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資料9

特定不妊治療費助成制度 の利用の手引き ( 申請案内 ) 平成 23 年 8 月 1 日から特定不妊治療に対する助成制度を創設しました 富田林市では 不妊治療の経済的負担の軽減を図るため 大阪府及びその他の都道府県 指定都市 中核市 ( 以下 大阪府等 という ) が実施する 特定不妊治療費助成制度


長崎市告示第   号

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妊娠 出産 不妊に関する知識の普及啓発について 埼玉県参考資料 現状と課題 初婚の年齢は男女とも年々上昇している 第一子の出生時年齢も同時に上昇している 理想の子ども数を持たない理由として 欲しいけれどもできないから と回答する夫婦は年々上昇している 不妊を心配している夫婦の半数は病院へ行っていない

女性の活躍促進や仕事と子育て等の両立支援に取り組む企業に対するインセンティブ付与等 役員 管理職等への女性の登用促進 М 字カーブ問題の解消には企業の取組が不可欠 このため 企業の自主的な取組について 経済的に支援する 経営上のメリットにつなぐ 外部から見えるようにし当該取組の市場評価を高めるよう政

平成13年度税制改正(租税特別措置)要望事項(新設・拡充・延長)

配偶者の扶養に入っていて所得がありません 所得を証明する書類は提出しなくてもよいですか 所得が無いことの証明が必要となりますので 提出してください 所得証明書は いつのものを提出する必要があるのですか 最近数年間は海外に居住していました 所得の証明は何を提出すればよいですか 所得を証

住んでいる市町村から助成を受けていますが その 7 市町村独自の助成ときいています この場合も助成回数等は通算されるのでしょうか 一部の自治体で実施している独自の助成制度については 通算の対象としていません 県内市町村の助成事業については通算の対象外となります ただし 本要綱に基づく申請に係る特定不

少子化対策室

少子化対策室

子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱

改正後全文 不妊治療等給付事業助成費補助金交付要綱 平成 15 年 8 月 5 日京都府告示第 422 号 改正平成 22 年 11 月 16 日告示第 557 号改正平成 23 年 3 月 25 日告示第 156 号改正平成 26 年 9 月 26 日告示第 536 号改正平成 29 年 3 月

体外受精についての同意書 ( 保管用 ) 卵管性 男性 免疫性 原因不明不妊のため 体外受精を施行します 体外受精の具体的な治療法については マニュアルをご参照ください 当施設での体外受精の妊娠率については別刷りの表をご参照ください 1) 現時点では体外受精により出生した児とそれ以外の児との先天異常

での関連施策 ( 事業 ) 2016 での関連施策 ( 事業 ) 関連施策 ( 事業 ) の通し番号 関連施策 ( 事業 ) の通し番号 第 4 次男女共同参画基本計画 での関係 担当府省 担当課 大項目 大項目 警察庁生活安全局少年

神戸市特定不妊治療費助成事業のおしらせ

ウ精子の事前採取から人工授精当日までの凍結保存料 ( 通常 人工授精施行当日に採取するが 夫の都合により人工授精当日に採取できない場合に限る ) エ精子の濃縮 精子の洗浄等に要する費用オ排卵誘発のためのHCG 注射に係る費用カ精子を子宮内に注入するために要する費用キ人工授精後 感染予防のため 服用す

障害児・発達障害支援_

179:砥部町特定不妊治療費助成事業実施要綱

希望をかなえるまちづくり 結婚 出産 子育て 結婚 出産 子育ての希望実現 1 結婚や出産に対する支援の充実 一人ひとりが結婚や出産について諦めることなく取 り組める環境をつくることによって まちに家族を持つこ との幸せをもたらします 結婚を希望する人の未婚率の改善 結婚や妊娠 出産に関するライフプ

はじめての子どもが生まれる前に 赤ちゃんの世話をしたことがある割合 (25 年度と 20 年度の 比較 ) 利用ニーズ把握のための調査 ( 平成 20 年 ( 市民意識調査 ) 25 年 ( 未就学児 )) < 平成 20 年 > 無回答 2.9% < 平成 25 年 > 無回答 %

奈良県特定不妊治療費助成を 受けられる方へ

資料1-1 HTLV-1母子感染対策事業における妊婦健康診査とフォローアップ等の状況について

23 歳までの育児のための短時間勤務制度の制度普及率について 2012 年度実績の 58.4% に対し 2013 年度は 57.7% と普及率は 0.7 ポイント低下し 目標の 65% を達成することができなかった 事業所規模別では 30 人以上規模では8 割を超える措置率となっているものの 5~2

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神戸市特定不妊治療費助成事業のおしらせ

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Microsoft PowerPoint - (2505リバイス)ひきこもり関連施策

豊田市不妊検査・治療費補助金交付要綱(案)

神戸市特定不妊治療費助成事業のおしらせ

平成 26 年度事業計画書 自平成 26 年 4 月 1 日 至平成 27 年 3 月 31 日 公益財団法人性の健康医学財団

●子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案

別表 1 治療ステージと助成対象範囲 別表 2 通算助成回数早見表 43 歳以上 助成なし 助成を受けようとする治療を開始した時の妻の年齢が 43 歳未満 これまでに助成を受けたことが ない ある 妻の年齢が 平成 27 年度までに助成を受けた通算期間が 40 歳未満 40 歳以上 43 歳未満 0


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介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

リプロダクション部門について

流山市子ども・子育て会議

在宅要介護高齢者口腔ケア推進事業

長泉町では少子化対策の一環として、不妊治療を受けられたご夫婦に対し、治療に要した費用の一部を助成しています

( 事業所税の課税標準の特例 ) 第三十三条 ( 略 ) 2~5 ( 略 ) 6 平成二十九年四月一日から平成三十一年三月三十一日までの期間 ( 以下この項において 補助開始対象期間 という ) に政府の補助で総務省令で定めるものを受けた者が児童福祉法第六条の三第十二項に規定する業務を目的とする同法

神戸市特定不妊治療費助成事業のおしらせ

併せて 妊娠 出産 更年期など女性特有の生涯にわたる健康問題を気軽に相談できるよう 対 応を充実させる必要があります はじめての子どもが生まれる前に 赤ちゃんの世話をしたことがある割合 (25 年度と 20 年度の 比較 ) 横浜市利用ニーズ把握のための調査 ( 平成 20 年 ( 市民意識調査 )

長泉町では少子化対策の一環として、不妊治療を受けられたご夫婦に対し、治療に要した費用の一部を助成しています

平成21年度地域医療再生臨時特例交付金交付要綱

総論0116不妊専門相談センター

治療が奏功しないもの険適用機能性不妊や体外受精など保知っていますか? 不妊治療 不妊治療について 不妊の原因は 女性だけにあるわけではありません 男性に原因があることもありますし 検査をしても原因がわからないこともあります また 女性に原因がなくても 女性の体には 治療に伴う検査や投薬などにより大き

寄附文化の醸成に係る施策の実施状況 ( 平成 26 年度に講じた施策 ) 別紙 1 < 法律 制度改正 > 総務省 ふるさと納税の制度拡充 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 学校法人等への個人寄附に係る税額控除の要件の緩和 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 特例控除の上限の引上げ

消費税 5% 引上げによる社会保障制度の安定財源確保 消費税率 ( 国 地方 ) を 2014 年 4 月より 8% へ 2017 年 4 月より 10% へ段階的に引上げ 消費税収の使い途は 国分については これまで高齢者 3 経費 ( 基礎年金 老人医療 介護 ) となっていたが 今回 社会保障

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下関市特定不妊治療費助成事業実施要綱

女性が働きやすい環境を整え社会に活力を取り戻す

神戸市特定不妊治療費助成事業のおしらせ

Ⅲ コース等で区分した雇用管理を行うに当たって留意すべき事項 ( 指針 3) コース別雇用管理 とは?? 雇用する労働者について 労働者の職種 資格等に基づき複数のコースを設定し コースごとに異なる配置 昇進 教育訓練等の雇用管理を行うシステムをいいます ( 例 ) 総合職や一般職等のコースを設定し

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)各 職場復帰前 受入方針の検討 () 主治医等による 職場復帰可能 との判断 主治医又はにより 職員の職場復帰が可能となる時期が近いとの判断がなされる ( 職員本人に職場復帰医師があることが前提 ) 職員は健康管理に対して 主治医からの診断書を提出する 健康管理は 職員の職場復帰の時期 勤務内容

青警本務第 号 青警本総推第 号 青警本生企第 号 青警本刑企第 号 青警本交企第 号 青警本備一第 号 平成 2 8 年 3 月 1 8 日 各所属長殿 青森県警察本部長 レピーサポート 職場復帰サポート実施要綱の制定について

目的 予算の状況 資金の流れ 活動実績 成果実績 事業所管部局による点検 評価項目評価に関する説明 広く国民のニーズがあり 優先度が高い事業であるか 国が実施すべき事業であるか 地方自治体 民間等に委ねるべき事業となっていないか 不用率が大きい場合は その理由を把握しているか 支出先の選定は妥当か

平成28年度子どものための教育・保育給付災害臨時特例補助金交付要綱

( 参考 ) 平成 29 年度予算編成にあたっての財務大臣 厚生労働大臣の合意事項 ( 平成 29 年 12 月 19 日大臣折衝事項の別紙 ) < 医療制度改革 > 別紙 (1) 高額療養費制度の見直し 1 現役並み所得者 - 外来上限特例の上限額を 44,400 円から 57,600 円に引き上

新設 拡充又は延長を必要とする理地方公共団体の実施する一定の地方創生事業に対して企業が寄附を行うことを促すことにより 地方創生に取り組む地方を応援することを目的とする ⑴ 政策目的 ⑵ 施策の必要性 少子高齢化に歯止めをかけ 地域の人口減少と地域経済の縮小を克服するため 国及び地方公共団体は まち

第 1 部 施策編 4

AID 4 6 AID ; 4 : ; 4 : ; 44 : ; 45 : ; 46 :

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平成 30 年度子ども未来部の主な取り組みの概略について 重点的な取り組み 新規 拡充要素 妊娠 出産 子育ての切れ目のない支援 ( 少子化対策 ) 次期未来プラン策定開始 取り組みの内容 妊娠 出産 子育ての切れ目のない支援 ( 少子化対策 ) 佐世保市まち ひと しごと創生総合戦略が後半戦を迎え

議案第49号-医療福祉費支給に関する条例の一部改正【確定】

【資料1】結核対策について

老人医療給付費等の国庫負担(補助)について

資料 4-2 リカレント教育 厚生労働省人材開発統括官若年者 キャリア形成支援担当参事官室 1

平成30年度精神保健に関する技術研修過程(自治体推薦による申込研修)

女性の活躍推進に向けた公共調達及び補助金の活用に関する取組指針について

平成30年版 少子化社会対策白書 概要版(PDF版)

目的状 況予算の 資金の流使れ途 - 支出先の選定は妥当か 競争性が確保されているか 単位あたりコストの削減に努めているか その水準は妥当か 受益者との負担関係は妥当であるか 事業所管部局による点検 評価項目評価に関する説明 広く国民のニーズがあり 優先度が高い事業であるか 看護職員の臨床研修の実施

平成20年度税制改正(地方税)要望事項

愛知県アルコール健康障害対策推進計画 の概要 Ⅰ はじめに 1 計画策定の趣旨酒類は私たちの生活に豊かさと潤いを与える一方で 多量の飲酒 未成年者や妊婦の飲酒等の不適切な飲酒は アルコール健康障害の原因となる アルコール健康障害は 本人の健康問題だけでなく 家族への深刻な影響や飲酒運転 自殺等の重大

計画の今後の方向性

目的状 況予算の 資金の流使れ途 支出先の選定は妥当か 競争性が確保されているか 単位あたりコストの削減に努めているか その水準は妥当か 受益者との負担関係は妥当であるか 事業所管部局による点検 評価項目評価に関する説明 広く国民のニーズがあり 優先度が高い事業であるか 救急医療は 国民が安心して暮

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将来返上認可 過去返上認可 6 基金 解散認可 1 基金 一括納付による解散である 3 指定基金制度ア概要年金給付等に要する積立金の積立水準が著しく低い基金を 厚生労働大臣が指定します この指定された基金に対して 5 年間の財政健全化計画を作成させ これに基づき事業運営を行うよう重点的に指導すること

2019 年 3 月 経営 Q&A 回答者 Be Ambitious 社会保険労務士法人代表社員飯野正明 働き方改革のポイントと助成金の活用 ~ 働き方改革における助成金の活用 ~ Question 相談者: 製造業 A 社代表取締役 I 氏 当社における人事上の課題は 人手不足 です 最近は 予定

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アレルギー疾患対策基本法 ( 平成二十六年六月二十七日法律第九十八号 ) 最終改正 : 平成二六年六月一三日法律第六七号 第一章総則 ( 第一条 第十条 ) 第二章アレルギー疾患対策基本指針等 ( 第十一条 第十三条 ) 第三章基本的施策第一節アレルギー疾患の重症化の予防及び症状の軽減 ( 第十四条

目 次 Ⅰ 子育てのサポート 1 妊娠前 妊娠中のサポート 1 生理休暇 2 不妊治療の受診 3 妊娠障害 ( つわり ) 休暇 4 健康診査及び保健指導に係る休暇 5 危険有害業務の就業制限 6 深夜勤務及び時間外勤務の制限 7 通勤緩和措置 8 職員の休息等 2 出産前後のサポート 1 産前 産

地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

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2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又

母子→グループディスカッション・情報共有

☆表紙・目次 (国会議員説明会用:案なし)

PowerPoint プレゼンテーション

Ⅰ. 第 3 期がん対策推進基本計画 について 第 11 回都道府県がん診療連携拠点病院連絡協議会では 第 3 期がん対策推進基本計画 に記載されたがん診療連携拠点病院に新たに求められる機能について 都道府県レベルでの取り組み状況を共有し 今後のがん診療連携拠点病院の活動について議論していくことを予

3章第 1 節人口をめぐる現状と課題 主に対し 次世代育成支援のための行動計画の策定を義務づけ 年間の集中的 計画的な取組を推進している 年には 次世代育成支援対策推進法を一部改正した 改正内容としては主に 1 法律の有効期限を 年 3 月まで 年間延長 2 新たな認定 ( 特例認定 ) 制度の創設

4 子育てしやすいようにするための制度の導入 仕事内容への配慮子育て中の社員のため以下のような配慮がありますか? 短時間勤務ができる フレックスタイムによる勤務ができる 勤務時間等 始業 終業時刻の繰上げ 繰下げによる勤務ができる 残業などの所定外労働を制限することができる 育児サービスを受けるため

三菱電機グループ保険 ガイドブック 2018年

地方公務員の育児休業等取得状況 育児休業取得率 ( 教員及び消防 警察職員を含む ) 特別休暇取得率 ( 教員及び消防 警察職員を含む ) (%) (%)

外国籍なのですが 通称名を使用することはできますか 申請書 ( 第 号様式 ) の年齢は何時時点の年齢を記載するのですか 通称名を使用することができます ただし 以下のことが条件です 住民票に通称名が記載されていること 振込口座が通称名であること 治療開始日 ( 特定不妊治療費助成事業受診等証明書

あおもり働き方改革推進企業認証制度 Q&A 平成 29 年 12 月 14 日 Vol.1 目次 1 あおもり働き方改革推進企業認証制度全般関係 Q1 県外に本社がある場合はどのように申請できるのか P1 2 あおもり働き方改革宣言企業関係 Q2 次世代法に基づく一般事業主行動計画とはどういうものか

Transcription:

男女共同参画会議第 11 回重点方針専門調査会平成 29 年 10 月 4 日 資料 10 2017 Ⅱ 女性の活躍を支える安全 安心な暮らしの実現 1. 生涯を通じた女性の健康支援の強化 a) 不妊治療に関する支援 ( 厚生労働省説明資料 )

1 2017 該当箇所 通し番号 149 大項目 Ⅱ Ⅱ 女性の活躍を支える安全 安心な暮らしの実現 中項目 3 小項目 (1) 3. 生涯を通じた女性の健康支援の強化 (1) 女性の健康増進に向けた取組 細項目 2 2 不妊治療に関する支援個人が将来のライフデザインを描き 妊娠 出産等についての希望を実現することが出来るよう 不妊治療に対する経済的支援を引き続き実施し 不妊専門相談センターの相談機能強化を行う また 不妊治療と仕事の両立に関する実態調査を行う 加えて 不妊治療と仕事の両立に関する普及啓発を実施する 該当施策名 ( 事業名 ) 不妊治療と仕事の両立に係る諸問題についての総合的調査研究 該当施策の背景 目的 近年の結婚年齢の上昇や晩産化に伴い 不妊治療を受ける者は年々増加している こうした中 労働者が希望する妊娠 出産を実現するためには 育児休業制度などの仕事と育児の両立支援はもとより 不妊治療と仕事の両立支援についても 重要な課題となっている このため 企業及び労働者を対象として 不妊治療と仕事の両立に係る実態や問題点 企業における両立支援の状況などの把握及び分析を行い 各種施策の立案に活かす 該当施策の政策手段の分類 法令 制度改正税制改正要望予算 30 年度要求予算額 : 千円 29 年度予算額 : 8,412 千円 28 年度歳出予算現額 1 千円 28 年度決算額 : 千円 使用割合 : % 機構定員要求その他 ( 具体的に ) 不妊治療と仕事の両立に関する相談支援等の充実を図る 該当施策概要 企業及び労働者を対象とした不妊治療と仕事の両立に係る実態調査の実施及び広報資料の作成 周知 不妊治療と仕事の両立支援のための 連絡カード ( 仮称 ) の作成 周知 不妊専門相談専門センターに従事する相談員向けの研修資料の作成 周知

2 2015 での関連施策 ( 事業 ) 2016 での関連施策 ( 事業 ) 関連施策 ( 事業 ) の通し番号 2 関連施策 ( 事業 ) の通し番号 3 第 4 次男女共同参画基本計画 での関係 大項目 大項目 主に関係する 大項目 62 妊娠 出産等に関する健康支援その他関係する 大項目等 担当府省 担当課 厚生労働省雇用環境 均等局雇用機会均等課 1 予算現額 は 歳出予算額 前年度繰越額 予備費使用額及び流用等増減額を加除したもの 2 女性活躍加速のための重点方針 2015 での関連施策 ( 事業 ) の通し番号 は 女性活躍加速のための重点方針 2015 に係る平成 28 年度予算内容等について ( 平成 28 年 1 月 ) での施策の整理上の番号を示す 3 女性活躍加速のための重点方針 2016 での関連施策 ( 事業 ) の通し番号 は 女性活躍加速のための重点方針 2016 に基づく平成 29 年度予算案等について ( 平成 29 年 2 月 ) での施策の整理上の番号を示す

不妊治療と仕事の両立に係る諸問題についての総合的調査研究 29 年度予算 :8 百万円 近年の結婚年齢の上昇や晩産化に伴い 不妊治療を受ける者は年々増加 労働者が希望する妊娠 出産を実現するためには 育児休業制度などの仕事と育児の両立支援はもとより 不妊治療と仕事の両立支援についても 近年重要な課題 企業及び労働者を対象として 不妊治療と仕事の両立に係る実態や問題点 企業における両立支援の状況などの把握及び分析を行い 各種施策の立案に活かす 1 研究会の開催 運営 2 調査の実施 広報資料の作成 3 研究会メンバー 産婦人科医等の不妊治療に関する専門的な知見を有する者 不妊治療と仕事の両立に関する専門的な知見を有する者 保健師等の不妊治療に係る相談対応等の実務について専門的な知見を有する者 人事労務管理に関して専門的な知見を有する者 検討事項 2,3,4 に掲げる事項 不妊治療と仕事の両立に係る実態や問題点等を明らかにするため 企業及び労働者を対象とした調査を設計し 実施 調査結果の概要や 企業が不妊治療と仕事の両立に向けた取組を進めるための示唆や留意点をまとめた広報資料の作成 3 連絡カード ( 仮称 ) の作成 労働者の希望に応じて 医師が不妊治療の内容や企業に配慮を要する事項を記載することができる 連絡カード ( 仮称 ) を作成 4 不妊専門相談センター相談員向けの研修資料の作成 不妊専門相談センター ( ) に従事する相談員に対する不妊治療と仕事の両立に係る研修資料を作成 ( ) 都道府県や指定都市 中核市において 不妊等について悩む夫婦等を対象に専門相談員 ( 保健師等 ) が相談を行っている ( 全国約 70カ所 )

4 2017 該当箇所 通し番号 150 大項目 Ⅱ Ⅱ 女性の活躍を支える安全 安心な暮らしの実現 中項目 3 小項目 (1) 3. 生涯を通じた女性の健康支援の強化 (1) 女性の健康増進に向けた取組 細項目 2 2 不妊治療に関する支援個人が将来のライフデザインを描き 妊娠 出産等についての希望を実現することが出来るよう 不妊治療に対する経済的支援を引き続き実施し 不妊専門相談センターの相談機能強化を行う また 不妊治療と仕事の両立に関する実態調査を行う 加えて 不妊治療と仕事の両立に関する普及啓発を実施する 該当施策名 ( 事業名 ) 不妊に悩む方への特定治療支援事業 該当施策の背景 目的 不妊治療の経済的負担の軽減を図るため 高額な治療費がかかる体外受精及び顕微授精について 配偶者間の不妊治療に要する費用の一部を助成する 法令 制度改正 税制改正要望 予算 30 年度要求予算額 : 21,006,901 千円の内数 該当施策の政策手段の分類 該当施策概要 29 年度予算額 : 20,594,098 千円の内数 28 年度歳出予算現額 1: 18,482,878 千円の内数 28 年度決算額 : 15,121,065 千円の内数 使用割合 : % 機構定員要求その他 ( 具体的に ) 対象治療法体外受精及び顕微授精 ( 以下 特定不妊治療 という ) 対象者 * 特定不妊治療以外の治療法によっては妊娠の見込みがないか 又は極めて少ないと医師に診断された法律上の婚姻をしている夫婦 * 治療期間の初日における妻の年齢が43 歳未満である夫婦 給付の内容 *1 回 15 万円 ( 凍結胚移植 ( 採卵を伴わないもの ) 及び採卵したが卵が得られない等のため中止したものについては 1 回 7.5 万円 ) * 上記のうち初回の治療に限り30 万円まで助成 * 精子を精巣又は精巣上体から採取するための手術 ( 男性不妊治療 ) を行った場合は 15 万円まで助成 * 通算回数は 初めて助成を受けた際の治療期間の初日における妻の年齢が 40 歳未満であるときは6 回 (40 歳以上であるときは通算 3 回 ) まで 所得制限 730 万円 ( 夫婦合算の所得ベース )

5 2015 での関連施策 ( 事業 ) 2016 での関連施策 ( 事業 ) 関連施策 ( 事業 ) の通し番号 2 関連施策 ( 事業 ) の通し番号 3 114 第 4 次男女共同参画基本計画 での関係 担当府省 担当課 大項目 大項目 厚生労働省子ども家庭局母子保健課 主に関係する 大項目 62 妊娠 出産等に関する健康支援その他関係する 大項目等 1 予算現額 は 歳出予算額 前年度繰越額 予備費使用額及び流用等増減額を加除したもの 2 女性活躍加速のための重点方針 2015 での関連施策 ( 事業 ) の通し番号 は 女性活躍加速のための重点方針 2015 に係る平成 28 年度予算内容等について ( 平成 28 年 1 月 ) での施策の整理上の番号を示す 3 女性活躍加速のための重点方針 2016 での関連施策 ( 事業 ) の通し番号 は 女性活躍加速のための重点方針 2016 に基づく平成 29 年度予算案等について ( 平成 29 年 2 月 ) での施策の整理上の番号を示す

2. 沿革 3. 支給実績 1. 事業の概要 不妊に悩む方への特定治療支援事業について 6 要旨 不妊治療の経済的負担の軽減を図るため 高額な医療費がかかる 配偶者間の不妊治療に要する費用の一部を助成 対象治療法 体外受精及び顕微授精 ( 以下 特定不妊治療 という ) 対象者 特定不妊治療以外の治療法によっては妊娠の見込みがないか 又は極めて少ないと医師に診断された法律上 給付の内容 11 回 15 万円 ( 初回の治療に限り30 万円まで助成 ) 6 回まで 40 歳以上 43 歳未満であるときは通算 3 回まで助成 所得制限 730 万円 ( 夫婦合算の所得ベース ) 指定医療機関 事業実施主体において医療機関を指定 実施主体 都道府県 指定都市 中核市 補助率 1/2( 負担割合 : 国 1/2 都道府県 指定都市 中核市 1/2) 予算額 平成 30 年度概算要求 158 億円 平成 16 年度創設 支給期間 2 年間として制度開始 平成 18 年度 支給期間 2 年間を5 年間に延長 平成 19 年度 給付金額を1 年度あたり1 回 10 万円 2 回までに増額 所得制限額を (650 万円 730 万円 ) 引き上げ 平成 21 年度補正 給付額 10 万円 15 万円 平成 22 年度 給付額 15 万円を継続 平成 23 年度 1 年度目を年 3 回に拡充 平成 25 年度 凍結胚移植 ( 採卵を伴わないもの ) 等の給付額を見直し (15 万円 7.5 万円 ) 平成 26 年度 通算助成回数は治療期間初日の妻の年齢が40 歳未満の場合は6 回まで助成 平成 25 年度補正 一部助成対象範囲を見直し 安心こども基金により実施 平成 27 年度 安心こども基金による実施を廃止し 当初予算に計上 平成 27 年度補正 初回治療の助成額を15 万 30 万円 男性不妊治療を行った場合 15 万円を助成 平成 28 年度 妻の年齢が43 歳以上の場合助成対象外 通算助成回数は治療期間初日 の妻の年齢が40 歳以上 43 歳未満の場合は3 回まで助成 平成 16 年度 17,657 件平成 17 年度 25,987 件平成 18 年度 31,048 件平成 19 年度 60,536 件平成 20 年度 72,029 件平成 21 年度 84,395 件平成 22 年度 96,458 件平成 23 年度 112,642 件平成 24 年度 134,943 件平成 25 年度 148,659 件平成 26 年度 152,320 件平成 27 年度 160,368 件

7 2017 該当箇所 通し番号 151 大項目 Ⅱ Ⅱ 女性の活躍を支える安全 安心な暮らしの実現 中項目 3 小項目 (1) 3. 生涯を通じた女性の健康支援の強化 (1) 女性の健康増進に向けた取組 細項目 2 2 不妊治療に関する支援個人が将来のライフデザインを描き 妊娠 出産等についての希望を実現することが出来るよう 不妊治療に対する経済的支援を引き続き実施し 不妊専門相談センターの相談機能強化を行う また 不妊治療と仕事の両立に関する実態調査を行う 加えて 不妊治療と仕事の両立に関する普及啓発を実施する 該当施策名 ( 事業名 ) 不妊専門相談センター事業 ( 不育症専門相談窓口 ) 該当施策の背景 目的 不妊に関する相談指導や不妊治療に関する正確な情報提供を行い 不妊 不育に悩む方に対する適切な相談支援体制の構築を図る 該当施策の政策手段の分類 法令 制度改正 税制改正要望 予算 30 年度要求予算額 : 21,006,901 千円の内数 29 年度予算額 : 20,594,098 千円の内数 28 年度歳出予算現額 1: 18,482,878 千円の内数 28 年度決算額 : 15,121,065 千円の内数 使用割合 : % 機構定員要求その他 ( 具体的に ) 該当施策概要 不妊 不育について悩む夫婦に対し 専門的知識を有する医師 心理に関して知識を有する者等が 医学的な相談 心の悩み等についての相談指導や診療機関毎の不妊治療の実施状況などに関する情報提供を実施するとともに 不妊相談を行う専門相談員の研修等を実施するもの

8 2015 での関連施策 ( 事業 ) 2016 での関連施策 ( 事業 ) 関連施策 ( 事業 ) の通し番号 2 関連施策 ( 事業 ) の通し番号 3 115 第 4 次男女共同参画基本計画 での関係 担当府省 担当課 大項目 大項目 厚生労働省子ども家庭局母子保健課 主に関係する 大項目 62 妊娠 出産等に関する健康支援その他関係する 大項目等 1 予算現額 は 歳出予算額 前年度繰越額 予備費使用額及び流用等増減額を加除したもの 2 女性活躍加速のための重点方針 2015 での関連施策 ( 事業 ) の通し番号 は 女性活躍加速のための重点方針 2015 に係る平成 28 年度予算内容等について ( 平成 28 年 1 月 ) での施策の整理上の番号を示す 3 女性活躍加速のための重点方針 2016 での関連施策 ( 事業 ) の通し番号 は 女性活躍加速のための重点方針 2016 に基づく平成 29 年度予算案等について ( 平成 29 年 2 月 ) での施策の整理上の番号を示す

事業の目的不妊や不育症の課題に対応するための適切な体制を構築することにより 生涯を通じた女性の健康の保持増進を図ることを目的とする ニッポン一億総活躍プラン ( 平成 28 年 6 月 2 日閣議決定 ) 不妊専門相談センターを平成 31 年度 (2019 年度 ) までに全都道府県 指定都市 中核市に配置 不妊専門相談センター事業 9 対象者 不妊や不育症について悩む夫婦等 事業内容 (1) 夫婦の健康状況に的確に応じた不妊に関する相談指導 (2) 不妊治療と仕事の両立に関する相談対応 (3) 不妊治療に関する情報提供 (4) 不妊相談を行う専門相談員の研修 実施担当者 不妊治療に関する専門的知識を有する医師 その他社会福祉 心理に関して知識を有する者等 実施場所 ( 実施主体 : 都道府県 指定都市 中核市 ) 全国 65か所 ( 平成 28 年 7 月 1 日時点 ) 自治体単独 (5か所) 含む 主に大学 大学病院 公立病院 24 か所 (37%) 保健所 18 か所 (28%) において実施 予算額等平成 30 年度概算要求 174 百万円 ( 基準額 474,500 円 実施月数 )( 補助率国 1/2 都道府県 指定都市 中核市 1/2) 相談実績平成 27 年度 :20,623 件 ( 内訳 : 電話 10,316 件 面接 7,305 件 メール1,600 件 その他 1,402 件 ) ( 電話相談 ) 医師 13% 助産師 45% 保健師 23% 看護師 7% 心理職等 12% ( 面接相談 ) 医師 40% 助産師 28% 保健師 11% 看護師 4% 心理職等 17% ( 相談内容 ) 費用や助成制度に関すること(7,476 件 ) 不妊症の検査 治療(5,711 件 ) 不妊の原因(1,736 件 ) 不妊治療を実施している医療機関の情報(1,615 件 ) 家族に関すること(1,394 件 ) 不育症に関すること(852 件 ) 主治医や医療機関に対する不満(796 件 ) 世間の偏見や無理解による不満(549 件 )