⑷ 収用等に伴い代替資産を取得した場合の課税の特例について 次の措置を講ずることとする ( 租税特別措置法施行令第 22 条 第 39 条関係 ) 1 第一種市街地再開発事業の施行による個別利用区内の宅地への権利変換を希望しない旨の申出に基づき補償金を取得する場合において 本特例の適用対象となるやむ

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目 次 問 1 法人税法における当初申告要件及び適用額の制限に関する改正の概要 1 問 2 租税特別措置法における当初申告要件及び適用額の制限に関する改正の概要 3 問 3 法人税法における当初申告要件 ( 所得税額控除の例 ) 5 問 4 法人税法における適用額の制限 ( 所得税額控除の例 ) 6

注 1 認定住宅とは 認定長期優良住宅及び認定低炭素住宅をいう 注 2 平成 26 年 4 月から平成 29 年 12 月までの欄の金額は 認定住宅の対価の額又は費用の額に含まれる消費税等の税率が 8% 又は 10% である場合の金額であり それ以外の場合における借入限度額は 3,000 万円とする

1 特定口座に受け入れることができる上場株式等の範囲に 居住者等が取得した特定譲渡制限付株式等で 特定口座 ( 当該特定譲渡制限付株式等がその取得の日から引き続き当該居住者等の特定口座を開設する金融商品取引業者等の営業所に開設されている特定口座以外の口座で管理されている場合における当該特定口座に限る

平成23年度税制改正の主要項目

法人会の税制改正に関する提言の主な実現事項 ( 速報版 ) 本年 1 月 29 日に 平成 25 年度税制改正大綱 が閣議決定されました 平成 25 年度税制改正では 成長と富の創出 の実現に向けた税制上の措置が講じられるともに 社会保障と税の一体改革 を着実に実施するため 所得税 資産税についても

(1) 相続税の納税猶予制度の概要 項目 納税猶予対象資産 ( 特定事業用資産 ) 納税猶予額 被相続人の要件 内容 被相続人の事業 ( 不動産貸付事業等を除く ) の用に供されていた次の資産 1 土地 ( 面積 400 m2までの部分に限る ) 2 建物 ( 床面積 800 m2までの部分に限る

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スライド 1

収益事業開始届出 ( 法人税法第 150 条第 1 項 第 2 項 第 3 項 ) 1 収益事業の概要を記載した書類 2 収益事業開始の日又は国内源泉所得のうち収益事業から生ずるものを有することとなった時における収益事業についての貸借対照表 3 定款 寄附行為 規則若しくは規約又はこれらに準ずるもの

Microsoft Word 連発1923号 税制改正関連法案について(お知

の範囲は 築 20 年以内の非耐火建築物及び築 25 年以内の耐火建築物 ((2) については築 25 年以内の既存住宅 ) のほか 建築基準法施行令 ( 昭和二十五年政令第三百三十八号 ) 第三章及び第五章の四の規定又は地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして定める基準に適合する一定の既存

平成 28 年度税制改正の概要 1. 復興特区関係 * (1) 機械等に係る特別償却等の特例措置の5 年延長及び要件の緩和 * 要件緩和 : 建築物整備事業 ( テナント建物 ) の構造要件について まちなか再生計画に位置付けられた場合には 非耐火構造でも対象となるよう緩和 (2) 被災雇用者等を雇

投資法人の資本の払戻 し直前の税務上の資本 金等の額 投資法人の資本の払戻し 直前の発行済投資口総数 投資法人の資本の払戻し総額 * 一定割合 = 投資法人の税務上の前期末純資産価額 ( 注 3) ( 小数第 3 位未満を切上げ ) ( 注 2) 譲渡収入の金額 = 資本の払戻し額 -みなし配当金額

「図解 外形標準課税」(仮称)基本構想

第2編 旅客営業 第4章 乗車券類の効力

住宅取得等資金の贈与に係る贈与税の非課税制度の改正

改正された事項 ( 平成 23 年 12 月 2 日公布 施行 ) 増税 減税 1. 復興増税 企業関係 法人税額の 10% を 3 年間上乗せ 法人税の臨時増税 復興特別法人税の創設 1 復興特別法人税の内容 a. 納税義務者は? 法人 ( 収益事業を行うなどの人格のない社団等及び法人課税信託の引

税額控除限度額の計算この制度による税額控除限度額は 次の算式により計算します ( 措法 42 の 112) 税額控除限度額 = 特定機械装置等の取得価額 税額控除割合 ( 当期の法人税額の 20% 相当額を限度 ) 上記算式の税額控除割合は 次に掲げる区分に応じ それぞれ次の割合となります 特定機械

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平成16年版 真島のわかる社労士

給与所得控除額の改正前後の比較 改正前 改正後 給与等の収入金額給与所得控除額給与等の収入金額給与所得控除額 180 万円以下 収入金額 40% 65 万円に満たない場合は 65 万円 180 万円以下 収入金額 40%-10 万円 55 万円に満たない場合は 55 万円 180 万円超 360 万

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6 課税上の取扱い日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは 下記のとおりです なお 税法等の改正 税務当局等による解釈 運用の変更により 以下の内容は変更されることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては異なる取扱いが行われることがあります (1)

1 繰越控除適用事業年度の申告書提出の時点で判定して 連続して 提出していることが要件である その時点で提出されていない事業年度があれば事後的に提出しても要件は満たさない 2 確定申告書を提出 とは白色申告でも可 4. 欠損金の繰越控除期間に誤りはないか青色欠損金の繰越期間は 最近でも図表 1 のよ

租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) 第十条の二 第四十二条の五 第六十八条の十 租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) ( 高度省エネルギー増進設備等を取得した場合の特別償却又は所得税額の特別控除 ) 第十条の二青色申告書を提出する個人が 平成三十年四月一日 ( 第二号及

問題 1 1 問題 1 1 納税義務者 相続税の納税義務者及び課税財産の範囲 課税価格 1 納税義務者 ⑴ 次に掲げる者は 相続税を納める義務がある 1 居住無制限納税義務者 ( 法 1 の 3 1 一 ) 相続又は遺贈により財産を取得した個人でその財産を取得した時において法施行地に住所を有するもの

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⑷ 納税猶予の打ち切り P. 49 Q. 納税猶予の対象の農地を売却する場合 納税猶予が打ち切られてしまうのですか ⑸ 市町村合併と納税猶予 P. 54 Q.B 町が平成 3 年 1 月 1 日現在特定市であるA 市に合併される場合 旧 B 町の農地等は生産緑地の指定を受けていないと納税猶予の特例は

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平成 31 年度 税制改正の概要 平成 30 年 12 月 復興庁

Microsoft Word - 最新版租特法.docx

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5 配偶者控除等 配偶者控除 配偶者特別控除 扶養控除及び勤労学生控除の合計所得金額の要件 について 一律 10 万円ずつ引き上げられます 6 青色申告特別控除正規の簿記の原則により記帳している者に係る控除額が 55 万円に引き下げられ 正規の簿記の原則により記帳し かつ e5tax 等により確定申

2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月

【表紙】

2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月

第 5 章 N

障財源化分とする経過措置を講ずる (4) その他所要の措置を講ずる 2 消費税率の引上げ時期の変更に伴う措置 ( 国税 ) (1) 消費税の軽減税率制度の導入時期を平成 31 年 10 月 1 日とする (2) 適格請求書等保存方式が導入されるまでの間の措置について 次の措置を講ずる 1 売上げを税

土地の譲渡に対する課税 農地に限らず 土地を売却し 譲渡益が発生すると その譲渡益に対して所得税又は法人税などが課税される 個人 ( 所得税 ) 税額 = 譲渡所得金額 15%( ) 譲渡所得金額 = 譲渡収入金額 - ( 取得費 + 譲渡費用 ) 取得後 5 年以内に土地を売却した場合の税率は30

所得税関係 ( 住宅ローン控除の特例 ) の改正 ⑵ 震災税特法の制度 ( 適用期間の特例 ) の概要東日本大震災によって被害を受けたことにより 住宅ローン税額控除の適用を受けていた家屋 ( 以下 従前家屋等 といいます ) を居住の用に供することができなくなった居住者については その居住の用に供す

2. 中小企業のための主な優遇制度 注 : 各項目に付記している番号は 関連する参考資料です 番号に対応する資料名などは 5~6 ページに掲載していますのでご参照ください [1] 中小法人等 に適用される主な優遇制度 紙面の都合により ここでは制度の種類と それに関連する参考資料の番号を紹介していま

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●租税特別措置の適用状況の透明化等に関する法律案

所得税確定申告セミナー

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二法人税法施行規則第六十一条の三第一号ロ及びハ並びに第二号ロ及びハ並びに第六十一条の五第一号ハ及びヘ並びに第二号ハ及びヘに掲げる勘定科目内訳明細書ホ別表に掲げる明細書 ( 当該明細書に記載されている事項又は記載すべき事項の内訳に係る部分に限る ) 四省令第五条第二項の規定により同項に規定する添付書面

る 1 減価補償金を交付すべきこととなる被災市街地復興土地区画整理事業において 公共施設の整備改善事業の用に供するために土地等が地方公共団体等に買い取られる場合 2 第二種市街地再開発事業の用に供するために土地等が地方公共団体等に買い取られる場合 (3) 特定住宅被災市町村の区域内にある土地等が 国

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( 相続時精算課税適用者の死亡後に特定贈与者が死亡した場合 ) (6) 相続時精算課税適用者 ( 相続税法第 21 条の9 第 5 項に規定する 相続時精算課税適用者 をいう 以下 (6) において同じ ) の死亡後に当該相続時精算課税適用者に係る特定贈与者 ( 同条第 5 項に規定する 特定贈与者

 


( ロ ) 出資等減少分配に係る税務個人投資主が本投資法人から受取る出資等減少分配 ( 所得税法第 24 条に定めるものをいいます 以下 本 ( ロ ) 出資等減少分配に係る税務 において同じです ) のうち本投資法人の税務上の資本金等の額に相当する金額を超える金額がある場合には みなし配当 ( 計

投資主が受け取る配当等の額については 原則どおり配当等の額を受け取る際に20%( 所得税 )( 平成 25 年 1 月 1 日から平成 49 年 12 月 31 日までは復興特別所得税とあわせて20.42%) の税率により源泉徴収された後 総合課税の対象となります ( ロ ) 出資等減少分配に係る税

非課税上場株式等管理に関する約款 第 1 条 ( 約款の趣旨 ) この約款は お客さまが租税特別措置法第 9 条の8に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得の非課税および租税特別措置法第 37 条の14に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る譲渡所得等の非課税の特例 ( 以下 非課税

(2) 青色申告書を提出する中小企業者等 ( 平成 3 年 4 月 日以後開始する事業年度については 適用除外事業者 ( 注 4) を除く ) が 平成 30 年 4 月 日から平成 33 年 3 月 3 日までの間に開始する各事業年度において 国内雇用者に対して給与等を支給する場合に継続雇用者給与


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平成27年度税制改正要望結果について

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松戸市市税条例等の一部を改正する条例 ( 松戸市市税条例の一部改正 ) 第 1 条松戸市市税条例 ( 平成 27 年松戸市条例第 12 号 ) の一部を次のように改正する 第 11 条中 及び第 2 号 を 第 2 号及び第 5 号 に それぞれ当該各号 を 第 1 号から第 4 号まで に改め 掲

3. 住宅税制 消費税率の引上げに伴う一時の税負担の増加による影響を平準化し 及び緩和する観 点から 住宅税利について以下のとおり所要の措置を講じます 住宅ローン減税を平成 26 年 1 月 1 日から平成 29 年末まで 4 年間延長し その期間のうち平成 26 年 4 月 1 日から平成 29

13. 平成 29 年 4 月に中古住宅とその敷地を取得した場合 当該敷地の取得に係る不動産取得税の税額から 1/2 に相当する額が減額される 14. 家屋の改築により家屋の取得とみなされた場合 当該改築により増加した価格を課税標準として不動産 取得税が課税される 15. 不動産取得税は 相続 贈与

申告所得税関係 手続名 帳票名平成年分セルフメディケーション税制の明細書 ( 次葉 ) 特定証券投資信託に係る配当控除額の計算書 平成 年分給与所得の源泉徴収票 ( 平成 28 年以降用 ) 平成 年分特定口座年間取引報告書 ( 平成 28 年以降用 ) 平成 年分公的年金等の源泉徴収票 ( 平成

平成20年2月

Microsoft Word - 02手引(説明).doc

[2] 株式の場合 (1) 発行会社以外に譲渡した場合株式の譲渡による譲渡所得は 上記の 不動産の場合 と同様に 譲渡収入から取得費および譲渡費用を控除した金額とされます (2) 発行会社に譲渡した場合株式を発行会社に譲渡した場合は 一定の場合を除いて 売却価格を 資本金等の払戻し と 留保利益の分

やさしい税金教室

労働基準法が改正されます

平成23年度税制改正大綱(閣議決定)における要望実現項目

Z-64-A 簿記論〔第一問〕-解 答-


内に 耐火建築物以外の建物についてはその購入の日以前 20 年以内に建築されたものであること 地震に対する安全上必要な構造方法に関する技術的基準又はこれに準ずるものに適合する一定の中古住宅 を 平成 17 年 4 月 1 日以降に取得した場合には 築年数に関係なく適用が受けられます (56ページ 一

契約をするとき 契約書に貼る印紙税不動産取引で取り交わす契約書は 印紙税の対象となります 具体的には 不動産の売買契約書や建物の建築請負契約書 土地賃貸借契約書 ローン借入時の金銭消費貸借契約書等がこれに当たります 印紙税の額は 契約書に記載された金額によって決定されます 原則として 収入印紙を課税

この特例は居住期間が短期間でも その家屋がその人の日常の生活状況などから 生活の本拠として居住しているものであれば適用が受けられます ただし 次のような場合には 適用はありません 1 居住用財産の特例の適用を受けるためのみの目的で入居した場合 2 自己の居住用家屋の新築期間中や改築期間中だけの仮住い

情報通信機器等を取得した場合等の所得税額の特別控除に関する明細書 ( 本表 ) 情報通信機器等に係る繰越税額控除限度超過額の計算上控除される金額に関する明細書 ( 付表 ) 政党等寄附金特別控除額の計算明細書 国庫補助金等の総収入金額不算入に関する明細書 返品調整引当金に関する明細書 退職給与引当金

平成 31 年度税制改正に関する内閣府主管項目のポイント 1 子ども 子育て支援の推進 子ども 子育て支援における制度の見直しに伴う税制上の所要の措置 ( 国税 地方税 ) 経済財政運営と改革の基本方針 ( 平成 30 年 6 月 15 日閣議決定 ) において 3 歳から 5 歳まで (0 歳から

法人税 結婚 子育て資金の一括贈与に係る贈与税の非課税措置の創設教育資金贈与の見直し非上場株式等に係る贈与税 相続税の納税猶予制度の見直し法人税率の引き下げについて 個人 (20 歳以上 50 歳未満の者に限る 以下 受贈者 という ) の結婚 子育て資金の支払に充てるためにその直系尊属 ( 以下

上場株式等の配当等に対する課税

Microsoft Word 役立つ情報_税知識_.doc

スライド 1

相続税計算 例 不動産等の評価財産の課税評価額が 4 億 8 千万円 生命保険金の受取額が 2 千万円 現金 預金等が 4 千万円 ローン等の債務及び葬式費用等が 3 千万円である場合の相続税を計算します 相続人は妻と 2 人の子供の 3 人です ( 評価額を計算するには専門知識を要します 必ず概算

土地建物等の譲渡損失は 同じ年の他の土地建物等の譲渡益から差し引くことができます 差し引き後に残った譲渡益については 下記の < 計算式 2> の計算を行います なお 譲渡益から引ききれずに残ってしまった譲渡損失は 原則として 土地建物等の譲渡所得以外のその年の所得から差し引くこと ( 損益通算 )

以下本人の給与収入速報 平成 29 年度税制改正解説所得課税 ~ 配偶者控除及び配偶者特別控除の見直し 2 配偶者の給与収入が 万円超 15 万円以下の場合の改正案の控除額及び改正前後の影響について 配偶者特別控除 配偶者の給与収入 万円超 15 万円 15 万円以上 11 万円 11 万円以上 1

第68回税理士試験 消費税法 模範解答(理論)

追録8pt.mcd

承認第03号-都市計画税条例の一部改正(専決処分)【確定】

5 適用手続 ⑴ 相続時精算課税の適用を受けようとする受贈者は 贈与を受けた財産に係る贈与税の申告期間内に 相続時精算課税選択届出書 ( 贈与者ごとに作成が必要 ) を贈与税の申告書に添付して 納税地の所轄税務署長に提出する ( 相法 21の92) なお 提出された当該届出書は撤回することができない

平成29年 住宅リフォーム税制の手引き 本編_概要

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税金のいろいろ所得税の計算の税金サラリーマン20 生活の税金株式の税金事業の税金不動産の税金贈与の税金相続の税金(2) 適用を受けるための主な要件 取得又は増改築等をした日から6か月以内に居住すること 住宅の床面積が50m 2 以上で取得又は増改築後の家屋の床面積の1/2 以上が居住用であること 中

に限る ) は その追徴すべき不足税額 ( 当該減額更正前に賦課した税額から当該減額更正に基因して変更した税額を控除した金額 ( 還付金の額に相当する税額を含む ) に達するまでの部分に相当する税額に限る 以下この項において同じ ) については 次に掲げる期間 ( 令第 4 8 条の9の9 第 4

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議案用 12P

e. 未成年者に係る少額上場株式等の非課税口座制度 ( ジュニア NISA) 未成年者に係る少額上場株式等の非課税口座制度に基づき 証券会社等の金融商品取引業者等に開設した未成年者口座において設定した非課税管理勘定に管理されている上場株式等 ( 平成 28 年 4 月 1 日から平成 35 年 12

法人税制改正詳解 CONTENTS はしがき 第 1 章平成 23 年 12 月改正 第 1 節 法人税率の引下げ 2 1 改正の趣旨及び内容 2 2 税率引下げの必要性 5 3 実効税率の計算への改正の影響 7 4 適用関係 8 5 実効税率と復興特別法人税との関係 8 6 法

Microsoft Word - 第58号 二世帯住宅の敷地にかかる小規模宅地等の特例

Transcription:

租税特別措置法施行令等の一部を改正する政令要綱 一租税特別措置法施行令の一部改正 ( 第 1 条関係 ) 1 個人所得課税 ⑴ 特定株式投資信託の要件について 収益の分配につき支払の取扱者を通じて交付を受ける者にあっては 受託者への個人番号の登録を要しないこととする ( 租税特別措置法施行令第 2 条関係 ) ( 注 ) 上記の改正は 配当等の支払の確定した日が平成 28 年 4 月 1 日以後である場合について適用する ( 附則第 3 条関係 ) ⑵ 次に掲げる書類については それぞれ次に定める個人番号の記載を要しないこととする ( 租税特別措置法施行令第 2 条の6 第 2 条の 14 第 2 条の 17 の2 第 2 条の 31 第 2 条の 32 第 25 条 第 25 条の4 第 25 条の6 第 25 条の 10 の4 第 25 条の 13 の2 第 25 条の 13 の8 関係 ) 1 財産形成非課税住宅 ( 年金 ) 貯蓄申込書及び財産形成非課税住宅 ( 年金 ) 貯蓄限度額変更申告書当該申込書を提出する者及び当該申込書を受理した勤務先等に係る賃金の支払者の個人番号 2 財産形成非課税住宅 ( 年金 ) 貯蓄申告書当該申告書を受理した勤務先等に係る賃金の支払者の個人番号 3 特定の事業用資産の買換えの場合の譲渡所得の課税の特例等の適用を先行取得した資産について受ける旨の届出書等当該届出書等を提出する者の個人番号 4 非課税口座移管依頼書及び未成年者口座移管依頼書等当該移管依頼書等を提出する者の個人番号 ( 注 ) 上記 1 2 及び4に掲げる書類については平成 28 年 4 月 1 日以後に提出又は受理するものについて適用し 上記 3に掲げる届出書等については平成 29 年 1 月 1 日以後に提出するものについて適用する ( 附則第 4 条 第 5 条 第 8 条 ~ 第 10 条関係 ) ⑶ 金融機関等の受ける利子所得等に対する源泉徴収の不適用について 適用対象となる金融機関の範囲に株式会社日本貿易保険を追加することとする ( 租税特別措置法施行令第 3 条の3 関係 ) ( 注 ) 上記の改正は 平成 29 年 4 月 1 日以後に支払を受けるべき利子等について適用する ( 附則第 6 条関係 )

⑷ 収用等に伴い代替資産を取得した場合の課税の特例について 次の措置を講ずることとする ( 租税特別措置法施行令第 22 条 第 39 条関係 ) 1 第一種市街地再開発事業の施行による個別利用区内の宅地への権利変換を希望しない旨の申出に基づき補償金を取得する場合において 本特例の適用対象となるやむを得ない事情によりその申出をしたと認められる場合を定める 2 適用対象から除かれる一定の補償金を取得する第一種市街地再開発事業の施行者である再開発会社の株主又は社員から除かれる株主又は社員に 指定宅地又はその使用収益権を有するものを加える ( 注 ) 上記の改正は 都市再生特別措置法等の一部を改正する法律の施行の日以後に補償金を取得する場合について適用する ( 附則第 8 条 第 22 条関係 ) ⑸ 換地処分等に伴い資産を取得した場合の課税の特例について 都市再開発法の権利変換により取得した施設建築物の一部を取得する権利等につき清算が行われた場合における現行の旧資産のうち譲渡等があったものとみなされる部分の計算方法及び変換取得資産の取得価額の計算方法に 権利変換により取得した個別利用区内の宅地又はその使用収益権に関するものを加えること等とする ( 租税特別措置法施行令第 22 条の3 第 22 条の6 第 39 条の2 第 39 条の 100 関係 ) ⑹ 居住用財産の譲渡所得の特別控除制度の特例について 適用対象となる被相続人居住用家屋の部分及び被相続人居住用家屋の敷地等の部分 地震に対する安全性に係る規定又は基準 適用前譲渡又は適用後譲渡が贈与等によるものである場合における当該適用前譲渡及び適用後譲渡の対価の額の算定方法の細目等を定めることとする ( 租税特別措置法施行令第 23 条関係 ) ⑺ 特定口座開設届出書の提出をする者の告知について 個人番号の告知を要しない者の範囲を定めることとする ( 租税特別措置法施行令第 25 条の 10 の 3 関係 ) ⑻ 非課税口座内の少額上場株式等に係る譲渡所得等の非課税等について 次の措置を講ずることとする ( 租税特別措置法施行令第 25 条の 13 関係 ) 1 非課税口座を開設している者が出国により非課税口座の廃止をする場合において その者が国外転出の予定日から起算して3 月前の日における有価証券等の価格により国外転出をする場合の譲渡所得等の特例の適用を受けるときは 非課税口座内上場株式等の払出し時の金額は 同日における有

価証券等の価格とする 2 非課税適用確認書の交付申請書の提出をする者の告知について 個人番号の告知を要しない者の範囲を定める ⑼ 未成年者非課税適用確認書の交付申請書の提出をする者の告知について 個人番号の告知を要しない者の範囲を定めることとする ( 租税特別措置法施行令第 25 条の 13 の8 関係 ) ⑽ 住宅借入金等を有する場合の所得税額の特別控除について エネルギーの使用の合理化に資する修繕又は模様替を適用対象に加える措置を適用期限の到来をもって廃止することとする ( 租税特別措置法施行令第 26 条関係 ) ( 注 ) 居住者が増改築等をした家屋を平成 28 年 1 月 1 日前にその者の居住の用に供した場合については なお従前の例による ( 附則第 11 条関係 ) ⑾ 特定の増改築等に係る住宅借入金等を有する場合の所得税額の特別控除の控除額に係る特例について 次の措置を講ずることとする ( 租税特別措置法施行令第 26 条の4 関係 ) 1 多世帯同居改修工事等に係る特例について 適用対象となる他の世帯との同居をするのに必要な設備の数を増加させるための増改築等の範囲及び要件その他必要な事項を定める 2 エネルギーの使用の合理化に資する修繕又は模様替を適用対象に加える措置を適用期限の到来をもって廃止する ( 注 ) 居住者が増改築等をした家屋を平成 28 年 1 月 1 日前にその者の居住の用に供した場合については なお従前の例による ( 附則第 12 条関係 ) ⑿ 特定一般用医薬品等購入費を支払った場合の医療費控除の特例について 適用対象となる取組及び一般用医薬品等を定めるとともに 特例の適用を受ける際に確定申告書に添付等をすべき書類の細目等を定めることとする ( 租税特別措置法施行令第 26 条の 27 の2 関係 ) ⒀ 公益社団法人等に寄附をした場合の所得税額の特別控除について 次の措置を講ずることとする ( 租税特別措置法施行令第 26 条の 28 の2 関係 ) 1 その実績判定期間にその公益目的事業費用等の額の合計額が1 億円に満たない事業年度 ( 以下 特定事業年度 という ) を有する公益社団法人及び公益財団法人 学校法人及び準学校法人 社会福祉法人並びに更生保護法人に係るいわゆるパブリック サポート テストの絶対値要件 ( 以下 絶対値要件 という ) における実績判定期間内の判定基準寄附者数が年平均

100 人以上とする要件の当該判定基準寄附者数は 特定事業年度における判定基準寄附者数に1 億を乗じてこれを当該公益目的事業費用等の額の合計額で除して計算する 2 公益社団法人及び公益財団法人並びに更生保護法人に係る絶対値要件について 実績判定期間内の各事業年度における当該判定基準寄附者からの寄附金の額の総額に12を乗じてこれを当該実績判定期間の月数で除して得た金額が30 万円以上であることを要件に加える 3 特例の対象となる国立大学法人 公立大学法人 独立行政法人国立高等専門学校機構及び独立行政法人日本学生支援機構の要件並びにこれらの法人に対する寄附金の要件を定める ⒁ 既存住宅に係る特定の改修工事をした場合の所得税額の特別控除について 適用対象となる多世帯同居改修工事等の範囲及び要件 控除額の計算の基礎となる多世帯同居改修工事等の標準的な費用の額等を定めることとする ( 租税特別措置法施行令第 26 条の28の5 関係 ) 2 法人課税 ⑴ エネルギー環境負荷低減推進設備等を取得した場合の特別償却又は特別税額控除制度について 対象となる非化石エネルギー源の利用に資する機械その他の減価償却資産の範囲を定めることとする ( 租税特別措置法施行令第 5 条の 4 第 27 条の5 関係 ) ⑵ 特定の地域において雇用者の数が増加した場合の特別税額控除制度について 特定地域基準雇用者数の細目を定めるとともに 組織再編成があった場合における基準雇用者数の計算等の基礎となる適用年度開始の日の前日における雇用者の数の計算について所要の整備を行うこととする ( 租税特別措置法施行令第 5 条の6 第 27 条の12 第 39 条の45の2 関係 ) ⑶ 認定地方公共団体の寄附活用事業に関連する寄附をした場合の特別税額控除制度について 本制度の税額控除限度額の計算上控除される金額である特定寄附金の支出について地方税法の規定により道府県民税及び市町村民税 ( 都民税を含む ) の額から控除される金額の細目等を定めることとする ( 租税特別措置法施行令第 27 条の12の2 第 39 条の45の3 関係 ) ⑷ 特定中小企業者等が経営改善設備を取得した場合の特別償却又は特別税額控除制度における認定経営革新等支援機関に準ずるものについて 都道府県農業

会議を除外した上 農業協同組合中央会を存続中央会とする規定の整備を行うこととする ( 租税特別措置法施行令第 5 条の6の2 第 27 条の12の3 関係 ) ⑸ 雇用者給与等支給額が増加した場合の特別税額控除制度について 特定の地域において雇用者の数が増加した場合の特別税額控除制度の適用を受ける事業年度において特別控除の対象となる雇用者給与等支給増加額から控除される金額の計算方法等を定めることとする ( 租税特別措置法施行令第 5 条の6の3 第 27 条の12の4 第 39 条の46 関係 ) ⑹ 特定地域における電気通信設備の特別償却制度について 対象となる特定電気通信設備の範囲を定めることとする ( 租税特別措置法施行令第 28 条の8 第 39 条の55 関係 ) ⑺ 障害者を雇用する場合の機械等の割増償却制度について 対象となる機械及び装置並びに工場用の建物及びその附属設備の範囲を定めるとともに 書類添付要件について所要の見直しを行うこととする ( 租税特別措置法施行令第 6 条の5 第 29 条 第 39 条の60 関係 ) ⑻ 倉庫用建物等の割増償却制度について 対象となる倉庫用の建物及びその附属設備並びに構築物の範囲を国土交通大臣が財務大臣と協議して指定するものとすることとする ( 租税特別措置法施行令第 8 条 第 29 条の6 第 39 条の65 関係 ) ⑼ 保険会社等の異常危険準備金制度について 次のとおり見直しを行うこととする ( 租税特別措置法施行令第 33 条の2 第 39 条の83 関係 ) 1 火災等協同組合が行う火災共済の洗替保証限度額等を正味収入共済掛金の45%( 現行 :60%) に 協同組合連合会が行う火災共済の洗替保証限度額等を正味収入共済掛金の60%( 現行 :75%) に それぞれ引き下げる 2 火災保険等及び火災共済に係る積立率の特例の適用期限を3 年延長する ⑽ 海外探鉱準備金制度における海外自主開発法人の要件について 次のとおり見直しを行うこととする ( 租税特別措置法施行令第 34 条 第 39 条の88 関係 ) 1 国内鉱業者等から20% 以上かつ国内鉱業者等及び共同出資法人から 25% 以上の出資又は長期の資金の貸付けを受けていること との要件について 国内鉱業者等からの長期の資金の貸付けを除外する 2 その国内鉱業者等の役員及びその国内鉱業者等又はその子会社の技術者が派遣されていること との要件について 役員に業務を執行する役員として派遣されているその国内鉱業者等の重要な使用人を加えるとともに

技術者から重要な使用人を除外する ⑾ 新鉱床探鉱費又は海外新鉱床探鉱費の特別控除制度について 控除限度額となる所得の金額から青色欠損金額等がその青色欠損金額等のうちその事業年度の所得の金額の計算上損金の額に算入される金額を超える部分の金額を控除することとする ( 租税特別措置法施行令第 35 条 第 39 条の89 関係 ) ⑿ 国家戦略特別区域における指定法人の課税の特例について 対象となる事業に係る所得の金額の計算の細目等を定めることとする ( 租税特別措置法施行令第 37 条 第 39 条の90の2 関係 ) ⒀ 交際費等の損金不算入制度における中小法人に係る損金算入の特例について 国際課税原則の見直しに伴い 外国法人が本特例の対象となるかどうかの判定方法の見直しを行うこととする ( 租税特別措置法施行令第 37 条の4 関係 ) ⒁ 土地の譲渡等がある場合の特別税率について 適用除外となる棚卸資産の譲渡の範囲に 防災街区計画整備組合が行う第一種市街地再開発事業による個別利用区内の宅地の譲渡を加えることとする ( 租税特別措置法施行令第 38 条の 4 関係 ) ⒂ 特定の資産の買換えの場合等の課税の特例における既成市街地等内における土地の計画的かつ効率的な利用に資する施策の実施に伴う土地等の買換えについて 都市再開発法の改正により第一種市街地再開発事業において設定されることとなる個別利用区内の宅地については 再開発会社が取得するものを買換資産の対象に含めないこととする ( 租税特別措置法施行令第 39 条の7 関係 ) ⒃ 社会保険診療報酬の所得の計算の特例について 対象となる事業年度から除外される事業年度の細目を定めることとする ( 租税特別措置法施行令第 39 条の24の2 第 39 条の122の2 関係 ) ⒄ 中小企業者等の少額減価償却資産の取得価額の損金算入の特例について 対象となる事務負担に配慮する必要がある中小企業者等の範囲を定めることとする ( 租税特別措置法施行令第 39 条の28 第 39 条の124 関係 ) ⒅ 中小企業者の事業再生に伴い特定の組合財産に係る債務免除等がある場合の評価損益等の特例における対象となる事実に係る再建計画の要件について 次のとおり見直しを行うこととする ( 租税特別措置法施行令第 39 条の28の2 第 39 条の124の2 関係 ) 1 その再建計画に定めるべき事項から再生債権の取得対価の額を除外する 2 その再建計画が 再生債権の取得対価の額が適正であることにつき確認

をする手続及びその確認をする者が定められた準則に従って策定されたものであることとする ⒆ 投資法人に係る課税の特例における事業年度終了の時において有する特定の資産の総資産に対する割合が2 分の1 超であることとの要件について 次の改正を行うこととする ( 租税特別措置法施行令第 39 条の32の3 関係 ) 1 特定の資産の範囲に再生可能エネルギー発電設備を含めることができる期間を再生可能エネルギー発電設備を最初に賃貸の用に供した日から20 年 ( 現行 :10 年 ) 以内に終了する各事業年度とする 2 特定の資産のうち匿名組合契約等に係る権利について 主として有価証券 不動産等に対する投資として運用することを約するものに限る ⒇ 特定投資信託に係る受託法人の課税の特例について 事業年度終了の時において有する特定の資産の総資産に対する割合が2 分の1 超であることとの要件における特定の資産のうち匿名組合契約等に係る権利を 主として有価証券 不動産等に対する投資として運用することを約するものに限ることとする ( 租税特別措置法施行令第 39 条の35の3 関係 ) 3 国際課税 ⑴ 国外関連者との取引に係る課税の特例等について 独立企業間価格を算定するために必要と認められる一定の書類の作成 保存等の義務が免除される国外関連取引の細目等を定めることとする ( 租税特別措置法施行令第 25 条の18 の3 第 26 条の28の7 第 39 条の12 第 39 条の12の3 第 39 条の33の4 第 39 条の112 第 39 条の126の4 関係 ) ⑵ 特定多国籍企業グループに係る国別報告事項の提供制度について 企業グループ 多国籍企業グループ 構成会社等及び最終親会社等の範囲の細目等を定めることとする ( 租税特別措置法施行令第 39 条の12の4 関係 ) ⑶ 内国法人等の特定外国子会社等に係る所得の課税の特例における適用除外基準について 特定外国子会社等が事務所 店舗 工場その他の固定施設を有している場合と同様の状況にある場合並びに特定外国子会社等が事業の管理 支配及び運営を自ら行っている場合と同様の状況にある場合の細目等を定めることとする ( 租税特別措置法施行令第 39 条の17 第 39 条の117 関係 ) 4 資産課税

⑴ 農地等に係る贈与税の納税猶予制度について 適用を受けることができる受贈者の要件に一定の基準を満たす農業経営を行っていることを加えることとする ( 租税特別措置法施行令第 40 条の6 関係 ) ⑵ 農地等に係る贈与税の納税猶予制度に係る継続届出書等について 当該継続届出書等を提出する者の個人番号の記載を要しないこととする ( 租税特別措置法施行令第 40 条の6 第 40 条の7 第 40 条の7の4 第 40 条の8 第 40 条の8の2 第 40 条の8の4 関係 ) ( 注 ) 上記の改正は 平成 29 年 1 月 1 日以後に提出する継続届出書等について適用する ( 附則第 37 条関係 ) ⑶ 特定国際船舶の所有権の保存登記等に対する登録免許税の税率の軽減措置について 適用対象となる特定国際船舶を総トン数が1 万トン以上の国際船舶で 出港の制限を受けたことのないものとして国土交通大臣が財務大臣と協議して指定するものとすることとする ( 租税特別措置法施行令第 43 条関係 ) ⑷ 特定の学資としての資金の貸付けに係る消費貸借契約書の印紙税の非課税措置について 適用対象となる資金の貸付けの要件等を定めることとする ( 租税特別措置法施行令第 52 条関係 ) 5 消費課税 ⑴ バイオエタノール等揮発油に係る揮発油税の課税標準の特例に係る届出書等について 当該届出書等を提出する者の個人番号の記載を要しないこととする ( 租税特別措置法施行令第 46 条の12 第 46 条の27 第 47 条の9 第 48 条の3 第 48 条の5 第 50 条の2 関係 ) ( 注 ) 上記の改正は 平成 29 年 1 月 1 日以後に提出する届出書等について適用する ( 附則第 38 条 第 39 条関係 ) ⑵ 特定離島路線航空機に積み込まれる航空機燃料に係る航空機燃料税の税率の特例措置について 次のとおり見直しを行うこととする ( 租税特別措置法施行令第 50 条の4 関係 ) 1 適用対象となる路線の範囲に 離島と成田国際空港との間の路線を加える 2 離島と大阪国際空港又は関西国際空港との間の路線の指定要件を緩和する 3 適用対象となる路線の指定手続を簡素化する 6 その他所要の規定の整備を行うこととする

二租税特別措置法施行令の一部を改正する政令 ( 昭和 60 年政令第 61 号 ) の一部改正 ( 第 2 条関係 ) 1 農業生産法人に現物出資した場合の納期限の特例等について 農業生産法人が農地所有適格法人に名称変更されること等に伴う所要の整備を行うこととする ( 租税特別措置法施行令の一部を改正する政令附則第 8 条関係 ) 2 その他所要の規定の整備を行うこととする 三租税特別措置法施行令の一部を改正する政令 ( 平成 7 年政令第 158 号 ) の一部改正 ( 第 3 条関係 ) 1 特定農業生産法人に使用貸借による権利の設定をした場合の贈与税の納税猶予の継続の特例について 次のとおり見直しを行うこととする ( 租税特別措置法施行令の一部を改正する政令附則第 28 条関係 ) ⑴ 一時的道路用地等としての貸付けに関する承認申請書等について 当該承認申請書等を提出する者の個人番号の記載を要しない ( 注 ) 上記の改正は 平成 29 年 1 月 1 日以後に提出する承認申請書等について適用する ( 附則第 40 条関係 ) ⑵ 農業生産法人が農地所有適格法人に名称変更されること等に伴う所要の整備を行う 2 その他所要の規定の整備を行うこととする 四租税特別措置法施行令の一部を改正する政令 ( 平成 17 年政令第 103 号 ) の一部改正 ( 第 4 条関係 ) 1 特定農業生産法人に使用貸借による権利の設定をした場合の贈与税の納税猶予の継続の特例について 農業生産法人が農地所有適格法人に名称変更されること等に伴う所要の整備を行うこととする ( 租税特別措置法施行令の一部を改正する政令附則第 33 条関係 ) 2 その他所要の規定の整備を行うこととする 五租税特別措置法施行令の一部を改正する政令 ( 平成 23 年政令第 383 号 ) の一部改 正 ( 第 5 条関係 ) 地方法人税法の一部改正に伴い エネルギー需給構造改革推進設備等を取得し

た場合の特別償却又は特別税額控除制度に関する経過措置について 連結納税の承認を取り消された場合に本制度により法人税の額に加算された金額があるときにおける地方法人税法の適用に係る規定の整備を行うこととする ( 租税特別措置法施行令の一部を改正する政令附則第 8 条 第 15 条関係 ) 六租税特別措置法施行令の一部を改正する政令 ( 平成 24 年政令第 105 号 ) の一部改正 ( 第 6 条関係 ) 地方法人税法の一部改正に伴い 沖縄の特定中小企業者が経営革新設備等を取得した場合の特別償却又は特別税額控除制度に関する経過措置について 連結納税の承認を取り消された場合に本制度により法人税の額に加算された金額があるときにおける地方法人税法の適用に係る規定の整備を行うこととする ( 租税特別措置法施行令の一部を改正する政令附則第 12 条 第 19 条関係 ) 七施行期日 この政令は 別段の定めがあるものを除き 平成 28 年 4 月 1 日から施行するこ ととする ( 附則第 1 条関係 )