介護予防ケアマネジメントについて

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サービス共通.xls サービス共通 介護予防 日常生活支援総合事業 の質問への回答 サービス共通項目 質問等回答作成月 1 定款に追加する事業名については 介護予防 日常生活支援総合事業 でよいか? 訪問型サービスを実施する場合は 介護保険法に規定する第 1 号訪問事業 若しくは帯広市独自のサービス

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場に結び付けていきます 利用者のための目標設定がポイント 利用者自身がその生活課題に気付き 状況が改善されたときのイメージをもつことが必要です 利用者が主体的になれるよう支援します 非現実的な目標ではなく 実現可能で具体的な目標設定を行ない 利用者が実際に行動に移せるよう支援します 一定期間取り組ん

2 認定有効期間の開始日が 29 年 4 月 1 日からの要支援者について 次のようなケ ースが想定されるが 介護予防サービス計画 と 介護予防ケアマネジメン ト どちらを作成することになるのか 1 月により 総合事業のみの場合と 予防給付 + 総合事業の場合があるケース ( 通常は 訪問サービス又

平成 28 年 2 月以降に認定更新等により要支援認定を受けた方が介護予防訪問介護 介護予防通所介護を利用される場合 これまでの予防給付サービスから総合事業のサービスに変わります 要支援者の認定有効期間は現在最長 12か月ですので 大川市は平成 28 年 2 月から1 年かけて移行します 更新の場合

総合事業に係る Q&A 国 注意事項 備考欄には厚生労働省が作成した Q&A の参照先を記載しています 1 介護予防 日常生活支援総合事業ガイドライン案についての Q&A 9 月 30 日版 2 総合事業ガイドライン案に係る追加質問項目について ( 平成 26 年 11 月 10 日全国介護保険担当

スライド 1

介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

スライド 1

< 国が示す新しい総合事業の構成例 > ( 以下はサービスの典型例を示しているため, 市町村はこれらの例を踏まえて, 地域の実情に応じたサービス容を検討 ) 1 訪問介護 訪問型サービス ( 第 1 号訪問事業 ) 現行の訪問介護相当 多様なサービス 2 訪問型サービス A( 緩和した基準によるサー

区分

< F2D D8791CC817995D28F578CE B38CEB94BD8966>

住所地特例に係る事務の見直しの概要について Ⅱ- 資料 2 本事務は 介護予防 日常生活支援総合事業の実施時期に係わらず 平成 27 年 4 月から 全ての市町村において必要な事務であるので 留意されたい 1. 平成 27 年 4 月からの住所地特例に係る事務の見直しの概要 住所地特例の対象施設にサ

暫定ケアプランの取扱いについて 平成 30 年 11 月 29 日事務連絡隠岐広域連合介護保険課長通知 暫定ケアプランの取扱いについては 介護制度改革 INFORMATION vol.80 平成 18 年 4 月改定関係 Q&A(vol.2) について ( 平成 18 年 3 月 27 日厚生労働省

申請日以降に暫定ケアプランを作成した場合には 暫定ケアプランの作成日までしか遡ることはできません 2 要支援認定の場合ア ) 給付管理業務を行う事業者介護予防支援事業者が 介護予防サービス計画 を作成し 給付管理業務を行うので 暫定ケアプランを作成した居宅介護支援事業者は 利用者を介護予防支援事業者

上田市介護予防 日常生活支援総合事業実施要綱 平成 30 年 5 月 31 日 告示第 131 号 ( 趣旨 ) 第 1 条この告示は 介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 以下 法 という ) 第 115 条の45 第 1 項に規定する介護予防 日常生活支援総合事業 ( 以下 総合事業

【1117修正原稿】説明会資料

8_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用について

医療 回復支援 在宅 見附市の地域包括ケアシステム 介護体制と支援の拡大 資料 1 病院 ( 救急 基幹病院等 ) 早期退院 回復期 ( 市外 ) リハビリ病院 見附市立病院 保健福祉センター 特養ほか 医療 救急 手術など高度医療 集中リハビリ 早期回復 見附市医療の里 老健施設ケアプラザ見附 か

Ⅰ-9_(資料9)_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用_

新総合事業移行に係る延岡市 Q&A( 平成 29 年 1 月 4 日版 ) 1/1 ページ 利用回数 問 1 現在 家族や本人の希望により 要支援 1で週に2~3 回 要支援 2で週 3 回利用している方が数名いる 移行後は利用回数を減らす等の対応を行うべきか 答介護予防支援又は介護予防ケアマネジメ

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Ⅰ-9_(資料9)_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用_

小規模多機能型居宅介護介護予防小規模多機能型居宅介護複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 区分変更( 要介護 1~ 要介護 5の間 要支援 Ⅰ 要支援変更日 区分変更( 要介護 要支援 ) サービス事業所の変更( 同一サービス種類のみ ) 事業( 指定有効期間 ) 事業所指定効力停止の

第 11 名古屋市の介護予防 生活支援サービスに関する QA サービス種別等分類意見質問回答 全般既存事業の整理 現行の名古屋市高齢者自立支援訪問事業 (2 次予防事業 ) は 総合事業の 1 号訪問事業の生活支援型訪問サービスに一本化されるのでしょうか? 名古屋市高齢者自立支援訪問事業 と 予防専

まちの新しい介護保険について 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予

特別養護老人ホーム 優雅 社会福祉法人 桜寿会 ( 特別養護老人ホーム優雅 ) 福島県南会津郡南会津町田島字北下原 111 番 TEL: FAX: ( 郡山オフィス ) 福島県郡山市菜根一丁目 22 番 10 号 T

予定 地域密着型通所介護 に関する Q&A 通所介護事業所のうち 小規模な通所介護事業 ( 利用定員が 18 人以下の予定 ) については 平成 28 年 4 月 1 日から 地域密着型通所介護 として地域密着型サービスに移行することになりました つきましては その取扱いについてまとめましたので参考

利用者基本情報 基本情報 作成担当者 : 相談日年月日 ( ) 来 所 電話 その他 ( ) 初回 再来 ( 前 / ) 本人の現況在宅 入院又は入所中 ( ) フリガナ 本人氏名 男 女 M T S 年月日生 ( ) 歳 Tel ( ) 住 所 Fax ( ) 日常生活 障害高齢者の日常生活自立度

03-0減算(表紙)

8 ケアプラン見直し 従来, 予防給付を利用している利用者の総合事業への移行時期について, 認定更新, 区分変更, ケアプラン変更 からとは, 具体的にどのような時期となるのか 要支援認定の更新の場合は更新後の認定有効期間の開始日から, 変更申請を行い要支援認定を受けた場合は変更後の認定有効期間の開

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はじめに 本手引きは 平成 29 年 4 月から実施している介護予防 日常生活支援総合事業の 介護予防ケアマネジメント に関する運営や介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準 報酬等を解説した手引きです 本手引きを参考に 介護保険制度の基本的な事項や運営上の具体的な取扱い等について理解を深めて

厚生労働省による 平成 30 年度介護報酬改定に関する Q&A(Vol.1) に対する 八王子介護支援専門員連絡協議会からの質問内容と八王子市からの回答 Q1 訪問看護ステーションによるリハビリのみの提供の場合の考え方について厚労省 Q&A(Vol.1) での該当項目問 21 問 22 問 23 A

月額報酬対象サービス月途中の事由 区分変更( 要介護 1~ 要介護 5の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 小規模多機能型居宅介護介護予防小規模多機能型居宅介護複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 区分変更( 要介護 要支援 ) サービス事業所の変更( 同一サービス種類のみ ) 事業( 指定

地域支援事業交付金の算定方法について

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1 暫定ケアプランの取扱いについて 資料 5-2 (1) 暫定ケアプランを作成する場合の例ア被保険者が新規に要介護等認定の申請を行い, 認定結果が出るまでの間にサービスを利用する場合イ要介護等認定者が区分変更申請を行い, 認定結果が出るまでの間にサービスを利用する場合ウ要介護等認定者が更新申請を行い

01 表紙 老人保健課 - コピー

1102 請求誤りによる実績取り下げ 1109 時効による保険者申立ての取り下げ 1112 請求誤りによる実績取り下げ ( 同月 ) 1129 時効による公費負担者申立ての取り下げ 1142 適正化 ( その他 ) による保険者申立の取り下げ 1143 適正化 ( ケアプラン点検 ) による保険者申

月額報酬対象サービス月途中の事由 区分変更( 要介護 1~ 要介護 5の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 小規模多機能型居宅介護介護予防小規模多機能型居宅介護複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 区分変更( 要介護 要支援 ) サービス事業所の変更( 同一サービス種類のみ ) 事業( 指定

( 実施内容 ) 第 6 条実施する内容は 次のとおりとする (1) 利用申込みの受付 (2) 利用者との契約締結 (3) 契約書の確認 (4) アセスメント (5) 介護予防サービス 支援計画書 ( 介護予防ケアマネジメントに基づくケアプランをいう 以下同じ ) 原案の作成 (6) サービス担当者

<4D F736F F D C605F937393B9957B8CA781418E7392AC91BA81418AD68C CC816A C95DB8C9289DB2E646F63>

Microsoft Word - 01介護報酬請求の留意点

Ⅰ 通所リハビリテーション業務基準 通所リハビリテーションのリハビリ部門に関わる介護報酬 1. 基本報酬 ( 通所リハビリテーション費 ) 別紙コード表参照 個別リハビリテーションに関して平成 27 年度の介護報酬改定において 個別リハビリテーション実施加算が本体報酬に包括化された趣旨を踏まえ 利用

(頭紙)公布通知

第 1 回 介護予防 日常生活支援総合事業 についての事業者説明会 ( 資料 1) 平成 28 年 8 月 沼津市長寿福祉課

2. 経口移行 ( 経口維持 ) 加算 経口移行 ( 経口維持 ) 計画に相当する内容を各サービスにおけるサービス計画の中に記載する場合は その記載をもって経口移行 ( 経口維持 ) 計画の作成に代えることができる 従来どおり経口移行 ( 経口維持 ) 計画を別に作成してよい 口腔機能向上加算 口腔

Ⅱ-5_(資料5)_介護予防・日常生活支援総合事業サービスコード表(案)

6. 介護給付費等の過誤処理について

<4D F736F F D208B8F91EE E838A E398C8E82DC82C >

Microsoft Word 厚生労働省事務連絡(システム変更に係る参考資料その9)送付版


別紙 1 すべての指定居宅介護支援事業所が作成すること 特定事業所集中減算 ( 平成 30 年度 ) Ⅰ 特定事業所集中減算について 毎年度 2 回 判定期間に作成された居宅サービス計画のうち 訪問介護 通所介護 福祉用具貸与 地域密着型通所介護 ( )( 以下訪問介護サービス等という ) のそれぞ

居宅介護支援事業所に係る特定事業所集中減算の取り扱いについて

第 6 期ひろしま高齢者プランにおける介護サービス基盤整備について 介護保険課 1 目指す方向 高齢者が介護や支援が必要になっても, できる限り住み慣れた地域で自立した生活が継続できるよう, 必要に応じ適切なサービスが提供できる地域包括ケアに対応した介護サービス基盤が, 市町の方針や地域の実情に応じ

小規模多機能型居宅介護 介護予防小規模多機能 区分変更 ( 要介護 1~ 要介護 5 の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 型居宅介護く ) 区分変更 ( 要介護 要支援 ) サービス提供日 サービス事業所の変更 ( 同一サービス種類のみ ) ( 通い 訪問又は宿泊 ) 事業 ( 指定有効期間 ) 受給資

2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又

介護予防 日常生活支援総合事業 についての Q&A 八王子市 平成 28 年 8 月 12 日版

資料 4-1 請求方法について 愛知県国民健康保険団体連合会 1. 新しい総合事業の審査支払の国保連合会の活用 新しい総合事業においても 市町村の審査支払に関する事務が軽減できるよう 現行の給付と同様 国保連合会の審査支払を活用できるよう規定が設けられている ( 法第 115 条の 45 の 3)

暫定プランと居宅の届出について

14. 介護給付費算定に係る体制等に関する届出 ( 加算届 ) (1) 提出期限 提出先 体制等の届出については 加算等を算定する前月の15 日までに提出すること (16 日以降に提出された場合は 翌々月から算定 ) 加算廃止の場合は 直ちに提出すること 体制等の届出先は 指定申請等の提出先と同じで

( 平成 30 年度前期以降 ) 特定事業所集中減算に係る Q&A 制度全般に関することについて Q1 特定事業所集中減算について知りたい場合や様式をダウンロードしたい場合 どこを見ればわかりますか A1 飾区役所公式ホームページの 事業者情報 > 申請 手続き > 福祉関連 > 特定事業所集中減算

Microsoft PowerPoint 訪問サービス事業所向け研修会資料

居宅介護支援事業所重要事項説明及び同意書

注意 本様式は参考としてお示しするものです 引用する場合は各法人 事業所にて十分精査した上でご利用ください 介護予防 日常生活支援総合事業第一号事業契約書 様 ( 以下 利用者 という ) と ( 例 : 株式会社 社会福祉法人 会等 )( 以下 事業者 という ) は 事業者が提供するサービスの利

訪問介護にかかる適正なサービス提供及びサービス提供記録等の作成について 平成 26 年 10 月 15 日 ( 水 ) 神戸市保健福祉局高齢福祉部介護指導課 1. 当該集団指導の趣旨 このたび 神戸市は 不正な介護報酬の請求を行ったことを理由に 指定訪問介護事業所に対して 一部効力停止処分 (6カ月

06 参考資料1 平成30年度介護報酬改定における各サービス毎の改定事項について

平成30年度介護報酬改定における各サービス毎の改定事項について

Ⅱ-5_(資料5)_介護予防・日常生活支援総合事業サービスコード表_

20★◎事業所評価加算に関する事務処理手順及び様式例について

2 居宅サービス事業所の状況

各都道府県介護保険主管部 ( 局 ) 長殿 老振発 0703 第 1 号 老老発 0703 第 1 号 平成 27 年 7 月 3 日 厚生労働省老健局振興課長 ( 公印省略 ) 厚生労働省老健局老人保健課長 ( 公印省略 ) 地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に

2 5 ページ ( 第 1 号訪問事業 ) 訪問介護 : ロング ライフ訪問介護事業所 訪問型サービス費 1,168 月 訪問型サービス費 2,335 月 * 訪問型サービス費 (Ⅲ) 3,704 月 20 分未満 20 分以上 30 分未満 30 分以上 60 分未満 60 分以上 20 分以上

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正誤表

横浜市介護予防 日常生活支援総合事業費単位数サービスコード表 ( 平成 28 年 1 月版 ) 要支援者については 平成 28 年 1 月以降に認定の更新等により要支援認定を受けた方についてのみ 総合事業のサービスコードを使用します ( 認定の更新等までは 従前の介護予防訪問介護 介護予防通所介護の

様式第 号 ( 別紙 2) 介護予防サービス 支援計画書 (Ⅰ)(Ⅱ) の記入の仕方 介護予防サービス 支援計画書 (Ⅰ) * 被保険者番号 欄 * 計画作成 ( 変更 ) 日 ( 初回作成日 ) 欄 利用者の介護保険被保険者番号を記載する * 利用者名 生年月日 欄 介護予防支援事

春日井市介護予防 日常生活支援総合事業費単位数サービスコード表 ( 平成 30 年 10 月施行版 ) 1 訪問型サービス ( みなし ) サービスコード表 平成 27 年 3 月 31 日までに介護予防訪問介護の指定を受けていた事業所で 平成 30 年 3 月 31 日利用分までの請求に使用します

Microsoft Word - 調査結果

Microsoft Word - 29伊丹市介護サポーターポイント事業助成金交付要綱.doc

第 1 対象者となるケースとサービス提供の考え方 修正問 1 横浜市が示す 対象となるケースとサービス提供の考え方 では 横浜市訪問介護相当サービス 横浜市通所介護相当サービスの対象者となるケースが限定的に示されているが サービスを利用している方はサービスの利用の継続ができないのか 横浜市が示す 対

本日の内容 1 介護予防 日常生活支援総合事業 ( 新しい総合事業 ) の概要 2 柏市における総合事業移行当初のサービス 3 サービスの類型, 基準, 単価 4 生活支援サービスにおける人材育成 5 報酬の請求, 利用者との契約等 6 指定事務について 7 まとめ 今後のスケジュール 1

過誤申立書のみで結構です Q7. 過誤申立手続きが可能なのは 何か月前の利用分までですか? A7. 再請求の有無や再請求する額の増減によって異なります 各区 支所の介護医療係または神戸市役所介護保険課保険事業係にご相談ください Q8. 今月 10 日に提出したレセプト ( 介護給付費明細書 ) に入

通所型サービスの例 ( 典型例として整理したもの ) 現行の通所介護相当 市場 ( 地域支援事業の外 ) で提供されるサービス Ⅰ 通所介護 Ⅱ 通所介護 Ⅲ 通所型サービス A ( 緩和したによるサービス ) Ⅳ 通所型サービス B ( 住民主体による支援 ) Ⅴ 通所型サービス C ( 短期集中

平成17年度社会福祉法人多花楽会事業計画(案)

01 表紙 老人保健課

Q7: 判定様式には80% を超えるサービスのみ記載するのですか? それとも 80% を超える超えないに関わらず 居宅サービス計画に位置づけたサービスはすべて記載するのですか? A7: 80% を超える超えないに関わらず 居宅サービス計画に位置づけたサービスについて すべて記載してください Q8:

介護予防 日常生活支援総合事業単位数サービスコード表 ( 平成 29 年 4 月施行版 ) 1 介護予防訪問サービス ( みなし指定事業者用 ) 2 介護予防訪問サービス ( 平成 27 年 4 月 1 日以降の指定事業者用 ) 3 家事援助訪問サービス 4 介護予防通所サービス ( みなし指定事業

サービス提供体制強化加算に関する届出書 [ 定期巡回 随時対応型訪問介護看護事業所 ] 1 事業所名 平成年月日 2 異動区分 1 新規 2 変更 3 終了 3 届出項目 1 サービス提供体制強化加算 (Ⅰ イ ) 2 サービス提供体制強化加算 (Ⅰ ロ ) 4 研修等に関 1 する状況 3 サービ

Microsoft PowerPoint - è³⁄挎+間帅çfl¨ï¼›.pptx

介護報酬体系見直しの概要

通常の届出に係る加算等のサービス種類算定の開始時期 定期巡回 随時対応型訪問介護 届出が毎月 15 日以前になされた場合には看護翌月から 複合型サービス( 看護小規模多 16 日以降になされた場合には翌々月から機能型居宅介護 ) 夜間対応型訪問介護 ( 介護予防 ) 認知症対応型通所介護 ( 介護予

平成20年度春の家居宅介護支援事業所事業計画

平成 27 年度介護保険制度改正について ( 保険料 ) 第 1 号保険料の多段階化 軽減強化 (から ) 第 6 期保険料については 国の標準段階が 6 段階から 9 段階 ( 第 1 段階 第 2 段階の統合 ) に見直されますが 横浜市においては 第 5 期同様に第 1 段階 第 2 段階を区

計画の今後の方向性

( 通所リハビリテーション ) 名称 ( 運営主体 ) 医療法人井上病院 (( 医 ) 井上病院 ) 文書による指摘事項はありません 平成 27 年度指導結果 文書指摘の内容 実施日 平成 27 年 12 月 16 日 五十音順 北高崎通所リハビリセンター ( 医 ) 三六会北高崎クリニック ) 介

<4D F736F F D F955791E EE8CEC8B8B957494EF96BE8DD78F9182CC8B4C8DDA8E9697E1817A2E646F63>

Transcription:

介護予防ケアマネジメントについて 福祉部介護保険課給付担当 2017 年 2 月

1 これまでの経緯 平成 28 年 3 月総合事業開始 予防訪問介護相当 予防通所介護相当の開始介護予防ケアマネジメントの開始 平成 28 年 5 月 ~11 月 介護予防ケアマネジメント検討会の開催 平成 29 年 2 月 介護予防ケアマネジメントガイドラインの発行

2 介護予防ケアマネジメントガイドライン 掲載内容 介護予防ケアマネジメント実施時の留意点 従来の介護予防支援と異なる点 総合事業の事業説明 介護予防ケアマネジメントにかかる給付管理

2 介護予防ケアマネジメントガイドライン 序章はじめに 1 介護予防ケアマネジメントガイドライン発行経緯 2 介護保険法と総合事業の関係 3 問い合わせ先一覧 第 1 章総合事業 1 総合事業の概要 2 介護予防 生活支援サービス事業現行相当サービス 訪問型サービス A 訪問型サービス B 3 一般介護予防事業 4 基本チェックリスト 5 サービスの選択と利用開始にあたっての留意点 6 契約に関すること

2 介護予防ケアマネジメントガイドライン 第 2 章介護予防ケアマネジメント 1 介護予防ケアマネジメントの概要 2 介護予防ケアマネジメントの開始にあたり 3 アセスメント 4 ケアマネジメントケアマネジメントA ケアマネジメントC 5 介護予防ケアマネジメントの手順 6 その他の留意事項 委託の場合の手順についても掲載しています

2 介護予防ケアマネジメントガイドライン 第 3 章給付管理 1 給付管理の概要 2 給付管理の留意事項 3 請求に係る消滅事項 4 過誤申立 5 総合事業で適用される軽減制度 6 生活保護 ( 介護扶助 ) 介護予防支援の給付管理と異なる点のみを掲載しています

3 介護予防ケアマネジメントとは 総合事業の 介護予防 生活支援サービス事業 のひとつ 総合事業は 介護予防 生活支援サービス事業 と 一般介護予 防事業 で構成される 1 訪問型サービス ( 第 1 号訪問事業 ) 2 通所型サービス ( 第 1 号通所事業 ) 介護予防 生活支援サービス事業 事業 事業内容 3 その他の生活支援サービス ( 第 1 号生活支援事業 ) 4 介護予防ケアマネジメント ( 第 1 号介護予防支援事業 ) 要支援者等に対し 掃除 洗濯等の日常生活上の支援を提供 従来の予防訪問介護はこのサービスに内包される 要支援者等に対し 機能訓練や集いの場等 日常生活上の支援を提供 従来の予防通所介護はこのサービスに内包される 要支援者等に対し 栄養改善を目的とした配食や一人暮らし高齢者等への見守りを提供 要支援者等に対し 総合事業によるサービス等が適切に提供できるようケアマネジメントを実施する

3 介護予防ケアマネジメントとは 引用 : 平成 27 年 6 月 5 日介護保険最新情報 Vol.484

3 介護予防ケアマネジメントとは ( 引用 : 平成 27 年 6 月 5 日介護保険最新情報 Vol.484)

4 本市における介護予防ケアマネジメント 介護予防ケアマネジメント A 介護予防ケアマネジメント C 一部の手順を簡略化するケアマネジメント B は一律に運用方法を規定することが難しいことから 本市では位置付けていません かわりに ケアマネジメント A の手順の中に簡略化できる部分を設けています

5 介護予防ケアマネジメントの判別 引用 : 介護予防ケアマネジメントガイドライン p64

5 介護予防ケアマネジメントの判別 引用 : 介護予防ケアマネジメントガイドライン p65

6 介護予防ケアマネジメント A 平成 29 年 4 月より適用 手順概要 手順 考え方は基本的に介護予防支援と同じ 3カ月ごとの利用者居宅訪問義務の緩和 3カ月に1 回 何らかの方法 ( 面談等 ) でモニタリングを実施することで可 予防訪問介護相当 予防通所介護相当 訪問型サービス A を利用する場合は 従来の介護予防支援と同様にサービス利用状況の把握が必要です

6 介護予防ケアマネジメント A 初回以降の担当者会議の開催時 以下のいずれかに該当している場合は 担当者会議の省略が可能 2 回目以降の担当者会議の省略が可能な場合 利用者の状況に変化がなく サービス内容の変更が無い場合 利用者の状況に変化がなく サービス内容とサービス提供事業所の実態は従前と変わらないが サービス事業所の法人統合等により事業所番号や事業所名称等に変更が発生した場合 利用者の状況に変化がなく 利用するサービス種別は同じだが その内容が多少変更される場合 ( 家事援助で掃除の範囲が増える場合等 ) 利用者の状況に変化がある場合は 省略できません

6 介護予防ケアマネジメント A

6 介護予防ケアマネジメント C 平成 29 年 4 月より運用開始 アセスメントとケアプラン作成のみを実施するもの

6 介護予防ケアマネジメント C 作成するケアプランは A 表のみ B 表 C 表 D 表 E 表別紙 F 表は使用しない 介護予防プランの有効期限を設定し A 表に記載する 認定有効期間内 ( 事業対象者の場合は 2 年以内 ) 介護予防プランの目標に応じて適宜設定する 本人がサービス事業所へケアプランを持参するため ケアマネジメント実施者によるサービス事業所へのケアプラン交付は不要

6 介護予防ケアマネジメント C 記入上の留意点 介護予防プランA 表 基本的にケアマネジメントAと同様 全ての項目を記入 総合的な援助の方針 に必ず 介護予防プランの有効期間 健康上および生活上の問題点 解決すべき課題 必要なサービス内容を記入する 地域包括支援センターが居宅介護支援事業所へ委託している場合 地域包括支援センターの意見は書かれていなくても構わないが 地域包括支援センターの確認印を押印する 介護予防プランの作成例は介護予防ケアマネジメントガイドライン p101 を参照してください

6 介護予防ケアマネジメント C 記入上の留意点 介護予防プラン E 表 基本的にケアマネジメント A と同様に 支援経過を記録する 地域包括支援センターが介護予防ケアマネジメント C を実施する場合は 支援経過を 総合相談記録 に記載し 支援経過記録とみなすことも可能 ( 総合相談記録に支援経過を記載する場合は 介護予防ケアマネジメント C の対象者であることが解るように記載 ) 居宅介護支援事業所で受託し 実施する場合は E 表を使用します

7 報酬 名称単位算定時期 介護予防ケアマネジメント A 費 430 単位給付管理が発生した月に算定可能 ( 従来と同じ ) 介護予防ケアマネジメント C 費 430 単位介護予防プランを作成した月に算定可能 介護予防プランを見直し 再作成した場合も算定可能 ケアマネジメント C は利用者が支援を受ける動機づけを行う目的であることから サービスの利用有無に関わらず 介護予防プランを作成した月に対してケアマネジメント費の算定が可能です

8 加算 加算名目的単位数対象算定要件 初回加算 適切かつ質の高い介護予防ケアマネジメントを実施するため 特に手間を要する初回について評価を行うもの 300 単位 該当利用者のみ 1 新規に介護予防ケアマネジメントにより介護予防プランを作成する場合 2 要介護者が要支援認定又は事業対象者となり 介護予防ケアマネジメントにより介護予防プランを作成する場合 算定可能な場合 地域包括支援センターが初めて担当する場合や 要介護状態から要支援もしくは事業対象者の認定を受けた場合 最後に介護予防ケアマネジメントを実施してから暦月で 2 カ月以上経過している場合 ケアマネジメント C を初めて実施する場合 ケアマネジメント A からケアマネジメント C に切り替わる場合で 最後に介護予防ケアマネジメント A 費の請求を行ってから暦月として 2 カ月以上経過している場合 ケアマネジメント C からケアマネジメント A に切り替わる場合で ケアマネジメント C で支援を行っていた利用者の介護予防プランの有効期間が終了して 歴月で 2 カ月以上経過している場合

8 加算 初回加算の算定出来ない場合 介護予防支援 介護予防ケアマネジメントの場合ケアマネジメントA ケアマネジメントCの場合 加算名目的単位数対象算定要件 介護予防小規模多機能型居宅介護事業所連携加算 介護予防ケアマネジメントを受けていた利用者が 総合事業サービスから介護予防小規模多機能型居宅介護の利用へと移行する際に 介護予防ケアマネジメント実施事業所が保有する利用者の必要な情報を介護予防小規模多機能型居宅介護事業所に提供した場合の評価を行うもの 300 単位 該当利用者のみ 利用者が介護予防小規模多機能型居宅介護の利用を開始する際に 介護予防ケアマネジメント実施者が 介護予防小規模多機能型居宅介護事業所に出向き 利用者の総合事業サービス利用状況等の情報提供を行うことにより 介護予防小規模多機能型居宅介護における介護予防サービス等の利用に係る計画作成に協力した場合に算定します 当該介護予防小規模多機能型居宅介護事業所において 6 月以内に本加算を算定している利用者については算定できません 利用者が介護予防小規模多機能型居宅介護の利用を開始した場合のみ算定できます

9 受託件数 従前の介護予防支援と同様 介護予防ケアマネジメント A C 共に居宅介護支援事業所による受託が可能 居宅介護支援事業所の介護予防ケアマネジメントの受託件数については 居宅介護支援費の逓減制に含まれない ( 介護予防ケアマネジメントの件数は担当総件数から除外 ) 居宅介護支援事業所が受託する場合は 介護予防支援と介護予防ケアマネジメントの担当件数が混在しないよう管理してください

10 その他 給付管理の手順は現行と変更なし 暫定ケアプランで総合事業を利用する場合は留意が必要 書類の保存年限は 5 年に変更 総合事業では地方自治法が適用されることから 書類の保存 が 5 年となる 介護予防支援より保存年限が長くなります 留意してください

ご清聴ありがとうございました 介護予防ケアマネジメントガイドラインを活用して 平成 29 年 4 月から介護予防ケアマネジメントを実施してください