平成 26 年度第 4 回部長会 ( 概要報告 ) 日時平成 26 年 6 月 6 日 ( 金 ) 午前 9 時 00 分 ~ 場所八尾市役所庁議室 出席者市長 副市長 教育長 病院事業管理者 水道事業管理者 各部局長 理事等 田中市長あいさつ皆さん おはようございます 第 4 回部長会に早朝よりお集まりいただき 大変ご苦労様です すでに皆さんもご承知のとおり 5 月 21 日に開かれました市議会臨時会におきまして 市議会の各役職が選任され 八尾市議会議長には平田議員 副議長には岡田議員が選任されました 他にも 監査委員や各常任委員会 議会運営委員会 広域廃棄物処理調査特別委員会の正副委員長が選任され 今後の議会運営等にご尽力いただくことになります 6 月定例会もまもなく始まりますが 常々言われていますように 執行部と議会とは車の両輪のごとく互いに協力し合う関係にあることから 市政運営においては 適切な説明及び情報の共有等の対応をお願いします 次に 本市主催のイベントをはじめとして 地域で開催されるイベントなどには たくさんの市民の方に参加していただき 地域住民の交流の場として活用していただくことが必要であり そのことが地域コミュニティの活性化と地域の活力の充実につながることから イベントの開催に関する情報については 様々な機会やツールを活用して積極的に発信していただきたいと考えています 情報発信にあたっては ホームページや市政だよりだけではなく 様々な通信情報サービスなどを複合的に使用して 効果的な発信に努めてください また 参加された市民の方が どのような媒体からイベントの開催情報を取得されたかを把握するためにも 参加者に配布するアンケート用紙には 開催情報を知り得た媒体に関する項目を必ず記載し その結果を集計 分析することで今後の効果的 効率的な情報発信に活かしてもらいたいと考えています さらに 毎年この時期に話していることですが 前年度に作成した行政資料につきましては 図書館に郷土資料として情報提供していただきたいと考えています 八尾図書館も新しくなり 非常に多くの方に来館いただいておりますので 八尾市の行政資料をしっかりと提供することが大切だと考えておりますので 対応方よろしくお願いしておきます 次に 先日 全国市長会に出席いたしました折に話が出たものとして 現在 国において地方自治法の一部改正が行われており 中核市制度と特例市制度の統合が図られるとのことであり これからは人口 20 万人以上の自治体については 中核市への移行が可能になります また 新たな広域連携制度として 連携協約 制度や 事務の代替執行 制度が創設されることになります また 認可地縁団体が所有する不動産に係る登記の特例も創設されますので 関係部局につきましては市民からのご相談にしっかり対応できるようにお願いしておきます さらには 地方分権改革に対する提案募集という新たな制度もできており 国が地方自治体から
の提案を幅広く受けるということになっております また 権限移譲についても全国一律ではなく特例が設けられるということでありますので それぞれの部局において国に提案できるものがあるかどうか検討していただきたいと考えています 次に 庁内的には行財政改革をさらに進めていこうということで 平成 27 年度から新たな行財政改革プログラムを策定する予定にしており また そのこととあわせて組織機構のあり方についても議論を進めていますので 施策と組織をしっかりとリンクさせ これまで積み残してきた課題等につきましても解決に向けて取り組みを進めていきたいと考えていますので 各部局においてしっかりと議論をしていただきますようお願いしておきます 最後に 新たな国の制度への対応や八尾市として取り組んでいかなければならない課題が数多くありますが これからも全庁一丸となって取り組みを進めてまいりたいと考えておりますので 部局長の皆さんにおかれましては 自らが先頭に立って各部局をしっかりとまとめ上げていただき 部局マネジメント目標の点検をしていただきながら 施策をしっかりと前に進めていただきますようお願いし 冒頭の挨拶とさせていただきます 案件 1 非常勤嘱託職員及び臨時的任用職員の任用について尾谷人事担当部長現在 任用されている非常勤嘱託職員について 関係団体との協議や 他市の取り扱い 労働法制 ( 労基法 労働契約法 ) の趣旨を踏まえ 平成 26 年 7 月 1 日以降に最初の任用から期間が3 年となる非常勤嘱託職員について 臨時的任用職員としての任用期間を含み 最大 5 年まで任用可能とする 更新はこれまでどおり 1 年以内の期間を定める また 平成 26 年 7 月 1 日以降に新たに任用される場合についても 同様に 臨時的任用職員としての任用期間を含み 最大 5 年まで任用可能とする これまで臨時的任用職員の任用期間については 職場の状況により2つのパターンがあったが 非常勤嘱託職員への任用を予定している臨時的任用職員については 基本として任用期間を6ヵ月に統一し 臨時的任用職員としての任用期間を含み 最大 5 年まで任用可能とする そのため 非常勤嘱託職員としての任用は 4 年 6ヶ月となる なお 5 年任用の取り扱いは あくまで非常勤嘱託職員本人の同意のもとに実施するものであるので 該当する職員に対し各所属において十分に趣旨説明を行い 同意を得られた場合にのみ期間延長の取り扱いを適用するようお願いする 今回の非常勤嘱託職員の任用の取り扱いの変更により 今年度途中で任用期間が3 年となる職員の任用更新の手続きが必要となる また 任用期間が延長されることにより 育児休業の取得があらた
に可能となる場合もある 詳細については 近日中に全課メールを送付する予定であるので よろしくお願いする 次に 臨時的任用職員の任用であるが 6ヶ月を超える任用予定の臨時的任用職員について これまで6ヶ月の更新時に職員の交替を行ってきたが 同一の職員での更新を可能とする なお 更新以後の任用については 非常勤嘱託職員の取り扱いと同様 あくまで職員の同意が原則であり 適切な取り扱いをお願いする 山本副市長今後の多様な人材や雇用形態を活用した行政運営について これを機に市全体 の方向性を再整理することが必要と考える 尾谷人事担当部長それぞれの業務について公がすべきか 民ですべきか 住民との協働によ ってすべきかを踏まえ 公で担うべき部分について 正職員の補助的業務を臨時的任用職員 を充て 非常勤嘱託職員は専門的知識を要する業務のために雇用してきた 福田市民ふれあい担当部長多様な雇用形態については 公民協働による公共サービスの提 供に関する基本方針で整理し これまで運用をすすめてきたが 行革本部会議などでも議論し ながら再整理が必要ではないか 原副市長権限移譲などで業務が増える中 委託などの業務運営の手法の検討や 法的な解 釈についての整理が重要であるので 工夫しながら人事管理を行ってほしい 2 インセンティブアルバイトの配属について尾谷人事担当部長職員の健康管理やワークライフバランスを進め 過重労働や超過勤務時間の縮減を実現するため 各所属の数ヶ月単位の繁忙時期に対応できるよう 昨年度インセンティブアルバイトの配属を試行実施したが 今年度も実施する 任用方法について 部配属とし 最長 6ヶ月の範囲内において 部局長の裁量により配属先を決定することは昨年度と同様であるが 今年度については 各部局の業務繁忙時期に応じて 10 月から3 月までの期間に限らず 任意 の6ヶ月間の範囲内において配属を決定することを可能とします 任用までの手続きについては 資料のスケジュールのとおりであるので 各部局の配置予定時期に関わらず 申請期限までに事前に手続きをお願いする なお 申請期限後に 個別に対応が必要となった業務については 個別に相談に応じる 様式等は共通ライブラリに掲示している
吉川政策企画部長昨年度 政策企画部でインセンティブアルバイトを活用した 結果として超 過勤務の縮減には至らなかったが 部に配属されるという考え方は良いと思う 今後は あら かじめ業務分析を行い配属することでより有効な制度として活用できると考える 原副市長目標をしっかりと持って制度を活用してほしい 3 臨時福祉給付金 子育て世帯臨時特例給付金給付事業について松岡健康福祉部長臨時福祉給付金 子育て世帯臨時特例給付金給付事業について 現在の状況についての報告と 関係部局に対して協力を依頼する 臨時福祉給付金について 平成 26 年 6 月 9 日に 市民税課が送付する非課税通知書に申請書を同封して送付予定している 非課税通知書については 普通徴収の方が対象となっているため 第 2 回目として 平成 26 年 6 月 26 日に特別徴収の非課税の方や非課税の方に扶養されている方などを対象に 市民税課作成の非課税である旨のお知らせ文書に申請書を同封し 送付する予定となっている 子育て世帯臨時特例給付金については 平成 26 年 6 月 23 日に 給付金プロジェクトチームから 申請書を送付する予定となっている 次に 申請受付場所及び期間等については 本館 1 階市民ロビーに会場を設置し 7 月 1 日から9 月 30 日までの間 土 日 祝日を除く午前 8 時 45 分から午後 5 時 15 分まで 申請受付業務を行う予定としている 市民ロビー会場での受付については 9 月 30 日までとなっているが 10 月以降についても 給付金プロジェクトチームにおいて受付をする 受付の終了については 国の示す最大期間として 平成 27 年 1 月 5 日を予定している また 郵送による申請受付を申請書に返信用封筒を同封することなどにより 来庁してもらうことなく 手続きが出来るよう予定している 子育て世帯臨時特例給付金について 公務員については 本年 3 月に申請書等が配布されており 各自保管しているところであるが 期間も経過しており 受付開始日が7 月 1 日からと決定したので 本市在住職員に周知をお願いするまた 市民の方々に広く知ってもらうため 広報ポスターを作成したので 関係部局においては ポスター掲示の協力をお願いする < 発言は特になし >
4 観光振興プランの策定について村上経済環境部長本市では 平成 24 年 3 月に 八尾市の 魅力創造 と 観光振興 の基本方針 を策定し 地域資源の発掘や発信 一般社団法人八尾市観光協会の設立など観光施策の推進に取り組んでいる 本年度 本市の魅力発信及び観光施策の方向性を示すものとして 観光振興に係る今後 5 年間のマスタープラン ( 観光振興プラン ) の策定を予定している 策定にあたっては 平成 26 年 4 月にプロポーザルを実施し 委託業者を選定したところである 今後 市内事業者や施設管理団体等を中心としたワークショップを行い 魅力創造戦略アドバイザーをはじめとする検討委員による作業を予定している それらの検討事項について 行政内部の関係各課での会議を行い 意見集約を行い プランに反映していく予定であるので 協力願いたい なお プラン策定の基礎資料として 平成 23 年度に実施した来訪者調査に加えて 市民アンケート調査を6 月に実施することを予定しており この分析結果を検討委員による会議において活用していきたいと考えている 検討委員のメンバーについては 庁外から 魅力創造戦略アドバイザー 八尾市観光協会事務局長 八尾商工会議所 市内公共交通機関関係者等を予定しているが 別途庁内における関係各課会議については 政策推進課長をはじめ 資料記載のとおり関係所属長を予定している 会議の日程や回数については ワークショップから出てきた意見を専門の検討委員により どこまでプランに組み込めるのかを検討するので 関係所属長においては 6 月から 12 月で6 回程度の会議を予定しているので プラン策定への協力をお願いする < 発言は特になし > 5 八尾市農業委員会委員一般選挙について平田理事兼選挙管理委員会事務局長選挙による農業委員会委員の任期は3 年となっており 今年度は任期満了に伴う改選の年に当たっている このため 現在 選挙管理委員会では 選挙準備を鋭意進めている 本日は 選挙の概要の理解と 職員の応援についてお願いするものである 選挙期日は 7 月 6 日 ( 日 ) で 通常の選挙と違い 投票の時間帯は午前 9 時から午後 4 時までで その後 即日開票を予定している 一定の要件を満たす農業従事者 約 3,300 人が 本市の農業委員会委員の選挙人名簿に登録されている 投票所は 16 箇所 ( うち市内小中学校は 14 校 ) となっている
告示日は 6 月 29 日 ( 日 ) で この日の午後 5 時まで立候補の受付を行う 投票が実施されるか無投票になるかは 立候補の受付を締め切った時点で確定する これまで 農業委員会委員選挙は 無投票が続いているが 無投票になるかどうかはわからないので 事務局では双方の場合を想定して準備を進めているところである 通常 職員が行っている各投票所の 投票管理者 及び 投票管理者の職務代理者 は 農業委員会委員の選挙人名簿登録者の中から選任しなければならないことになっているので 今回の選挙で職員には 一般事務に従事をお願いする なお 投票事務に精通している職員には チーフとして投票事務の取りまとめ等を依頼することになるので 選管から本人の内諾の後指名する さらに 投票事務の庶務担当者についても同様に考えている 選挙事務の手当については 前回の選挙時の一般の投票事務従事者の金額をベースに算定する 投票事務手当は 投票時間を短縮した時間数を減額し 開票事務手当については 深夜の時間帯でないので それを考慮して支給することとなる 選挙の実施の有無については 立候補受付の翌日 6 月 30 日 ( 月 ) に 各所属を通じて所属長及び事務従事予定者に連絡する なお 無投票になった場合は 7 月 1 日 ( 火 ) の選挙事務従事者説明会は中止となる 後日 各部に対して事務従事者の応援要請の依頼文を送付するので 各部割り当ての人数で調整をお願いする < 発言は特になし > 6 定期監査講評のグループウェア掲載及び内部統制の確立について菱家監査事務局長行財政運営を進めるにあたっては 住民の信頼を得ることが不可欠であるが 職員による不祥事や不適切な事務処理によって 住民の行政に対する信頼は大きく揺らぐこととなる このため 本市自らが 業務の適正化を確保するため内部統制体制を確立し 適切に運用することにより 住民の信頼を得る必要がある 監査委員においても 定期監査などを通して 本市の財務会計事務や文書事務を中心に事務の適正化に向け 種々指摘を行ってきたところであるが 昨年度の定期監査においても財務規則や事務処理規程の知識が不十分と思える事例や過去の指摘事項と同様の事例などが見受けられており 内部統制の確立が急務となっている 監査事務局では 昨年度から 定期監査の指摘事項を全部局で共有し 事務改善に取り組むことを目的として 庁内グループウェアに掲載しているが 今回 会計課 市議会事務局 各行政委員会
事務局への監査講評の抜粋について掲載を行った 監査の結果を 監査からの指摘として捉えるだけでなく 組織のリスクマネジメントとして捉え 他部局の監査結果を共有することにより マネジメントシステムの見直しや事務の改善 改革の実現につなげてほしい 内部統制の確立は 業務プロセスを効果的かつ効率的なものにするとともに 複雑高度化する行政運営においては 職員を業務のさまざまなリスクから守ることにもつながっている 庁内グループウェアに掲載している指摘事項については どの部局においても共通する課題が含まれているので 自らの所属の事務執行を見直す機会として所属職員へ周知をお願いする また 昨年度以降 定期監査の改善措置において 文書事務や契約事務についての部内研修を実施するなど 具体的な取り組みによって所属職員全体の意識向上に努めているとの報告があり 今後も継続的 組織的な取り組みによる事務の適正化をお願いする なお 本年度の定期監査は政策企画部 建築都市部 消防本部 消防署 水道局 学校園を予定している 原副市長監査からの指摘については基本的なことが多く 決裁の際にチェックできるはずなの で しっかりと確認をおこなうこと 7 その他案件 (1) 消防車両の事故について藤原消防長 6 月 2 日 ( 月 ) に消防車両の事故があった 再発防止に向け 安全運転について徹底していきたい