パソコン操作操作の基礎 (Windows7 用 ) 初版 :2012 年 7 月 31 日 パソコンボランティア青梅
内容 1. パソコンをはじめよう!... 3 1-1 パソコンの起動... 3 1-2 パソコンの終了... 4 2. 基本画面の役割をおぼえよう!... 5 2-1 デスクトップ... 5 2-2 スタートボタン... 6 2-3 スタートメニュー... 7 3. ソフトを使ってみよう!... 8 3-1 ソフトの起動... 8 3-2 ソフトの終了... 9 3-3 書類をファイルとして保存... 10 4. パソコンの中身を確認しよう!... 11 4-1 フォルダからファイルを開く... 11 4-2 コンピュータ を開く... 13 5. ウィンドウ操作の基本をおぼえよう!... 14 5-1 ウィンドウを切り替える... 14 5-2 ウィンドウを最小化する 最大化する 閉じる... 15 5-3 ウィンドウを移動させる... 15 5-4 ウィンドウの大きさを変える... 16 5-5 ウィンドウ内の見えない部分を表示させる ( スクロ-ル )... 16 6. フォルダを上手に管理しよう!... 17 6-1 フォルダウィンドウ各部の名称と働き... 17 6-2 フォルダを開く 前の画面に戻る... 18 6-3 新しいフォルダを作成する... 18 6-4 フォルダの名前を変更する... 19 7. ファイル操作の基本をおぼえよう!... 20 7-1 ファイルをコピー / 移動する... 20 7-1-1 メニューを使ったコピー / 移動... 20 7-1-2 ドラッグ & ドロップを利用したコピー / 移動... 20 7-2 ファイル / フォルダを削除する... 21 7-2-1 メニューを使った削除... 21 7-2-1 ごみ箱にドラッグ & ドロップ... 21 2
1. パソコンをはじめよう! 1-1 パソコンの起動 (1) パソコンの電源ボタンを押すまずはパソコンの電源をオンにします 電源ボタンはパソコンによって場所が異なりますが このようなマークが付いています (2) 起動画面の表示 パソコンは一般的な電化製品と違い 電源スイッチを入れてから使える状態になるまで 数十 秒以上待つ必要があります (3) パスワードの入力 パスワード を設定している場合は ここでパスワードを入力し ボタンをクリック 複数のユーザアカウント名を設定している場合は ユーザ選択画面となるので利用するユーザ名を選択する必要があります 3
(4) デスクトップの表示 デスクトップが表示されます のマークが消えたら使用可能となります 1-2 パソコンの終了 (1) パソコンの電源を切る場合 1. 画面左下の スタート ボタン をクリック 2. 現れた シャットダウ ン ボタンを押す (2) パソコンを起動したまま低電力状態 ( スリープ ) にする場合 1. 画面左下の スタート ボタンを押す 2. 現れた シャットダウ ン ボタン横の を押す 3. 現れた スリープ ボ タンをクリックする 4
2. 基本画面の役割をおぼえよう! 2-1 デスクトップ パソコンの起動後に表示される画面を デスクトップ と呼びます 机の上 という意味であり パソコンで作業をするときの作業台となる画面です 1 アイコン 3 デスクトップ 2 言語バー 6 タスクバー 4 スタートボタン 5 タスクバーボタン 7 通知領域 8 デスクトップの表示 1 アイコン ファイルやフォルダ Windows の機能を図的に表現したものをアイコンと呼びます 2 デスクトップ Windows 上でさまざまな作業を行うメイン画面です 3 言語バー 文字を入力するための IME の状態を表示します 入力モードによって表示内容が切り替わりま す 5
4 スタートボタン スタートメニューやプログラムメニューを表示します 5 タスクバーボタン アプリケーションの起動を行うボタンです 起動後はタスクバーとしてアクティブなウィンドウ の切り替えなどに使用します 6 タスクバー アクティブなウィンドウの切り替えや タスクバーボタンの配置などを行います 7 通知領域 現在の日時やシステムの状態を示すシステムアイコンが表示されます 矢印ボタンをクリックす ると非表示になっているアイコンが表示されます 8 デスクトップの表示 表示しているウィンドウをすべて透明化もしくは最小化し デスクトップを表示します 2-2 スタートボタン ソフトを起動するなどパソコンで行う作業の大半の基点となるのが スタート ボタンです デスクトップ画面左下にある スタート ボタンをクリックすると それぞれの操作を選択するための スタートメニュー が表示される キーボードの左下にある ウィンドウズ ボタンを押すことでも スタートメニューを表示させることができる スタート ボタン ウィンドウズ キー 6
2-3 スタートメニュー スタートメニューから各種のソフトや各種処理の開始を選択します 良く使うアプリケーションが表示され 使用頻度によって項目が入れ替わる Windows7 の機能が表示されていて ここからスタートできる クリックするとアプリケーションを起動するためのプログラムメニューが表示される ファイルやアプリケーションを検索する 終了するためのオプションを選択する 7
3. ソフトを使ってみよう! 文書を作成したり 電子メールを使用したり ホームページを閲覧するなど パソコンで作業を行うには 目的に応じたソフトを呼び出す必要があります この操作を ソフトの起動 と呼びます 3-1 ソフトの起動 ここでは Windows7 に標準的に用意されている メモ帳 を例に ソフトの起動手順を紹介します (1) スタートメニューで すべてのプログラム をクリックします 下図のようにスタートメニューに組み込まれているソフトの一覧が表示されます (2) メモ帳が含まれている アクセサリ をクリックします (3) メモ帳をクリックします これでメモ帳が起動します その他 タスクバーから起動したり エクスプローラーでファイルを表示してダブルクリックして 起動したりと色々な方法があります 8
3-2 ソフトの終了 文書の作成や 電子メール使用 ホームページの閲覧などの作業を終えたら それらのソフトを 終了する必要があります (1) ファイルメニューで終了する 基本的な操作としては 一般的に各ソフトに ファイル メニューや通常一番左にあるメインと なるメニューの中に 終了 のサブメニューが用意されておりそれをクリックして終了します (2) 画面を閉じるボタンで終了する 画面を閉じることでそのソフトを強制的に終了することもできます 9
3-3 書類をファイルとして保存 作成した書類などは ファイルとして保存しておかないと ソフトの終了時に破棄されてしまいます ファイルを保存しておけば いつでもファイルを開いて作業を再開することができます 作成した書類をファイルとして保存する方法はほとんどのソフトで共通です (1) ファイルメニューで保存する基本的な操作としては 一般的に各ソフトに ファイル メニューや一番左にあるメインとなるメニューの中に 名前を付けて保存 のサブメニューが用意されておりそれをクリックして保存します 名前を付けて保存 画面が表示される フォルダの参照 の ボタンをクリックする と そのフォルダの内容が表示される ファイル名 欄に保存するファイルの名前を入力し 保存 ボタンをクリックする 10
4. パソコンの中身を確認しよう! 保存されたファイルを 確認して開くには? 作成した書類などのファイルは フォルダ という入れ物の中に格納されています Windows7 には ファイルの種類に合わせたフォルダがあらかじめ用意されています また 自分で新たにフォルダを作成することができます ファイルが格納されているフォルダの内容の確認も スタート メニューから行います 4-1 フォルダからファイルを開く Windows7 にあらかじめ用意されているフォルダを開く場合は次のように操作します 1. スタート ボタンをクリックして スタートメニュー の右上にある ドキュメント ピクチャ といったフォルダ名をクリックします ここでは例として ドキュメント フォルダをクリックします 2. クリックしたフォルダの内容が表示されます ダブルクリック 3. ファイルをダブルクリックするとファイルを作成したソフトが起動し ファイルの内容が表示されます 11
スタートスタート メニューからメニューから開けるフォルダ ( ユーザ名 ) フォフォルダ ドキュメントドキュメント フォフォルダ 現在ログインしているユーザが作成したファイルを収納するフォルダの一覧が表示されます ここからドキュメントなどのフォルダを開くことができます ワード で作成した文書をはじめ 作成したファイルの大半が保存される場所 フォルダの中に さらにフォルダを作り ファイルの種類ごと 目的ごとに整理すると中身がわかりやすくなります ピクチャピクチャ フォフォルダ ミュージックミュージック フォフォルダ デジカメで撮影した写真や ペイント のような画像ソフトで作成したファイルを保存する場所 画像の内容をアイコンで確認できるなど 画像ファイルの管理に適した設定になっています ウィンドウズメディアプレーヤー を使い CD から取り込んだり インターネットから購入したりした音楽ファイルを保存する場所 12
4-2 コンピュータ を開く CD や DVD の中身を確認するには? CDやDVDに保存されているファイルの内容は スタート メニューの コンピュータ から確認することができます コンピュータ はパソコンに接続されているハードディスクや CD/DVDドライブなどを管理するための画面です USBメモリやSDカードといった記録媒体の内容もここから確認できます スタートメニューから コンピュータ をクリックするとコンピュータの画面が表示されます フォルダ と ドライブ の違いは? ハードディスクや USB メモリといったパソコンのデータを記憶する装置のことを ドライブ と呼びます 一方 フォルダ とは ドライブの中に作成されたファイルを管理するための容器のことを呼びます コンピュータ の画面 ハードディスクドライブ パソコンに内蔵されているハードディスクがアイコン表示される ハードディスクの空き容量も表示される アイコンをダブルクリックすると ハードディスクの内容が表示される リムーバブルディスクドライブ 詳細ペイン 現在使用しているパソコンに搭載されているメモリや演算処理を担当するプロセッサ (CPU) の情報などが表示される CD や DVD のドライブ USB メモリなど パソコンから取り出して持ち運びができるドライブで 現在利用できる ( 接続されている ) ものの一覧がアイコン表示される 空き容量も表示される アイコンをダブルクリックすると その内容が表示される 13
5. ウィンドウ操作の基本をおぼえよう! ウィンドウを動かす には? フォルダの内容が表示されている画面や ソフトの作業画面のことを まとめて ウィンドウ と呼びます パソコンを使う場合 デスクトップ上にフォルダやソフトなど 複数のウィンドウ を表示させ それらを切り替えながら作業していくことになります 5-1 ウィンドウを切り替える 複数のウィンドウが重なって表示されている場合 隠れているウィンドウの一部をクリックすることで 最前面に表示させることができます 最前面に表示され 操作 作業できる状態になったウィンドウを特に アクティブウィンドウ と呼びます 後ろに隠れているウィンドウ の一部をクリックする タスクバーに表示されているウィンドウのソフトの図形 ( アイコン ) をクリックしてもウィンドウを切り替えることができる 完全に隠れているウィンドウを表示させる場合に便利 14
5-2 ウィンドウを最小化する 最大化する 閉じる 最小化 最大化 閉じる ウィンドウをデスクトップから消去する ( 閉じる ) には右上の ボタンをクリックする ソフトのウィンドウの場合はそのソフトが終了する タスクバー上のボタンにポインタを合わせると そのウィンドウの内容が縮小表示される ボタンをクリックすると元の大きさに戻る 元に戻す 元の大きさに戻す 5-3 ウィンドウを移動させる ウィンドウは ドラッグ & ドロップすることで デスクトップ上の好きな位置に移動させることが できます 1. 移動させたいウィンドウの タイトルバー をクリック 2. クリックしたまま ( 左ボタンを押したまま ) マウスを移動させるとマウスの動きに合わせてウィンドウが移動する 3. 目的の場所まで移動したらマウスの左ボタンから指を離す 15
5-4 ウィンドウの大きさを変える 1. 大きさを変えたいウィンドウの右下隅にポインタを重ねる ポインタが矢印の に変わったらクリックする 2. マウスの左ボタンを押したまま 大きさを変えたい方向にマウスを動かすと ウィンドウの大きさが変わる 3. 適当な大きさになったところでマウスの左ボタンを離す 5-5 ウィンドウ内の見えない部分を表示させる ( スクロ - ル ) たくさんのファイルが収納されているフォルダの場合 フォルダの内容を一度に表示できないこ とがある 見えていない部分を表示させるには スクロールバー を操作する 1. ウィンドウ右側にある スクロールバー をクリックし マウスの左ボタンを押したまま 下へマウスを動かす 2. 隠れていた下の方の部分が表示される この画面の動きのことを スクロール という 16
6. フォルダを上手に管理しよう! 6-1 フォルダウィンドウ各部の名称と働き 1. アドレスバー 現在表示しているフォルダまたはドライブの名称 2. メニューバー フォルダウィンドウ内で利用できる操作メニュー 3. ツールバー 表示されているウィンドウ内で利用できる操作メニュー 5. ファイル一覧 フォルダ内のファイルとフォルダが表示される フォルダやファイルを開くには それぞれのアイコンをダブルクリックする 4. ナビゲーションウィンドウ 現在開くことができるフォルダの一覧が表示される 6. 詳細ペイン ファイル一覧で選択されていファイルやフォルダに関する情報が表示される メニューバーを表示表示させるにはツールバーの 整理 ボタンをクリックして メニューを開き レイアウト を選択し さらに開いたメニューから メニューバー をクリックすると メニューバーが表示されます 17
6-2 フォルダを開く 前の画面に戻る ウィンドウ内のフォルダの内容を表示させるには 表示したいフォルダのアイコンをダブルクリックし ます 1. 表示したいフォルダをダブルクリックします 2. ウィンドウの内容が切り替わりダブルクリックしたフォルダの内容が表示されます 3. 先ほどの画面に戻るにはウィンドウ左上にある 戻る ( ) ボタンをクリックします 6-3 新しいフォルダを作成する ファイルを格納するフォルダは自由に作成することができます フォルダの中にさらにフォルダを 作成することも可能です 1. フォルダを作成したいフォルダ ( またはドライブ ) のウィンドウを表示させ ツールバーの 新しいフォルダー をクリックします 2. ファイル一覧の中に 新しいフォルダー という名前のフォルダが作成される 3. 反転表示のフォルダ名の場所に 作成したいフォルダの名前を入力し Enter キーを押すとフォルダの名前が確定される 18
6-4 フォルダの名前を変更する すでに作成フォルダの名前を変更することができます 1. 変更したいフォルダのアイコンを右クリックします 2. 表示されるメニューの 名前の変更 をクリックします 3. 反転表示のフォルダ名の場所に 変更したいフォルダの名前を入力し Enter キーを押すとフォルダの名前が確定される 19
7. ファイル操作の基本をおぼえよう! ファイルやフォルダの複製を別の場所に作成することを コピー と呼び この操作では元の場所にあるファイルやフォルダは残ります 一方 ファイルやフォルダを元の場所から別の場所に移すことを 移動 と呼び この操作で元の場所にあるファイルやフォルダは元の場所から削除されます 7-1 ファイルをコピー / 移動する 7-1-1 メニューを使ったコピー / 移動 1. コピー / 移動したいファイルをクリックする 2. ツールバーの 整理 ボタンをクリックし 開いたメニューで コピーの場合は コピー を 移動の場合は 切り取り をクリックします 3. コピー先 ( 移動先 ) のフォルダ画面を開きます 4. ツールバーの 整理 ボタンをクリックし 開いたメニューで コピー / 移動に関係なく 貼り付け をクリックします これでこのフォルダにファイルが貼り付けされます なお 移動の場合は 元の場所のファイルは削除されます 7-1-2 ドラッグ & ドロップを利用したコピー / 移動 右ボタンドラッグ & ドロップ ファイルを別のフォルダへ 右ボタンでドラッグ & ドロップすると メニューが表示されるので コピーか移動かを選択できる 左ボタンドラッグ & ドロップ ファイルを別のフォルダへ 左ボタンでドラッグ & ドロップすると 別のドライブならコピーとなり 同じドライブならば移動となる 20
7-2 ファイル / フォルダを削除する 7-2-1 メニューを使った削除 1. 削除したいファイル ( またはフォルダ ) をクリックする 2. ツールバーの 整理 ボタンをクリックし 開いたメニューで 削除 をクリックします 7-2-1 ごみ箱にドラッグ & ドロップ ファイルやフォルダを ごみ箱 までドラッグ & ドロップしても削除することができます なお 削除したファイルやフォルダはごみ箱に入った状態にあり 間違って削除した場合はごみ 箱から元に戻すことができます ただし ごみ箱を空にする と戻すことはできなくなります 複数のファイルやフォルダをのファイルやフォルダを選択選択するには? 多数のファイルを同じフォルダに移動したり コピーをしたりする場合は それらのファイルをまとめて選択してから移動やコピーの操作を行う Shift キーを押しながら二つのファイルを順にクリックすると その二つのファイルとその間にあるファイルがすべて選択される Ctrl キーを押しながらクリックすると クリックされたファイルがすべて選択される なお フォルダについてもファイルと同じ操作で複数選択することができる 21