イメージ図 ( 医療施設の場合 ) イメージ図 ( 誘導施設 : 地域医療支援病院の場合 ) 5 届出を要しない軽易な行為などについて都市再生特別措置法第 108 条並びに都市再生特別措置法施行令第 35 条 第 36 条の規定により 以下の行為は届出の対象となりません 軽易な行為その他の行為で政令

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大谷周辺地区 及び 役場周辺地区 地区計画について 木原市街地 国道 125 号バイパス 役場周辺地区 (43.7ha) 美駒市街地 大谷周辺地区 (11.8ha) 地区計画の概要 地区計画とは住民の身近な生活空間である地区や街区を対象とする都市計画で, 道路や公園などの公共施設の配置や, 建築物の

予定建築物等以外の建築等の制限 法 42 条 立地基準編第 5 章 (P127~P131) 法第 42 条で規定されている 予定建築物等以外の建築等の制限 については 次のとおりとする 1 趣旨開発許可処分は 将来その開発区域に建築又は建設される建築物又は特定工作物がそれぞれの許可基準に適合する場合

1. 立地適正化計画とは (1) 計画の目的と概要立地適正化計画は 人口の急激な減少と高齢化 厳しい財政状況に対応するため コンパクトシティ プラス ネットワーク の考え方に基づき 持続可能な集約型のまちづくりを目的とした計画です (2) コンパクト を実現させる 2 つの区域と 誘導する施設の設定

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2. 立地適正化計画と都市計画マスタープラン 各種関連計画との関係 2011 年に策定済みの 伊豆の国市都市計画マスタープラン の高度化版として 第 2 次伊豆の国市総合計画や静岡県が定める都市計画区域マスタープランに即するとともに 医療 福祉 商業 交通 防災など幅広い視点での検討が必要なため 各

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能勢町市街化調整区域における地区計画のガイドライン

第1章 開発許可制度の概要

相模原市住宅基本計画 概要版

- 1 - 地域再生法施行令(平成十七年政令第百五十一号)(抄)改正案現行(産業及び人口の過度の集中を防止する必要がある地域及びその周辺の地域)第三条法第五条第四項第四号の政令で定める地域は 平成二十七年八月(新設)一日における次に掲げる区域とする 一首都圏整備法(昭和三十一年法律第八十三号)第二条

( 新 ) 藤沢都市計画住宅市街地の開発整備の方針 平成年月 神奈川県 藤沢 住宅 -1

市街化調整区域の土地利用方針の施策体系 神奈川県 平塚市 神奈川県総合計画 神奈川県国土利用計画 平塚市総合計画 かながわ都市マスタープラン 同地域別計画 平塚市都市マスタープラン ( 都市計画に関する基本方針 ) 平塚都市計画都市計画区域の 整備 開発及び保全の方針 神奈川県土地利用方針 神奈川県

(2) 居住誘導区域の届出制度居住誘導区域を設定 公表すると, 居住誘導区域外での一定規模以上の建築行為, 開発行為に対して届出義務が生じます 具体的には, 下表に示すように,3 戸以上の住宅の新築, 開発行為が対象になります 当制度の運用により, 生活利便性の高い地域への緩やかな誘導を図り, 都市

計画書

一宮市住宅マスタープラン ~ 住み続けたいまち 住んでみたいまち 人々が生き生きと暮らせるまち ~ 概要版 平成 2 5 年 3 月 一宮市

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新設 拡充又は延長を必要とする理由(1) 政策目的 消費者のニーズに応じた住宅を選択できる環境を整備する観点や低炭素化 循環型の持続可能な社会の実現の観点から 中古住宅取得や増改築等工事の適用要件の合理化や増改築等工事の対象を拡充することにより 中古住宅の流通促進 住宅ストックの循環利用に資する (

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かごしまコンパクトなまちづくりプラン ( 立地適正化計画 ) 素案概要版 - 目次 - 1. 立地適正化計画の概要 2 2. 計画策定に係る基本的な考え方 4 3. 居住誘導区域 6 4. 都市機能誘導区域 8 5. 誘導施設 届出制度 目標値の設定 都市機能及び

鹿嶋市都市計画法の規定による市街化調整区域における

目次 1 背景 目的 方針の位置づけ 現状の問題と課題 今後の方針

3 市長は 第 1 項の規定により指定した土地の区域を変更し 又は廃止しようとするときは あらかじめ久喜市都市計画審議会 ( 以下 審議会 という ) の意見を聴くものとする 4 第 1 項及び第 2 項の規定は 第 1 項の規定により指定した土地の区域の変更又は廃止について準用する ( 環境の保全

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4. 地区計画の基本的な考え方 1. 市街化を抑制すべき区域 という市街化調整区域の基本理念は 地区計画の策定によってその性格が変わるものではないこと 2. 開発行為を伴う地区計画については いたずらに市街地を拡大しないよう その必要性 周辺の公共施設の整備状況 自然環境 景観や農林業との調和等の観

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(2) 市原市における区域設定の考え方本市においては 更級地区における商業集積や沿岸における工業地帯の形成等 これまで特色ある土地利用展開を行ってきた経緯を踏まえ 居住誘導区域の設定に合わせ地域の特性に応じた区域を設定します 市原市における区域設定の考え方 市街化区域 1 居住誘導区域 2 一般居住

住まい まちづくりの基本目標と基本的施策の展開方向 1. 住まい まちづくりの理念と基本目標 だれもが安心して住み続けたいと感じる魅力ある とだ の住まい まちづくり を政策の基本理念とし これを実現するために次の 3 つを基本目標として総合的な施策を図るものとします 基本目標 -Ⅰ 多様なニーズに

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(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

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数値目標 平成 29 年 オープンカフェ新規参加店舗数 58 店 6 店 6 店 オリオン市民広場集客数 1,500 人 3,000 人 3,000 人 センターコア歩行者 自転車通行量 ( 平日 ) 1,700 人 1,700 人 1,700 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概

富士見市都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例

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4. 都市機能誘導区域 4.1 都市機能誘導区域設定の基本的な考え方 (1) 都市機能誘導区域とは医療 福祉 商業等の都市機能を都市の中心拠点や生活拠点に誘導し集約することにより これらの各種サービスの効率的な提供を図る区域のことです 原則として 居住誘導区域内において設定します これらの都市機能は

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<第1回> 帯広市都市計画審議会 第二次 都市計画マスタープラン検討                   専門部会

第 4 章居住誘導区域 第 4 章居住誘導区域 1. 居住誘導区域 (1) 居住誘導区域の定義等居住誘導区域とは 都市再生特別措置法 * に定める 都市の居住者の居住を誘導すべき区域 のことで 都市計画運用指針 * において 人口減少の中にあっても一定のエリアにおいて人口密度を維持することにより 生

8--2 建築許可申請 法の規定 ( 省令第 34 条 ) 法第 43 条第 項の建築許可を受けようとする者は 法に定めた事項を記載した 建築物の新築 改築若しくは用途の変更又は第一種特定工作物の新設許可申請書 に必要な書類 図面を添付し 市長に提出してください ( 法第 43 条 省令第 34 条

市街化調整区域における都市計画法第 34 条第 12 号の規定による開発許可等の基準に関する条例 の審査基準 ( 趣旨 ) 第 1 条この条例は 市街化調整区域における都市計画法 ( 昭和 43 年法律第 100 号 以下 法 という ) 第 34 条第 12 号の規定による開発許可の基準及び都市計

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神戸市都市空間向上計画基本的な考え方 ( 案 ) に対する市民意見と神戸市の考え方 ( 項目別 ) (1) 計画の必要性 意見の要旨 人口減少対策の 1 つとして コンパクト化は有効だと思う 50 年後も神戸が魅力的なまちで あり続けるためにもこの計画の 取り組みを進めてほしい 計画には反対 必要性

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及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

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2. 各学区のまちづくりの方向性と将来ビジョン 第 3 章で整理した各学区の現状 課題等を踏まえ 学区ごとにまちづくりの方向性 ( 基本方針の 3 つの柱の何に該当するのか ) を整理します 方向性を踏まえ 施策の柱ごとに具体的なビジョンを検討します (1) 常盤学区 1 まちづくりの方向性 1-1

計画的な再開発が必要な市街地 特に一体的かつ総合的に再開発を促進すべき地区 市町名 名称 再開発の目標 土地の合理的かつ健全な高度利用及び都市機能の更新に関する方針 特に整備課題の集中がみられる地域 ( 課題地域 ) 地区名 西宮市 C-4 浜脇 ( 約 175ha) 居住環境の向上 良好な都市景観

広島市開発審査会提案基準

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(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

[ 概要版 ] 倉吉都市計画 マスタープラン素案 鳥取県倉吉市

持及び修繕が図られるよう 必要な措置を講ずること を定めるとともに 上記のほか 都市公園の維持及び修繕に関する技術的基準は 国土交通省令で定めるものとする 5 認定公募設置等計画に基づき公募対象公園施設を設ける場合における第 6 条第 項の規定の適用について 現行において 一の都市公

名前 第 1 日目 建築基準法 2 用途規制 1. 建築物の敷地が工業地域と工業専用地域にわたる場合において 当該敷地の過半が工業地域内であると きは 共同住宅を建築することができる 2. 第一種低層住居専用地域内においては 高等学校を建築することができるが 高等専門学校を建築する ことはできない

目次 Ⅰ 運用基準の策定にあたって P1 1 策定の目的 P1 2 運用基準の位置づけ P1 Ⅱ Ⅲ 土地利用のあり方 P1 地区計画の活用 P2 1 地区計画とは P2 2 地区計画の活用類型 P2 (a) 地域資源型 P3 (b) マスタープラン適合型 P3 (c) 街区環境整序型 P3 (d)

届出の手引き

第 2 章 許可を要しない開発行為 建築行為等 ( 事前に以下の条項のいずれに該当するかの判断資料の提出を求めること ) 第 1 農林漁業用建築物を目的とする開発行為 ( 法第 29 条第 1 項第 2 号 ) 又は建築行為 ( 法第 43 条第 1 項本文 ) 1 趣旨市街化調整区域内で農林漁業に

などについては連たんの戸数に含めることはできません また 建築物の敷地相互の間隔とは 相互の敷地端からの直線距離です (2) 本市では 昭和 46 年 3 月 15 日から市内を市街化区域と市街化調整区域に区分する 線引き を行っています ( 法第 3 3 条第 4 項の条例で定める建築物の敷地面積

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地域住宅計画 計画の名称高岡地域 (H27-31) 都道府県名富山県作成主体名高岡市 計画期間 1. 地域の住宅政策の経緯及び現況 平成 27 年度 ~ 31 年度 高岡地域は富山県の西部に位置し 人口約 17 万 6 千人 世帯数約 6 万 6 千世帯 (H26.12 月住民基本台帳 ) の地域で

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(5) 老上西学区 1 まちづくりの方向性 1-1. 生活拠点の形成と交通環境の充実 既存の生活拠点を中心とした 50 戸連坦制度の厳守等により市街地の拡散を抑制するこ とで 利便性の高い生活環境を維持していくものとします 老上西学区は 東側から南側にかけての一帯が市街化区域に含まれ ( 主 ) 大


⑴ 政策目的 市街地再開発事業の推進により 土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図るとともに コンパクトシティの推進及び密集市街地の解消を図る 新設 拡充又は延長を必要とする理由 ⑵ 施策の必要性 以下の施策の推進のため 本措置の延長により 民間事業者による早期かつ着実な保留床の取得を促

はじめに 日本全体の人口は 今後 30 年間で約 2 割の厳しい人口減少が見込まれています また 高齢者人口 (65 歳以上 ) は約 3 割増加し 生産年齢人口 (15~64 歳 ) は約 3 割減少すると見込まれています 高齢者や子育て世帯にとって安心できる健康で快適な生活環境を実現することや

3-3 新旧対照表(条例の審査基準).rtf

(2) 小学校区別人口特性 2010 年の校区別総人口は 学校区の順に多い 2010 年の校区別人口密度は の順に高くなっており 学校区の殆どの区域と 学校区の一部区域は DID 地区となっている 2040 年の推計人口は 学校区で 2010 年人口を上回る若しくは横ばいの見込みであるが その他の殆

2 都市計画法第 34 条第 11 号に係る区域指定の許可基準について 都市計画法の趣旨 施策の方針市街化調整区域において, 市街化区域に隣接又は近接し, 一体的な日常生活圏を構成している市街化の進行した一定の区域を条例で指定し, 予定建築物を周辺環境と調和する用途に制限することにより, 許可の対象

1-2 立地適正化計画の役割 立地適正化計画は 都市全体の観点における居住機能や都市機能の立地 公共交通の充実に関する包括的なマスタープランであり 以下のような役割があるとされています 1 都市全体を見渡したマスタープラン 立地適正化計画は, 居住機能や医療 福祉 商業, 公共交通等のさまざまな都市

設 拡充又は延長を必要とする理由 関係条文 租税特別措置法第 70 条の 2 第 70 条の 3 同法施行令第 40 条の 4 の 2 第 40 条の 5 同法施行規則第 23 条の 5 の 2 第 23 条の 6 平年度の減収見込額 百万円 ( 制度自体の減収額 ) ( - 百万円 ) 東日本大震

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地域住宅計画 計画の名称千葉市地域 (3 期 ) 都道府県名千葉県作成主体名計画期間平成 27 年度 ~ 31 年度 千葉市 1. 地域の住宅政策の経緯及び現況 千葉市は千葉県のほぼ中央部に位置し 人口は約 96 万人 世帯数は約 42 万世帯の地域で地域面積は k m2である 本市では

区域の整備 開発及び保全に関する方針 地区施設の整備の方針 建築物等の整備の方針 (1) 道路の整備方針区域内外との円滑な交通ネットワークの形成と歩行者等の安全で快適な歩行環境の向上を図るため 街区幹線道路及び区画道路を整備する 生活利便施設や良質な街並みを形成する住宅等の立地を誘導し 地域拠点にふ

用への助成を除くと 住宅に関する融資や助成制度等の情報提供の充実 との回答割合が高い( 子育て住み替え意識調査 ) 以上のことから 住宅が手狭であることを理由に市外へ転出する若い世代が相当数存在し また その傾向が強まっていることがうかがえる また 住み替え後は4LDKの間取りを中心とした持ち家 (

( 法第 33 条第 4 項の条例で定める建築物の敷地面積の最低限度 ) 第 3 条法 34 条第 8 号の3に規定する開発行為を行う場合における建築物の敷地面積の最低限度は, 法第 33 条第 4 項の規定に基づき,250 平方メートルとする ただし, 市長が良好な住居等の環境の形成又は保持のため

千代田区開発事業に係る住環境整備推進制度要綱

はじめに 都市再生緊急整備地域及び特定都市再生緊急整備地域は 都市再生特別措置法 ( 平成 14 年 4 月 5 日公布 平成 14 年 6 月 1 日施行 以下 法 という ) に基づき 国が政令で指定するものです 1 都市再生緊急整備地域 趣旨 都市機能の高度化及び都市の居住環境の向上を図るため

目 次 1 背景 目的 1 2 計画の位置付け 2 (1) 計画の位置付け 2 3 現状の問題と課題 3 (1) 現状の問題 3 (2) 課題 3 4 市街化調整区域における土地利用方針 5 (1) ゾーンにおける土地利用方針 6 (2) 各ゾーンのイメージ 10 5 土地利用現況図 11 6 土地

市街化調整区域内の規制緩和に係るよくある質問 (Q&) (1) 山形市区域指定制度に係るよくある質問 市街化区域と市街化調整区域の違いは何ですか? 区域指定制度ってどんな制度ですか? どんなところを区域指定するの? 区域指定を行ったことによるメリットは? 私の土地は区域指定されていますか? 区域指定


市町合併という基本的枠組みの変更に対応した 市全域を対象とした計画の見直し 少子高齢化をはじめとする本市を取り巻く社会経済情勢の変化に対応した計画づくり 総合計画や都市計画区域マスタープランなど 上位関連計画との整合 調整の必要性 都市計画マスタープランは 都市計画法第 18 条の 2 に基づいて策

資料 2 立川市景観計画の一部改定 ( 案 ) ( 現計画 ) P25 表 一般地域 景観形成地区の届出の対象となる行為の規模 P26 (4) 大規模建築物等にかかる事前協議の部分 ( 改定案 ) P25 表 一般地域 景観形成地区の届出の対象となる行為の規模 P26 (4)

大阪府営門真住宅まちづくり基本構想 平成 25 年 6 月 大阪府 門真市

1. 目的 本町の第 3 次総合計画において 本町の将来像である ( みんなが主役 やすらぎと健康福祉のまち ) の実現に寄与すべく 本町の市街化調整区域における地区計画の運用にかかる基本的な方針を示すため 市街化調整区域における地区計画運用指針 ( 以下 運用指針 という ) を策定しました この

4. 都市づくりの目標と方針 4-1 都市づくりの基本理念 地域の個性が輝く生活快適都市 上田 ~ 魅力あるふるさと活気ある交流風格ただようまち ~ 基本理念の意味あい 上田市は 歴史 文化 自然 産業などに恵まれた特色ある地域から成り立っており 各地域が個性を発揮し 連携し合い 交流を促進しながら

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第 Ⅴ 章実現化方策 1. 届出制度 (1) 都市機能区域外における誘導施設の建築行為又は開発行為の届出 都市機能区域外で誘導施設を有する建築物の開発行為又は建築行為を行おうとする場合には 市へ の届出が義務づけられます ( 都市再生特別措置法第 108 条第 1 項 ) 1 届出の対象となる区域 都市機能区域以外の区域 2 届出の対象となる行為 開発行為 誘導施設を有する建築物の建築目的で行う開発行為 開発行為以外の建築行為等 誘導施設を有する建築物を新築しようとする場合 建築物を増築または改築し誘導施設を有する建築物とする場合 建築物の用途を変更し誘導施設を有する建築物とする場合 3 届出の時期 行為に着手する日の 30 日前までに届出 ( 届出した内容を変更するときは変更に係る行為に着手する日の 30 日前までの届出 ) 4 届出の対象となる施設 ( 誘導施設 ) 分類 届出の対象となる施設 規模等 医療施設 医療法第 4 条に定める地域医療支援病院 延床面積 10,000 m2以上 かつ ベッド数 200 床以上 文化施設 図書館法第 2 条第 1 項に定める図書館 博物館法第 2 条第 1 項に定める美術館地方自治法第 244 条に定める公の施設 延床面積 6,000 m2以上 商業施設福島県商業まちづくりの推進に関する条例第 2 条の 7に定める小売商業施設 売場面積 6,000 m2以上 行政施設 地方自治法第 4 条第 1 項に定める施設 延床面積 6,000 m2以上 教育施設 学校教育法第 1 条に定める学校のうち 同法第 83 条に定める大学 延床面積 6,000 m2以上 同法 108 条に定める短期大学同法 124 条に定める専修学校 23

イメージ図 ( 医療施設の場合 ) イメージ図 ( 誘導施設 : 地域医療支援病院の場合 ) 5 届出を要しない軽易な行為などについて都市再生特別措置法第 108 条並びに都市再生特別措置法施行令第 35 条 第 36 条の規定により 以下の行為は届出の対象となりません 軽易な行為その他の行為で政令で定めるもの 当該立地適正化計画に記載された誘導施設を有する建築物で仮設のものの建築目的で行う開発行為 誘導施設を有する建築物で仮設のものの新築 建築物を改築し 又はその用途を変更して誘導施設を有する建築物で仮設のものとする行為 非常災害のため必要な応急措置として行う行為 都市計画事業の施行として行う行為又はこれに準ずる行為として政令で定める行為 都市計画施設を管理することとなる者が当該都市施設に関する都市計画に適合して行う行為 ( 都市計画事業の施行として行うものを除く ) 6 勧告について届出に係る行為が都市機能区域内における誘導施設の立地の集積などを図る上で支障があると認めるときは 当該届出をした者に対して 当該届出に係る事項に関し 誘導施設の立地を適正なものとするために必要な勧告を行います 24

(2) 居住推奨区域外における建築行為又は開発行為の届出 居住推奨区域外で行われる一定規模以上の開発行為や建築行為等を行おうとする場合は 市への届 出が義務づけられます ( 都市再生特別措置法第 88 条第 1 項 ) 1 届出の対象となる区域 居住推奨区域外の区域 2 届出の対象となる行為 開発行為 3 戸以上の住宅の建築目的で行う開発行為 1 戸又は2 戸の住宅の建築物の開発行為で1,000m2以上のもの 開発行為以外の建築行為等 3 戸以上の住宅を新築する場合 建築物を増改築 又は用途変更して3 戸以上の住宅とする場合 3 届出の時期 行為に着手する日の 30 日前までに届出 ( 届出した内容を変更するときは変更に係る行為に着手する日の 30 日前までの届出 ) 4 開発行為 3 戸以上の住宅の建築目的の開発行為 1 戸又は 2 戸の住宅の建築目的の開発行為で 1,000 m2以上のもの 1,300 m2 1 戸の開発行為 800 m2 2 戸の開発行為 25

5 開発行為以外の建築行為等 3 戸以上の住宅を新築する場合 建築物を改築 又は用途変更して 3 戸以上の住宅とする場合 3 戸の建築行為 1 戸の建築行為 イメージ図 6 届出を要しない軽易な行為などについて都市再生特別措置法第 88 条並びに都市再生特別措置法施行令第 27 条 第 28 条の規定により 以下の行為は届出の対象となりません 軽易な行為その他の行為で政令で定めるもの住宅等で仮設のもの又は農林漁業を営む者の居住の用に供するものの建築目的で行う 開発行為 住宅等の新築 建築物を改築し 又はその用途を変更して住宅等とする行為 非常災害のため必要な応急措置として行う行為 都市計画事業の施行として行う行為又はこれに準ずる行為として政令で定める行為 都市計画施設を管理することとなる者が当該都市施設に関する都市計画に適合して行う行為 ( 都市計画事業の施行として行うものを除く ) 7 勧告について届出に係る行為が居住推奨区域内における住宅等の立地の誘導を図る上で支障があると認めるときは 当該届出をした者に対して 当該届出に係る事項に関し 住宅等の立地を適正なものとするために必要な勧告を行います 26

2. 誘導施策 関連施策と連携しながら以下の誘導施策を検討していきます 誘導施策 1 都市機能区域における都市機能の維持 確保 施策 1-1 民間活力の活用 高次の都市機能が集積する中心市街地を基本とする都市機能区域において 誘導施設として設定した施設を維持 確保していくためには 民間投資が必要です 都市機能の郊外拡散を抑え 中心市街地の活性化を推進していくため 民間と行政が連携を図りながら誘導施設の維持 確保に努めます 都市再生特別措置法の改正に伴い 都市機能区域への施設整備にあたっての各種支援制度が拡充されていることから これらの制度を積極的に活用します 施策 1-2 配置等の見直しを含めた施設の維持 確保 市が保有する施設は市民生活に必要なサービス水準を維持し 災害時にも必要な機能を確保できるよう 危機管理の視点も踏まえ維持 確保を行います 関連施策 : 福島市公共施設等総合管理計画福島市地域防災計画 誘導施策 2 持続可能な公共交通の維持と利便性の向上 施策 2-1 持続可能な公共交通網の整備 市民 事業者 行政が一体となり 公共交通施策と連携し 持続可能な公共交通網の整備を進めます 関連施策 : 福島市地域公共交通再編実施計画 ( 案 ) 施策 2-2 公共交通の利用促進 公共交通機関の利用を促進するため 公共交通施策と連携し 駅へのアクセスの向上 自転車駐車場の整備 鉄道 バス等と相互の連携強化など 高齢者等に配慮した公共交通手段の充実を検討します 高齢化社会を見据え 自家用自動車利用から公共交通への利用転換に向けての啓蒙活動を推進するとともに 地域内を走るバス タクシーの効率的な運行に努め 公共交通の利用促進を図ります 関連施策 : 福島市地域公共交通形成計画 福島市地域公共交通再編実施計画 ( 案 ) 27

誘導施策 3 様々なライフスタイルに対応した居住地の形成 施策 3-1 街なか居住の促進 中心市街地の利便性を生かし安全で安心して住める市街地整備に努めます 関連施策 : 福島市中心市街地活性化基本計画 福島市住宅マスタープラン 施策 3-2 空き家の利活用の促進 低未利用地の宅地化誘導や空き家などの既存ストックの活用 共同建替や土地の高度利用等よる住宅の更新や良質な都市型住宅の供給 住商複合化等を図り 若者や子育て層 高齢者等のまちなか居住を促進します 関連施策 : 福島市住宅マスタープラン 福島市空家等対策計画 施策 3-3 大規模住宅団地の持続可能な住まいづくり 開発後 時間が経過した大規模住宅団地については 人口減少と高齢化が同時に進行しているため 高齢者のための住環境整備とともに 空家の活用や住宅ストックの循環利用などを通じて 若者から高齢者までの多様な居住ニーズに対応した住宅供給を促進します 関連施策 : 福島市住宅マスタープラン 施策 3-4 住み替えニーズへの対応 高齢者が利便性の高い街なかへの住み替えを希望する場合や 子育て世帯が郊外の広い住宅へ住み替えを希望する場合などの居住ニーズに応えるため 行政と住宅関連事業者との連携により 高齢者の持家を賃貸化して子育て世帯等が入居する等 空家となった持家ストックを活用した住み替えの仕組みの導入を検討します 関連施策 : 福島市住宅マスタープラン 28

3. 目標値の設定 立地適正化計画を活用して実現を目指すために実施される各種施策の進捗状況及びその効果を確認 し より効果的に計画を実現していくため 以下のような目標値を設定します (1) 都市機能区域内の誘導施設の種類 誘導施設として設定した施設が誘導施策の実施により 将来も都市機能区域内に存続 集積され ていることを目指します 医療施設文化施設商業施設行政施設教育施設 評価指標 基準年目標 (2010 年 ) (2040 年 ) 医療法第 4 条に定める地域医療支援病院 延床面積 :10,000 m2以上 かつ ベッド数 :200 床以上 〇 〇 図書館法第 2 条第 1 項に定める図書館 博物館法第 2 条第 1 項に定める美術館 延床面積 :6,000 m2以上 〇 〇 地方自治法第 244 条に定める公の施設 福島県商業まちづくりの推進に関する条例第 2 条の7に定める小売商業施設 売場面積 :6,000 m2以上 〇 〇 地方自治法第 4 条第 1 項に定める施設 延床面積 :6,000 m2以上 〇 〇 学校教育法第 1 条に定める学校のうち 大学 - 〇 同法第 83 条に定める大学延床面積 :6,000 m2以上短大同法 108 条に定める短期大学など同法第 124 条に定める専修学校 〇 〇 -: 基準年時点で都市機能区域内に立地していないため 今後 積極的に誘導を図る 〇 : 基準年時点で都市機能区域内に立地しているが 将来的にも維持 誘導を図る (2) 居住推奨区域内の日常生活サービス施設の徒歩圏カバー率 様々なライフスタイルに対応した居住促進施策を進め 居住推奨区域内の人口密度を維持すること で 生活サービス施設の衰退を防ぎ 身近な生活サービスの利便性も維持することを目指します 評価指標 基準年目標 (2010 年 ) (2040 年 ) 医療施設の徒歩圏カバー率 89.4% 福祉施設の徒歩圏カバー率 90.5% 基準年値の維持 商業施設の徒歩圏カバー率 85.3% 徒歩圏カバー率 :GIS を活用して施設中心から徒歩圏を半径 800m として設定し 居住推奨区域内人口に対す る徒歩圏内の人口割合を示したもの ( 対象施設は居住推奨区域内に立地するものに限定 ) 29

4. 進行管理 本計画は概ね 30 年後の都市の姿を展望しながら長い期間をかけて施策を展開していくものです このため 以下のPDCAサイクルの考え方に基づき 計画に記載された施策 事業の実施状況について調査 分析及び評価を行い 計画の進捗状況や妥当性等を精査 検討していきながら 必要に応じて見直しを行います 概ね5 年毎を基本に調査 分析及び評価を行うものとします P 計画 (Plan) 立地適正化計画の策定 改定 [ 実現に向けて展開すること ] 届出制度の運用 都市機能区域外における誘導施設の建築行為又は開発行為の届出居住推奨区域外における建築行為又は開発行為の届出 誘導施策の実行 D 実行 (Do) 届出制度の運用 誘導施策の実行 誘導施策 1: 都市機能区域における都市機能の維持 確保誘導施策 2: 持続可能な公共交通の維持と利便性の向上誘導施策 3: 様々なライフスタイルに対応した居住地の形成 [ 実現に向けて展開した施策などの確認 検証 評価 ] 届出制度の運用状況の確認 都市機能区域外における誘導施設の整備の動きや 居住推奨区域外における住宅開発等の動きを把握 誘導施策の実行状況の確認 誘導施策について 実施した事業や実施中の事業 または事業に着手しようとする事業 未着手の事業などについての状況を確認 C 評価 (Check) 届出制度の運用の確認 誘導施策の実行状況の確認 社会情勢の変化の確認 目標値の達成状況の検証 評価 A 改善 (Action) 評価を踏まえた計画の見直し 社会情勢の変化の確認 社会情勢の変化 ( 特に 東日本大震災後に変化が大きかった人口動態や世帯数の推移 地価動向などの推移 ) を定期的に確認 分析 目標値の達成状況の確認 評価指標 都市機能区域内の誘導施設の種類誘導施設に設定した都市機能が都市機能区域内に存続 確保されており 生活サービスの持続的な提供が図られているかを検証 評価 評価指標 居住推奨区域内の日常生活サービス施設の徒歩圏カバー率居住区域内の人口密度が維持されており それに伴い 身近な生活サービスの利便性が維持されているかを検証 評価 このほか 参考情報として取り扱うべき内容があれば調査 分析 [ 評価結果を踏まえ 必要に応じた改善内容の検討 ] 評価を踏まえた計画の改善 計画内容の妥当性 社会情勢の変化による計画内容 ( 都市機能区域 居住誘導区域 誘導施設及び規模 目標年次等 ) の見直し目標値の達成状況による目標値 施策の見直し 30