ビール系飲料の輸入

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特集 切花の輸入 平成 29 年 2 月 24 日東京税関 成田空港の輸入品にも春が来る! 輸入される切花は 菊 と カーネーション で 6 割を占める 毎年 3 月は ばら が輸入のピークを迎える 3 月が最初のピーク 春が近づき 花の話題が増える季節となりました 輸入品においても季節ごとの商品が

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特集 平成 30 年分成田空港貿易概況 ( 速報 ) 平成 31 年 1 月 23 日 ( 水 ) 東京税関 本資料における 2018 年 の数値は速報値 本資料における 伸率 とは前年との比較によるもの 本資料における対中国の貿易額には対香港及び対マカオの貿易額を含む

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平成 30 年 12 月 19 日特集東京税関 2012 年から輸出金額 数量ともに増加中! 2017 年の輸出金額は 2012 年の 2 倍以上に増加! 2017 年の輸出金額 数量ともに東京税関管内が全国税関で 1 位 はじめに クリスマスパーティーや年末年始 みなさんお菓子を食べる機会がこれか

平成28年 成田空港貿易概況(速報)

清涼飲料の輸出

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1. 沖縄県における牛肉の輸出動向 2015 年は 輸出額が過去最高 数量 金額 2015 年は数量が 18,424 KG( 前年比 97.0%) 金額が 87 百万円 ( 同 111.8%) となり 輸出額が過去最高を記録しました 沖縄県の輸出額シェアは 1.1% となっています 国別金額シェア

特集 平成 2 5 年 5 月 2 2 日東京税関調査部調査統計課 金の輸出入 2012 年の世界の金需要は 4,405 トン 2012 年に合金も含む金を日本は 132 トン輸出し 11 トン輸入しています 日本の 2006 年から 2010 年の平均年間金産出量は 10 トン足らずですが 200

輸入動向 Page 2 輸入額は増加 数量は減少傾向 額は 年毎に増減はあるものの増加傾向で 昨年 (215 年 ) の輸入額は392 億円と過去最大となりました これは 1 年前 (25 年 ) の約 1.5 倍 15 年前の約 2 倍の金額となります 特にコロンビア産のカーネーション マレーシア

トマトの輸入 2011 年門司税関は数量 価額とも全国シェア第 1 位 平成 24 年 6 月 20 日 門司税関 はじめに FAO( 国連食糧農業機関 ) の統計データによると 世界のトマト生産量 (2010 年 ) は 約 146 百万トンで 野菜の生産量の中では常にトップクラスを維持しています

ぶり ( 冷凍したフィレ ) の輸出 2011 年は 数量 価額ともに過去最高 平成 24 年 11 月 21 日 門司税関 はじめに ぶり は 刺身 寿司 照り焼きなど日本の食卓には欠かせない食材の一つですが 近年 その ぶり ( 冷凍したフィレ ) の輸出が増加しています 2011 年全国税関別

輸入動向平成 29 年の横浜税関における 自動車の輸入実績は 数量が 153,835 台 ( 対前年同期比 0.7% 増 ) 金額が 6,154 億 19 百万円 ( 同 12.5% 増 ) でした また 全国においては 数量が 359,907 台 ( 対前年同期比 2.4% 増 ) 金額が 1 兆

~ あめちゃんの輸出 平成 31 年 2 月 20 日大阪税関調査部関西から愛を込めて~ 調査統計課 2018( 平成 30) 年のキャンディの輸出は 全国の輸出数量 金額が過去最高! 経済圏別の輸出シェアは近畿圏が第 1 位! 近畿圏の輸出額は過去最高! 過去最高は 1988 年以降の比較 3 月

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ワインの輸入 平成 27 年 10 月 29 日東京税関 2014 年の輸入額は 1998 年に次いで過去 2 位 2011 年以降 輸入額は増加 2014 年の輸入額は2010 年に比べ67.5% 増加 原産国はフランス イタリア チリ等 11 月にフランスが急増 輸入額は東京税関管内が全国の約

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2017 電波産業調査統計

目 次 Ⅰ. 総括編 1. 世界各地域の人口, 面積, 人口密度の推移と予測およびGDP( 名目 ) の状況 ( 1) 2. 世界の自動車保有状況と予測 ( 5) 3. 世界の自動車販売状況と予測 ( 9) 4. 世界の自動車生産状況と予測 ( 12) 5. 自動車産業にとって将来魅力のある国々 (

近畿圏における電気機器の貿易動向 平成 24 年 10 月 22 日大阪税関調査統計課 貿易額推移 近畿圏における電気機器の貿易額は 2000 年に初めて輸出額が 3 兆円を突破し 輸入額が 1 兆円を突破しました 輸出額は 2001 年に一旦減尐しますが その後は右肩上がりで増加し 2005 年に

地域別世界のエアコン需要の推定について 年 月 一般社団法人 日本冷凍空調工業会 日本冷凍空調工業会ではこのほど 年までの世界各国のエアコン需要の推定結果を まとめましたのでご紹介します この推定は 工業会の空調グローバル委員会が毎年行 なっているもので 今回は 年から 年までの過去 ヵ年について主

港別輸出シェア平成 29 年 1 月 8 月の全国における輸出金額の港別順位を見てみると 横浜税関管内では横浜港が第 2 位 ( 数量 18.8% 金額 20.5%) 川崎港が第 4 位 ( 数量 10.7% 金額 12.4%) 木更津港が第 6 位 ( 数量 5.6% 金額 4.8%) 日立港が第

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みかんの輸出 ( 生鮮及び乾燥したもの ) 門司税関の 2014 年輸出数量及び金額 全国第 1 位 平成 27 年 3 月 18 日 門司税関 はじめに 3 月になり 春の足音が聞こえてきますが まだまだ寒い日が続いています 寒い冬の日に コタツでみかんを食べるという日本人の姿はもはや遠い昔になり

地域別世界のエアコン需要の推定について 2018 年 4 月一般社団法人日本冷凍空調工業会日本冷凍空調工業会ではこのほど 2017 年までの世界各国のエアコン需要の推定結果をまとめましたのでご紹介します この推定は 工業会の空調グローバル委員会が毎年行なっているもので 今回は 2012 年から 20

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1.ASEAN 概要 (1) 現在の ASEAN(217 年 ) 加盟国 (1カ国: ブルネイ カンボジア インドネシア ラオス マレーシア ミャンマー フィリピン シンガポール タイ ベトナム ) 面積 449 万 km2 日本 (37.8 万 km2 ) の11.9 倍 世界 (1 億 3,43

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1.ASEAN 概要 (1) 現在の ASEAN(216 年 ) 加盟国 (1カ国: ブルネイ カンボジア インドネシア ラオス マレーシア ミャンマー フィリピン シンガポール タイ ベトナム ) 面積 449 万 km2 日本 (37.8 万 km2 ) の11.9 倍 世界 (1 億 3,43

名古屋港の輸出実績 2017 年の名古屋港におけるボールペンの輸出実績は 数量 9,399 万本 ( 前年比 154.1%) 金額 57 億 3,864 万円 ( 前年比 161.3%) となり 数量は 2 年連続で増加し 1999 年の 10,054 万本 1998 年の 9,811 万本に次ぐ第

2017 年訪日外客数 ( 総数 ) 出典 : 日本政府観光局 (JNTO) 総数 2,295, ,035, ,205, ,578, ,294, ,346, ,681, ,477

目 次 最近における自転車工業の概況 1 生産 輸出 輸入の年別推移 2 生産実績表 ( 数量 )( 金額 ) 3 平成 23 年自転車生産動態実績表 4 自転車の出荷状況 10 平成 23 年 (1 月 ~12 月 ) 自転車および同部品輸出実績表 11 年別自転車および同部品輸出 輸入実績表 1

銅地金輸入 ( その2) HS モンゴル 0 0 ラオス 0 0 イラン 0 0 オマーン 0 0 ウズベキスタン 0 0 ノルウェー 0 0 ポーランド 0 0 コンゴ共和国 0 0 コンゴ民主共和国 0 0 タンザニア 0 0 モザンビーク 0 0 ジンバブエ 0 0 ニ

平成18年8月31日

財務省貿易統計

仕出国別 中国来の知財侵害物品の差止件数は 1,131 件であり 仕出国別の構成比では 前年に続き全体の約 8 割 (78.7%) を占めるに至っています 一方 2 位のフィリピン来が構成比 9.7% 3 位の香港来が同 4.8% を占めるにとどまっており 中国来への一極化の傾向にあると言えます な

銅地金輸入 ( その2) HS モンゴル 0 0 ラオス 0 0 イラン 0 0 オマーン 0 0 ウズベキスタン 0 0 ノルウェー 0 0 ポーランド 0 0 コンゴ共和国 0 0 コンゴ民主共和国 0 0 タンザニア 0 0 モザンビーク 0 0 ジンバブエ 0 0 ニ

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財務省貿易統計

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財務省貿易統計

1. 世界における日 経済 人口 (216 年 ) GDP(216 年 ) 貿易 ( 輸出 + 輸入 )(216 年 ) +=8.6% +=28.4% +=36.8% 1.7% 6.9% 6.6% 4.% 68.6% 中国 18.5% 米国 4.3% 32.1% 中国 14.9% 米国 24.7%

財務省貿易統計

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第 3 章九州の産業別貿易動向 1. 自動車 自動車の部分品 2017 年の九州の自動車輸出額は 1 兆 7,006 億円 ( 前年比 27.4% 増 ) で前年より増加し 4 年連続の増加となった 輸出先は 米国が最も多く 次いで中国 アラブ首長国連邦等であった 2017 年の九州の自動車生産台数

財務省貿易統計

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輸入バイオマス燃料の状況 2019 年 10 月 株式会社 FT カーボン 目 次 1. 概要 PKS PKS の輸入動向 年の PKS の輸入動向 PKS の輸入単価 木質ペレット

第 3 章九州の産業別貿易動向 1. 自動車 自動車の部分品 2016 年の九州の自動車輸出額は 1 兆 3,346 億円 ( 前年比 15.6% 増 ) と 3 年連続の増加となった 輸出先は 米国が最も多く 次いで中国 アラブ首長国連邦等となっている 2016 年の九州の自動車生産台数は 135

住宅宿泊事業の宿泊実績について 令和元年 5 月 16 日観光庁 ( 平成 31 年 2-3 月分及び平成 30 年度累計値 : 住宅宿泊事業者からの定期報告の集計 ) 概要 住宅宿泊事業の宿泊実績について 住宅宿泊事業法第 14 条に基づく住宅宿泊事業者から の定期報告に基づき観光庁において集計

財務省貿易統計

国際会議等への参加のために行った受入れ状況

図表 02 の 01 の 1 世界人口 地域別 年 図表 2-1-1A 世界人口 地域別 年 ( 実数 1000 人 ) 地域 国 世界全体 2,532,229 3,038,413 3,69

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平成 30 年 1 月 ~12 月 統計表 今治市東門町 5 丁目 14 番 3 号 今治タオル工業組合

目 次 Ⅰ. 自動車産業を取り巻く環境 ( 1) 1. 経済 ( 1) 2. 世界各国の GDP 推移 (2030 年予測 ) ( 2) 3. 産業構造 ( 3) 4. 人口構成 ( 4) 日本の総人口推移 ( 4) 日本の年齢 3 区分別人口推移 ( 4) 日本の人口ピラミッド ( 5) 世界人口

数字で見る国連WFP 2014

摂南経済研究第 4 巻第 1 2 号 (2014) 較検討するのも興味深いことであるが ここではあくまでも 2011 年のデータの提示のみに終始し 分析 検討は改めて順次おこなってみたい 後者の目的にかかわる国際観光輸出 輸入 収支については 前掲の 国際観光論 において 2000 年から 2008

1 覚醒剤密輸入事犯の概況 押収量は 過去 1 年で最高の約 374kg であった 摘発件数 118 件は 過去 1 年で最多の平成 23 年 (148 件 ) に次ぐものであった 覚醒剤摘発実績 ( 全国税関との対比 ) 1 kg 全国押収量東京押収量全国件数東京件数 件

2017年第3四半期 スマートフォンのグローバル販売動向 - GfK Japan

国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)結果の推移

リムLNG年鑑2010

参考資料 1 約束草案関連資料 中央環境審議会地球環境部会 2020 年以降の地球温暖化対策検討小委員会 産業構造審議会産業技術環境分科会地球環境小委員会約束草案検討ワーキンググループ合同会合事務局 平成 27 年 4 月 30 日

リサーチ Press Release 報道関係者各位 2015 年 7 月 29 日 アウンコンサルティング株式会社 世界 40 カ国 主要 OS 機種シェア状況 2015 年 6 月 ~ iphone 大国 日本 高い Apple シェア率 ~ アジア 8 拠点で SEM( 検索エンジンマーケティ

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特許庁工業所有権保護適正化対策事業

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統計トピックスNo.92急増するネットショッピングの実態を探る

バナナの輸入 門司税関の 2016 年輸入金額過去最高 はじめに 大正後期 貿易港として発展していた門司港は 台湾バナナが大量に荷揚げされました 当時 輸送中に熟してしまったバナナをいち早く換金するため 露天商などが口上に工夫をこらして客を集め 売りさばいていたそうです この様子が全国に知られるよう

全国港別金額シェア 2013 年の全国における きのこ の輸出実績は 金額 4 億円 数量 1,184トンとなっていますが 海上輸送がほぼ100% を占め 金額ベースでみると博多港が金額 2 億円で55. 3% 数量 411トンで34.7% を占め 金額 数量ともに全国第 1 位となっています 博多

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シニア層の健康志向に支えられるフィットネスクラブ

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仕出国別 来の知財侵害物品の差止件数は 660 件であり 仕出国別の構成比では 前年に続き全体の 8 割 (79.6%) を占めるに至っている 一方 2 位の来が構成比 9.0% 3 位の来が同 4.9% を占めるにとどまっており 来への一極化の傾向にあると言える なお 前年同期 2 位であった来は

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早稲田大学外国人学生数集計 2018 年 05 月 01 日現在 ( 概況 1) 区分 合計 国際教養 1 年 プログラム 私費 国費 交換 総計

N ews Release 主な市場の動向 ( 対前年同月比 :2016 年 12 月との比較 対前年比 :2016 年間との比較 ) 韓国 対前年同月比 +31.3% 対前年比 +58.4% LCC の新規就航や増便等により個人旅行を中心に引き続き増加 対前年同月比 対前年比ともに大幅な伸びとなっ

報道発表 ( 速報 ) 平成 31 年 3 月 18 日沖縄地区税関 輸入差止点数が 5 年連続で 3,000 点越え著作権侵害物品の輸入差止点数が前年比 12.3 倍と増加 ( 平成 30 年の沖縄地区税関における知的財産侵害物品の差止状況 ) 沖縄地区税関は 平成 30 年の偽ブランド品などの知

鹿児島県観光動向調査 鹿児島県 PR 観光戦略部観光課 平成 31 年 3 月の観光客の動向 1 概要平成 31 年 3 月における調査対象ホテル 旅館 76 施設の宿泊客数 ( 宿泊延べ人員 ) は 合計 309,924 人で 前年同月比 4.1% 減となった このうち外国人は 41,123 人で

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< 目次 > A. 総括 用語と内訳 A-1 生産額 1 機体 ( 機体本体 機体用部品 付属装置 室内装備 ) A-2 生産額 ( 分類 45 航空機のみ : 除 通信機器 タイヤ等 ) 2エンジン ( エンジン本体 エンジン用部品 ) B. 暦年 3 機器 補機等 ( エンジン用補機 航空計器

目 宮城県貿易概況 ( 平成 28 年上半期 ) 1. 入総額 1 2. 品目別動向 2 3. 地域 ( 国 ) 別動向 2 4. 主要入品目 3 5. 主要地域 ( 国 ) 別入品目 4 6. 過去 10 年間の県内貿易額推移 5 ( 参考 ) 県内各港別動向 1. 仙台塩釜港 (1) 品目別動向

平成 30 年 1 月から 6 月までの名古屋税関における知的財産侵害物品の差止状況 輸入差止件数は 936 件で 前年同期比 30.4% の減少となったものの 6 年連続で 900 件を超えました 輸入差止点数は 14,893 点で 前年同期比 46.2% の減少となりました 知的財産侵害物品の輸

2017年度 JTI業績報告資料

化繊輸入は 近年上昇を続けており 2016 年は前年比 10% 増の 43 万トンとなりました 素材別には ポリエステル F 長繊維不織布が中心ですが 2016 年はポリエステル S の輸入も大幅増となりました 化学繊維輸出推移 化学繊維輸入推移 生産が微減 輸出が横ばい 輸

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特集 自転車の輸入 平成 26 年 3 月 28 日東京税関 4 月からの新生活を機に 例年 3 月 ~4 月に輸入が多くなる傾向 213 年の輸入金額は 全国 東京港ともに過去最高を記録 東京港のシェアは 輸入数量 金額ともに全国の約 3 割を占め 第一位 (213 年 ) はじめに 通勤 通学やスポーツ レジャー等 私たちの生活において身近な存在の自転車 かつては国産品が多かった自転車 ( 電動アシスト自転車を除く ) ですが 2 年頃を境に国産の台数を輸入台数が上回るようになって以降は 国内生産量は減少し 213 年では 輸入数量が約 793 万台に対し国内生産量は約 52 万台となり 輸入品の割合が圧倒的に多い状況となっています 一般財団法人自転車産業振興協会の調査によると 平成 25 年における国内全世帯の電動アシスト自転車を含む自転車保有台数 ( 推計 ) は 71,551 千台で 1 世帯当たりの自転車保有台数は1.36 台となるとのことです 今回は 4 月からの新生活を機に 例年 3 月から4 月に輸入が多くなる傾向にあり 今年の1~2 月は昨年を上回って輸入が増えている自転車にスポットを当ててみました 12, 1, 8, 6, 4, 2, 自転車の国内生産台数と全国輸入台数の推移 国内生産台数 全国輸入台数 本特集の 自転車 は 輸入統計品目番号 8712. 及び輸出統計品目番号 8712. についてまとめたもので 統計品目上 自動二輪車等が属する項 ( 輸入統計品目番号 8711 項及び輸出統計品目番号 8711 項 ) に分類される電動アシスト自転車は含まれていません 本特集で用いている数値は財務省貿易統計によります なお 214 年 2 月分は速報値です 1 国内生産台数 : 出典経済産業省生産動態統計全国輸入台数 : 出典財務省貿易統計 国内生産台数は 完成自転車の台数から電動アシスト自転車の台数を引いたもの

1998 年 1999 年 2 年 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 26 年 27 年 28 年 29 年 21 年 211 年 212 年 213 年 212 年 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 12 月 213 年 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 12 月 214 年 1 月 2 月 213 年 1-2 月 214 年 1-2 月 2 1. 輸入動向 全国金額東京港金額全国数量東京港数量 ( 億円 ) 12, 1, 8, 6, 4, 2, 9. 8. 7. 6. 5. 4. 3. 2. 1.. ( 億円 ) 1,8 1,6 1,4 1,2 1, 8 6 4 2 2. 18. 16. 14. 12. 1. 8. 6. 4. 2.. 輸入金額は 全国 東京港ともに過去最高を記録 (213 年 ) 213 年の全国における自転車の輸入実績は 数量 7,932 千台 金額 81.1 億円であり 金額において過去最高を記録しました また 東京港では 数量 2,53 千台 金額 247.2 億円であり こちらも金額において過去最高を記録しました 次に 全国における1998 年からの輸入推移を見ますと 輸入数量は27 年まで連続して増加し その後減少していましたが 東日本大震災を機に国内需要が高まった211 年は 一時的に輸入数量が増加しました なお 本年 1-2 月は 全国で 数量 1,559 千台 金額 172.7 億円が輸入されており 前年同期比で数量 13.3% 金額 24.2% の増加となっています また 東京港では 数量 473 千台 金額 51.3 億円が輸入されており こちらも数量 16.% 金額 36.9% の増加となっています 2. 月別輸入数量の推移例年 春が自転車輸入のピーク 1,4 1,2 1, 8 6 4 2 全国数量東京港数量 過去 2 年における全国の月別輸入数量を見ますと 3 月及び4 月に大きな輸入のピークがあることが分かります 業界によれば 就職や入学といった新生活が始まる春は 通勤 通学の足として 例年 自転車の需要が大きく増える季節とのことで この時期の輸入も大きく増える傾向にあるようです なお 東京港においても 全国と同様 3 月及び4 月に輸入のピークがあることが分かります

3 3. 車種別輸入内訳 ( 全国 )213 年 マウンテンバイク等 2.8% その他 27.5% 213 年全国数量 7,932 千台 軽快車等 36.3% ミニサイクル等幼児車等 1.3% 7.4% 4. 車種別輸入動向 ( 全国 ) 子供車等 24.8% その他 36.4% 輸入統計品目番号と車種区分との関係 輸入統計品目番号 主な車種 8712.-1 マウンテンバイク等 8712.-211 ミニサイクル等 8712.-218 幼児車等 8712.-219 子供車等 8712.-291 軽快車等 8712.-299 その他 ( スポーツ車等 ) 一般財団法人自転車産業振興協会の区分を参考に作成 マウンテンバミニサイクルイク等等 5.8% 幼児車等 1.6% 4.6% 213 年全国金額 81.1 億円 軽快車等 31.2% 子供車等 2.5% 数量では 軽快車等 金額では その他 ( スポーツ車等 ) がトップ 213 年における輸入自転車の車種の内訳を見ますと 数量シェアでは 最も多いのが 軽快車 ( 外装変速装置を持たない標準的な大人用自転車 ) 等 で36.3% 次いで その他 ( ロードバイクなどのスポーツ車等 ) が27.5% となっています 一方 金額シェアでは その他 が最も多く36.4% 次いで 軽快車等 が31.2% となっています その他 には 付加価値の高いスポーツ車が含まれるため 金額シェアを広げる要因になっているようです 軽快車等 が2 年以降トップ 5, 4,5 4, 3,5 3, 2,5 2, 1,5 1, 5 マウンテンバイク等ミニサイクル等幼児車等子供車等軽快車等その他 7 6 5 4 3 2 1 車種別の輸入数量動向を見ますと 軽快車等 の輸入は 2 年以降連続してトップとなっています そのほかの動向を見ますと その他 が徐々に輸入量を伸ばし 211 年以降 2 位となっている一方で 1998 年にトップだった マウンテンバイク等 は 2 年以降徐々に輸入量が減っています この背景として ロードバイクなどのスポーツ車人気の高まりがある一方で マウンテンバイク人気が落ちてきていることがあるようです なお 本年 1-2 月は マウンテンバイク等 を除く全 ての車種の輸入数量が前年同期を上回っています

4 5. 原産国の内訳 ( 全国 )213 年 台湾 3.1% その他.3% その他 1.8% 中華人民共和国が圧倒的シェア 213 年全国数量 7,932 千台 中華人民共和国 96.6% 輸入数量上位 1 カ国の状況 ( 全国 )213 年 台湾 13.1% 213 年全国金額 81.1 億円 中華人民共和国 85.1% 原産国 数量 ( 台 ) 金額 ( 千円 ) 1 台当たり単価 ( 円 ) 中華人民共和国 7,666,93 68,168,186 8,892 台湾 242,43 1,485,951 43,254 カンボジア 1,12 294,544 29,419 英国 4,849 378,178 77,991 インドネシア 3,524 92,612 26,28 アメリカ合衆国 1,684 357,676 212,397 タイ 1,44 13,453 12,886 イタリア 698 139,819 2,314 チェコ 491 19,588 39,894 ドイツ 384 54,821 142,763 213 年における原産国の内訳を見ますと 中華人民共和国と台湾が主要国であることが分かります 1 位の中華人民共和国は 数量シェアが96.6% 金額シェアが85.1% と 圧倒的シェアを占めています 中華人民共和国は元々自転車産業が盛んであり 大きな生産量と低い生産コストを背景に 世界的に大きなシェアを占めているようです 2 位の台湾は 数量シェアが3.1% である一方で 金額シェアは13.1% と 数量シェアに比べて約 4 倍のシェアとなっています 台湾は技術力が高いそうで マウンテンバイクやスポーツ車といった 付加価値の高い自転車の輸入が多く 金額シェアを押し上げる要因となっているようです 3 位以下の国々は 上位 2カ国に比べ 大幅に輸入数量が少ない状況となっています 次に 輸入数量上位 1カ国について 国ごとに輸入金額 輸入数量から割り出した単価を見ますと 欧州各国やアメリカ合衆国からは 高価な自転車が輸入されていることが分かります 一方 中華人民共和国からは 軽快車等や子供車等の廉価なものが多く輸入されており 単価を下げる要因になっているようです

1998 年 1999 年 2 年 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 26 年 27 年 28 年 29 年 21 年 211 年 212 年 213 年 5 6. 港別シェア (213 年 ) 仙台塩釜 1.6% その他 8.7% 神戸新潟 3.% 1.9% 博多 7.6% 横浜 1.2% 名古屋 14.6% 213 年全国数量 7,932 千台 大阪 21.% 東京 31.6% 仙台塩釜 1.3% その他新潟 8.2% 神戸 1.4% 5.1% 博多 6.5% 横浜 12.% 名古屋 13.9% 213 年全国金額 81.1 億円 大阪 2.7% 東京 3.9% 輸入数量 金額ともに東京港が1 位 213 年における港別のシェアを見ますと 東京港が数量で31.6% 金額で3.9% を占め 全国 1 位の港となっています また 横浜港及び川崎港を加えた京浜港全体で見ますと 数量では43.% 金額では43.7% に上ります また 大阪 名古屋 博多といった 人口の多い都市部を後背地として抱える港が上位に入っています ( 参考 ) 電動アシスト自転車の国内生産状況 5 45 4 35 3 25 2 15 1 5 国内生産台数 : 出典経済産業省生産動態統計 ( 台 ) 年 国内生産台数 1998 年 212,666 1999 年 14,69 2 年 147,72 21 年 27,356 22 年 227,5 23 年 28,913 24 年 233,332 25 年 223,616 26 年 236,494 27 年 247,899 28 年 274,475 29 年 311,337 21 年 335,576 211 年 43,28 212 年 383,196 213 年 44,359 経済産業省の生産動態統計によれば 電動アシスト自転車の国内生産台数は 年々増加しています 213 年の生産台数は約 44 千台であり 1 年前 (23 年 ) の約 2 倍に伸びています 業界によれば 電動アシスト自転車は 国産品が多いとのことです 貿易統計においては 電動アシスト自転車を特定できる統計品目番号が無いため 輸出入量は表しておりません

6 ( 参考 ) 全国における自転車輸出の状況 (213 年 ) 地域 / 国 数量 ( 台 ) 金額 ( 千円 ) 1 台当たり単価 ( 円 ) ガーナ 628,529 854,228 1,359 カンボジア 517,91 668,68 1,291 ミャンマー 46,49 558,42 1,213 タンザニア 252,843 346,65 1,371 タイ 222,483 331,779 1,491 ナイジェリア 19,899 35,8 1,598 香港 171,2 252,524 1,477 アラブ首長国連邦 148,128 227,963 1,539 フィリピン 134,562 184,666 1,372 アフガニスタン 98,565 17,39 1,9 イラン 87,551 83,698 956 イラク 55,819 78,28 1,41 スリランカ 31,236 48,371 1,549 トルコ 29,489 4,462 1,372 マレーシア 28,9 41,172 1,425 ウガンダ 15,32 23,81 1,583 トルクメニスタン 1,215 19,933 1,951 ブルキナファソ 9,79 11,953 1,317 パキスタン 6,797 5,4 794 ザンビア 5,982 11,757 1,965 その他 36,762 118,596 - 合計 3,142,282 4,32,542 - 中古自転車の輸出が大半全国における自転車の輸出は増加傾向にあり 213 年は数量 3,142 千台 金額 43.2 億円でした 数量上位の仕向国を見ますと アフリカやアジアの国々が多いことが分かります また 輸出数量上位 2カ国について 国ごとに輸出金額 輸出数量から割り出した単価を見ますと いずれも1 台当たり1, 円 ~2, 円程度であり 安価なものとなっています 業界によれば 我が国の自転車輸出の大半が 開発途上国向けの中古自転車であるとのことです 今後の見通し業界によれば 今後の見通しとして 平成 26 年 ~ 平成 32 年の1 世帯当たり自転車保有台数は 家族人数が減少し1 世帯当たり自転車保有台数が減少するという考えがある一方で 環境にやさしく 高い経済性 効率性を持ち かつ健康の維持増進に寄与する交通手段として1 世帯当たり自転車保有台数が増加すると考えられ それらを勘案し 今後はほぼ横ばいで推移すると予測しています これから春を迎え サイクリング等に気持ちの良い季節になります 交通ルールを守って 楽しい自転車ライフを! 取材協力 : 一般財団法人自転車産業振興協会 本資料に関する問い合わせ 東京税関調査部調査統計課 TEL:3-3599-6385( 直通 ) 135-8615 東京都江東区青海 2-7-11 東京港湾合同庁舎 2 階 本資料を引用する際は 東京税関の資料による旨を注記して下さい

( 参考 ) 自転車の国内生産台数と全国輸入台数の推移 国内生産台数 全国輸入台数 1998 年 5,716 2,893 1999 年 5,45 4,263 2 年 4,532 6,234 21 年 3,977 7,92 22 年 2,849 8,326 23 年 2,311 8,73 24 年 2,221 9,138 25 年 1,73 9,144 26 年 1,98 9,339 27 年 888 9,63 28 年 82 9,34 29 年 738 8,622 21 年 721 8,42 211 年 698 9,451 212 年 629 8,499 213 年 522 7,932 国内生産台数 : 出典経済産業省生産動態統計全国輸入台数 : 出典財務省貿易統計 国内生産台数は 完成自転車の台数から電動アシスト自転車の台数を引いたものです 2. 月別輸入数量の推移 全国数量 東京港数量 212 年 1 月 76 29 2 月 78 25 3 月 1,156 356 4 月 95 299 5 月 672 218 6 月 526 175 7 月 586 24 8 月 629 223 9 月 632 215 1 月 642 222 11 月 65 212 12 月 562 189 213 年 1 月 646 194 2 月 729 214 3 月 998 33 4 月 95 293 5 月 635 192 6 月 514 15 7 月 595 193 8 月 535 169 9 月 562 18 1 月 529 179 11 月 64 215 12 月 599 221 214 年 1 月 8 247 2 月 759 225 1. 輸入動向 全国 東京港 数量 金額 ( 億円 ) 数量 金額 ( 億円 ) ( 前年比 ) ( 前年比 ) ( 前年比 ) ( 前年比 ) 1998 年 2,893.3-268. - 778.3-8.6-1999 年 4,263.4 147.4% 323.8 12.8% 1,237.4 159.% 95.1 118.1% 2 年 6,233.7 146.2% 442.4 136.6% 1,682. 135.9% 122.3 128.6% 21 年 7,91.6 113.8% 51.2 115.3% 1,992.7 118.5% 154.2 126.1% 22 年 8,326.1 117.4% 57.3 111.8% 2,529.3 126.9% 174.2 113.% 23 年 8,72.6 14.5% 551.5 96.7% 2,736.8 18.2% 169.9 97.5% 24 年 9,138.4 15.% 549.1 99.6% 2,817.7 13.% 169.2 99.6% 25 年 9,143.8 1.1% 581.5 15.9% 2,833.8 1.6% 175.1 13.5% 26 年 9,339.2 12.1% 657.7 113.1% 2,628.3 92.7% 177. 11.1% 27 年 9,63.3 12.8% 748.8 113.8% 2,798.2 16.5% 27.3 117.1% 28 年 9,33.8 94.1% 781.4 14.4% 2,65.2 93.1% 26.8 99.8% 29 年 8,621.7 95.4% 74.3 9.1% 2,66.1 1.% 191.4 92.5% 21 年 8,41.9 97.5% 648.9 92.1% 2,78.9 16.7% 22.7 15.9% 211 年 9,45.6 112.5% 745.4 114.9% 2,831.1 11.8% 222.5 19.8% 212 年 8,499.4 89.9% 727.8 97.6% 2,77.8 97.9% 231.1 13.9% 213 年 7,932.4 93.3% 81.1 11.1% 2,53.1 9.3% 247.2 16.9% 213 年 1-2 月 1,375.8-139. - 47.3-37.5-214 年 1-2 月 1,558.9 113.3% 172.7 124.2% 472.6 116.% 51.3 136.9% 3. 車種別輸入内訳 ( 全国 )213 年 輸入統計品目番号車種区分数量 ( 台 ) 金額 ( 千円 ) 8712.-1 マウンテンハ イク等 219,848 4,62,241 8712.-211 ミニサイクル等 99,363 1,267,21 8712.-218 幼児車等 585,485 3,666,526 8712.-219 子供車等 1,966,96 16,48,936 8712.-291 軽快車等 2,881,192 25,21,455 8712.-299 その他 2,179,61 29,126,49 4. 車種別輸入動向 ( 全国 ) 輸入統計品目番号 8712.-1 8712.-211 8712.-218 8712.-219 8712.-291 8712.-299 車種区分 マウンテンハ イク等 ミニサイクル等 幼児車等 子供車等 軽快車等 その他 1998 年 752 272 79 572 342 247 1999 年 884 358 943 814 77 558 2 年 1,95 422 1,241 1,73 1,447 955 21 年 1,43 437 1,245 1,335 2,352 68 22 年 1,39 412 1,318 1,691 3,43 824 23 年 93 398 1,23 1,736 3,572 864 24 年 94 477 1,196 1,929 3,675 957 25 年 576 278 1,92 2,16 4, 1,92 26 年 376 263 1,134 2,236 4,248 1,82 27 年 289 214 987 2,368 4,482 1,263 28 年 297 158 833 2,299 4,17 1,34 29 年 31 118 719 2,211 3,744 1,529 21 年 226 124 613 2,133 3,526 1,78 211 年 288 111 659 2,388 3,68 2,397 212 年 326 92 692 2,76 3,94 2,219 213 年 22 99 585 1,967 2,881 2,18 213 年 1-2 月 36 12 74 268 588 397 214 年 1-2 月 33 26 85 282 65 484 輸入統計品目番号と車種区分との関係は 一般財団法人自転車産業振興協会の区分を参考にしています 7

8 ( 参考 ) 5. 原産国の内訳 ( 全国 )213 年 原産国 数量 ( 台 ) 金額 ( 千円 ) 中華人民共和国 7,666,93 68,168,186 台湾 242,43 1,485,951 その他 23,872 1,456,451 6. 港別シェア (213 年 ) 税関 / 港 数量 ( 台 ) 金額 ( 千円 ) 東京 2,53,76 24,715,787 大阪 1,665,198 16,64,669 名古屋 1,154,829 11,125,832 横浜 89,553 9,623,525 博多 61,79 5,228,64 神戸 237,167 4,8,282 新潟 148,293 1,152,412 仙台塩釜 124,287 1,37,698 その他 688,283 6,542,319 合計 7,932,395 8,11,588