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私立幼稚園の新制度への円滑移行について

3 前項の規定にかかわらず 満 3 歳以上の子どもの教育及び保育時間相当利用児の保育に従事する職員は 保育士の資格を有する者でなければならない ただし 幼稚園型認定こども園又は地方裁量型認定こども園にあっては 保育士の資格を有する者を当該職員とすることが困難であると認められるときは 幼稚園の教員の免

市町村子ども・子育て支援事業計画における「量の見込み」(平成26年4月時点)に関する調査結果について

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案件1(1)第7次一括法等について(一覧付き)

記 第 1 参議院合同選挙区選挙の執行に関する事項 1 合同選挙区都道府県 ( 法第 5 条の6 第 1 項に規定する合同選挙区都道府県をいう 以下同じ ) の選挙管理委員会は 法第 22 条第 2 項の規定による選挙人名簿の登録が行われた日現在において選挙人名簿に登録されている選挙人の数 ( 参議

就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律施行規則(通知)

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保育所、地域型保育事業及び認可外保育施設においてプール活動・水遊びを行う場合の事故の防止について (厚労省)通知

平成28年度子どものための教育・保育給付災害臨時特例補助金交付要綱

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Taro-議案第13号 行政手続条例の

万八千六百円 ) 3 現に機関登録を受けている者が他の機関登録を受けようとする場合における法第十四条第一項の政令で定める額は 前二項の規定にかかわらず 同条第一項の農林水産省令で定める各区分について 当該各区分が次の各号に掲げる区分のいずれに該当するかに応じ当該各号に定める額とする 一法第二条第二項

( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

審査結果 認可基準チェックシート参照 意見を求める事項 本件申請について審査した結果 児童福祉法に基づく認可基準に適合していること 設置者の基準に適合していると判断できることから 児童福祉法第 34 条の 15 第 5 項の規定に基づき 平成 29 年 4 月 1 日付で認可することについて意見を伺

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長は 特措法第 39 条第 1 項に規定する地域福利増進事業等を実施しようとする区域内の土地の土地所有者等の探索に必要な限度で その保有する同項に規定する土地所有者等関連情報を その保有に当たって特定された利用の目的以外の目的のために内部で利用することができることとなります ( 特措法第 39 条第

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第2章

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○H30条例19-1

対象資産 企業主導型保育事業の用に供する固定 資産 地方税法に規定する特例割合の基準価格の2 分の1を参酌して3 分の1 以上 3 分の2 以下 ( 最初の補助から5 年間 ) 特例割合 3 分の 1 (2) 関係規定の整理第 1 条の規定による呉市税条例の一部改正による条項の移動に伴い, 次の条例

- 2 - 収納した歳入を その内容を示す計算書(当該計算書に記載すべき事項を記録した電磁的記録(電子的方式 磁気的方式その他人の知覚によつては認識することができない方式で作られる記録であつて 電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう 以下同じ )を含む )を添えて 会計管理者又は指定金融機

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PSP 省令 と それぞれ略称する 記 1. 改正施行規則について希少疾病用医療機器その他の医療上特にその必要性が高いと認められる医療機器であり かつ 当該医療機器についての臨床試験の実施に特に長期間を要すると認められるものに係る承認申請をする場合においては 改正 GVP 省令第 9 条の3 第 1

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ただし 森林の土地の所有権の取得と併せて 当該森林について法第 10 条の2の規定に基づく開発行為の許可を受けて他の用途へ転用する場合など 地域森林計画の対象とする森林から除外されることが確実であるときは 届出書の提出を要さないものとして運用して差し支えない (2) 土地の所有者となった日届出書の提

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き県が負担する負担金の額 ( 当該負担金の額が他の法令の規定により軽減される場合にあつては, その軽減されることとなる額を控除した額 以下 県負担額 という ) から当該事業に要する費用の額 ( 加算額がある場合にあつては, 加算額を控除して得た額 ) に100 分の25 以内で規則で定める割合を乗

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第 4 章中第 34 条の次に次の 1 条を加える ( 行政指導の中止等の求め ) 第 34 条の 2 法令又は条例等に違反する行為の是正を求める行政指導 ( その根拠 となる規定が法律又は条例 ( 地方自治法第 252 条の17の2 第 1 項又は地方教育行政の組織及び運営に関する法律第 55 条

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-2- 経済産業大臣茂木敏充国土交通大臣太田昭宏環境大臣石原伸晃防衛大臣小野寺五典(認定申請書の提出)第一条研究開発システムの改革の推進等による研究開発能力の強化及び研究開発等の効率的推進等に関する法律(平成二十年法律第六十三号)第二条第七項に規定する試験研究機関等(以下 試験研究機関等 という )

(6) 集団回収第 57 条の2 第 3 項に規定するリサイクル推進団体による再利用を目的として集団回収対象物 ( 再利用が可能な家庭廃棄物のうち 規則で定める廃棄物をいう 以下同じ ) を回収する活動をいう ( 処理 ) 第 19 条 2 3 前 2 項に規定する一般廃棄物の処理の基準は 規則で定

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交野市税条例の一部を改正する条例案 交野市税条例の一部を改正する条例 交野市税条例 ( 平成 15 年条例第 38 号 ) の一部を次のように改正する 第 69 条の次に次の1 条を加える ( 法第 349 条の3 第 28 項等の条例で定める割合 ) 第 69 条の2 法第 349 条の3 第 2

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第 3 条市長は 前条に規定する申請に基づいて医療費の給付を受けることができる者であることを確認したときは 申請者に重度心身障がい者医療費受給者証 ( 第 2 号様式 以下 受給者証 という ) を交付するものとする 2 前項の受給者証の資格取得日は 市長が交付決定をした日の属する月の翌月の初日 (

( 別添 ) 保育士試験の実施について 新旧対照表 ( 下線部 : 変更箇所 ) 改正後 改正前 厚生労働省雇用均等 児童家庭局長 厚生労働省雇用均等 児童家庭局長 保育士試験の実施について 保育士試験の実施について 1~6 ( 略 ) 7 科目免除の取扱いについて (4) 幼稚園教諭免許状を有する

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指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準 ( 平成 12 年厚生省告示第 20 号 ) 介護保険法第 46 条第 2 項及び第 58 条第 2 項の規定に基づき 指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準を次のように定め 平成 12 年 4 月 1 日から適用する 一指定居宅介護支

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( 別添 2) ( 別添 2) 平成 14 年 9 月 27 日保発第 号の別添 2 組合管掌健康保険一括適用取扱要領 組合管掌健康保険一括適用取扱要領 ( 準則 ) 第 1 健康保険法 ( 以下 法 という ) 第 34 条第 1 項の規定による厚生労働大臣の承認 ( 以下 一括適

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と事実上婚姻関係と同様の事情にあった者を 配偶者 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を 婚姻 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある場合を含むものとする 5 この条例において 医療保険各法 とは 国民健康保険法 ( 昭和 33 年法律第 192

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鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等に関する規則 平成 19 年 3 月 31 日規則第 15 号 改正 平成 21 年 2 月 16 日規則第 2 号平成 21 年 8 月 25 日規則第 28 号平成 28 年 3 月 25 日規則第 17 号鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等

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Transcription:

府子本第 904 号 3 0 文科初第 8 66 号子発 0 928 第 1 号平成 30 年 9 月 28 日 各都道府県知事各指定都市 中核市長各都道府県教育委員会教育長各指定都市 中核市教育委員会教育長 殿 内閣府子ども 子育て本部統括官 ( 公印省略 ) 文部科学省初等中等教育局長事務取扱 文部科学審議官 ( 公印省略 ) 厚生労働省子ども家庭局長 ( 公印省略 ) 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備 に関する法律による就学前の子どもに関する教育 保育等の総合的な提供の推進 に関する法律及び子ども 子育て支援法の改正等について ( 通知 ) 第 196 回国会において成立し 平成 30 年 6 月 27 日に公布された地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律 ( 平成 30 年法律第 66 号 以下 第 8 次地方分権一括法 という ) により 就学前の子どもに関する教育 保育等の総合的な提供の推進に関する法律 ( 平成 18 年法律第 77 号 以下 認定こども園法 という ) 及び子ども 子育て支援法 ( 平成 24 年法律第 65 号 ) が改正されました ( 別添 1 参照 ) また そのうち 平成 30 年 9 月 27 日に施行される改正 ( 下記第一の 1(2) 2(2)(3)) に伴い 関係法令等の整備を行いました ( 別添 2~6 参照 ) これらの改正の概要及び留意事項は 下記のとおりですので 十分に御了知の上 事務処理上遺漏のないよう願います 各都道府県知事におかれては 域内の市区町村 ( 指定都市 中核市を除く ) に対して 都道府県教育委員会におかれては 域内の市区町村教育委員会 ( 指定都市教育委員会 中核市教育委員会を除く ) に対して 本法令の周知を図るとともに 適切な事務処理が図られるよう配慮願います なお 平成 31 年 4 月 1 日に施行される改正 ( 下記第一の1(1) 2(1)) に伴う関係法令の改正については 追ってこれを行い 別途通知する予定です - 1 -

記 1 認定こども園法の一部改正 ( 第 8 次地方分権一括法第 3 条関係 ) (1) 幼保連携型認定こども園以外の認定こども園の認定等の事務 権限の中核市への 移譲 ( 第 3 条第 1 項 第 3 項等 ) < 改正の概要 > 中核市の区域内に所在する幼保連携型認定こども園以外の認定こども園 ( 都道府 県又は都道府県立の公立大学法人が設置する施設を除く ) の認定の事務 権限を 都道府県知事から中核市の長へ移譲することとし 以下の事務 権限について中核市 の長が行うこととしたこと 第 3 条第 1 項 幼保連携型認定こども園以外の認定こども園 ( 幼稚園型 ( 単独 型 ) 保育所型及び地方裁量型) の認定及び条例制定 第 3 条第 3 項 幼保連携型認定こども園以外の認定こども園 ( 幼稚園型 ( 並列 型 接続型 )) の認定及び条例制定 第 3 条第 5 項 認定の審査 第 3 条第 7 項 都道府県知事への協議 第 3 条第 8 項 認定 不認定 第 3 条第 9 項 認定しない旨及び理由の通知 第 3 条第 10 項 認定したときの都道府県知事への情報の提供 第 3 条第 11 項 自ら設置した施設についての公示 第 3 条第 12 項 前項の公示をしたときの都道府県知事への情報の提供 第 4 条第 1 項 認定申請の受理 第 7 条第 1 項 認定の取消し 第 7 条第 2 項 認定を取り消したときの公表 第 7 条第 3 項 自ら設置した施設についての公示の取消し 第 8 条第 1 項 関係機関への協議 第 29 条第 1 項 申請事項等の変更に係る届出の受理 第 29 条第 2 項 前項の届出を受けたときの都道府県知事への情報の提供 第 29 条第 3 項 自ら設置した施設の申請事項等の変更に係る都道府県知事への 情報の提供 第 30 条第 1 項 設置者からの報告の徴収 第 30 条第 2 項 前項の報告を受けたときの都道府県知事への情報の提供 第 30 条第 3 項 第 1 項に定めるもの以外の報告の徴収 < 留意事項 > 幼保連携型認定こども園以外の認定こども園の認定等の事務 権限の中核市への移譲に伴い 中核市において 幼保連携型認定こども園以外の認定こども園の認定に係る条例 ( 認定こども園法第 3 条第 1 項 第 3 項に規定するもの ) を施行日 ( 平成 31 年 4 月 1 日 ) までに制定する必要がある - 2 -

(2) 幼保連携型認定こども園に係る保育室の床面積の特例 ( 附則第 2 項 ) < 改正の概要 > 1 特例の内容 認定こども園法第 13 条第 1 項及び第 2 項の規定により 幼保連携型認定こども園 に係る保育室の床面積については 同項の主務省令で定める基準 ( 以下 国基準 と いう ) に従い都道府県 指定都市又は中核市が条例で基準を定めるものとされてい る 今般 保育所に係る居室の床面積の特例と同様に 待機児童の解消を図るための 特例措置として 政令で定める日 (2 参照 ) までの間 保育の実施に対する需要等 を考慮して主務省令で定める基準 (3 参照 ) に照らして主務大臣が指定する地域 (4 参照 ) にあっては 幼保連携型認定こども園に係る保育室の床面積について 国基準を標準 ( ) として定めるものとする特例を設けることとしたこと ( ) 法令の 標準 を通常よるべき基準としつつ 合理的な理由がある範囲内で 地域の実情に応じて異なる内容を定めることは許容される 2 政令で定める日就学前の子どもに関する教育 保育等の総合的な提供の推進に関する法律施行令 ( 平成 26 年政令第 203 号 ) 附則第 2 項において 政令で定める日 は 平成 35 年 3 月 31 日 とすることとしたこと ( 別添 2 参照 ) 3 主務省令で定める基準就学前の子どもに関する教育 保育等の総合的な提供の推進に関する法律施行規則 ( 平成 26 年内閣府 文部科学省 厚生労働省令第 2 号 ) 附則第 3 条において 主務省令で定める基準 は 次の(ⅰ) 又は (ⅱ) のいずれかに該当することとしたこと ( 別添 3 参照 ) (ⅰ) 次のいずれにも該当する市区町村イ前々年の4 月 1 日時点の待機児童数が 100 人以上であること ロ平均地価が前々年の1 月 1 日時点で三大都市圏の平均額を超えていること (ⅱ) 次のいずれにも該当する市区町村イ前々年の4 月 1 日時点の待機児童数が 100 人以上であること ロ平均地価が前々年の1 月 1 日時点で三大都市圏のうち最も地価が低い都市圏を超えていること ハ市区町村が保育の受け皿整備のために行っている土地確保のための措置並びに当該措置を講じてもなお土地確保が困難である旨及びその理由を公表していること 4 主務大臣が指定する地域 就学前の子どもに関する教育 保育等の総合的な提供の推進に関する法律附則第 2 項の主務大臣が指定する地域を定める件 ( 平成 30 年内閣府 文部科学省 厚生労 - 3 -

働省告示第 2 号 ) において 主務大臣が指定する地域 は 次の 36 市区町村としたこと ( 別添 4 参照 ) なお これらは3(ⅰ) の基準を満たす市区町村であり 3(ⅱ) の基準を満たす市区町村の取扱いについては < 留意事項 >を参照のこと 都道府県名市区町村名埼玉県戸田市千葉県市川市東京都中央区台東区墨田区江東区品川区目黒区大田区世田谷区渋谷区中野区杉並区豊島区北区荒川区板橋区練馬区足立区葛飾区江戸川区立川市武蔵野市三鷹市府中市調布市小金井市小平市日野市国分寺市狛江市西東京市大阪府大阪市豊中市吹田市兵庫県西宮市 < 留意事項 > < 改正の概要 >3(ⅱ) の基準を満たす市区町村については 同ハの市区町村が 保育の受け皿整備のために行っている土地確保のための措置等を公表していることを 確認する必要があることから 保育所に係る特例の運用 ( 別添 5 参照 ) にならって 幼保連携型認定こども園に係る特例の適用を受けようとする前年の 7 月 1 日までの都 道府県からの申請を求めた上で 新たな地域として指定することとする 保育所に係る特例の適用を希望する旨の申請を厚生労働省に行った都道府県につ いては 特段の申出をしない限り 幼保連携型認定こども園に係る特例の適用も希望 するものとみなす 保育所に係る特例の適用は希望せず 幼保連携型認定こども園に係る特例のみの 適用を希望する都道府県は 別添 6 の下記 3 と同様の申請 ( ) を内閣府に行うこと ( ) 施行日が平成 30 年 9 月 27 日であることを踏まえ 平成 31 年度から幼保連携型認定こども園に係る特例のみの適用を希望する都道府県は 平成 30 年 12 月 1 日までに 当該申請を内閣府に行うこと 2 子ども 子育て支援法の一部改正 ( 第 8 次地方分権一括法第 4 条関係 ) (1) 幼保連携型認定こども園以外の認定こども園の認定等の事務 権限の中核市への移譲 ( 第 34 条第 1 項 第 39 条第 2 項 第 5 項 第 40 条第 1 項 ) 1 特定教育 保育施設の設置者の遵守すべき基準 ( 第 34 条第 1 項 ) 幼保連携型認定こども園以外の認定こども園が中核市の区域にある場合には 当該中核市の条例で定める要件を 設置者が遵守すべき基準とすることとしたこと 2 特定教育 保育施設の運営等に関する市町村長の勧告 命令等の権限 ( 第 39 条第 2 項 第 5 項 ) - 4 -

幼保連携型認定こども園以外の認定こども園が中核市の区域にある場合には 市 町村長が自ら施設に対する認可権限等を持つため 両規定の通知義務を負う市町村長 から中核市の長を除くこととしたこと 2 特定教育 保育施設の確認の取消し ( 第 40 条第 1 項 ) 幼保連携型認定こども園以外の認定こども園が中核市の区域にある場合には 市町村長が自ら 設置者が認可基準に従って運営することができなくなったと認めたときに 確認の取消し等を行うことができることとしたこと (2) 特定教育 保育施設の利用定員の設定 変更に係る市町村長から都道府県知事への協議の事後届出への見直し ( 第 31 条第 3 項 第 32 条第 3 項 第 62 条第 3 項第 1 号 ) 市町村長は 特定教育 保育施設の利用定員の設定 変更をしようとするときは あらかじめ都道府県知事に協議しなければならないこととされていたところ 当該利用定員の設定 変更をしたときは 都道府県知事に届け出なければならないこととしたこと これに伴い 都道府県知事への協議の手続について定める子ども 子育て支援法施行規則 ( 平成 26 年内閣府令第 44 号 ) 第 31 条及び第 32 条中 協議 を 届出 に改める所要の規定の整備をしたこと ( 別添 6 参照 ) (3) その他 ( 第 32 条第 1 項 第 3 項 第 33 条第 2 項 第 34 条第 3 項第 1 号 第 44 条第 1 項 第 45 条第 2 項 第 46 条第 3 項第 1 号 ) 法律の内容の変更を伴うものではないが 特定教育 保育施設又は特定地域型保育事業の 利用定員 について 1 既に定められた利用定員 (ⅰ) 特定教育 保育施設 : 第 34 条第 3 項第 1 号を除く第 3 章第 1 節 (ⅱ) 特定地域型保育事業 : 第 46 条第 3 項第 1 号を除く第 3 章第 2 節 2 今後定める利用定員 (ⅰ) 特定教育 保育施設 : 第 34 条第 3 項第 1 号 第 77 条第 1 項第 1 号 (ⅱ) 特定地域型保育事業 : 第 46 条第 3 項第 1 号 第 77 条第 1 項第 2 号という1と2の2 種類に分け 定義規定を整理することとしたこと 3 施行期日等 (1) 施行期日 1 及び2の改正について それぞれ以下の施行期日としたこと ( 第 8 次地方分権一括法附則第 1 条 ) 1 公布の日から起算して3 月を超過した日 ( 平成 30 年 9 月 27 日 )( 同条第 2 号 ) 1 認定こども園法の一部改正 (2) 幼保連携型認定こども園に係る保育室の床面積の特例 2 子ども 子育て支援法の一部改正 - 5 -

(2) 特定教育 保育施設の利用定員の設定 変更に係る市町村長から都道府県知事への協議の事後届出への見直し (3) その他 2 平成 31 年 4 月 1 日 ( 同条第 4 号 ) 1 認定こども園法の一部改正 (1) 幼保連携型認定こども園以外の認定こども園の認定等の事務 権限の中核市への移譲 2 子ども 子育て支援法の一部改正 (1) 幼保連携型認定こども園以外の認定こども園の認定等の事務 権限の中核市への移譲 (2) 経過措置 1 認定こども園法の一部改正に伴う経過措置 (ⅰ) 認定に関する経過措置施行日前に都道府県知事の認定を受けていた幼保連携型認定こども園以外の認定こども園のうち 中核市の長が設置したもの以外については 施行日以後において中核市の長が認定こども園法第 3 条第 1 項又は第 3 項の認定をしたものとみなすこととし ( 第 8 次地方分権一括法附則第 11 条第 1 項 ) 中核市が設置したものについては 施行日に認定こども園法第 3 条第 11 項の公示をしたものとみなすこととしたこと ( 第 8 次地方分権一括法附則第 3 条第 1 項前段 ) この場合において 都道府県知事は既に当該認定こども園に関する情報を有していることから それぞれ 認定こども園法第 3 条第 10 項又は第 12 項の規定による都道府県知事への情報の提供は不要としたこと ( 第 8 次地方分権一括法附則第 3 条第 1 項後段 第 2 項 ) (ⅱ) 申請 届出等に関する経過措置施行日前に設置者が行った都道府県知事への申請については 施行日後に中核市の長に対して行った申請とみなすこととし 受理を行った都道府県が当該申請に係る書類を転送することにより 中核市の長が審査 認定を行うことができることとしたこと ( 第 8 次地方分権一括法附則第 11 条第 1 項 ) 認定こども園法第 29 条に規定する申請事項等の変更の届出 同法第 30 条に規定する運営状況の報告のうち 施行日前に都道府県知事に対し行なわなければならなかった事項であり かつ 施行日前にその手続がされてないものについては 施行日後に 中核市の長に対しその手続がされていないものとみなして 改正後の規定を適用することとしたこと ( 第 8 次地方分権一括法附則第 11 条第 2 項関係 ) 2 子ども 子育て支援法の一部改正に伴う経過措置特定教育 保育施設の利用定員の設定 変更について 施行日前にされている市町村長から都道府県知事への協議の申出は 改正後の市町村長から都道府県知事への届出とみなすこととしたこと ( 第 8 次地方分権一括法附則第 4 条 ) - 6 -

別添資料 別添 1 第 8 次地方分権一括法 ( 本文 新旧対象表 )( 関係部分抜粋 ) 別添 2 就学前の子どもに関する教育 保育等の総合的な提供の推進に関する法律施行令の一部を改正する政令 ( 平成 30 年政令第 273 号 )( 本文 新旧対象表 ) 別添 3 就学前の子どもに関する教育 保育等の総合的な提供の推進に関する法律施行規則の一部を改正する命令 ( 平成 30 年内閣府 文部科学省 厚生労働省令第 2 号 ) 別添 4 就学前の子どもに関する教育 保育等の総合的な提供の推進に関する法律附則第 2 項の主務大臣が指定する地域を定める件 ( 平成 30 年内閣府 文部科学省 厚生労働省告示第 2 号 ) 別添 5 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律附則第四条の基準を定める省令の一部を改正する省令の施行について ( 通知 )( 平成 30 年 4 月 26 日子発 0426 第 1 号 ) 別添 6 子ども 子育て支援法施行規則の一部を改正する内閣府令 ( 平成 30 年内閣府令第 47 号 ) 以上 本件連絡先内閣府子ども 子育て本部 電話 :03-6257-1465-7 -