3. ソフトフォンの操作方法 本章では ソフトフォンを使用して ユーザの PC から電話の発信 着信 各種の制御を行う方法を説明します 3.1. ソフトフォンの起動と終了 ソフトフォンの起動方法及び終了方法を以下に記述します 3.1.1. ソフトフォンの起動 ソフトフォンは 次のいずれかの方法で起動します Windows のスタートメニューから プログラム TE20-ST-EX TE20-ST-EXの順に選択します インストール時 ショートカットの選択ダイアログにて ディスクトップにショートカットを作成する 選択していた場合は ディスクトップに以下のようなショートカットが作成されていますので そのアイコンをダブルクリックします TE20-ST-EX のショートカット インストール時 ショートカットの選択ダイアログにて スタートアップに登録する 選択していた場合は Windows 起動時に自動的に起動されます 3-1
3.1.2. ソフトフォンの終了 ソフトフォンは 次のいずれかの方法で終了します タスクトレイにあるアイコンを右クリックし ポップアップメニューから 終了 を選択します タスクバーにあるアイコンを右クリックし ポップアップメニューから 閉じる を選択します 上記の操作を行うと以下のような終了確認ダイアログが表示されます そこで OK ボタンをクリックする事により終了します 終了確認ダイアログ 3-2
3.2. 画面構成 ソフトフォンは次の3 種類のパネルで使用できます 各パネルの操作方法は次項で説明します (1) メインパネル コンパクトパネルへ タスクトレイへ 拡大図 (2) コンパクトパネル 3-3
(3) トレイパネル 空き 通話中 マイライン着信中 グループライン着信中 3-4
3.2.1. メインパネル メインパネルには 各種の設定 状態表示 および応答 発信などをするボタンが含まれています 表ではメインパネル内の各種コンポーネントについて説明します 2 3 1 4 5 6 17 18 19 22 メインパネル 7 8 9 10 11 12 21 13 14 15 16 20 3-5
メインパネルのコンポーネント (1/3) 項番 コンポーネント 説明 1 メッセージウェイティングランプ 着信時に点滅します マイラインで通話中にグループラインに着信した場合も点滅します 2 ロゴボタン ここをクリックする事により コンフィグで設定した URL をブラウザにより表示します 3 タスクトレイ収納ボタン このボタンをクリックする事により トレイに収納されます ( 画面及びタスクバーが消える ) 4 コンパクトビュー化ボタン ソフトフォンをコンパクトモードにて使用する場合に このボタンをクリックします 5 LCD 状況に応じた情報を2 段で表示します 6 情報ウィンドウ 状況に応じて 選択した情報を表示します (3 面 2パターン ) 1. ライン 2. メンバ *2 面があります 詳細については 3.5 情報ウィンドウ を参照してください 7 ファンクションキーパネルボタン このボタンをクリックする事により ファンクションキーパネルを表示します 使用できる機能を確認 操作することができます ファンクションキーパネルの機能については 3.6 ファンクションキーパネル を参照してください 8 簡易メッセージボタン このボタンをクリックする事により 簡易メッセージ画面を表示します 簡易メッセージの機能については 3.7 簡易メッセージ を参照してください 9 アドレス帳ボタン このボタンをクリックする事により アドレス帳を表示します (StarOffice21/ 電子電話帳インストール時は StarOffice21/ 電子電話帳を起動 非インストール時はコンフィグ設定によるアプリケーションまたはファイルを起動 ) 10 発着信履歴ボタン このボタンをクリックする事により 発着信履歴画面 が表示されます 発着信履歴の機能については 3. 8 発着信履歴 を参照してください 3-6
メインパネルのコンポーネント (2/3) 項番 コンポーネント 説明 11 アプリケーション連携ボタン このボタンをクリックする事により アプリケーション連携パネルが表示されます 通話状態で アプリケーション共有機能や ホワイト ボード機能を使用する事ができます アプリケーション連携の機能については 3.10ア プリケーション連携 を参照してください 12 ビデオ会議ボタン 通話状態で このボタンをクリックする事により ビ デオパネルが表示されます ビデオパネルの使用方法については 3.9ビデオ会 議 を参照してください 13 通話ボタン 発信または着信の応答をする場合に このボタンをク リックします 14 離席ボタン プレゼンスを 不在 状態にする場合に このボタン をクリックします プレゼンスの機能については 3.13プレゼンス を参照してください 15 コンフィグ設定ボタン このボタンをクリックする事により コンフィグ設定 画面が表示されます 発信 着信 など環境を変更する事ができます コンフィグ設定の機能については 3.15コンフィ グ設定 を参照してください 16 ナンバーパッドボタン このボタンをクリックする事により ナンバーパット を表示します 17 転送ボタン 転送を行う場合 このボタンをクリックします 18 録音ボタン このボタンをクリックする事により 録音パネルを表 示します 19 保留ボタン 通話を保留する場合 このボタンをクリックします 3-7
メインパネルのコンポーネント (3/3) 項番コンポーネント説明 20 ミュートボタン音声を相手に伝えたくない場合に このボタンをクリックします 21 ボリューム調整ボタン着信音 受話音量を変更したい場合 このボタンをクリックしてボリュームを調整します 22 情報ウィンドウ切替ボタン情報ウィンドウを切替たい場合 このボタンをクリックします 3-8
3.2.2. コンパクトパネル ソフトフォンでは 本アプリケーションを起動していても 他の業務を快適に作業できるようにコンパクトパネルを持っています コンパクトパネルはメインパネルを L 字型にし 各部品を小型化すると共に使用頻度の高いと思われるコンポーネントのみを表示させています 2 3 4 5 6 7 8 9 10 15 11 12 1 13 14 3-9
コンパクトパネルのコンポーネント 項番 コンポーネント 説明 1 メッセージウェイティングランプ 表メインパネルのコンポーネントの項番 1を参照してください 2 タスクトレイ収納ボタン 表メインパネルのコンポーネントの項番 3を参照してください 3 メインパネル化ボタン メインパネルに戻す場合に このボタンをクリックします 4 ファンクションキーパネルボタン 表メインパネルのコンポーネントの項番 7を参照してください 5 簡易メッセージボタン 表メインパネルのコンポーネントの項番 8を参照してください 6 アドレス帳ボタン 表メインパネルのコンポーネントの項番 9を参照してください 7 発着信履歴ボタン 表メインパネルのコンポーネントの項番 10を参照してください 8 アプリケーション連携ボタン 表メインパネルのコンポーネントの項番 11を参照してください 9 ビデオ会議ボタン 表メインパネルのコンポーネントの項番 12を参照してください 10 転送ボタン 表メインパネルのコンポーネントの項番 17を参照 してください 11 保留ボタン 表メインパネルのコンポーネントの項番 19を参照 してください 12 ワンタッチ呼び出しボタン メンバ 01/02 の中でメンバ 01 から探して上から最初 に見つけられた番号に発信 転送します 13 通話ボタン 表メインパネルのコンポーネントの項番 13を参照 してください 14 ミュートボタン 表メインパネルのコンポーネントの項番 20を参照 してください 15 ボリューム調整ボタン 表メインパネルのコンポーネントの項番 21を参照 してください 3-10
3.2.3. トレイパネル ソフトフォンをタスクトレイにアイコン化して収納しておいても 空き状態 通話中 着信中の状態を知る事ができます また バージョン情報の表示 再起動 終了操作をすることができます (1) 状態を知る 1 空き状態の場合は以下のようなアイコンになっています 2 通話中の場合は以下のようなアイコンになっています 3 着信中の場合は以下のようなアイコンになっています (2) 操作するタスクトレイ内のアイコンをマウスで右クリックし ポップアップメニューから行いたい操作を選択します 1 バージョン情報の表示する場合 2 再起動をする場合 3 終了する場合 3-11
3.3. サブパネル ソフトフォンは以下のサブパネルを持っています 各パネルの操作方法を以下に説明します (1) ファンクションキーパネル (2) 簡易メッセージログ画面 (3) コンフィグ設定画面 (4) ビデオパネル (5) アプリケーション連携パネル (6) ナンバーパッド (7) 発着信履歴画面 3.3.1. ファンクションキーパネル ファンクションキーパネルは SIP サーバに設定されているラインを表示しています また ボタン名 ポップアップを変更することができます ファンクションキーパネル 3-12
3.3.2. 簡易メッセージログ画面 簡易メッセージの送信 受信 エラーのログを表示します また ログを選択して送信者にメッセージの返信や電話をかけることもできます 3-13
3.3.3. 発着信履歴画面 発着信の種類 時刻 自アドレス 相手アドレス 通話時間及び通話メモを見ることができ CSV 形式のファイルに保存もできます また ログを選択することにより 発信 / 転送 通話メモの入力 簡易メッセージ送信画面の起動 ログの削除ができます StarOffice21/ 電子電話帳との連携により StarOffice21/ 電子電話帳に登録された所属 名前がそれぞれログに反映されます 3-14
3.3.4. コンフィグ設定画面 音声の設定 ビデオ会議 簡易メッセージの挙動 接続する SIP サーバ その他の機能設定を行います 3.3.5. ビデオパネル ビデオ会議を行う場合に使用します 上段に相手の映像が 下段に自分映像がカメラを通して見ることができます 3-15
3.3.6. アプリケーション連携パネル アプリケーション共有 ホワイトボード ファイル転送 チャット機能を行う場合に使用します 3.3.7. ナンバーパッド 普通の電話機のキーパッドと同じように使用することができます 3-16