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目次 1. サービス内容 1.1 サービスの概要 4 1.1.1 サービスの概要 4 1.2 サービスの詳細 5 1.2.1 迷惑メール /SPFの判定 度合い付与 5 1.2.2 迷惑メールのフィルタリング設定 5 1.2.3 迷惑メールのフィルタリング処理順位 7 1.2.4 隔離ボックスの操作 8 1.2.5 隔離ボックスの設定 8 1.2.6 宛先不明メール対策の設定 9 1.2.7 SPFによる判定機能 9 1.2.8 管理者および一般利用者の設定 操作内容 10 1.2.9 誤判定メールのフィードバック 10 1.2.10 迷惑メール受信状況レポート 11 1.3 ご利用上の注意事項 12 1.3.1 ご利用上の注意事項 12 2. セットアップ方法 2.1 セットアップの概要 15 2.1.1 セットアップの概要 15 2.1.2 コントロールパネルへのログイン方法 15 2.2 ユーザ登録 17 2.2.1 ユーザ登録の概要 17 2.2.2 アドレス登録メニュー によるユーザ登録方法 17 2.2.3 アドレス管理 & 隔離詳細設定メニュー によるユーザ登録方法 20 2.2.4 ログインパスワードの文字種 文字数制限 26 2.2.5 その他の アドレス管理メニュー の利用方法 27 2.3 フィルタリング設定 29 2.3.1 フィルタリング設定の概要 29 2.3.2 ドメイン全体の迷惑メール処理方法の設定 30 2.3.3 メールアドレス単位の迷惑メール処理方法 の設定 31 2.4 優先フィルタ設定 32 2.4.1 優先フィルタ設定の概要 32 2.4.2 優先フィルタの設定 32 2.5 宛先不明メール対策 33 2.5.1 宛先不明メール対策の概要 33 2.5.2 宛先不明メール対策の設定 33 2.6 SPF 判定結果によるスタンプ付与機能 34 2.6.1 SPF 判定結果によるスタンプ付与機能の概要 34 2.6.2 SPF 判定結果によるスタンプ付与機能の設定 34 メール & ウェブプロ (L1/L2/L3/Private サーバー ) ご契約のお客様 2.7 横入り防止設定 35 2.7.1 横入り防止設定の概要 35 2.7.2 横入り防止設定の登録 35 2.8 お客さまDNSサーバの設定 37 2.8.1 お客さまDNSサーバの設定 37-2 -

1. サービス内容 - 3 -

1.1 サービスの概要 1.1.1 サービスの概要 迷惑メールフィルタリングサービス は NTT コミュニケーションズが 迷惑メール判定 DB に基づき 迷惑メール度合いを判定し その判定度合いをメールヘッダに付与するサービスです 迷惑メール度合いの高いメールを 本サービスにてお客さまのメールアドレス単位に用意された隔離ボックスへ自動振り分けしたり Subject へ [SPAM!!] といった識別子を付与したりすることで 不要なメールをブロックできます また 個別設定により迷惑メールをブロック / 削除することもできます 本サービスにより迷惑メールの振分けや削除の手間が省き 業務を効率化することができます ご利用対象者以下のホスティングサービスをご利用のお客さま メール & ウェブ サービス メール & ウェブプロ プラン 30 / 100 / 200 / エントリー / スタンダード / アドバンス A / B / C / L1 /L2 /L3 /Private サーバー サービス内容 料金については 下記のホームページをご覧下さい http://www.ocn.ne.jp/hosting/ocn/07.html インターネット スパムメール フィッシングメール 未承諾広告メール NTT コミュニケーションズ フィルタリング設定 確認 迷惑メールフィルタリングサービスコントロールパネル 100% スパムメール 隔離ボックス 迷惑メール度判定 100% SPAM!! フィッシングメール 0% ブロック削除 迷惑メールフィルタリングサービス迷惑メール個別設定 迷惑メール確認 個別設定 100% 0% SPAM!! フィッシングメール ホスティングメールサーバ 迷惑メールフィルタリングサービス管理者用コントロールパネル ユーザ登録 メール受信 お客さま - 4 -

1.2 サービスの詳細 1.2.1 迷惑メール /SPF の判定 度合い付与 迷惑メール判定度付与 SPF 判定結果付与 判定 DB にもとづく迷惑メール度合いをメールのヘッダに自動付与します ヘッダの表示内容例 X-OCN-SPAM-CHECK:100.00% ( 少数第 2 位まで ) SPF 認証結果をヘッダーに自動付与します ヘッダの表示内容例 Received-SPF: none (OCN: hp-sv010.toc: 10.70.3.21 is neither permitted nor denied by domain of nospf.spfcheck.toc) 1.2.2 迷惑メールのフィルタリング設定 管理者はドメイン全体およびメールアドレス単位で設定をすることができます 迷惑メールの自動処理方法の設定 受信拒否リスト設定 受信許可リスト設定 迷惑メールとする基準値を定義します 定義した基準値を超えた迷惑メールの処理方法を設定することができます 迷惑メール基準値 迷惑メールの処理方法 基準値を定義し いずれかを選択します 初期設定 90% 以上 100% のいずれかを選択 100% 推奨 そのまま受信する メールの件名(Subject) に文字列を挿入し 受信する [MEIWAKU!!] [SPAM!!] のいずれかを選択 隔離ボックスに自動的に隔離する ドメイン全体 メールの件名 (Subject) に [MEIWAKU!!] を挿入し 受信する 迷惑メール判定にかかわらず 受信拒否するメールの条件を設定し 条件に一致したメールを自動的に削除することができます ドメイン全体に適用する条件 およびアドレス個々に適用する条件を 各々 300 個まで設定できます 削除されたメールは確認できません また 差出人に削除通知はされません 条件設定 From: アドレス指定 ドメイン指定 Subject: 指定文字列全体指定 部分指定 迷惑メール判定にかかわらず 受信許可するメールの条件を設定し 条件に一致したメールを自動的に受信することができます ドメイン全体に適用する条件 およびアドレス個々に適用する条件を 各々 300 個まで設定できます ( アドレスフィルタ優先の場合に アドレス個々の許可リストをご利用になれます ) 条件設定 From: アドレス指定 ドメイン指定 Subject: 指定文字列全体指定 部分指定 - 5 -

1.2 サービスの詳細 1.2.2 迷惑メールのフィルタリング設定 ( 続き ) 優先フィルタの設定 宛先不明メール対策 SPF による判定機能 迷惑メールに対して 指定した処理方法の優先順位を選択できます ( 次ページを参照下さい ) 初期設定 アドレスフィルタ優先 2007 年 12 月 6 日以前より本サービスをご利用の場合 初期設定はドメインフィルタ優先です 迷惑メールメールフィルタリングサービスに登録されていないメールアドレス宛のメールをブロックすることが出来ます 条件設定 初期設定 宛先不明メールを有効の ON/OFF 無効 (OFF) ドメイン名を詐称した なりすまし メールの対策として SPF 認証 ( 送信元ドメイン認証 ) の結果をヘッダに付与し 認証結果に基づき件名へスタンプの付与を行うことが出来ます 条件設定 初期設定 SPF 判定結果が fail の場合 SPF 判定結果が fail または softfail の場合のいずれかを選択 無効 2007 年 12 月 6 日以前より本サービスをご利用で アドレス個々の受信許可リストを利用する場合は 優先フィルタをアドレスフィルタ優先へ設定変更していただく必要があります ( 設定変更に伴い 迷惑メール処理方法の適用順位が次ページのとおり変更になりますので 変更内容をご確認の上 設定変更をお願いします ) - 6 -

1.2 サービスの詳細 1.2.3 迷惑メールのフィルタリング処理順位 (1) アドレスフィルタ優先 の場合 ユーザ受信拒否リスト 登録なしユーザ受信許可リスト 登録なしドメイン受信拒否リスト 登録なしドメイン受信許可リスト 登録あり 登録あり 登録あり 登録あり 削除 受信 削除 受信 ごみ箱 ごみ箱 特徴 ドメイン全体 と アドレス単位 の受信許可リストを利用可能 迷惑メールに対して ユーザ ( アドレス ) の指定処理がドメインの指定処理より優先される ( 注 ) の指定がない場合は 判定基準値未満 と同様の動作となる 登録なし ドメイン SPF 判定 条件に一致する ドメイン指定処理 [ スタンプ ] 付与 条件に一致しない ユーザの判定基準値 値未満 ドメインの判定基準値 値未満 値以上 値以上 ユーザの指定処理 [ スタンプ ] 付与受信 ドメインの指定処理 [ スタンプ ] 付与 隔離 隔離 隔離ホ ックス 隔離ホ ックス 受信 受信 (2) ドメインフィルタ優先 の場合 特徴 ドメイン全体 の受信許可リストを ドメイン受信拒否リスト 登録なし ドメイン受信許可リスト 登録あり 登録あり 削除 ごみ箱 ユーザ受信拒否リスト 利用可能 迷惑メールに対して ドメインの指定処理がユーザ ( アドレス ) の指定処理より優先される 削除ごみ箱 登録なし 条件に一致しない ドメイン SPF 判定 条件に一致する ドメイン指定処理 [ スタンプ ] 付与 ドメインの判定基準値 値以上 ドメインの指定処理 [ スタンプ ] 付与 隔離 隔離ホ ックス 値未満 ユーザ受信拒否リスト登録なし 登録あり 削除ごみ箱 ユーザの判定基準値 値以上 ユーザの指定処理 隔離 隔離ホ ックス 値未満 [ スタンプ ] 付与 受信 受信 - 7 -

1.2 サービスの詳細 1.2.4 隔離ボックスの操作 迷惑メールの自動処理方法の設定を 隔離ボックスに自動的に隔離する にした場合 迷惑メール判定基準値以上のメールは隔離ボックスに配送されます 隔離ボックスに配送されたメールは 迷惑メールフィルタリングサービスコントロールパネルで以下の操作をすることができます 管理者 : ドメイン全体 メールアドレス単位に対して操作することができます 一般利用者 : 自分宛のメールのみ操作することができます 閲覧 検索 削除 隔離されたメールの一覧 個々のメールの内容を閲覧することができます 一覧表示項目 送信元 宛先 ( 管理者のドメイン全体表示のみ ) 件名 日付 迷惑メール度合いを一覧で表示します 隔離されたメールの一覧から 条件を指定して 検索することができます 隔離されたメールを削除することができます 隔離されたメールを受信するとともに 迷惑メールフィルタリングの受信許可リストに設定 ( ドメイン全体のみ ) をすることができます 受信 迷惑メールフィルタリング設定 ( 管理者のみ ) 受信許可リストへは登録しない 受信許可リストへは登録せずにメールを受信します 送信者のメールアドレスを受信許可リストへ登録する ドメイン全体の受信許可リストに送信者のメールアドレスを登録し メールを受信します 今後 この送信者から送られてきたメールは隔離されません 送信者のドメインを受信許可リストへ登録する ドメイン全体の受信許可リストに送信者のドメインを登録し メールを受信します 今後 このドメインから送られてきたメールは隔離されません 転送 ( 管理者のみ ) 隔離されたメールを任意のメールアドレスに転送することができます 1.2.5 隔離ボックスの設定 隔離ボックスのディスク容量制限 管理者は メールアドレス単位で 隔離ボックスのディスク容量の上限を設定することができます 上限を超えると 送信元にエラーが返信されます 隔離ボックスのディスク使用量が上限値の 80% 以上になった場合 警告メールが通知されます 隔離ボックスのディスク容量警告メール 契約 ( ドメイン ) 単位 メールアドレス単位 契約容量の 80% を超えると 管理者宛に警告メールを通知します メールアドレスに設定した上限値の 80% を超えると 利用者メールアドレス宛に警告メールを通知します メール保存期間 管理者は メールアドレス単位で隔離されたメールの保存期間を設定することができます 設定した保存期間を超えるとメールは自動的に削除されます 設定可能な保存期間 1~14 日間 ( 初期設定は 14 日間 ) 隔離メールの一覧通知 管理者 利用者はメールアドレス単位で 隔離されたメールの概要の一覧を通知設定することができます 通知可能な周期 1~14 日間 ( 初期設定は通知なし ) - 8 -

1.2 サービスの詳細 1.2.6 宛先不明メール対策の設定 迷惑メールフィルタリングサービスに登録されていないメールアドレス宛のメールに対して 送信元へエラーメール (UserUnknown メール ) を返し お客様のメールサーバへは配信を行わない機能です 宛先不明メール対策機能の設定は 迷惑メールフィルタリングサービスコントロールパネルより 管理者がドメイン全体への設定として登録できます アドレスの登録がない場合 存在しないメールアドレスとみなして送信元にエラーメールを返してしまいますので ご利用アドレスを必ず全て登録して 本機能をご利用ください ( ご利用開始後も メールアドレス追加されましたら 本サービスへのアドレス登録が必要です ) 本機能ご利用の場合 迷惑メール集計レポートは 実在するアドレス宛のメール通数を集計したものになります ( ドメイン全体のレポートの受信メール数に エラー処理したメール通数は含まれません ) 1.2.7 SPF よる判定機能 本サービスでは受信したメールについて 送信元の認証 ( 送信ドメイン認証 :SPF) を行い 認証結果をメールヘッダに追加しています この認証結果を元に 送信元を偽って送られた なりすまし メールの可能性があるメールに対して 件名にスタンプを付与することが出来ます - 9 -

1.2 サービスの詳細 1.2.8 管理者および一般利用者の設定 操作内容 管理者と一般利用者では 操作できる内容が次のとおり異なります 迷惑メールフィルタリング設定 隔離ボックスの操作 設定 項目 管理者一般利用者ト メイン全体メールアト レス単位自アト レス 迷惑メール処理方法の設定 受信拒否リストの設定 受信許可リストの設定 3 3 優先フィルタの設定 宛先不明メール対策の設定 SPFによる判定機能 一覧表示 内容閲覧 検索 削除 受信 転送 1 ディスク容量設定 ディスク使用量の確認 隔離メール保存期間の設定 隔離メールの概要通知設定 2 1 隔離されたメールの指定されたメールアドレスへの転送は 管理者のみご利用いただけます 2 通知メールは 管理者へは通知されません 3 優先フィルタの設定が アドレスフィルタ優先 の場合にご利用いただけます 迷惑メールフィルタコンパネ の利用方法の詳細は ユーザマニュアル ( 管理者向け / 一般ユーザ向け ) をご参照ください ユーザマニュアルは 迷惑メールフィルタリングサービスコントロールパネルの お知らせ メニューよりダウンロードいただけます 1.2.9 誤判定メールのフィードバック 本サービスにおける迷惑メールの検出率は 98% を超えていますが まれに迷惑メール等の誤検出があった場合 該当メールを管理者および一般利用者が判定データベースへフィードバックすることができます フィードバック 正常メールのフィードバック 迷惑メールのフィードバック 本来正常なメールが誤って迷惑メールと判断された場合 その正常メールをフィードバックすることができます 本来迷惑メールであるのに 迷惑メールと判定されなかったメールをフィードバックできます フィードバック方法は 迷惑メールフィルタリングサービスコントロールパネル フィードバックメニュー のオンラインヘルプをご参照ください - 10 -

1.2 サービスの詳細 1.2.10 迷惑メール受信状況レポート 管理者はドメイン全体およびメールアドレス単位の受信メール数および迷惑メール数を集計した CSV ファイルをダウンロードすることができます 集計レポートの種類 1 ドメイン全体 2 メールアドレス単位 前月分 1 日 ~ 月末分まで ( 月全体 日単位で集計 ) 前月分より前のデータは 保管しておりません 当月分 1 日 ~ 前日分まで ( 月全体 日単位で集計 ) レポートの閲覧方法 閲覧方法 データ形式 迷惑メールフィルタリングサービス管理者用コントロールパネルからダウンロード CSV 形式 迷惑メール受信状況レポートの各項目の見方については 迷惑メールフィルタリングサービス管理者用コントロールパネルのメール設定メニューのオンラインヘルプをご参照ください - 11 -

1.3 ご利用上の注意事項 1.3.1 ご利用上の注意事項 1. ご利用開始にあたり 以下の設定が必要です (1) ユーザ登録初期設定時には ご契約ドメイン宛のメールを迷惑メール判定しますが ご契約ドメインで利用しているメールアドレスを全て登録する必要があります 未登録のアドレスがあった場合は 下記の 2 点についてご注意願います 隔離機能などフィルタリングサービスの利用ができない 宛先不明メール対策機能を有効にした際に 受信メールがユーザ存在無しとして判断され送信者へエラーで返信される メールアドレスの追加 変更を行った場合 迷惑メールフィルタリングサービス管理者用コントロールパネル から追加 変更を行ったメールアドレスのユーザ登録を実施する必要があります なお ユーザ登録は各プランごとに定められた利用アドレス数を上限に行うことができます (2) フィルタリング設定利用開始時は 迷惑メール度合いを判定し メールヘッダに判定度合いを百分率で付与する設定になっています 迷惑メールを自動的に隔離したい場合 またはメールの件名に [SPAM!!] などの文字列を挿入したい場合は フィルタリング設定を行ってください 2. ご利用開始にあたり 以下の設定が必要な場合があります お客さま管理の DNS サーバをご利用の場合 MX レコードに指定するサーバ名として 所定のメール受信用ゲートウェイサーバ名を設定する必要があります ホスティングサービスの DNS サーバをご利用の場合 本設定は NTT コミュニケーションズにて行います 3. 本サービスは クラウドマーク社の迷惑メール判定エンジン Authority を利用しています 稀に お客さまが意図する判定をしない場合がありますので ご注意ください 隔離ボックスの機能をご利用の場合は 定期的に隔離ボックスにアクセスし ご確認ください お客さまの意図する判定をしない場合 受信許可リスト / 受信拒否リストの設定をあわせてご利用ください 4. 本サービスはドメイン名単位で提供致します メール & ウェブプロにて複数のドメイン名を付与してご利用の場合 ドメイン名ごとに迷惑メールフィルタリングサービスをお申し込みいただく必要があります なお テンポラリドメイン名ではご利用いただけませんのでご了承ください 5. メール & ウェブにて迷惑メールフィルタリングサービスをご利用の場合 転送用メールアドレスの転送先に別の転送用メールアドレスを設定し 2 回以上連続してメールを転送しようとすると メールが正しく転送されない場合がありますので ご注意ください ( メールが正しく転送されなかった場合 送信者にエラーメールを返信します ) 6. 隔離ボックスに配送された隔離メールは 一定期間後 ( 初期設定では 14 日間 ) 自動的に削除されます また ウィルスチェックサービスのご契約有無にかかわらず 隔離ボックス内のメールはウィルスチェック処理前の状態のため 隔離メールの転送を行う際はご注意ください 7. 受信拒否リストに登録した条件と一致した場合 そのメールは削除されるため リスト登録時は誤登録のないようご注意ください ( ドメイン全体の受信拒否リストに登録されたメールは ドメイン内の全ての利用者が受信できなくなります ) - 12 -

1.3 ご利用上の注意事項 1.3.1 ご利用上の注意事項 ( 続き ) 8. 以下のメールについては 迷惑メールの判定度合いの付与および 迷惑メールの処理がおこなわれません 迷惑メールフィルタリングの隔離ボックスディスク使用量 80% 超時の警告メール 迷惑メールフィルタリングの隔離ボックスに隔離されたメール概要一覧の通知メール ウイルス検知時の警告メール ( メール & ウェブウイルスチェックサービスをご利用の場合 ) FreeBSD からの標準送信メールおよび管理者向けレポート機能で送信されるメール ( メール & ウェブプロ (A/B/C) をご利用の場合 ) Linux からの標準送信メールおよび管理者向けレポート機能で送信されるメール ( メール & ウェブプロ (L1/L2/L3/Private サーバー ) をご利用の場合 ) メール & ウェブプロのメールアドレスから 同一契約内のメール & ウェブプロのメールアドレス宛に送信されるメール ( メール送信元ドメインとメール送信先ドメインが異なる場合を含みます ) 9. 迷惑メールフィルタリングサービスをご利用のお客さまが各種変更 廃止申込みを行う場合は ご利用サービスのセットアップガイドにて 迷惑メールフィルタリングサービスに関するお申込時の注意事項 をご確認の上 お申込みください - 13 -

2. セットアップ方法 - 14 -

2.1 セットアップの概要 2.1.1 セットアップの概要 本サービスのご利用にあたり 迷惑メールフィルタリングサービス管理者用コントロールパネル ( 以下 管理者用コンパネ といいます ) および迷惑メールフィルタリングサービスコントロールパネル ( 以下 迷惑メールフィルタコンパネ といいます ) により ユーザ登録およびフィルタリング設定を行います 項目内容使用するコントロールパネル ユーザ登録参照 2.2 メールアドレス 利用権限 迷惑メールフィルタコンパネのログインパスワード を設定します 管理者用コンパネ フィルタリング設定迷惑メールの処理方法を設定します 迷惑メールフィルタコンパネ 参照 2.3 お客さま DNS サーバの設定お客さま管理の DNS サーバをご利用の場合 上記設定に加え ご利用ドメイン名の DNS サーバ設定 (MX レコード ) を変更していただく必要があります なお ホスティングサービスの DNS をご利用の場合 本作業は必要ありません 2.1.2 コントロールパネルへのログイン方法 参照 2.4 コンパネ名アクセス先 URL ログイン方法 管理者用コンパネ 迷惑メールフィルタコンパネ メール & ウェブプロ (L1/L2/L3/Private サーバー ) 以外 : https://mw-filter.ocn.ad.jp/ メール & ウェブプロ (L1/L2/L3/Private サーバー ) : https://option-cp.ocn.ad.jp https://filter.ocn.ad.jp/ ご利用内容のご案内 に記載さてれいる 認証 ID 認証パスワード を使用してログインします 管理者用コンパネ にて登録した メールアドレス ログインバスワード を使用してログインします メール & ウェブプロをご利用の場合 迷惑メールフィルタリングサービスをお申し込みいただいたドメイン名ごとに付与される 認証 ID 認証パスワード を使用してログインしてください 以降の管理者用コンパネの画面は https://mw-filter.ocn.ad.jp/ でアクセスした場合の画面で説明を行っております https://option-cp.ocn.ad.jp でアクセスした場合も 一部画面標記は異なりますが 機能については同様となっておりますので 読み替えてご利用ください - 15 -

2.1 セットアップの概要 2.1.2 コントロールパネルへのログイン方法 ( 続き ) 管理者用コンパネ へのログイン方法 1 管理者用コンパネ にアクセスし 日本語メニューか英語メニューを選択します ( ここでは日本語メニューを選択 ) 1 2 ご利用内容のご案内に記載されている ドメイン名 認証 ID 認証パスワード を入力します 3 ログイン をクリックします 2 3 管理者用コンパネ は 迷惑メールフィルタリングサービスご利用開始日の当日からログイン可能となります 迷惑メールフィルタコンパネ へのログイン方法 1 迷惑メールフィルタコンパネ にアクセスし 管理者用コンパネ より登録した管理者の メールアドレス パスワード を入力します 2 ログイン をクリックします 1 2-16 -

2.2 ユーザ登録 2.2.1 ユーザ登録の概要 管理者用コンパネ では 迷惑メールフィルタリングサービスを利用するユーザ管理を行います ご利用開始前に 管理者メールアドレス および 一般利用者メールアドレス と それに対応するログインパスワードを登録することにより 各利用者が 迷惑メールフィルタコンパネ へアクセスする権限を付与します ユーザの登録を行わない場合でも ご契約ドメイン宛のメールすべてに対して迷惑メールのチェックが行われますが 個別の設定 ( 隔離ボックスの設定 フィルタリング条件の設定 ) は ユーザの登録がされていないと使用できません また 宛先不明メール対策の設定を行う場合は 必ずご契約ドメインのご利用になっているすべてのメールアドレスの登録を行ってください ユーザ登録には 以下の 2 通りの方法がありますので ご利用目的に応じて選択します メニュー アドレス管理メニュー 参照 アドレス管理 & 隔離詳細設定メニュー 参照 2.2.2 2.2.3 内容 アドレス等の登録 削除 照会を行います アドレス追加時は新たに登録するアドレス ( 差分 ) のみを指定します このメニューで登録時に設定できる項目は以下になります メールアドレスユーザの種別パスワード アドレスおよび隔離詳細情報を一括変更 登録できます アドレス登録時はデータが一括上書きされるため すでに登録されているアドレスで 引続きご利用になるアドレスは 本メニューでアップロードする CSV ファイル内に全て入力してご利用いただきます このメニューで変更 登録時に設定できる項目は以下になります メールアドレス ユーザの種別 パスワード 通知メール設定 保存期間 隔離 Box の容量 なお メールアドレス ログインパスワード の文字種 文字数制限については 2.2.4 をご参照ください 2.2.2 アドレス管理メニュー によるユーザ登録方法 参照 2.2.4 1 管理者用コンパネ にログインします 2 プルダウンより メールアドレス登録 を選択し 実行 をクリックします 参照 2.1.2 2-17 -

2.2 ユーザ登録 2.2.2 アドレス管理メニュー によるユーザ登録方法 ( 続き ) 3 メールアドレスを 個別登録 するか 一括登録 するかを選択します 個別登録 する場合 4 へ 一括登録 する場合 7 へお進みください 3 @ ドメイン名 4 6 5 個別登録 する場合 4 迷惑メールフィルタコンパネ へアクセスするための管理者メールアドレス ログインパスワード 一般利用者メールアドレス ログインパスワードを登録します ここで登録するログインパスワードは ホスティングサービスで利用中のメールパスワードと同一である必要はありません 未登録のメールアドレス宛てのメールはフィルタリングされませんのでご注意ください 5 メールアドレスの種別 を選択します 2 管理者 1 一般利用者 管理者アドレスを必ず登録してください 管理者として登録できるアドレスは 1 つです 6 登録の実行 をクリックします これでユーザ登録は完了です 一括登録 する場合 7CSV ファイルを作成します A: メールアドレス を入力します ドメイン名まで記述しても構いません 未登録のメールアドレス宛てのメールはフィルタリングされませんのでご注意ください B: メールアドレスの種別 を入力します 管理者のアドレスを必ず登録してください 管理者として登録できるアドレスは 1 つです C: ログインパスワード を入力します 8CSV 形式でファイルを保存します 1 2 3 4 5 A B C D user user1 user2 user3 2 1 1 1 pass00 pass10 pass20 pass30 A B C 入力ルールは [2.2.3] の 参考 1 を参照してください 参照 2.2.3 参考 1-18 -

2.2 ユーザ登録 2.2.2 アドレス管理メニュー によるユーザ登録方法 ( 続き ) 9 一括登録 を選択し 登録の実行 をクリックします 9 @ ドメイン名 9 10 参照 ボタンをクリックし 7~8 で作成した CSV ファイルを指定します 11 登録の確定 をクリックします これでユーザ登録は完了です 9 メールアドレスの 一括削除 およびログインパスワードの 一括変更 の方法については 2.2.5 をご覧下さい - 19 -

2.2 ユーザ登録 2.2.3 アドレス管理 & 隔離詳細設定メニュー によるユーザ登録方法 本メニューのご利用手順 手順 1 アドレス & 隔離詳細設定 一括照会 の実施 (2 回目以降登録時 ) ファイルをダウンロード ( 保存 ) し 現在の登録内容のバックアップを行います ( セキュリティ上 パスワード情報はバックアップがとれません ご了承ください ) 手順 2 一括更新 用ファイルの作成指定様式 参考 1 に従って CSV ファイルを作成します 手順 3 アドレス & 隔離詳細設定 一括更新 の実施 手順 2 で作成したファイルをアップロードします 差分情報 ファイル 参考 2 にて 更新内容を再確認します 問題がなければ 更新の確定 ボタンを押します 本メニューでの変更は データが一括上書きされるため すでに登録されているアドレスで 引続きご利用になるアドレスは 本メニューでアップロードするCSVファイル内に全て入力してご利用いただく必要があります そのため 手順 1の一括照会で取得できるファイルを利用して変更 修正を行ってください 手順の詳細は以下のとおりです 手順 1 1 管理者用コンパネ にログインします 参照 2.1.2 2 プルダウンより アドレス & 隔離詳細設定一括照会 を選択し 実行 をクリックします ファイルをダウンロード ( 保存 ) し 現在の登録内容のバックアップを行います 2-20 -

2.2 ユーザ登録 2.2.3 アドレス管理& 隔離詳細設定メニュー によるユーザ登録方法 ( 続き ) 手順 2 3 以下の様式に従い CSV ファイルを作成します 初回登録時 : 一括更新用 CSV ファイル ( 例 ) ファイル形式 :CSV カンマ区切り 1 行 1 レコード 初回設定例 user01-02 を初めて登録する user01 が管理者 user01-02 の概要通知メールを 1 日毎に設定する 上記以外はデフォルト設定とする #1: アドレス #2: 種別 #3: パスワード #4: 通知メール #5: 保存期間 #6: 隔離容量 user01 2 aaaa01 1 user02 1 bbbb02 1 ドメイン名 (@ 以降 ) は省略可 1 は一般ユーザ 2 は管理者権限ユーザ (1 アドレスのみ ) 6 文字以上の文字列 1~14 日 省略可省略時は 0 ( メール通知なし ) 1~14 日 省略可省略時は 14 日 1 以上の整数値 (MB 単位で設定 ) 省略可省略時は 0 ( 容量制限なし ) 2 回目以後登録時 : 一括更新用 CSV ファイル ( 例 ) ファイル形式 :CSV カンマ区切り 1 行 1 レコード 2 回目設定例 user01 は変更しない user02 を削除する user03-04 を追加登録する 概要通知メールを 1 日毎に設定する user04 は 保存期間を 10 日に 上限容量を 10MB に設定する 上記以外はデフォルト設定とする #1: アドレス #2: 種別 #3: パスワード #4: 通知メール #5: 保存期間 #6: 隔離容量 既存アドレス削除アドレス追加アドレス追加アドレス user01 新たなCSVファイルに既存のアドレスが存在しない場合は 削除するアカウントと見なして削除する user03 1 ccc03 1 user04 1 ddd04 1 10 10 既存アドレス情報は 既存の情報と比べ変更のない限りスキップします パスワード 情報は 入力有無に関わらず既存情報が優先されます ( ユーザ自身が変更可能なため ) ただし 管理者が変更になる場合 新管理者のパスワード入力が必要です 概要通知メール 情報は 既存情報が 0 又は 0e の場合に上書きされます CSV ファイルは 指定様式で作成してください 様式が異なると 誤って現在の登録データが削除される場合があります #1: アドレス欄 ( 例 :user01) は必須項目です ファイル内に存在しない場合 該当アドレスに関する隔離ボックス 設定情報は全て削除されます ( アドレス追加時はデータが一括上書きされるため 既に登録されているアドレスで 引き続きご利用になるアドレスは 本メニューでアップロードする CSV ファイル内に全て入力していただく必要があります ) 1 行目のフィールド行は省略可能です ( フィールド名を入れる場合は #1: アドレス等 上の例で書いてある名称を入力してください 一括照会メニューで出力すると 上の例どおりのフィールド名が出力されます ) - 21 -

使用するCSV ファイルの様式2.2 ユーザ登録 参考 1 CSV ファイルの様式 参考 1 CSV ファイルの様式 フィールド名設定項目説明備考ドレス管理メアニューで使用するCSV ファイルの様式アニューでドレス管理&隔離設定メ#1: アドレス #2: 種別 #3: パスワード #4: 通知メール メールアドレス メールアドレス種別 ログインパスワード 概要通知メール 登録するメールアドレスを設定します 登録するアドレスの迷惑メールフィルタリング契約内容と種別を設定します 登録するアドレスに対するパスワードを設定します 登録するアドレスにおける隔離ボックスの概要通知メールの On/OFF 受信頻度の設定を行います メールアドレス (@ より左側の部分 ) の登録には 次の文字がご利用になれます 1. アルファベット :"A" から "Z" までの英大文字 "a" から "z" までの英小文字 2. 数字 :"0" から "9" まで 3. 記号の一部 : _ ( アンダーバー ) -( ハイフン ). ( ドット )! = ~ 次の文字は アドレス登録に利用できません ご了承ください # % ' * + /? ^ ` { $ & } 1: 契約あり ( 一般利用者 ) 2: 契約あり ( 管理者 ) ログインパスワードは次の書式で登録してください 1. 使用文字数は 6 文字以上 128 文字以下 2. アルファベット :"A" から "Z" までの英大文字 "a" から "z" までの英小文字 3. 数字 :"0" から "9" まで 4. 記号の一部 :! $ % & ( ) * +, - / ; < = >? [ ] ^ { } ~ _ # @ : 5.2 文字以上のアルファベットと 1 文字以上の数字又は記号を用いて作成してください 概要通知メール設定は次のルールで登録してください ( 半角数字 ) 0: 通知メールを受信しない ( デフォルト設定 日本語でディスク容量アラートメールを受信する ) 1~14: 日本語で通知メールを受信する ( 受信頻度を数字で指定 例 :1 日毎 1 を設定 ) 0e: 通知メールを受信しない ( 英語でディスク容量アラートメールを受信する ) 1e~14e: 英語で通知メールを受信する ( 受信頻度 +e で指定 例 :1 日毎 1e を設定 ) #5: 保存期間 隔離メール保存期間 隔離ボックスに自動振分けしたメールの保存期間を設定します 隔離メール保存期間設定は次のルールで登録してください ( 半角数字 ) 1~14: 保存期間を数字で指定 ( 例 :7 日間保存 7 を設定 ) #6: 隔離容量 隔離容量設定 登録するアドレスが利用できる隔離ボックス容量に上限を設定します 隔離容量設定は次のルールで設定してください ( 半角数字 ) 0: アドレス単位に上限は設定しない ( デフォルト設定 ) 1 以上の整数値 : アドレス単位に上限を設定する ( 上限値 MB を数字で指定 例 :5MB 5 を設定 ) - 22 -

2.2 ユーザ登録 2.2.3 アドレス管理& 隔離詳細設定メニュー によるユーザ登録方法 ( 続き ) 手順 3 4 プルダウンより アドレス & 隔離詳細設定一括更新 を選択し 実行 をクリックします 4 5 参照 ボタンをクリックし 3 で作成した CSV ファイルを指定します 6 次へ をクリックします 5 6-23 -

2.2 ユーザ登録 2.2.3 アドレス管理 & 隔離詳細設定メニュー によるユーザ登録方法 ( 続き ) 7 画面上のサマリー情報で更新概要を確認します 8 差分情報ファイルの生成 ダウンロード をクリックし 既登録データと更新データの差分情報ファイルを生成 ダウンロードします 9 差分情報ファイルの内容を確認し 更新情報に間違いがなければ にチェックを入れます ファイルの見方については 参考 2 をご覧ください 10 更新の確定 ボタンを押します これでユーザ登録は完了です 7 8 9 10-24 -

2.2 ユーザ登録 参考 2 差分情報ファイルについて 参考 2 差分情報ファイルについて 差分情報ファイルとは アドレス & 隔離詳細設定一括更新 メニューを利用時に データ登録前に 更新内容に誤りがないか 確認していただくためのデータファイルです 初めて登録する場合は 登録する全ての情報を表示します 既登録データがある場合は 変更箇所を表示します ステータス = 削除 のアドレスについては 引き続き利用するアドレスが誤って削除されないよう再度確認をお願いします アドレスが削除された場合 該当アドレスの隔離ボックス 設定情報が全て削除されますのでご注意ください 差分情報ファイルの形式 次の形式で差分情報ファイルを提供します (CSV カンマ区切り 1 アカウント 1 行 ) フィールド名項目説明 #0: ステータスステータス 該当アドレスが 一括更新により 追加 / 削除 されるのか 既存 のまま変更ないのかを表示します #1: アドレスメールアドレス #2: 種別メールアドレス種別 #3: パスワードパスワード #4: 通知メール概要通知メール #5: 保存期間隔離メール保存期間 更新内容 ( 変更箇所のみ ) が表示されます #6: 隔離容量隔離容量設定 - 25 -

2.2 ユーザ登録 2.2.4 ログインパスワードの文字種 文字数制限 ログインパスワードは以下の書式で登録してください 項目 使用可能な文字種 内容 1 アルファベット A から Z までの英大文字 a から z までの英小文字 2 数字 0 から 9 まで 3 記号の一部! $ % & ( ) * +, - / ; < = >? [ ] ^ { } ~ _ # @ :,( カンマ ) は個別登録の場合のみ使用可能 ( 一括登録の場合使用不可 ) 文字数 その他 6 文字以上 128 文字以下 2 文字以上のアルファベットと 1 文字以上の数字 又は記号を用いて作成すること - 26 -

2.2 ユーザ登録 2.2.5 その他の アドレス管理メニュー の利用方法 メールアドレスの 一括削除 アドレス管理メニュー を利用して メールアドレスを一括で削除することができます 手順は以下のとおりです 1 削除するメールアドレスを入力し CSV 形式でファイルを保存します メールアドレスにドメイン名まで記述しても問題ありません 1 2 3 4 5 A B C D user1 user2 user3 user4 1 一括削除の場合 CSV ファイルには メールアドレス の項目のみを設定してください 管理者 として登録したアドレスは メールアドレス削除 メニューでは削除できません 管理者 のメールアドレスを変更する場合は 管理者アドレス変更 メニューをご利用ください 2 メールアドレス削除 メニューで 一括削除 を選択し 削除の実行 をクリックすると 以下の画面が表示されます 3 参照 ボタンをクリックし 1 で作成した CSV ファイルを指定します 4 削除の確定 をクリックします メールアドレス一括削除を完了しました の表示がでれば完了です 3 4-27 -

2.2 ユーザ登録 2.2.5 その他の アドレス管理メニュー の利用方法 ( 続き ) ログインパスワードの 一括変更 アドレス管理メニュー を利用して ログインパスワードを一括で変更することができます 手順は以下のとおりです 1 ログインパスワードを変更するメールアドレスを入力します メールアドレスにドメイン名まで記述しても問題ありません 2 新しいログインパスワードを入力し CSV 形式でファイルを保存します 1 2 3 4 5 A B C D user user1 user2 user3 pass000 pass001 pass002 pass003 1 2 ログインパスワードの一括変更の場合 CSV ファイルには メールアドレス, 新しいログインパスワード の 2 項目を入力してください 3 ログインパスワード変更 メニューで 一括パスワード変更 を選択し 変更の実行 をクリックすると 以下の画面が表示されます 4 参照 ボタンをクリックし 1~2 で作成した CSV ファイルを指定します 5 変更の確定 をクリックします ログインパスワード一括変更を受付ました の表示がでれば完了です 4 5-28 -

2.3 フィルタリング設定 2.3.1 フィルタリング設定の概要 管理者用コンパネ より登録した管理者アドレスで 迷惑メールフィルタコンパネ へアクセスし ドメイン全体の迷惑メール自動処理方法の設定を行います また 必要に応じてメールアドレス単位の設定を行うこともできます なお 各設定項目の内容については 1.2をご覧下さい 参照 1.2 迷惑メールを自動的に隔離 あるいは メールの件名に文字列を挿入して利用される場合 迷惑メールの自動処理方法の設定が必要です 初期状態の設定は 迷惑メールの判定を行い メールのヘッダに以下の文字列を付与します 例 : X-OCN-SPAM-CHECK:100.00% ( 少数第 2 位まで ) 迷惑メールフィルタコンパネ 画面の説明 管理者用画面の場合 一般利用者用画面の場合 B A B A C A C 画面の左上に 設定対象のドメインまたはメールアドレスの情報と 設定可能なメニューが表示されます 記号 A 内容 設定 操作しているドメイン メールアドレスが表示されます 管理者がログインした場合 ドメイン全体の設定 操作中 メールアドレス単位の設定 操作中 ドメインのみが表示されます 例 :example.com さらに タイトルの先頭に ドメイン名 が表示されます ドメインと 操作しているメールアドレスが表示されます 例 : example.com user1@example.com ( タイトルの先頭に ドメイン名 は表示されません ) 一般利用者がログインした場合 自分のメールアドレスが表示されます 例 :user1@example.com B C メニューの大項目が表示されます 設定 操作している大項目の文字が黄色で表示されます メニューの小項目が表示されます 設定 操作している小項目の背景が白色で表示されます - 29 -

2.3 フィルタリング設定 2.3.2 ドメイン全体の迷惑メール処理方法の設定 1 迷惑メールフィルタコンパネ にログインします 参照 2.1.2 管理者は ドメイン全体の設定 / メールアドレス単位のいずれの設定をしているか 注意してご利用ください 2 フィルタリング設定 をクリックします 3 迷惑メールの処理方法 をクリックします 4 迷惑メールの処理方法を選択します 以下の処理方法を適用する を選択した場合 5 以降の設定を行います 5 迷惑メールとみなす度合いを選択します ご利用開始時は 100% を推奨します 65 で選択した迷惑メール度合い以上と判定されたメールの処理方法を選択します 7 適用 ボタンをクリックし 設定を保存します これでドメイン全体のフィルタリング設定は完了です 3 2 5 4 6-30 -

2.3 フィルタリング設定 2.3.3 メールアドレス単位の迷惑メール処理方法の設定 1 迷惑メールフィルタコンパネ にログインします 参照 2.1.2 管理者は ドメイン全体の設定 / メールアドレス単位のいずれの設定をしているか 注意してご利用ください 2 メールアドレス をクリックします 3 メールアドレスの一覧 をクリックします 2 4 個別の設定をしたいメールアドレスをクリックします 3 選択したユーザのコントロールパネルが画面表示されます 4 5 フィルタリングの設定 をクリックします 6 迷惑メールの処理方法 をクリックします 7 迷惑メールの処理方法を選択します 以下の処理方法を適用する を選択した場合 8 以降の設定を行います 8 迷惑メールとみなす度合いを選択します ご利用開始時は 100% を推奨します 6 5 7 8 98 で選択した迷惑メール度合い以上と判定されたメールの処理方法を選択します 10 適用 ボタンをクリックし 設定を保存します これでメールアドレス単位のフィルタリング設定は完了です 10 9-31 -

2.4 優先フィルタ機能 2.4.1 優先フィルタ設定の概要 管理者用コンパネ より登録した管理者アドレスで 迷惑メールフィルタコンパネ へアクセスし ドメイン全体に対するフィルタリング設定 と メールアドレス単位へのフィルタリング設定 のどちらの処理方法を優先的に適用するかの設定を行います この機能は 管理者のみ設定する事が可能です 迷惑メールフィルタコンパネ の画面説明については 2.3.1をご覧ください 参照 2.3.1 2.4.2 優先フィルタの設定 1 迷惑メールフィルタコンパネ に管理者でログインします 2 フィルタリングの設定 をクリックします 3 左メニューの 優先フィルタの設定 をクリックします 参照 2.1.2 4 フィルタの優先順位を選択します アドレスフィルタ優先迷惑メールに対して アドレス単位への指定処理が ドメイン全体への指定処理よりも優先されます ドメインフィルタ優先迷惑メールに対して ドメイン全体への指定処理が アドレス単位への指定処理よりも優先されます 5 適用 ボタンをクリックし 設定を保存します これで優先フィルタ設定は完了です 2 3 5 優先フィルタの初期設定は アドレスフィルタ優先 ですが 2007 年 12 月 6 日以前より本サービスをご利用の場合は ドメインフィルタ優先 が設定されております - 32 -

2.5 宛先不明メール対策 2.5.1 宛先不明メール対策の概要 管理者用コンパネ より登録した管理者アドレスで 迷惑メールフィルタコンパネ へアクセスし ドメイン全体の宛先不明メール対策の設定を行います この機能は 管理者がドメイン全体の設定として設定することが出来ます アドレスの登録がない場合 存在しないメールアドレスとみなして送信元にエラーメールを返してしまいますので ご利用アドレスを必ず全て登録して 本機能をご利用ください ( ご利用開始後も メールアドレス追加されましたら 本サービスへのアドレス登録が必要です ) 迷惑メールフィルタコンパネ の画面説明については 2.3.1 をご覧ください 参照 2.3.1 2.5.2 宛先不明メール対策の設定 1 迷惑メールフィルタコンパネ に管理者でログインします 2 宛先不明メール対策 をクリックします 参照 2.1.2 3 画面下部の 宛先不明メール対策を利用する にチェックを入れます 初期設定では チェックは入っていません 4 適用 ボタンをクリックし 設定を保存します これでドメイン全体の宛先不明メール対策設定は完了です 3-33 -

2.6 SPF による判定機能 2.6.1 SPF による判定機能の概要 管理者用コンパネ より登録した管理者アドレスで 迷惑メールフィルタコンパネ へアクセスし SPF 判定結果によるスタンプ付与の設定を行います この機能は 管理者がドメイン全体の設定として設定することが出来ます 迷惑メールフィルタコンパネ の画面説明については 2.3.1をご覧ください 参照 2.3.1 2.6.2 SPF による判定機能の設定 1 迷惑メールフィルタコンパネ に管理者でログインします 2 フィルタリングの設定 をクリックします 3 左メニューの一番下 SPF による判定 をクリックします 参照 2.1.2 4 画面下部の SPF 判定結果にもとづき メールの件名に [SPF_NG] の文字列を挿入する にチェックを入れます 初期設定では チェックは入っていません 5[SPF_NG] の文字列を挿入する条件が選択できるようになるので 以下のいずれかを選択します SPF 判定結果が fail の場合 ( 送信ドメインは詐称されている ) SPF 判定結果が fail または softfail の場合 ( 送信ドメインは詐称されている可能性がある ) 6 適用 ボタンをクリックし 設定を保存します これで SPF による判定機能の設定は完了です 3 5 6-34 -

2.7 横入り防止設定 [ メール & ウェブプロ (L1/L2/L3/Private サーバー ) ご契約のお客さま ] 2.7.1 横入り防止設定の概要 横入り防止設定とは ご契約のホスティングサーバへ直接メールの配送を行う迷惑メール送信者からのメールをブロックする機能です この機能は メール & ウェブプロ ( L1/L2/L3/Private サーバー ) のいずれかのホスティングサーバをご契約のお客さまのみご利用頂ける機能になっており ご利用いただくには VPS ポータルサイトからの設定が必要になります メール & ウェブプロのポータルへのログイン方法は 各ホスティングサービスのオンラインマニュアルをご覧下さい メール & ウェブプロ :http://www.ocn.ne.jp/hosting/support/manual/mwpro2/system/02.html (L1/L2/L3/Privateサーバー) 2.7.2 横入り防止設定の登録 1 ポータルサイト に管理者でログインします 2 画面上部のメニューから お客さまサポート をクリックします 2 3 お客さまサポート画面の中ごろの メール設定 より 迷惑メール横入り防止設定 をクリックします 3-35 -

2.7 横入り防止設定 [ メール & ウェブプロ (L1/L2/L3/Private サーバー ) ご契約のお客さま ] 2.7.2 横入り防止設定の登録 ( 続き ) 4ご契約のドメインを入力します 5ドメインを入力しましたら 登録 ボタンをクリックします 4 5 6 登録が完了しましたら 契約ドメイン登録欄の下に以下のように表示されます 6-36 -

2.8 お客さま DNS サーバの設定 2.8.1 お客さま DNS サーバの設定 お客さま管理の DNS サーバをご利用の場合 ご利用開始日以降に ご利用ドメイン名の DNS サーバ設定 (MX レコード ) を変更していただく必要があります なお ホスティングサービスの DNS をご利用の場合 本作業は不要です ご利用サービス変更内容変更方法 メール & ウェブ ( エントリー / スタンダード / アドバンス ) メール & ウェブ (30/100/200) メール & ウェブプロ (A/B/C) メール & ウェブプロ (L1/L2/L3/Private サーバー ) お客さまドメイン名の MX レコードに 迷惑メールフィルタリングサービス有りの場合のホスト名を指定します セットアップガイド 1.6 お客さま DNS サーバの設定 をご覧下さい セットアップガイド 7 ステップ 3 お客さま DNS サーバの設定 の B-b-1 をご覧下さい セットアップガイド 7 ステップ 5 お客さま DNS サーバの設定 の B をご覧下さい セットアップガイド 1 章ステップ 5 お客さま DNS サーバの設定 をご覧下さい - 37 -

2.8 お客さま DNS サーバの設定 2.8.1 お客さま DNS サーバの設定 ( 続き ) DNSサーバ設定(MXレコード) の変更はご利用開始日以降に実施してください ご利用開始日前に実施した場合 メールを受信できない場合がありますので ご注意ください 迷惑メールフィルタリングサービスの廃止時は 廃止申込み前に お客さまDNSサーバの設定変更( ドメイン名のMXレコードに迷惑メールフィルタリングサービス無しの場合のホスト名を指定 ) を行ってください 設定方法は ご利用サービスのセットアップガイドをご覧下さい 弊社サーバ設備の都合により お申し込みパターンによっては お客さまDNSサーバの設定変更が2 回必要となる場合があります お客さまにはご不便をおかけ致しますが 予めご了承ください お客さまDNSサーバの設定変更が2 回必要となるケース 変更前の状態変更後の状態弊社工事内容お客さま DNS サーバ設定変更内容 PowerMail をご利用 メール & ウェブの迷惑メールフィルタリングサービスをご利用 メール & ウェブの迷惑メールフィルタリングサービスをご利用 PowerMail をご利用 1 回目 : メール & ウェブを追加 2 回目 : メール & ウェブに迷惑メールフィルタリングサービスを追加 1 回目 : メール & ウェブの迷惑メールフィルタリングサービスを廃止 2 回目 :PowerMail を追加 1 回目 : 1 回目のご利用開始日の前日までに MX レコードにメール & ウェブの迷惑メールフィルタリングサービス無しの場合のホスト名を指定します 2 回目 : 2 回目のご利用開始日以降に MX レコードにメール & ウェブの迷惑メールフィルタリングサービス有りの場合のホスト名を指定します 1 回目 : お申込み前に MX レコードにメール & ウェブの迷惑メールフィルタリングサービス無しの場合のホスト名を指定します 2 回目 : 2 回目のご利用開始日の前日までに MX レコードに PowerMail の場合のホスト名を指定します 上記 2 パターンは URL が https://:www17 で始まるコントロールパネルをお使いのお客さまに限り 設定が必要になります PowerMail をご利用 メール & ウェブプロ (A/B/C) の迷惑メールフィルタリングサービスをご利用 1 回目 : メール & ウェブプロ (A/B/C) を追加 2 回目 : メール & ウェブプロ (A/B/C) に迷惑メールフィルタリングサービスを追加 1 回目 : 1 回目のご利用開始日の前日までに MX レコードにメール & ウェブプロ (A/B/C) の迷惑メールフィルタリングサービス無しの場合のホスト名を指定します 2 回目 : 2 回目のご利用開始日以降に MX レコードにメール & ウェブプロ (A/B/C) の迷惑メールフィルタリングサービス有りの場合のホスト名を指定します メール & ウェブプロ (A/B/C) の迷惑メールフィルタリングサービスをご利用 PowerMail をご利用 1 回目 : メール & ウェブプロ (A/B/C) の迷惑メールフィルタリングサービスを廃止 2 回目 :PowerMail を追加 1 回目 : お申込み前に MX レコードにメール & ウェブプロ (L1/L2/L3/Private サーバー ) の迷惑メールフィルタリングサービス無しの場合のホスト名を指定します 2 回目 : 2 回目のご利用開始日の前日までに MX レコードに PowerMail の場合のホスト名を指定します PowerMail をご利用 メール & ウェブプロ (L1/L2/L3/Priva te サーバー ) の迷惑メールフィルタリングサービスをご利用 1 回目 : メール & ウェブプロ (L1/L2/L3/Private サーバー ) を追加 2 回目 : メール & ウェブプロ (L1/L2/L3/Private サーバー ) に迷惑メールフィルタリングサービスを追加 1 回目 : 1 回目のご利用開始日の前日までに MX レコードにメール & ウェブプロ (L1/L2/L3/Privat e サーバー ) の迷惑メールフィルタリングサービス無しの場合のホスト名を指定します 2 回目 : 2 回目のご利用開始日以降に MX レコードにメール & ウェブプロ (L1/L2/L3/Private サーバー ) の迷惑メールフィルタリングサービス有りの場合のホスト名を指定します メール & ウェブプロ (L1/ L2/L3/Private サーバー ) の迷惑メールフィルタリングサービスをご利用 PowerMail をご利用 1 回目 : メール & ウェブプロ (L1/L2/L3/Private サーバー ) の迷惑メールフィルタリングサービスを廃止 2 回目 :PowerMail を追加 1 回目 : お申込み前に MX レコードにメール & ウェブプロ (L1/L2/L3/Private サーバー ) の迷惑メールフィルタリングサービス無しの場合のホスト名を指定します 2 回目 : 2 回目のご利用開始日の前日までに MX レコードに PowerMail の場合のホスト名を指定します - 38 -

迷惑メールフィルタリングサービス設定マニュアル ( メール & ウェブ / メール & ウェブプロ ) 発行 NTT コミュニケーションズ株式会社 100-8019 東京都千代田区内幸町 1-1-6 NTT コミュニケーションズ株式会社本書の無断複写複製 ( コピー ) 転載を禁じます - 39 -