Microsoft Word - 行動計画資料221103_21進捗状況_.doc

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みいかたかにし
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1 京都市動物愛護行動計画の進捗状況 ( 平成 21 年度 ) 1 計画の目的本計画は, 本市におけるこれまでの動物愛護管理への取組を総括し, 今後の動物愛護施策のさらなる充実を図るため, 平成 21 年 3 月に策定したものです本計画では, 従来の動物管理行政から動物愛護行政へのステップアップ獣医師会, 動物取扱業者, 動物愛護団体, 市民, 行政など関係するすべての人々による取組及び計画策定からその進行管理, 評価などの各段階における情報公開と市民参加の推進などの新たな視点を加え, 本市特有の都市環境や地域事情に即したより具体的な施策等を策定したものです 2 計画期間平成 21 年度から平成 30 年度までの 10 年間 3 施策及び数値目標本計画の目標を定めるにあたり, 施策推進の方向性を明確にするため3つの施策目標を掲げ, その目標の達成に向けた様々な取組を充実させていきますまた, その施策の達成状況を的確に評価するため5つの具体的な数値目標を定めました 3つの施策目標 1 殺処分数の大幅な減少 2 事業者の社会的責任の徹底 3 人と動物のよりよい関係づくり 5つの数値目標目標項目目標値基準値 ( 平成 30 年度目標 ) ( 平成 19 年度実績 ) 犬猫の殺処分数 960 頭 (60% 減 ) 2,404 頭犬の引取数 90 頭 (50% 減 ) 178 頭猫の引取数 880 頭 (60% 減 ) 2,196 頭失踪及び保護犬の飼主の判明率 65% 52% 失踪及び保護猫の飼主の判明率 40% 23% 1

2 4 施策及び数値目標の達成度 (1) 犬猫の殺処分数について殺処分数は, 平成 19 年の2,404 頭に比べ平成 21 年度は1,968 頭と436 頭の減少となりました犬は75 頭, 猫は361 頭減少し, 猫の殺処分数は全体の93% になります猫の殺処分数のうち子猫が9 割近くを占めます 19 年度 20 年度 21 年度 30 年度犬猫 2,196 1,867 1,835 合計 ( 指数 ) 2,404 (100) 2,026 (84) 1,968 (82) 960 (40) 3,000 2,500 2,000 猫犬 1,500 1, H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 (2) 犬の引取数 19 年度 20 年度 21 年度 30 年度成犬子犬合計 ( 指数 ) 178 (100) 134 (75) 140 (78) 90 (50) 犬の引取数成犬子犬 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 2

3 (3) 猫の引取数 19 年度 20 年度 21 年度 30 年度成猫子猫 1,844 1,666 1,596 合計 ( 指数 ) 2,115 (100) 1,822 (86) 1,792 (85) 880 (40) 猫の引取数 2,500 成猫子猫 2,000 1,500 1, H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 (4) 失踪及び保護犬猫の飼い主の判明率 19 年度 20 年度 21 年度 30 年度犬猫施策の具体的な取組状況 (1) 飼主責任の徹底避妊去勢手術の助成 19 年度 20 年度 21 年度犬猫 [ 避妊去勢手術助成の内訳と予算総額 ] ( 単位円 ) 犬オスメス猫予算総額年度 5,000 6,000 3, 万 21 年度 4,000 5,000 3, 万 3

4 1 終生飼養の徹底飼主からの犬猫の引取り手数料を徴収するようにしました (21 年 4 月 ) 成犬成猫 :2,000 円 /1 頭子犬子猫 :2,000 円 /10 頭まで京都府警と連携して猫の遺棄防止ポスターを作成し, 各区に配布しました ( 平成 21 年度 1,000 枚 ) 猫の引取り数が全体の9 割を占めていることから, 犬への避妊去勢手術助成額を減額し, より多くの猫に手術が出来るように制度を見直しました 2 登録狂犬病予防注射接種率の向上犬の登録狂犬病予防注射については, より市民が利用しやすい登録と注射の実施方法や内容等について ( 社 ) 京都市獣医師会と協議しながら進めてきました登録狂犬病予防注射実績 19 年度 20 年度 21 年度登録件数 5,542 4,942 4,715 注射件数 ( 実施率 ) 41,250 (75.7%) 41,460 (74.1%) 41,929 (74.4%) 実登録頭数 54,453 55,922 56,340 狂犬病予防集合注射実績 19 年度 20 年度 21 年度登録件数注射件数 17,128 15,741 15,320 犬鑑札及び注射済票のデザインを変更しました (21 年 4 月 ) 注射接種率は21 年度が74.4% で過去 3 年間大きな変動はありません狂犬病予防集合注射の実施頭数を増やすために休日に実施日を設定しました 4

5 3 咬傷事故の未然防止の徹底犬の飼い主の社会的責任について十分な自覚を促すとともに, 係留方法や犬のしつけ方の適正な飼養管理用方法について啓発を行う咬傷事故の発生件数 19 年度 65 件 20 年度 53 件 21 年度 39 件人を咬んだ犬の飼い主には, 家庭動物相談所が事故の再発防止を指導してきました 4 迷惑問題の防止の徹底犬猫の苦情件数犬猫の不適切な飼育や取扱による糞の放置, 鳴き声, 臭い等の迷惑問題に対して, 適正な飼育管理方法の啓発及び指導を推進する 19 年度 20 年度 21 年度犬猫 1,238 1,327 1,470 犬の糞の始末啓発プレート製作数 19 年 1,750 枚 20 年 1,180 枚 22 年 950 枚保健センターに寄せられる犬猫の苦情に対しては, 飼い主等への適正な飼い方等の指導を行ってきましたまた, 苦情が発生している地域には家庭動物相談所による広報活動を行うことで適切な飼養管理の啓発を行いました猫が敷地に侵入してくる対策の1つとして, 猫が嫌がる超音波を発生する機械を各保健センターに配備し, 希望者に貸出を行いました犬の糞の放置が問題になっている地域には, 啓発プレートを掲示し, 啓発に努めました 5 猫の室内飼育の勧奨猫の屋外飼育による苦情時に, 飼育者に対して猫の屋内飼育の奨励を行いました 5

6 6 特定動物所有者の社会的責任の徹底人の生命, 身体又は財産に害を加えるおそれがある動物として政令で定める特定動物の飼養又は保管については市長の許可が必要となっており, 本市においては動物園や大学などに許可している特定動物の飼育状況 18 施設において73 種類の動物に許可している (21 年度末現在 ) 特定動物の種類 : サル, ワニ, ヘビ, カメ等 (2) 保護収容動物等の返還, 譲渡の推進保護収容した動物のほとんどが連絡先等の所有者明示がされていないことから, マイクロチップ等の個体識別措置の利点についてパンフレット等を作成し広く啓発するとともに, 家庭動物相談所のホームページに掲載し,1 頭でも多くの犬猫が飼い主のところに戻るように努めますまた, 収容した犬猫に生存の機会を増やすよう譲渡を推進します犬猫の譲渡頭数 19 年度 20 年度 21 年度犬猫家庭動物相談所ホームページによる情報提供家庭動物相談所のホームページによる業務紹介や適正飼育に関する啓発等の情報提供を開始しました 2 個体識別明示の徹底犬鑑札及び注射済票のデザインを変更し, 装着しやすくしました 3 猫の譲渡手法の確立猫の譲渡事業を実施し,41 頭の猫の譲渡を行いました 6

7 4 ( 社 ) 京都市獣医師会との連携による負傷動物の治療等の検討負傷動物の治療について ( 社 ) 京都市獣医師会と検討してきました (3) 所有者不明猫対策の推進 1 所有者不明猫への無責任なエサやり行為防止に向けた取組 2 避妊去勢手術の推進 ( 所有者不明猫への拡充 ) まちねこ活動支援事業の実施に向けて ( 社 ) 京都市獣医師会と検討してきました 2 事業者の社会的責任の徹底市民がペット頭動物を購入する際の窓口となる動物取扱業者等の法的な義務と社会的責任について徹底させます (1) 動物取扱業 1 定期的な監視指導と不適正業者への厳正な対応 21 年度新規登録施設 : 17 施設登録施設総数 :373 施設 (21 年度末現在 ) 内訳販売保管貸出訓練展示不適切な業者には家庭動物相談所から指導を行いました (6 施設 ) 2 動物の販売時等の説明責任の徹底動物取扱業者の登録時に, 購入者への事前説明を義務として適切に行うように指導しました 3 動物取扱責任者に対する講習会の実施動物取扱業者は, 選任した全ての動物取扱責任者に市長が開催する動物取扱責任者研修を1 年に1 回受けなければならないとされている動物取扱責任者講習会を開催しました 21 年度 :5 回開催, 合計 345 人受講 ( 受講率 94%) 7

8 (2) 実験動物産業動物の適正な取扱 1 実験動物施設における飼育状況の把握と指導の推進特定動物の許可申請時に実験動物の飼育状況の把握をするとともに, 適正な取扱を啓発しました 2 産業動物の関係部局と連携した指導の推進畜舎から発生する臭い等について, 保健センターが産業動物の所管である産業観光局と連携して指導しました 3 人と動物のよりよい関係づくり (1) 動物愛護啓発施設を核とした啓発事業の実施 1 市民がいつでも利用できる動物愛護の基幹施設としての機能の整備充実家庭動物相談所で, 犬猫の譲渡を行いました同施設等において, 犬のしつけ方教室を行いました開催日平成 21 年 11 月 6,13,27 日同施設において, 犬猫の慰霊式を行いました開催日平成 21 年 10 月 6 日参加者一般市民, 愛護団体, 行政関係者 2 同施設を利用したしつけ方教室等の定期的な開催しつけ方教室を開催しました a ガイダンスセミナー開催日平成 21 年 10 月 30 日参加人数 49 組 52 人 b 実技講習開催日平成 21 年 11 月 6,13,27 日参加組 16 組 3 ワーキングドッグ等の人間社会に必要とされる動物の普及啓発子ども動物愛護講座を開催し, ワーキングドッグの啓発を行いました 8

9 (2) 教育機関等との連携による動物愛護教育の実施 1 学校教育現場での講習会等の実施教育委員会が,( 社 ) 京都市獣医師会の協力で小学校での動物愛護授業を実施しました 2 動物園と連携した動物愛護の普及啓発動物園で動物愛護習慣事業を開催しました 3 子どもを対象とした動物とのふれあい講座等の開催子ども動物愛護公開講座を開催しました開催日平成 21 年 8 月 18 日会場ハートピア京都参加者 27 人 ( 子ども12 人を含む ) 内容動物の体のしくみ, 動物とのふれあい方の実演 (3) 災害時対策 1 災害マニュアルの作成と周知災害時の被災動物の収容等の救護体制を確立するためのマニュアル作成の検討を始めました 2 関係機関との協力体制の構築警察や ( 社 ) 京都市獣医師会等の関係機関との協力体制の確立に向けて検討してまいります (4) 感染症対策 1 動物由来感染症に関する啓発動物由来感染症に関する啓発パンフレットの配布を行いました 9

10 2 発生時に対応できる連絡体制の構築感染症等の発生時に対応できるよう, 関係者間の連絡体制を整備しましたまた, 発生時には各自治体間に連絡ができるよう緊急時連絡体制を整備しました 3 感染症等に関する情報収集と情報発信感染症等に関する情報の収集を行い, 重要な情報については関係部署との共有を図りました ( 例狂犬病, 高病原性鳥インフルエンザ等 ) (5) 人材育成と調査研究の推進 1 動物愛護推進員の拡大と研修会の実施動物愛護施策を地域に根ざした身近な取組として展開していくためには, 地域での協力者である動物愛護推進員の確保が必要であるため, 動物愛護推進員の委嘱を推進してきました (21 年度の動物愛護推進員数 35 人 ) 2 動物愛護に熟知した職員の育成まちねこ活動支援事業の推進のために保健所職員を対象とした研修会を開催しました国等が開催する動物愛護管理研修会に参加しました 3 動物由来感染症等に関する実態調査の実施動物由来感染症に関する情報収集と関係者間で情報の共有を行いました 10

三重県新地震・津波対策行動計画（中間案）130308

三重県新地震・津波対策行動計画（中間案）130308 平成 30 年度三重県動物愛護管理推進実施計画 1 趣旨本実施計画では平成 29 年 5 月に開所した三重県動物愛護推進センターあすまいる ( 以下あすまいるという ) を拠点に進める次の3つの取組を含め平成 30 年度に取り組む内容等を定めます 1 殺処分数ゼロに向けた取組犬や猫の譲渡を進めるとともに飼い主のいない猫の減少に向けた取組や動物愛護教室などの普及啓発活動を行い犬猫の引取り数の減少に取り組みます