平成29年度専修学校関係予算案

Similar documents
月報私学2013年10月号

●セット

260829平成27年度専修学校関係概算要求

自己点検・評価表

選択評価事項C 水準判定のガイドライン(案)

資料3-3.文部科学省における子供の貧困対策の総合的な推進

政策評価書3-3(4)

高等教育段階における負担軽減方策に関する検討体制 < 検討内容 > 新しい経済政策パッケージ ( 平成 29 年 12 月 8 日閣議決定 ) に基づき 高等教育における授業料減免及び給付型奨学金の拡充を具体化し円滑かつ確実に実施するため 閣議決定で具体的に定まっていない以下の詳細事項について専門的

☆☆H26以降入学生 減免制度紹介パンフ(H29 給付金改定)

東日本大震災からの復旧・復興~人づくりから始まる創造的復興~ 2

140307トビタテ学生用説明資料

07-4 平成26年度予算(案)説明資料

1.(1) 名古屋美容専門学校教育理念 美容に必要な基礎教育と専門的実践教育を行い 豊かな知性と誠実な心を持ち 社会に貢献できる人材を育成する (2) 名古屋美容専門学校学則 第 1 章総 則 ( 目的 ) 第 3 条本校は 教育基本法の精神に則り 学校教育法に従い 美容に必要な基礎教育と専門的実践

Microsoft Word - 平成27年度 自己評価委員会報告書

副学長 教学担当 中村 久美 新しい大学づくりに向けた教育の展開 巻頭言 2012年6月に文部科学省が公表した 大学改革実行プラン は 激動の社会における大学機能の再構築を掲げています 教学に関し ては ①学生の主体的な学びの創出や学修時間の拡大化をはじめと する大学教育の質的転換 ②グローバル化に

(3) その他 全日制高校進学率の向上を図るため 更に公私で全体として進学率が向上するよう工夫する そのための基本的な考え方として 定員協議における公私の役割 を次のとおり確認する 公立 の役割: 生徒一人ひとりの希望と適性に応じて 多様な選択ができるよう 幅広い進路先としての役割を担い 県民ニーズ

新長を必要とする理由今回合理性の要望に設 拡充又は延⑴ 政策目的 資源に乏しい我が国にあって 近年 一層激しさを増す国際社会経済の変化に臨機応変に対応する上で 最も重要な資源は 人材 である 特に 私立学校は 建学の精神に基づき多様な人材育成や特色ある教育研究を展開し 公教育の大きな部分を担っている

Microsoft PowerPoint 榔本è−³äººè³⁄挎.pptx

1. 学校関係者の実施について平成 26 年度学校関係者は 文部科学省が策定した 専修学校における学校ガイドライン に沿って実施した 学校自己点検報告書 ( 平成 25 年度 ) について 当校に関係の深い 3 名の委員 ( 委員名簿記載 ) にしていただいた 委員には 学校運営状況をまとめた資料を

文部科学省では 被災者の生活再建に関連して 就学援助のほか 教員やスクールカウンセラー ボランティアの配置を充実することにより 子供たちの学習支援や心のケアに向けた対応を行っています 被災児童生徒就学支援等事業 (H30 予算額 ( 案 ) 52 億円 (H29 予算額 62 億円 )) 東日本大震

新設 拡充又は延長を必要とする理⑴ 政策目的 地震等の災害からの復旧に際して 公的補助が公立学校に比べて少なく 自主財源の確保が求められる私立学校にとって 寄附金収入は極めて重要な財源である 災害時には 大口の寄附だけでなく 広く卒業生や地域住民を中心に 義援金 募金という形で小口の寄附を集める必要

<4D F736F F D A8D CA48F43834B C E FCD817A E

学生の中途退学や休学等の状況について

09 平成27年度概算要求 私学助成関係の説明

資料2-3 私立高校生への各都道府県における支援制度

資料2  これからの専修学校教育の振興のあり方について(報告)

06-4 平成26年度概算要求説明資料4

06-2 平成28年度概算要求の説明2

令和元年度神奈川県私立高校生等奨学給付金のお知らせ < 県外学校用 > 神奈川県では 私立高校生等の保護者の授業料以外の教育費の負担を軽減するため 返済不要の 高校生等奨学給付金 を支給しています 当制度は 授業料の負担を軽減する 就学支援金 とは別の制度です 年度ごとに申請が必要となりますので 対

. 実施方法 公表学校関係者評価の実施については 平成 8 年度に行われた 自己点検評価 を学校関係者評価委員の皆さまにご確認いただき 自己点検評価の各項目に対するご意見と評価を取りまとめました また 評価結果については 今後の各校における教育活動や学生指導等 学校運営の改善に活かすとともに教育水準

分野における高度な知識 技術に触れながら実務能力を高めることは 課題解決 探求能力 実行力といった 社会人基礎力 や 基礎的 汎用的能力 などの社会人として必要な能力を高め 自主的に考え行動できる人材の育成にもつながる また 企業等の現場において独創的な技術やノウハウ等がもたらすダイナミズムを目の当

本要望に対応する縮減案 ページ 2 2

PowerPoint プレゼンテーション

TSRマネジメントレポート2014表紙

参考資料2 高等教育の無償化に係る参考資料

学校運営 専修学校設置基準及び職業実践専門課程の認定要件に沿った適切な運営がなされているか運営組織や意思決定機能は 規則等において明確化されているか 有効に機能しているか 適切 4 ほぼ適切 やや不適切. 不適切 教務 財務等の組織整備など意思決定システムは整備されているか 4 目的等に沿った事業計

Microsoft Word (下線あり)新旧対象(大学評価基準)(31年度実施分)

Taro-00-1_27'要求index

令和元年度公開プロセス

<4D F736F F F696E74202D EF8B638E9197BF82CC B A6D92E894C5816A E >

ICT による新しい学び 急速な情報通信技術 (ICT) の進展やグローバル化など 変化の激しい社会を生きる子供たちに 確かな学力 豊かな心 健やかな体の調和のとれた 生きる力 を育成することがますます重要になってきています 2

Microsoft Word - 医療学科AP(0613修正マスタ).docx

< F2D EE888F8288FA48BC E6A7464>

Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

大学と学生第549号広島大学におけるアクセシビリティ支援と人材育成プログラム_広島大学(岡田 菜穂子)-JASSO

資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要)

「諸外国の大学教授職の資格制度に関する実態調査」1

資料1 骨子案(たたき台) 

「標準的な研修プログラム《

平成18年度標準調査票

平成30年度学校組織マネジメント指導者養成研修 実施要項

_1

(1) 当該団体が法人格を有しているか 又は法人格のない任意の団体のうち次の1~2の要件を全て満たすもの 1 代表者の定めがあること 2 団体としての意思決定の方法 事務処理及び会計処理の方法 並びに責任者等を明確にした規約その他の規定が定められていること (2) 関係市町村との協議体制を構築してい

都道府県別私立高校生への授業料等支援制度

JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1

( 給付の対象から除外する場合 ) 第 4 条前条の規定にかかわらず 次の各号のいずれかに該当する場合は 給付の対象から除外する (1) 高校生等が 児童福祉法による児童入所施設措置費等国庫負担金について ( 平成 11 年 4 月 30 日厚生省発児第 86 号厚生事務次官通知 ) による措置費等

参考資料 障害者の生涯を通じた多様な学習活動の充実について(1/2)

PowerPoint プレゼンテーション

平成13年度税制改正(租税特別措置)要望事項(新設・拡充・延長)

企業の人材確保支援 中小企業人材支援センターによる採用 定着支援や 障がい者の雇用促進 企業の成長を担うプロ人材の採用支援等により 大阪産業を支える中小企業の人材確保を支援する 大阪働き方改革支援センターの人材確保支援の機能を強化し 大阪人材確保推進会議と協働して製造 運輸 建設の 3 分野を中心に

参考資料1_学術研究関連データ集

事務連絡 平成 26 年 4 月 23 日 各実施機関実施責任者殿 各実施機関事務連絡担当者殿 文部科学省科学技術 学術政策局 人材政策課 科学技術人材育成費補助金により雇用する研究者等に係る人件費の取扱いについて 旧科学技術振興調整費 ( 以下 旧調整費 という ) の課題を実施する研究者等の人件

PowerPoint プレゼンテーション

埼玉県理容美容専門学校自己評価結果書 ( 平成 25 年度 ) 1. 学校の教育目標 (1) 人格を陶冶し 教養を高め 豊かな人間性を育成する (2) 理容師 美容師に必要な専門技術並びに理論を習得させる (3) 職業を通じて社会の発展に貢献できる能力の育成と 技術の向上に努め 明日の業界を担い得る

H28秋_24地方税財源

45 宮崎県

施策の体系 本目標3 地域力と行政の連携がつくる人と地球に優しいまち179

<4D F736F F D F81798E9197BF94D48D A95CA8E B8CA782CC8EE691678FF38BB581698B6096B18B4C8DDA92F990B38CE3816A2E646

untitled

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

補足説明資料_教員資格認定試験

登録審査機関の審査ポイント

給付奨学生採用候補者の推薦に係る指針(ガイドライン)(平成30年5月11日)

社会通信教育に関する実態調査 報告書

病院等における耐震診断 耐震整備の補助事業 (1) 医療施設運営費等 ( 医療施設耐震化促進事業平成 30 年度予算 13,067 千円 ) 医療施設耐震化促進事業 ( 平成 18 年度 ~) 医療施設の耐震化を促進するため 救命救急センター 病院群輪番制病院 小児救急医療拠点病院等の救急医療等を担

私学振興のための施策 1,846 億 7,257 万円 ( 4 億 1,743 万円 0.2%) 基幹的補助である経常費補助をはじめ 施設整備補助や 保護者の経済的負担を軽減する事業等を実施 30 年度の主な取組 1 私立学校経常費補助 ( 幼稚園 小学校 中学校 高等学校 特別支援学校 通信制高等

資料1-1 「職業実践専門課程」の実態等に関する調査研究(最終報告資料)

平成28年度「全国キャリア・就職ガイダンス」留学生セッション資料_文部科学省学生・留学生課

資料 4-2 リカレント教育 厚生労働省人材開発統括官若年者 キャリア形成支援担当参事官室 1

< F2D318BB388E789DB92F682CC8AC7979D F >

(2) 熟練技能者等の派遣による若年技能者等に対する実技指導ものづくりマイスター対象職種以外の職種で企業等から実技指導の要請を受けた場合 熟練技能者等を派遣し実施します (3) 学校単位の製作実演のイベント熟練技能者等を小中学校 訓練施設等へ派遣し 製作実演 ものづくり体験等を行う ものづくり体験教

<4D F736F F F696E74202D E9197BF E58D6A82F093A582DC82A682BD95BD90AC E93788A548E5A97768B8182C982C282A282C42E >

(3) 支給限度 ( 就学支援金には 支給期間や単位数に上限があります ) 支援期間の上限 支援される単位の上限 全日制 36 月 (3 年 ) まで 定時制 48 月 (4 年 ) まで 年間 30 単位まで かつ 通算 74 単位まで 通信制 48 月 (4 年 ) まで 年間 30 単位まで

外国人留学生の就職促進について ( 外国人留学生の就職に関する課題等 ) 平成 29 年 6 月 文部科学省

1-澤田-インクル.indd

筑波大学の使命 筑波大学は その建学の理念に 変動する現代社会に不断に対応しつつ 国際性豊かにして かつ 多様性と柔軟性とを持った新しい教育 研究の機能及び運営の組織を開発 し 更に これらの諸活動を実施する責任ある管理体制を確立する と掲げ 我が国における大学改革の先導的役割を果たす 研究力開学以

Microsoft PowerPoint 修正「外国人留学生の受け入れ・進路状況と日本語教育に関する調査」結果

平成 31 年度予算案 の概要について 平成 30 年 12 月 人材開発統括官

目 次 1 実施方針策定の趣旨 P. 1 2 振興計画に基づく取組みと求められる対応 P. 1 (1)Ⅰ 期期間中の取組み (2) 新制度のもと求められる対応 3 当面の実施方針 P. 2 (1) 基本となる考え方 (2) 当面の実施方針 4 新制度のもとでの市立幼稚園 P. 3 (1) 市立幼稚園

九州大学学術情報リポジトリ Kyushu University Institutional Repository 九州大学百年史第 7 巻 : 部局史編 Ⅳ 九州大学百年史編集委員会 出版情報 : 九州大学百年史. 7, 2017

<4D F736F F D2091E BC6945C97CD8A4A94AD82CC CC90A7>

2909_5_youryou_gennmenn.doc

2016年度 事業計画書(第一次補正)

様式第 1 号 ( 第 3 条第 1 項 第 10 条第 項並びに第 11 条 1 項及び第 項関係 ) 別添 1 神奈川県知事 殿 平成 7 年 6 月日 高等学校等就学支援金受給資格認定申請書 収入状況届出書 高等学校等就学支援金の受給資格の認定を申請します 高等学校等就学支援金の支給に関して,

【資料2】社会教育主事講習の見直しについて【派遣社会教育主事制度とその現状】

P00041

6 市町村と連携した就職促進セミナー ( 総括 コーディネート ) 就職活動の進め方 履歴書の書き方 面接対策 等をテーマにしたセミナーを市町村等実施地区の関係者と協力 連携して実施 ( 県内 15 地区 ) 7 新入社員向け職場定着促進セミナー ( 総括 コーディネート ) 概ね入社後 1 年の若

2. 項目の達成及び取組状況 (1) 教育理念 目標 項目 ( = 適切 :4 ほぼ適切 :3 やや不適切 :2 不適切 :1) 学校の理念 目的 育成人材像は定められているか ( 専門分野の特性が明確になっているか ) 4 社会経済のニーズ等を踏まえた学校の将来構想を抱いているか 3 学校の理念

<4D F736F F D20906C8AD489C88A778CA48B8689C881408BB38A77979D944F82C6906C8DDE88E790AC96DA95572E646F6378>

地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(第7次地方分権一括法)の概要

Transcription:

専修学校教育の人材養成機能の向上 平成 29 年度専修学校関係予算 ( 案 ) 専修学校による地域産業中核的人材養成事業 新規 柔軟な制度的特性を生かしながら産業構造の変化や各地域のニーズ等に対応した実践的な職業教育を行う専修学校の人材養成機能の充実 強化を図るため 社会人向けの教育プログラムや特色ある教育カリキュラムの開発 効果的な産学連携教育の実施のためのガイドラインの作成 分野に応じた中長期的な人材育成に向けた協議体制の構築を進める < 事業での取組 > 教育プログラム等の開発 産学連携手法 ( 専修学校版デュアル教育 ) の開発 産学連携体制の整備 専修学校グローバル化対応推進支援事業 新規 専修学校への留学に関する総合的 戦略的な留学生施策の推進を図るため 諸外国における日本の専修学校の広報 優秀な外国人留学生の掘り起こし 日本語教育支援や修学支援 留学生の在籍管理 卒業後の国内への定着支援など 各地域における関係機関 団体との連携によるモデル体制の構築を進める 国費外国人留学生制度 ( ) は 28 年度予算額 16.8 億円 ( - ) 2.5 億円 ( - ) 7.6 億円 (7.6 億円 ) 専修学校教育の質保証 向上 職業実践専門課程等を通じた専修学校の質保証 向上の推進 職業教育の充実及び専修学校教育の質保証 向上を図るため 専修学校における研修体制づくり等の推進や 高校や企業等への効果的な情報発信の在り方について検討 検証を行うとともに 職業実践専門課程認定校を中心とした第三者評価の検証等の取組を進める 1.8 億円 (1.8 億円 ) 学びのセーフティネットの保障 専門学校生への効果的な経済的支援の在り方に関する実証研究事業 意欲と能力のある専門学校生が経済的理由により修学を断念することがないよう 専門学校生に対する経済的支援策について総合的な検討を進めるため 実証的な研究として経済的支援及びその効果検証等を行う 私立学校施設整備費補助金 補助対象 教育装置や学内 LAN 装置の整備 学校施設や非構造部材の耐震化工事 バリアフリー化工事 備蓄倉庫や自家発電設備の整備 太陽光発電導入工事 エコ改修工事 私立大学等研究設備整備費等補助金 補助対象 情報処理関係設備の整備 1.8 億円 (3.0 億円 ) 3.0 億円 (3.0 億円 ) 2.2 億円 (2.2 億円 ) 合 計 35.9 億円 (35.2 億円 ) < 東日本大震災や熊本地震からの復興関係 > 被災児童生徒就学支援等事業 東日本大震災復興特別会計 被災児童生徒就学支援等事業 ( 熊本地震対応分 ) 新規 62.0 5.6 億円の内数 億円の内数 上記のほか 高等学校等就学支援金 日本学生支援機構の奨学金事業等の中に 専修学校生を対象とした予算が含まれている 平成 28 年度予算の合計欄には 平成 29 年度予算案の 専修学校による地域産業中核的人材養成事業 に統合する 成長分野等における中核的専門人材養成等の戦略的推進 事業 (15.3 億円 ) 及び 専修学校版デュアル教育推進事業 (1.5 億円 ) 並びに平成 28 年度限りの事業である 専修学校留学生就職アシスト事業 (0.5 億円 ) 等の予算額を含めている 計数はそれぞれ四捨五入しているため 合計と一致しない

専修学校による地域産業中核的人材養成事業 平成29年度予定額 1,683百円 新規 趣旨 目的 柔軟な制度的特性を生かしながら産業構造の変化や各地域のニーズ等に対応した実践的な職業教 育を行う専修学校の人材養成機能を充実 強化し 地域産業の発展を支える中核的な人材養成機関 としての専修学校の役割の充実を図るため 社会人向けの教育プログラムや特色ある教育カリキュ ラムの開発 効果的な産学連携教育の実施のためのガイドラインの作成 分野に応じた中長期的な 人材育成に向けた協議体制の構築等を進める 教育機関 メニュー1 教育プログラム等の開発 ターゲット ① 社会人の学び直しの推進(学びやすい教育プログラムの開発 実証) eラーニングの積極的活用等による学び直し講座の開発等 地域版学び直し教育プログラムの開発 実証 ターゲット ② 高等専修学校の教育カリキュラムの特色化 特色ある教育推進のための教育カリキュラム 等の開発 実証 産業界 メニュー2 産学連携手法の開発 ターゲット ③ 産学連携による効果的な職業教育の実践 学習と実践を組み合わせて行う教育シス テムの構築 専修学校版デュアル教育の手法開発 メニュー3 産学連携体制の整備 ターゲット ④ 自立的 機動的な産学連携体制の構築 人材育成協議会の設置 産学 官の連携強化による実践的な教育の推進 行政機関

体制の整教育プロ( 事業の概要 ) グラム等の開発産学官連備携デザイン観光 I T メニュー 1 教育プログラム等の開発 趣旨 実践的な職業教育を行う専修学 eラーニングの積極活用等による学び直し講座の開設等 校等の学び直し機能の向上に向け 学び直し講座の開設促進や 社会 人が学びやすい教育プログラムの るため 専修学校において e ラーニングを積極的に活用 産開発を行う また 高等専修学校学( 専修学校高等課程 ) 等における実施する 新規メニュー / 委託事業 連特色ある教育を推進するためのカ携リキュラムの開発を行う 地域版学び直し教育プログラムの開発 実証法取組実施分野の例において 地元企業や業界団体等のニーズを踏まえた う 成長分野等における中核的専門人材養成等の戦略的推進 事業の継続メニュー 環境 エネルギー 農 業 畜 産 特色ある教育推進のための教育カリキュラム等の開発 実証 介護 看護保育医療 ファッション美容アニメ 漫画 の開発専修学校による地域産業中核的人材養成事業 ゲーム CG 社会基盤 専修学校を活用した社会人の学び直しを積極的に推進す したカリキュラム編成による学び直し講座の開設など 社会人の学び直しを推進するための方策について調査研究を 地域や業界団体 企業等の人材ニーズが高い分野における実践的な知識 技術 技能を修得するため 専修学校等 オーダーメード型教育プログラム の開発 実証等を行 高等専修学校等において 後期中等教育段階から高等教育や就業への継続性のある教育カリキュラムや 特別に配慮が必要な生徒等の特性を踏まえた支援体制 教育手法 ( 教育カリキュラムや就業支援等 ) の開発 実証を行う 成長分野等における中核的専門人材養成等の戦略的推進 事業の継続メニュー

専修学校による地域産業中核的人材養成事業教育プログラム等の開発産学連携 法の開発体制の整備産学官連携メニュー 2 産学連携手法の開発 趣旨 専修学校において これからの時代に求められるアクティブ ラーニングの在り方を見据え 学習と実践を組み合わせて行う効果的な教育手法を開発し 学校 産業界双方のガイドラインとして作成 共有化することにより 質保証 向上を図りつつ 実効的 組織的な産学協同による教育体制を構築する 修学事前 事後学習手順専校企業と学校のマッチング 指導 評価手順 産学連携の下で 学習と実践を組み合わせて行う効果的な教育手法を開発 確立し 標準モデルとしてパッケージ化 ( ガイドライン策定 ) 各専修学校の産学連携教育の質向上 地元企業 業界団体 学習と実践を組み合わせて行う教育システム ( 専修学校版デュアル教育 ) の構築 工農業医療衛生福祉社会教育実務商業家政服飾教養コーオプ教育 文化業既存のカリキュラム内 学生評価指標 知的財産権の扱い 要素抽出 類型化 (H28) 学校内実習共同プロジェクト等 実証 体系化 (H29-) 既存のカリキュラム外 学生受入手順 保険の扱い

専修学校による地域産業中核的人材養成事業教育プログラム等の開発産学連携 法の開発体制の整備産学官連携メニュー 3 機動的な産学連携体制の整備 趣旨 我が国の専修学校群が 自由度の高い制度特性を生かしながら 変化する社会ニーズに的確に応え その役割を果たしていくことを支援する 専修学校と産業界 行政機関等を構成員とする協議会において 各分野における人材育成の在り方を検討し 各専修学校における教育内容の改編 充実につなげるとともに 持続可能な協議体制の整備を促す ( 事業の概要 ) 専修学校 産業界 行政機関等が特定の分野の中長期的な人材育成について協議し 各専修学校の教育カリキュラムに反映し 教育内容の改編 充実を実施する 新規メニュー / 委託事業 全国版人材育成協議会の設置 ( 分野別 ) 2 箇所 地域版人材育成協議会の設置 ( 分野別 ) 12 箇所 代表機関となる専修学校又は専修学校振興団体に委託し実施 平成 29 年度のメインターゲット 行政機関 専修学校 全国版の人材育成協議会 ( 分野 ) 企業 業界団体 P D 分野別の人材育成協議会の取組 (PDCA +α) 最新の産業動向や業界ニーズ把握 共有 ニーズを踏まえた具体的な教育機会の提供 専修学校 専修学校 C 効果的な教育体制 手法の検証 地域版の人材育成協議会 行政機関 ( 分野 ) 企業 業界団体 地域版の人材育成協議会 行政機関 ( 分野 ) 企業 業界団体 A 時代に応じ適時に教育手法等の改善がなされるプロセスの確立 分野横断的な連携 情報共有を実施する連絡協議会 α 組織の自立化に向けた検討 等

景過去の取組 成果課題日本学生支援機構 外国人留学生在籍状況調査 事業内容取組背専修学校グローバル化対応推進支援事業 平成 29 年度予定額 :252 百円 新規 [ 日本再興戦略 ( 平成 25 年 6 月 14 日閣議決定 )]( 抜粋 ) 第 Ⅱ.3つのアクションプラン 2. 雇用制度改革 人材力の強化 7グローバル化等に対応する人材力の強化優秀な外国人留学生についても 2012 年の14 人から 2020 年までに 30 人に倍増させること ( 留学生 30 人計画 の実現 ) を目指す 専修学校留学生就職アシスト事業 (~H28) Ⅰ 専修学校広報資料 ( 約 10か国語 ) 留学生の急増への対応 受入れ分野拡大の可能性 ( 介護分野等 ) 各地域における留学生の戦略的受入れに向けた体制整備 諸外国における日本の専修学校の広報 優秀な外国人留学生の掘り起こし 日本語教育支援や修学支援 留学生の在籍管理 卒業後の国内への定着支援など 専修学校への留学に係る入口から出口に至るまでの総合的 戦略的な留学生施策の推進について 各地域における関係機関 団体との連携によるモデル体制を構築する 主な取組 留学生就職相談会等 受入れ手引書作成 (H28) 非漢字圏の留学生増加 ( ヘ トナム, ネハ ール等 ) 実態把握 共有 戦略的推進のためのターゲット国 分野特定 諸外国における専修学校の広報 周知 留学生掘り起こし 非漢字圏の留学生の日本語指導と専修学校との接続 国内企業とのマッチング 定着支援 教職員 企業担当者の受入対応能力向上のための研修 等 等 受入拡大 [ 日本再興戦略 ( 平成 28 年 6 月 2 日閣議決定 )]( 抜粋 ) ii) 高等教育等を通じた人材力の強化 専修学校についても グローバル化に対応した人材育成のための留学生受入れ促進等に関する方策や 職業実践専門課程 の実績検証等を含めた専修学校教育の在り方について 本年度中に検討し 産業界のニーズを踏まえた専修学校の専門人材の育成機能の強化と質の保証 向上を図るために必要な制度的措置等を来年度までに講じる 専修学校 ( 専門課程 ) の外国人留学生の増加 入口から出口に至るまでの連携体制構築 外国の教育機関等 専修学校 協議会 日本語教育機関 H23 25,463 産業界 H24 H25 24,092 24,586 H26 29,227 H27 留学状況調査実施 分析 広報ツールの更新 改善 38,654 新たな課題にも対応した総合的 戦略的な留学生施策推進の必要性 Ⅱ 継続的な実態把握等 専修学校の外国人留学生の留学動向やその後の就職状況 並びに日本人学生の留学状況について 全国的な調査を実施するとともに 広報ツールを更新する 等

職業実践専門課程等を通じた専修学校の質保証 向上の推進 ( 前年度予算額 :183 百円 ) 平成 29 年度予定額 :181 百円 < 背景 経緯 > 平成 28 年 5 月 ~:[ これからの専修学校教育の振興のあり方検討会議 ] 専修学校制度の目的 役割を踏まえつつ 専修学校固有の課題等への対応を図る観点から 専修学校教育の振興に関する総合的な検討を行う 平成 28 年 6 月 :[ 日本再興戦略改訂 2016( 平成 28 年 6 月 2 日閣議決定 )] 専修学校についても グローバル化に対応した人材育成のための留学生受入れ促進等に関する方策や 職業実践専門課程 の実績検証等を含めた専修学校教育の在り方について 本年度中に検討し 産業界のニーズを踏まえた専修学校の専門人材の育成機能の強化と質の保証 向上を図るために必要な制度的措置等を来年度までに講じる < 事業の内容 > 点線枠部分は新規項目 調査研究協力者会議等の開催 専修学校の質保証 向上に関する調査研究協力者会議職業実践専門課程の実態調査等に基づく検証等により 専修学校の質保証 向上の推進に向けた方策の検討を行う調査研究協力者会議を開催する 専修学校教育研究協議会専修学校の運営改善に向けた取組等に関する研究等を行う協議会を開催する 社会のニーズに応える効果的な情報発信の推進高校や企業などを意識した効果的な情報集約 情報発信等の在り方について検討を行い 広報ツールの開発等を行う 職業実践専門課程等の充実に向けた取組の推進 教員の資質能力向上の取組職業実践専門課程の教員の指導力等の向上に資する研修プログラムを開発するとともに その成果を普及する 第三者評価の研究等を通じた質保証 向上の推進第三者評価について 認定校を中心として 分野ごとの課題等を取りまとめつつ 各分野関係団体や企業等が参画し 第三者評価の試行 検証を進め その普及 拡大のための取組を実施する また 分野横断的な第三者評価の基準や評価体制等の在り方についても検証を進め 標準的な評価モデルの構築を目指す 学校評価の充実 情報公開等の促進に資する取組 学校評価ガイドライン を踏まえた 情報公開の手引き ( 平成 28 年度開発予定 ) に係る視聴覚教材を作成し その活用を含めた研修等を各地で実施する体制づくりを進め 学校評価の充実を図る 質保証 向上のための実態調査産業界との連携による教育課程の編成等の実施状況や 卒業生の企業内における評価など 職業実践専門課程に係る実態調査を行うとともに 認定効果の比較分析等のため 非認定の専門課程や高等課程等を含めた専修学校に関する実態調査を実施することにより 専修学校の一層の質保証 向上につなげる 職業教育の充実, 専修学校の質保証 向上

趣旨 目的 専門学校生への効果的な経済的支援の在り方に関する実証研究事業 ( 前年度予算額 :305 百円 ) 平成 29 年度予定額 :181 百円 意欲と能力のある専門学校生が経済的理由により修学を断念することがないよう 専門学校生に対する経済的支援策について総合的な検討を進めるため 教育機会を確保するための取組 公費投入についての教育的効果の検証や効果的な修学支援の検証等について実証的な研究を行う 実施期間 平成 27 年度 ~29 年度 対象 都道府県 調査研究機関 国 ( 文部科学省 ) 委託 調査研究機関 データに基づき 施策効果等の分析 検証 生活行動の変化分析 進路実現の分析 効果的な経済的支援策の在り方検討等 連携 データ集約委託都道府県 1. 専門学校生に対する修学支援 修学支援アドバイザーの配置 財政的生活設計に対する助言 学生生活相談 就職相談( 特に出身地や学校所在地における就職 ) 経済的困難な生徒からの情報収集等 2. 専門学校生に対する経済的支援 3. 支援効果等に係る基礎データ収集中途退学や就職内定率等のデータ収集等 全ての専門学校から基礎データを収集する 協力者の指定 支援 報告 私立専門学校 経済的に修学困難な生徒 ( 協力者 ) 経済的支援の要件 経済的に修学困難 ( 生活保護世帯及びそれに準ずる世帯 ) アンケート等への協力 職業目標達成に向けた講義等の受講 成果報告 支援対象の生徒が在籍する専門学校の要件 生徒への学校独自の授業料等減免の実施 専門学校が実施する授業料等負担軽減に関する情報の公開 質保証 向上に関する取組 ( 学校評価 ) 等 専門学校生への修学支援の推進

経済的支援を実施する上での生徒 専門学校の要件 生徒の経済的要件 生徒が在籍する専門学校の要件 次に掲げるいずれかの世帯の生徒であること 1 生活保護世帯の生徒 2 市町村民税所得割非課税世帯の生徒 3 所得税非課税世帯の生徒 4 保護者等の倒産 失職などにより家計の急変した世帯の生徒 次に掲げる要件をすべて満たす専門学校であること 1 私立専修学校専門課程 ( 専門学校 ) であること 2 経済的理由により修学困難な生徒を対象とした授業料減免を実施していること 3 経済的支援の概要等や財務会計に関する書類を公開していること 4 学校評価 ( 自己評価 ) を実施し その結果を公表していること等 経済的支援の金額及びイメージ図 支援金の額は 専門学校が実施した授業料減免額を基礎として算定した金額の 2 分の 1 以内とする ただし 1 年間の授業料に充てる支援金の上限額は専門学校が学則等で定める授業料の 4 分の 1 の金額を超えないものする 生徒にとって減免される額 学校の減免額 委託費による支援額 学校が減免した額の 2 分の 1 以内の額 生徒の負担額 委託費支援前の生徒の元負担額 ( 支援の対象となる経費 ) 例 : 授業料が 100 円 支援上限額 (1/4)=25 円 の場合 パターン1 学校が実施した授業料減免額の2 分の1が支援上限額を超えないパターン学校が40 円 (A) の授業料減免を行った場合に 40 円の2 分の1の金額である20 円 (B) を委託費により支援し 生徒の負担額を60 円 (C) から40 円 (D) に軽減 学校の減免額 (A) 委託費による支援額 (B) 生徒の負担額 (D) 40 授業料 :100 円 20 委託費支援前の生徒の元負担額 (C) パターン 2 学校が実施した授業料減免額の 2 分の 1 が支援上限額を超えるパターン 学校が60 円 (A) の授業料減免を行った場合に 60 円の2 分の 1である30 円が支援上限額を超えるため 支援上限額である25 円 (B) を委託費により支援し 生徒の負担額を40 円 (C) から15 円 (D) に軽減生徒の授業料 :100 円負担額学校の減免額 (A) 委託費による支援額 (B) (D) 60 25 40 15 委託費支援前の生徒の元負担額 (C)