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使用のため必要と認められる数量 ( 原則として 一人一包装単位 ( 一箱 一瓶等 ) まで ) に限り 販売 授与させること 医薬品の適正使用のため 薬局医薬品 要指導医薬品及び第 1 類医薬品を販売 授与する場合は 情報提供及び指導を行なった薬剤師の氏名を伝えている 薬局医薬品及び要指導医薬品の適

( 別添 ) 薬食発 0513 第 1 号平成 23 年 5 月 13 日 都道府県知事各保健所設置市長特別区長 殿 厚生労働省医薬食品局長 薬事法の一部を改正する法律等の施行等についての一部改正について 薬事法の一部を改正する法律 ( 平成 18 年法律第 69 号 ) については 関係政省令とと

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体制整備 構造設備 陳列 平成 21 年 6 月 1 日から施行された事項 [ 東京都薬剤師会版 ] 平成 21 年 6 月版 1 薬局 を開局している時間帯は常時薬剤師が存在している 2 薬局製造販売医薬品 は薬剤師が対面で販売 授与している 3 店舗販売業 では 販売している一般用医薬品の区分に

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じ ) その他の処方せん医薬品又は高度管理医療機器の製造販売に係る業務の責任者との密接な連携を図らせること ( 安全確保業務に係る組織及び職員 ) 第四条第一種製造販売業者は 次に掲げる要件を満たす安全確保業務の統括に係る部門 ( 以下この章において 安全管理統括部門 という ) を置かなければなら

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厚生労働省令第 136 号 平成 16 年 9 月 22 日 薬事法 ( 昭和三十五年法律第百四十五号 ) 第十二条の二第一号の規定に基づき 医薬品 医薬部外品 化粧品及び医療機器の品質管理の基準に関する省令を次のように定める 平成十六年九月二十二日厚生労働大臣坂口力 医薬品 医薬部外品 化粧品及び

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平成14年8月  日

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はじめて医療機器を製造販売または製造される方へ

法律 出典 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和 35 年 8 月 10 日法律第 145 号 ) 政令 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律施行令 ( 昭和 36 年 1 月 26 日政令第 11 号 ) 省令 医薬品 医療機器等の品質

【事務連絡】偽造医薬品省令Q&A

特定販売に係る届出等の手引き ( 法第 10 条第 2 項 法第 38 条 ) 薬局開設者は その薬局の名称その他厚生労働省令で定める事項を変更しようとするときは あらかじめ 厚生労働省令で定めるところにより その薬局の所在地の都道府県知事 ( 保健所設置市の場合は市長 ) にその旨を届け出なければ

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薬生発 0926 第 5 号 平成 29 年 9 月 26 日 都道府県知事 各保健所設置市長殿 特別区長 厚生労働省医薬 生活衛生局長 ( 公印省略 ) コンタクトレンズの適正使用に関する情報提供等の徹底について コンタクトレンズ ( カラーコンタクトレンズを含む ) の販売に関しては これまで

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とする ( 定義 ) 第二条この法律で 医薬品 とは 次に掲げる物をいう 一日本薬局方に収められている物二人又は動物の疾病の診断 治療又は予防に使用されることが目的とされている物であつて 機械器具 歯科材料 医療用品及び衛生用品 ( 以下 機械器具等 という ) でないもの ( 医薬部外品を除く )

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によっては認識することができない方式で作られる記録であって 電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう 二及び三において同じ )をいうものとすること 二この法律において 電子契約 とは 事業者が一方の当事者となる契約であって 電子情報処理組織を使用する方法その他の情報通信の技術を利用する方法に

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第二条この法律で 医薬品 とは 次に掲げる物をいう 一日本薬局方に収められている物二人又は動物の疾病の診断 治療又は予防に使用されることが目的とされている物であつて 機械器具等 ( 機械器具 歯科材料 医療用品 衛生用品並びにプログラム ( 電子計算機に対する指令であつて 一の結果を得ることができる

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第一章総則 ( 目的 ) 第一条この法律は 医薬品 医薬部外品 化粧品 医療機器及び再生医療等製品 ( 以下 医薬品等 という ) の品質 有効性及び安全性の確保並びにこれらの使用による保健衛生上の危害の発生及び拡大の防止のために必要な規制を行うとともに 指定薬物の規制に関する措置を講ずるほか 医療

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出時に必要な援助を行うことに関する知識及び技術を習得することを目的として行われる研修であって 別表第四又は別表第五に定める内容以上のものをいう 以下同じ ) の課程を修了し 当該研修の事業を行った者から当該研修の課程を修了した旨の証明書の交付を受けた者五行動援護従業者養成研修 ( 知的障害又は精神障

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第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

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Transcription:

薬事法施行規則等の一部を改正する省令の概要 公布日平成 21 年 2 月 6 日 ( 金 ) 本省令により改正される主な法規類 1. 薬事法施行規則 ( 昭和 36 年厚生省令第 1 号 ) 2. 薬局等構造設備規則 ( 昭和 36 年厚生省令第 2 号 ) 3. 薬局及び一般販売業の薬剤師の員数を定める省令 ( 昭和 39 年厚生省令第 3 号 ) 施行日平成 21 年 6 月 1 日 ( 月 )

1. 薬局 店舗販売業者及び配置販売業に関する事項 一般用医薬品の情報提供 新施行規則第 159 条の 15 第 159 条の 16 第 159 条の 17 第 159 条の 18 (1) 第一類医薬品の販売等の際の情報提供の方法 1 薬局開設者又は店舗販売業者は 法第 36 条の6 第 1 項の規定による情報の提供を 次に掲げる方法により 医薬品の販売等に従事する薬剤師に行わせなければならない ア薬局又は店舗内の情報提供を行う場所において 対面で行わせること イ第一類医薬品を購入しようとする者等における当該医薬品の使用が適正なものであること又は不適正なものとならないことを確認するための質問又は説明を行わせること 2 情報提供の際に用いる書面に記載する事項ア医薬品の名称イ医薬品の有効成分の名称及びその分量ウ医薬品の用法及び用量エ医薬品の効能又は効果オ医薬品に係る使用上の注意のうち 保健衛生上の危害の発生を防止するために必要な事項カその他医薬品を販売等する薬剤師がその適正な使用のために必要と判断する事項 (2) 第二類医薬品の販売等の際の情報提供の方法薬局開設者又は店舗販売業者は 法第 36 条の6 第 2 項の規定による情報の提供を 次に掲げる方法により 医薬品の販売等に従事する薬剤師又は登録販売者に行わせるよう努めなければならない ア薬局又は店舗内の情報提供を行う場所において 対面で行わせること イ第二類医薬品を購入しようとする者等における当該医薬品の使用が適正なものであること又は不適正なものとならないことを確認するための質問又は説明を行わせること 説明する事項は (1)2に同じ

(3) 購入者等から相談があった場合の情報提供の方法薬局開設者又は店舗販売業者は 法第 36 条の6 第 3 項の規定による情報の提供を 次に掲げる方法により 医薬品の販売等に従事する薬剤師又は登録販売者に行わせなければならない ア第一類医薬品の情報の提供については 薬局又は店舗内の情報提供を行う場所において 医薬品の販売等に従事する薬剤師に対面で行わせること イ第二類医薬品又は第三類医薬品の情報の提供については 薬局又は店舗内の情報提供を行う場所において 医薬品の販売等に従事する薬剤師又は登録販売者に対面で行わせること ウ医薬品の使用に当たり保健衛生上の危害の発生を防止するために必要な事項について 医薬品の販売等に従事する薬剤師又は登録販売者に説明を行わせること (4) 配置販売業者についても 薬局開設者又は店舗販売業者に係る規定を準用する 一般用医薬品の販売等の方法新施行規則第 159 条の 14 (1) 第一類医薬品の販売等の方法薬局開設者 店舗販売業者又は配置販売業者は 法第 36 条の 5 の規定により 第一類医薬品については 医薬品の販売等に従事する薬剤師に 自ら又はその管理及び指導の下で登録販売者若しくは一般従事者をして 薬局等において対面で販売等させなければならない (2) 第二類医薬品又は第三類医薬品の販売等の方法薬局開設者 店舗販売業者又は配置販売業者は 法第 36 条の 5 の規定により 第二類医薬品又は第三類医薬品については 医薬品の販売等に従事する薬剤師又は登録販売者に 自ら又はその管理及び指導の下で一般従事者をして 薬局等において対面で販売等させなければならない ただし 薬局開設者又は店舗販売業者が第三類医薬品を販売等する場合であって 郵便等販売 ( 薬局等以外の場所にいる者に対する郵便その他の方法による医薬品の販売等 ) を行う場合は この限りではない

郵便等販売に関する規定新施行規則第 15 条の 4 第 142 条 ( 準用 ) 1 薬局開設者又は店舗販売業者は 郵便等販売を行う場合は 次に掲げるところにより行わなければならない ア第三類医薬品以外の医薬品を販売等しないこと イ薬局等に貯蔵し 又は陳列している第三類医薬品を販売等すること ウ郵便等販売を行うことについて広告をするときは 広告に以下の情報を表示すること [ 薬局等の管理及び運営に関する事項 ] 及び [ 一般用医薬品の販売に関する制度に関する事項 ] ( 掲示に関する規定 の項を参照 ) 2 薬局開設者又は店舗販売業者は 新たに郵便等販売を行おうとするときは あらかじめ 届書を都道府県知事に提出しなければならない 一般用医薬品の陳列等に関する規定新施行規則第 15 条の 3 第 142 条 ( 準用 ) 第 218 条の 2 (1) 一般用医薬品の陳列 1 第一類医薬品を陳列する場合には 第一類医薬品陳列区画 ( 薬局等構造設備規則 ) の内部の陳列設備に陳列すること ただし かぎをかけた陳列設備その他購入者等が直接手の触れられない陳列設備に陳列する場合は この限りでない 2 指定第二類医薬品を陳列する場合には 情報提供するための設備から7メートル以内の範囲に陳列すること ただし かぎをかけた陳列設備に陳列する場合又は指定第二類医薬品を陳列する陳列設備から 1.2メートル以内の範囲に購入者等が進入できないような措置がとられている場合は この限りでない 3 第一類医薬品 第二類医薬品及び第三類医薬品を混在させないように陳列すること (2) 一般用医薬品を販売等しない営業時間における陳列場所の閉鎖 1 一般用医薬品を販売等しない営業時間は 一般用医薬品を通常陳列し 又は交付する場所を閉鎖しなければならない 2 第一類医薬品を販売等しない営業時間は 第一類医薬品陳列区画を閉鎖しなければならないこと ただし かぎをかけた陳列設備に第一類医薬品を陳列している場合は この限りではない

掲示に関する規定新施行規則第 15 条の 15 第 142 条 ( 準用 ) 1 薬局等を利用するために必要な情報であって 薬局開設者又は店舗販売業者が当該薬局等の見やすい場所に掲示する事項は 以下のとおり ア薬局の管理及び運営に関する事項 a 許可の区分の別 b 薬局開設者等の氏名又は名称その他の薬局開設等の許可証の記載事項 c 薬局等の管理者の氏名 d 薬局等に勤務する薬剤師又は登録販売者の別及びその氏名 e 取り扱う一般用医薬品の区分 f 薬局等に勤務する者の名札等による区分に関する説明 g 営業時間 営業時間外で相談できる時間 h 相談時及び緊急時の連絡先イ一般用医薬品の販売に関する制度に関する事項 a 第一類医薬品 第二類医薬品及び第三類医薬品の定義及びこれらに関する解説 b 第一類医薬品 第二類医薬品及び第三類医薬品の表示に関する解説 c 第一類医薬品 第二類医薬品及び第三類医薬品の情報の提供に関する解説 d 指定第二類医薬品の陳列等に関する解説 e 一般用医薬品の陳列に関する解説 f 医薬品による健康被害の救済に関する制度に関する解説 g その他必要な事項 2 1の掲示は 掲示板によるものとする 従事者の区別に関する規定新施行規則第 15 条の 2 第 142 条 ( 準用 ) 薬局開設者又は店舗販売業者は 薬剤師 登録販売者又は一般従事者であることが容易に判別できるようその薬局等に勤務する従事者に名札を付けさせることその他必要な措置を講じなければならない

店舗販売業の管理者に関する規定 新施行規則第 140 条第 141 条 (1) 店舗管理者の指定 1 第一類医薬品を販売等する店舗 : 薬剤師 2 第二類医薬品又は第三類医薬品を販売等する店舗 : 薬剤師又は登録販売者であって その店舗において医薬品の販売等に関する業務に従事するもの (2) 第一類医薬品を販売等する店舗の管理者 1 (1)1にかかわらず 薬剤師を店舗管理者とすることができない場合には 第一類医薬品を販売等する薬局 薬剤師が店舗管理者である第一類医薬品を販売等する店舗販売業 薬剤師が区域管理者である第一類医薬品を配置販売する配置販売業において 登録販売者として3 年以上業務に従事した者であって その店舗において医薬品の販売等に関する業務に従事するものを店舗管理者とすることができる 2 第一類医薬品を販売等する店舗の店舗販売業者は 店舗管理者が薬剤師でない場合には 店舗管理者を補佐する者として薬剤師を置かなければならない 3 店舗管理者を補佐する薬剤師は 保健衛生上支障を生ずるおそれがないように 店舗販売業者及び店舗管理者に対し必要な意見を述べなければならない 4 店舗販売業者及び店舗管理者は 店舗管理者を補佐する薬剤師の意見を尊重しなければならない 実務 業務経験の証明に関する規定新施行規則第 14 条の 2 第 14 条の 3 第 142 条 ( 準用 ) 第 149 条 ( 準用 ) (1) 実務の証明薬局開設者 店舗販売業者又は配置販売業者は 薬剤師又は登録販売者の管理及び指導の下に実務に従事した一般従事者から その実務に従事したことの証明を求められたときは 速やかにその証明を行わなければならない また 虚偽又は不正の証明を行ってはならない (2) 業務経験の証明第一類医薬品を販売等する薬局 薬剤師が店舗管理者である第一類医薬品を販売等する店舗販売業等において 3 年以上業務に従事した登録販売者から その業務に従事したことの証明を求められたときは 速やかにその証明を行わなければならない また 虚偽又は不正の証明を行ってはならない

2. 卸売販売業に関する事項 医薬品の卸売販売等の相手方に関する規定 新施行規則第 138 条 1 国 都道府県知事又は市町村長 ( 特別区の区長を含む ) 2 助産所の開設者であって助産所で滅菌消毒用医薬品等を使用するもの 3 救急用自動車等により業務を行う事業者であって救急用自動車等に医薬品を備え付けるもの 4 臓器の移植に関する法律第 12 条第 1 項の許可を受けた者であって同項に規定する業として行う臓器のあっせんに滅菌消毒用医薬品等を使用するもの 5 施術所の開設者であって施術所で滅菌消毒用医薬品等を使用するもの 6 歯科技工所の開設者であって歯科技工所で滅菌消毒用医薬品等を使用するもの 7 滅菌消毒の業務を行う事業者であって滅菌消毒の業務に滅菌消毒用医薬品等を使用するもの 8 ねずみ はえ 蚊 のみその他これらに類する生物の防除の業務を行う事業者であって防除の業務に防除用医薬品等を使用するもの 9 浄化槽 貯水槽 水泳プールその他これらに類する設備の衛生管理を行う事業者であって浄化槽等で滅菌消毒用医薬品等を使用するもの 10 登録試験検査機関その他検査施設の長であって検査を行うに当たり必要な体外診断用医薬品等を使用するもの 11 研究施設の長又は教育機関の長であって研究又は教育を行うに当たり必要な医薬品を使用するもの 12 医薬部外品 化粧品又は医療機器の製造業者であって製造を行うに当たり必要な医薬品を使用するもの 13 航空法第 1 条第 17 項に規定する航空運送事業を行う事業者であって航空法施行規則第 150 条第 2 項の規定に基づく医薬品を使用するもの 14 船員法の適用を受ける船舶所有者であって船員法施行規則第 53 条第 1 項の規定に基づく医薬品を使用するもの 15 1~14に掲げるものに準ずるものであって販売等の相手方として厚生労働大臣が適当と認めるもの 薬剤師以外の者により管理が可能な医薬品に関する規定 新施行規則第 154 条 1 2 医療の用に供するガス類その他これに類する医薬品であって厚生労働大臣が指定するもの歯科医療の用に供する医薬品であって厚生労働大臣が指定するもの

3. 薬局における調剤等に関する事項 調剤された薬剤に関する規定新施行規則第 15 条の13 第 15 条の14 (1) 調剤された薬剤に係る情報提供の方法 1 薬局開設者は 法第 9 条の2 第 1 項の規定による情報の提供を 薬局内の情報提供を行う場所や在宅医療を受ける者の居宅等において 調剤及び薬剤の販売等に従事する薬剤師に対面で行わせなければならない 2 情報提供の際に用いる書面に記載する事項ア薬剤の名称イ薬剤の有効成分の名称及びその分量ウ薬剤の用法及び用量エ薬剤の効能又は効果オその他薬剤師を調剤した薬剤師がその適正な使用のために必要と判断する事項 (2) 調剤された薬剤に係る相談があった場合の情報提供の方法 1 薬局開設者は 法第 9 条の2 第 2 項の規定による情報の提供を 次に掲げる方法により 調剤及び薬剤の販売等に従事する薬剤師に行わせなければならない ア薬局内の情報提供を行う場所や在宅医療を受ける者の居宅等において 対面で行わせること イ薬剤の使用に当たり保健衛生上の危害の発生を防止するために必要な事項について説明を行わせること 薬局医薬品に関する規定新施行規則第 15 条の5 第 15 条の6 第 15 条の7 第 15 条の8 1 薬局開設者は 薬局医薬品 ( 薬局製造販売医薬品その他の一般用医薬品以外の医薬品 ) を販売等する場合には 調剤及び医薬品の販売等に従事する薬剤師に 薬局において 対面で販売等させなければならない 2 薬局医薬品を販売等する場合の情報提供等に関する規定は 第一類医薬品における規定と同様であること 3 薬局開設者は 薬局医薬品を調剤室以外の場所に貯蔵等してはならない ただし 一般用医薬品を通常陳列し 又は交付する場所以外の場所に貯蔵する場合は この限りでない

4. その他の事項 製造販売業者に関する規定 新施行規則第 92 条の 2 医薬品の製造販売業者は 店舗販売業者及び配置販売業者に対して 一般用医薬品以外の医薬品を販売等してはならない 医薬品の直接の容器等の記載事項に関する規定 新施行規則第 210 条 1 配置販売業者が販売等することができるものとして厚生労働大臣が定める基準に適合するもの以外の一般用医薬品にあっては 店舗専用 の文字が直接の容器等に記載されていなければならない 2 第二類医薬品のうち 特別の注意を要するものとして厚生労働大臣が指定するもの ( 指定第二類医薬品 ) にあっては 枠の中に 2 の文字が直接の容器等に記載されていなければならない 第 2 類医薬品 医薬部外品の直接の容器等の記載事項に関する規定新施行規則第 219 条の 2 1 人又は動物の保健のためにするねずみ はえ 蚊 のみその他これらに類する生物の防除の目的のために使用される医薬部外品 : 防除用医薬部外品 の文字を表示 2 人若しくは動物の疾病の診断 治療若しくは予防に使用される目的又は人若しくは動物の身体の構造若しくは機能に影響を及ぼす目的のために使用される医薬部外品のうち 医薬部外品の有効成分及びその分量に関する表示が必要なものとして厚生労働大臣が指定する医薬部外品 : 指定医薬部外品 の文字を表示 3 1 及び2 以外の医薬部外品 : 医薬部外品 の文字を表示