第 4 章施設 整備 4.1 施設の現状と整備状況 4.1.1 施設の現状 (1) 経済学部棟 経済学部棟は, 南側の管理研究室棟と北側の演習室棟及びそれらの棟を結ぶ大講義室棟で構成 されている 経済学部全体の建物面積は 6,956 m2であり, その主な内訳は表 4.1 のとおりである 表 4.1 建物面積 部屋等 室当り面積 ( m2 ) 室数 ( 室名 ) 面積 ( m2 ) 大講義室 ( 3 4 7 席 ) 341 1(202 号 ) 341 大講義室 ( 2 6 2 席 ) 249 1(101 号 ) 249 中講義室 ( 1 2 0 席 ) 152 1(201 号 ) 152 中講義室 ( 1 3 0 席 ) 152 2(301.401 号 ) 304 小 講 義 室 ( 6 0 席 ) 70 1(203 号 ) 70 大 規 模 演 習 室 80 1( 第 11 演習室 ) 80 大 規 模 演 習 室 81 1( 第 12 演習室 ) 81 大 規 模 演 習 室 52 2( 第 7.8 演習室 ) 104 小 規 模 演 習 室 26 6( 第 1~6 演習室 ) 156 小 規 模 演 習 室 23 2( 第 9.10 演習室 ) 46 インテリジェント教室 46 1 46 情報処理第一実習室 101 1 101 情報処理第二実習室 53 1 53 情報処理第三実習室 41 1 41 教員研究室 ( 教養教育棟を除く ) 23 52 1,196 就 職 委 員 長 室 13 1 13 就 職 相 談 室 10 1 10 就 職 支 援 室 46 1 46 経済学研究科院生研究室 24 5 144 経済学研究科院生研究室 52 1 52 第 一 会 議 室 102 1 102 第 二 会 議 室 46 1 46 入 試 委 員 長 室 23 1 23 教 育 研 究 支 援 室 631 書 庫 69 6 414 閲 覧 室 125 1 125 資 料 室 23 1 23 事 務 室 69 1 69 情 報 機 器 室 29 1 29 学 生 談 話 室 51 1 51 自 習 室 101 1 101 教 務 委 員 長 室 24 1 24 教 職 員 談 話 室 28 1 28 共用ミーティングルーム 23 1 23 応 接 室 23 1 23 学 生 生 活 委 員 長 室 26 1 26 1
女性用控室 26 1 26 事務室等 603 廊下 ホール トイレ等 1,304 総面積 6,956 ( 出所 : 経済学部総務係資料 ) 平成 19 年度及び20 年度に実施した経済学部棟の耐震工事に伴い, 平成 19 年度には, 経済学部管理研究室棟を改修し 各研究室にビルトイン タイプ書架, 情報コンセント2 基, 共用廊下には学生との連絡やレポート提出用のロッカーを設置した また翌年度の平成 20 年度には 院生研究室棟及び大講義室 大講義室棟の改修を実施し 講義室棟の経年化が進んでいたエレベーターの更新を行なうとともに, 利用者の利便性と安全性を図るためトイレも改修された また, 廊下やホール等にセンサー付きの照明を整備することによって, 節電を図るともに夜間の移動における安全性の確保に努めた また 各建物をつなぐ動線はインターロッキング舗装として 植栽を行い環境にも十分配慮した 4.1.2 施設の管理 運営夜間 (18 時 30 分以降 ) 及び休日については, 通常の出入口 8カ所 (6カ所オートロック 2カ所シリンダ錠 ) で管理している 学生談話室及び自習室については 午後 6 時まで開放している また 院生研究室については 大学院生は午後 10 時まで利用できる 4.1.3 施設 整備の改善状況平成 18 年度以降に改善された施設 整備は次のとおりである (1) 身体障害者の活動を支援する施設 整備 平成 19 年度および20 年度に耐震化工事にともなって, 講義室棟の経年化が進んでいたエレベーターの更新を行なうとともに, 身体障害者の利便性と安全性を図るためトイレも改修された また, 廊下やホール等にセンサー付きの照明を整備することによって, 夜間の移動における安全性を確保した (2) 学生生活や教育を支援する施設 整備 18 年度, 情報処理第 1 実習室に端末 43 台 (OS : Windows XP/Linux), プリンタ1 台を設置した 18 年度 情報処理第 3 実習室に端末 20 台 (OS : WindowsXP), プリンタ1 台を設置した (18 19 年度 ) 19 年度 講義室周辺に無線 LANを設置した (19,20 年度 ) 101 号講義室 201 号講義室 202 号講義室 301 号講義室 401 号講義室のプロジェクター スクリーン及びブラインドを更新した 情報処理第 1 実習室に端末 51 台 (OS : Windows XP), プリンタ2 台を設置した (19~22 年度 ) 情報処理第 2 実習室に端末 20 台 (OS : Windows XP), プリンタ1 台を設置した (19~22 年度 ) 20 年度, 情報処理第 3 実習室にノートPC14 台 (OS : Windows XP) を設置した 21 年度,101 号講義室, 第 11 演習室及び第 12 演習室の机と椅子を更新した 22 年度,, 第 1 演習室から第 8 演習室の机を更新するとともに 第 9 第 10 演習室の机及び椅子を更新した 情報処理第 3 実習室にノートPC16 台 (OS : Windows Vista) を設置した 2
(3) 研究活動を支援する施設 整備 各研究室にビルトイン タイプ書架, 情報コンセント2 基, 共用廊下には学生との連絡やレポート提出用のロッカーを設置した (19,20 年度 ) 研究用機器としてのパソコン等の情報機器は全ての研究室に配備され, いずれもLANを利用できる 各研究室からの電子ジャーナル ( 日経ファイナンシャルクエスト等 ) やSINETへのアクセス環境を整備した 学部棟 1Fの共用印刷室にはコピー機 2 台, 印刷機 2 台, ネットワークプリンタ1 台を設置した (4) 事務活動を支援する施設 整備 平成 19 年度及び20 年度に実施した経済学部棟の耐震工事に伴い, 事務室の改修工事を行い事務活動としての環境を整備した 4.2 教育用施設 設備の現状 4.2.1 講義室ならびに演習室平成 19 年度及び平成 20 年度実施した耐震工事に伴い, 講義室周辺に無線 LANを設置するとともに,101 号講義室 201 号講義室 202 号講義室 301 号講義室 401 号講義室のプロジェクターとスクリーンならびにブラインドを更新した 平成 21 年度は,101 号講義室, 第 11 演習室ならびに第 12 演習室の机と椅子を更新した 平成 22 年度は, 第 1 演習室から第 8 演習室の机を更新するとともに 第 9 第 10 演習室については机に加えて椅子も更新するなど 講義室や演習室の設備の充実に努めている しかしながら 各演習室の冷暖房装置については 経年劣化が発生しており 更新が望まれる 平成 22 年度の講義室の利用状況は表 4.2 のとおりであるが 多様化するカリキュラムに対応して学生が選択できる授業科目が増え, 同じ時限帯に授業科目が重なる事もある そのため, 講義室によっては収容人数や設備機材の関係で割り振りに苦心する場合も生じてきている 表 4.2 講義室及び演習室利用状況 室 名 収容人員 ( 人 ) 週当り利用状況 ( 回 ) 1 0 1 号 講 義 室 258 16 2 0 1 号 講 義 室 120 19 2 0 2 号 講 義 室 347 17 2 0 3 号 講 義 室 54 23 インテリジェント教室 (204 号 ) 30 10 3 0 1 号 講 義 室 130 17 4 0 1 号 講 義 室 130 16 第 1 演 習 室 16 7 第 2 演 習 室 16 6 第 3 演 習 室 16 5 第 4 演 習 室 16 7 第 5 演 習 室 16 9 第 6 演 習 室 16 6 第 7 演 習 室 24 8 第 8 演 習 室 24 8 3
第 9 演 習 室 16 12 第 1 0 演 習 室 16 10 第 1 1 演 習 室 54 18 第 1 2 演 習 室 28 19 4.2.2 情報処理実習室 (1) 概要 ( 出所 : 経済学部学務係資料 ) 経済学部棟には経済学部情報処理第 1 実習室 ( 総合情報処理センター実習室システム F) と経済 学部が運用 管理する第 2, 第 3 実習室の 3 つがある 各々の実習室に設置されている機器は以下の 通りである 情報処理第 1 実習室 (H18 年度 ) 台数 : 端末 43 台 (OS : Windows XP/Linux), プリンタ 1 台 (H19~22 年度 ) 台数 : 端末 51 台 (OS : Windows XP), プリンタ 2 台 情報処理第 2 実習室 台数 : 端末 20 台 (OS : Windows XP), プリンタ 1 台 情報処理第 3 実習室 (H18~19 年度 ) 台数 : 端末 20 台 (OS : WindowsXP), プリンタ 1 台 (H20 年度 ) 台数 : ノート PC14 台 (OS : Windows XP) (H22 年度 ) 台数 : ノート PC16 台 (OS : Windows Vista) (2) 第 1 実習室の現況 (H18 年度 ) この実習室の機器は, 平成 15 年 2 月に総合情報処理センターによるレンタルで設置された 端末はディスクレスで, 起動時にサーバよりイメージファイルをダウンロードして稼動する OSは Windows XPとLinuxのデュアルブートとなっており,Windows 環境で,WWWをはじめ, ワープロ, 表計算, データベース, 電子メール, ウィルス対策ソフト等を備えている (H19 年度 ~) 平成 19 年 4 月, 大分大学基盤情報システム 稼働に伴って更新された 端末は引き続きディスクレスで OSはWindows XPである アプリケーションとしては,Webブラウザ,MS Office, 一太郎, 統計ソフト (SPSS), ウィルス対策ソフト等が利用できる (3) 第 2 3 実習室の現況 (H18 年度 ~) この2つの実習室の機器は, 平成 15 年 3 月に経済学部独自のシステムとして設置された OSは Windows XP で, 第 1 実習室と同様,WWW, ワープロ, 表計算, データベース, 電子メール等を利用できる また, ウィルス対策ソフトや環境復元ソフトの導入により, セキュリティ管理やシステ 4
ム管理の向上を図っている (H20 年度 ~) 起動の都度, アプリケーションをサーバからダウンロード, インストールして利用する仮想アプリケーションシステムを導入した 改修工事に伴い, 一時閉室, 撤去していた第 3 実習室の端末は, これを機に, 既存のノートPC14 台と置き換える (H22 年度 ~) 第 3 実習室のみ,21 年度末に新規導入されたノートPC16 台と置き換える 第 2 実習室については PCを更新できていない状況である (4) 利用状況等第 1 実習室では, 授業 演習のほか, 就職活動等, 課外での自由な利用も認めている 管理上の理由から, 利用時間は原則として平日の9:00~17:00であるが, 大学院生の利用の便宜を図るため, ドアに出入管理装置を設置し, カードキーによる時間外の入室を可能にしている 第 2 3 実習室は 授業 演習等での利用に限っている (5) その他 21 年度末に導入したノート PC(OS:Windows Vista)42 台のうち 第 3 実習室に常設した 16 台を除く 26 台は 授業貸出用として 講義室や演習室での授業に利用されている 4.2.3 教育用機器教育用視聴覚設備の整備状況は, 表 4.3 及び表 4.4 のとおりである 今後は, 教室需要の多様化に柔軟に対応できるよう新たな設備を導入するだけでなく より高機能な設備への更新が求められる また 学務係において保管されている機器についても 更新やより機動性の高いものへと切り替えていく必要がある 表 4.3 視聴覚機材設置状況 講義室 演習室名 機 器 第 101 講義室 パソコン ビデオ DVD 教材提示装置 液晶プロジェクター 第 201 講義室 第 202 講義室 第 203 講義室 ( 遠隔授業システム ) インテリジェント教室 (204 号 ) パソコン ビデオ DVD 教材提示装置 液晶プロジェクター 第 301 講義室 第 401 講義室 第 1,2,3,4,5 演習室 DVD ビデオ テレビ機器 第 6,7,8 演習室 DVD ビデオ テレビ機器 第 9,10 演習室 第 11 演習室 パソコン ビデオ DVD 液晶プロジェクター ( 出所 : 経済学部学務係資料 ) 5
表 4.4 学務係で教育用に保管している機器 機器台数 液晶プロジェクター 6 スクリーン 2 ノートパソコン 3 クリッカ ( 注 ) 1(50) マイク設備 1 ラジカセ 3 ( 出所 : 経済学部学務係資料 ) ( 注 ) パソコンを用いた投票 - 自動集計システム ( 教員の質問に対して学生がリ モコンで回答する ) 用のレスポンスカード ( リモコン ) 4.3 研究用施設 4.3.1 研究室平成 22 年度現在, 教員研究室は52 室 ( 教養教育棟にある研究室を除く ) となっている 平成 19 年度及び20 年度に実施した経済学部棟の耐震工事に伴い, 各研究室にビルトイン タイプ書架, 情報コンセント2 基, 共用廊下には学生との連絡やレポート提出用のロッカーを設置した 4.3.2 研究用備品などパソコン等の情報機器は全ての研究室に配備され, いずれもLANを利用できる 語学系の教員研究室には, 教育研究用途のビデオ テレビ等が設置されている また各研究室からの電子ジャーナル ( 日経ファイナンシャルクエスト等 ) やSINETへのアクセス環境を整備した 学部棟 1Fの共用印刷室にはコピー機 2 台, 印刷機 2 台, ネットワークプリンタ1 台を設置し, 大学院生を含む教員の研究環境のいっそうの充実に努めた 4.4 その他の教育用施設平成 18 年度から平成 22 年度迄に実施した講義室と演習室以外の教育用施設の整備状況は以下のとおりである 就職支援室と 202 号講義室前のホールにカウンターと固定椅子を新たに設置し 学生談話室の机と椅子 ならびに屋外掲示板の更新を行った また 大学院生室にはレーザープリンター, デスク, ライトを設置した 廊下やホールの一部に照度不足によって夜間の移動に困難を来たす個所があったが センサー付きの照明を新たに整備することによって状況の改善が図れた 4.5 評価項目と観点施設 整備において, 教育研究環境の向上への取り組み及び教育研究環境の整備の達成状況の点から, 以下の項目及び観点を設定した (1) 教育を支援する設備 施設 1 講義室等は受講学生数に応じたものとなっているか 2 講義室等の教育環境は十分整備されているか 6
3 施設における耐震化, バリアフリー化, 安全 防犯面の配慮はなされているか 4 講義室等の利用は効率的に行われているか 5 教育用機器は十分整備されているか (2) 研究を支援する設備 施設 1 研究室等, 研究用スペースは十分確保されているか 2 研究環境 ( 照明 空調等 ) は十分整備されているか 3 研究用機器 ( 情報用機器を含む ) は十分整備されているか 4 研究室は研究するに相応しい静かな環境が維持されているか (3) 学生生活を支援するための設備 施設 1 学生への連絡 情報提供のための設備は整備されているか 2キャンパスでの くつろぎスペース は十分確保 ( 整備 ) されているか 3 学部生 院生の自習スペースは十分確保 ( 整備 ) されているか 4 学習や生活などの相談に応じる施設は整備されているか 5 身体に障害をもつ者に配慮した施設設備になっているか (4) 事務運営を支援する設備 施設 1 迅速 効率的に情報提供が可能な機器が整備されているか 2 事務室の配置 スペースは適切か 3 執務環境 ( 照明 空調 ) は整備されているか 4 効率的に処理する事務機器は整備されているか 4.6 評価結果 (1) 教育を支援する設備 施設 1 講義室等は受講学生数に応じたものとなっているか 少人数クラス ( 語学, 基礎演習, 中級演習, 専門演習等 ) 向け科目と通常の講義科目について, 講義室との規模と受講整数との間にアンバランスが生じないよう, 受講生数に応じた適切な規模での演習室 講義室等が割り当てられている したがって, 観点 1について, 十分達成できている 2 講義室等の教育環境は十分整備されているか 講義室等の照明 空調 机 椅子などの教育環境については, 多人数収容の講義室等の空調の整備, 照明, 天井の改装等を中心に順次整備されてきた ただし, 一部の講義室等においては, 照明 机 椅子など経年による傷みや劣化等が見られる そのため, さらなるカーテンやブラインドの整備や防音対策が必要である 一方で, 演習室を中心に, 可動式の机と椅子が整備され, 授業形式に合わせた, より適切な配置が可能になった したがって, 観点 2について, おおむね達成できているが, 改善の余地もある 3 施設における耐震化, バリアフリー化, 安全 防犯面の配慮はなされているか 講義室棟および演習室棟にはエレベーターが整備されているだけでなく 平成 19 年度および 20 7
年度に耐震化工事にともなって, 講義室棟の経年化が進んでいたエレベーターの更新を行なうとともに, 利用者の利便性と安全性を図るためトイレも改修された また, 廊下やホール等にセンサー付きの照明を整備することによって, 節電を図るともに夜間の移動における安全性の確保に努めた 演習室棟のエレベーターについては, 更新の時期ではないが, メンテナンスの必要があり, 一部に不具合が生じ始めている照明センサーもある したがって, 観点 3について, おおむね達成できているが 改善の余地もある 4 講義室等の利用は効率的に行われているか 講義等に使用していない時間帯もある程度見受けられるため, 使用していない時間帯においては, 学生の自習などに開放するように検討中である したがって, 観点 4について, おおむね達成できているが, 改善の余地もある 5 教育用機器は十分整備されているか 教育用機器, 特に視聴覚機器は授業方法の改善 (FD) に伴い, その重要性が高まっており, かなり整備されている 視聴覚機器 装置を各教室に設置済みであるが, 今後はより性能の高いものへの更新, 持ち運びが容易で可動性のある機器を増やすことなどが求められている 特に演習室棟については, 固定式のプロジェクター スクリーンが整備されていないため, 可動式の機器の整備が求められる また, 無線 LAN 環境について, 講義室棟では整備が進められたが, 演習室棟にも設置が必要である さらに, 情報処理実習室の PC については, 貸出用のノート PC も含めれば, 台数は整備されてきているが, 特に, 第 2 実習室については早期の機種更新が望まれる したがって, 観点 5について, おおむね達成できているが, 改善の余地もある (2) 研究を支援する設備 施設 1 研究室等, 研究用スペースは十分確保されているか 研究室等研究スペースは, 十分とはいえないものの一定水準は確保されている 必要な研究室については整備検討委員会で検討を行い, 控室等の転用により対処している したがって, 十分達成できている 2 研究環境 ( 照明 空調等 ) は十分整備されているか 研究室の照明 空調など研究環境については, ほぼ整備されているが, 空調などの機能の減退なども見受けられるが, 計画的な更新 整備がはかられている したがって, 十分達成している 3 研究用機器 ( 情報機器を含む ) は十分整備されているか 研究用機器, 特に情報機器 ( パソコン ) は, 全教員研究室に整備されている なお, パソコンについては 5 年間を 1 つの目処として更新を進めている 今後は, 教員研究室での無線 LAN の整備が残っている したがって, おおむね達成しているが, 改善の余地もある 4 研究室は研究するに相応しい静かな環境が維持されているか 研究室のある位置は学部棟内においては講義室等と一定の距離があり, 静寂な環境は確保されている したがって, 十分達成している (3) 学生生活を支援するための設備 施設 1 学生への連絡 情報提供のための設備は整備されているか 8
学生への連絡 情報提供のための設備等については, 掲示板や電子掲示板及び教員研究室入り口に連絡用ホワイトボードが設置されるなど整備されている したがって, 十分達成している 2キャンパスでの くつろぎスペース は十分確保 ( 整備 ) されているか 学生が自由時間にくつろげるスペースは, 学生談話室とその南側の庭が中心となっている 学生談話室には, 机 椅子, 大型テレビ等が, 庭にはベンチが設置されている 今後は, 夕方以降, 通学する院生のための環境整備についても検討する必要がある したがって, おおむね達成しているが, 改善の余地もある 3 学部生 院生の自習スペースは十分確保 ( 整備 ) されているか 学部生 院生の自習スペースは, 院生については 1 部屋, 院生用自習室が設置されおり, 学部学生については, 図書館の積極的利用と併せて, 小規模教室を講義時間外に一定時間を設定して使用させるなどの方策が検討されている したがって, おおむね達成しているが, 改善の余地もある 4 学習や生活などの相談に応じる施設は整備されているか 就学 学生生活などの相談に応じる施設等については, 学生相談室を設けてそれに対応している また, オフィスアワーを設け個別に教員が研究室での学生相談に応じる体制を作っている したがって, 十分達成している 5 身体に障害をもつ者に配慮した施設設備になっているか 身体に障害を持つ者に対する就学 学生生活上の配慮として, 建物への出入りや内部での移動のためのスロープやエレベーター, 専用トイレなどの整備がある 当該学生のための駐車場については, 一般学生用の自転車置き場の拡充 整備にあわせて, 建物の出入り口前に増設するなどの配慮がなされている したがって, 十分達成している (4) 事務運営を支援する設備 施設 1 迅速 効率的に情報提供が可能な機器が整備されているか 迅速 効率的な情報提供が可能な機器等については, 各教職員に 1 台パソコンが配置され, 全学的な情報については学内イントラネットにより提供されるシステムが整備されている 学部内の情報の伝達については, メーリングリスト方式によって, 迅速かつ効率的な情報伝達が可能となっている したがって, 十分達成している 2 事務室の配置 スペースは適切か 現状については, 事務一元化により学部事務 2 係体制になったことに伴い, 余裕の生じた事務室の一部を社会福祉科学研究科の学生室に充てており, できるかぎり適切かつ効率的な活用を図っている したがって, 十分達成している 3 執務環境 ( 照明 空調 ) は整備されているか 事務室の執務環境については, 空調や照明など十分整備されている したがって, 十分達成している 4 効率的に処理する事務機器は整備されているか 効率的な事務処理のための事務機器は, 机 椅子などについては十分整備されている したがって, 十分達成している 9