2 おもてなしの推進 本県を訪れた旅行者がやすらぎと感動を覚え 再び訪れたくなる魅力ある地域づくりを進めるため 地域への誇りと愛着に基づくおもてなしを県民総参加により推進します 1 満足度 ( アンケート調査で非常に満足と答えた観光客の割合 ) 45% 以上 2 リピーター率 67% 以上 おもてな

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別紙 町田市観光まちづくり リーディングプロジェクト ( 案 ) 町田市

関経連_事業報告書CS4.indd

公益目的支出計画実施報告書 29 年度 (2017/4/1 から 2018/3/31 まで ) の概要 1. 公益目的財産額 10,097,432 円 2. 当該事業年度の公益目的収支差額 ((1)+(2) (3)) 10,213,503 円 (1) 前事業年度末日の公益目的収支差額 7,130,4


北海道ドライブ観光促進社会実験 実施結果 1 例N 3を表示凡アプリ利用者の属性 実験期間中 1,211 人の外国人観光客が北海道内でアプリ Drive Hokkaido! を利用 ( 実験期間中の全道の外国人レンタカー貸渡台数 19,543 台の約 6% に相当 ) 国 地域別では香港 シンガポー

により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

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Microsoft Word - 【H 現在版】■ガイドラインv8.doc

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

目 次 1 平成 23 年の観光動向 1 2 観光統計総括表 2 3 観光客数 観光消費額の推移 3 4 月別観光客数 4 5 個人客 団体客の推移 5 6 宿泊客 日帰り客の推移 6 7 交通機関別観光客数の推移 7 8 外国人宿泊者数の推移 8 9 国 地域別外国人宿泊者数 9 10 コンベンシ

目的 川越市は 埼玉県の南西部に位置し 新河岸川の舟運や川越街道を通じた江戸との交流により発展してきました 蔵造りの町並みや時の鐘などの歴史的な観光資源に恵まれ 都心からのアクセスも良いことから 毎年多くの観光客が本市を訪れています このような中 本市では 平成 20(2008) 年に 川越市観光振

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渚泊推進対策 平成 29 年 3 月に閣議決定された 観光立国推進基本計画 において 農山漁村滞在型旅行をビジネスとして実施できる体制を持った地域を平成 32 年度までに 500 地域創出することにより 農泊 の推進による農山漁村の所得向上を実現する と位置づけられたところ 農泊 を持続的なビジネス

2. 本市の上期観光入込客数について平成 27 年度上期観光入込客数は 総数 377,300 人で 前年の 351,600 人より 25,700 人 7.3% の増となった その内訳として 道内客が 84,900 人で 前年の 94,200 人より 9,300 人 9.9% の減 道外客が 292,

(5) 観光情報センター活動事業 県内の観光情報を内外に提供し 観光客の誘致促進を図る (6) 九州域内対策事業県内観光施設との連携による周遊 再来訪の仕掛け ( 紙媒体でのスタンプラリー レジャーチケットと絡めた企画 ) や WEB を活用した新しい形でのスタンプラリーを展開することで 九州域内か

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要地域全体が観光で 稼ぐ 仕組みを構築していくため, 県域 DMOに必要な人材の育成 確保 活用 観光地ブランド化や宿泊施設の充実など魅力ある観光地域づくり 県産品の知名度向上や販路拡大による稼げる観光産業の振興 旅行博や訪日旅行商談会におけるPRな

資料 5 総務省提出資料 平成 30 年 12 月 21 日 総務省情報流通行政局

平成17年

2 事業の名称及び内容 : 秋田犬 活用による観光地域づくり推進事業 秋田県 1. 秋田犬の里魅力アップ促進事業 (1) 交通機関や施設の受入体制整備 秋田犬の里 の空の玄関である大館能代空港や大館能代空港リムジンバス アクセス鉄道である秋田内陸線等について 案内の多言語化や秋田犬の車両ラッピング

観光立国の実現に向けた政府の取組 26 年 12 月 観光立国推進基本法を制定 28 年 1 月 観光庁設置 212 年 3 月 観光立国推進基本計画を閣議決定 213 年 6 月 観光立国実現に向けたアクション プログラム策定 7 月 タイ マレーシア向けビザ免除 213 年 12 月 訪日外国人

第2号議案

数値目標 KPI 山口ゆめ花博の山口きらら博記念公園県外からの入場者数の年間利用者数 年月 申請時 - 57 万人 平成 28 年 12 月 初年度 - 57 万人 平成 30 年 3 月 2 年目 6 万人 87 万人 平成 31 年 3 月 3 年目 - 67 万人 平成 32 年 3 月 対象

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要地域の核となる観光資源のブラッシュアップ等の取組と, その観光資源の魅力を伝える戦略的なプロモーション, 観光客のニーズに応える受入態勢の整備を連動させることにより, 観光客の誘致と周遊促進が一層図るとともに, 観光客の興味を刺激する 広島県の魅力

P.1 平成 28 年度タイ市場調査結果 北海道観光成 市場誘客促進事業 ( タイ市場 ) 概要編 公益社団法 北海道観光振興機構

6光産業振興に向けた現状と課題 ( 東京の魅力の発信と多様な旅行者誘致の展開 ) 東京の旅行地としての魅力を効果の高い手法で海外に発信し その浸透を図ることが重要となっている そのため 国や地域ごとに旅行者の特性に応じた東京の魅力のPRと多様な形での旅行者誘致活動 ( プロモーション ) を進めるこ

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 DMO による広域観光連携 2 地域再生計画の作成主体の名称 石巻市 東松島市 3 地域再生計画の区域 石巻市及び東松島市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 圏域の現状 2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災から5 年が経過した これまで 復興

平成 30 年度上期観光入込客数状況について Ⅰ. 本市の上期観光入込客数の概要について 平成 30 年度上期観光入込客数は 総数 380,100 人で 前年の 399,700 人より 19,600 人 4.9% の 減となった (1) 道内客 道外客の状況 道内客が 98,200 人で 前年の 9

4-(1)-ウ①

平成 29 年 1 月 13 日観光庁 カテゴリー Ⅱ 以上の認定外国人観光案内所への支援を開始します 二次募集 ~ 訪日外国人旅行者にとって利用しやすい観光案内所の整備を促進 ~ 観光庁は 平成 29 年 1 月 13 日より JNTO( 日本政府観光局 ) が認定するカテゴリー Ⅱ 以上 ( )

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数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度増加分 (1 年目 ) 平成 29 年度増加分 (2 年目 ) 平成 30 年度増加分 (3 年目 ) 観光消費額県内の延べ宿泊者 1,503 億円 195 億円 51 億円 51 億円 348 万人 40 万人 6 万人 6 万人 数 訪日外国

目 次 1 目指すべき方向の策定に当たって 背景 目的 2 山梨県内の公共交通の現状と課題 本県を取り巻く環境 本県のバス交通の現状等 観光客と利用する交通手段等 3 山梨県のバス交通の目指すべき方向 背景と課題 基本的な考え方 基本理念 実現する将来像 基本目標 4 広域的な路線 5 地域内路線

平成 31 年度 (4 年目 ) 平成 32 年度 (5 年目 ) KPI 増加分の 累計 100,000 人 112,000 人 52,200 人 4,500 千人 4,700 千人 1,250 千人 1,928 億円 1,997 億円 601 億円 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体

Ⅰ 観光振興計画制定の背景 1 観光による地域振興 観光立国推進基本法 に基づき策定された 観光立国推進基本計画 の中で 観光立国の実現は地域経済の活性化 雇用機会の増大 国民の健康の増進 潤いのある豊かな生活環境の創造 国際相互理解の増進等の意義を有するものである と位置づけられています また 東

昇龍道フ ロシ ェクト 資料 3 昇龍道プロジェクトの 平成 31 年度活動方針 ( 案 ) 2019 年 3 月 8 日第 10 回昇龍道プロジェクト推進協議会

外国人旅行者の受入環境の整備に関する行政評価・監視_参考資料

マートシティ2020 年に向けた政策展開のポイント 訪都外国人旅行者の更なる誘致を目指し 東京 2020 大会とその先を見据えた戦略的な観光プロモーションを展開 多様な旅行者が安心かつ快適に観光を楽しめるよう 観光案内機能の充実や多言語対応の強化等 受入環境の整備を推進 ナイトライフ観光の取組や地域

共通基準による観光入込客統計 ~ 共通基準に基づき 平成 22 年 月期調査を実施した 39 都府県分がまとまりました~ 平成 23 年 10 月 31 日観光庁 各都道府県では 平成 22 年 4 月より順次 観光入込客統計に関する共通基準 を導入し 信頼 性の高い観光入込客統計調査を

(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

観光部 事業報告(案)

平成 29 年 1 月 25 日 北海道ドライブ観光パス社会実験 ( 仮称 ) のパートナーを募集! ~ 民間アプリを活用し外国人レンタカー利用者のデータを収集 ~ 北海道開発局では 平成 29 年度に 北海道ドライブ観光パス社会実験 ( 仮称 ) を実施する予定です 今般 スマートフォンのアプリケ

スライド 1

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 チャリ旅!~ 栃木県北サイクルツーリズム事業 ~ 2 地域再生計画の作成主体の名称大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町 3 地域再生計画の区域大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課

鹿児島県観光動向調査 鹿児島県 PR 観光戦略部観光課 平成 31 年 3 月の観光客の動向 1 概要平成 31 年 3 月における調査対象ホテル 旅館 76 施設の宿泊客数 ( 宿泊延べ人員 ) は 合計 309,924 人で 前年同月比 4.1% 減となった このうち外国人は 41,123 人で

し環境の整備や 大会 合宿等の誘致 グッズや特産品の物販 体験型観光など スポーツを生かしたにぎわいの創出を進めることにより 交流人口の増加を図るとともに 将来的な市への移住 定住の促進を目指す 事業 スポーツを生かした交流によるにぎわい創設事業 KPI 観光交流客数 地域ブランド調査魅力度全国ラン

手ぶら観光 に関する制度概要 共通ロゴマークの掲出認定 手ぶら観光 共通ロゴマーク 平成 30 年 3 月末日現在 222 箇所を認定 手ぶら観光共通ロゴマーク認定を受けるメリット 1 共通ロゴマークを掲出して外国人旅行者へ PR が可能 手ぶら観光補助事業 手ぶら観光カウンターの開設 改修費用 設

待される 交流人口の拡大 に向けた観光地域づくりの推進に取り組むこととしている また みやぎ第 3 期みやぎ観光戦略プラン では みやぎの観光が抱える課題に対応する取組の柱として 沿岸部の観光資源の再生と積極的な誘客 観光消費効果の高い県外等からの誘客強化 観光資源の魅力の向上と観光客受入態勢の整備

PowerPoint プレゼンテーション

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1 地域再生計画の名称 りんくうタウン活性化プロジェクト 地域再生計画 2 地域再生計画の作成主体の名称泉佐野市 3 地域再生計画の区域泉佐野市の区域の一部 ( りんくうタウン インターナショナルビジネス地区 ) 4 地域再生計画の目標 4-1 地域の現状 課題平成 6 年に開港した関西国際空港の地

資料 5-2 クールジャパンの推進 平成 27 年 1 月 26 日 総務省

Microsoft Word _MICE_Q&A(最終案)

Microsoft Word - 仕様書(北関東三県台湾誘客プロモーション業務 )

11 歴史文化基本構想 の策定や 歴史的風致維持向上計画 の作成 認定に向けた計画の見込等 本事業で取り上げる文化遺産は多数の自治体に渡っており 関係する自治体における歴史文化基本構想の検討を促し これを支援する 12 担当局 地方公共団体担当局課 大阪府教育庁文化財保護課

宮城県 ( 以下 県 という ) は, 平成 19 年 3 月に策定した 宮城の将来ビジョン に基づき, 観光を経済波及効果の大きい本県経済の成長のカギと位置づけ, 県民の参加のもと幅広い分野で観光振興施策を実施してきました その間, 平成 20 年に開催した 仙台 宮城デスティネーションキャンペー

資料 3 高山市における地方誘客に関する取り組み 高山市のインバウンド誘客 ( 戦略 ) のこれまで 訪日外国人旅行者の更なる地方誘客に向けて 岐阜県高山市市長國島芳明 平成 29 年 5 月 16 日 1

Ⅱ 地域マネジメントの推進 県域版 DMO の機能を効果的に発現するため 商品企画や販売 マーケティング機能などの強化を図るとともに 域内 DMO 組織や観光協会 関係団体等との連携を強化し 県内観光の発展をサポートする (1)DMO 推進事業 1 商品企画 販売機 能の強化 ( 新 ) おんせん県

剣淵_巻頭_00.01

資 料

はじめに スノーリゾート地域の活性化は 国内外の旅行者がともに減少する冬期の観光振興を進める上で極めて重要であり 観光庁では平成 27 年から スノーリゾート地域の活性化に向けた検討会 を開催し スノーリゾート地域を取り巻く状況の調査 分析等を通じて 本年 4 月に今後の取組の方向性等について最終報

PowerPoint Presentation

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姫路市及びたつの市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約 姫路市 ( 以下 甲 という ) 及びたつの市 ( 以下 乙 という ) は 連携中枢都市圏構想推進要綱 ( 平成 26 年 8 月 25 日付け総行市第 200 号総務省自治行政局長通知 ) に基づく連携中枢都市圏である播磨圏域 ( 以下

東北地域のインバウンドの現状 東北 6 県の外国人延べ宿泊人数の推移 東北 6 県の外国人延べ宿泊数は 震災前の平成 22 年の数値まで回復 東北地域の市場別延べ宿泊人数の推移 平成 27 年 1~11 月の延べ宿泊数は 平成 22 年同期比で台湾は増加 一方 韓国 香港は未だ回復傾向にない 250

4-3 地域再生計画の目標本事業により 視察ルートの開発 提供や視察案内等を通じて 新しいひとの流れづくり ( 交流人口の拡大 ) と併せ 地域のしごとづくり ( 雇用の創出 ) を実現する なお 本事業の実施にあたっては 本市 石巻市の連携の下 観光施設や交通事業者に加えて 宿泊施設や飲食業等のサ

事業の目的 ( 新 ) 長崎空港 24 時間化推進事業費 長崎空港の利用拡大を図るため 時間化を推進 新幹線 総合交通対策課予算額 58,784 千円 これまでフライト時間の制約により実現できなかった国際定期便等の誘致を図るため 空港の運用時間を拡大し 24 時間いつでも運航が可能な空港

3 つの取組の柱 明治維新 150 年を活かした効果的な情報発信 誘客戦略の展開 DMO の機能を発揮したマーケティング戦略の新たな展開 インバウンド観光の推進 やまぐち DMO の形成 確立 やまぐち DMO ツーリズム戦略に掲げる 4 つの経営方針 1 やまぐちらしさ を磨き上げます ブランド力

129

Ⅰ ツーリズムの創造 発展 (1) ツーリズム企画推進事業 平成 30 年度事業計画 ( 案 ) 1 戦略的なツーリズム企画の推進 ( 担当 : 経営 ) ( 担当 : 地域 ) 事業企画委員会やツーリズム戦略会議等のもと 会員相互の連携により事業企画 推進を図るとともに 県や市町村等への事業企画等

平成17年7月


施策吊

国内観光復興に向けた取組 3. 来てもらう ( 観光業における風評の払拭 )(4)1 県外からの旅行者の回復に向けた施策 (a) 福島県ならではのコンテンツを発信する これまでの取組内容 日本酒ツーリズム増進事業全国新酒鑑評会で 金賞受賞数が5 年連続で日本一に輝いた 福島県の酒蔵について スタンプ

スライド 0

平成27年度事業計画

ラグビーワールドカップ2019及び 東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた 掛川市の取組基本方針


観光消費額観光入込客数観光消費額と観光入込客数の推移 ( 億円 ) , ,391 ( 千人 ) 7,000 6, ,845 5,753 6,000 5,500 第 5 章前期基本計0 5

手ぶら観光 とは 訪日外国人旅行者が鉄道等で大きな荷物を持ち運ぶ不便を解消するため 空港 駅 商業施設等で荷物の一時預かり 空港 駅 ホテル 海外の自宅等へ荷物を配送すること 2020 年東京オリンピック パラリンピックの開催までに 訪日外国人旅行者が 手ぶら観光 出来る環境整備を実現! 手ぶら観光

北海道MICE戦略(仮称)

業務委託仕様書

スライド 0

地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

Microsoft Word - 基本方針案ver.3.33

今後の観光振興策に関する意見 ~ 新たな観光ビジョン 策定への期待 ~ 平成 28 年 2 月 18 日日本商工会議所 1. 基本的考え方 観光は 地方創生 デフレ脱却 成長戦略の切り札となるものであり 特にインバウンドにかかる期待は大きい 円安 訪日ビザ発給要件の緩和などを背景に 中間層の所得が増

Index 1. 東北の現状 2. 業界や企業のこれまでの取組み 3. 観光振興への課題と対応策 4. 結びに 1

Microsoft Word - ★新潟県観光立県推進行動計画

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

での滞在になっている その一方 姫路市での宿泊者数は 633 人と極端に少ない状況である ( 観光庁宿泊統計 ) 旅行業者 教育機関 自転車愛好家など民間では インドネシアとの交流の取り組みが既に始まっているところである それに加え本市の強みである 1インドネシア人が興味を示す写真のスポットとしての

数値目標 H29 年 3 月末 H30 年 3 月末 H31 年 3 月末 観光客入込客数 ( 単位 : 千人 ) 大鰐温泉もやし生産者数 ( 単位 : 人 ) 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要本事業は大鰐温泉もやし増産プロジェ

住宅宿泊事業の宿泊実績について 令和元年 5 月 16 日観光庁 ( 平成 31 年 2-3 月分及び平成 30 年度累計値 : 住宅宿泊事業者からの定期報告の集計 ) 概要 住宅宿泊事業の宿泊実績について 住宅宿泊事業法第 14 条に基づく住宅宿泊事業者から の定期報告に基づき観光庁において集計

スライド 1

数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) 港湾取扱貨物量 556 万トン 4 万トン 0 万トン 20 万トン 観光入込客数 2,899.4 万人回 -9.5 万人回 1.9 万人回 1.9 万人回 7

化することが課題である 4-2 地方創生として目指す将来像錦町では 市場ニーズに応じて農産物を安定的に供給するための生産者の活動を支援することに加え 観光誘客による物産振興を図り 本町の基幹産業である農業を稼げる魅力的な産業に変えることによって 人口減少の抑制及び新たな雇用創出による活力に満ちたまち

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で頒布する 作成期日 年 1 回発行 (11 月 ) 作成部数 約 2,500 部 主な内容 本県の自然や景勝地などを紹介した観光カレンダーの作成 d 海外誘客宣伝用パンフレット等作成海外からの観光客の誘致促進を図るため 本県の観光地 交通アクセス等を紹介するパンフレット トラベルマニュアルガイドブ

第2章マレーシア人海外旅行市場の現状


Transcription:

1 やまなし観光産業活性化計画の推進 やまなし観光産業活性化計画 に基づく施策を総合的に推進し 観光産業を活性化することにより地域経済の発展と雇用の創出を図ります 1 計画推進の支援組織の設立 2 本県の観光消費額の増加 3,573 億円 H26) 3 (,811 億円 3 雇用誘発効果 ( 観光消費額から推計される雇用人数 ) の拡大 32,384 人 H26) 34 ( 国内旅行の促進 インバウンド観光の促進 人材育成 おもてなしの推進など計画に基づく施策の実施 おもてなし講演会 セミナーにアドバイザー派遣( 平成 28 年 5 月 6,453 人月 平成 29 年 2 月 ) キリンマーケティング( 株 ) との協働 ( ビールパッケージに おもてなしやまなし ロゴマーク使用 ) おもてなし年賀状(2 万枚完売 ) 支援組織の具体的な内容の検討 DMO 組織庁内検討 ( 平成 28 年 9 月 ) DMO 組織調査委託実施 ( 平成 28 年 10 月 ~ 平成 29 年 2 月 ) 地域連携 DMO 整備検討委員会実施 ( 平成 28 年 11 月 平成 29 年 1 月 ) 日本版 DMO への登録申請 やまなし観光推進機構を DMO 候補法人として平成 28 年 3 月観光庁に登録申請 平成 28 年 5 月登録 やまなし観光推進機構の DMO 化については 平成 29 年 4 月に設立の見込み観光消費額の増加については 3,934 億円 ( 速報値 ) 雇用誘発効果の拡大については 現在調査中 1 国内旅行の促進 インバウンド観光の促進 人材育成 おもてなしの推進など計画に基づく施策の実施 2 支援組織の具体的な内容の検討 3 日本版 DMO への登録申請 本県における観光産業の 稼ぐ力 と 働く魅力 を高め 更なる活性化を図るため やまなし観光推進機構を地域連携 DMO として整備し 新たに ツーリズムビジネス活性化センター を設置します ( 平成 29 年 4 月 1 日 ) 同センターでは 個別企業の経営改善のための専門的支援を行うとともに 市場データの分析に基づく着地型旅行商品の造成や戦略的プロモーション活動 外国人観光客の消費環境の整備などに取り組んでいきます

2 おもてなしの推進 本県を訪れた旅行者がやすらぎと感動を覚え 再び訪れたくなる魅力ある地域づくりを進めるため 地域への誇りと愛着に基づくおもてなしを県民総参加により推進します 1 満足度 ( アンケート調査で非常に満足と答えた観光客の割合 ) 45% 以上 2 リピーター率 67% 以上 おもてなし学習 マンガで知るやまなし の作成 県内取材 10 回 平成 29 年 3 月完成 配布 市町村や団体等が行う地域のおもてなしの拡大 推進につながる取り組みへの支援 おもてなし力向上モデル事業に対する補助金の交付 (8 団体に 2,442 千円 ) 旅行者の安全性 利便性 快適性向上に向けた観光地公衆トイレなど必要な施設整備 管理 市町村の実施する観光振興施設整備に対する補助金の交付決定 (6 市 1 町 3 村に 67,953 千円 ) 旅行者等に親しまれる美しい森林景観創出のための森林整備 櫛形山 乙女高原 三ツ峠など 3 市 3 町 1 村の8ヶ所で実施 満足度については 41.8%( 速報値 ) リピーター率については 51.9%( 速報値 ) 1 おもてなし学習 マンガで知るやまなし の作 成 2 市町村や団体等が行う地域のおもてなしの拡大 推進につながる取り組みへの支援 3 旅行者の安全性 利便性 快適性向上に向けた観光地公衆トイレなど必要な施設整備 管理 4 旅行者等に親しまれる美しい森林景観創出のための森林整備 おもてなしについては 引き続き 条例に基づき社会経済情勢の変化や県民ニーズの多様化に柔軟に対応しながら計画の着実な推進を図り 県民総参加でのおもてなしに取り組んでいきます 限られた予算のなかで 効率的な整備 管理が進められるよう 優先すべきものを検討のうえ 県有観光施設 ( 公衆トイレ 駐車場など ) の整備 維持管理や 市町村が行う観光振興施設の整備に対する支援に取り組んでいきます 市町村と連携を密にしながら 引き続き眺望確保のための森林整備 ( 県有林の除伐等 ) を行うが 整備後も良好な状態を維持してもらえるよう市町村に働きかけを行います

3 戦略的な観光プロモーションの実施 本県のイメージアップを図るなど更なる誘客を図るとともに 観光客の平準化を図り観光産業の生産性を高めるため 官民一体となった効果的なプロモーション活動を実施します 1 本県の観光入込客数 ( 実人数 ) の増加 30,017 千人 H26) 30 (,860 千人 2 本県の外国人延べ宿泊客数の増加 949 千人 H26) 1 (,575 千人 峡北地域のホテル 旅館と連携した 食 をテーマにした情報発信の実施状況 水と太陽のレシピ ホームページ開設 雑誌や Web メディアへのタイアップ広告 料理レシピ Web での県産品を活用したレシピ紹介 アプリ ココシル による観光情報提供等 本県のイメージアップと国内外からの誘客促進のため ハローキティを活用したPRの実施状況 グリーティング実施 8 回 専用ホームページによる情報発信等 観光客の平準化を図るため 冬の観光の強化及び平日開催の多い MI CE の誘致推進状況 MICE 開催への支援 10 件 観光入込客数の増加については 32,781 千人 ( 速報値 ) 外国人延べ宿泊者数の増加については 1,373 千人 ( 速報値 ) 1 峡北地域のホテル 旅館と連携した 食 を テーマにした情報発信の実施 2 本県のイメージアップと国内外からの誘客促進のため ハローキティを活用した PR の実施 3 観光客の平準化を図るため 冬の観光の強化及び平日開催の多い MICE の誘致推進 峡北地域のホテル 旅館と連携した 食 をテーマにした情報発信の実施 平成 29 年度は 峡中 峡東地域の 食 をテーマに地域と連携して情報発信を実施していきます 本県のイメージアップと国内外からの誘客促進のため ハローキティを活用した PR の実施 誘客促進に効果的な機会を捉えて PR を実施していきます 観光客の平準化を図るため 冬の観光の強化及び平日開催の多い MI CE の誘致推進 今後は やまなし観光推進機構において やまなし MICE 推進協議会メンバーと連携して誘致を推進していきます

4 県内周遊観光の促進 滞在 周遊観光を促進し観光消費額を増やすため 各地域の特色を活かした地域ブランドの構築や地域資源のネットワーク化に取り組みます 1 本県の観光入込客数 ( 実人数 ) の増加 30,017 千人 H26) 30 (,860 千人 2 本県の延べ宿泊者の増加 8,544 千人 H27) 8 (,971 千人 3 圏域ごとの観光入込客数の増加 峡南地域歴史 文化ツーリズム構想の策定 峡南地域歴史 文化ツーリズム振興会議の設置 (6 月 ) 新東名岡崎 SA におけるアンケート調査の実施 (7 月 ) 峡南地域歴史 文化ツーリズム振興会議 WG の開催 (8 月 ) 名古屋駅及び静岡駅におけるアンケート調査の実施 (10 月 ) 中京圏のエージェントに対するファムトリップの実施 (12 月 ) 峡南歴史 文化ツーリズム構想 策定 (3 月 ) ワインリゾート構想の推進 峡東地域ワインリゾート推進協議会総会 (4 月 ) 委員会 (6 月,10 月 ) 幹事会 (9 月 ) 開催 峡東ワインリゾートコンシェルジュ研修実施 (11 月 ~1 月 : 計 4 回 ) 専用サイトの構築及び広域ガイドマップ作成 (2 月 ) JR 東日本と連携した峡東ワインリゾートモニターツアー ( ワイントレイン運行 ) の実施 (2 月 ) 富士山観光の推進 富士北麓駐車場にミニステージを設置 イベントを開催 (7 月 ) 富士山発周遊観光促進事業 としてスタンプラリーを実施 (11 月 ~2 月 ) 1 峡南地域歴史 文化ツーリズム構想の策定 2 ワインリゾート構想の推進 3 富士山観光の推進 観光入込客数の増加については 32,781 千人 ( 速報値 ) 延べ宿泊者数の増加については 8,392 千人 ( 速報値 ) 圏域毎の観光入込客数の増加については 現在調査中 峡南地域歴史 文化ツーリズム構想の策定については 民間を含めた構想の推進組織を立ち上げ 官民が一体となって構想の実現に向けた取り組みを進めていきます ワインリゾート構想の推進については 官民が一体となって広域の受入環境整備と情報発信強化に取り組み 構想の着実な推進を図っていきます 富士山観光の推進については 富士北麓駐車場 ( ミニステージを含む ) を活用したイベントの誘致等に取り組むとともに マイカー規制期間中の富士山五合目から周辺地域への周遊を促す取り組みを進めていきます

5 インバウンド観光の促進 外国人旅行者が安心してやまなしへの旅を選択できる誘客活動と旅行者が快適で安全に滞在し 行動できる観光地づくりに必要な施策に取り組みます 1 本県の外国人延べ宿泊客数の増加 949 千人 H26) 1 (,575 千人 外国人観光客の誘致を促進するため 受入環境の充実を図るとともに 海外プロモーション活動等を展開しました 案内表示 パンフレット等の多言語化支援 首都圏の外国人向け観光案内所や観光施設での活用 海外向け観光展等での配布 観光案内所や公共交通機関が実施するパンフレットや看板などの多言語化を支援 ( 支援件数 26 件 ) 地域限定特例通訳案内士の養成研修を実施 (8~9 月 ) 合格者数 70 名 : 英語 42 名 中国語 24 名 タイ語 4 名 1 案内表示 パンフレット等の多言語化支援 2 地域限定特例通訳案内士養成研修の実施 3 外国人観光客誘致プロモーションの実施 外国人観光客誘致プロモーションの実施 国際観光トップセールスを実施タイ インドネシア マレーシア (8 月 ) フィリピン旅行商品造成 ( 造成数 12 本 ) 神奈川 静岡と連携事業を実施米国メテ ィア招請ファムトリッフ (10 月 ) 米国旅行博出展 セールスコール (2 月 ) 茨城との連携事業を実施台湾サイクリンク フ ロモーション ( ファムトリッフ (10 月 ) 旅行博参加 セールスコール (11 月 静岡との連携事業を実施台湾コ ルフツーリス ムファムトリッフ (9 月 ) 神奈川県との連携事業を実施英国及び米国ウェルネスツーリス ムメテ ィアファムトリッフ (12 月 外国人延べ宿泊客数の増加については 1,373 千人 ( 速報値 ) パンフレットについては 引き続き 外国人観光客の誘客に効果的な機会を捉えて配布していきます 増加する外国人観光客に対応するため 地域限定特例通訳案内士の養成を 引き続き実施していきます 外国人観光客の一層の誘致を図るため 新たにベトナムにおいて国際観光トップセールスを行うとともに 本県への観光客数の多い台湾において実施し 更なる取り込みを目指します トップセールスを実施したタイ及びインドネシアにおいて トップセールスで構築した関係を基に フォローアップの取り組みを行い 誘客の拡大を図ります