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平成17年7月11日(月)

[平常時及び災害時におけるそれぞれの役割]災害時におけるペットの救護対策ガイドライン


3 歯科医療 ( 救護 ) 対策 管内の歯科医療機関の所在地等のリスト整理 緊急連絡網整備 管内の災害拠点病院 救護病院等の緊急時連絡先の確認 歯科関連医薬品の整備 ( 含そう剤等 ) 自治会 住民への情報伝達方法の確認 病院及び歯科診療所での災害準備の周知広報 - 2 -

静岡県動物愛護管理推進計画(2014)案の概要

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2 物的支援の実施について 物資については 各避難所への搬送などの課題が指摘されているが 被災自治体には地震発生直後から国や周辺自治体等による物資供給が行われていたため 都など他地域への支援要請は限定的であった こうした状況にあって 都は 区市町村等関係機関との緊密な連携により被災地からの要請に基づ

本ガイドラインは 家庭動物等 * のうち主に犬及び猫などのペットを飼養する被災者を対象として 当該被災者による避難生活中のペットの適正飼養を支援する観点からた 自治体等がにおける動物救護対策を立案する際に活用されることを想定している なお 本ガイドラインで示す実施項目は 飼い主及び動物救護活動従事者

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☆配布資料_熊本地震検証

日本医師会ニュース「平成28年熊本地震」:情報提供第十報

プラン 6 動物愛護週間行事の開催 多くの県民に効果的に啓発できる動物愛護週間行事の実施 動物愛護センターで 年間を通したイベント及び動物愛護週間行事の実施 平成 26 年 9 月 23 日 ( 祝 ) 岐阜県動物愛護フェスティバル in 西濃 平成 26 年 10 月 12 日 ( 日 ) 動物愛

日本医師会ニュース「平成28 年熊本地震」:情報提供第五報

引取り 負傷動物として収容した動物の中で 返還に至った経緯 ( 平成 26 年度 犬 ) 引き取り頭数内訳 (N=13113) 所有者明示の内訳

2 終生飼養の推進 プラン 7 プラン 8 プラン 9 終生飼養の普及啓発 所有者明示 ( 個体標識 ) 措置の徹底 収容動物の適正譲渡の推進 飼い主に対して 保健所での安易な引取り拒否を周知 終生飼養を指導 保健所での引取り依頼時に終生飼養について指導 やむを得ず飼養を継続できない飼い主が 新たな

日本医師会ニュース「平成28年熊本地震」:情報提供第八報

(溶け込み)大阪事務所BCP【実施要領】

Microsoft Word - 【基本構想】最終.docx

2 終生飼養の推進 プラン 7 プラン 8 プラン 9 終生飼養の普及啓発 所有者明示 ( 個体標識 ) 措置の徹底 収容動物の適正譲渡の推進 飼い主に対して 保健所での安易な引取り拒否を周知 終生飼養を指導 保健所での引取り依頼時に終生飼養について指導 やむを得ず飼養を継続できない飼い主が 新たな

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三重県新地震・津波対策行動計画(中間案)130308

大津市避難所運営マニュアル

災害時ペット動物対策行動指針 厚木市 厚木市動物愛護推進協議会

東京事務所版 BCP 実施要領目次応急頁 < 第 1グループ> 直ちに実施する業務 1 事務所における死傷者の救護や搬送 応急救護を行う一時的な救護スペースの設置 運営 備蓄の設置 医療機関への搬送 1 2 事務所に緊急避難してきた県民や旅行者等への対応 避難 一次避難スペースの運営 指定避難所への

平成28年4月 地震・火山月報(防災編)

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職員の運営能力の強化 避難所担当職員研修の実施 全庁対象の避難所担当職員研修(5 回開催で約 400 名参加 ) 区毎の避難所担当職員研修 男女共同参画の視点に立った避難所づくり 共助による災害時要援護者支援の取り組みについて説明 各区災害対策本部との連絡 避難所内の課題解決の調整など 地域団体等へ

30 第 1 部現地における災害応急活動 阿蘇大橋付近の被害状況 ( 熊本県阿蘇郡南阿蘇村 ) 熊本城の被害状況 ( 熊本県熊本市 ) 2

助成団体一覧

平成28年熊本地震に対する日医の対応について

資料1 受援計画策定ガイドラインの構成イメージ

資料3 災害対応について

[災害に備えた平常時の対策、体制の整備]災害時におけるペットの救護対策ガイドライン

特集大規模自然災害からの復旧 復興 参考 警察が検視により確認している死者数 50 名 災害による負傷の悪化または避難生活等における身体的負担による死者数 106 名 6 月 日に発生した豪雨による被害のうち熊本地震と関連が認められた死者数 5 名建物被害全壊 8,360 棟, 半壊 3

<ハード対策の実態 > また ハード対策についてみると 防災設備として必要性が高いとされている非常用電源 電話不通時の代替通信機能 燃料備蓄が整備されている 道の駅 は 宮城など3 県内 57 駅のうち それぞれ45.6%(26 駅 ) 22.8%(13 駅 ) 17.5%(10 駅 ) といずれも

市町村支援の状況について

新潟中越地震における行政機関の初動対応.doc

目 次 はじめに 1 基本的視点 2 施策の体系 3 施策の推進 11

事務連絡 平成 29 年 10 月 25 日 建設業団体の長殿 国土交通省土地 建設産業局建設業課長 平成 28 年熊本地震の被災地域での建設工事等における 予定価格の適切な設定等について 公共工事の予定価格の設定については 市場における労務及び資材等の最新の実勢価格を適切に反映させつつ 実際の施工

アンケート調査の概要 目的東南海 南海地震発生時の業務継続について 四国内の各市町村における取り組み状況や課題等を把握し 今後の地域防災力の強化に資することを目的としてアンケート調査を実施 実施時期平成 21 年 11 月 回答数 徳島県 24 市町村 香川県 17 市町 愛媛県 20 市町 高知県

日本医師会ニュース「平成28年熊本地震」:情報提供第六報

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性別 年齢 職業

日本医師会ニュース「平成28 年熊本地震」:情報提供第八報

78 第 2 部広域応援の実態 ている さらに上記だけでは被災者の救援等の対策が十分実施できない場合は 全国知事会の調整の下で 全国都道府県における災害時の広域応援に関する協定 ( 平成 24 年 5 月 18 日締結 ) が発動する仕組みとなっており 今回の震災ではこれらの重層的なバックアップ体制

第 2 佐賀県とヤマト運輸の災害時応援協定 ( 平成 24 年 2 月 ) 佐賀県とヤマト運輸株式会社佐賀主幹支店の 災害時における物資の受入及び配送等に関する協定 について 佐賀県は災害時における応急対策活動を円滑に実施するため 大規模な災害時に被災者に対して救援物資を安定的に供給できる体制を構築

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地震発生後の九州地方整備局の活動 4 月 16 日の夜明け 本震の後に再度調査を実施しておりま す その際は 道路崩壊の調査 土砂崩壊の箇所の調査 被 災地に入るための安全ルートの確認等を実施しております 次に九州地方整備局の活動について紹介させていただき ます まず最初に地震発生後の初動体制につい

熊本地震での「お知らせ」活用から見えた課題

東京都獣医師会多摩西支部と災害時協定の締結 東大和市と東京都獣医師会多摩西支部は 平成 27 年 2 月 5 日に 避難所において避難者に同行する動物の救護活動及び動物の飼育管理等の指導を得るため 災害時協定を締結しました そして同協定第 10 条の規定は 市と獣医師会は 避難所における対応について

九州における 道の駅 に関する調査 - 災害時の避難者への対応を中心としてー ( 計画概要 ) 調査の背景等 道の駅 は 平成 16 年 10 月の新潟県中越地震 23 年 3 月の東日本大震災において 被災者の避難場所 被災情報等の発信や被災地救援のための様々な支援の拠点として活用されたことなどか

要配慮者支援班の業務 1 配慮が必要な人の情報把握 (1) 情報把握 総務班名簿係と連携し 避難所利用者 ( 避難所以外の場所に滞在する人を含む ) のうち 配慮が必要な人を グループごとに把握する 避難支援のための個別計画がある場合は 内容を確認する (2) 聞き取り 避難所利用者でつくるグループ

平成 30 年度茨城県地域猫活動推進事業実施要領 第 1 目的本事業は, 地域猫活動に取り組む市町村や地域を茨城県が支援することにより, 県内に地域猫活動を普及 定着させ, 飼い主のいない猫の適正管理を図り, 快適な生活環境の保持増進に寄与することを目的とする 第 2 用語の定義この要領における用語

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※本プレスリリースは特定非営利活動法ADRA Japan、特定非営利活動法人難民支援協会、特定非営利活動法人ピース ウィンズ・ジャパンおよび特定非営利活動法人チャリティ・プラットフォームの共同リリースです


3 調査結果 (1) 熊本県庁の対応について ( 熊本県危機管理防災課 ) 地震対応で良好だったと思われる点 ( 以下 熊本県担当者の説明内容を記載 ) 異動による転入者( 初任者 ) でも戦力になるよう 様式等を統制していたこと 異動初日でも初任者が迷わず処理ができるように工夫していたこと 時系列

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4:10 防災科学技術研究所第 2 回災害対策本部会議を開催 各班による状況報告による情報共有等を実施 9:34 防災科学技術研究所第 3 回災害対策本部会議を開催 各班による状況報告による情報共有等を実施 11:50 防災科学技術研究所職員が熊本県庁 ( 熊本県災害対策本部 ) に到着 16:00

家屋の被害状況 被害の状況 県名全壊半壊一部損壊 熊本県 8,528 棟 20,303 棟 84,125 棟 大分県 2 棟 61 棟 2,345 棟 宮崎県 - 2 棟 20 棟 福岡県 - 1 棟 230 棟 熊本県内 一般廃棄物処理施設の被害状況 平成 28 年 5 月 29 日現在 平成 2

大規模災害時における罹災証明書の交付等に関する実態調査-平成28年熊本地震を中心として-

平成 28 年熊本地震における対応 平成 28 年熊本地震 ( 前震 :4/14 本震 :4/16) において 電力 ガス等の分野で供給支障等の被害が発生 関係事業者が広域的な資機材 人員の融通を実施するなど 迅速な復旧に努めた結果 当初の想定よりも 早期の復旧が実現 また 復旧見通しを早い段階で提

第 1 章熊本地震の概要 執筆 : 阿部直樹 ( 国立研究開発法人防災科学技術研究所 ) 1-1 熊本地震動の概要 2016 年 4 月 14 日 21 時 26 分頃 熊本県熊本地方の深さ約 11km を震源とする M6.5 の地震が発生し 熊本県上益城郡益城町において震度 7を観測した また約

の復旧状況に関する長期的な見通しを可能な限り明らかにしながら 復旧の段階に 応じた役割の分析を行う 5) 交通事業者ヒアリング調査沿線地域に関係する交通事業者 ( 鉄道事業者 2 社 バス事業者 2 社 タクシー事業者 2 社その他 ) に聞き取り調査を行い 定性的な利用特性や地域の公共交通の問題点

た ( 派遣員数 4 名 ) (2) 全国知事会は 大分県等と連携しながら 引き続き情報共有に努めるとともに 各都道府県に対し 知事会の対応状況等を連絡することとしている (3) 全国知事会は 被災市町村と支援県によるカウンターパート方式による支援を決定 (4) 熊本県への救護班の派遣について 36

熊本地震の概要 発生日時 :4 月 14 日 ( 木 )21 時 26 分震源地 : 熊本県熊本地方 ( 北緯 東経 ) 震源の深さ :11km地震の規模 : マグニチュード6.5 各地の震度 : 震度 7 益城町震度 6 弱玉名市 西原村 宇城市 熊本市 発生日時 :4 月

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( 平常時の情報共有 ) 第 5 条九州 山口 9 県は 発災時に災害廃棄物の処理に係る支援を迅速かつ効率的に行うため 平常時にあらかじめ 次の情報について相互に情報交換を行うものとする 一仮設トイレの設置業者 し尿収集運搬業者及び関係団体等の情報二災害廃棄物 ( し尿を除く ) の収集運搬業者 処

日頃から 災害時のあなたの地域の避難所 ( 小 中学校など ) と 避難場所 ( 江戸川河川敷や荒川河川敷など ) を覚えておきましょう 動物は本能で安全な場所に逃げると考えるのは間違いです ペットは世話をしてくれる人がいないと生きていけません 災害時にペットを置き去りにしたり むやみに放したりしな

B2 四日市大学犬猫殺処分をゼロにできるのか!? 犬猫殺処分をゼロにできるのか!? 分科班 ( 大西中村北川宮崎上野荒木 ) はじめに 日本の現状 国内での取り組み ( モデル地区 熊本 大阪アーク ) 海外の事例 ( ドイツ ) 犬猫殺処分をゼロにできるか 1 はじめに私たちは 2014 年 6

事務連絡平成 24 年 4 月 20 日 都道府県各指定都市介護保険担当主管部 ( 局 ) 御中中核市 厚生労働省老健局総務課高齢者支援課振興課老人保健課 大規模災害時における被災施設から他施設への避難 職員派遣 在宅介護者に対する安全確保対策等について 平成 23 年 3 月 11 日に発生した東

Microsoft PowerPoint 「平成28年熊本地震活動記録(第17報) 案-2.pptx

角田徹副会長日赤や各医療救護班が展開し活動しているために 東日本大震災の時のような現場での医療活動はほとんどなかった 今後は 地域医療への引き継ぎに際してのコーディネーター役 並びに現地医療機関の手が回らない分野の医療的補助 ( 巡回 往診 福祉避難所等 ) が主と思われる 今後の南阿蘇村の地域医療

計画の基本方針


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人的応援 研修 訓練の実施 県受援マニュアル及び災害時緊急連絡員活動マニュアルを踏まえた研修 訓練の強化 () マニュアルに基づく研修 訓練県が策定する 応援職員における奈良県への受入及び市町村への短期派遣マニュアル 及び 災害時緊急連絡員活動マニュアル に基づき 災害時に役立つ実働的な訓練や研修を

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災害救助法による応急救助の実施概念図

新規文書1

動物愛護事業

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避難所講演資料

この冊子は 災害時におけるペットの救護対策ガイドライン の内容から ペットを飼養している方々がご利用出来る内容を抜粋したものです 全文は環境省のホームページからダウンロードできます どうぞご利用ください

1 はじめに 3 2 避難所生活におけるペットの存在 4 3 ペットの受け入れの決定 5 4 避難所での受け入れ 6 (1) 動物受け入れ簿の作成 6 (2) 飼育場所の設置 9 (3) 飼育管理ルールの作成 10 (4) 情報の掲示 12 5 動物救護活動 13 2

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東日本大震災における被災動物対応記録集

- 1 -

2016年(平成28年) 熊本地震

累積火災件数 本震震最大震度 6 強の揺れを伴う地震の発生日時前累積火災件数 最大震度 7 の揺れを伴う地震の発生日時 0 4/14 4/15 4/16 4/17 4/18 4/19 4/20 4/21 図 地震の発生日時と火災の出火推定日時の関係

(2) 令和元年地価調査結果の概要 Ⅰ 調査目的等 地価調査は 地価公示と併せて一般の土地取引の価格に対する指標及び公的土地評価の基準等となるものであり 毎年 1 回 7 月 1 日現在の県内の基準地価格を判定し 公表している 基準地数 :482 地点 ( 住宅地ほか :467 地点林地 :15 地

ページ 2 大の男が号泣するとき 通訳 / 翻訳家 ノーマンテイラー邦子 今夏 神奈川県保護センターの丘から眺めた美しい緑の山々はもうすっかり冬景色でしょうか 皆様はお元気 でお過ごしですか 日本は年の暮れは社会鍋が出てくるように記憶していますが イギリスでもクリスマスの季節はチャリティ 機関の稼ぎ

4 被災生活の環境整備主な修正概要 避難所毎に運営マニュアルを作成し 避難所の良好な生活環境を確保するための運営基準等を明確にしておく 避難所運営マニュアルの作成 訓練等を通じて 住民の避難所の運営管理に必要な知識の普及に努める 県 DMAT( 災害時派遣医療チーム ) の活動終了以降の医療提供体制

280428能発0428第8号(1)

第3回検討会_質の向上WG検討状況報告

1. はじめに ➊ 2. 民間賃貸住宅の段階的活用と整理の必要性 ➋ (1) 建物被害に応じて段階的に提供した民間賃貸住宅 (2) 被災者の属性に応じて提供するべき 一時避難生活場所 と 代替住宅 図表 1 ( 一時避難生活場所含む ) と代替住宅 熊本県の例 3. 被災者支援内容の明確化と弾力的な

Transcription:

参考資料 平成 28 年熊本地震に関する 環境省のペット救護対策の経緯について

特に年の記載がない限り 以下に記す日付は平成 28 年のもの 平成 28 年熊本地震に関する環境省のペット救護対策の経緯について ~ 被災者の心のケアのための被災ペット対策について~ 1. 東日本大震災等を踏まえて事前に用意していた事項 動物愛護管理法に基づく基本指針や 各自治体が定める地域防災計画等において 災害発生時におけるペットの同行避難 ( ) に努める旨を記載 飼い主が飼育するペットを同行し 避難場所まで安全に避難することであり 避難所へ行くことではない 環境省が東日本大震災の経験を踏まえて策定 周知している 災害時におけるペットの救護対策ガイドライン ( 平成 25 年 ) において 同行避難や避難所でのペットの受入れ等を推奨 2. ペット救護対策において課題となった事項及び課題への対応 ( 概要 ) ( 避難所等における実態把握の必要性 ) 地震直後 避難所の状況 同行避難の実態について十分な情報が得られなかったため 環境省本省からの職員を派遣 (4 月 19 日 ~7 月 8 日 )(3.(1) 参照 ) 九州各県等からの行政獣医師の避難所巡回 (4 月 26 日 ~5 月 1 日 )(3.(2) 参照 ) 等により 実態を調査 ( 一時預かりのための体制整備 ( 初期対応 ) の必要性 ) 一方 地震発生以降 ペットの飼育が困難な飼い主からペットの一時的な無償での預かりが必要となったが 本格的な運用開始までには時間を要した 環境省の支援の下 熊本市では 動物愛護センターが 健康上の理由等により飼育困難な飼い主を対象に(5 月 9 日 ~10 月 31 日 ) 益城町では 新たに整備した避難者用のペット飼育専用施設において(5 月 16 日 ~10 月 31 日 ) 一時無償預かりを開始 (3.(3) を参照 ) なお 熊本県獣医師会では 災害救護対策本部を設置し 相談コーナーを設け 4 月 23 日からペットの一時預かりについての相談を開始 基本的には有償だが 5 月 1 日より 日本獣医師会が配布する診察補助券 (1 万円 ) を利用できる ( 仮設住宅におけるペット受入れの必要性 ) 中長期的には 避難者が仮設住宅においてペットと一緒に住める必要があるため 仮設住宅が整備される市町村に対し ペットと一緒に住める仮設住宅の確保を直接要請 (5 月 3 日 : 環境大臣が熊本市長 益城町長に要請 5 月 12 日 ~26 日 : 熊本県と共同での巡回等により 13 市町村 ) (3.(4) 参照 ) これらの市町村では 応急仮設住宅におけるペットの飼養が認められ既に入居が始まっているが

みなし仮設住宅では飼育不可のケースが多い 甲佐町に 入居者用に 11 基のケージを提供 ( 一時預かりのための体制整備 ( 中長期的対応 ) 等の必要性 ) 一時預かり等のための体制強化に向け 熊本県 県獣医師会 熊本市による 熊本地震ペット救護本部 の設置 (5 月 27 日 ) を支援 (3.(6) 参照 ) 同本部には 6 月 3 日 ( 一社 ) 九州動物福祉協会も加入し 大分県九重町にある同協会が運営する九州災害時動物救援センターが 被災ペットの預かり所として利用出来ることとなった (11 月 4 日当時 犬 16 頭 猫 12 頭 計 28 頭預かっている ) 3. 被災ペット対策 ( 詳細 ) (1) 職員等の派遣 丸川大臣が 熊本市動物愛護センター グランメッセ熊本 益城町総合運動公園を視察 熊本県知事 熊本市長等と意見交換 (5 月 3 日 ) 井上副大臣 鬼木政務官が熊本県 福岡県を視察 熊本県知事 熊本副市長 福岡副市長等と意見交換 (5 月 11 日 ) 環境本省の動物愛護担当職員等から延べ 21 名派遣 (4 月 19 日 ~7 月 8 日 ) 熊本市及び益城町内の避難所 県動物管理センター 熊本市動物愛護センター等において同行避難の状況等を調査 ( 日本獣医師会現地派遣チームとも協力 )(4 月 20~22 日 ) 被災ペット対策実施のための現地調査 自治体等の関係者との意見交換等に従事 熊本県庁内現地対策本部のリエゾンとして延べ4 名派遣 (4 月 28 日 ~5 月 29 日 ) 被災ペット対策に関し 現地対策本部との連絡調整等に対応 (2) 避難所における被災ペット対策 福岡県獣医師会緊急獣医療派遣チーム VMAT が現地調査 (4 月 17~19 日 ) これを踏まえ 日本獣医師会が益城町避難所等を調査 (4 月 20~22 日 ) 大分県によれば 避難所等でペットの問題は生じていない (4 月 18 日 ) 環境省派遣職員が確認した限り (4 月 20~21 日 ) 避難所で被災者はペットと同行避難し 敷地内へのペットの受入れが認められている ( ペットを同じ室内に置くことまで認められるかは施設による )( 1) 1 後述の九州山口災害時救護応援協定に基づく自治体派遣職員による調査 ( 後述 4 月 26 日 ~5 月 1 日 ) においても同様 ただし 多くの避難所でペット同行避難者が車中泊等に移行したため その実態把握は困難とのこと 環境省派遣職員が確認した限り (4 月 20 日 ) 益城町総合体育館( 町内最大の避難所 ) では ペットは飼い主と共に屋内で生活 調査時点ではトラブルは生じておらず ペットシーツやフード等の資材も足りている 日本獣医師会が全国の獣医師会に対し 被災した熊本県獣医師会や被災者のペット対策について支援を要請 環境省は 九州 山口 9 県災害時愛護動物救護応援協定 ( 平成 25 年締結 以下 九州ブロック

協定 ) の加盟各県に対し 事務局である福岡県を通じ 熊本県への応援職員 ( 獣医師 ) の派遣を要請 これにより 九州沖縄各県及びその政令指定都市から派遣された獣医師の応援職員 (1 日当たり約 16 名 ) が熊本の避難所を巡回 (4 月 26 日 ~5 月 1 日 ) ペット同行避難の状況確認 環境の改善 不足物資の調達等を実施 環境省派遣職員は全体調整やとりまとめを対応 環境省派遣職員は 阿蘇保健所を通じ 南阿蘇村及び西原村の情報を収集 西原村は現地調査の結果 建物内にペットが入れないため屋外のテントにペットを収容している旨を確認 南阿蘇村では 特段の情報無し (5 月 9 日 ) 環境省は 熊本市が避難所を再編する際にペットの屋内受入れが可能となるよう ペット用ケージ 120 基を同市に提供 (5 月 11 日 ) 環境省は 益城町総合運動公園において 避難者のペット飼育専用施設の整備を支援 ( 冷房付コンテナハウス 3 基 ケージ 50 基 ) 5 月 16 日から 10 月 31 日まで受入れた (1 日最大で犬 30 頭 猫 13 頭受入れ ) 環境省は 益城町の新たな避難所である熊本県民総合運動公園陸上競技場 ( うまかな よかなスタジアム ) 内におけるペット飼育専用施設の整備を支援 他の避難所においてもペットの飼育用スペースの確保や適正な管理のため 必要な資材等があれば その調達等を支援 (3) 被災ペットの一時預かり 熊本県獣医師会は 熊本県獣医師会災害救護対策本部 ( 以下 災害救護対策本部 ) 設置 (4 月 22 日 ) ペットの一時預かりを含め相談受付を開始(4 月 23 日 ) 環境省においても 災害救護対策本部による相談受付に関連する情報を 省の twitter や Facebook を通じ発信 (4 月 22 日 ) 日本獣医師会は 診察補助券を被災者に配布 (5 月 ~) し 一時預かりも実施 ( 診察補助券は最大 3000 枚の発行を予定 ) 環境省は 自治体等と連携し 緊急的な一時預かりのための体制を整備 熊本市では 避難者の健康上の理由等により一時無償預かりするための体制を市の動物愛護センターと合同で整備 (5 月 9 日 ~10 月 31 日 ) 益城町では 総合運動公園の指定管理者(YMCA) 等と合同で避難者のペットの飼育専用施設での一時無償預かり体制を整備 (5 月 16 日 ~10 月 31 日 ) 熊本地震ペット救護センター において被災者のペットの預かりを実施 (4) 仮設住宅におけるペットの受入れに向けた対策 丸川環境大臣が ペットと一緒に住むことの出来る仮設住宅の整備を熊本市長及び益城町長に直接要請 (5 月 3 日 ) 熊本県と共同で同県内の市町村を巡回等し ペット同伴が可能な仮設住宅の整備を直接要請 (5 月 12~26 日 詳細 : 益城町 嘉島町 甲佐町 (12 日 ) 宇土市(13 日 ) 西原村 宇城市 御船町 (16 日 ) 南阿蘇村(17 日 ) 大津町 山都町(18 日 ) 氷川町 阿蘇市(23 日 ) 菊陽町(26 日 ) ) これらの市町村では 応急仮設住宅において ペットとの同居を可能とする運用が行われた 環境省は 甲佐町に 要望に応じてケージ 11 基を提供済み (6 月 3 日 ) 自治体から要望があれば 熊本地震ペット救護対策本部 と協力して仮設住宅入居時にケージ等の

資材を提供する旨 関係自治体に情報提供 (5) 震災による迷子のペット等への対策 熊本県及び熊本市は 迷子ペットを保護し ホームページ (HP) での情報提供により飼い主への返還等を実施 ( 2) 2 7 月 13 日時点で 犬 452 頭中 返還 173 頭 譲渡 147 頭 死亡 1 頭 猫 715 頭中 返還 7 頭 譲渡 342 頭 死亡 29 頭 環境省は 省 HP からこれら HP へリンクを設け 飼い主への返還を促進 熊本市動物愛護センターは震災前から多数の犬猫を収容しており 迷子ペット収容のためのスペースを確保する必要 このため 環境省の調整の下 譲渡に適した約 30 頭の犬猫を近畿 中四国の自治体の動物愛護センター等に譲渡 (4 月 27 日 28 日 ) 全国ペット協会及び全国ペットパーク推進協議会の協力を得て搬送 (6) 被災地におけるペット対策の体制の強化その他の対応 九州ブロック協定に基づき 福岡県及び佐賀県から熊本県にペット用支援物資を搬送 (4 月 16 日 17 日 ) ( 一財 ) ペット災害対策推進協会は 寄附金を募集 (4 月 20 日 ~) 環境省は twitter や Facebook を通じ ペットを連れ車中泊している避難者に エコノミークラス症候群の予防について呼びかけ (4 月 20 日 21 日 ) 環境省は 熊本県獣医師会から要請された仮設のペット相談所用テント2 張りを 日本愛玩動物協会の協力の下 県獣医師会に提供 (4 月 22 日 ) 災害救護対策本部がペット相談コーナーを設置し (4 月 23 日 ~ グランメッセ熊本 4 月 24 日 ~ 熊本市役所 ) 負傷した被災動物の応急手当 被災動物の一時預かり等の相談を受付(4 月 23 日 ~) 環境省は 義援金の募集や物資の供給等が円滑に進むよう運営等を積極的に支援 熊本市動物愛護センターでは多くの市民が支援物資の受取りに来ており 物資の整理に苦労しているため 全国ペット協会の協力を得つつ 人材派遣 物資搬入等に対処 (4 月 29 日に物資搬入 ) 一時預かり等の体制の強化に向け 熊本県 熊本市 熊本県獣医師会による 熊本地震ペット救護本部 の立ち上げ (5 月 27 日 ) を支援 11 月 4 日まで対策会議 13 回を開催し 一時預かり犬猫等の検討 (7) 調査 ヒアリング等 今回の地震において概ね避難所までのペットとの同行避難は行われていたものの その後の対応は避難所ごとに異なり 被災者が対応に苦慮したとの指摘があったことから 今回の地震の経験を今後の自然災害対応に活かすため 益城町でペット飼育専用施設の利用者及び NPO の設置したペット同伴テントを利用していた避難者等を対象に実態把握のためのヒアリング調査を6 月 29 日から 7 月 3 日にかけて実施 ( 回答 48 世帯 ) また 仮設住宅で生活されている方に対するヒアリング調査を 12 月 27 日に実施 ( 回答 6 世帯 ) 熊本地震において ペット同伴の被災者や被災ペットの受入れを行った施設の設置 運営に係る団体 5 団体についてヒアリング調査を実施 (10 月 27 日 ~ 平成 29 年 1 月 19 日 ) 熊本県内の被災自治体 団体等の協力を得て 熊本地震対応記録集の作成に着手 地元関係者や有

識者 6 名からなる記録集作成委員会を設置し 3 回の検討会を開催し 記録集の草稿を取りまとめた ( 参考 ) 熊本地震発生から約 2ヶ月間の経緯 ( 主に環境省に関わるもの ) 4 月 14 日 ( 木 ) 熊本県熊本地方を中心とする地震が発生 ( 前震 ) 4 月 15 日 ( 金 ) 環境省が熊本県及び熊本市の被害状況の確認及び連絡体制を確保 4 月 16 日 ( 土 ) 熊本県熊本地方を中心とする地震が発生 ( 本震 ) 4 月 16 日 17 日九州 山口 9 県災害時愛護動物救護応援協定に基づき福岡県及び佐賀県が 熊本県にペット用支援物資搬送 4 月 17 日 ( 日 ) 福岡県獣医師会の緊急獣医療派遣チーム (VMAT) が現地調査を実施 (19 日まで ) 4 月 18 日 ( 月 ) 環境省が ( 公社 ) 日本獣医師会及び ( 一財 ) ペット災害対策推進協会と震災対応について情報交換 4 月 19 日 ( 火 ) 被災ペットの対応のため 環境省が動物愛護管理室職員を熊本に派遣開始 4 月 20 日 ( 水 ) 環境省と日本獣医師会の派遣職員が合同で 現地調査を実施 (22 日まで ) ( 一財 ) ペット災害対策推進協会が寄付金の募集を開始環境省が Facebook 等を通じ 犬を連れて車中泊している避難者に対し エコノミークラス症候群の予防について呼びかけ 4 月 22 日 ( 金 ) 熊本県獣医師会が災害救護対策本部を設置環境省は日本愛玩動物協会の協力の下で 熊本県獣医師会からの要請による ペット相談所用の仮設テント 2 張りを提供 4 月 23 日 ( 土 ) 災害救護対策本部がペットの相談窓口をグランメッセに設置し ペットの一時預かり等の相談窓口を開設 4 月 24 日 ( 日 ) 災害救護対策本部がペット相談窓口を熊本市役所に設置 4 月 25 日 ( 月 ) 九州 7 県 2 市からなる 行政獣医師を避難所等の被災ペットへの対応ために熊本へ派遣するため 環境省が全体を調整 4 月 26 日 ( 火 ) 九州各県市より派遣された行政獣医師のチームが避難所の巡回を開始 (5 月 1 日まで ) 4 月 27 日 ( 水 ) 環境省が熊本市の迷子ペット対策が促進されるよう 近畿中四国各府県市 全国ペット協会及びペットパーク流通協会の協力を得て 熊本市動物愛護センターが震災前から収容している犬猫約 30 頭の移送を開始 (~28 日 ) 4 月 28 日 ( 木 ) 熊本県庁内の現地対策本部のリエゾンとして環境省が職員を派遣し 被災ペット対策に関しては現地対策本部との連絡調整等に対応 4 月 29 日 ( 金 ) 避難所等において要望のあったペット用物資を全国ペット協会の協力を得て搬入 5 月 1 日 ( 日 ) 九州 7 県 2 市からの行政獣医師による避難所等の被災ペットへの巡回対応が完了日本獣医師会が診察補助券を被災者に配布し ペットの一時預かりも支援 5 月 3 日 ( 火 ) 丸川環境大臣が 熊本市 益城町において現地調査を実施 熊本県庁において熊本県知事と意見交換を行った他 熊本市動物愛護センター ( 熊本市長同行 ) グランメッセ熊本 益城町総合運動公園において被災ペット対策の状況を確認し 関係者と意見交換 熊本市と益城町にペット同伴可能な仮設住宅の整備を要請 5 月 9 日 ( 月 ) 熊本市が被災ペットの緊急一時預かり ( 健康上の理由等による ) を開始

益城町が総合運動公園の指定管理者と合同で ペットの一時預かりのための施設整備に着手環境省が熊本市の避難所再編にあわせてペットの屋内受入れを可能にするのを支援するため ペット用ケージ 120 基を調達し発送 5 月 10 日 ( 火 ) 環境省が熊本地震 被災ペット対策の支援に関する第 1 回情報交換会を東京で開催 ( ペット関連 16 団体 協会等 ) 5 月 11 日 ( 水 ) 井上環境副大臣 鬼木政務官が熊本県 福岡県を視察 熊本県知事 熊本市長 福岡市副市長等と意見交換 5 月 9 日に発送したケージ 120 基を熊本市に提供 5 月 12 日 ( 木 ) 必要な資材を支援するため 県と共に市町村を調査 同時に益城 嘉島 甲佐町でペットの受入れについて協議 以降 10 市町村で応急仮設住宅でのペットの飼育について要請 (5 月 26 日まで ) 5 月 13 日 ( 金 ) 現地動物救護本部を立ち上げるための会議を熊本県獣医師会で開催 ( 熊本市も参加して毎週金曜に情報交換会を定例化 ) 5 月 14 日 ( 土 ) 益城町総合運動公園のペットの飼育専用の一時預かりの施設が完成 5 月 15 日 ( 日 ) 益城町総合運動公園のペットの飼育専用の一時預かりの施設の内覧会を開催 5 月 16 日 ( 月 ) 上記施設 ( 冷房付きコンテナハウス 3 基 ケージ 50 基 ) の運用を開始 5 月 17 日 ( 火 ) ペットの飼養が可能な仮設住宅の必要性を説明して建設を要請 依頼するため 県と共に市町村を巡回訪問 5 月 20 日 ( 金 ) 自治体 獣医師会と協力して現地支援のための調査 意見交換 5 月 25 日 ( 水 ) 自治体 獣医師会と協力して現地支援のための調査 意見交換 (27 日付けで熊本地震ペット救護本部の立ち上げを決定 ) 5 月 26 日 ( 木 ) 環境省が熊本地震 被災ペット対策の支援に関する第 2 回情報交換会を東京で開催 ( ペット関連 16 団体 協会等 ) 5 月 27 日 ( 金 ) 熊本県 熊本市 熊本県獣医師会が熊本地震ペット救護本部を立ち上げる 6 月 2 日 ( 木 ) 第 2 回熊本地震ペット救護本部打ち合わせ会議開催 6 月 3 日 ( 金 ) ( 一社 ) 九州動物福祉協会は熊本地震ペット救護本部に加入し 同協会の運営による熊本地震ペット救援センターでの被災ペットの預かりが可能となる要望により甲佐町の応急仮設住宅に 11 基のケージを提供 6 月 5 日 ( 日 ) 緊急預かりの犬 4 猫 3 頭について 熊本地震ペット救援センターでの預かりを開始 6 月 9 日 ( 木 ) 緊急預かりのうち猫 1 頭を熊本地震ペット救援センターへ移送 ( 同センターの合計飼養頭数は犬 4 猫 4 頭 ) 6 月 10 日 ( 金 ) 第 3 回熊本地震ペット救護本部打ち合わせ会議開催 ( この会議から九州災害時動物救援センターの担当が参加 また熊本県動物愛護推進協議会の組織加入が承認された ) 6 月 16 日 ( 木 ) 第 4 回熊本地震ペット救護本部打ち合わせ会議 6 月 17 日 ( 金 ) 熊本地震ペット救護本部が ( 一財 ) ペット災害対策推進協会との連携で募集した寄付金を活用して ( 一社 ) ペット用品工業会の協力により 熊本県へ 50 基のケージと猫用トイレ 30 個を提供

6 月 22 日 ( 水 ) 時点までの取りまとめ