年末調整の流れ 事前準備 確認 P3~5 CASHRADAR PBS で 給与計算を行っている場合 CASHRADAR PBS で 給与計算を行っていない場合 会社設定 明細書パターンの確認 ( 過不足精算項目 ) 社員設定 社員の基本情報を登録 本年度最終給与 ( 賞与 ) データの入力 源泉徴収

Similar documents
年末調整の流れ 事前準備 確認 P3~5 CASHRADAR PBS で 給与計算を行っている場合 CASHRADAR PBS で 給与計算を行っていない場合 会社設定 明細書パターンの確認 ( 過不足精算項目 ) 社員設定 社員の基本情報を登録 本年度最終給与 ( 賞与 ) データの入力 源泉徴収

制度改正 ( 昨年と比べて変わった点 ) への対応 年実施のメンテナンスで対応済み- 復興特別所得税 従来の計算式で算出される所得税 (= 年調所得税額 ) に 復興特別所得税率 102.1% を乗じて 年調年税額 を算出することになります この改正に対するシステム変更メンテナンスは 昨

制度改正 ( 昨年と比べて変わった点 ) への対応 -2014/11/19 メンテナンス実施 - 非課税となる通勤手当の精算 本年 10 月 20 日施行の 通勤手当の非課税限度額引上げ ( ) について 本年 4 月以降に支給した通勤手当の非課税分差額を年末調整で精算する機能を [ 源泉徴収簿入力

Microsoft Word - K1_ docx

変更の場合 1. 年度 スタッフ NO 入力もしくは年末調整検索 ([ ] ボタン ) を行い 対象の年末調整データを表示します 2. 年末調整の明細情報を変更します 3. 登録 (F2) ボタンを押下して 年末調整データを登録します 削除の場合 1. 年度 スタッフ NO 入力もしくは年末調整検索

06-年調_06-年調

注意 Excel で追加可能なシート数を超えてデータを作成しようとするとエラーが発生し ます プレビュー実行時に以下のエラーメッセージが表示された場合は 出力条 件を絞り 複数回に分けて処理を実行してください メッセージ :Worksheet クラスの Copy メソッドが失敗しました 最大シート数

目次 帳票出力 1. 源泉徴収簿 2. 給与支払報告書 源泉徴収票 )1 人 4 枚ずつ印刷 3. 給与支払報告書 源泉徴収票 )1 人 2 枚ずつ印刷 4. 給与支払報告書 源泉徴収票 )1 人 1 枚ずつ印刷 5. 年末調整一覧表 6. 年末調整明細表 7. 還付金明細表 8. 過不足税額一覧表

Ⅰ 年の中途で行う年末調整の対象となる人 年末調整は 原則として給与の支払者に 給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書 ( 以下 扶養控除等申告書 といいます ) を提出している人について その年最後に給与の支払をする時に行うことになっていますので 通常は12 月に行うこととなりますが 次に掲

VBA PRO 給与計算 年末調整 システムの年末調整用データの入力 給与所得に対する源泉徴収簿の入力用ユーザーフォーム 年末調整用の所得税源泉徴収簿のフォームでデータを給与と賞与のデータを編集できます 給与明細書の源泉徴収簿フォーム 給与明細の計算 タブの 1 月 から 12 月 のボタンから給与

アップデート 4.96 のご案内 拝啓時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます 平素は 社労法務システム を御愛顧いただきまして誠に ありがとうございます さて このたび下記の内容のソフト アップデートを行いましたので ご確認下さい 敬具 記 アップデート 4.96 < 概要 > 本年度の年末調整に

年末調整バージョンアップ後の仕様変更のご案内 平成 30 年 12 月 20 日更新 11/27 対応の年末調整バージョンアップにつきまして 今後仕様変更が行われます 仕様変更の内容 対応時期につきましては以下の一覧をご確認いただき 対応まで暫くお待ちいただくようにお願いいたします ご利用のお客様に

機能アップガイド Ver.3.0

申告者と配偶者の合計所得金額の入力フォーム 申告者 ( 給与の支払いを受ける人 ) の事業所得 雑所得 配当所得 不動産所得 その他の所得の収入金額と必要経費を入力して合計所得金額を計算します 申告者の合計所得金額が 900 万円を超えると 配偶者控除または配偶者特別控除の控除額が変動します 申告者

< D836A B8C9A83545F E A957A A2E786C73>

≪第1章 はじめに≫

Microsoft Word -

<4D F736F F D20947A8BF48ED28D548F9C A8BF48ED293C195CA8D548F9C82CC8CA992BC82B582C98AD682B782E >

平成30年度年末調整プログラム手順・簡易操作説明書


<4D F736F F D D9190C592A192F18F6F817A323982D382E982B382C6945B90C582F082B382EA82BD95FB82CC82BD82DF82CC8A6D92E8905C8D908F918DEC90AC82CC8EE888F882AB81698DC58F4994C5816A2E646F6378>


年末調整システム変更点 Q&A 集 平成 30 年版 株式会社シー シー ユー 1 年末調整システム変更点 Q&A 集

目次 源泉徴収票出力機能概要 03 給与所得の源泉徴収票を印刷する ( 手入力 ) 04 CSVを取り込み 源泉徴収票を一括出力する 07 源泉徴収票 CSV 取込印刷ファイルレイアウト 10 改訂履歴 14 商工会議所データバックアップセンター 2

<4D F736F F D D382E982B382C6945B90C582F082B382EA82BD95FB82CC82BD82DF82CC8A6D92E8905C8D908F918DEC90AC82CC8EE888F882AB2E646F6378>

アップデート内容 1. 年末調整事前チェックリストの改善 1) 事前賃金データチェックリスト に 年所得一覧表 の印刷が追加されました 賃金管理データにある本年度の給与 賞与の支給額の表示とその合計額と合計所得額の印刷ができます 昨年の実績や本年の平均額を指定して見込額を試算することも可能です 一覧

はじめに 平素は らくらく給不システム Q 太郎 をご利用いただき誠にありがとうございます この度 平成 23 年分の年末調整対応についてご案内致します 本冊子で平成 23 年の年末調整を行う際の操作方法をご確認のうえ 年末調整手続きを進めて頂きますよう宜しくお願い致します < 昨年と比べて変わった

< D836A B8C9A A957A A2E786C73>

_00

<4D F736F F D20944E969692B290AE837D836A B2E646F6378>

SILAND.JP テンプレート集

スライド 1

平成19年度市民税のしおり

2 税務署への提出方法の選択 画面において 書面提出 をクリックする 3 申告書等印刷を行う際の確認事項 画面において ご利用のパソコンの環境が推奨環境を満たしていることを確認の上 ご利用のパソコンの環境 (O S/ ブラウザ /PDF 閲覧ソフト ) が以下の推奨環境を満たしている をチェックする

「左記に該当しない方」からの確定申告書作成編

年末調整の流れと操作_CS4.indd

Working Paper 会計を使ってみよう

あなたと生計を一にする配偶者やその他の親族が受け取る公的年金等から引き落とされている国民健康保険 料 後期高齢者医療保険料 介護保険料はあなたの控除の対象とはなりませんので御注意ください 5 生命保険料控除 地震保険料控除 について それぞれ該当する欄に昨年中に支払った金額を記入し 以下の計算方法に

<4D F736F F D B8B975E8CB990F289E696CA97AC82EA E32352E30817A2E646F63>

ケース 1: 死亡日より後に給与 ( 賞与 ) の支給がない場合 1 年末調整をする [ 年末調整 ]-[ 年末調整処理 ]-[ 年末調整処理 ] メニューを選択します [ 年末調整処理 条件設定 ] 画面で 以下を選択して [OK] ボタンをクリックします 年末調整方法 : 単独年調処理方法 :

「給与所得が1か所の方」からの確定申告書作成編

本ソフトの仕様書 (2008/01/08) 本ソフトをお使い頂き ありがとうございます 本ソフトはパソコン単体で使用するものであって データをインターネット上に送って計算させるものではありません その為に個人情報の漏洩は防がれます インターネットの回線を遮断しても本ソフトは稼動致します 本ソフトはフ

「左記以外の所得のある方」からの確定申告書作成編

所得税算出の流れ Q&A 通信の所得税の流れを詳しく教えてください 改めて以下の図版を見てください は収入から引かれる金額です 引かれる金 額の算出の計算方法をこれから解説します 1 支払金額 ( 給料 賞与 ) 2 給与所得控除後の金額 A 給与所得 所得税算出の流れ B 課税所得 D 所得税 E

1. このマニュアルについて < はじめに > JA 長野県らくらくWeb 農業簿記システム ( 以下 らくらくWeb 簿記 ) は 専従者および雇人の源泉徴収簿 源泉徴収票を作成する機能が盛り込まれています このマニュアルはらくらくWeb 簿記における専従者や雇人に支払う給与 および源泉徴収関係の

3 2 で年末調整計算を実施済みの社員を確認し 以下をお読みになり 必要な手順にお進みください (1) になっている社員の [ 年末調整 ] 区分が誤って [ する ] になっている場合 4~10 (2) になっている社員の還付 徴収方法を変更したい場合 11~13 例 1:12 月給与ではなく 1

「2 所得税及び復興特別所得税の確定申告書データをお持ちでない方」からの更正の請求書・修正申告書作成編

CONTENTS 目 次 序章改正内容とプログラムの変更箇所 4 平成 24 年分年末調整の改正内容 4 平成 25 年分源泉徴収税額表の改正 11 奉行 i メニュー 年末調整処理サポートサイト のご紹介 12 第 1 章 年末調整作業の流れ 13 年末調整方法と処理の流れ 13 給与年調の場合

目次 はじめに 申告の流れ 扶養控除申告 年末調整申告書の情報入力 台紙の印刷 1

スライド 1

年調・法定調書の達人fromPCA給与 運用ガイド

Microsoft Word - Help-Year.doc

年末調整システム 御紹介

システムインフォメーション

弥生18シリーズ インストラクター更新用テキスト(給与)

給料らくだ6 年末調整サポートガイド 平成24年版

目次 1. 平成 30 年改正対応 ( 平成 31 年 1 月リリース予定 ) (1) 改正内容 (2) 様式変更 (3) 画面イメージ (4) 帳票イメージ 1-2. 電子申告 (1) 様式変更 (2) メッセージボックスセキュリティ強化 (3) 納付手続き手順の変更 2. 注意事項 1

項目説明 抽出条件タブ抽出条件タブ就業年月日賃金支給日コメント1~2 支払部門スタッフ NO 請求先 NO 請求締グループ賃金締グループ [ 就業期間 ] を範囲指定します 対象となる [ 就業年月日 ] のうち 賃金計算されていない勤怠データが対象条件となります 賃金の支給日を指定します コメント

「給与・年金の方」からの確定申告書作成編

目次 1. 年末調整とは 2. 平成 30 年分の留意点 3. 給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書の書き方 4. 給与所得者の配偶者控除等申告書の書き方 5. 給与所得者の保険料控除申告書の書き方 2

「給与・年金の方」からの確定申告書作成編

「1 所得税及び復興特別所得税の確定申告書データをお持ちの方」からの更正の請求書・修正申告書作成編

「左記に該当しない方」からの確定申告書作成編

住宅借入金等特別控除の入力編

e-PAP確定申告_【電子申告】第3者作成書類の添付省略

スライド 1


1 給与 賞与で入力していない金額がある場合の入力方法 ここを 入力するメニューするメニューが変わります チェック! 給与奉行 21 シリーズ [ 年末調整 ]-[ 年末調整処理 ]-[ 年末調整処理 ] メニューの 累計調整項目 で 入力していました 給与奉行 i 8/i シリーズ [ 年末調整

スライド 1

改訂履歴 日付 内容 Ver. 2017/10/2 新規作成

インストラクター更新テキスト<給与>_19

はじめに 平素は 勤次郎 Lite Q 太郎 をご利用いただき誠にありがとうございます この度 平成 27 年分の年末調整対応についてご案内致します 本冊子で平成 27 年の年末調整を行う際の操作方法をご確認のうえ 年末調整手続きを進めて頂きますよう宜しくお願い致します

平成 28 年度市民税 県民税申告の手引き 申告書を提出しなければならない人平成 28 年 1 月 1 日現在 幸手市内に住所を有する人 (1 月 2 日以降に幸手市に転入した人は従前の住所地で申告を行ってください ) ただし 次に該当する人は この申告をする必要はありません 1 平成 27 年分の

< 所得控除の詳細 > 1 所得控除額計算一覧表 控除名 控除の詳細 控除額町県民税 控除額 参考 所得税 次の イ と ロ のい 次の イ と ロ のい ずれか多い方の金額 ずれか多い方の金額 災害や盗難等により 本人や本 イ ( 損害金額 - 保険 イ ( 損害金額 - 保険 雑損控除 人と同一

FX取引に係る確定申告について

Microsoft Word - 個人住民税について(2018~2022)

<4D F736F F F696E74202D20836C B4C92A0837D836A B81698FA48D4889EF A56365F368DB795AA2E B8CDD8AB B83685D>

土地建物等の譲渡(マイホームの売却による譲渡損)編

CONTENTS 目 次 序章改正内容とプログラムの変更箇所 4 改正内容 4 改正以外の年末調整関連のプログラム変更箇所 5 奉行 iメニュー 年末調整処理サポートサイト のご紹介 6 第 1 章 年末調整方法と作業の流れ 8 年末調整方法について 8 年末調整方法ごとの作業の流れ 10 第 2

総合課税の譲渡所得の入力編

総合課税の譲渡所得の入力編

目次 第 1 部はじめに 作業の流れ P.3 第 2 部前準備 1 当サービスで提出する申告書を確認する P.4 2 必要な書類を用意する P.5 第 3 部申告書の提出 3 当サービスにログインする P.6 4 提出する申告書を選択する P.7 5 申告書データを登録する P.8 給与所得者の扶養

株式等の譲渡(前年からの繰越損失を譲渡所得及び配当所得から控除)編


株式等の譲渡(前年からの繰越損失を譲渡所得及び配当所得等から控除)編

VBA 給与計算 年末調整 の年度更新処理とデータの移行について VBA 給与計算 年末調整 の年度更新処理は 開始 メニューの 前年データ読込 ボタンで前年分のファイルから直接データの移行ができます 前年分と本年分のシステムファイルが同じフォルダにないと この処理は実行できません この処理前に フ

<4D F736F F D2082D382E982B382C6945B90C582F082B382EA82BD95FB82CC82BD82DF82CC8A6D92E8905C8D908F918DEC90AC82CC8EE888F882AB81698DC58F4994C5816A2E646F6378>

MR通信H22年1月号

平成 31 年分からの新元号への対応について 平成 31 年は 4 月 30 日までで 5 月 1 日から新元号となり この新元号は 4 月 1 日に公表される予定になっています この給与計算 年末調整システムは 平成 31 年 1 月からの給与計算に対応するため平成 30 年 12 月に公開します

Microsoft Word - 個人住民税について

<4D F736F F D E8482BD82BF82CC95E982E782B582C68CA790C52E646F6378>

東日本大震災により被害を受けた方の入力編

株式等の譲渡(特定口座(簡易申告口座)と一般口座)編

土地建物等の譲渡(マイホームの売却による譲渡益)編

3 平成 25 年 4 月に給与の支給規程を改訂し 平成 24 年分 10 月にまでさかのぼって実施する こととなり 平成 25 年 4 月の給与支給日に支払うこととなった平成 24 年 10 月から平成 25 年 3 月までの給与改訂差額 A 3 1 給与所得の収入金額の収入すべき時期は 契約又は

労働保険料の資料 [互換モード]

目次 第 1 部はじめに 作業の流れ P.3 第 2 部前準備 1 当サービスで提出する申告書を確認する P.4 2 必要な書類を用意する P.5 第 3 部申告書の提出 3 当サービスにログインする P.6 4 提出する申告書を選択する P.7 5 申告書データを登録する P.8 給与所得者の扶養

住宅借入金等特別税額控除に係る給与支払報告書の記載方法について ( フローチャート ) 住宅借入金等特別税額控除の適用がある 所得税で控除しきれている 所得税で控除しきれない 別添 ケース 1 居住開始年月日 のみ記載 一つの住宅借入金等特別税額 控除のみの適用を受けている 複数の住宅借入金等特別税

アップデートに伴う注意点 この内容は 過去のリビジョン (Rev) からアップデートされるお客様に関係します アップデート前に必ずご確認ください 今回のリビジョンには これまでのリビジョンで提供された機能も含まれています その中には大きな変更を伴うものもあり いくつかの注意点がございます 下表にその


Transcription:

目次 年末調整の流れ P2 1 事前準備 確認 P3 1 給与計算を行なっている場合 2 給与計算を行なっていない場合 2 年末調整処理 ( 源泉徴収簿入力 ) P6 1 源泉徴収簿の作成 2 年末調整の実行 3 年末調整処理 ( 年調明細一覧 ) P12 4 年末調整処理 ( 源泉徴収票印刷 ) P13 5 年末調整処理 ( 年調過不足額精算処理 ) P15 1 精算処理 2 翌年 1 回目給与データへの精算処理 6 年度更新 P18 システムの変更点 (H24 年 11 月 28 日メンテナンス ) 生命保険料控除の改正対応 ( 源泉徴収簿入力 ) 生命保険料控除の改組と合計適用限度額の変更に対応します 源泉徴収票のフォーム変更生命保険料控除の改正に伴って変更になったフォームに対応します H25 年 1 月支給分からの源泉所得税改正対応支給日が 2013 年 ( 平成 25 年 )1 月 1 日以降の給与 賞与から適用される 源泉所得税の算出式改正に対応します ( 翌月払いの給与では 24 年 12 月分 / 翌 25 年 1 月払い から新しい算出式を用います ) - 1 -

年末調整の流れ 事前準備 確認 P3~5 CASHRADAR PBS で 給与計算を行っている場合 CASHRADAR PBS で 給与計算を行っていない場合 会社設定 明細書パターンの確認 ( 過不足精算項目 ) 社員設定 社員の基本情報を登録 本年度最終給与 ( 賞与 ) データの入力 源泉徴収簿 各月の給与 賞与データを入力 年末調整処理 源泉徴収簿入力 控除情報など年末調整データ入力 P6~17 年末調整一覧 各社員の年調処理を確認 源泉徴収票印刷 源泉徴収票の作成 年調過不足額精算処理 給与 ( 賞与 ) への過不足額連動 ( ) ( ) 給与計算を行っている場合 ( ) 年度更新後の連動も可能 その他 法定調書合計表資料 年調通知書 住民税総括表 年調還付金金種表印刷 年度更新 新年度データ作成 ( ) P18~19 ( ) 年末調整未完了の状態でも実行可能 - 2 -

1. 事前準備 確認 1 給与計算を行っている場合 (1) 明細書パターンの確認 支給項目 No21. 年調還付金 控除項目 No08. 年調不足金 上記いずれかの項目が各明細書パターンに登録されているかを確認して下さい 登録されていない場合は 年調過不足額精算処理 を行うことができません 年調過不足額を精算 ( 連動 ) する給与 賞与明細パターンに N0.21 年調還付金 No.08 年調不足金 のいずれかが登録されていることを確認します - 3 -

1. 事前準備 確認 (2) 最終給与 ( 賞与 ) データの登録 明細パターンに 年調還付金 年調不足金 のいずれかの項目が登録されている状態で 本年度の最終給与 ( あるいは賞与 ) を登録します 年調過不足額を給与 賞与に連動しない場合は 同項目が登録さ れている必要はありません - 4 -

1. 事前準備 確認 2 給与計算を行っていない場合 (1) 社員基本情報の登録 源泉徴収簿や源泉徴収票の作成に必要な 各社員の基本情報を登録します 社員情報設定 ( 一人別 ) における必要登録項目 タブ項目源泉徴収票への印字 本人情報 扶養情報 支給条件 社員番号受給者番号 社員氏名氏名フリガナフリガナ性別 生年月日受給者生年月日入社区分 ( 中途の場合 ) 入社年月日 ( 年度途中に入社した場合 ) 中途就 退職 社員区分役職役職名郵便番号住所 住 所 控除情報 ( 障害者区分 ~ 外国人 ) 退職年月日 ( 年度途中に退職した場合 ) 中途就 退職 配偶者情報 ( 配偶者氏名 性別 生年月日 区分 ) 摘 要 扶養親族情報 ( 性別 続柄 生年月日 区分 ) 摘 要 勤怠情報パターン ( サンプル ) 明細書パターン ( サンプル ) - 5 -

2. 年末調整処理 ( 源泉徴収簿入力 ) 1 源泉徴収簿の作成 源泉徴収簿入力 の各タブの各項目を入力し [F10 年調 ] をクリックします 年末調整 =しない 社員の場合は 各項目の入力後 [F2 登録 ] をクリックします (1) 各タブの説明 1 源泉徴収簿タブ各月の給与 賞与データを入力します 給与データ入力 賞与データ入力を使用している場合は その入力データが連動されています 2 年末調整控除タブ本人や配偶者 扶養親族の控除情報を入力します 登録内容は 社員設定 と相互に連動します 3 年末調整一覧タブ保険料などの控除情報を入力します 年税額や過不足額を確認します 年末調整 =する 社員のみアクティブ 4 年末調整する / しない各社員の年末調整 する しない の設定変更が可能です ( 社員設定と相互連動 ) - 6 -

2. 年末調整処理 ( 源泉徴収簿入力 ) (2) 源泉徴収簿入力のポイント源泉徴収簿タブ < 各月の入力 > PB システムで毎月の給与計算を行っていない あるいは年の途中から使用開始した場合は 以下の方法にて登録を行って下さい 方法 各項目について給与月別に直接金額を入力する ([F6 行コピー ] キーで コピー 貼付けも可能 ) 年末調整額のみ確認したい場合は 空欄の月に合計額を入力する方法でもかまいません < 前職情報 > 中途入社社員について 前職の給与も含めて年末調整を行う場合は 画面左上の 前職情報 ボタンからデータ入力を行います 入力内容は 源泉徴収簿の 前職分 欄に反映されます - 7 -

2. 年末調整処理 ( 源泉徴収簿入力 ) 年末調整控除タブ < 配偶者情報の入力 > 控除対象配偶者 =なし の場合は 氏名や生年月日等の情報入力は非アクティブになります 配偶者合計所得については 収入金額 必要経費 (65 万円 )= 所得金額 を入力します < 扶養区分 > 扶養区分は生年月日により判定されます 年齢 16 歳未満 16 歳以上 ~19 歳未満 19 歳以上 ~23 歳未満 23 歳以上 ~70 歳未満 70 歳以上 扶養区分 ( 生年月日の範囲 /24 年度の場合 ) 非該当 (H9/1/2 以降 ) 一般 (H6/1/2~H9/1/1) 特定 (H2/1/2~H6/1/1) 一般 (S18/1/2~H2/1/1) 老人 (S18/1/1 以前 ) < 源泉徴収票の摘要欄 > 源泉徴収票の摘要欄に任意の記述を印字する場合は 画面左上の 摘要入力 ボタンから入力を行います ( 入力内容は源泉徴収票 摘要 欄の 6 行目に印字されます ) 参考 : 源泉票 摘要 欄の印字項目 1 行目住宅借入金等特別控除可能額 国民年金保険料 2 行目居住開始年月日 控除対象配偶者名 3 行目扶養親族名 4 行目扶養親族名 合計 6 名まで 超過の場合は 他 名 5 行目前職情報 6 行目前職情報 および任意入力されたその他文言 - 8 -

2. 年末調整処理 ( 源泉徴収簿入力 ) 年末調整一覧タブ < 各控除情報の入力 > 各種保険料 ( ) 小規模企業共済等掛金社会保険料住宅借入金等特別控除 支払った保険料の総額を入力します 入力額に応じて 各保険料の控除額が算出されます 給与控除分掛金を毎月の給与から控除している場合は 小規模企業共済等掛金の金額 ( 給与控除分 ) へ金額を入力します 申告分給与と別に支払った掛金を 小規模企業共済申告分 へ入力します 給与と別に支払った社会保険料を 社会保険料の申告分 へ入力します 当該申告分のうち 国民年金保険料等の金額は 内 国民年金保険料等の金額 へ入力します ( 源泉徴収票へ連動 ) 住宅借入金等特別控除額入力された金額が年税額より大きい場合 源泉徴収票へ連動します 居住開始年月日入力した居住開始年月日は源泉徴収票へ連動します ( ) 各種生命保険料の入力欄について ( 控除の上限 =40,000 円 ) ( 控除の上限 =50,000 円 ) ( 控除の上限 =40,000 円 ) ( 控除の上限 =40,000 円 ) ( 控除の上限 =50,000 円 ) 本年より 契約時期ごとの入力欄 および新設の 介護保険医療 入力欄が設けられております 金額欄には 実際に支払った保険料額を入力して下さい その入力金額をもとに 改定された計算式で 生命保険料の控除額 を算出します 一般生命 と 個人年金 について 新 旧の算出控除額を合計した場合の上限額は 40,000 円となります ただし 旧制度のみで控除額が 40,000 円超の場合は 旧制度の 50,000 円を上限とした額が算出されます 一般生命 個人年金 介護医療 の各控除額を合計した 最終的な 生命保険料の控除額 の上限額は 120,000 円となります - 9 -

2. 年末調整処理 ( 源泉徴収簿入力 ) < 年調所得税額欄について > 本年度は使用しません 平成 25 年度の年末調整から有効になります ( 参考 ) 年調年税額の計算 24 年度 A. 差引課税給与所得金額及び年税額 から B. 住宅借入金等特別控除額 を引いた額 (100 円未満切捨て ) 25 年度 年調所得税額 の 102.1% 額 (100 円未満切捨て ) 年調所得税額 は上記 24 年度の A-B に同じ < 超過額 ( 不足額 ) について> 給与データに連動される超過額 ( 不足額 ) は 差引超過額または不足額 欄の金額です < 扶養控除の内訳 > 画面左上の 扶養控除等内訳 で 年末調整の 配偶者 扶養 基礎控除等の計 欄の内訳を確認することができます - 10 -

2. 年末調整処理 ( 源泉徴収簿入力 ) 2 年末調整の実行 各タブの各項目入力後 [F10 年調 ] もしくは [F2 登録 ] をクリックすることで年末調整が完了します [F10 年調 ] が実行されている社員は 各項目が入力できなくなります ([F10 解除 ] で入力可能になります ) - 年末調整 = する年末調整 = しない [F2 登録 ] [F10 年調 ] 入力データの登録 任意 [F10 年調 ] 実行済みの場合は非アクティブ 年末調整完了 必須 実行する事で [F2 登録 ] も行われた状態になる ([F2 登録 ] が非アクティブになる ) 実行後 [F10 解除 ] に表記変更される 年末調整完了 必須 非アクティブ 実行不可 各社員の年調登録状況は 画面左の社員リスト 確定 欄のマークで確認ができます ( 空欄 ) 年末調整 =する [F10 年調 ] 済み 年末調整 =する [F10 年調 ] 未実行 年末調整 = しない - 11 -

3. 年末調整処理 ( 年調明細一覧 ) 各社員の年末調整処理の進捗をチェックします 退職 年調処理区分 にフラグが表示されますので確認して下さい 区分の各フラグについて 未 年調 =する 社員で源泉徴収簿 [F10 年調 ] 未実行 済 年調 =する 社員で源泉徴収簿 [F10 年調 ] 実行済み 退未 年調 =する 退職社員で源泉徴収簿 [F10 年調 ] 未実行 退済 年調 =する 退職社員で源泉徴収簿 [F10 年調 ] 実行済み 退外 年調 =しない 退職社員 対象外 年調 =しない 社員 社員の名称をクリックすることで 源泉徴収簿入力 にジャンプすることができます ジャンプ後に年調明細一覧に戻った際は [F5 画面更新 ] をクリックして下さい なお 未 済 対象外 のフラグは源泉徴収簿入力画面でも確認できます (P11 記載 ) - 12 -

4. 年末調整処理 ( 源泉徴収票印刷 ) PDF ファイルで源泉徴収票を出力します ドットプリンタによる連続紙印刷には対応しておりません (1) 出力方法 [F2 出力 ] 1つの PDF ファイルに 出力指定した社員の源泉徴収票を出力します 社員 1 人につき1つの PDF ファイルが作成されます [ ファイル保管 ] パスワード設定も可能ですので 印刷を行わず PDF ファイルのまま社員に提供する事ができます ドットプリンタによる連続紙印刷には対応しておりません - 13 -

4. 年末調整処理 ( 源泉徴収票印刷 ) (2) プリンタからの印刷について PDF ファイルをプリンタから印刷する場合 AdobeReader の設定が必要です 1 PDF ファイルの左上 ファイル をクリック 2 メニュー一覧から 印刷 をクリック 3 印刷プロパティウインドウで ページの拡大 / 縮小 = 大きいページを縮小 もしくは 用紙に合わせる を選択 4 OK をクリック 以下のどちらかを選択 大きいページを縮小 用紙に合わせる - 14 -

5. 年末調整処理 ( 年調過不足額精算処理 ) 全社員の年末調整完了後 超過額 及び不足額を各社員の給与 賞与データに連動します 翌年 1 回目の給与 賞与データへの連動も可能です 年調過不足額精算処理 では 年末調整の超過額 および不足額を給与 賞与データに連動します 連動は以下の作業や設定が完了している場合に実行可能です 明細書パターン 会社情報タブ [ 明細書パターン ] 各明細書パターンに支給項目 年調還付金 もしくは控除項目 年調不足金 が登録されている 給与データ入力 賞与データ入力 給与 ( 賞与 ) 計算タブ [ 給与 ( 賞与 ) データ入力 ] 年調還付金 もしくは 年調不足金 がある明細パターンを使用した給与が登録されており かつ締め処理を行っていない ( 給与は 12 回目 もしくは翌年 1 回目 ) 源泉徴収簿入力 年末調整一覧 年末調整タブ [ 源泉徴収簿入力 ] 年調 =する 社員の年末調整処理 ([F10 年調 ] 実行 ) が終了している [ 年末調整一覧 ] で確認 - 15 -

5. 年末調整処理 ( 年調過不足額精算処理 ) 1 精算処理 各項目を選択 設定後に [F2 実行 ] をクリックします 選択された給与 ( 賞与 ) に 過不足額が連動します 1 処理区分 給与 / 賞与のいずれかを選択します 2 月区分又は賞与 連動先の給与 もしくは賞与を選択します 3 通常 臨時区分 処理区分 = 給与の場合に 通常 / 臨時のいすれかを選択します 4 社員指定 全社員 / 指定社員のみのいずれかを選択します 指定社員のみの場合は 社員選択を行います 5 表示 各項目を選択後にクリックし 明細パターンを表示させます 6 明細パターン 給与 ( 賞与 ) データ登録済みの明細パターンが表示されます 7 精算対象 精算対象を 還付 徴収 ( 不足 ) 還付/ 徴収 から選択します 8 支給 / 控除項目指定 過不足額の連動先を 支給項目 年調還付金 控除項目 年調不足金 のいずれかから選択します 9 精算 精算を行わない明細書パターンがある場合は チェックを外します 10 結果 精算処理が完了したパターンには が付きます 処理が完了できないパターンには が付き この場合は他のパターンも精算処理が行われません ( 他パターンは空欄 ) - 16 -

5. 年末調整処理 ( 年調過不足額精算処理 ) 2 翌年 1 回目給与 賞与データへの精算処理 年調過不足額精算処理 では 新年度データ作成後の 翌年 1 回目 または 2 回目 の給与データ および 翌年 1 回目 の賞与データへの過不足額連動も可能です この場合は 年度切替 機能で 給与の対象年度を 平成 24 年度 に戻した状態で処理を行います メニュー選択画面で [ ファイル ] [ 年度切替 ] [ 平成 24 年度 (2012 年 )] の順に選択します これにより 平成 24 年度の 年調過不足額精算処理 を 25 年度の給与 賞与に対して実行することができます 新年度データ作成後の 平成 24 年度 の年調過不足額精算処理では 25 年度の給与 賞与データのみ選択可能です ( ただし 24 年度の締め処理を解除した場合は 24 年度の給与 賞与データを選択できるようになります ) - 17 -

6. 年度更新 新年度データ作成 を行うことで 翌期の給与計算を始めることができます (1) 給与メニューの画面上部 [ 給与計算 ] をクリックします 事前に給与 賞与データ入力において 締め処理 が行われている必要があります 年調処理は必須ではありません (2) メニュー内の [ 新年度データ作成 ] をクリックします (3) 画面上の 新年度 削除される対象年度 を確認し [F2 実行 ] をクリックします 新年度データ作成を行うと 有給休暇管理のデータも繰り越されます - 18 -

6. 年度更新 新年度データ作成を行った後も 年度切替 機能で前年分の給与メニューの操作は可能であるため 平成 24 年度の年末調整処理を終える前に 新年度 (25 年 ) の入力処理を進める事も可能です なお 年度切替で過去の給与データや社員データを修正することも可能ですが それらの修正は新年度のデータには反映されません 新年度データ作成を行うためには 給与 賞与データ入力の 締め処理 が実行されている必要があります 全社員の年末調整の完了は必須条件ではありません 新年度データ作成を行う前に 給与データ入力 および賞与データ入力において全月区分の 締め処理 を実行しておく必要があります 締め処理未実行の場合 新年度データ作成は実行できません 平成 24 年 11 20 NMC サポートセンター - 19 -