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様式第 4-( 日本工業規格 A 列 4 番 ) 第 号 平成年月日 殿 国土交通大臣 印 平成年度地域公共交通確保維持改善事業費補助金 ( 地域公共交通バリア解消促進等事業 ) 交付決定通知書 平成年月日付け第号で申請のあった 平成年度地域公共交通確保維持改善事業費補助金 ( 地域公共交通バリア解

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01_表紙

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地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(第7次地方分権一括法)の概要

平成11年度

6 月 5 日 ( 火 ) 石垣 東京 ( 羽田 ) 90 9, % 6 月 5 日 ( 火 ) 大阪 ( 神戸 ) 沖縄 , % 6 月 5 日 ( 火 ) 沖縄 大阪 ( 神戸 ) , % 6 月 5 日 ( 火 ) 名古屋 (


参考資料1 委員会規約

- 1 - 国土交通省告示第三百十九号高齢者 障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律の一部を改正する法律(平成三十年法律第三十二号)の一部の施行に伴い 移動等円滑化の促進に関する基本方針において移動等円滑化の目標が定められているノンステップバスの基準等を定める告示の一部を改正する告示を次のように

4-(1)-ウ①

分権説明資料_運営協議会用

総合交通計画 ( 仮称 ) の策定について 背景 人口減少と超高齢化が同時に進行する中 自動車を使えない県民の移動手段を確保しなければ 経済活動の低迷 人口の流出 財政支出の増加などの問題が深刻化し 持続可能なまちづくりが困難になる恐れがある 平成 年度に実施したパーソントリップ調査の結


- 1 - 国土交通省告示第三百十六号高齢者 障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律施行規則(平成十八年国土交通省令第百十号)第六条の二 第六条の三 第六条の四及び第二十三条の規定に基づき 同規則第六条の二の規定に基づく国土交通大臣が定める要件並びに移動等円滑化取組計画書 移動等円滑化取組報告書

平成 22 年 4 月 9 日新しい公共円卓会議資料 平成 2 2 年 4 月 9 日第 5 回 新しい公共 円卓会議谷口委員提出資料 ソーシャルビジネスの振興について 1. 新しい公共とソーシャルビジネスの関係 2. ソーシャルビジネスの課題とこれまでの取り組み 3. 事業者及び支援者が集う 場

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Microsoft PowerPoint - 04-検討プロセス及び検討体制

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目次

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Q6 企画提案書の提出期限で何時までに提出すればよろしいでしょうか (A6) 市役所の業務時間 ( 午前 8 時 30 分から午後 5 時 15 分 ) 内に提出をお願いします Q7 (A7) 共同事業体で提案する場合 代表企業以外の構成員については 過去 5 年間の国 地方公共団体が発注する観光分

応募方法 応募資料 ( 応募用紙 参考資料 ) を 募集期間内に提出 なお提出先は 地方ブロック毎に設定 ( 応募要領 5. 問い合わせ先 へご確認ください ) 選定について ふるさと応募案件は各地方整備局等でとりまとめの上 学識者等からなる 手づくり郷土 賞 選定委員会の厳正な審査を経て 選定 3

農地中間管理機構 ( 仮称 ) の制度の骨格 ( 案 ) 資料 農地中間管理機構の指定都道府県のコントロールの下に適切に構造改革 生産コスト引下げを推進するため 都道府県段階に設置する 1 都道府県知事は 農地中間管理事業を公平かつ適正に行うことができる法人 ( 地方公共団体の第 3セク

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ANA SUPER VALUE SALE 一覧 12 月 3 日 ( 月 ) 札幌 ( 千歳 ) 沖縄 , 月 3 日 ( 月 ) 沖縄 高松 , 月 3 日 ( 月 ) 松山 沖縄 , 月 3 日 ( 月 ) 沖縄 札幌 (

高齢者の移動手段確保のための 互助 による輸送 ~ 道路運送法上の許可 登録を要しない輸送の制度とモデルについて ~ 平成 30 年 3 月 国土交通省 総合政策局公共交通政策部交通計画課 自動車局旅客課 地域における移動手段の確保にあたっては まずは公共交通機関の確保 充実を基本とし 今後も 高齢

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資料 1 第 1 号議事 六会地区における予約型乗合タクシーの導入について 1. 実証運行までの経緯と結果 1-1. これまでの経緯六会地区の公共交通利用不便地区の解消に向けた取組については 平成 21 年度に交通不便地区解消検討事業が地域まちづくり事業として決定し 地域が主体となり 市と新たな交通

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Microsoft PowerPoint - 潟上市地域公共交通網形成計画(最終)

(1) 当該団体が法人格を有しているか 又は法人格のない任意の団体のうち次の1~2の要件を全て満たすもの 1 代表者の定めがあること 2 団体としての意思決定の方法 事務処理及び会計処理の方法 並びに責任者等を明確にした規約その他の規定が定められていること (2) 関係市町村との協議体制を構築してい

京都市地方バス路線維持費等補助金交付要綱

計画の目的 多様化する生活交通ニーズへの対応 効率的 効果的な生活交通サービスの構築 山陽小野田市では 生活交通バス路線維持 通学児童定期補助 福祉タクシー券の発行等 上記の施策が行われており 生活交通の確保を図っている 行政負担 サービスの地域間格差 交通活性化計画 生活交通の現状と問題点の把握

Microsoft PowerPoint - 03 道路運送法の基礎知識

(別紙1)

数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) 港湾取扱貨物量 556 万トン 4 万トン 0 万トン 20 万トン 観光入込客数 2,899.4 万人回 -9.5 万人回 1.9 万人回 1.9 万人回 7

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埼玉県生活交通路線維持費補助金交付要綱

今後のスケジュールについて 17 年 8 月 ~ 17 年 11 月 ~ 17 年 12 月 ~ NPO 等によるボランティア福祉有償運送を含む STSの普及促進 NPO 等の運行主体に対する実態調査 関係者等からのヒアリング 交通バリアフリー法の見直しの検討 ( 実態調査 ヒアリングを踏まえた )

関経連_事業報告書CS4.indd

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沖縄でのバス自動運転実証実験の実施について

2 N バスで要件②を満たす系統 1 補助対象地域間幹線バス系統のフィーダー系統 N バスが接続する他市の路線の中において 補助対象地域間幹線系統の指定を受けた 路線は 下記の日進市の路線である 日進市くるりんばす 五色園線 N バスと長久手古戦場駅で接続 上記の路線に接続するN バスの中央循環線

(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

3 検討プロセス 3-1 県計画案を策定するねらい 沖縄 21 世紀ビジョン基本計画を着実に実施していくための総合的な交通体系のビジョンを示した 沖縄県総合交通体系基本計画 において 県土の均衡ある発展を支える利便性の高い公共交通ネットワークの構築が位置づけられている 同計画を踏まえ 県では 南北骨

福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律 について <1. 特定復興再生拠点区域の復興及び再生を推進するための計画制度の創設 > 従来 帰還困難区域は 将来にわたって居住を制限することを原則とした区域 として設定 平成 29 年 5 月復興庁 地元からの要望や与党からの提言を踏まえ 1 帰還困難区

女性の活躍推進に向けた公共調達及び補助金の活用に関する取組指針について

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

の復旧状況に関する長期的な見通しを可能な限り明らかにしながら 復旧の段階に 応じた役割の分析を行う 5) 交通事業者ヒアリング調査沿線地域に関係する交通事業者 ( 鉄道事業者 2 社 バス事業者 2 社 タクシー事業者 2 社その他 ) に聞き取り調査を行い 定性的な利用特性や地域の公共交通の問題点

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目 次 1 目指すべき方向の策定に当たって 背景 目的 2 山梨県内の公共交通の現状と課題 本県を取り巻く環境 本県のバス交通の現状等 観光客と利用する交通手段等 3 山梨県のバス交通の目指すべき方向 背景と課題 基本的な考え方 基本理念 実現する将来像 基本目標 4 広域的な路線 5 地域内路線

会場 - 全国 9 都市で実施 地 開催 会場 北海道 8 7 ( ) 北海道庁別館 11 階第 4 研修室 8 8 ( ) 札幌市中央区北 3 条 7 丁 巨大災害に備えて 地域別総合防災研修 東北 ( ) ( ) 北陸 ( ) (

地域公共交通確保維持改善事業 事業評価 ( 生活交通ネットワーク計画に基づく事業 ) ( 別紙 1) 資料 3 平成 23 年度 平成 24 年 4 月 23 日 協議会 構成員 上田市公共交通活性化協議会 上田市 上田バス 千曲バス 事業名 補助対象事業者等 事業概要 1 事業実施の適切性 2 目

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資料 3 ー 1 環境貢献型商品開発 販売促進支援事業 環境省市場メカニズム室

東京 ( 羽田 )- 大阪 ( 関西 ) 東京 ( 羽田 ) 発 00:00 08: :25 10,500 53% 10,500 08: :15 11,000 51% 11, :15 11,000 51% 11,000 15:

ただし 当該年度において やむを得ない事情により補助金の交付決定前に着手する必要がある場合は 補助金交付決定前着手承認申請書 ( 別記第 3 号様式 ) を知事に提出しなければならない ( 事業の着手 完了 ) 第 12 条事業主体は 事業に着手 又は完了したときは 速やかに事業着手 ( 完了 )

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私立幼稚園の新制度への円滑移行について

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弦打校区コミュニティ協議会会則 ( 名称及び組織 第 1 条この会は, 弦打校区コミュニティ協議会 ( 以下 協議会 という ) と称し, 協議会の区域内に居住する個人および所在する法人ならびに別表 ( 組織図 ) に掲げる構成団体等で組織する ( 目的 ) 第 2 条協議会は, 住みよい地域社会の

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( 別紙 1) 事業計画書 1. 申請者の概要 1 伝統的工芸品の品目名例 : 織 焼 ( 複数の場合は全て記載 ) 2 都 道 府 県 上記品目の指定地域 3 申 請 者 名例 : 組合 株式会社 4 代表者の役職 氏名 5 担当者の役職 氏名 6 住 所 7 電 話 番 号 8 ファックス番号

目次(案)

Taro-07_学校体育・健康教育(学

地域公共交通についての検討の進め方 ( 一例 ) 計画を策定する場合には まずは地域の現状や地域公共交通の状況など 検討の基礎となる情報をしっかりと収集 整理することが必要 こうした基礎的な情報に加え 住民の移動特性 ニーズを把握し 問題点 課題を整理することが重要 新たに計画をつくる場合 これまで

監査の結果に基づき講じた措置

2. 環境調査の経過報告について 7 月 25 日から開始している環境調査につきまして 夏調査 (8 月 3 日 ~8 月 6 日調査 ) の結果をご報告いたします 報告内容 期間 / 平成 30 年 7 月 25 日 ( 水 )~ 平成 31 年 7 月 10 日 ( 水 ) 内容 / 植物調査及

寄附文化の醸成に係る施策の実施状況 ( 平成 26 年度に講じた施策 ) 別紙 1 < 法律 制度改正 > 総務省 ふるさと納税の制度拡充 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 学校法人等への個人寄附に係る税額控除の要件の緩和 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 特例控除の上限の引上げ

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地域公共交通会議の設置及び運営に関するガイドライン 別紙 1. 地域公共交通会議の目的地域公共交通会議は 地域の実情に応じた適切な乗合旅客運送の態様及び運賃 料金等に関する事項 自家用有償旅客運送の必要性及び旅客から収受する対価に関する事項 その他これらに関し必要となる事項を協議するため設置するもの

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別添 2 地域医療再生計画作成指針 第 1 地域医療再生計画作成の趣旨 国としては 円高 デフレ対応のための緊急経済対策 ( 平成 22 年 10 月 8 日閣議決定 ) において 都道府県に設置されている地域医療再生基金を拡充し 高度 専門医療や救命救急センターなど都道府県 ( 三次医療圏 ) の

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地域の公共交通ネットワークの再構築 ( 地域公共交通ネットワーク再編の促進 財政投融資による支援制度の創設 ) 改正地域公共交通活性化再生法を踏まえ 地域の公共交通ネットワークの再構築に向けた取組みを支援 地域公共交通ネットワーク形成に向けた計画策定の後押し 改正地域公共交通活性化再生法に基づく地域

別紙 (1) 特割 A 運賃 (2014 年 6 月 1 日 ~6 月 30 日ご搭乗分 ) 割引率は片道運賃 ( 通常 ) より算出 路線 出発 便名 月 ~ 日曜日 備考 運賃額 割引率 名古屋 ( 中部 )- 福岡 名古屋 ( 中部 ) 発 ,500 33% 金 :17800 円


訪日外国人旅行者の国内における受入環境整備に関するアンケート 調査の概要 訪日外国人旅行者を対象に 旅行中に困ったこと 受入環境 ( 多言語対応 通信環境 公共交通等 ) へのニーズ 満足度等に係るアンケートを実施した 訪日外国人利用者の多い成田国際空港 東京国際空港 関西国際空港を中心とした空港

5) 輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し これを適確に実施する こと ( 輸送の安全に関する目標 ) 第 5 条前条に掲げる方針に基づき 目標を策定する ( 輸送の安全に関する計画 ) 第 6 条前条に掲げる目標を達成し 輸送の安全に関する重点施策に応じて 輸送の安全を確 保

一について人口密集地域であり 簡易宿所が密集する地域を抱えていることから 全国的に見てもいわゆるホームレスの数が多い地域であると推測される東京都(特別区の区域に限る ) 川崎市 横浜市 名古屋市及び大阪市における野宿生活者等の数について各地方公共団体に聴取したところ それぞれの地方公共団体で 野宿生

2-2 需要予測モデルの全体構造交通需要予測の方法としては,1950 年代より四段階推定法が開発され, 広く実務的に適用されてきた 四段階推定法とは, 以下の4つの手順によって交通需要を予測する方法である 四段階推定法将来人口を出発点に, 1 発生集中交通量 ( 交通が, どこで発生し, どこへ集中

Transcription:

平成20年3月24日版

地域公共交通活性化 再生総合事業 20 年度予算額 3,000 百万円 ( 新規 ) 地域公共交通活性化 再生法の目的を達成するため 同法を活用し 地域の多様なニーズに応えるために鉄道 コミュニティバス 乗合タクシー 旅客船等の多様な事業に取り組む地域の協議会に対し パッケージで一括支援する柔軟な制度を新たに設けることにより 地域の創意工夫ある自主的な取組みを促進する 地域公共交通の活性化及び再生に関する法律 ( 平成 19 年 10 月 1 日施行 ) 協議会 市町村公共交通事業者道路管理者住民港湾管理者公安委員会等 地域公共交通総合連携計画地域公共交通の活性化及び再生を総合的かつ一体的に推進するための計画策定支援うち協議会が実施する事業地域公共交通活性化 再生総合事業計画 (3 年 ) 取組支援 ( 例 ) 鉄道 バス 乗合タクシー 旅客船の実証運行 ( 運航 ) 鉄道の増便 ダイヤ変更等の実証運行 コミュニティバス 乗合タクシーの導入 路線バス活性化等のための実証運行 旅客船の航路再編 増便 ダイヤ変更等の実証運航等 車両関連施設整備等 バス車両購入費 車両 船舶関連施設整備 バス停等待合い環境整備 デマンドシステムの導入等 スクールバス 福祉バス等の活用 乗継円滑化等 乗継情報等の情報提供 ICカード導入 P&R C&Rの推進 ボランティアセンター設置 運営等 公共交通の利用促進活動 レンタサイクル イベント 広報 乗継割引運賃 周遊切符等のシステム設計等 新地域旅客運送事業の導入円滑化 その他地域の創意工夫による事業 協議会の参加要請応諾義務 計画策定時のパブリックコメント実施 計画作成等の提案制度 協議会参加者の協議結果の尊重義務 新支援制度による支援 < 補助率等 > 地域公共交通総合連携計画 ( 法定計画 ) 策定経費定額 総合事業計画に定める事業に要する経費 実証運行( 運航 ) 1/2 実証運行 ( 運航 ) 以外の事業 1/2 ( ) ( ) 政令市が設置する協議会の取り組む事業 1/3 < 制度の特徴 > 計画的取組の実現 計画に対する補助で 計画的な事業実施が可能 協議会の裁量確保 事業をパッケージで一括支援 メニュー間 年度間における柔軟な事業の実施 地域の実情に応じた支援の実現 地域の実情に応じた協調負担の実現 事業評価の徹底 成果を事後評価し 効率的 効果的な事業実施を確保 1

多様な事業をメニューとしてパッケージで一括支援 地域公共交通の活性化 再生のためのニーズ 課題は多種多様であることから 効果的な推進のために 多様な事業をメニューとし パッケージで一括支援 活用例 1 地域のニーズに合ったバスの運行形態 ルートの工夫活用例 2 鉄道沿線における公共交通のネットワーク改善 従来型路線バス 既存の路線バスと同様 路線と時刻を決めて主に幹線道路を運行するバスです コミュニティバス 乗合タクシー 市町村等の委託を受けて小さい車両で きめ細かい路線と時刻を決めて乗合運行するものです より家の近くからバスに乗ることができます 予約制で家と目的地を結ぶ運行形態 ( デマンド式 ) もあります 活用例 3 海上交通の活性化 陸上と海上交通の乗継利便性向上 両島における地域再生の動きと連携して誘客を促進 D 港 結節機能の強化 駅 ~ 港間のバスアクセス強化 C 港 回遊ルートの形成へ A 港 B 港 寄港地を移転 近隣地域からの観光交流の拡大 通勤 通学 通院等各ニーズに合わせたバスの運行 車両デザインの工夫 公共交通利用促進のための広報活動等 航路の再編 バスの運行による鉄道駅と港のアクセス強化 観光交流促進と絡めた割引切符の発行等 支援対象事業 企画列車の運行 鉄道とバスの乗継利便を向上させるダイヤの設定 公共交通の乗継等のわかりやすい情報提供等 2

地域公共交通総合連携計画の策定を支援 地域公共交通の活性化及び再生に関する法律 第 5 条第 1 項に基づく地域公共交通総合連携計画を市町村が作成する場合 市町村が組織する協議会に対して支援 市町村 地域公共交通総合連携計画を作成 協議会を組織 協議会公共交通事業者道路管理者港湾管理者公安委員会住民 利用者等商業施設 事業所 病院 学校等等 地域公共交通総合連携計画策定費補助 地域公共交通総合連携計画の策定費を定額補助 地域公共交通総合連携計画 地域公共交通の活性化及び再生を総合的かつ一体的に推進するための計画 地域公共交通総合連携計画には地域公共交通の活性化 再生に関するあらゆる事業を定められる 例 地方鉄軌道の活性化 地域のバス交通の活性化 旅客船事業の活性化 公共交通利用促進のための住民等の取組み 上限 2000 万円 ( ただし 計画策定調査事業の実情を踏まえ 1,000 万円程度を想定 ) 例 現況交通実態調査 ニーズ把握のアンケート調査 ComPASS( 注 ) を活用したシミュレーション調査 等の調査費 計画策定に要する事務費等 ( 注 )ComPASS とは 地理情報システム (GIS) を活用して 採算性 と 採算性以外の評価指標 の合計 4 つの指標に基づき 市町村が策定するバスの運行計画を評価するシステムをいう 3

地域の実情に応じた支援の実現 地域の実情に応じた協調負担を実現するため 連携計画に位置付けられた事業を実施する場合 協議会において地域の実情 事業の内容に応じた市町村 交通事業者 関係企業等の関係者の分担を定めることが可能 地域の実情に応じた支援の実現 < 多様な地域の関係者 > 地域の関係者 1/2 市町村 交通事業者 地元企業 地域の実情に応じた負担割合の設定が可能 国 1/2 商店街の人々 NPO 等住民団体 等 実証運行 ( 運航 ) 以外の事業で 政令市が設置する協議会が取り組む場合 国の負担割合は 1/3 4

地域公共交通活性化 再生総合事業推進フロー 法定協議会 3 年目 2 年目 1 年目 地域公共交通活性化 再生総合事業計画 地域公共交通総合連携計画に位置付けられた事業のうち 法定協議会が実施の決定 進捗等管理等を行う事業 ( 例 ) 公共交通の利用促進活動 ( レンタサイクル イベント 広報 乗継割引運賃 周遊切符等のシステム設計等 ) 鉄道の増便 ダイヤ変更等の実証運行 コミュニティバス 乗合タクシーの導入 路線バス活性化等のための実証運行 旅客船の航路再編 増便 ダイヤ変更の実証運航 地方運輸局長認定 年間事業一括支援評価アドバイス年間事業一括支援評価アドバイス年間事業一括支援 地域公共交通総合連携計画 国土交通大臣 総務大臣へ送付 5

地域公共交通活性化 再生総合事業 執行フロー 連携計画策定支援を受ける場合 法定協議会設置 地域公共交通総合連携計画策定調査実施計画認定申請 運輸局認定 総合事業費補助を受ける場合 法定協議会設置 連携計画策定 送付 地域公共交通活性化 再生総合事業計画 ( 最大 3 ヶ年 ) 申請 運輸局認定 補助金交付申請 交付決定 調査実施 補助金交付申請 ( 初年度 ) 交付決定 地域公共交通活性化 再生総合事業実施 ( 初年度 ) 連携計画策定 送付 評価実施 運輸局による評価 助言等 事業計画の変更申請 国による行為 運輸局認定 申請者による行為 補助金交付申請 (2 年目 ) 以降繰り返し 6

地域公共交通活性化 再生総合事業に関する Q&A Q1 補助対象事業者は誰ですか A1 地域公共交通の活性化及び再生に関する法律 第 6 条第 1 項に基づく協議会が対象です Q2 地域公共交通活性化 再生総合事業費補助 ( 以下 総合事業費補助 といいます ) を受ける場合には 法定協議会は法人格を持つことが必要ですか A2 総合事業費補助を受けるに当たっては 法定協議会に法人格は必要ありませんが 協議会規約 ( 財務規程等を含む ) や事務局の事務所を定めること等が必要です Q3 鉄道のみ バスのみ 旅客船のみ等 単一モードのみを対象とした地域公共交通総合連携計画 ( 以下 連携計画 といいます ) でも補助対象となりますか A3 単一モードのみを対象とした連携計画の策定調査や連携計画に基づく事業についても 総合事業費補助の対象となります Q4 一市町村内で複数の連携計画を作成する場合 それぞれの連携計画及びこれに基づく事業について補助を受けることができますか A4 交通圏が一市町村に複数あり 連携計画を複数作成する場合には それぞれの連携計画の策定調査や連携計画に基づく事業について総合事業費補助を受けることが可能です Q5 利用者 住民 商業施設 事業所 観光事業者 病院 学校等の公共交通事業者以外の者が実行する取組みについても 総合事業費補助の対象となりますか A5 法定協議会が実施する取組みという位置づけがあり 地域公共交通の活性化 再生に資するものであれば 補助対象となります Q6 地域公共交通総合連携計画策定費補助 ( 以下 計画策定費補助 といいます ) については 事業費全額が補助されますか A6 計画策定費補助については 定額 ( 上限は 2,000 万円だが 計画策定調査事業の実情を考えれば 1,000 万円程度の支援で実施可能と考えております ) の範囲内であれば 事業費の全額が補助されます Q7-1 地域公共交通会議等の既存の協議会を法定化したり 既存の計画を連携計画として位置付けることは可能ですか A7-1 法律の要件や基本方針を満たしていれば 既存の協議会を法定化したり 既存の計画を連携計画として位置付けることが可能です Q7-2 また 当該協議会が補助対象事業者となることや 当該計画に基づく事業について総合事業費補助を受けることは可能ですか A7-2 当該協議会が補助対象事業者となることや 当該計画に基づく事業について総合事業費補助を受けることは可能です 但し 補助を受ける場合 協議会の会長は補助金の適正な執行 管理 会計検査等 代表者として責任を持てる者であること また 当該事業について事業計画の認定を受けることが必要となります Q8 年度途中での 地域公共交通総合連携計画策定調査実施計画 や 地域公共交通活性化 再生総合事業計画 認定申請は可能ですか A8 上記 2 計画の認定申請については 募集期間中に申請することが必要です 20 年度においては 20 年 3 月頃に計画の認定申請募集をする予定ですが 年度途中で再度募集する予定です 詳細なスケジュールについて現時点では未定です 7

地域公共交通の活性化及び再生に関する法律 や関係する政省令 基本方針 地域による地域のための公共交通の活性化 再生を目指して ~ 交通政策審議会交通体系分科会地域公共交通部会報告書 ~ パンフレット 地域公共交通の活性化 再生を進めるために など 地域公共交通の活性化 再生に関する情報は 下記のホームページでご覧いただけます http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/transport.html お問い合わせ先 北海道運輸局 東北運輸局 関東運輸局 北陸信越運輸局 中部運輸局 近畿運輸局 海事部 旅客 船舶産業課 海事産業課 海事産業課 060-0042 札幌市中央区大通西 10 047-0007 小樽市港町 5-3 983-8537 仙台市宮城野区鉄砲町 1 231-8433 横浜市中区北仲通 5-57 950-8537 新潟市中央区万代 2-2-1 460-8528 名古屋市中区三の丸 2-2-1 540-8558 大阪市中央区大手前 4-1-76 011-290-2721 011-290-2731 011-290-2741 0134-27-7176 022-791-7507 022-791-7526 022-791-7529 022-791-7512 045-211-7209 045-211-7243 045-211-7245 045-211-7214 025-244-6118 025-244-6117 025-244-7579 025-244-6113 052-952-8006 052-952-8033 052-952-8035 052-952-8013 06-6949-6409 06-6949-6442 06-6949-6445 06-6949-6416 神戸運輸監理部 中国運輸局 四国運輸局 九州運輸局 沖縄総合事務局 国土交通省 総務企画部 運輸部 総合政策局 鉄道局 自動車交通局 海事局 企画課 企画室 陸上交通課 総務運航課 交通 地域鉄道対策室 総務課企画室 内航課 650-0042 神戸市中央区波止場町 1-1 730-0012 広島市中区上八丁堀 6-30 760-0068 高松市松島町 1-17-33 高松第 2 地方合同庁舎 760-0064 高松市朝日新町 1-30 高松港湾合同庁舎 812-0013 福岡市博多区博多駅東 2-11-1 900-0006 那覇市おもろまち 2-1-1 100-8918 東京都千代田区霞が関 2-1-3 078-321-3144 078-321-3146 082-228-8701 082-228-8797 082-228-3436 082-228-3679 087-835-6356 087-835-6364 087-825-1178 087-825-1183 092-472-2315 092-472-4051 092-472-2521 092-472-3155 098-866-1812 098-866-1836 098-866-1836 03-5253-8275 03-5253-8539 03-5253-8563 03-5253-8571 03-5253-8622 8