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設 機能の見直しハード面の効率化財源確保1-3. 再配置パターン ( 手法 ) の考え方 再配置計画の検討に向けて 公共施設の再配置を う場合の基本的なパターン ( 手法 ) について整理し それらの効果についても確認していきます 施設の再配置にあたっては 厳しい財政状況の中 人口が減少傾向にあるこ

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[ 図表 35: 見直しのイメージ ] 質の高い施設 安心安全で コストの最適化 施設を安心安全に利用するため 点検 診断を実施し その結果に基づき 必要な対策を適切な時期に着実かつ効率的 効果的に実施します また これらの取組を通じて得られた施設の状態や対策履歴等の情報を記録し 次の点検 診断等に

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8 防災 浸水想定区域は 岩井市街地でバイパス沿いの農地に 0.5m未満の想定 区域が指定されています 沓掛市街地では 浸水想定区域の指定はあり ません 土砂災害警戒区域は 15 箇所が指定されていて このうち 7 箇所が特別 警戒区域に指定されています なお 岩井 沓掛市街地内での指定はあ りませ

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参考資料3(第1回検討会資料3)

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2) 長期にわたる暫定利用の解消 ( 正式な事業化や売却 ) 暫定利用の状態を続けて意思決定を遅らせるのではなく 現在暫定利用中の未利用地については 6. 利活用の方向性を決めるにあたっての基本的な考え方 に則り 順次方向性を決定する また 今後未利用地を暫定利用とする際には 暫定利用期間を定め 暫

また, 区域外の道路部分については, 区域内の道路の整備後に, 交通量等の利用状況をみて, 検討していきます 4 常磐自動車道の側道沿いの一方通行の道路について, 一方通行の制限を解除できないのか また, この道路の交通量についても調査を実施した上で, 区域外の道路の整備をしなければならないのではな

Transcription:

平成 30 年度 保全技術研究会 公共建築マネジメントの状況調査報告 ( 一財 ) 建築保全センター保全技術研究所 第一研究部長 十河修 第二研究部主任研究員 井上浩男

目的 公共施設等総合管理計画に関して 個別施設計画の策定等の業務に資するよう アンケートに協力いただいた自治体へのフィードバックを主目的に行っている 経緯 本調査は 自治体ストック調査として 平成 20 年度 (2008 年度 ) に開始 今回 11 回目となる

アンケート項目 1 マネジメント担当組織の状況問 1 問 2 2 公共施設等総合管理計画と PDCA 問 3 3 個別施設計画への対応状況問 4 4 マネジメント取組状況問 5 問 6 問 7 5 データベースの導入状況問 8 問 9

実施スケジュール 4 5 月 総務省の動向把握 6 7 月 アンケート内容方法の調整確認 8 月 (8 月 6 日 ) アンケート依頼 発信 8 月 (8 月 31 日 ) アンケート回答締切 9 10 月 集計 考察 11 月 ( 本日 ) 結果報告 ( 概要版 ) 3 月 報告 ( 詳細版 )HPアップ予定

回答状況 都道府県 政令指定都市 東京特別区 中核市 特例市 中都市 小都市 全体 発送数 47 20 23 85 160 526 861 回答数 36 18 13 64 107 262 500 回答率 77% 90% 57% 75% 67% 50% 58% 前年度回答率 85% 95% 70% 83% 66% 65% 69% : 人口 10 万人未満を小都市に分類

総務省ホームページ 公共施設等総合管理計画の更なる推進に向けた説明会に係る配布資料 ( 平成 30 年 4 月 23 日開催 ) より

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個別施設計画の策定の進捗を管理し 総 合管理計画の進捗状況の評価等を集約す る部署の有無 問1 2 全体 412 都道府県 34 政令指定都市 2 16 東京特別区 2 11 中核市 特例市 ある 2 63 中都市 1 98 小都市 n=500 88 9 190 0% 20% 40% 72 60% 80% 100% ない

個別施設計画の策定の進捗を管理し 総合管理計画の進捗状況の評価等を集約する部署の構成 ( 複数回答 ) 問 1-2 総務, 29, 5% その他, 40, 6% 教育委員会, 14, 2% 都市計画, 10, 2% 土木, 22, 3% 建築 47, 7% 管財, 187, 29% 行政改革 91, 14% 財政, 74, 12% 企画, 130, 20%

100% 90% 80% 70% 60% 個別施設計画の策定の進捗を管理し 総合管理計画の進捗状況の評価等を集約する部署はいつ作られたか 問 1-2 50% 2 年以上前 (~2016 年度 ) 昨年度 (2017 年度 ) 今年度 (2018 年度 ) n=412 小都市 中都市 中核市 特例市 東京特別区 政令指定都市 都道府県 全体

個別施設計画の策定の進捗を管理し 総合管理計画の進捗状況の評価等を集約する中心となる部局 問 1-2 1 部局記載 複数部局 中心部局記載 n=406 0 50 100 150 200 250 300 350 管財 財政 企画 行政改革 建築 土木 都市計画 教育委員会 総務 その他

インフラ部門も同じ部局が担当か 無回答等, 43, 10% 問 1-2 異なる, 103, 25% 同じ, 266, 65% n=412

中長期修繕 ( 保全 ) 計画 建替計画を担当する部署の有無 問 1-1 無回答等 (H30), 1, (0%) ない (H30), 261, (52%) 無回答等 (H29), 4, (1%) ない (H29), 339, (57%) ある (H29), 249, (42%) ある (H30), 238, (48%) H29n=592 H30n=500

中長期修繕 ( 保全 ) 計画 建替計画を担当する部署の構成 ( 複数回答 ) 問 1-1 その他, 35, 8% 総務, 22, 5% 教育委員会, 19, 4% 管財, 104, 24% 都市計画, 8, 2% 土木 15, 3% 建築 76, 17% 行政改革, 45, 10% 企画, 68, 16% 財政, 48, 11%

中長期修繕 ( 保全 ) 計画 建替計画を担当する部署はいつ作られたか 問 1-1 250 200 188 210 232 150 122 100 80 50 37 0 n=232

総務省 公共施設等総合管理計画策定取組状況等に関する調査 ( 結果の概要 ) 平成 30 年 9 月 30 日現在

総務省ホームページ 公共施設等総合管理計画の更なる推進に向けた説明会に係る配布資料 ( 平成 30 年 4 月 23 日開催 ) より

総合管理計画の計画期間 問 3-1 全体 2 142 76 135 121 181 5 都道府県 28 5 1 2 政令指定都市 10 2 4 2 東京特別区 6 2 4 1 中核市 特例市 1 26 8 15 11 3 中都市 18 23 26 31 8 1 小都市 1 54 38 87 75 7 n=500 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 1~5 年間 6~10 年間 11~20 年間 21~30 年間 31~40 年間 41~50 年間 51 年以上終期無

総合管理計画に記載した施設分類 ( 複数回答 ) 下水道会計, 227, 4% 病院会計, 144, 2% 上水道会計, 219, 4% その他, 438, 7% 問 3-2 市民文化系施設, 451, 8% 社会教育系施設, 450, 8% 供給処理施設, 304, 5% 公園, 351, 6% 公営住宅, 445, 8% 行政系施設, 469, 8% 医療施設, 220, 4% スホ ーツ レクリエーション系施設, 451, 8% 産業系施設, 334, 6% 学校教育系施設, 469, 8% 子育て支援保健 福祉施設, 施設, 429, 451, 8% 7%

公共建築の目標耐用年数の設定の有無 問 3-3 全体 181 310 9 都道府県 14 20 2 政令指定都市 14 4 東京特別区 7 6 中核市 特例市 27 36 1 中都市 42 63 2 小都市 77 181 4 0% 20% 40% 60% 80% 100% n=500 定めた 定めていない 無回答等

鉄筋コンクリート造公共建築の目標耐用年数 問 3-3 10 年未満, 0, 0% 10 年以上 20 20 年以上 40 年 無回答等, 2, 1% 100 年以上 120 年未満, 1, 1% 年未満, 0, 0% 未満, 0, 0% 40 年以上 60 年未満, 4, 2% 80 年以上 100 年未満, 78, 43% 60 年以上 80 年未満, 96, 53% n=181

公共建築の削減目標の有無 全体 問 3-3 312 184 4 都道府県 8 27 1 政令指定都市 10 8 東京特別区 4 9 中核市 特例市 37 27 中都市 67 39 1 n=500 小都市 186 74 2 0% 20% 40% 60% 80% 100% 定めた 定めていない 無回答等

公共建築の削減目標 問 3-3 総量の削減目標 120 100 80 60 40 20 0 41 43 74 55 21 3 1 0 n=238

公共建築の削減目標 問 3-3 経費 ( 維持 更新等 ) の削減目標 120 100 80 60 40 20 0 99 9 10 10 11 1 2 0 n=142

140 120 100 80 60 40 20 0 3 15 公共建築の更新等費用 今後の更新等費用の1 年当り試算額 n=435 過去の更新等費用の1 年当り平均額 n=333 10 47 84 115 93 42 59 31 23 19 78 42 問 3-3 65 29 9 1 3 0 1 今後見込まれる更新等費用の 1 年当たりの試算額 ( 公共建築 : 平均 87.4 億円 ) 2 過去の 1 年当たりの更新等費用の平均額 ( 公共建築 : 平均 40.8 億円 )

公共建築の更新等費用 問 3-3 過去の平均更新等費用 ( 公共建築 : 億円 / 年 ) 1000 100 10 1 1 10 100 1000 10000 今後見込まれる更新等費用 ( 公共建築 : 億円 / 年 ) 都道府県政令指定都市東京特別区中核市 特例市中都市小都市

中長期修繕 ( 保全 ) 計画 建替計画の作成状況 問 5-1 インフラ 126 82 194 98 特別会計の施設 98 89 217 96 その他 65 117 234 84 公営住宅 237 62 142 59 行政系施設 78 119 227 76 学校教育系施設 96 137 199 68 各 n=500 0% 20% 40% 60% 80% 100% 作成済作成中その他無回答等

維持管理業務の発注に関してコスト縮減の取り組み ( 複数回答 ) ベンチマーキングの実施 32 問 5-2 業務委託の統一基準の作成 46 複数施設の一括発注 191 複数年契約の実施 290 指定管理者制度の活用 444 新電力 (PPS) の導入 261 特になし その他 23 22 0 50 100 150 200 250 300 350 400 450 500

将来必要となる修繕 建替費用の 積立等の対策の有無 問5 3 全体 304 都道府県 178 20 政令指定都市 16 8 9 東京特別区 1 11 中核市 特例市 2 48 中都市 15 71 小都市 34 146 0% n=500 18 10% 対策している 20% 30% 2 102 40% 50% 60% 対策していない 70% 80% 1 14 90% 無回答等 100%

全体都道府県政令指定都市東京特別区中核市 特例市中都市小都市 修繕 建替費用の対策 ( 複数回答 ) 問 5-3 155 53 5 199 56 32 10 3 8 4 3 6 3 2 6 5 8 2 7 3 3 24 9 1 28 21 8 34 13 1 47 14 10 73 23 1 103 9 8 0% 20% 40% 60% 80% 100% 修繕基金減価償却をもとに予算推定 PPP PFI 活用 長期的予算計画建て替えるための基金その他

総務省ホームページ 公共施設等総合管理計画の更なる推進に向けた説明会に係る配布資料 ( 平成 30 年 4 月 23 日開催 ) より

PDCA サイクルによる評価 改訂の期間 無回答等, 9, 2% 問 3-6 その他, 51, 10% 毎年, 33, 7% 3 年以内, 14, 3% 5 年以内, 112, 22% 未定, 161, 32% n=500 10 年以内, 120, 24%

計画期間 優先順位 施設状況 対策内容 費用等 総務省ホームページ 公共施設等総合管理計画の更なる推進に向けた説明会に係る配布資料 ( 平成 30 年 4 月 23 日開催 ) より

個別施設計画の策定状況 ( 類型別 ) 特別会計の施設 問 4-1 106 24 49 115 9 137 その他 91 45 64 189 8 82 公営住宅 272 25 29 88 5 51 行政系施設 100 47 62 189 7 79 学校教育系施設 113 61 88 163 8 52 0% 20% 40% 60% 80% 100% 調査時点で策定済み 2018 年度中に策定予定 2019 年度に策定予定 2020 年度に策定予定 2021 年度に策定予定 その他

個別施設計画の見直し予定 問 4-1 無回答等, 51, 19% 毎年, 10, 4% 3 年以下, 40, 15% その他, 45, 16% 10 年以下, 46, 17% 5 年以下, 80, 29% 公営住宅の場合

個別施設計画の策定 ( 予定含 ) 担当部署 問 4-2 ( 複数回答 ) 全体 133 308 28 72 都道府県 2 29 6 政令指定都市 2 12 2 5 東京特別区 2 5 3 4 中核市 特例市 18 35 1 18 中都市 34 63 6 16 小都市 75 164 16 23 0% 20% 40% 60% 80% 100% 総合管理計画 と同じ部署所管ごと未定その他

個別施設計画の策定 ( 予定 ) は 職員か 外部委託か 問 4-3 全体 183 208 102 7 都道府県 22 9 5 政令指定都市 7 6 5 東京特別区 4 5 3 1 中核市 特例市 20 20 23 1 中都市 37 50 19 1 小都市 93 118 47 4 n=500 0% 20% 40% 60% 80% 100% 職員のみ外部委託ありその他無回答等

組織全体の建築技師の人数 問 2 全体 29 107 83 81 37 2414 65 46 14 都道府県 21 15 政令指定都市 1 16 1 東京特別区 10 3 中核市 特例市 11 5 7 8 29 11 2 中都市 23 8 35 29 14 6 41 5 小都市 27 103 75 45 336 n=500 0% 20% 40% 60% 80% 100% 0 人 1~5 人 6~10 人 11~20 人 21~30 人 31~40 人 41~50 人 51~100 人 101 人以上無回答等

個別施設計画の策定で行った住民参加の手段 ( 予定含む ) 問 4-4 その他 13728 49 403 住民参加によるワークショップ 35 37 118 210 100 住民向けシンポジウム 説明会 49 75 99 194 83 住民参加の計画検討委員会 37 25 128 215 95 パブリックコメント 80 151 63 151 55 住民意識調査 54 41 116 196 93 各 n=500 0% 20% 40% 60% 80% 100% 実施済実施予定実施せず未定無回答等

個別施設計画の策定の課題 ( 複数回答 ) 350 300 250 200 150 100 50 問 4-5 309 267 218 198 207 189 146 129 91 69 53 53 36 37 0

公共建築の有効利用 処分の対策 ( 複数回答 ) 問 6 近隣または周辺自治体等との施設の共同利用命名権の売却 ( ネーミングライツ ) 民間施設を賃借して行政サービスを実施公共建築の民間等への売却公共建築の民間等への賃貸民間施設の買い取り建物利用用途の変更 ( コンバージョン ) 減築建物閉鎖建物解体 PFI 手法の導入 ESCO 事業の導入指定管理者制度など ( 公共サービスの民営化 ) 施設利用料の見直し公共建築の民間や自治会等への無償譲渡太陽光等新エネルギー創出民間提案制度 (PFI 法によらない ) 事前調査制度 ( サウンディング ) その他 22 34 42 66 75 109 139 163 108 144 154 168 211 206 218 242 256 358 434 0 50 100 150 200 250 300 350 400 450 500

公共建築の有効利用 処分の対策 ( その他 ) 問 6 地方都市リノベーション事業老朽化した施設を複合化して整備バルクリース ( 複数施設の一括改修 ) 公共建築の余裕部分の有効活用行政財産の目的外使用許可による手数料の徴収公共建築広告掲出事業公共建築の集約等 売却業務の民間委託公共用地と等価で公共建築を建築してもらい 土地と建物の等価交換民間への定期借地権設定による公共施設の整備民間からの寄付公共建築物解体後の土地の売却自治会等への譲渡既存土地 施設の買い取り 国への賃貸

受けられるとよい支援 ( 複数回答 ) 問 7 建築等に関する専門知識の支援 287 固定資産台帳の活用に関する支援 204 施設評価手法等の専門知識の支援 301 業務の発注仕様書作成に関する支援 110 官民連携事業導入に係る支援業務 226 ファシリティマネジメント研修会 住民合意に関する支援 256 249 財政計画や行程計画に関する支援 上記を含むアドバイザー業務 202 213 0 50 100 150 200 250 300 350

公共施設等総合管理計画の策定にあたっての指針 ( 平成 30 年 2 月 27 日改訂 ) 第三その他 六地方公会計 ( 固定資産台帳 ) の活用 点検 診断や維持管理 更新等の履歴など公共施設マ ネジメントに資する情報を固定資産台帳に追加するな ど 公共施設マネジメントに資する情報と固定資産台帳 の情報を紐付けることにより 保有する公共施設等の情 報の管理を効率的に行うことが望ましいこと

施設保全データベースシステムの導入 問8 全体 149 120 都道府県 190 21 政令指定都市 3 8 12 東京特別区 2 8 中核市 特例市 12 40 小都市 38 0% 10% 30% 4 2 8 1 131 40% 50% 60% 70% 導入していないが今後検討する予定 導入する予定はない 別の手法を用いている 無回答等 2 31 導入している n=500 2 16 27 73 20% 4 2 3 30 中都市 30 11 12 8 80% 90% 100%

システムは内部作成か 外部委託か 問 8 無回答等, 3, 2% 内部職員が作成したシス テムを利用している, 14, 9% n=149 外部委託で作成したシステム を利用している, 132, 89%

固定資産台帳のデータを施設保全データベースの基本情報に利用しているか 問 9 n=500 全体都道府県政令指定都市東京特別区中核市 特例市中都市小都市 3 72 2 9 35 20 3 6 84 180 16 3 25 46 79 142 7 5 14 15 22 7 24 6 7 2 1 57 10 1 1 0% 20% 40% 60% 80% 100% 利用している 利用していないが今後検討する予定 利用する予定はない 別の手法を用いている 無回答等 82 1 12 1

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