6 全般 新国保制度について 被保険者 地域住民の意見を聴取し 反映させるために 県が主催して説明会などを実施してほしい 運営方針策定に関して 県民の皆様から意見をお聴きするために 今回 県民コメントを実施したところです また 制度の詳細が全て決まった際には 出前講座などを開催することを検討していき

Similar documents
スライド 1

☆表紙・目次 (国会議員説明会用:案なし)

5 市町村における保険税の徴収の適正な実施 18 ページ 口座振替 口座振替の利用促進については 現状でも行っているのであれば 今までと違ってどのように取り組んでいくかしっかり考える必要があるのではないか 納期内納付の促進 取組 : 口座振替納付の促進 ( 原則化の推進等 ) 納期内納付の広報 に修

Ⅱ. 赤字の解消計画 Ⅱ (1) 赤字解消のための基本方針 Ⅱ (2) 赤字解消のための具体的取組 国保は構造的な問題を抱えており 被保険者の保険料負担軽減のために法定外繰入金を繰入れているといった状況は 全国的な状況であることから 国は全国で約 3,400 億円の公費を拡充し 国保の財政基盤の強化

Ⅱ. 赤字の解消計画 Ⅱ (1) 赤字解消のための基本方針 Ⅱ (2) 赤字解消のための具体的取組 平成 28 年度決算時点において 本市に解消すべき法定外繰入金及び赤字はない Ⅱ (3) 赤字解消の年次計画 ( 総括表国定義 ) 以下の法定外繰入にかかる項目は別紙の内訳を自動集計します 法定外繰入

Ⅱ. 赤字の解消計画 Ⅱ (1) 赤字解消のための基本方針 Ⅱ (2) 赤字解消のための具体的取組 保険料減免制度について 府の統一基準に一致させることで急激な保険料増加となる世帯が生じることから 段階的に低所得者減免制度を解消していく 保険料の減免制度については 平成 30 年度からは災害 収入減

4. 保険給付 給付に必要な費用を全額市町村に対して支払 市町村が行った保険給付の点検 保険給付の決定 個々の事情に応じた窓口負担減免等の実施 5. 保健事業 市町村に対し 必要な助言 支援 被保険者の特性に応じたきめ細 かい保健事業を実施 ( データヘルス事業等 ) 3. 都道府県単位化による主な

国民健康保険税率等の諮問 について 国立市健康福祉部健康増進課国民健康保険係 国立市富士見台 : ( 代表 ) 内線

PowerPoint プレゼンテーション

( 参考 ) 平成 29 年度予算編成にあたっての財務大臣 厚生労働大臣の合意事項 ( 平成 29 年 12 月 19 日大臣折衝事項の別紙 ) < 医療制度改革 > 別紙 (1) 高額療養費制度の見直し 1 現役並み所得者 - 外来上限特例の上限額を 44,400 円から 57,600 円に引き上

平成 31 年度国民健康保険税率等 及び多子世帯に対する国民健康保 険税の減免について ( 答申 ) 平成 31 年 1 月 31 日 武蔵村山市国民健康保険運営協議会

平成 24 年度国民健康保険税税率改定案 1 医療保険分 ( 基礎課税額 ) 現行 改定 増減 伸率 所得割額 4.30 % 4.63 % % 資産割額 % 9.80 % % 税率等 均等割額 17,100 円 18,000 円 900 円 5.3%

<8E9197BF325F90E096BE97708E9197BF2E786C7378>

三鷹市健康福祉総合計画2022

平成 29 年 11 月 1 日 ( 水 ) 第 3 回立川市国民健康保険運営協議会 資料 1 国民健康保険の保険料

1. 制度趣旨関連 問 1 なぜ 制度の見直しが必要なのですか? 国保制度は 年齢構成が高く医療費水準が高い 所得水準が低く保険料負担が重い 小規模な運営主体 ( 市町村 ) が多く財政が不安定になりやすい などといった構造的な課題を抱えています また 市町村ごとに運営されているため 被保険者の医療

議題1 介護納付金課税額に係る税率及び課税限度額について(諮問)

< E9197BF88EA8EAE817995F18D D9195DB8E5A92E895FB8EAE8CA992BC82B5816A817A2E786264>

2 保険者協議会からの意見 ( 医療法第 30 条の 4 第 14 項の規定に基づく意見聴取 ) (1) 照会日平成 28 年 3 月 3 日 ( 同日開催の保険者協議会において説明も実施 ) (2) 期限平成 28 年 3 月 30 日 (3) 意見数 25 件 ( 総論 3 件 各論 22 件

【事務連絡】「高額療養費制度の見直しに関するQ&A」の送付について

第9号様式(第10条、第19条、第20条関係)

資料№1

国 都道府県による財政リスクの軽減 運営については 保険料徴収は市町村が行い 財政運営は都道府県単位で全市町村が加入する広域連合が行う 広域連合の財政リスクの軽減については 国 都道府県が共同して責任を果たす仕組みとする 2 年単位の財政運営 負担 負担 高額医療費に係る公費負担 給付増リスク 後期

医療費適正化計画の概要について 国民の高齢期における適切な医療の確保を図る観点から 医療費適正化を総合的かつ計画的に推進するため 国 都道府県は 医療費適正化計画を定めている 根拠法 : 高齢者の医療の確保に関する法律作成主体 : 国 都道府県計画期間 :5 年 ( 第 1 期 : 平成 20~24

国民健康保険制度改革の施行に向けて

第6 北海道国民健康保険調整交付金

Microsoft PowerPoint - 7.【資料3】国民健康保険料(税)の賦課(課税)限度額について

H28秋_24地方税財源

6 短期証の有効期限について有効期限は 最長 6 カ月としている自治体が 28 市町村だが 松田町が原則 1 カ月としているように 1 カ月 3 カ月 6 カ月で判断しているところが多い としている 最長 3 カ月が葉山町 4 カ月が茅ヶ崎市 逗子市 1 年以内が横浜市 湯河原町 (2) 所得階層別

PowerPoint プレゼンテーション

春日井市国民健康保険運営協議会資料 1 国民健康保険事業の状況について 平成 29 年 7 月 27 日開催

千曲市国民健康保険運営協議会会議録

平成13年度税制改正(租税特別措置)要望事項(新設・拡充・延長)

資料3

●1予算について(基本方針)

(案)

平成 30 年 4 月からの制度改正で 市区町村は都道府県と一緒に 国民健康保険を運営していきます Q なぜ制度改正をするの? 国保は会社勤めの方々が加入している保険と比べて 1 国保加入者の平均年齢が高い また 医療費も高額になりやすい 2 国保加入者は非正規労働者や定年退職者が多く 保険税の負担

4月20日(水)衆・厚労委 古屋範子議員の議事録(抜粋)

あっせん文(国民健康保険における限度額適用・標準負担額減額認定証 の申請に係る被保険者の負担軽減)


参考 平成 27 年 11 月 政府税制調査会 経済社会の構造変化を踏まえた税制のあり方に関する論点整理 において示された個人所得課税についての考え方 4 平成 28 年 11 月 14 日 政府税制調査会から 経済社会の構造変化を踏まえた税制のあり方に関する中間報告 が公表され 前記 1 の 配偶

PowerPoint プレゼンテーション

行政苦情救済推進会議の意見を踏まえたあっせん

制度 後期高齢者医療制度とは 3 資格 被保険者 4 被保険者証 保険証 5 保険料の算定 6 保険料の納付方法 7 保険料の軽減と納付相談 8 お医者さんにかかるときの自己負担割合 10 療養費 12 接骨院 整骨院 柔道整復 のかかり方 13 訪問看護療養費 移送費 13 高額療養費 14 特定

平成 29 年 4 月から 保険料の軽減率が変わります 後期高齢者医療保険料は 1 被保険者全員に納めていただく定額部分 ( 均等割 ) と 2 所得に応じて納めていただく部分 ( 所得割 ) があります 平成 29 年 4 月から 保険料が下のように変わります 1 均等割の額が変わる方 元被扶養者

第28回介護福祉士国家試験 試験問題「社会の理解」

参考資料

< F2D E968BC681698E968CE3816A817A C8250>

<4D F736F F D20819A819A81798B4C8ED294AD955C817A30315F967B95B >

(2) 事業別歳出決算額一覧表 ( 国民健康保険特別会計 )[2/7] 単位 : 千円 02 目 : 退職被保険者等療養給付費 国庫支出金 0 退職被保険者等保険給保険年金課 111,987 都支出金 0 退職被保険者等の療養の給付について 保険者が負担する診療報酬

Microsoft PowerPoint - (参考資料1)介護保険サービスに関する消費税の取扱い等について

01 表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課

Microsoft PowerPoint 徴収一元化

私立幼稚園の新制度への円滑移行について

Taro-★【2月Ver】01~05. ⑲計

平成20年度税制改正(地方税)要望事項

問 2 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している A とは 地域の事情に応じて高齢者が 可能な限り 住み慣れた地域で B に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 C 及び自立した日常生活の支援が

<4D F736F F F696E74202D DB92B789EF8B638E9197BF C CA8F8A8E7B90DD81458DDD91EE B ED2816A817989DB92B789EF8B638CE38A6D92E894C5817A2E707074>

農地中間管理機構 ( 仮称 ) の制度の骨格 ( 案 ) 資料 農地中間管理機構の指定都道府県のコントロールの下に適切に構造改革 生産コスト引下げを推進するため 都道府県段階に設置する 1 都道府県知事は 農地中間管理事業を公平かつ適正に行うことができる法人 ( 地方公共団体の第 3セク

Microsoft Word gijiyoushi

PowerPoint プレゼンテーション

データヘルス計画 ~健康増進に向けた医療保険者の機能強化~

子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱

untitled

田川市水道事業会計

報道資料

消費税 5% 引上げによる社会保障制度の安定財源確保 消費税率 ( 国 地方 ) を 2014 年 4 月より 8% へ 2017 年 4 月より 10% へ段階的に引上げ 消費税収の使い途は 国分については これまで高齢者 3 経費 ( 基礎年金 老人医療 介護 ) となっていたが 今回 社会保障

01 鑑文

報告事項     平成14年度市町村の決算概要について

Microsoft PowerPoint - 【がっちゃんこ版(分科会)】全国課長会議資料

文書質問 国民健康保険料子どもの均等割り減免はなぜできないのか 2018 年 5 月 2 日 市議会議員加藤清助 平成 27 年 8 月議会及び平成 28 年 8 月議会において 国保料の負担軽減に ついて 子ども一人に年間 3 万 5600 円の均等割りが算定 賦課されてい ることについて 均等割

地域支援事業交付金の算定方法について

「中医協・医療経済実態調査(保険者調査)-平成19年6月実施-」について

<4D F736F F F696E74202D C68DDF94ED8A518ED282C982C282A282C A5F8F4390B3292E E707074>

12 保険料減免申請書の受理及び減免額の決定に関する事務 保険料納付困難者の救済方法として保険料を減額決定する ,184 なし 13 保険料収納環境推進に関する事務 国民健康保険事業に要する費用に充てる保険料の収納率の向上を図るために行う ,834 11,259 一部委

PowerPoint プレゼンテーション

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

⑵ 外来年間合算の支給額計算の基礎となる合算対象額は 基準日において 同一保険者の同一世帯に属しているか否かにより判断されます ( 例 ) 下記の事例の場合 基準日において 甲と乙が同一世帯であれば 3 と 4 は合算できるが 甲と乙が別世帯であれば 3 と 4 は合算できない 基準日保険者である

< 現行 > 対象者医療区分 Ⅰ(Ⅱ Ⅲ 以外の者 ) 1 * 医療の必要性の低い者医療区分 Ⅱ Ⅲ 1 2 * 医療の必要性の高い者 ( 指定難病患者を除く ) 3 指定難病患者 2 生活療養標準負担額のうちにかかる部分 1 日につき32 1 日につき 1 日につき < 見直し後 > 対象者医療区

コンビニでの納付も可能である旨を 広報誌への記載や 納付書送付時などで広く周知する 保険税の納付に対する理解を高めるため広報誌やホームページ等を活用した広報を実施する 3 滞納整理 処分 執行停止 滞納者の財産状況や生活状況等に応じて 電話催告 文書催告などを効果的に行い 早期収納を図る 発送月取組

瑞穂町福祉会館条例施行規則の一部を改正する規則を公布する

< C8E C8E DA8E9F C95742E786C73>

つのシナリオにおける社会保障給付費の超長期見通し ( マクロ ) (GDP 比 %) 年金 医療 介護の社会保障給付費合計 現行制度に即して社会保障給付の将来を推計 生産性 ( 実質賃金 ) 人口の規模や構成によって将来像 (1 人当たりや GDP 比 ) が違ってくる

当該年度の四月一日から同年度の十二月三十一日までの当該会員市町村の前期高齢被保険者に係る拠出対象額 当該年度の当該会員市町村の前期高齢被保険者に係るアに掲げる額並びに後期高齢者支援金及び病床転換支援金の納付に要した費用の額との合計額の十二分の九 Ⅱ 当該年度の前年度の前期高 齢者交付金の額 ( 三ヶ

<4D F736F F F696E74202D208ED089EF95DB8FE182CC8B8B957482C CC8CA992CA82B52E707074>

<4D F736F F F696E74202D EF8B638E9197BF82CC B A6D92E894C5816A E >

番号制度の実施に伴う社会保障関係システムの改修について 国 都道府県 市町村 市町村 医療保険者等 システム名 社会保険オンラインシステム 労災行政情報管理システム ハローワークシステム 障害者福祉システム 児童福祉システム 生活保護システム 国民年金システム 国民健康保険システム 後期高齢者医療シ

(2) 保険料の算定に関する基本的な方針 1 保険料負担の水準保険料負担の水準については 計画の対象期間である3 年間を通じ おおむね財政の均衡を確保することが可能となるよう 保険料を算定します したがって 人口の高齢化が進展する中では 保険給付が増大することに伴い 保険料負担が増大することは 避け

社会福祉法人による生計困難者に対する利用者負担の減免

<4D F736F F D2096BE8DD78F9182CC8B4C8DDA82C982C282A282C E646F63>

評価項目 評価ポイント 所管部局コメント 評価 国際交流に関する情報の収集及び提供事業国際交流活動への住民の参加促進事業国際理解推進事業在住外国人に対する相談事業在住外国人に対する支援事業 安定 確実な施設運営管理 公正公平な施設使用許可や地域に出向いた活動に取り組むなど新たな利用者の増加に努め 利

< F2D816994D48D FA957493FC816A >

地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

スライド 1

意見の概要 県の考え方 1961( 昭和 36) 年に国民健康保険制度 ( 以下 国保制度という ) がスタートして半世紀以上が経過しています 現在の国保制度は 国保法第 1 条にもあるとおり日本国憲法 25 条で規定する国民の生存権を保障する 市町村国保は 年齢構成や所得水準により 構造的な課題を

【通知】海外療養費・出産育児一時金の支給の適正化に向けた対策等について

地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(第7次地方分権一括法)の概要

個人住民税の特別徴収税額決定通知書(納税義務者用)の記載内容に係る秘匿措置の促進(概要)


4 保険料の状況 (1) 保険料の設定及び徴収第 1 号被保険者の介護保険料基準額は 区介護保険事業計画の3 年間の計画期間ごとに必要な介護サービス給付費の見込み額等を基に 高齢者人口の見込み数値等により算出する仕組みになっている この基準額を基に所得状況に応じた ( 段階ごとに ) 保険料を設定し

Transcription:

埼玉県国民健康保険運営方針 ( 案 ) に対する御意見と県の考え方 意見募集期間 平成 9 年 7 月 0 日 ~8 月 9 日 意見の提出者数及び意見件数 3 件 ( 個人 6 団体 6) 3 御意見及び反映状況 区分 件数 A 意見を反映し 案を修正したもの 38 既に案で対応済みのもの 0 案の修正はしないが 実施段階で参考とするもの 00 意見を反映できなかったもの その他 6 合計 3 番号該当箇所御意見の内容意見数県の考え方反映状況 基本的事項 全般 国民健康保険は社会保障であるため 自治体が住民のいのちを守る立場で制度運営すること 3 国民健康保険新制度においては 県と市町村が共同運営することとなります 国民健康保険制度の安定化に向け 県と市町村が協力し制度を運営していきます 全般 国民健康保険制度の都道府県化は現状を理解しておらず 改悪であるため元の制度に戻してほしい 3 国民健康保険制度改革は 国保制度の様々な問題を解決するために 国と地方との協議などを経て 県と市町村が共同運営することとなり その旨が法律に規定されたものです 安定的な財政運営を図れるよう 県と市町村とで協力して運営していきます 3 全般 広域化になると意見 要望を受け付けてくれる窓口がせばまるのではないか これまでと同様 県全体のことであれば県 市町村の業務であれば市町村が 御質問や御相談に対応します 4 全般 安心して医療機関にかかれるようにしてほしい 安心して医療を受けられるよう制度の安定的運営に努めます 全般 県民の安心のために必要な医療の充実を図ってほしい この運営方針への意見ではありませんが 県としては地域医療計画等により医療の充実を図ることとしています

6 全般 新国保制度について 被保険者 地域住民の意見を聴取し 反映させるために 県が主催して説明会などを実施してほしい 運営方針策定に関して 県民の皆様から意見をお聴きするために 今回 県民コメントを実施したところです また 制度の詳細が全て決まった際には 出前講座などを開催することを検討していきます 7 全般 安心して子育てができる税制度にしてほしい 国に対し 被保険者の負担を軽減する措置の拡充や必要な財源の確保について引き続き要望していきます 8 全般 市町村の実情に即した国保運営を今後も継続し さらに支援を強化する方向で 県との共同運営を行なってほしい 運営方針に基づき 国保財政の安定化を目指し 県と市町村とで共同運営を行っていきます 9 全般 県は法定外繰入れを行って国保の給付を拡充すること 将来にわたって制度を維持するためには 国保の健全な財政運営が必要であり 法定外繰入れは考えておりません 0 () 策定の目的 運営方針案中の 近年 300 億円を超える法定外繰入を実施しており 実質的な収支は赤字が続いています については 削除又は表現を変更してほしい 県内市町村国保の現状を記載したものであり 表現はこのままとさせていただきます 国民健康保険の医療に要する費用及び財政の見通し () 医療費の動向と将来の見通し 3 財政の見通し 財政の見通し については 30 年度以降 公費が減るのであれば 財政悪化の要因として 公費の大幅な減少及び 被保険者の減少に伴う保険税の減少の影響によるものが挙げられます に書き換えるべきであるが 公費がことごとく減少することはないと考える 納付金の必要額に対する公費の割合に変更はありませんので 記載はこのままとします () 医療費の動向と将来の見通し 3 財政の見通し 前期高齢者交付金についての動向を分析しないで歳入の見込みを立てることは正確なものにならないのではないか 前期高齢者交付金は 納付金等の算定時に重要なものとなります 参考とさせていただきます 3 実質的な収支 の定義があいまいで () 財政ある 運営方針案中の 実質的な収支は収支の改善に係約 406 億円の赤字 を削除し 平成 7 る基本的年度決算の収支は 億円の黒字であな考え方る と明記してほしい 県内市町村国保の現状を記載したものであり 表現はこのままとさせていただきます 4 () 財政収支の年度全体の資金計画もきちんと行い 改善に係る基本的公表すべきではないか な考え方 毎年度 予算を公表していきます

() 財政収支の今後の国の公費負担の見通しを示す改善に係なかで 財政収支の改善に関わる基本る基本的的な考え方を示すべきである な考え方 6 ページ 市町村国保財政運営及び県国保特別会計の基本的な考え方 に記載済みです 6 () 財政収支の県は この機会に国保会計への財政改善に係る基本的支援策を作ること な考え方 国保会計への新たな財政支援は行う予定はありません 7 市町村の一般会計からの法定外繰入れを抑制しないでほしい 34 赤字と定義されているものについては 今後 市町村が解消 削減していくものとされています しかしながら 被保険者の保険税負担の急変を避ける観点から 6 年以内の赤字の解消は原則とし 段階的削減の目安の表は削除しました また 6 年間で解消することが困難と認められる場合には 市町村の実態を踏まえた設定とする ことに修正しました A 8 国保財政が赤字となっている理由を分析すること 8 各市町村は 赤字解消計画を作成する際に 赤字の要因を分析することとされています 9 赤字解消の目標年次は設定しないでほしい 4 6 年間での赤字解消の目安の表は削除しました また 原則は 6 年以内で解消することとしますが 6 年間で解消することが困難と認められる場合には 市町村の実態を踏まえた設定とする ことに修正しました A 0 赤字の大きな原因は 後期高齢者支援金及び介護納付金であり 収納率向上や医療費適正化で 赤字を解消していくことには疑問であり 国保財政の改善にはつながらない 御意見のとおり 後期高齢者支援金や介護納付金等についても適正に保険税に算定する必要があります 合わせて 収納率向上対策や 医療費適正化対策も行うことで 国保財政の健全化に寄与すると考えています 市町村が政策として投入した法定外繰入金は ( 保険税の負担緩和 ) は 一律に解消 削減すべき赤字とはせず 市町村の判断とする というように 運営方針 ( 案 ) の内容を変更することを要請する 赤字の定義については 市町村との協議の結果 国の定義に合わせることとしました (4) 財政安定化基金の運用 財政安定化基金の運用は 実際の国保会計の運営をきちんと調査した計画になっていないのではないか 県と市町村とで協議したルールに基づき 適正な貸付及び交付を行っていきます 3

3 市町村ごとの納付金の算定方法 3 () 納付金の算定式 4 () 納付金の算定式 () 納付金の算定式 6 () 納付金の算定式 7 (3) 保険者努力支援制度の都道府県分の取扱い 8 (4) 激変緩和措置 9 (4) 激変緩和措置 30 (4) 激変緩和措置 前期高齢者交付金は 広域化になるとどのように交付されるのか 前期高齢者交付金を従来の主旨に基づき 市町村の納付金額に効果的に反映させてほしい 私の地元では 前期高齢者の比率が高く それにともない支出も多いが 広域化により具体的にどのように反映されるか 新制度になると 前期高齢者交付金が半減してしまう可能性があるため 前期高齢者交付金 またはその他の調整交付金等を利用して 私の地元に対して これまでと同じ程度の財政支援の仕組み構築を求める 保険者努力支援制度の都道府県分は 各市町村の納付金の引き下げにつながるようにしてほしい 新制度移行後 自然増分についても激変緩和措置の対象とするよう検討してほしい 運営方針案の対象期間は 3 年間と定めているが 激変緩和措置については対象期間を超えている しかし 保険税の値上げにならない緩和措置は対象期間をすぎても執り続けてほしい 激変緩和措置は慎重に取り組んでほしい 4 市町村ごとの標準保険税の算定方法 新制度では 県に交付されることになります 県全体の納付金額総額から差し引くこととなります 納付金算定時に年齢調整後の医療費水準を用いることから 6 歳未満も含めて 市町村の年齢構成割合に係る調整が行われることになります 新制度のルールに基づき実施していきます 保険者努力支援制度の都道府県分は 市町村に配分し 納付金から差し引くこととなります 激変緩和措置は 新制度の影響によって 国保税が増える場合の措置ですので 自然増分については対応できません 国の期間に合わせ 今のところ 平成 3 年度まで実施することを予定しています 運営方針に基づき適切に取り組んでいきます 3 全般 国は国庫負担金を増やすべきであり 県からも働きかけるべき 0 国に対し 被保険者の負担を軽減する措置の拡充や必要な財源の確保について引き続き要望していきます 3 全般 こどもの保険税負担軽減のため こどもの均等割りはやめてほしい 6 国に対し 被保険者の負担を軽減する措置の拡充や必要な財源の確保について引き続き要望していきます 33 全般 誰でも払える国保税はどうあるべきかを再考してほしい 3 保険税は 医療費等の必要な経費を見込んで算定するものです 低所得者対策なども引き続き実施します ただし 医療費等が増加した場合は ある程度の御負担をいただく必要があると考えます 4

34 全般 保険税を値上げしないようにしてほしい 3 新制度移行に伴う 保険税の上昇抑制を図るため激変緩和措置を行うこととしています なお 保険税は各市町村が条例で定めることとなります 3 全般 国保税が値上げとなる都道府県化に反対する 9 新制度は 改正国保法に基づくものであり 国民健康保険制度の安定的な運営のために行われるものです なお 保険税の上昇抑制を図るため激変緩和措置を行うこととしています 36 全般保険税を引き下げてほしい 9 市町村においては 安定的な国保運営のために何が必要かを考えながら 税率を設定することが重要であると考えます 37 全般 国保税が多くの被保険者にとって高額であることの認識が記載されていない 運営方針に記載はしませんが 国保税を納めていただくことが大変というお話があることは 認識しております ただし 所得に対する調定額の割合 ( 平成 7 年度 ) は 全国で下から 4 番目に低いことから 一概に高いとは言えないと考えます 38 全般 低所得者の保険税減免制度の基準を拡充するなどの 減免措置を強化してほしい 減免措置については 各市町村の判断となります 39 全般 県平均で.4 倍 ( 第 回シミュレーション ) という高い増加率を 被保険者の国保税負担を重くしないために大幅に引き下げるべき 収納割戻率.9% 増を再検討すべき 自然増等分約 3.6% 増を再検討すべき 第 回の試算は 途中段階のものです 今後の 仮算定 本算定ではまた違う結果となることが予想されます 40 全般 広域化による低所得者への影響の分析を行うこと 県では 納付金及び標準保険税を算定後 現状と比較して どのような影響があるかについては 必要に応じて分析する必要があると考えます また 市町村においても 税率改正等を行う際には 低所得者だけでなく どのような影響があるかを把握するためには 必要に応じて分析する必要があると考えます 4 全般 前年度の所得によって国保税が決定されるのは負担が大きい 前年の所得に応じて課税することは法令で規定されています 4 () 市町村ごとの標準保険税の算定方法 市町村の賦課方式の標準化を強力に支援する 旨の記載が必要である 賦課方式は 各地域の実状を踏まえた方式とする必要があることから 市町村の判断となります 43 () 市町村ごとの標準保険税の算定方法 標準保険税の算定方法は県内統一としないでほしい 県内の市町村の標準保険税を比較する際には 同じ算定方式にする必要があります なお 実際の税率は 各市町村が地域の実状に応じて決定します

市町村における保険税の徴収の適正な実施 44 () 保険税収納率の向上 収納率向上のための徴収強化を行うのではなく 市民の生活をどう再建させるかを観点に置いた政策を例示すること 3 個々の実状を把握し 必要な収納対策を実施していきます 4 () 保険税収納率の向上 なぜ収納できないかの論点が書かれていない 個々の実状を把握し 必要な収納対策を実施していきます 46 () 保険税収納率の向上 滞納処分の執行停止の制度を活用すること ( 塩崎厚生労働大臣の答弁を分かりやすく記載すること ) 必要な手続きを行った上で 執行停止を行う必要があると判断した場合には実施しますが 記載についてはこのままとします 47 () 保険税収納率の向上 徴収対策の口座振替は 強引に進めないこと 口座振替については 原則化を推進していくこととしていますが 個々の相談には応じる必要があると考えます 48 () 保険税収納率の向上 資格証明書は発行しないこと 短期証は全員郵送にすること 6 市町村における保険給付の適正な敵視実施 49 0 () レセプト点検の充実強化 () レセプト点検の充実強化 レセプト点検については 返戻率等を目標化するのではなく 点検担当者の水準や点検精度の向上を目標にしてほしい 効率的な二次点検 とあるが 機械的に適応症を当てはめるだけ 医療内容に立ち入る 民間業者に丸投げする点検などは止めるべきである 資格証明書及び短期証は 必要な手続きを経て 各市町村が発行するものです 短期証については 被保険者の方と納付相談等のために直接お話しをさせていただく手段となりますので 原則窓口交付になります レセプト点検については 点検水準の底上げを図ることを目標としています 研修や指導助言等により 市町村の適正なレセプト点検を支援します () レセプト点検の充実強化 無責任な保険者点検を後押しするような方針には反対する 適正な保険給付ができるよう 点検水準の底上げを行い レセプト点検の充実強化を図ります (3) 第三者行為求償等の取組 第三者求償案件の啓発 周知に資する取組案も示すべきである 御意見を参考に 県は国保連合会と協力し 市町村が確実に事業を実施できるよう取り組んでいきます 7 医療費の適正化の取組 3 全般 医療費適正化の取組は 必要な医療までも削られることがないよう配慮すること 8 医療費適正化の取組は 特定健康診査の受診率向上や 糖尿病性腎症重症化の予防などを目標としており 必要な医療を受けられなくなるものではないと考えます 4 全般 医療費適正化に 社会環境の改善 ( 社会環境への質の向上の取り組み ( 生き生きサロン等 ) 糖尿病性重症化のエビデンスからの改善 3 医療費の窓口負担が多いことによる重症化の改善 ) も加えると良い 国保を運営する上での参考とさせていただきます 6

全般 運営方針案だけでは 健康の 自己責任 を強調するものでしかない 健康日本 ( 第二次 ) で示されている 社会環境の質の向上 策の充実強化によって 健やかで心豊かに生活ができる社会の実現を目指してほしい 国保を運営する上での参考とさせていただきます 6 () データヘルスの推進 データヘルスの推進の目標達成に向けた取組に 経済的格差や社会環境の影響の調査研究の取組を追記してほしい まずは 全市町村でデータヘルス計画を策定し その上で保健事業を実施していきます 事業実施に当たっての参考とさせていただきます 7 () 特定健康診査受診率 特定保健指導実施率の向上 特定健診受診率の大幅引き上げに必要な事業を拡充してほしい そのために県も法定外繰入をしてほしい 特定健診の受診率向上のため 運営方針記載の取組などを実施していきます 県繰入金 ( 号 ) を活用し 市町村の取組に対して財政支援を行うこととしています 8 (3) ジェネリック医薬品の使用促進 ジェネリック医薬品の数量シェアを 8 0% とする目標は 国の目標値からかい離していることを示すだけのものである こうした 数値ありき で被保険者教育が行われることは医療に対する理解を歪めたり不信をもたらす 被保険者の方に理解が得られるような周知を心掛けます 9 (3) ジェネリック医薬品の使用促進 ジェネリック医薬品の処方は主治医によって判断されるべきであるため その判断を尊重することを周知 啓発してほしい 主治医の判断は重要と考えますが 患者負担の軽減なども同時に考えていく必要がありますので 被保険者の方に理解を得られるような周知を心掛けます 60 (3) ジェネリック医薬品の使用促進 利用差額通知は医薬品について誤解を生じさせかねないため やめるべきである 誤解を生じさせないよう注意して実施していきます 6 () 健康長寿埼玉プロジェクトの推進 医療費適正化の ヘルスケアポイント制度の実施は 意欲を引き出す上で良いと思う ヘルスケアポイント制度の拡大に努めます その他 6 その他 県及び市町村の国保運営協議会は 全て公募制とし 会議は公開としてほしい 県の国保運営協議会委員の公募は 市町村国保の現状を熟知し 広い視点で協議していただけることが期待でき 国保制度改革にある程度精通していることなどが必要なため 制度が安定するまでの間は行わないこととしています 市町村の運営協議会委員の公募については 市町村が判断するものです また 県及び市町村の運営協議会は 個人情報を扱う等の理由がない限り 原則公開としています 7