4 平成 29 年度の検証と 基本目標 1 しごとをつくり 安心して働けるようにする 主な取組み課題検証 本市の基幹産業である農漁業を魅力あるものにするため 六次産業化や高収益型農業を推進し 新規就農者や農業後継者の育成に取組みました また 働く場所の確保と地域経済の活力向上のために企業誘致への取組

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4 平成 年度のと 基本目標 1 しごとをつくり 安心して働けるようにする 本市の基幹産業である農漁業を魅力あるものにするため 六次産業化や高収益型農業を推進し 新規就農者や農業後継者の育成にました また 働く場所の確保と地域経済の活力向上のために企業誘致へのや 創業支援プログラムの作成

し環境の整備や 大会 合宿等の誘致 グッズや特産品の物販 体験型観光など スポーツを生かしたにぎわいの創出を進めることにより 交流人口の増加を図るとともに 将来的な市への移住 定住の促進を目指す 事業 スポーツを生かした交流によるにぎわい創設事業 KPI 観光交流客数 地域ブランド調査魅力度全国ラン

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

働で市の魅力を発信 定住促進に取組む いい那珂暮らし応援団 を設立し シティプロモーション推進事業 いい那珂暮らし促進事業 を一体的に実施することにより 本市の交流人口 定住人口増を目指すものである 併せて 本市への定住を促進するため 当該事業や関連事業により 市の魅力向上 いい那珂暮らし応援団活動

2-3(2) 学校の教育力の向上 1. 学習環境の整備 子どもに質の高い教育を提供していくために 学びの森 を設置 運営する 学びの森 では専門的な指導員を配置し 1 教職員の研修体制の充実 2 学校と地域の連携協力の推進 3 児童生徒 保護者との教育相談を進める ティームティーチングによる学習支援

碧南市人口ビジョン 及び 碧南市まち ひと しごと創生総合戦略 概要版 策定の経緯 碧南市の人口は平成 27(2015) 年 8 月末時点で 71,662 人であり 今後は国立社会保障 人口問題研究所の推計値によると 25 年後の平成 52(2040) 年には 65,707 人まで減少すると推計され

で広く体幹トレーニング推進することにより 健康なまち としてイメージア ップを図り魅力の向上につとめ 転出の抑制や転入の促進へとつなげる 数値目標 体幹づくりを通じて行う地域活性化事業 KPI 体幹トレーニング参加移住者数のべ人数年月のべ人数 申請時 0 0 H29.3 初年度 H30.

本町は 過疎地域における人口減少や少子高齢化 核家族化の進展という構造的な課題を抱え 若年層の人口流出や世代間交流の機会が少ない現代社会現象が問題となっている また 本町は 県を代表する観光地であるが 観光入込客数は 瀬戸大橋が開通した昭和 63 年をピークに減少しており 平成 27 年には約 23

安心して子どもを産み 育てたいという希望をかなえるためには 子育てにかかる経済的負担の軽減のほか 晩婚化による出産に対する年齢上の課題への対応 市内で出産できる環境の整備 更なる保育サービスの充実など 複数の絡み合う課題の解決が必要である 図 1 理想とする子どもの人数 ( 平成 27 年度北広島市

別紙 町田市観光まちづくり リーディングプロジェクト ( 案 ) 町田市

姫路市及びたつの市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約 姫路市 ( 以下 甲 という ) 及びたつの市 ( 以下 乙 という ) は 連携中枢都市圏構想推進要綱 ( 平成 26 年 8 月 25 日付け総行市第 200 号総務省自治行政局長通知 ) に基づく連携中枢都市圏である播磨圏域 ( 以下

用への助成を除くと 住宅に関する融資や助成制度等の情報提供の充実 との回答割合が高い( 子育て住み替え意識調査 ) 以上のことから 住宅が手狭であることを理由に市外へ転出する若い世代が相当数存在し また その傾向が強まっていることがうかがえる また 住み替え後は4LDKの間取りを中心とした持ち家 (

第2節 茨木市の現況

北見市総合計画.indd

希望をかなえるまちづくり 結婚 出産 子育て 結婚 出産 子育ての希望実現 1 結婚や出産に対する支援の充実 一人ひとりが結婚や出産について諦めることなく取 り組める環境をつくることによって まちに家族を持つこ との幸せをもたらします 結婚を希望する人の未婚率の改善 結婚や妊娠 出産に関するライフプ

(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

久留米市キラリ創生総合戦略 平成27年度の実施状況について(案)

により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

第 1 章アンケートの概要 1-1 調査の目的 1-2 対象者 1-3 調査方法 1-4 実施期間 1-5 調査結果サンプル数 第 2 章アンケート調査結果 2-1 回答者自身について (1) 問 2: 年齢 (2) 問 5: 同居している家族 2-2 結婚について (1) 問

1 調査目的 今年度策定する 津山市総合戦略 で 子どもを産み 育てやすい環境づくりに 向けた取組みを進めるにあたり 出産 子育ての現状を把握するために実施した 2 調査内容の背景と設問設定理由国では 出生率を 2.07 まで高めることで 2060 年に現状の社会構造を維持できる人口 1 億人程度を

第 3 次 山形県総合発展計画 短期アクションプラン ( 平成 25 年度 ~28 年度 ) 平成 2 5 年 3 月 山形県

一宮市住宅マスタープラン ~ 住み続けたいまち 住んでみたいまち 人々が生き生きと暮らせるまち ~ 概要版 平成 2 5 年 3 月 一宮市

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地域再生計画 1 地域再生計画の名称 DMO による広域観光連携 2 地域再生計画の作成主体の名称 石巻市 東松島市 3 地域再生計画の区域 石巻市及び東松島市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 圏域の現状 2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災から5 年が経過した これまで 復興

スライド 1

厚木飛行場関連特定事業 ( 医療に関する事業 : 小児医療費助成事業 ) 綾瀬市早川 550 番地 本市においては 厚木飛行場の騒音下で暮らす市民が 結婚 出産を機に他の地域へ転出し 地域の活力が低下することを防ぐため 安心して子育てができる環境が求められている このため 本市の子育て世帯に対し 子

このため 政府においては 地方への人の流れの創出等による地方 東京圏の転出入の均衡をはじめとする地方創生の実現に向け 新たな5 年間のまち ひと しごと創生総合戦略を策定するとともに 以下の6 点について 別紙のとおり総合的かつきめ細かな施策を早急に実施するよう強く求める 1. 移住定住 UIJター

4-2 地域の課題人口の減少により 町内では老朽化した空き家 空き店舗が随所に見られるようになっており 平成 28 年 3 月に町内を調査したところ 空き家 空き店舗と思われる建物が 159 軒存在していることが判明した 特に 商店街 公共機関 医療機関等が近接する利便性の高い中心市街地における空き

Microsoft Word - ■【滑川町総合振興計画】計画書_修正_ _NXPowe

基本方針 2-1 観光資源の有効活用〇歴史 スポーツ 自然など 恵まれた観光資源を活用し 世界に向けた積極的な情報発信や意見交換の場の整備を行います 〇文化 芸術資源のデジタルアーカイブ 33 化により 資源の保護を進め インターネット上での有効活用も行います 2-2 活力ある産業〇ホームページ等の

TRY TRY TRY TRY TRY 5

地域子育て支援拠点事業について

2. まち ひと しごとの創生に向けた政策 5 原則 人口減少克服 地方創生を実現するため 5 つの政策原則に基づき施策を展開する 1 自立性 構造的な問題に対処し 地方公共団体 民間事業者 個人の自立につながる 2 将来性 地方が自主的かつ主体的に 夢を持って前向きに取り組むことを支援する 3 地

四国中央市住宅マスタープラン 概要版 平成 30 年 3 月四国中央市 Since

第 1 部 施策編 4

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数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) 港湾取扱貨物量 556 万トン 4 万トン 0 万トン 20 万トン 観光入込客数 2,899.4 万人回 -9.5 万人回 1.9 万人回 1.9 万人回 7

地域交流センター利用者数 57,000 人 4,000 人 4,000 人 4,000 人 休日滞在人口率地域交流センター利用者数 平成 32 年度 (4 年目 ) 平成 33 年度 (5 年目 ) KPI 増加分の累計 10% 10% 80% 0.11 倍 0.11 倍 0.54 倍 4,000

起業家を総合的に支援する 起業支援センターながおか と連携することで 高い事業 効果を実現するものである 数値目標 未来の起業家応援事業若者提案プロジェクト事業支援事業年月 KPI 支援による年間起業 起業に結びついた若者 10~39 歳の転出超過 創業件数 プロジェクト数 の抑制 申請時 0 件


新設 拡充又は延長を必要とする理地方公共団体の実施する一定の地方創生事業に対して企業が寄附を行うことを促すことにより 地方創生に取り組む地方を応援することを目的とする ⑴ 政策目的 ⑵ 施策の必要性 少子高齢化に歯止めをかけ 地域の人口減少と地域経済の縮小を克服するため 国及び地方公共団体は まち

三朝町まち・ひと・しごと創生総合戦略 (概要版)

第3節 重点的な取り組み

PowerPoint プレゼンテーション

いる 少子化の要因として 未婚化 晩婚化の進行や第 1 子出産年齢の上昇 長時間労働 子育て中の孤立感や負担感が大きいことなど 様々な要因が複雑に絡み合っており きめ細かな少子化対策が必要となっている 市民アンケート調査 ( 平成 27 年 8 月 ) の結果によると 少子化対策について すぐ取り組

坂戸市定住促進施策基本方針 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) はじめに 大学教授や企業経営者からなる民間組織 日本創成会議 の人口減少問題検討分科会の発表によると 出産に適した年齢といえる 20~39 歳 の女性の人口が 2040 年には全国の 49.8% にあたる 896 の市区町村で 5

PowerPoint プレゼンテーション

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宮城の将来ビジョン 富県宮城の実現 ~ 県内総生産 10 兆円への挑戦 ~ 富県宮城の実現 ~ 県内総生産 10 兆円への挑戦 ~ 認知度集計表 ( 回答者属性別 ) 内容について知っている 言葉は聞いたことがある 効知らない ( はじめて聞く言葉である ) 県全体 度数 ,172

愛知県アルコール健康障害対策推進計画 の概要 Ⅰ はじめに 1 計画策定の趣旨酒類は私たちの生活に豊かさと潤いを与える一方で 多量の飲酒 未成年者や妊婦の飲酒等の不適切な飲酒は アルコール健康障害の原因となる アルコール健康障害は 本人の健康問題だけでなく 家族への深刻な影響や飲酒運転 自殺等の重大

[ 概要版 ] 倉吉都市計画 マスタープラン素案 鳥取県倉吉市

人 ) 195 年 1955 年 196 年 1965 年 197 年 1975 年 198 年 1985 年 199 年 1995 年 2 年 25 年 21 年 215 年 22 年 225 年 23 年 235 年 24 年 第 1 人口の現状分析 過去から現在に至る人口の推移を把握し その背

数値目標 KPI 山口ゆめ花博の山口きらら博記念公園県外からの入場者数の年間利用者数 年月 申請時 - 57 万人 平成 28 年 12 月 初年度 - 57 万人 平成 30 年 3 月 2 年目 6 万人 87 万人 平成 31 年 3 月 3 年目 - 67 万人 平成 32 年 3 月 対象

数値目標 平成 29 年 オープンカフェ新規参加店舗数 58 店 6 店 6 店 オリオン市民広場集客数 1,500 人 3,000 人 3,000 人 センターコア歩行者 自転車通行量 ( 平日 ) 1,700 人 1,700 人 1,700 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概

(5) 老上西学区 1 まちづくりの方向性 1-1. 生活拠点の形成と交通環境の充実 既存の生活拠点を中心とした 50 戸連坦制度の厳守等により市街地の拡散を抑制するこ とで 利便性の高い生活環境を維持していくものとします 老上西学区は 東側から南側にかけての一帯が市街化区域に含まれ ( 主 ) 大

基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります 基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります (1) 基礎的 基本的な学力の定着児童 生徒一人ひとりが生きる力の基盤として 基礎的 基本的な知識や技能を習得できるよう それぞ

各 位 平成 27 年 5 月 11 日 会社名株式会社みちのく銀行代表者名取締役頭取髙田邦洋 ( コード番号 8350 東証第一部 ) 問合せ先経営企画部長須藤慎治 ( ) 第四次中期経営計画の策定について 株式会社みちのく銀行 ( 頭取髙田邦洋 ) は 平成 27 年 4

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市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 チャリ旅!~ 栃木県北サイクルツーリズム事業 ~ 2 地域再生計画の作成主体の名称大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町 3 地域再生計画の区域大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課

4. 都市づくりの目標と方針 4-1 都市づくりの基本理念 地域の個性が輝く生活快適都市 上田 ~ 魅力あるふるさと活気ある交流風格ただようまち ~ 基本理念の意味あい 上田市は 歴史 文化 自然 産業などに恵まれた特色ある地域から成り立っており 各地域が個性を発揮し 連携し合い 交流を促進しながら

静岡県の産業成長戦略

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5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 5-2(3) に記載 5-2 第 5 章の特別の措置を適用して行う事業まち ひと しごと創生寄附活用事業に関連する寄附を行なった法人に対する特例 ( 内閣府 ): A2007 (1) 事業名 : 勝山市まちなか誘客プロジェクト ( 拠点文化財改修

平成 30 年度子ども未来部の主な取り組みの概略について 重点的な取り組み 新規 拡充要素 妊娠 出産 子育ての切れ目のない支援 ( 少子化対策 ) 次期未来プラン策定開始 取り組みの内容 妊娠 出産 子育ての切れ目のない支援 ( 少子化対策 ) 佐世保市まち ひと しごと創生総合戦略が後半戦を迎え

第4次日田市行政改革に向けての方針

案 参考資料 1 健康長寿笑顔のまち 京都推進プラン ( 計画期間 : 平成 30 年 ~34 年度 ) 身体活動 運動分野抜粋案 1

4-2 課題解決に向けた取組み本市では 太平洋戦争末期には特別攻撃隊の基地となった宇佐海軍航空隊 ( 昭和 14 年開隊 ) の跡地を中心とした広大な田園地帯の中に 戦争遺構が数多く現存していることから 地域資源の一つとして 宇佐海軍航空隊跡 に着目し 地方創生推進交付金を活用した 空の見えるフィー

八街市教育振興基本計画(平成26年~平成35年)

社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

長期的視点に立った取組さらに 人口減少は一時的な現象ではなく 少子化対策をはじめとした長期的な対応が必要である 東京一極集中是正の前提となる 社会資本整備の地域格差の解消などにも息の長い 腰を据えた対策が求められる 3 国 地方の主体的な取組と連携 地方創生から日本創生を地方創生は地域の実情に応じて

Microsoft Word 最終要望案

ともに ほぼ 17 万人から 22 万人で推移している 8 月の休日の数字がこの基地跡地エリアの潜在的に有する土地資源としての可能性 ( キャパシティ ) を示していると言える こうした中 朝霞市は 平成 29 年 3 月 15 日に市制施行 50 周年を迎えること また 2020 年東京オリンピッ

1 地域再生計画の名称 りんくうタウン活性化プロジェクト 地域再生計画 2 地域再生計画の作成主体の名称泉佐野市 3 地域再生計画の区域泉佐野市の区域の一部 ( りんくうタウン インターナショナルビジネス地区 ) 4 地域再生計画の目標 4-1 地域の現状 課題平成 6 年に開港した関西国際空港の地

三鷹市健康福祉総合計画2022

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領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

- 目次 - Ⅰ 計画策定の趣旨等 1 Ⅱ 船橋市における自殺の現状 2 Ⅲ 船橋市の自殺対策における取組 3 Ⅳ 船橋市の自殺対策推進体制 6

01 【北海道】


第 1 章調査の実施概要 1. 調査の目的 子ども 子育て支援事業計画策定に向けて 仕事と家庭の両立支援 に関し 民間事業者に対する意識啓発を含め 具体的施策の検討に資することを目的に 市内の事業所を対象とするアンケート調査を実施しました 2. 調査の方法 千歳商工会議所の協力を得て 4 月 21

< 基本方針 > 一般社団法人移住 交流推進機構 ( 以下 JOIN という ) は 地方に新しい生活や人生の可能性を求めて移住 交流を希望する方々への情報発信や そのニーズに応じた地域サービスを提供するシステムを普及することにより 都市から地方への移住 交流を推進し 人口減少社会における地方の振興

中期行動計画成24 年度の具体的な行動計画成24 年度の取組結果18 ( 財 ) 札幌勤労者職業福祉センター [ 所管課 : 経 ) 雇用推進課 ] 1 団体目標 新方針重点取組目標 18 ( 財 ) 札幌勤労者職業福祉センター 1 団体の廃止 新公益法人制度への対応平成 28 年度までは 施設の用

第6次延岡市長期総合計画校了.indd

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渚泊推進対策 平成 29 年 3 月に閣議決定された 観光立国推進基本計画 において 農山漁村滞在型旅行をビジネスとして実施できる体制を持った地域を平成 32 年度までに 500 地域創出することにより 農泊 の推進による農山漁村の所得向上を実現する と位置づけられたところ 農泊 を持続的なビジネス

Taro-全員協議会【高エネ研南】

資料 目 次 事業方針 実施計画 みんなで福祉の風土を広げよう 住民 関係機関 団体のネットワークで身近な福祉活動を進めよう 一人ひとりの安全で安心な暮らしを守ろう Ⅳ 推進基盤の強化 主な年間行事等

主な論点 資料 4 1. ワーク ライフ バランスの推進 生産性向上等の観点から 働き方とともに休み方を見直すことの必要性 重要性 (1) 有給休暇取得状況と長時間労働の国際比較 (2) 休暇取得と生産性との関係 (3) 仕事と仕事以外の生活の充実 2. 秋の連休の大型化等を実現する上での課題 (1

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20 21 The Hachijuni Bank, LTD.

域 ) 域 ) 百万円 ) 百万円 ) の空き の空き 家 空き 家 空き 店舗を利 店舗を利 用したリ 用したリ ノベーシ ノベーシ ョン件数 ョン件数 件 ) 件 ) 居住人口 32,

平成24年県民意識調査結果報告書

妊娠 出産 不妊に関する知識の普及啓発について 埼玉県参考資料 現状と課題 初婚の年齢は男女とも年々上昇している 第一子の出生時年齢も同時に上昇している 理想の子ども数を持たない理由として 欲しいけれどもできないから と回答する夫婦は年々上昇している 不妊を心配している夫婦の半数は病院へ行っていない


県立水俣高等学校と地域や企業 国内外の大学等との連携を促進し 教育環境の充実 魅力的な原体験の場を創出することで 高校の魅力化を図り 市内外からの進学者の増加を図りながら 地域を担う人材を育成する さらに 自ら仕事を創り 新たな働き方を実践する人材等と交流 連携することで 将来的に水俣地域のみならず

目的 川越市は 埼玉県の南西部に位置し 新河岸川の舟運や川越街道を通じた江戸との交流により発展してきました 蔵造りの町並みや時の鐘などの歴史的な観光資源に恵まれ 都心からのアクセスも良いことから 毎年多くの観光客が本市を訪れています このような中 本市では 平成 20(2008) 年に 川越市観光振

平成28年度企業主導型保育事業の助成決定について(第1回)

市街化調整区域の土地利用方針の施策体系 神奈川県 平塚市 神奈川県総合計画 神奈川県国土利用計画 平塚市総合計画 かながわ都市マスタープラン 同地域別計画 平塚市都市マスタープラン ( 都市計画に関する基本方針 ) 平塚都市計画都市計画区域の 整備 開発及び保全の方針 神奈川県土地利用方針 神奈川県

Transcription:

みやま市まち ひと しごと創生総合戦略の進捗状況について 1 これまでの経過我が国全体の人口減少に歯止めをかけるとともに 東京圏への過度な人口集中を是正し 将来にわたり活力ある日本社会の維持を目指して 国と地方をあげて まち ひと しごとの創生 の取組みが進んでいます みやま市でも 平成 27 年 10 月に みやま市まち ひと しごと創生総合戦略 ( 総合戦略 ) を策定しました 総合戦略の推進にあたっては 官民協働を基本に取組みを進めることとし 市民や事業者の方々と目指すべき方向や目標を共有し 推進体制づくりや連携の強化を図るとともに 国の地方創生関連交付金の獲得に努め 効果的で効率的な事業の推進に取り組みました 前年度は平成 27 28 年度の重要業績評価指標の分析や総合戦略の進捗状況の把握を行うなど 総合戦略を効果的で効率的に推進するための検証作業を行いました 2 前年度に引き続き 総合戦略の効果的で効率的な推進のため 平成 29 年度の重要業績評価指標の分析や総合戦略の進捗状況の把握を行うなど 行政内部での検証作業を行いました この検証結果につきましては みやま市まち ひと しごと創生会議からのご意見を施策の改善に繋げ 総合戦略に掲げる目標の実現に向けて 市民 関係団体等との協働のもと 全市をあげて取組みを推進していきます 3 人口動向 ( 単位 : 人 ) 年度 H25 H26 H27 H28 H29 人口 40,205 39,561 39,084 38,546 37,989 増減 -367-644 -477-538 -557 H25 年度以降は翌年 1 月 1 日現在の人口 資料 : 住民基本台帳年報

4 平成 29 年度の検証と 基本目標 1 しごとをつくり 安心して働けるようにする 主な取組み課題検証 本市の基幹産業である農漁業を魅力あるものにするため 六次産業化や高収益型農業を推進し 新規就農者や農業後継者の育成に取組みました また 働く場所の確保と地域経済の活力向上のために企業誘致への取組みや 創業支援プログラムの作成や商工会との連携による創業塾などを取り組みました さらに 本市の魅力ある地域資源を活用した観光客の誘致の取組みとして 九州オルレイベント 着地型観光の推進やホテルの誘致への取組みを進めています 一方 電力の小売自由化に対応した 再生可能エネルギーの導入を促進し エネルギーの地産地消による地域経済の循環 電力会社設立による地域雇用の創出に取り組みました 農林水産業六次産業化 就農者支援 企業誘致の推進 誘致活動 九州オルレみやま清水コースイベント 着地型観光など人口減少に歯止めをかけるためには しごと と ひと の好循環をつくり出す必要があり 若い人が安心して働くことができるよう雇用を創出しないといけません 農漁業の成長産業化や企業団地の造成など オールみやま の施策を推進していくことが必要です また 自然豊かな観光資源と恵まれたインフラ整備を活かし 本市の魅力を積極的に情報発信していくことも必要です 農林水産業総生産額については 依然として目標値に達していないことから 担い手の育成や就農者の育成 生産性の向上が求められます 企業誘致数については やや伸び悩んでいることから 今後とも積極的な誘致活動を継続します 通勤定期の補助事業については 申請者数は若干増えたが 今後とも利用拡大に向けたPRを行っていきます 観光入込客数 経済波及効果については ともに上昇傾向にあり 今後とも地域資源を活用したブランドづくり コンテンツづくりに努めるとともに 様々な情報ツールを使った魅力発信に取り組みます 行政 関係団体 学術研究機関 産業支援機関 金融機関 民間事業者 等による推進体制を充実 強化して 企業誘致支援 創業の支援 農業 農業関連産業の振興 観光産業の振興などに取り組みます また 平成 27 年度に宿泊施設誘致に関する条例を制定し 28 年度に芝浦グループホールディングス ( 株 ) との立地協定を締結しました 今後は 宿泊施設建設に向けた取組みを推進します

基本目標 2 人を定着させ 還流 移住を促進する 主な 取組み 課題 本市の知名度向上 PR を戦略的に取り組むためにシティプロモーション計画を策定し 道の駅みやま を本市最大の情報発信基地として 観光 物産 イベント等の情報発信に取り組みました 特に平成 28 年度 九州オルレみやま 清水山コース がオープンし 国内外からの観光客の呼び込みに取り組みました 移住 定住対策として 新婚世帯 子育て世帯家賃補助事業による 若い世代の移住定住の取り組み 過疎化 高齢化の進展により増加している空き家問題に対応した 空き家バンク制度等に取り組んでいます また 本市の特色ある取組みとして HEMSによる省エネルギーの推進やバイオマス産業都市により 環境にやさしいまちづくりに取り組んでいます みやま市 PR 動画制作 ふるさと納税パンフレット作成 新婚世帯 子育て世帯家賃補助など依然として大都市圏や近隣市への転出超過の状況は継続しており 都市圏への効果的な情報発信や移住定住促進など 積極的な施策のが課題となっています 本市の豊かな自然環境 利便性の高い公共交通網 伝統文化に加え 農業生産拠点の形成など 地域資源を連携させ 転入者 交流人口の増加につなげていく必要があります 検証 ふるさと納税の寄付金額 道の駅みやまの売上額や 購入者数についても目標値を達成していますが 継続した取組みを進めます しかしながら 本市の知名度については課題があり ホームページアクセス数も伸び悩んでいます 本市への新婚 子育て世帯の移住者数 また空き家バンクにおける成約件数については 目標年度における達成は厳しい状況にあります 更なる地域の魅力を高め 移住定住への取り組みの促進が求められます 本市の魅力を知ってもらうために ターゲットを明確にした戦略的なシティプロモーションや 定住支援員を配置し 住宅情報の提供 U I ターン支援など移住希望者へのきめ細かな支援等に取り組んでいきます 今年度より地元出身学生及び生徒の定着 U ターンを促進させるため 若者定住促進奨学金制度を創設予定です 将来を担う若者の本市への定住化を促進していきます また バイオマス産業都市やオルレなど本市の特色ある取組みを通して 転入者や交流人口の増加につなげていきます

基本目標 3 若い世代の結婚 出産 子育ての希望をかなえる 主な取組み課題検証 子どもの数を増やすため 結婚を望む若者の出会いの場の創出や不妊治療費用の支援 さらには第三子以降の出産祝い金制度を実施しました また 育児に係る経済的不安の軽減や 仕事と子育てを両立する社会環境を整備するため 子ども医療費助成や保育料の軽減 病児 病後保育の実施などに取り組みました さらに 学校教育の充実を図るため 少人数対応教育や裾野教育の実施 特別支援教育に取り組んでいます また 児童生徒の読書力を県内トップクラスにするために図書館教育の充実も図っています 特定不妊治療費助成事業 保育料の保護者負担額軽減 放課後児童クラブ支援 学校図書教育充実など若い世代の定住化を促進するためには 子どもを安心して産み 育てられる環境づくりを推進することが必要です 子育て世代の経済的負担の軽減など 切れ目のない支援と子育てしやすいまちといった情報発信が課題です 第 3 子以降出生数も横ばいとなっているので 多子出産への支援充実を図り 子どもたちを安心して産み 育てられる環境づくりが引き続き必要です 人口減少にも関わらず教育保育施設の利用が増加傾向にあるのは 保育料の一部を市が負担することとしたため 保護者の保育料引下げを行っている成果だと考えられます 若い世代が望む子どもの数がかなえられるようにする必要があります また 子育ての希望実現を後押しする取り組みに関しては 全国学力 学習状況調査において 中学生の数値が課題となっています 全校で読書量調査を行い目標値には届かなかったものの 前年度より伸びがあったのは成果と考えられる 妊娠 出産 子育て支援のワンストップ窓口の体制を整備します 特定不妊治療や中学 3 年生までの子ども医療費の助成など 少子化が進む中での市民が安心して子どもを産み育てるための助成制度は引き続き実施していきます また 地域のイメージを高めるための教育の充実については みやま市ならでは の教育の推進により 人づくりを行っていきます

基本目標 4 安全 安心で持続可能な活力ある地域をつくる 主な 取組み 課題 安全 安心なまちづくりを進めるため 介護保険事業や高齢者運転者の免許返納者に対するタクシー利用券の交付 特定健康診査 特定保健指導など福祉の充実に取り組みました また 市内幹線道路を巡回 運行するコミュニティバスを平成 30 年 3 月より運行を開始しました また 生活関連資本整備として アクセス道路や生活道路の計画的な整備を行い 市民の生活利便性の向上を図っています 文化 スポーツ活動の充実と拠点の整備などの取組みを推進しました コミュニティバス運行 特定健康診査 アクセス道路 生活道路の整備 市民協働まちづくり事業など しごと と ひと の好循環を支えるには まち の活力を取り戻すことが課題となります 住む人が健やかに暮らし 住んでよかったと思われるまちづくりが必要です 健康や安心を実感できる取り組みにおいては 特定健診受診率の伸び悩みが課題です また 文化協会 体育協会会員数の減少など 参加者がより楽しみや やりがいを持って参加できるような支援や環境整備が課題となっています 検証 本市の男性の平均寿命や健康寿命は県内でも下位にあり 病気を早期発見するための特定健診の受診率の向上が求められます また 高齢化や過疎化 趣味の多様化などを一因として 文化協会 体育協会会員数が伸び悩んでいます 市立図書館への来館者数 貸出数ともに伸び悩んでおり 配架や情報発信に関する取組み等の見直しが求められます 一方 上下水道の普及率や道路改良率など生活関連社会資本の整備が目標に届かない状況です 文化 スポーツの拠点整備を推進するため 総合市民センターの建設に向けて取り組みます 上下水道の普及を推進するとともに 生活道路の改善に取組んでいきます 平成 30 年 3 月より福祉バスに代わりコミュニティバスが運行されていますが 市民の生活利便性をさらに向上を図っていきます 学校跡地の活用については 小さな拠点整備事業の活用も含めて過疎化 高齢化が進んだ集落の住民が 地域活動などで集う拠点の検討を行っていきます