により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

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数値目標 平成 29 年 オープンカフェ新規参加店舗数 58 店 6 店 6 店 オリオン市民広場集客数 1,500 人 3,000 人 3,000 人 センターコア歩行者 自転車通行量 ( 平日 ) 1,700 人 1,700 人 1,700 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概

し環境の整備や 大会 合宿等の誘致 グッズや特産品の物販 体験型観光など スポーツを生かしたにぎわいの創出を進めることにより 交流人口の増加を図るとともに 将来的な市への移住 定住の促進を目指す 事業 スポーツを生かした交流によるにぎわい創設事業 KPI 観光交流客数 地域ブランド調査魅力度全国ラン

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

資料 5 総務省提出資料 平成 30 年 12 月 21 日 総務省情報流通行政局

関経連_事業報告書CS4.indd

1) 3 層構造による進捗管理の仕組みを理解しているか 持続可能な開発に向けた意欲目標としての 17 のゴール より具体的な行動目標としての 169 のターゲット 達成度を計測する評価するインディケーターに基づく進捗管理 2) 目標の設定と管理 優先的に取り組む目標( マテリアリティ ) の設定のプ

別紙 町田市観光まちづくり リーディングプロジェクト ( 案 ) 町田市


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(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

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ともに ほぼ 17 万人から 22 万人で推移している 8 月の休日の数字がこの基地跡地エリアの潜在的に有する土地資源としての可能性 ( キャパシティ ) を示していると言える こうした中 朝霞市は 平成 29 年 3 月 15 日に市制施行 50 周年を迎えること また 2020 年東京オリンピッ

Taro-全員協議会【高エネ研南】

学生確保の見通し及び申請者としての取組状況

2018 年度事業計画書 Ⅰ 基本方針 1. 健康関連分野を取り巻く環境と直近の動向 健康医療分野が政府の日本再興戦略の重点分野に位置づけられ 健康 医療戦略が策定されるなど 予防や健康管理 生活支援サービスの充実 医療 介護技術の進化などにより 成長分野としてマーケットは大きく拡大することが期待さ

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取組みの背景 これまでの流れ 平成 27 年 6 月 日本再興戦略 改訂 2015 の閣議決定 ( 訪日外国人からの 日本の Wi-Fi サービスは使い難い との声を受け ) 戦略市場創造プラン における新たに講ずべき具体的施策として 事業者の垣根を越えた認証手続きの簡素化 が盛り込まれる 平成 2

渚泊推進対策 平成 29 年 3 月に閣議決定された 観光立国推進基本計画 において 農山漁村滞在型旅行をビジネスとして実施できる体制を持った地域を平成 32 年度までに 500 地域創出することにより 農泊 の推進による農山漁村の所得向上を実現する と位置づけられたところ 農泊 を持続的なビジネス

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平成 31 年度 (4 年目 ) 平成 32 年度 (5 年目 ) KPI 増加分の 累計 100,000 人 112,000 人 52,200 人 4,500 千人 4,700 千人 1,250 千人 1,928 億円 1,997 億円 601 億円 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体

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二さらに現代社会においては 音楽堂等は 人々の共感と参加を得ることにより 新しい広場 として 地域コミュニティの創造と再生を通じて 地域の発展を支える機能も期待されている また 音楽堂等は 国際化が進む中では 国際文化交流の円滑化を図り 国際社会の発展に寄与する 世界への窓 にもなることが望まれる

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姫路市及びたつの市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約 姫路市 ( 以下 甲 という ) 及びたつの市 ( 以下 乙 という ) は 連携中枢都市圏構想推進要綱 ( 平成 26 年 8 月 25 日付け総行市第 200 号総務省自治行政局長通知 ) に基づく連携中枢都市圏である播磨圏域 ( 以下

豊橋市 PPP/PFI 手法導入優先的検討方針 効率的かつ効果的な公共施設等の整備等を進めることを目的として 多様なPPP/P FI 手法導入を優先的に検討するための指針 ( 平成 27 年 12 月 15 日民間資金等活用事業推進会議決定 ) に基づき 公共施設等の整備等に多様なPPP/PFI 手

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 DMO による広域観光連携 2 地域再生計画の作成主体の名称 石巻市 東松島市 3 地域再生計画の区域 石巻市及び東松島市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 圏域の現状 2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災から5 年が経過した これまで 復興

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4-2 地域の課題人口の減少により 町内では老朽化した空き家 空き店舗が随所に見られるようになっており 平成 28 年 3 月に町内を調査したところ 空き家 空き店舗と思われる建物が 159 軒存在していることが判明した 特に 商店街 公共機関 医療機関等が近接する利便性の高い中心市街地における空き

目次 第 1 章計画の基本方針 1 1 策定の趣旨 1 2 東京 2020 大会ビジョンの共有 1 3 基本コンセプト 2 4 基本目標 ( 創出するレガシー ) 2 5 計画の期間 2 第 2 章アクション 3 1 共通の取り組み 3 2 基本目標スポーツ振興 4 3 基本目標観光振興 5 4 基

数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) 港湾取扱貨物量 556 万トン 4 万トン 0 万トン 20 万トン 観光入込客数 2,899.4 万人回 -9.5 万人回 1.9 万人回 1.9 万人回 7


加賀市農業委員会農地等の利用の最適化の推進に関する指針 平成 30 年 1 月 26 日制定 加賀市農業委員会 第 1 指針の目的 農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 という ) の一部改正法が平成 28 年 4 月 1 日に施行され 農業委員会においては 農地等

域 ) 域 ) 百万円 ) 百万円 ) の空き の空き 家 空き 家 空き 店舗を利 店舗を利 用したリ 用したリ ノベーシ ノベーシ ョン件数 ョン件数 件 ) 件 ) 居住人口 32,

【課題1】海外の企業・人材が東京でビジネスをしやすい環境づくり~【参考】民間によるビジネス交流拠点の例

併せて 先進事例を統一的なフォーマットでデータベース化する また 意欲ある地域が先進的な取組みを行った人材に 目的に応じて容易に相談できるよう 内閣官房において 各省の人材システムを再点検し 総合的なコンシェルジュ機能を強化する 各種の既存施策に加え 当面 今通常国会に提出を予定している 都市再生法

北海道MICE戦略(仮称)

公益目的支出計画実施報告書 29 年度 (2017/4/1 から 2018/3/31 まで ) の概要 1. 公益目的財産額 10,097,432 円 2. 当該事業年度の公益目的収支差額 ((1)+(2) (3)) 10,213,503 円 (1) 前事業年度末日の公益目的収支差額 7,130,4

北部大阪都市計画彩都地区計画 ( 案 ) 北部大阪都市計画彩都地区計画を 次のとおり変更する 1. 地区計画の方針 名称彩都地区計画 位 置 茨木市大字粟生岩阪 大字宿久庄 大字清水 大字佐保 大字泉原 大字千提寺 大字大岩 大字福井 大字大門寺 大字生保 大字安威 山手台一丁目 山手台三丁目 山手

活動状況調査

資料 ( 文部科学省 ) 第 2 回国と地方のシステム WG 御説明資料 平成 29 年 3 月 6 日スポーツ庁提出資料


地域再生計画 1 地域再生計画の名称 チャリ旅!~ 栃木県北サイクルツーリズム事業 ~ 2 地域再生計画の作成主体の名称大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町 3 地域再生計画の区域大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課

( 常任本部会議の設置等 ) 第 9 条本部に常任本部会議を設置する 2 常任本部会議は 委員長 副委員長及び委員で組織する 3 委員長は 第 11 条第 1 項に規定する最高情報統括責任者をもって充てる 4 委員長は 常任本部会議の事務を総理する 5 副委員長は ICTに関する事務を分掌するプロジ

OB140418大森法人ニュースVol 月_PDF納品用

( 参考様式 1) ( 新 ) 事業計画書 1 事業名 : 2 補助事業者名 : 3 事業実施主体名 : Ⅰ 事業計画 1 事業計画期間 : 年 月 ~ 年 月 記載要領 事業計画期間とは 補助事業の開始から事業計画で掲げる目標を達成するまでに要する期間とし その期限は事業実施年 度の翌年度から 3

< 基本方針 > 一般社団法人移住 交流推進機構 ( 以下 JOIN という ) は 地方に新しい生活や人生の可能性を求めて移住 交流を希望する方々への情報発信や そのニーズに応じた地域サービスを提供するシステムを普及することにより 都市から地方への移住 交流を推進し 人口減少社会における地方の振興

Fw: 東北活動紹介 Fw: 東北 の活動は Facebook ページで発信しています Facebook 内で Fw 東北 フォワード東北 を検索

資料 2-2 成長戦略改訂に向けた地域活性化の取組みについて ( 案 ) 内閣官房地域活性化統合事務局 成長戦略の改訂に向け これまでの施策の成果が実感できない地方において 新たな活力ある地域づくりと地域産業の成長のためのビジョンを提供しその具体化を図る 超高齢化 人口減少社会における持続可能な都市

計画的な再開発が必要な市街地 特に一体的かつ総合的に再開発を促進すべき地区 市町名 名称 再開発の目標 土地の合理的かつ健全な高度利用及び都市機能の更新に関する方針 特に整備課題の集中がみられる地域 ( 課題地域 ) 地区名 西宮市 C-4 浜脇 ( 約 175ha) 居住環境の向上 良好な都市景観

用への助成を除くと 住宅に関する融資や助成制度等の情報提供の充実 との回答割合が高い( 子育て住み替え意識調査 ) 以上のことから 住宅が手狭であることを理由に市外へ転出する若い世代が相当数存在し また その傾向が強まっていることがうかがえる また 住み替え後は4LDKの間取りを中心とした持ち家 (

報道発表資料(新宿駅屋内地図オープンデータ)

発行 第 4 号まで各 2,000 部発行 NPO 団体 コミュニティとの交流 連携 スタッフ研修 中間支援団体の設立支援などを実施している 25 年度からは とめ市民活動プラザ を市に移管し とめ市民活動フォーラム を NPO 法人化した上で 市が NPO 法人とめ市民活動フォーラム に運営管理を

(1) 当該団体が法人格を有しているか 又は法人格のない任意の団体のうち次の1~2の要件を全て満たすもの 1 代表者の定めがあること 2 団体としての意思決定の方法 事務処理及び会計処理の方法 並びに責任者等を明確にした規約その他の規定が定められていること (2) 関係市町村との協議体制を構築してい

中井町緑の基本計画(概要版)

各 位 平成 27 年 5 月 11 日 会社名株式会社みちのく銀行代表者名取締役頭取髙田邦洋 ( コード番号 8350 東証第一部 ) 問合せ先経営企画部長須藤慎治 ( ) 第四次中期経営計画の策定について 株式会社みちのく銀行 ( 頭取髙田邦洋 ) は 平成 27 年 4

4. 都市づくりの目標と方針 4-1 都市づくりの基本理念 地域の個性が輝く生活快適都市 上田 ~ 魅力あるふるさと活気ある交流風格ただようまち ~ 基本理念の意味あい 上田市は 歴史 文化 自然 産業などに恵まれた特色ある地域から成り立っており 各地域が個性を発揮し 連携し合い 交流を促進しながら

起業家を総合的に支援する 起業支援センターながおか と連携することで 高い事業 効果を実現するものである 数値目標 未来の起業家応援事業若者提案プロジェクト事業支援事業年月 KPI 支援による年間起業 起業に結びついた若者 10~39 歳の転出超過 創業件数 プロジェクト数 の抑制 申請時 0 件

Microsoft Word _MICE_Q&A(最終案)

01_公募要領

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第3節 重点的な取り組み

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4-3 地域再生計画の目標本事業により 視察ルートの開発 提供や視察案内等を通じて 新しいひとの流れづくり ( 交流人口の拡大 ) と併せ 地域のしごとづくり ( 雇用の創出 ) を実現する なお 本事業の実施にあたっては 本市 石巻市の連携の下 観光施設や交通事業者に加えて 宿泊施設や飲食業等のサ

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(3) 認証の要件 ガイドラインに定める必須の認証要件 (1) 日本文化の魅力を発信する事業 活動であること (2) 成熟社会にふさわしい次世代に誇れるレガシー創出のため 以下のいずれかの要素を付加した事業 活動であること ア障害者にとってのバリアを取り除く取組イ外国人にとっての言語の壁を取り除く取

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が実現することにより 利用希望者は認証連携でひもづけられた無料 Wi-Fi スポットについて複数回の利用登録手続が不要となり 利用者の負担軽減と利便性の向上が図られる 出典 : ICT 懇談会幹事会 ( 第 4 回 )( 平成 27(2015) 年 4 月 24 日 ) 2. 現状 日本政府観光局

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5 この施策に係る事務事業 ( 重要度 貢献度順 ) 番号 事務事業名 魅力個店づくり整備促進事業 歳出決算額 ( 千円 ) 施策への関連性 目的に対する指標 年度目標値 年度実績値 推移 区内の既存個店や出店希望 22 者が行う 魅力的な店舗づ 809 くりを支援することで 魅 力個店の集積を図る

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地域再生計画 1. 地域再生計画の名称 石鎚山系の魅力発信及び持続可能な資源とする事業 2. 地域再生計画の作成主体の名称 愛媛県西条市並びに上浮穴郡久万高原町及び高知県吾川郡いの町 3. 地域再生計画の区域 愛媛県西条市並びに上浮穴郡久万高原町及び高知県吾川郡いの町の全域 4. 地域再生計画の目標

平成29年度事業計画 _1 (2)

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 鹿嶋市鹿島神宮周辺地区地域再生計画 2 地域再生計画の作成主体の名称 鹿嶋市 3 地域再生計画の区域 鹿嶋市の区域の一部 ( 鹿島神宮周辺地区 ) 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課題 1 後継者不足の問題や商売としての魅力不足によ

NEWS 2020 速報 の一部を改正する法律案 REPORT 総会の様子 2025 GDP 3 02 vol

25 周年を迎えたコミ協の新たな取組 について ( 報告 ) 20 周年に向けての見直し検討報告書 に明示された方策等の推進状況を企画総務部会で精査したところ そのほとんどが既に実施もしくは改善されていることがわかった ついては これらの事業は引き続き実施することとし 新たに 地域コミュニティ が抱

一宮市住宅マスタープラン ~ 住み続けたいまち 住んでみたいまち 人々が生き生きと暮らせるまち ~ 概要版 平成 2 5 年 3 月 一宮市

11

評価項目 評価ポイント 所管部局コメント 評価 国際交流に関する情報の収集及び提供事業国際交流活動への住民の参加促進事業国際理解推進事業在住外国人に対する相談事業在住外国人に対する支援事業 安定 確実な施設運営管理 公正公平な施設使用許可や地域に出向いた活動に取り組むなど新たな利用者の増加に努め 利

第3章 指導・監査等の実施

基本指針の概要 1 基本指針改定の趣旨近年 地域社会における社会的課題が多様化 複雑化する中 行政 企業 NPO 自治会などが互いに協力して課題解決に取り組み 地域社会をより住み良いものとしていくことが今後ますます重要となっています このため 従前の NPO 活動に関する基本指針 の基本的な考え方を

資料2 紙類の判断の基準等の設定に係る検討経緯について

はじめに スノーリゾート地域の活性化は 国内外の旅行者がともに減少する冬期の観光振興を進める上で極めて重要であり 観光庁では平成 27 年から スノーリゾート地域の活性化に向けた検討会 を開催し スノーリゾート地域を取り巻く状況の調査 分析等を通じて 本年 4 月に今後の取組の方向性等について最終報

寄附文化の醸成に係る施策の実施状況 ( 平成 26 年度に講じた施策 ) 別紙 1 < 法律 制度改正 > 総務省 ふるさと納税の制度拡充 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 学校法人等への個人寄附に係る税額控除の要件の緩和 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 特例控除の上限の引上げ

TRY TRY TRY TRY TRY 5

はじめに 深沢地域整備事業 ( 以下 本事業 という ) は 平成 22 年 9 月に策定した土地利用計画 ( 案 ) をもとにまちづくりを進めてきましたが 計画策定から既に5 年以上経過し社会情勢が大きく変化していることや より広く市民意見を反映して欲しいといった意見を踏まえ 土地利用計画 ( 案

社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

( 仮称 ) 宇治川太閤堤跡歴史公園整備運営事業特定事業の選定 宇治市 ( 以下 市 という ) は 民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律 ( 平成 11 年法律第 117 号 以下 PFI 法 という ) 第 7 条の規定により ( 仮称 ) 宇治川太閤堤跡歴史公園整備運営事

2020 年に向けた社会全体の ICT 化推進に関する懇談会 の開催について 1 平成 26 年より 総務大臣の懇談会として 2020 年に向けた社会全体の ICT 化推進に関する懇談会 を開催 アクションプランに基づき 2020 年以降のレガシーを視野に入れつつ ICT 化に向けた施策を進めてきた

4-(1)-ウ①

2017 年度事業計画書 Ⅰ 基本方針 年度の取組み内容 2016 年度は 第 3 回健康科学ビジネスベストセレクションズ として 昨年度に引き続き 優れた健康関連の取組みを18 件選定し 健康科学ビジネス創造フォーラム 等で広報すると共に 産学連携ヘルスケアナレッジセミナー といった

審査の品質管理において取り組むべき事項 ( 平成 27 年度 ) 平成 27 年 4 月 28 日 特許庁 特許 Ⅰ. 質の高い審査を実現するための方針 手続 体制の整備 審査の質を向上させるためには 審査体制の充実が欠かせません そこで 審査の効率性を考慮しつつ 主要国と遜色のない審査実施体制の確

1 地域再生計画の名称 りんくうタウン活性化プロジェクト 地域再生計画 2 地域再生計画の作成主体の名称泉佐野市 3 地域再生計画の区域泉佐野市の区域の一部 ( りんくうタウン インターナショナルビジネス地区 ) 4 地域再生計画の目標 4-1 地域の現状 課題平成 6 年に開港した関西国際空港の地

01 【北海道】

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平成 30 年 (2018 年 )1 月 24 日 建設委員会資料 都市政策推進室グローバル戦略推進担当 中野区におけるシティマネジメント推進の考え方について 区は グローバル戦略を進めていくために取り組むべきシティマネジメント についての考え方を整理するとともに 区と民間事業者の役割のあり方や事業 の具体化について検討を進めてきたので 以下のとおり報告する 1 中野区シティマネジメントの検討経緯について 経済の成熟化 超高齢化 生産年齢人口の減少といった日本全体が抱える課題を世界に先んじて乗り越え 50 年後を見越した 集客力と発信力など 活力あるグローバル都市形成に向けたまちづくりを進めていくため 平成 28 年 5 月に策定した 中野区グローバル都市戦略 ( 以下 グローバル戦略 という ) では3つの戦略 拠点整備戦略 都市観光戦略 生活環境戦略 により 中野ならではの個性豊かなライフスタイルを発信するグローバル都市 を目指すこととしている 区は 平成 28 年に策定したグローバル戦略に基づき 中野区の都市づくりにおける拠点整備 都市観光 生活環境整備等の戦略的取り組みを進めてきた また このグローバル戦略策定に当たっては 中野区グローバル都市戦略推進協議会 ( 以下 協議会 という ) を母体として検討を進めてきた さらに協議会の中に 具体的な取り組みを検討するためのワーキンググループを設置し インバウンドの獲得に向けた事業コンソーシアムの組成 についての考え方を取りまとめ その中で推進組織として法人設立の方向性が示された このワーキンググループの検討結果は 平成 29 年 2 月 10 日に幹事会の了承を経て 協議会から区に提案された 2 中野区におけるシティマネジメントの考え方について (1) シティマネジメントの定義 中野区におけるシティマネジメントの定義は 区と様々な民間主体が連携 し 中野区におけるまちの集客力や発信力の強化に向けた取り組みを行うこと 1

により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地域商業活性化 都市魅力創出など都市再生への取組みが一体となって グローバルなビジネス活動が展開され まちが成長し続けることで区内全域がにぎわいと魅力にあふれ 活力のみなぎるまちとなっていくため 区とさまざまな民間主体が中野のまちの価値を共有し 産官学金が連携して取り組みを進めていくことを目標とする そのため区は 区と民間が連携して戦略的な事業展開に取り組むための基本的なルールを策定し グローバル都市の実現に向けた体制 ( プラットフォーム ) を構築すると共に その価値をさらに高めていくことで 調和のとれたまちづくりを進めていく (3) 一般社団法人の設立区と協力のもとにシティマネジメントを実施していくコンソーシアムとして 一般社団法人 ( ) ( 仮称 ) 中野区シティマネジメント推進機構 ( 以下 機構 とする ) を民間事業者と共同して設立する 一般社団法人 ( 法務省ホームページより ) 一般社団法人とは, 一般社団法人及び一般財団法人に関する法律( 平成 18 年法律第 48 号 ) に基づいて設立された社団法人で, 設立の登記をすることによって成立する法人 設立に当たっては,2 人以上の社員が必要 (4) 区及び機構 民間事業者の役割分担 目標達成に向け 戦略的に事業展開に取り組むため 区と法人 その他の区 内民間事業者の役割分担については 以下の考え方による 1 区の役割 ( ア ) まちづくりの戦略や基本ルールの策定グローバル戦略の推進に向けた区の顔 拠点形成など 政策実現に向けたインフラ整備方針の策定 来年度新たに策定するシティセールス戦略など事業推進のための戦略策定 及び多言語の対応やユニバーサルデザイン対応など 中野区におけるまちづくりの基本的なルールを策定し 全体的な方針を示す 2

<シティセールス戦略のイメージ> シティセールス策定の目的 シティセールス戦略のターゲット シティセールスの目指す姿 戦略展開の基本方針 アクションプラン アクションプランごとの KPI など ( イ ) 基盤の整備区役所 サンプラザ地区再整備などのまちづくり Wi-Fi 環境やデジタルサイネージ 及び観光アプリなどの地域の情報基盤等 社会資本となる基盤の整備を進める また 基盤整備の一環として 国家戦略特区などの活用による規制緩和を行い 法令制度上の環境づくりを行う ( ウ ) 機構組織及び民間事業者への支援区は 区の定めた方針により 区と機構とが協力しながらシティマネジメント事業を進めていくため 機構に対して必要な財政的 人的支援を行う また 地域の民間事業者に対しては 産業振興施策や中野のまちの価値を向上することを通じて 直接的及び間接的に支援を行っていく 2 機構の役割 ( ア ) 区との協力機構は 区が推進するべきシティマネジメントに係る取組みのうち 民間のノウハウや活力を活用して実施することが より効果的 効率的な事業については 区との間に協定を締結し 区と機構とで連携して目標の実現を図ることとする また機構は 協定に基づいた官民連携による地域一体的なネットワークづくりやまちづくりなど ブランドとしての なかの の価値向上のための事業や地域振興のための事業 及び情報プラットフォームの構築などを実施すると共に 会員相互及び区内民間事業者等との協力によって 民間のノウハウを活かした事業を創出するなど 中野のグローバル戦略推進に貢献していく ( イ ) 民間事業者としての自主的活動機構は 専門性 マーケティング力 情報等の活用など 民間の特性を生かした事業の提案と実施など 具体的な収支計画をもって自ら事業を実施していく 3

また 機構は 自主事業については 区の支援に頼ることなく 自立して運営していくことを目指す 3 区内の民間事業者に期待する役割区内の民間事業者に対しては まちの賑わいづくりや ユニバーサルデザインのまちづくりを理解し 企業戦略とまちづくりの一体化によるまちの価値の向上や 将来に対する期待感などの機運醸成に協力することを期待する また 機構の運営する情報プラットフォームを利用するなど 機構の実施する事業の利用や 区や機構の推進する事業等への積極的な参加により まちづくりに参加していく (5) 機構の体制等 1 一般社団法人としての体制機構は 理事会 社員 ( 正会員 : 会費 決定権あり ) および教育機関等の協力会員 ( 非社員 : 会費 決定権無し ) で構成する 2 機構事務局の体制事務局の運営については事務等を行う常勤職員 及びシティセールスなどの専門性を有する非常勤アドバイザーにより運営していく 3 シティマネジメントの取組みについて シティマネジメントでは 区と機構とで役割分担をしながら 観光プロモーション シティセールス エリアマネジメント 情報プラットフォームの 4つの事業に取組むことで 中野のまちの魅力を内外に向けて発信し 中野のまちのブランド力を高めることを図っていく (1) 観光プロモーション観光プロモーションの事業では 中野区への来街者を増やすと共に 滞在時間の増加による経済効果の向上を図っていく また 再来訪を促すため 地域の受け入れ態勢の整備を行っていく 区は 条件整備及び他自治体等との調整等を担当し 機構は 具体的な事業の実施を担うほか フィルム コミッションなどの独自事業の実施を行う (2) シティセールス 4

シティセールスの事業では 中野駅周辺地域を始めとして 開発の段階に合わせて進化していく中野区の情報を シティセールス戦略に基づき戦略的に発信し 地域のイメージづくりや価値を高め まちづくりへの期待感を醸成していく 区は シティセールス戦略の策定や 規制緩和等の条件整備を担当し 機構はイベントの実施など 具体的な事業の実施を担うほか 中野ブランドを活用した広告事業などの独自事業の実施を行う (3) エリアマネジメントエリアマネジメントの事業では 地域のステークホルダーが中心となって組織化及び運営が行われ 地域の価値を高める公益的活動が展開できるよう 区は組織化及び運営に関する支援を行っていく 区は 団体の立ち上げ支援及び規制緩和等の条件整備を行い 機構は エリマネ団体間のイベント調整及び自主イベント等を行う (4) 情報プラットフォーム情報プラットフォームの事業では 区の観光情報やシティセールスに関する情報を効果的に発信するインフラとして 観光ホームページや観光アプリ デジタルサイネージなどの一体的な整備 運用を行う 区は 基盤整備及び運用に対する補助を行い 機構は 民間のノウハウの活用などによる広告収入を得つつ 情報プラットフォームの運用を行う 4 今後の予定 平成 30 年 7 月中野区シティセールス戦略策定法人設立中野区グローバル戦略推進協議会の解散 8 月以降機構と区とで協力した事業の開始まちづくりの進展に合わせたシティセールス エリアマネジメント等への取り組み 5