25~34歳の結婚についての意識と実態

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結婚しない理由は 結婚したいが相手がいない 経済的に十分な生活ができるか不安なため 未婚のに結婚しない理由について聞いたところ 結婚したいが相手がいない (39.7%) で最も高く 経済的に十分な生活ができるか不安なため (2.4%) 自分ひとりの時間が取れなくなるため (22.%) うまく付き合え

婚活実態調査2017 2016年に結婚した人の11.3%が婚活サービスで結婚 婚活サービスを使った結婚が広がりつつある

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調査の背景 埼玉県では平成 29 年度から不妊に関する総合的な支援施策として ウェルカムベイビープロジェクト を開始しました 当プロジェクトの一環として 若い世代からの妊娠 出産 不妊に関する正しい知識の普及啓発のため 願うときに こうのとり は来ますか? を作成し 県内高校 2 年生 3 年生全員

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上高いことが報告されています 特に女性の平均結婚年齢に近い30 34 歳では一般職の女性の未婚率が33.4% であるのに対して 看護師のそれは50.4% でありました このような看護師の高い未婚率を説明する要因もいくつかあると言われていますが これまで詳しく討論されたことはありません 今回のバトルト

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< 調査の概要 > 1. 調査対象 : 全国の 50~69 歳の男女のうち 下記 5. に該当する方 2. 調査方法 : インターネット調査 ( 株式会社マクロミルの登録モニター対象 ) 3. 調査時期 : 2018 年 2 月 9 日 ~2 月 14 日 4. 回収数 : 6,250 人 5. 回

現在の恋人とはじめて出会ったのはいつですか? 全体では ( 大学生までに出逢った異性 が恋人という割合は 39.9% そして( 社会人になってから が 56.5% という割合となりますが 当然のことなが 20 代 ~30 代の年代別に予想した相関関係がみられる調査結果となりました 20 代前半の男女

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Q1. 電子メールと LINE や comm などのコミュニケーションアプリを使い分けていますか ( 単数回答 ) N=500 はい( 電子メールとコミュニケーションアプリを使い分けている ) を選んだ理由 上司には電子メールを今まで通り使っています (30 歳女性 ) アドレスや電話番号など個人情

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< 調査概要 ( 経営者版 )> 調査期間 : 平成 29 年 8 月 2 日 ( 水 )~10 月 20 日 ( 金 ) 調査地域 : 全国 調査方法 : 当社営業職員によるアンケート回収 回答数 :13,854 部無作為に 5,000 サンプル ( 男性 :4,025 名 :975 名 ) を抽

1. 結婚についての意識 結婚について肯定的な考え方 ( 結婚はするべきだ 結婚はしたほうがよい ) の割合は男性の方が高い一方 自身の結婚に対する考えについて いずれ結婚するつもり と回答した割合は女性の方が高い 図表 1 図表 2 未婚の方の理想の結婚年齢は平均で男性が 29.3 歳 女性は 2

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調査実施の背景 わが国では今 女性活躍を推進し 誰もが仕事に対する意欲と能力を高めつつワークライフバランスのとれた働き方を実現するため 長時間労働を是正し 労働時間の上限規制や年次有給休暇の取得促進策など労働時間制度の改革が行なわれています 年次有給休暇の取得率 ( 付与日数に占める取得日数の割合

05 Ⅳ集計結果(実数)

ことぶき科学情報 Vol 年 12 月 18 日編集 発行株式会社オーネット広報グループ 独身男女の異性の食事マナーに関する意識調査 女性が男性との食事で不快に感じた 1 位は 店員への横柄な態度 では男性が女性と食事をして最も不快に感じたことは 〇〇〇! 異性との食事で気を遣うこ

1 見直したい費目のトップは 光熱費 で 82.9% 電力自由化の認知率も 97.1% を超える 各世帯の支出が発生している中で 見直したい費目の 1 位は 光熱費 で 82.9% 携帯電話料金 が 76.3% 食費 が 76.2% と続きました なお 光熱費を見直したい という意識は ライフステー

リスモン調べ 第4回 離婚したくなる亭主の仕事

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実施した人で挙式とは別の日に結婚記念の写真撮影 ( 前撮り 後撮り ) を行ったかについて聞いたところ 写真撮影を実施した人は約 9 割という結果になった 撮影場所については 挙式 ( もしくは披露宴をされた方は披露宴会場 ) と同じ場所で撮影した という回答が 76.1% と大半を占めた また 挙

01 公的年金の受給状況

( 2 ) % % % % % % % % 100% 20 90% 80% 70% 60%

調査実施の背景 近年 ライフスタイルの多様化が著しく進んでいます 生涯未婚率が上昇し 単身世帯 一人親世帯も増加するなど 世帯構成が大きく変化しました また 25 歳から 39 歳の就業率が上昇し 共働き世帯も増加しました においては 管理職の積極的な登用が推進される一方で非正規社員の占める割合は高

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第 1 章調査の概要 1 調査の目的 県民の結婚や子どもを持つこと 子育てに関する意識や現状を把握し 奈良県において子どもを 生み育てやすい環境づくりを進める取組を検討するための基礎資料を得ることを目的に実施した 2 調査の実施概要 (1) 調査対象 夫婦調査 : 平成 30 年 9 月 1 日現在

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質問 1 母の日 にプレゼントを贈りますか?( 回答者数 :6,916 名 ) 質問 2[ 贈る方への質問 ] プレゼントを贈る理由は何ですか?( 回答者数 :5,134 名 ) 贈る と回答した方は全体の 74.8% で 4 人に 3 人は 贈る と回答した 贈る理由として 日頃の感謝を伝えたいか

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2017 年 2 月 27 日株式会社カカクコム 価格.com 生命保険 に関する調査結果を発表加入率は約 8 割 若年層ほど低い傾向 加入中の生命保険は終身タイプがトップ将来への不安?20 代の加入目的 老後保障 貯蓄 が他世代よりも高い結果に補償内容への理解度 十分理解できていない加入者が 53

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全体60 代女性50 代男性10 代20 代男性性男30 代40 代男性性男50 代60 代男性性女10 代20 代女性性女30 代40 代女性性女レポート VOL.3 ~ 贈り物購入シーンでの通販利用実態 ~ 性別 年代別の年代別の通販利用率は? 贈り物 の購入で通販を利用する人はどの程度いるので

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3. 民泊の利用経験 SQ1: あなたは 民泊 を利用したことがありますか ( いくつでも ) 回答者属性 不在民不在民利用し不在民不在民利用し H 民泊 - H 民泊 - H 民泊 - H 民泊 - 泊 - 国泊 - 海たこと泊 - 国泊 - 海たこと国内海外国内海外内外はない内外はない 100.

最初に 女の子は皆子供のとき 恋愛に興味を持っている 私もいつも恋愛と関係あるアニメを見たり マンガや小説を読んだりしていた そしてその中の一つは日本のアニメやマンガだった 何年間もアニメやマンガを見て 日本人の恋愛について影響を与えられて 様々なイメージができた それに加え インターネットでも色々

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Transcription:

2017 年 8 月 28 日 25~34 歳の結婚についての意識と実態 男女交際 結婚に関する意識調査より 株式会社明治安田生活福祉研究所 ( 社長木島正博 ) は 2017 年 3 月に 全国の 15~34 歳の男女 10,304 人を対象に 男女交際 結婚に関する意識調査 を実施しました 男女ともに平均初婚年齢が 30 歳前後 ( 注 ) である今日 この年齢層の結婚と男女交際についての意識と実態に注目し 本リリースでは 25 歳 ~34 歳のアラサー世代について調査で明らかになった最新の状況をご紹介します ( 注 ) 平均初婚年齢 : 夫 31.1 歳 妻 29.4 歳 ( 出典 : 厚生労働省 人口動態統計 ) 結婚を意識した ( させられた ) 交際経験はない未婚男女 男性 女性 < 主な内容 > アラサー世代の男性 女性 6 割 4 割 未婚女性が 結婚を意識していた男性との交際を終わらせた理由 そもそも相性が合わないと思った 23.9% 結婚相手としてこの人で良いのか 23.9% 本命ではない異性との交友関係を維持 ( キープ ) した既婚男女 20 代後半 5 人に 2 人 30 代前半 3 人に 1 人 (4 ページ ) (6 ページ ) (11 ページ ) 結婚相手に 400 万円以上の年収を希望する未婚女性 ( 女性の年収額別 ) 200 万円以上 300 万円未満 400 万円以上 500 万円未満 56.5% 87.0% 理想 条件を下げるくらいなら結婚したくない未婚男女 男性 女性 4 人に 1 人 5 人に 1 人 結婚後 共働きをしてもかまわない女性結婚相手に希望する最低年収額が 400 万円以上 600 万円未満 既婚 85.6% 未婚 87.8% (13 ページ ) (15 ページ ) (16 ページ ) ご照会先 明治安田生活福祉研究所生活設計研究部力石 ( チカライシ ) 上條 ( カミシ ョウ ) 瀬在 ( セサ イ ) 木下川 ( キネカ ワ ) 本調査内容の引用 転載をご希望の場合は 下記までご連絡いただきますようお願いいたします 電話 :03(6261)6414 FAX:03(3511)3200 Eメール : chikaraishi@myilw.co.jp 1

< 調査の概要 > (1) 調査対象 : 全国の 15~34 歳の男女 ただし 質問により対象の年齢層が異なる場合があります (2) 調査方法 : WEB アンケート調査 ( 株式会社マクロミル登録モニター対象 ) (3) 調査時期 : 2017 年 3 月 17 日 ~3 月 21 日 (4) 回収数 : 10,304 人 (5) サンプルの属性 未婚者 ( 注 ) 既婚者 大学生等 高校生 ( 大学 大学計社会人社会人院 短大 専門 ) 15~19 歳 20~24 歳 25~29 歳 30~34 歳 男性男性男性男性 618 258 927 567 824 824 567 567 876 1,494 1,391 1,391 女性女性女性女性 618 258 927 567 824 824 567 567 876 1,494 1,391 1,391 計 1,236 2,370 4,430 2,268 10,304 ( 注 ) 本調査における 未婚者 は結婚経験がない人を指します (6) サンプル数についてこの調査では 上記の属性ごとに相当数のサンプルを収集して分析を行なうことを目的としています そのため 当資料では人口比などによる補正は行なっておりません 2

< 目次 > 1. 結婚を意識した ( させられた ) 交際経験... 4ページ 未婚アラサーの男性 6 割 女性 4 割は結婚を意識した交際経験がない 交際を断った未婚アラサー女性の4 人に1 人が この人で良いのか 2. 未婚アラサー女性の結婚相手の見極め方... 8ページ 結婚を意識した未婚アラサー女性の4 割が 自分からプロポーズまたは結婚意思を確認 未婚アラサー女性は結婚するか しないかはっきりしない相手とは別れる 結婚するつもりがない男性からプロポーズされても 7~8 割が交際継続 3. 本命ではない異性との交友関係... 11 ページ 本命ではない異性との交友関係を維持 ( キープ ) した既婚男女は 20 代後半の5 人に2 人 30 代前半の3 人に1 人 キープした相手との結婚はアラサーの男女ともに2 割 4. 結婚への理想と現実... 13 ページ 結婚相手に 400 万円以上の年収を希望する割合本人の年収が 200 万円以上 300 万円未満の未婚アラサー女性は 56.5% 本人の年収が 400 万円以上 500 万円未満の未婚アラサー女性は 87.0% 結婚相手に最低 800 万円以上の年収を希望する未婚アラサー女性の3 人に1 人は 800 万円を下回る男性とは結婚しない 理想 条件を下げるくらいなら結婚したくない 未婚アラサーは男性 4 人に1 人 女性 5 人に1 人 5. 共働きへの意識... 16 ページ 共働きをしてもかまわないアラサー女性は9 割 未婚アラサー男性の8 割が共働きを期待 3

1. 結婚を意識した ( させられた ) 交際経験 未婚アラサー ( 注 ) の男性 6 割 女性 4 割は結婚を意識した交際経験がない 交際を断った未婚アラサー ( 注 ) 女性の4 人に1 人が この人で良いのか ( 注 ) 本リリースでは アラサー は 20 代後半 および 30 代前半 を指します 未婚アラサーの男性 6 割 女性 4 割は結婚を意識した交際経験がない 25~34 歳の未婚者に対して 結婚を意識した ( させられた ) 交際経験があるかどうかをたずねたところ 結婚を意識した ( させられた ) 交際経験はない は 男性約 6 割 (20 代後半 63.7% 30 代前半 61.7%) 女性約 4 割 (20 代後半 38.6% 30 代前半 40.3%) でした また 結婚を意識した ( させられた ) 交際経験があったが 交際は終了している は 30 代前半の男性 23.3% 女性 33.5% と 男女ともに 20 代後半に比べて高くなっています ( 図表 1) なお 結婚の意識の有無にかかわりなく 交際経験自体がない人に対して 交際経験がない理由をたずねたところ ( 注 ) 男性および 20 代後半女性では どのように男女交際すればよいかよくわからない が最も高くなっています 30 代前半女性では これまでに交際したいと思う人に出会わなかった が最も高くなっています ( 図表 2) ( 注 ) 交際経験はあるが結婚を意識しない ケースを除きます 図表 1 結婚を意識した ( させられた ) 交際経験の有無 (25~34 歳の未婚者 ) 男性 20 代後半 (n= 824) 20.6 15.7 63.7 30 代前半 (n= 824) 15.0 23.3 61.7 女性 20 代後半 (n= 824) 37.0 24.4 38.6 30 代前半 (n= 824) 26.2 33.5 40.3 結婚を意識した ( させられた ) 交際経験があって継続中 結婚を意識した ( させられた ) 交際経験があったが 交際は終了している 結婚を意識した ( させられた ) 交際経験はない 4

図表 2 結婚の意識の有無にかかわりなく交際経験がない理由 ( 交際未経験である 25~34 歳の未婚者 : 複数回答 ) 男性 20 代後半 (n= 286) 30 代前半 (n= 263) 36.0 35.0 30.8 32.3 どのように男女交際すればよいかよくわからない 恋愛に全く関心がなかった 32.2 25.3 28.2 28.0 女性 20 代後半 (n= 149) 30 代前半 (n= 150) 25.5 24.7 告白されたことがなく 自分から告白することもできなかった 24.8 26.7 28.0 24.0 これまでに交際したいと思う人に出会わなかった 31.5 34.0 15.4 20.5 告白してもふられた 14.1 13.3 6.3 5.7 告白されたことはあるが 断ってしまった 18.1 20.0 5

未婚アラサー女性が結婚を意識していた交際を自分から終わらせた理由 そもそも相性が合わないと思った 23.9% 結婚相手としてこの人で良いのか 23.9% 結婚を意識した ( させられた ) 交際経験はあるものの今では交際が終了している 25~34 歳の未婚者に対して 自分と相手のどちらから交際を終わらせたのかをたずねたところ こちらから交際を断った は女性が 48.2% で 男性の 33.0% より 15.2 ポイント高くなりました ( 図表 3) 次に こちらから交際を断った 25~34 歳の未婚者に対して 結婚を意識した ( させられていた ) のになぜ自分から交際を断ったのかをたずねたところ 相性や結婚条件は別として 現時点では自分から積極的に結婚を望んでいない場合 ( 結婚や交際よりも仕事や趣味等の時間を優先したかった + 相手は結婚を望んでいたが 自分は望んでいなかった ) が男性は 33.0% で女性の 18.3% より 14.7 ポイント高くなりました 一方 女性では 結婚相手としても交際相手としてもそもそも相性が合わないと思った 本当に結婚相手としてこの人で良いのか迷ったから 他にもっといい人が現れると思ったから がそれぞれ男性に比べて高くなっています ( 図表 4) 図表 3 結婚を意識した ( させられた ) 交際を終わらせたのは自分からか 相手からか (25~34 歳の未婚者 ) 男性 (n= 321) 33.0 48.3 18.7 女性 (n= 477) 48.2 35.4 16.4 こちらから交際を断った相手にふられた自然消滅 6

図表 4 結婚を意識した ( させられた ) 交際を自分から断った理由 (25~34 歳の未婚者 ) 33.0 男性 (n= 106) 11.3 13.2 18.9 14.2 18.9 7.5 14.2 1.9 18.3 女性 (n= 230) 9.1 11.7 23.9 4.8 13.5 5.2 23.9 7.8 自分は結婚を望んだが 相手が結婚を望まなかった 自分が思う結婚条件を満たしていなかった 結婚相手としても交際相手としてもそもそも相性が合わないと思った 結婚や交際よりも仕事や趣味等の時間を優先したかった 相手は結婚を望んでいたが 自分は望んでいなかった 他に好きな人ができた 本当に結婚相手としてこの人で良いのか迷ったから 他にもっといい人が現れると思ったから 7

2. 未婚アラサー女性の結婚相手の見極め方 結婚を意識した未婚アラサー ( 注 ) 女性の4 割が 自分からプロポーズまたは結婚意思を確認 未婚アラサー ( 注 ) 女性は結婚するか しないかはっきりしない相手とは別れる 結婚するつもりがない男性からプロポーズされても 7~8 割が交際継続 ( 注 ) 本リリースでは アラサー は 20 代後半 および 30 代前半 を指します 結婚を意識した未婚アラサー女性の4 割が 自分からプロポーズまたは結婚意思を確認 25~34 歳の未婚女性に対して 結婚したいと思っている交際中の男性がいると想定してもらい その男性がなかなかプロポーズしてくれない場合にどうするかをたずねました 結婚への意識が高い 交際する際には将来結婚することも考える 結婚したいと思える人としか交際しない 女性は約 4 割 また 交際する際に結婚のことは全く意識していない 女性でも約 3 割が 自分からプロポーズする または相手が自分と結婚する意思があるかを確認する と回答しています ( 図表 5) 図表 5 交際相手の男性がなかなかプロポーズをしてくれない場合にどうするか (25~34 歳の未婚女性 : 交際と結婚の関係についての意識別 ) 交際する際に結婚のことは全く意識していない (n= 226) 32.7 67.3 交際する際には将来結婚することも考える (n= 999) 39.2 60.8 結婚したいと思える人としか (n= 283) 交際しない 38.2 61.8 自分からプロポーズする または相手が自分と結婚する意思があるかを確認する 当面は相手からプロポーズをされるのを待つ 8

未婚アラサー女性は結婚するか しないかはっきりしない相手とは別れる 25~34 歳の未婚女性に対して 自分と結婚する意思があるか交際相手に確認したけれども態度が煮え切らない場合に 別れるかどうかをたずねました 結婚への意識が高い 結婚したいと思える人としか交際しない 女性の 68.5% 交際する際には将来結婚することも考える 女性の 58.7% が その人とは別れる と回答しています ( 図表 6) 図表 6 結婚するか しないかはっきりしない男性とは別れるか (25~34 歳の未婚女性 : 交際と結婚の関係についての意識別 ) 交際する際に結婚のことは全く意識していない (n= 74) 47.3 52.7 交際する際には将来結婚することも考える (n= 392) 58.7 41.3 結婚したいと思える人としか交際しない (n= 108) 68.5 31.5 その人とは別れる 交際を継続する 9

結婚するつもりがない男性からプロポーズされても 交際継続が主流 25~34 歳の未婚女性に対して 結婚するつもりがない交際中の男性からプロポーズされた場合にどうするかをたずねたところ 約 7~8 割は交際を継続する意向でした また 将来的には気が変わる可能性もあるため 結婚の意思を明確に示さずに交際を継続する が 結婚したいと思える人としか交際しない 女性でも 44.0% それ以外の女性では約 6 割 ( 交際する際に結婚のことは全く意識していない 55.1% 交際する際には将来結婚することも考える 61.3%) とそれぞれ最も高くなっています ( 図表 7) 図表 7 自分は結婚するつもりがないのにプロポーズされた場合 (25~34 歳の未婚女性 : 交際と結婚の関係についての意識別 ) 交際する際に結婚のことは全く意識していない (n= 205) 17.1 20.5 55.1 7.3 82.9 交際する際には将来結婚することも考える (n= 978) 19.4 15.4 61.3 3.8 80.6 結婚したいと思える人としか交際しない (n= 277) 28.9 20.6 44.0 6.5 71.1 すぐに別れる 結婚しないことを前提に交際を継続したい旨を伝える 将来的には気が変わる可能性もあるため 結婚の意思を明確に示さずに交際を継続する 結婚の意思があるふりをしながら交際を継続する 10

3. 本命ではない異性との交友関係 本命ではない異性との交友関係を維持 ( キープ ) した既婚男女は 20 代後半の5 人に2 人 30 代前半の3 人に1 人 キープした相手との結婚はアラサー ( 注 ) の男女ともに2 割 ( 注 ) 本リリースでは アラサー は 20 代後半 および 30 代前半 を指します 結婚に至る交際の中で既婚者は未婚者に比べて本命ではない異性との交友関係を維持 ( キープ ) することが多かった 25~34 歳の男女に対して 結婚相手として本命ではない異性との交友関係を維持 ( キープ ) している またはしたことがあるかをたずねたところ ( 既婚者は結婚前のことについて回答 ) 本命ではない異性との交友関係を 維持 ( キープ ) している ( したことがある ) 割合は未婚者より既婚者のほうが高くなりました 既婚者については 男女ともに 20 代後半は約 5 人に2 人 ( 男性 39.3% 女性 38.4%) 30 代前半は約 3 人に1 人 ( 男性 33.9% 女性 33.9%) が本命ではない異性との交友関係を 維持 ( キープ ) したことがある と回答しており 同じ既婚者でも 20 代後半のほうが 30 代前半より割合が高くなっています 同じように未婚者についてみると 男性は約 5 人に1 人 (20 代後半 19.8% 30 代前半 20.3%) 女性は約 4 人に1 人 (20 代後半 26.6% 30 代前半 27.1%) が本命ではない異性との交友関係を 維持 ( キープ ) している ( したことがある ) と回答しています 未婚者の場合 女性のほうが男性より割合が高くなっています ( 図表 8) 図表 8 本命ではない異性との交友関係維持 ( キープ ) の有無 (25~34 歳 : 未既婚別 ) 男性 20 代後半 ( 既婚 )(n= 567) 39.3 60.7 20 代後半 ( 未婚 )(n= 824) 30 代前半 ( 既婚 )(n= 567) 30 代前半 ( 未婚 )(n= 824) 女性 20 代後半 ( 既婚 )(n= 567) 20 代後半 ( 未婚 )(n= 824) 30 代前半 ( 既婚 )(n= 567) 30 代前半 ( 未婚 )(n= 824) 19.8 20.3 33.9 26.6 38.4 33.9 27.1 維持 ( キープ ) している ( したことがある ) 80.2 79.7 66.1 73.4 61.6 66.1 72.9 維持 ( キープ ) したことはない 11

キープした相手との結婚はアラサーの男女ともに2 割本命ではない異性と交友関係を維持 ( キープ ) したことがある 25~34 歳の既婚者に対して 誰と結婚したかをたずねたところ キープしていた人との結婚 ( キープだと思っていた人のことが好きになり結婚した + キープしていた人と妥協して結婚した ) は男女ともに約 2 割 ( 男性の 20 代後半 22.4% 30 代前半 24.5% 女性の 20 代後半 22.0% 30 代前半 21.4%) でした 男女ともに 当初から本命だった人と結婚した 割合が最も高く 男性は約 5 割 女性は約 4 割と男性のほうが高くなっています 本命やキープ以外の人と結婚した 割合は 30 代前半女性では同世代の男性に比べて高くなっており ( 男性 21.9% 女性 39.1%) 当初から本命だった人と結婚した 39.6% と同水準となっています ( 図表 9) 図表 9 本命ではない異性との交友関係を維持 ( キープ ) したことがある人の結婚相手 ( 本命ではない異性と交遊関係を維持 ( キープ ) したことがある 25~34 歳の既婚者 ) 男性 20 代後半 (n= 223) 51.1 22.4 17.9 4.5 26.5 30 代前半 (n= 192) 53.6 24.5 21.4 3.1 21.9 女性 20 代後半 (n= 218) 44.0 22.0 17.4 4.6 33.9 30 代前半 (n= 192) 39.6 21.4 14.6 6.8 39.1 当初から本命だった人と結婚した キープだと思っていた人のことが好きになり結婚した キープしていた人と妥協して結婚した 本命やキープ以外の人と結婚した 12

4. 結婚への理想と現実 結婚相手に 400 万円以上の年収を希望する割合本人の年収が 200 万円以上 300 万円未満の未婚アラサー ( 注 ) 女性は 56.5% 本人の年収が 400 万円以上 500 万円未満の未婚アラサー ( 注 ) 女性は 87.0% 結婚相手に最低 800 万円以上の年収を希望する未婚アラサー ( 注 ) 女性の3 人に 1 人は 800 万円を下回る男性とは結婚しない 理想 条件を下げるくらいなら結婚したくない 未婚アラサー( 注 ) は男性 4 人に1 人 女性 5 人に1 人 ( 注 ) 本リリースでは アラサー は 20 代後半 および 30 代前半 を指します 高年収の未婚アラサー女性は結婚相手に希望する最低年収額も高くなる 25~34 歳の未婚女性に対して 結婚相手に希望する最低年収額をたずねたところ 本人の年収が高いほど相手に求める年収額も高くなりました 例えば 相手に 400 万円以上の年収額を希望する割合は 年収 200 万円以上 300 万円未満の女性の 56.5% 年収 400 万円以上 500 万円未満の女性の 87.0% となっています 一方 本人の年収が 100 万円未満の未婚女性の約 2 割は 結婚相手に 収入は問わない と回答しています ( 図表 10) 図表 10 結婚相手に希望する最低年収額 (25~34 歳の未婚女性 : 本人の年収額別 ) ( 本人の年収額 ) 100 100 万円未満 (n= (n= 220) 220) 10.0 27.7 41.4 23.2 9.1 7.3 1.8 20.9 100 100 万円以上 200 200 万円未満 (n= (n= 323) 323) 8.4 37.2 43.0 23.2 11.1 5.6 3.1 11.5 200 200 万円以上 300 300 万円未満 (n= (n= 425) 425) 6.4 31.1 56.5 30.1 16.5 7.8 2.1 6.1 300 300 万円以上 400 400 万円未満 (n= (n= 330) 330) 0.9 27.3 67.3 35.2 18.8 10.6 2.7 4.5 400 400 万円以上万円以上 500 500 万円未満 (n= (n= 138) 138) 2.2 9.4 87.0 34.8 27.5 18.1 6.5 1.4 500 万円以上 500 (n= 万円以上 80) 2.5 (n= 80) 0.0 92.5 15.0 32.5 26.3 18.8 5.0 ( 結婚相手に希望する最低年収額 ) 300 万円未満 300 万円以上 400 万円未満 400 万円以上 500 万円未満 500 万円以上 600 万円未満 600 万円以上 800 万円未満 800 万円以上収入は問わない 13

結婚相手に最低 800 万円以上の年収を希望する未婚アラサー女性の3 人に1 人は 800 万円を下回る男性とは結婚しない 25~34 歳の未婚女性に対して 自分が結婚相手に希望する最低年収額を下回る男性との結婚についてどう考えているかをたずねたところ 結婚相手に 800 万円未満の年収を希望する女性の約 1~2 割は その男性とは結婚しない ( そのような人とは交際もしない + そのような人と交際はしても結婚はしない ) 意向でした 一方 結婚相手に 800 万円以上の年収を希望する女性の約 3 人に1 人 (34.9%) がその男性とは結婚しないと考えているようです ( 図表 11) 図表 11 結婚相手に希望する最低年収額を下回る男性との結婚に対する気持ち (25~34 歳の未婚女性 : 結婚相手に希望する最低年収額別 ) ( 結婚相手に希望する最低年収額 ) 300 万円未満 (n= 86) 7.0 7.0 68.6 17.4 300 万円以上 400 万円未満 (n= 437) 8.0 11.0 72.3 8.7 400 万円以上 500 万円未満 (n= 448) 3.6 10.0 80.1 6.3 500 万円以上 600 万円未満 (n= 272) 3.7 11.0 81.3 4.0 600 万円以上 800 万円未満 (n= 163) 5.5 10.4 81.0 3.1 800 万円以上 (n= 63) 14.3 20.6 34.9 61.9 3.2 そのような人とは交際もしない そのような人と交際はしても結婚はしない 人間的な魅力が十分にあれば そのような人とでも結婚する 結婚相手を選ぶ場合に相手の収入は意識しない 14

理想 条件を下げるくらいなら結婚したくない 未婚アラサーは男性 4 人に1 人 女性 5 人に1 人 25~34 歳の未婚者に対して 理想 条件と結婚に対する気持ちをたずねました 理想 条件を特に意識することなく結婚すると思う は 30 代前半で男性 28.9% 女性 34.1% で 男女ともに年齢層が上がると割合自体は低くなりますが 20 代後半 30 代前半ともに最も高い割合を占めています また 絶対結婚したくない ( 独身主義 ) 結婚したい気持ちはあったが 今ではあきらめている は年齢層が上がると割合も高くなり 合計すると 30 代前半では約 3 人に1 人が現在結婚を考えていないことになります ( 男性 34.3% 女性 30.7%) 理想 条件を下げるくらいなら結婚したくない は 男性は約 4 人に1 人 (20 代後半 26.8% 30 代前半 26.0%) 女性は約 5 人に1 人 (20 代後半 21.7% 30 代前半 21.8%) となっています 一方 理想 条件を下げてでもとにかく結婚したい は男女ともに約 1 割でした ( 男性の 20 代後半 10.8% 30 代前半 10.8% 女性の 20 代後半 13.7% 30 代前半 13.3%) ( 図表 12) 図表 12 結婚に対する気持ち (25~34 歳の未婚者 ) 男性 20 代後半 (n= 824) 35.1 10.8 26.8 13.6 13.7 30 代前半 (n= 824) 28.9 10.8 26.0 17.7 16.6 34.3 女性 20 代後半 (n= 824) 43.4 13.7 21.7 9.3 11.8 30 代前半 (n= 824) 34.1 13.3 21.8 12.6 18.1 30.7 理想 条件を特に意識することなく結婚すると思う 理想 条件を下げてでもとにかく結婚したい 理想 条件を下げるくらいなら結婚したくない 絶対結婚したくない ( 独身主義 ) 結婚したい気持ちはあったが 今ではあきらめている 15

5. 共働きへの意識 共働きをしてもかまわないアラサー ( 注 ) 女性は9 割 未婚アラサー ( 注 ) 男性の8 割が共働きを期待 ( 注 ) 本リリースでは アラサー は 20 代後半 および 30 代前半 を指します 共働きをしてもかまわないアラサー女性は9 割 25~34 歳の女性に対して 結婚相手の収入が希望する水準以下の場合に共働きをするつもりがあるかをたずねたところ ( 既婚者は結婚する際の意識について回答 ) 収入が希望する水準以下の場合 共働きをしてもかまわないとする割合は約 8~9 割と高く 女性の就労意識が高いことがうかがえます また 結婚相手に希望する最低年収額が高いほど 共働きしたくない ( と思った ) 割合が高くなっています なお 共働きへの意欲は未婚女性と既婚女性ではほぼ同水準となっています ( 図表 13) 図表 13 結婚相手の収入が希望する水準以下の場合 共働きをするつもりがあるか (25~34 歳の女性 : 結婚相手に希望する最低年収額別 ) ( 結婚相手に希望する最低年収額 ) 400 万円未満 (n= 321) 90.0 10.0 既 400 万円以上 600 万円未満 (n= 555) 85.6 14.4 婚 600 万円以上 (n= 134) 77.6 22.4 収入は問わない (n= 124) 83.9 16.1 400 万円未満 (n= 523) 91.2 8.8 未 400 万円以上 600 万円未満 (n= 720) 87.8 12.2 婚 600 万円以上 (n= 226) 80.5 19.5 収入は問わない (n= 179) 88.3 11.7 共働きしてもかまわない ( と思った ) 共働きしたくない ( と思った ) 16

未婚アラサー男性の8 割が共働きを期待 25~34 歳の男性に対して 結婚後の世帯収入を支えるために結婚相手にも共働きを期待するか ( したか ) をたずねたところ ( 既婚者は結婚する際の意識について回答 ) 共働きを期待する ( した ) は 未婚男性で約 8 割となりました 一方 既婚男性をみると年収 400 万円未満 の 85.0% 400 万円以上 では 74.6% が 共働きを期待する ( した ) と回答しており 現在の年収が高い男性は 結婚当時に結婚相手に共働きしてもらわなくても経済的には問題ないと判断した人が相対的に多いことがうかがえます ( 図表 14) 図表 14 結婚相手に共働きを期待するか ( したか )(25~34 歳の男性 : 現在の本人の年収額別 ) ( 現在の本人の年収額 ) 400 万円未満 (n= 374) 85.0 15.0 既 婚 400 万円以上 (n= 706) 74.6 25.4 未 400 万円未満 (n=1,036) 76.4 23.6 婚 400 万円以上 (n= 482) 79.0 21.0 共働きを期待する ( した ) 共働きを期待しない ( しなかった ) 17