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中央教育審議会(第119回)配付資料

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改正労働基準法

03-01【局長通知・特例】施術管理者の要件に係る取扱の特例について

025 of 訪問介護員のための魅力ある就労環境づくり

PowerPoint プレゼンテーション

貨物自動車運送事業のモデル三六協定およびその届 様式第 9 号 ( 第 17 条関係 ) 時間外労働休日労働に関する協定届 事業の種類 事業の名称 事業の所在地 ( 電話番号 ) 貨物自動車運送事業 新宿運輸株式会社 新宿区西新宿 ( ) 延長することができる時間

36協定で定める時間外労働及び休日労働 について留意すべき事項に関する指針 (労働基準法第三十六条第一項の協定で定める労働時間の延長及び休日の労働について留意すべき事項等に関する指針)

「高年齢者雇用安定法《のポイント

改正労働基準法

労働時間の適正な把握のために.indd

Microsoft Word - ①(様式第1号)キャリアアップ計画書

( 別添 2) ( 別添 2) 平成 14 年 9 月 27 日保発第 号の別添 2 組合管掌健康保険一括適用取扱要領 組合管掌健康保険一括適用取扱要領 ( 準則 ) 第 1 健康保険法 ( 以下 法 という ) 第 34 条第 1 項の規定による厚生労働大臣の承認 ( 以下 一括適

( 様式第 1 号 ( 共通 )) 共通事項 1 キャリアアップ管理者 情報 ( 氏名 ): 役職 ( 配置日 ): 年月日 2 キャリアアップ管理者 の業務内容 ( 事業所情報欄 ) 3 事業主名 印 4 事業所住所 ( - ) 5 電話番号 ( ) - 6 担当者 7 企業全体で常時雇用する労働

この冊子を手に取っている皆さんへ

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ただし 森林の土地の所有権の取得と併せて 当該森林について法第 10 条の2の規定に基づく開発行為の許可を受けて他の用途へ転用する場合など 地域森林計画の対象とする森林から除外されることが確実であるときは 届出書の提出を要さないものとして運用して差し支えない (2) 土地の所有者となった日届出書の提

Microsoft Word - 表紙 雛形(保険者入り)高齢者支援課180320

Microsoft Word - 様式第1号 キャリアアップ計画書 記入例

( 様式第 1 号 ( 共通 )) 共通事項 1 キャリアアップ管理者 情報 ( 氏名 ): 役職 ( 配置日 ): 年月日 2 キャリアアップ管理者 の業務内容 ( 事業所情報欄 ) 3 事業主名 4 事業所住所 ( - ) 5 電話番号 ( ) - 6 担当者 7 企業全体で常時雇用する労働 者

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2. 使用者は 労働者を解雇しようとする場合においては 少なくとも30 日前にその予告をしなければならない 30 日前に予告をしない使用者は 30 日分以上の平均賃金を支払わなければならない 但し 天災事変その他やむを得ない事由のために事業の継続が不可能となった場合又は労働者の責に帰すべき事由に基づ

( 様式第 1 号 ( 共通 )) 共通事項 ( 事業所情報欄 ) 1 事業主名 ( - ) 2 事業所住所 3 電話番号 ( ) 5 雇用保険適用 - 事業所番号 4 事業所の 担当者 - 都道府県所掌管轄基幹番号枝番号 6 労働保険番号 - ( 代理人 社会保険労務士による提出代行者または事務代

様式第1号 職場定着支援計画

審議するものとする 2 前項の審議は 当該任期付職員の在任中の勤務態度 業績等の評価及び無期労働契約に転換した場合に当該任期付職員に係る退職日までの人件費の当該部局における措置方法について行うものとする 3 教授会等は 第 1 項の審議に当たり 必要に応じて 確認書類の要求 対象者への面接等の措置を

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3 電子情報処理組織の使用による請求又は光ディスク等を用いた請求により療養の給付費等の請求を行うこと ( 以下 レセプト電子請求 という ) が義務付けられた保険医療機関 ( 正当な理由を有する400 床未満の病院及び診療所を除く なお 400 床未満の病院にあっては 平成 27 年度末までに限る

の場合は 届出書にも労働者の代表者が署名又は記名押印し その協定書の写しを事業場に 3 年間保存しておく必要があります (3) 届出部数届出書は 2 部提出してください 受付印を押し 1 部を事業場の控分としてお返しします (4) 届出はいつまでに行うのか 36 協定は届出をもって有効になりますので

(発表用)260819 求人内容及び労働条件の適正化発表資料(案)

b c.( 略 ) 2 不動産取得税の軽減に係るの発行信託会社等の地方税法附則第 11 条第 12 項に基づく不動産取得税の軽減のための同法施行令附則第 7 条第 12 項に規定するの発行等については 以下のとおり取り扱うものとする イ ロ.( 略 ) 載があること c d.( 略 ) 2 不動産取

(3) 始業 終業時刻が労働者に委ねられることの明確化裁量労働制において 使用者が具体的な指示をしない時間配分の決定に始業及び終業の時刻の決定が含まれることを明確化する (4) 専門業務型裁量労働制の対象労働者への事前通知の法定化専門業務型裁量労働制の導入に当たり 事前に 対象労働者に対して 1 専

題名

(頭紙)公布通知

2 上記 1と同等以上の精度を有する分析方法として以下に掲げる方法 (1) 廃止前の平成 8 年 3 月 29 日付け基発第 188 号 建築物の耐火等吹付け材の石綿含有率の判定方法について の別紙の第 3の3の 位相差顕微鏡を使用した分散染色法による分散色の確認 による定性分析の方法 ( 以下 分

PowerPoint Presentation

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2 就業規則について 労働条件は個別に労働者に説明しているため 就業規則は作成していない 常時雇用している労働者が 10 人未満の場合は除く 就業規則について 使用者が一方的に作成しており 労働者からの意見は聴いていない 就業規則を作っているものの 担当者が管理しており 労働者が自由に見られるように

1 0 年保存 基発 第 1 号 平成 3 0 年 3 月 9 日 都道府県労働局長殿 厚生労働省労働基準局長 ( 公印省略 ) 労働基準法施行規則の一部改正について 労働基準法施行規則の一部を改正する省令( 平成 30 年厚生労働省令第 21 号 ) が平成 30 年 3 月 9

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年管管発第 1026 第 2 号平成 24 年 10 月 26 日 地方厚生 ( 支 ) 局年金調整 ( 年金管理 ) 課長殿 厚生労働省年金局事業管理課長 ( 公印省略 ) 生活に困窮する外国人に対する生活保護の措置について ( 通知 ) に基づく保護を受けている外国人の国民年金保険料免除の申請の

様式第 8 の 2 揮発油特定加工業登録申請書 の記載例 様式第 8 の 2( 第 9 条の 2 関係 ) ( 表 ) 整理番号 審査結果 受理年月日 年 月 日 登録番号 揮発油特定加工業登録申請書 経済産業局長殿 平成 年 月 日 氏名又は名称及び法人にあ 特定加工株式会社 つてはその代表者の氏

に 正当な理由がない限り無償で交付しなければならないものであるとともに 交付が義務付けられている領収証は 指定訪問看護の費用額算定表における訪問看護基本療養費 訪問看護管理療養費 訪問看護情報提供療養費及び訪問看護ターミナルケア療養費の別に金額の内訳の分かるものとし 別紙様式 4を標準とするものであ

2019-touren1-1

年 発 第     号

Microsoft Word - 様式第1号 キャリアアップ計画書記入例(全国版)

Microsoft Word - 【発送版】製造所の登録通知

平成 31 年 4 月 1 日から平成 34 年 3 月 31 日まで 63 歳平成 34 年 4 月 1 日から平成 37 年 3 月 31 日まで 64 歳 4 定年について 労働者の性別を理由として差別的取扱いをしてはなりません ( 均等法第 6 条 ) ( 退職 ) 第 48 条前条に定める

き 労働者がその範囲内で各日の始業及び終業の時刻を選択して働くことにより 労働者が仕事と生活の調和を図りながら効率的に働くことを可能とし 労働時間を短縮しようとする制度である 整備法においては 子育てや介護 自己啓発など様々な生活上のニーズと仕事との調和を図りつつ 効率的な働き方を一層可能にするため

規定例 ( 育児 介護休業制度 ) 株式会社 と 労働組合は 育児 介護休業制度に関し 次 のとおり協定する ( 対象者 ) 育児休業の対象者は 生後満 歳に達しない子を養育するすべての従業員とする 2 介護休業の対象者は 介護を必要とする家族を持つすべての従業員とする 介護の対象となる家族の範囲は

別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 申請者がと年月日をもって売買契約を締結した指名金銭債権に伴う別紙記載の不動産の質権又は抵当権の移転の登記につき 租税特別措置法第 83 条の2 第 1 項の規定の適用を受けたいので 租税特別措

旧なお 当該投資法人が租税特別措置法第 83 条の2 第 3 項の規定の適なお 当該投資法人が租税特別措置法第 83 条の2 第 3 項の規定の適用を受けることができる日は 当該特定資産取得後 1 年以内であるこ用を受けることができる日は 当該特定資産取得後 1 年以内であることに留意するものとする

て 労働者派遣契約書に休業手当等の支払いに要する費用を確保するための費用負担等に関する事項を記載していないもの (1 派遣元事業所 ) ウ派遣料金額の明示派遣労働者に対して 書面の交付 ファクシミリを利用してする送信又は電子メールの送信の方法により労働者派遣に関する料金の額を明示していないもの (5

指定保育士養成施設の各年度における業務報告について新旧対照表 ( 下線部 : 変更箇所 ) 改正後 現行 雇児発 0722 第 6 号 雇児発 0722 第 6 号 平成 22 年 7 月 22 日 平成 22 年 7 月 22 日 一部改正雇児発 0808 第 4 号 一部改正雇児発 0808 第

共通事項 1 キャリアアップ 管理者情報 ( 氏名 ): 役職 ( 配置日 ): 年月日 2 キャリアアップ管理者 の業務内容 ( 事業所情報欄 ) 3 事業主名 印 4 事業所住所 ( - ) 5 電話番号 ( ) - 6 担当者 7 奨励金対象労働者数 ( 全労働者数 ) 9 企業規模 ( 該当

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未定稿 生涯活躍のまち形成事業計画作成に当たっての通知書例目次 1. 委託募集の特例 (P1~P4) 地域再生法に基づく委託募集の特例等に関する業務の取扱いについて( 平成 28 年 4 月 20 日職発 0420 第 6 号 ) の添付資料 生涯活躍のまち 構想に関する手引き( 第 3 版 改訂版

Microsoft Word - (発番)医療機器の製造販売承認申請について

Microsoft Word - 添付書類(変更)

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今回の改正によってこの規定が廃止され 労使協定の基準を設けることで対象者を選別することができなくなり 希望者全員を再雇用しなければならなくなりました ただし 今回の改正には 一定の期間の経過措置が設けられております つまり 平成 25 年 4 月 1 日以降であっても直ちに希望者全員を 歳まで再雇用

目次 問 1 労使合意による適用拡大とはどのようなものか 問 2 労使合意に必要となる働いている方々の 2 分の 1 以上の同意とは具体的にどのようなものか 問 3 事業主の合意は必要か 問 4 短時間労働者が 1 名でも社会保険の加入を希望した場合 合意に向けての労使の協議は必ず行う必要があるのか

平均賃金を支払わなければならない この予告日数は平均賃金を支払った日数分短縮される ( 労基法 20 条 ) 3 試用期間中の労働者であっても 14 日を超えて雇用された場合は 上記 2の予告の手続きが必要である ( 労基法 21 条 ) 4 例外として 天災事変その他やむを得ない事由のために事業の

平成21年度地域医療再生臨時特例交付金交付要綱

基発 第 16 号 平成 30 年 12 月 28 日 都道府県労働局長殿 厚生労働省労働基準局長 ( 公印省略 ) 働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律による改正後の 労働安全衛生法及びじん肺法関係の解釈等について 働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法

Microsoft Word - 平拒31å¹´ï¼fl朋"报仟ㆂå�ºçŽº0401第25å‘·ã…»éł⁄åš⁄玺0401第39å‘·ã•„å½fi隢ㆮå−´å…“掇éŒfi対ç�Œã†®å–·ä½fiçı—攨镲ㆫㆤ㆗ㆦã•

特定教育・保育施設の設置者及び特定地域型保育事業者の業務管理体制の整備に関する事項の届出について

( 誓約事項 ) 児童福祉法第 19 条の9 第 2 項に該当しないことを誓約すること 1 第 1 号関係申請者が 禁錮以上の刑に処せられ その執行を終わり 又は執行を受けることがなくなった日を経過していない 2 第 2 号関係申請者が 児童福祉法その他国民の保健医療若しくは福祉に関する法律 ( 医

第 1 章育児休業 第 1 条 ( 対象者 ) 生後 1 年未満 ( 第 5 条による育児休業の場合は 1 歳 6 ヶ月 ) の子と同居し養育する従業員であって 休業後も引き続き勤務する意思のある者は 育児のための休業をすることができる ただし 日々雇用者 期間雇用者 ( 申出時点において雇用期間が

別紙 常勤医師等の取扱いについて 1. 一日平均患者数の計算における診療日数 (1) 入院患者数ア通常の年は 365 日である イ病院に休止した期間がある場合は その期間を除く (2) 外来患者数ア実外来診療日数 ( 各科別の年間の外来診療日数で除すのではなく 病院の実外来診療日数で除すこと ) イ

Microsoft Word - 土壌汚染対策法施行規則の一部を改正する省令

(1) 出産予定日前に子が出生したこと (2) 配偶者が死亡したこと (3) 配偶者が負傷又は疾病により,1 週間を超える期間継続して, 通院, 加療, 入院又は安静を必要とする状態となり, 育児休業申出に係る子を養育することが困難になったこと (4) 配偶者が育児休業申出に係る子と同居しなくなった

基発第 号

管下関係業者に周知いただくとともに 適切な指導を行い その実施に遺漏な きようお願いいたします 記 第 1 体外診断用医薬品の製造販売業又は製造業を行う旨の届出等について 1. 届出対象者旧薬事法に基づき 体外診断用医薬品を取り扱う以下の者 (1) 旧薬事法第 12 条第 1 項の第二種医薬品製造販

「配偶者からの暴力を受けた被扶養者の取扱い等について」の一部改正について

Microsoft Word 第二弾【公開版】改正育介法Q&A

2. 様式の改正については平成 25 年 4 月 1 日付けで行う予定としているが 4 月以降も当面の間は改正前の様式を引き続きご利用できること 3. 改正後の新様式で届出を行う場合の記載方法等については別添 1 改正前の様式で届出を行う場合の記載方法については別添 2のとおりリーフレットを作成した

火対象物の公表の要否を決定するものとする ( 公表の予告 ) 第 5 条署長は 前条第 4 項の規定により公表が必要であると決定した場合は 公表予告書 ( 第 2 号様式 ) により関係者に対し公表の予告をするものとする 2 前項に規定する公表の予告は 査察規程第 20 条第 1 項に規定する立入検

( 別記 ) 公益社団法人日本医師会会長公益社団法人日本歯科医師会会長公益社団法人日本薬剤師会会長一般社団法人日本病院会会長公益社団法人全日本病院協会会長公益社団法人日本精神科病院協会会長一般社団法人日本医療法人協会会長一般社団法人日本社会医療法人協議会会長公益社団法人全国自治体病院協議会会長一般社

平29・6・13(火) 平成29年度 神奈川県医師会 産業医部会 総会・研修会

★HP版調整事件解説集h28[023]

第22回規制改革会議 資料3

申出が遅れた場合は 会社は育児 介護休業法に基づき 休業開始日の指定ができる 第 2 条 ( 介護休業 ) 1 要介護状態にある対象家族を介護する従業員 ( 日雇従業員を除く ) 及び法定要件を全て満たした有期契約従業員は 申出により 介護を必要とする家族 1 人につき のべ 93 日間までの範囲で

改正後第 2 章通関業 第 1 節許可 新旧対照表 別紙 3 通関業法基本通達( 昭和 47 年 3 月 1 日蔵関第 105 号 ) ( 注 ) 下線を付した箇所が改正部分である 改正前第 2 章通関業第 1 節許可 3-8 削除 ( 譲渡 相続 合併又は分割の場合における通関業の許可の効果 )

育児のための両立支援制度 制度の概要 ( イメージ ) 出生 1 歳 1 歳 6か月 3 歳就学 パパ ママ育休プラス 1 歳 6 か月延長 ( 子の年齢 ) ⑴ 育児休業 Ⅰ Ⅱ 努力義務 ⑵ 短時間勤務制度 ⑶ 所定外労働の免除 努力義務 努力義務 ⑷ 子の看護休暇 ⑸ 法定時間外労働の制限 ⑹

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株式会社フロンティアビジネス 別紙 1 1 処分内容 (1) 労働者派遣法第 21 条第 2 項に基づく労働者派遣事業停止命令 ( 労働者派遣事業停止命令の内容は 3 のとおり ) (2) 労働者派遣法第 49 条第 1 項に基づく労働者派遣事業改善命令 ( 労働者派遣事業改善命令の内容は 4 のと

として採用するものとする 第 2 条の3 前条に定めるほか 職員就業規則第 11 条第 1 項により退職 ( 以下 定年退職という ) した者であって 退職後引き続き研究所以外の機関 ( 以下 再就職先 という ) において勤務する者 ( 定年退職後 任期付職員就業規則または契約職員就業規則の適用を

Microsoft Word - .A.X.x.X.g...m.i.m.....j.doc

Microsoft Word - (課×県・指定)【頭紙】「精神障害者保健福祉手帳の診断書の記入に当たって留意すべき事項について」等の一部改正について.rtf

PSP 省令 と それぞれ略称する 記 1. 改正施行規則について希少疾病用医療機器その他の医療上特にその必要性が高いと認められる医療機器であり かつ 当該医療機器についての臨床試験の実施に特に長期間を要すると認められるものに係る承認申請をする場合においては 改正 GVP 省令第 9 条の3 第 1

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Microsoft Word - 【案1】登録認証機関立入要領改正通知(Ver )

( 休憩時間 ) 第 3 条 任命権者は 1 日の勤務時間が 6 時間を超える場合においては 少な くとも45 分 8 時間を超える場合においては 少なくとも1 時間の休憩時間を それぞれ所定の勤務時間の途中に置かなければならない 2 前項の休憩時間は 職務の特殊性又は当該公署の特殊の必要がある場合

別紙 2 再意見公募要領 1 再意見公募対象先般の意見募集 ( 平成 30 年 10 月 27 日 ( 土 )~ 同年 11 月 26 日 ( 月 )) において提出された以下の省令改正案等に対する意見 諮問事項 電気通信事業法施行規則 ( 昭和 60 年郵政省令第 25 号 ) ( 網機能提供計画

休業計画書 ( 別紙第 1) により学長に届け出た職員が当該請求に係る育児休業をし 当該育児休業の終了後 3 月以上の期間が経過した場合 ( この号の規定に該当したことにより当該子について既に育児休業をしたことがある場合を除く ) (5) 当該子の出生の日から 57 日間以内に 当該子の親である職員

Microsoft Word - 02-頭紙.doc

260401【厚生局宛て】施行通知

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Transcription:

基発 0531 第 5 号 平成 2 3 年 5 月 31 日 都道府県労働局長殿 厚生労働省労働基準局長 ( 公印省略 ) 平成 23 年夏期における節電対策のための労働基準法第 32 条の 4 の 変形労働時間制に関する労使協定の変更及び解約について 本年 3 月 11 日に発生した東日本大震災による電力の供給力の大幅減少に伴って生じた電力の需給ギャップが夏に向けて再び悪化する見込みであることから 本年 5 月 13 日に 政府の電力需給緊急対策本部において 夏期の電力需給対策について ( 以下 政府対策 という ) が取りまとめられたところである 政府対策においては 東京電力及び東北電力管内の個々の電力需要家に対して 本年 7 月から9 月の平日 9 時から 20 時までの間の大幅な需要抑制を求めている このような中で 東京電力及び東北電力の管内で今夏の大幅な需要抑制が求められていることに伴い 両社の管内のみならず管外の地域においても 労働基準法 ( 昭和 22 年法律第 49 号 以下 法 という ) 第 32 条の4に定める変形労働時間制 ( 以下 変形労働時間制 という ) を実施している事業場において当初の計画どおり変形労働時間制を実施することが著しく困難となる場合も想定される このような場合に限っては 変形労働時間制の労使協定の変更や解約に係る法の関係規定の適用は 下記のとおりであるので 事業場への周知と適切な運用に係る指導に遺憾なきを期されたい 記 1 考え方変形労働時間制は 対象期間中の業務の繁閑に計画的に対応するための制度であり 対象期間 (1か月を超え1 年以内の期間 ) を単位として適用されるものであるので 労使の合意によって対象期間の途中でその適用を中止することはできず また 変形労働時間制を採用する場合には 労使協定により 対象期間における労働 - 1 -

日及び当該労働日ごとの労働時間を具体的に定めることを要し 特定された労働日及び労働日ごとの労働時間は変更できないと解されるものである しかしながら 本年 7 月から9 月までの期間を対象期間に含む変形労働時間制を実施している場合において 当該期間に東京電力及び東北電力の管内における電力の需要抑制が求められることに伴い 節電対策に対応するためには 当初の計画どおりに変形労働時間制を実施することが著しく困難となる事業場については 当該事業場の労働者の過半数で組織する労働組合があるときはその労働組合 労働者の過半数で組織する労働組合がないときは労働者の過半数を代表する者 ( 以下 過半数労働組合等 という ) との合意により 労使協定の変更又は解約を行うこととする場合であって 所轄労働基準監督署長 ( 以下 所轄署長 という ) に届け出られた当該変更後の労使協定や 解約後に新たに締結された労使協定等が後記 2の内容 ( 以下 節電対策のための特例 という ) に適合しているときは 法の関係規定に適合しているものと解されること なお 節電対策のため 新たに労使協定を締結し 変形労働時間制を導入することは当然に可能であること 2 節電対策のための特例について節電対策のための特例の対象となり得る事業場 労使協定の変更又は解約は それぞれ次のとおりであること (1) 対象となり得る事業場節電対策のための特例の対象となり得る事業場は 本年 7 月から9 月までの期間を対象期間に含む変形労働時間制を実施している場合において 当初の計画どおりに変形労働時間制を実施することが著しく困難となり 節電対策に対応するため 以下の1から4のいずれかの対応を行う事業場であること なお 本年 7 月から9 月までの期間における労働日等の変更を行う1から3までの対応が通常であるので それ以外の期間においてのみ労働日等の変更を行うものについては 当初の計画どおりに変形労働時間制を実施することが著しく困難となり 節電対策に対応するために行うものであることを より具体的に確認する必要があること 1 7 月から9 月までの期間における労働日数や労働時間数を変えることなく 労働日や労働時間の配分を当初の計画から変更すること ( 所定休日を平日に変更すること等 ) 2 7 月から9 月までの期間における労働日数や総労働時間を当初の計画から減少させること - 2 -

3 東京電力及び東北電力の管内の事業場の生産活動の減少等を補うため 7 月から9 月までの期間における労働日数や総労働時間を当初の計画から増加させること 4 上記 1から3 以外の場合であって 東京電力及び東北電力の管内の事業場における節電対策の実施の影響により 7 月から9 月までの期間以外の期間における労働日数や総労働時間等を当初の計画から変更すること (2) 労使協定の変更又は解約ア労使協定の変更又は解約とは それぞれ以下の1 又は2をいうこと 1 労使協定の対象期間の途中に 当該労使協定について 既に労働が行われた期間を含めて対象期間を平均し1 週間当たりの労働時間が 40 時間を超えない範囲内において 未だ労働が行われていない期間の労働日及び当該労働日ごとの労働時間等を当該事業場の過半数労働組合等との合意により変更する場合 ( 労使協定の変更 ) 2 労使協定の対象期間の途中において 当該事業場の過半数労働組合等との合意により当該労使協定を解約し 将来に向かって当該労使協定の効力を失わせる場合 ( 労使協定の解約 ) イ労使協定の変更 ( ア ) 労使協定の変更の場合は 既に労働が行われた期間を含めて対象期間における労働時間が1 週当たり 40 時間を超えないことが確保されることから 変更により既に行われた労働時間について清算の問題は生じないと考えられる ただし 労使協定の変更により 対象労働者の範囲が変更され 対象期間の途中から 変形労働時間制の対象となり 又は対象から外れたことにより 変形労働時間制が適用される期間が変形労働時間制の対象期間よりも短くなる対象労働者については 法第 32 条の4の2により賃金の清算を行う必要が生じる場合もあること ( イ ) 労使協定を変更した場合は 変更後の労使協定を労働基準法施行規則 ( 昭和 22 年厚生省令第 23 号 ) 様式第 4 号により所轄署長に届け出る必要があるが 今回の特例に係る届出については 労使協定の変更前に既に労働が行われた期間 変更前の労使協定の成立年月日及び変更前の協定届の届出年月日を別添 1のとおり様式第 4 号の余白に追記すること また 協定届の提出に併せて 当該事業場が今般の特例の対象事業場であることについて 別紙を参考として書面を添付すること - 3 -

ウ労使協定の解約 ( ア ) 労使協定の解約までの期間を平均し 1 週当たり 40 時間を超えて労働させた場合の当該超えた時間 ( 法第 33 条又は第 36 条第 1 項の規定により延長し 又は休日に労働させた時間を除く 以下同じ ) について 就業規則等を変更し 法第 32 条の4の2の規定に準じて割増賃金を支払うなど労使協定の解約が労働者にとって不利になることのないよう留意すること なお 解約までの期間の実際の週平均労働時間が 当該解約された変形労働時間制の対象期間全体における週平均の所定労働時間を下回った場合に 当該下回った時間数に応じて賃金を差し引くことは認められないこと ( イ ) 労使協定の解約までの期間における所定労働時間が1 週当たり 40 時間を超える場合には 長時間労働抑制の観点から 当該超える時間についても時間外労働に相当するものと計算して 解約までの期間における時間外労働の時間 解約後の期間における時間外労働の時間との合計が 労働基準法第 36 条第 1 項の協定で定める労働時間の延長の限度等に関する基準 ( 平成 10 年労働省告示第 154 号 ) に定める限度時間を超えることのないよう労使協定の当事者は配意する必要があること ( ウ ) 労使協定を解約し 新たに労使協定を締結する場合は 当該新たに締結する労使協定においては 節電対策のために協定を解約する場合の清算に関する規定を盛り込むとともに就業規則等を変更することとし その内容は上記 ( ア ) に準じたものとする必要があること ( エ ) 労使協定を解約し 新たに労使協定を締結した場合は 当該新たな労使協定を労働基準法施行規則様式第 4 号により所轄署長に届け出る必要があるが 今回の特例に係る届出については 解約までに既に労働が行われた期間 解約までの期間における1 週間の平均所定労働時間数 解約時の賃金清算の有無 清算を行った日 ( 又は清算予定日 ) 新たな労使協定における中途解約の場合の清算に関する規定の有無 解約前の労使協定の成立年月日及び解約前の協定届の届出年月日を別添 2のとおり様式第 4 号の余白に追記すること また 協定届の提出に併せて 当該事業場が今般の特例の対象事業場であることについて 別紙を参考として書面を添付すること 3 労働基準監督署窓口における相談及び協定届の受付について (1) 相談 - 4 -

労使協定の変更や解約について事業場から相談があった場合 別途送付するパンフレットを手交する等により 本措置はあくまで節電対策のための特例であること等その趣旨や留意事項を丁寧に説明すること その際 労使協定の解約を行おうとする事業場に対しては 労働者に不利益が生じる可能性を回避するため 可能な限り労使協定の変更で対応することが望ましい旨指導すること 当該指導後も 労使協定の解約を行おうとする事業場に対しては 労使協定の解約が労働者にとって不利になることのないよう 労使協定の解約までの期間を平均し 1 週当たり 40 時間を超えて労働させた場合の当該超えた時間について 就業規則等を変更し 法第 32 条の4の2の規定に準じて割増賃金を支払うことなどについて改めて指導すること (2) 協定届の受付労使協定の変更による変更後の労使協定や 労使協定の解約に伴う新たな労使協定が届け出られた場合には 別紙確認書により労使協定の変更や解約に係る事業場が節電対策のための特例の対象事業場であることを確認するとともに 労使協定の解約の場合は 清算の実施の有無及び清算の具体的実施時期についても確認すること また 労使協定を解約し 新たに労使協定を締結する場合は 記の2(2) ウ ( イ ) 及び ( ウ ) の措置が適切に行われていることについても確認すること (3) その他労使協定の変更や解約により 就業規則の変更や 労働基準法第 36 条第 1 項に基づく協定の締結又は再締結 ( 以下 就業規則の変更等 という ) をしなければならない場合も生じることから 労使協定の変更による変更後の労使協定や労使協定の解約に伴う新たな労使協定が届け出られた場合には 使用者に対し 就業規則の変更等の要否を確認し 必要に応じ 就業規則の変更等及びそれらの届出を行うよう指導すること - 5 -

様式第 4 号 (12 条の 4 第 6 項関係 ) 1 年単位の変形労働時間制に関する協定届 ( 節電対策のために労使協定を変更する場合の追記方法 ) 追記する部分は赤字下線部分 別添 1 事業の種類事業の名称事業の所在地 ( 電話番号 ) 常時使用する労働者数 人 該当労働者数 ( 満 18 歳未満の者 ) 対象期間及び特定期間 ( 起算日 ) 対象期間中の各日及び各週の労働時間並びに所定休日 対象期間中の 1 週間の平均労働時間数 協定の有効期間 人 ( 人 )( ) ( 別紙 ) 時間 分 労働時間が最も長い日の労働時間数時間分労働時間が最も長い週の労働時間数時間分対象期間中の総労働日数 ( 満 18 歳未満の者 ) ( 時間分 ) ( 満 18 歳未満の者 ) ( 時間分 ) 日 労働時間が 48 時間を超える週の最長連続週数 週 対象期間中の最も長い連続労働日数 日間 - 6 - 対象期間中の労働時間が48 時間を超える週数 週 特定期間中の最も長い連続労働日数 旧協定の対象期間 旧協定の労働時間が最も長い日の労働時間数 旧協定の労働時間が最も長い週の労働時間数 時間 分 旧協定の対象期間中の総労働日数 時間 日間分日 変更前の協定の既済期間 協定の成立年月日 年 月 日 ( 変更前の協定の成立年月日 年 月 日 ) 協定の当事者である労働組合の名称又は労働者の過半数を代表する者の 職名氏名 協定の当事者 ( 労働者の過半数を代表する者の場合 ) の選出方法 ( ) 年月日職名使用者 ( 変更前の協定届の届出年月日年月日 ) 氏名印 労働基準監督署長 殿 記載心得 1 法第 60 条第 3 項第 2 号の規定に基づき満 18 歳未満の者に変形労働時間制を適用する場合には 該当労働者数 労働時間が最も長い日の労働時間数 及び 労働時間が最も長い週の労働時間数 の各欄に括弧書きすること 2 対象期間及び特定期間 の欄のうち 対象期間については当該変形労働時間制における時間通算の期間の単位を記入し その起算日を括弧書きすること 3 対象期間中の各日及び各週の労働時間並びに所定休日 については 別紙に記載して添付すること 4 旧協定 とは 則第 12 条の4 第 3 項に規定するものであること

様式第 4 号 (12 条の 4 第 6 項関係 ) 1 年単位の変形労働時間制に関する協定届 ( 節電対策のために労使協定を解約し再締結する場合の追記方法 ) 追記する部分は赤字下線部分 別添 2 事業の種類事業の名称事業の所在地 ( 電話番号 ) 常時使用する労働者数 人 該当労働者数 ( 満 18 歳未満の者 ) 対象期間及び特定期間 ( 起算日 ) 対象期間中の各日及び各週の労働時間並びに所定休日 対象期間中の 1 週間の平均労働時間数 協定の有効期間 - 7 - 人 ( 別紙 ) 時間 分 ( 人 )( ) 労働時間が最も長い日の労働時間数時間分労働時間が最も長い週の労働時間数時間分対象期間中の総労働日数 ( 満 18 歳未満の者 ) ( 時間分 ) ( 満 18 歳未満の者 ) ( 時間分 ) 労働時間が48 時間を超える週の最長連続週数 週 対象期間中の最も長い連続労働日数 対象期間中の労働時間が48 時間を超える週数 週 特定期間中の最も長い連続労働日数 旧協定の対象期間 旧協定の労働時間が最も長い日の労働時間数 時間 旧協定の労働時間が最も長い週の労働時間数 時間 分 旧協定の対象期間中の総労働日数 解約前の協定の既済期間 解約前協定の既済期間中の1 週間平均所定労働時間数 時間 解約時の賃金清算の有無 有 無 清算を行った日 ( 又は清算予定日 ) 月 中途解約の場合の清算に関する規定の有無 有 無 日日間日間分日分日 協定の成立年月日 年 月 日 ( 解約前の協定の成立年月日 年 月 日 ) 協定の当事者である労働組合の名称又は労働者の過半数を代表する者の 職名氏名 協定の当事者 ( 労働者の過半数を代表する者の場合 ) の選出方法 ( ) 年月日職名使用者 ( 解約前の協定届の届出年月日年月日 ) 氏名印 労働基準監督署長 記載心得 1 法第 60 条第 3 項第 2 号の規定に基づき満 18 歳未満の者に変形労働時間制を適用する場合には 該当労働者数 労働時間が最も長い日の労働時間数 及び 労 働時間が最も長い週の労働時間数 の各欄に括弧書きすること 殿 2 対象期間及び特定期間 の欄のうち 対象期間については当該変形労働時間制における時間通算の期間の単位を記入し その起算日を括弧書きすること 3 対象期間中の各日及び各週の労働時間並びに所定休日 については 別紙に記載して添付すること 4 旧協定 とは 則第 12 条の4 第 3 項に規定するものであること

別紙 労働基準法第 32 条の 4 の変形労働時間制の節電対策のための特例の対象となる事業場であることの確認書 平成年月日事業場名 ( 所在地 ) 当事業場は 本年 7 月から9 月までの期間を対象期間に含む労働基準法第 32 条の4 に定める変形労働時間制を実施している事業場であって 今般の電力需要抑制の実施に伴い 変形労働時間制を当初の計画通りに実施することが著しく困難となったため 以下の1から4のいずれかの対応を行う事業場です 以下の のいずれかにレ点を付した上で 変形労働時間制の変更 解約により実施する節電対策の概要と当該対策を必要とする理由を 節電対策の概要とその理由 の欄に記載すること 1.7 月から9 月までの期間における労働日数や労働時間数を変えることなく 労働日数や労働時間の配分を変更すること ( 所定休日を平日に変更すること等 ) 2.7 月から 9 月までの期間における労働日数や総労働時間を当初の計画から減少させること 3. 東京電力及び東北電力の管内の事業場の生産活動の減少等を補うため 7 月から 9 月までの期間における労働日数や総労働時間を当初の計画から増加させること 4. 上記以外の場合であって 東京電力及び東北電力の管内の事業場における節電対策の実施の影響により 7 月から 9 月までの期間以外の期間における労働日数や総労働時間等を当初の計画から変更すること 節電対策の概要とその理由 節電対策の概要とその理由が確認できる資料を添付する方法によっても差し支えない 4. の場合は 東京電力及び東北電力の管内の事業場の節電対策による当該事業場への影響 それに伴い 7 月から 9 月以外の期間のみの労働日数等を変更する必要性をより具体的に記載すること - 8