年度末までに既にサービスを受けている者については事業移行後も既存サービスを利用可能とする 更新 要支援 1,2+ 事業対象者 予防給付訪問介護 通所介護から全て新総合事業に移行

大東市の新総合事業訪問型サービス 1 2 3 現行の訪問介護相当 : みなし指定事業所 ( 初回は大阪府の指定を受けていると自動的に 3 年間はみなし指定となる ) サービス費用 : 予防給付と同額 同条件対象 : 新総合事業移行までに現行ヘルパーサービスを利用中の方例外規定として末期がん 神経筋難病 アルツハイマー病など進行性で重度化を予防することができない疾患 状況の方 訪問サービス A-1: 訪問介護事業所による基準を緩和した生活支援サービス 訪問サービス A-2: シルバー人材センター 民間事業所による基準を緩和した生活支援サービス * 訪問介護事業所も参入可 訪問サービス B: 住民主体による生活支援生活サポート事業

区分支給限度額 介護予防給付 新総合事業 要支援 1 要支援 2 事業対象者 原則 5,003 単位 5,003 単位 10,473 単位 ( 利用者の状態によっては 上限を 10,473 単位に変更することは可能 しかし 事前協議が必要!!)

1 現行の訪問サービス 変更点 介護予防プランのモニタリングは初回 3 か月 移行は半年に 1 回とする 変化があった場合には 適宜モニタリングを行う 自立支援に資するプランになっているか 地域ケア会議や地域包括支援センター内での自立支援マネジメント検討会 サービス担当者会議の場で検証し 見直しを行う 通所サービス C との併用をする場合もあり

2 基準を緩和した訪問サービス A-1 サービス提供時間 30 分 条件サービス単価限度額 サービス提供は ヘルパー資格の有無を問わず ヘルパー資格の無い者にはヘルパー有資格者による研修 ( 同行訪問を4 時間含む ) を10 時間行うこと 利用者が50 人又はその端数を増すごとに1 人以上のサービス提供責任者とすること サービス提供責任者及び管理者は他の職務との兼務可とする ただし サービス提供責任者及び管理者は市の自立支援研修会を受けること 設備及び備品等の要件は 事務室 受付 相談等に対応するのに適切なスペースを確保すること 訪問サービスに必要な設備及び備品等を備えなければならない 特に感染予防に必要な設備等に配慮すること 利用者情報等の個人情報の管理は漏えいしないようにセキュリティがかかるように配慮すること 1 回 204 単位 20 分 1 回 146 単位 1,224 単位./ 月

訪問サービス A-1 の実施方法 無資格者の研修 10 時間のうち 4 時間の同行訪問は引継ぎの際の訪問を含んでもよい 研修 6 時間については 別紙の内容で事業所で開催する 生活サポーター養成講座への参加も研修として認める 生活サポーター養成講座の開催日程は広報だいとうで確認すること 無資格者の研修実績は記録に残し 研修修了者の名簿は大東市高齢支援課に提出し 市が修了証書を発行する

3 訪問サービス B: 生活サポート事業 家事援助を含む生活支援介護保険で認めらえていない窓ふきなどの大掃除 大型ゴミを出す 家具の移動などのサービスも住民ボランティアが行います 介護保険で認められている家事援助 生活支援

4 通所サービス C: 短期集中自立支援サービス 利用期間 :3 か月から 6 か月内容 : リハビリ専門職が行うこと訪問 生活機能評価 生活方法 支援方法へのアドバイス 環境設定 セルフトレーニング通いの場 プログラム作成 ( 週 1 回の大東元気でまっせ体操のアレンジ ) 通いの場の環境設定 初回 終了時には地域包括支援センター担当者も同行訪問初回 モニタリング 終了時には生活支援サービスのサービス提供責任者も同行原則地域の大東元気でまっせ体操と併用 * 自宅から徒歩圏内に大東元気でまっせ体操の拠点がない場合には通所サービス A を代替えサービスとして利用 * 現行の通所サービスとも併用可能であるため その場合はリハビリ専門職が通所介護におけるプログラムを作成することとなる

多様なサービス参入希望事業所数 訪問サービス A-1: 15 事業所 訪問サービス A-2: 2 事業所 ( 平成 28 年 2 月現在 )

事業所がすること しなくていいこと 現行相当サービスの実施を希望の場合 ( 平成 27 年 3 月 31 日までに指定を受けている ) 平成 27 年 3 月 31 日までに通所介護事業所の指定を受けている事業所は 自動的に新総合事業のみなし指定事業所となりますので 手続きは不要です ただし 次回の指定に向けて 大東市が実施する研修や地域ケア会議には積極的に参加してください 現行相当サービスの実施を希望の場合 ( 平成 27 年 4 月 1 日以降に指定を受けている ) 平成 27 年 4 月 1 日から平成 28 年 3 月 31 日までに通所介護事業所の指定を受けている事業所は みなし指定の対象になりません 新たに大東市の指定を受ける必要があります 研修や地域ケア会議への参加はみなし指定事業所と同様に積極的に参加してください 平成 28 年 4 月 1 日以降 現行相当サービスの新規事業者の指定は原則行いません 多様なサービス ( 訪問サービス A) の指定を希望の場合 新たに大東市の指定を受ける必要があります 指定の手続きについては 希望事業所に後日通知させていただきます なお 多様なサービスの指定希望は随時受け付けておりますので 希望される際には高齢支援課までお知らせください 研修や地域ケア会議への参加はみなし指定事業所と同様に積極的に参加してください

ご清聴いただき 誠にありがとうございました