2.3 環境省海洋プラスチック問題に関する資料

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1 3: 気候変動については 環境と経済成長との好循環を実現する好機として G7 が世界の脱炭素化を牽引することが重要であり 我が国としても脱炭素化に向けた骨太な長期戦略を創り上げていく 2: 資源循環については 先進事例の共有を国内外で進めることが重要であり 我が国としては世界循環経済フォーラム

これまでの G7 コミットメント及び持続可能な開発のための世界的な枠組み を定める 2030 アジェンダに沿って行動する必要性を認識しつつ, 我々 G7 首 脳は, 以下にコミットする 強靱な沿岸及び沿岸部コミュニティ 1. より良い適応計画, 緊急事態への備え及び回復の支援 我々は, 政策ギャップ

資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要)

【資料3】海洋プラスチック問題について

間を検討する 締約国が提出した 貢献 は 公的な登録簿に記録される 締約国は 貢献 ( による排出 吸収量 ) を計算する また 計算においては 環境の保全 透明性 正確性 完全性 比較可能性及び整合性を促進し 並びに二重計上の回避を確保する 締約国は 各国の異なる事情に照らしたそれぞれ共通に有して

G7 ICT マルチステークホルダー会議からの成果を歓迎する 6. 我々は 2016 年 6 月 21 日から 23 日にかけてメキシコのカンクンで開催される イノベーション 成長及び社会の繁栄をテーマとした デジタル経済に関する OECD 閣僚級会合の成果に期待する 7. 我々は デジタル連結世界

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海洋プラスチックごみ対策の推進に関する関係閣僚会議議事要旨 1 日時 令和元年 5 月 31 日 ( 金 ) 午前 8 時 25 分 ~ 午前 8 時 40 分 2 場所 総理大臣官邸 4 階大会議室 3 出席者安倍内閣総理大臣 菅内閣官房長官 原田環境大臣 ( 司会 ) 宮腰内閣府特命担当大臣 (

社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

平成19年6月  日

ANNUAL REPORT

参考資料 1 約束草案関連資料 中央環境審議会地球環境部会 2020 年以降の地球温暖化対策検討小委員会 産業構造審議会産業技術環境分科会地球環境小委員会約束草案検討ワーキンググループ合同会合事務局 平成 27 年 4 月 30 日

本日の説明内容 1. グリーン購入法の概要 2. プレミアム基準策定ガイドライン

CONNEX Basic Principles

の自由 妨げられない通商活動 自制と 1982 年の国連海洋法条約 (UNCLOS) を含む国際法の普遍的な原則に従った紛争の平和的手段による解決を推進することの重要性を強調した 我々は ARF や ASEAN 海洋フォーラム拡大会合等を通じた情報共有や能力構築を含む 海洋安全保障及び海上の安全に関

弱な他の国々が 強靱で完全に競争的なエネルギー システムを追及することに対しても 支援する 6. 我々は 国連気候変動枠組条約 (UNFCCC) の締約国が第 21 回締約国会議 (COP21) において 産業革命以前と比べ 世界の平均気温上昇を 2 よりも十分低く保持すること 及び世界の平均気温上

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2. 気候変動 1 7. カナダ フランス ドイツ イタリア 日本及び英国の環境大臣と 環境及び気候担当の欧州委員は 効果的かつ緊急に気候変動に対処するための 及び その影響に適応するための世界的な手段であり続けるパリ協定を迅速に かつ効果的に実施するという 強固なコミットメントを再確認する 我々は

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1) 3 層構造による進捗管理の仕組みを理解しているか 持続可能な開発に向けた意欲目標としての 17 のゴール より具体的な行動目標としての 169 のターゲット 達成度を計測する評価するインディケーターに基づく進捗管理 2) 目標の設定と管理 優先的に取り組む目標( マテリアリティ ) の設定のプ

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参考資料3(第1回検討会資料3)

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Rodrigo Domingues UNDP Borja Santos Porras/UNDP Ecuador UNDP Kazakhstan 2

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責任ある農業投資 - 原則の策定に向けた背景と概要 年 7 月 外務省

Ⅰ. 経緯 国際金融コミュニティにおける IAIS の役割は ここ数年大幅に増加している その結果 IAIS は 現行の戦略計画および財務業績見通しを策定した際には想定していなかった システム上重要なグローバルな保険会社 (G-SIIs) の選定支援やグローバルな保険資本基準の策定等の付加的な責任を

目次 1. 調査概要 Page 2 2. 回答者属性 Page 3 3. 問 1. 地球儀を俯瞰する外交 Page 4 4. 問 2. 日本の国連安保理非常任理事国としての取組 Page 5 5. 問 3. 東アジアの安全保障政策 Page 6 6. 問 4. 女性参画推進における国際的取組 WAW

1

⑴ 政策目的本件は, 我が国において開発資金のための国際連帯税 ( 国際貢献税 ) を導入し, 持続可能な開発のための 2030 アジェンダ 等, 国際的な開発目標の達成に対応 貢献するために, 世界の開発需要に対応し得る幅広い開発資金を調達するもの これは, 外務省政策評価, 基本目標 Ⅵ 経済協

安全保障会議 ( 現行 ) の概要 ( 構成 ) 委員長 : 内閣官房長官 委 安全保障会議 ( 構成 ) 議長 : 内閣総理大臣 事態対処専門委員会 内閣総理大臣の諮問に基づき 以下の事項を審議 国防の基本方針 防衛計画の大綱 対処基本方針 武力攻撃事態 / 周辺事態等への対処 / 自衛隊法第 3

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G7 男女共同参画担当大臣会合とは? 2 G7 男女共同参画担当大臣会合 (The G7 meeting on Gender Equality) は G7 サミットに合わせて開催される関係閣僚会合の一つ G7( 日本 アメリカ イギリス イタリア カナダ ドイツ フランス ) 及び EU の男女共同

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( 別紙 ) 中国電力株式会社及び JFE スチール株式会社 ( 仮称 ) 蘇我火力 発電所建設計画計画段階環境配慮書 に対する意見 1. 総論 (1) 石炭火力発電を巡る環境保全に係る国内外の状況を十分認識し 本事業を検討すること 本事業を実施する場合には 本事業に伴う環境影響を回避 低減するため

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受付番号 Panasonic NPO/NGO サポートファンド for SDGs [ 国内助成 ] 2019 年募集 新規助成応募企画書 ( 様式 1) パナソニック株式会社御中 応募要項に記載の 個人情報の取り扱い に同意の上 応募します 応募日 :2019 年月日 (1) 応募団体

第 4 回日豪外務 防衛閣僚協議 日本とオーストラリア : 平和と安定のための協力 共通のビジョンと目標 1. 玄葉光一郎日本国外務大臣, 森本敏日本国防衛大臣, ボブ カー オーストラリア外務大臣, スティーブン スミス オーストラリア国防大臣は,9 月 14 日にシドニーにおいて会談し, 地域的

2019 年 G20 新潟農業大臣宣言 ( 仮訳 ) 序文 (1) 農業は 古の石器時代から現代の科学の時代にいたるまで 文明とともに発展してきた 今や我々は 我々の食料システムにとって 新たな課題と可能性の時代に突入している 増加する世界の人口に対し 食料安全保障を達成し栄養を改善するため 生産性

〔表紙〕

24 ごみ減量分野様式 2 ごみゼロをめざすまち 分野目標 1 ごみゼロ都市 なかの を実現するために 区民 事業者 区が連携して3Rの取組みを進め ごみの排出量が減少するまちをめざす 2 循環型社会を実現するために 資源の再使用 再生利用などの資源の有効利用が広がっているまちをめざす 成果指標 区

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問 32-2 うちエコ診断 を受けない理由 ( 問 32 で うちエコ診断は知っている ( 聞いたことがある ) が 受けたことはない と答えた方に ) あなたが うちエコ診断 を受けない理由として 次の中からいくつでも選んで番号を で囲んでください ( 回答者数 =73 人 )( 複数回答 ) (

地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム (SATREPS) JST 中間評価 1 の実施要領 平成 29 年 6 月改定 JST 国際部 SATREPS グループ 1. 地球規模課題国際科学技術協力 (SATREPS) プロジェクトの中間評価について SATREPS は JST による研究支援お

Security declaration

エチオピア 2017 年 2 月 エチオピアは FATF 及び ESAAMLG( 東南部アフリカ FATF 型地域体 ) と協働し 有効性強化及び技術的な欠陥に対処するため ハイレベルの政治的コミットメントを示し 同国は 国家的なアクションプランや FATF のアクションプラン履行を目的とした委員会

01_公募要領


40号表1

(3) 我が国の取り組み我が国は高度経済成長期以降 政府 自治体 民間企業 市民が協力し 収集 運搬 リサイクル 最終処分の適正化など 様々な取組を行ってきており エンドオブパイプ方式としての排出基準の設定や 他国に先駆けて3R( 廃棄物の発生抑制 (Reduce) 資源や製品の再使用(Reuse)

第 4 章計画のめざすところ 4.1. 基本理念 本計画の基本理念は 西東京市環境基本条例第 3 条の基本理念と共有します 基本理念 環境の保全等は 市民が健康で心豊かに生活できる環境を守り より良好な環境を確保し これ を将来の世代に引き継ぐことを目的として行われなければならない 環境の保全等は

個人情報保護法の3年ごと見直しに向けて

目 次. 計画策定の意義 2. 基本的方針 3. 計画期間 4. 対象品目 5. 各年度における容器包装廃棄物の排出量見込み ( 第 8 条第 2 項第 号 ) 2 6. 容器包装廃棄物の排出の抑制のための方策に関する事項 ( 第 8 条第 2 項第 2 号 ) 3 7. 分別収集をするものとした容

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はじめに サントリーグループは 企業理念として定める 人と自然と響きあう と Growing for Good 及びサントリーグループ企業倫理綱領に基づき 安全 安心で高品質な商品 サービスをお届けするために 国連グローバル コンパクト 署名企業として公正 公平な取引を実施し サプライチェーン上のお

課題発掘のプロセス 何か 問題はありませんか? 何か お困りのことはないでしょうか? 何か お手伝いすることはありませんか? ありません! これ以上先へは 進まない 1 存在に気付いていない 説明できるほど整理できていない 2 存在には気付いているが 重要だとは考えていない 3 知ってはいるが 解決

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原子力に関する特別世論調査 の概要 平成 21 年 11 月 26 日 内閣府政府広報室 調査概要 調査対象 全国 20 歳以上の者 3,000 人 有効回収数 ( 率 ) 1,850 人 (61.7%) 調査期間 平成 21 年 10 月 15 日 ~10 月 25 日 調査方法 調査員による個別

目標を達成するための指標 第 4 章計画における環境施策 一般廃棄物焼却量 ( 家庭 事業所 ) ごみ 資源物の総排出量 平成 27 年度 (2015 年度 ) までに平成 15 年度 (2003 年度 ) に比べ 30% 削減平成 27 年度 (2015 年度 ) までに平成 15 年度 (200

1 自然に対する関心 (1) 自然に対する関心 平成 24 年 6 月 平成 26 年 7 月 関心がある( 小計 ) 90.4% 89.1% 非常に関心がある 29.5% 21.9%( 減 ) ある程度関心がある 60.9% 67.2%( 増 ) 関心がない( 小計 ) 8.8% 10.5% あま

目 次 1 計画策定の意義 1 2 基本的方向 2 3 計画期間 2 4 対象品目 各年度における容器包装廃棄物の排出量の見込み 4 6 容器包装廃棄物の排出の抑制の促進するための方策に 関する事項 5 7 分別収集をするものとした容器包装廃棄物の種類及び当該容器 包装廃棄物の収集に係る

に個人 企業情報が残っているか否かの調査等を行うこととし 今回は 中古乗用車に実 装されていた HDD ナビゲーション装置 を評価しましたので その結果をご報告申し上げ ます (1) 個人 企業情報の消去 破壊を前提としたリユース ( リペアメントを含む ) リサイクルの推進を目指すガイドラインの策

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に残念でございます 今後とも 視聴者の皆様の信頼を回復できるよう最大限の努力を続けてまいる所存でございます 公表されている 4 月 7 日の会長会見の要旨を拝見いたしますと 今も会長から御答弁ございました われわれとしては 予算について誠心誠意 説明に努めたつもりだ これは公表されているもの 全文も

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目 次 1. タムラグループの環境活動 1 2. グリーン調達基準 1 第 1 章総則 1 第 2 章取引先様への要求事項 3 第 3 章材料 部品等の選定基準 3 第 4 章取引先様への調査内容 4 附則 5

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仮訳 日本と ASEAN 各国との二国間金融協力について 2013 年 5 月 3 日 ( 於 : インド デリー ) 日本は ASEAN+3 財務大臣 中央銀行総裁プロセスの下 チェンマイ イニシアティブやアジア債券市場育成イニシアティブ等の地域金融協力を推進してきました また 日本は中国や韓国を

の理解と参加を促進し, 開発協力を支える社会的基盤をより一層広げ, 強化するために, NGO/ 市民社会 (CSO) との連携が推進されるべきことが謳われたところである 以上の経緯と背景の下に NGO と ODA の連携に関する中期計画 ~ 協働のための 5 年間の方向性 ~ が策定されることとなっ

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平成 21 年度資源エネルギー関連概算要求について 21 年度概算要求の考え方 1. 資源 エネルギー政策の重要性の加速度的高まり 2. 歳出 歳入一体改革の推進 予算の効率化と重点化の徹底 エネルギー安全保障の強化 資源の安定供給確保 低炭素社会の実現 Cool Earth -1-

1. 応募書類の提出 1) 提出期限 2017 年 6 月 30 日 ( 金曜日 )17:00( 日本時間 ) 必着 2) 提出方法 グローバル賞 岡山地域賞 各部門の募集要項を確認のうえ 応募に必要な資料等を 以下 の応募先に電子メールにて提出してください (A) グローバル賞募集要項 3 4 ペ

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計画の策定にあたって 本計画は 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 第 6 条第 1 項の規定される網走市における一般廃棄物処理に関する基本計画です 網走市では 平成 4 年に策定した基本計画に基づき ごみの減量化の推進 リサイクルセンターや最終処分場を整備するとともに 平成 16 年度にはごみ処理の

新とする理由⑴ 政策目的 車体課税については 平成 23 年度税制改正大綱において エコカー減税の期限到来時までに 地球温暖化対策の観点や国及び地方の財政の状況を踏まえつつ 当分の間として適用される税率の取扱いを含め 簡素化 グリーン化 負担の軽減等を行う方向で抜本的な見直しを検討 することとされて

Transcription:

環境省 _ 中川大臣記者会見録 ( 平成 30 年 6 月 12 日 ( 火 )9:46~10:03... https://www.env.go.jp/annai/kaiken/h30/0612.html 1 / 2 2018/08/28 10:14 本 へ 声読み上げ 字拡 各種窓 案内サイトマップ 本語 English トピックス 覧新着情報 覧報道発表 覧環境 Q&A ホーム環境省のご案内政策分野 政活動環境基準 法令等 書 統計 資料申請 届出 公募報道 広報 中川 記者会 録 ( 平成 30 年 6 12 ( )9:46 10:03 省第 1 会議室 ) 於 : 環境 ホーム > 報道 広報 > 談話 記者会 要旨 > 中川 記者会 録 ( 平成 30 年 6 12 ( )9:46 10:03 於 : 環境省第 1 会議室 ) 1. 発 要旨本 の閣議で 原 規制委員会の平成 29 年度の年次報告を 国会へ報告することを決定いたしました 2. 質疑応答 ( 問 )NHKの松 です G7の中で議論をされた海洋のプラスチック問題についてなのですけれども 本とアメリカを除く各国でプラスチック憲章というものに合意をしたと 本とアメリカが合意をしなかったわけですけれども 本が合意できなかった理由について 具体的にどういったところが合意ができなかったというところを教えてください ( 答 ) ブループリント の附属 書であります G7 海洋プラスチック憲章 は プラスチックを含む製品の使 や廃棄等が海洋環境等への重 な脅威をもたらすことを認識した上で プラスチックの資源効率的なライフサイクル管理のために プラスチックの利 に年限付きの数値 標を設定するなど 同憲章に参加する各国の取組を表すものでございます 我が国としては 同憲章が 指す 向性を共有しつつも 活 品を含め あらゆるプラスチックを対象とした使 削減の実現にあたっては 市 活や産業への影響を慎重に調査 検討する必要があることから 今回の参加を 送ることとしたものと聞いております 加えて申し上げますと 安倍総理はサミットのセッションにおいて 海洋ごみ対策は G7や先進国だけの努 で解決できるものではなく 途上国を含む世界全体の課題として対処する必要があり 来年 本が議 国を務めるG20の場においても取り組みたい意向を表明しているところであります 環境省としては 海洋プラスチックごみについて 国会で審議されている海岸漂着物処理推進法改正案を踏まえ マイクロプラスチックを含む海洋ごみ対策を着実に進めるとともに 来年のG20までに政府の プラスチック資源循環戦略 を策定し 海洋ごみ問題に加えて 資源 廃棄物制約 地球温暖化対策等のプラスチックを取り巻く幅広い課題に対応したいと考えております また 秋にカナダのハリファックスで予定されているG7 環境 エネルギー 会合や 来年 本が議 国を務めるG20に向けて努 してまいります ( 問 ) 年限付きの数値 標が設定されたというところが やはり合意ができなかった理由ということなのでしょうか ( 答 ) その数値 標が義務的なもので年限が されているということで 我が国としては 産業界ともある程度調整した上で そして政府部内で関係各省と調整をして こうした合意に臨むというのが 般的でございますが 今回はそうした調整を う時間が りなかったということでございます 今申し上げましたように環境省としては この第四次循環基本計画 これから閣議決定を予定しているわけですが その計画において策定することとしております プラスチック資源循環戦略 これを検討する中で 今回の G7 海洋プラスチック憲章 で掲げられた項 を含めて この憲章で掲げられた 標等についても 環境省としては前向きに考えなければいけないことだと思っておりますので まずは議論を喚起していきたいと この プラスチック資源循環戦略 を検討する中で こうした問題についてもしっかり議論をして 我が国が世界をリードする そういう意気込みで頑張っていきたいというふうに考えております 環境省のご案内 政策分野 政活動 環境基準 法令等 書 統計 資料 申請 届出 公募 報道 広報 記者会 談話等報道発表資料 事予定環境省広報誌エコジンメールマガジン & 会員登録サイト環境省図書館のご案内こどものページビデオ 写真ライブラリ環境省動画チャンネル (YouTube) ( 問 ) 朝 新聞の川村です 今のプラスチック憲章について もう1 問お尋ねするのですけれども 今も世界をリードすると 世界全体の脱炭素化に向けて国際的なそういう議論をリードしていくというのが 常々おっしゃっていることなのですけれども 今回憲章に同意しなかったということだけを ると 国際的には 本というのはそういう環境対策に対して消極的だというふうにとられかねないと思うのですけれども その辺のお考えと もし今後 誤った なのか そういうのがついてくると どういう形で払拭するのかとか その辺の意気込みをちょっと教えてください ( 答 ) これは 本の今までの合意に向けてのプロセスは やはり政府の部内でしっかりと調整をする そして 産業界ともある程度調整をして そしてこの合意に臨むということでございますが 今回は調整を う 分な時間がなかったということでございます 決して後ろ向きだとかそういうことではなくて 環境省としては 今申し上げましたように プラスチック資源循環戦略 を検討する中で 今回の G7 海洋プラスチック憲章 で掲げられた事項も含めて まずは議論を喚起して 本も世界に貢献できる そういった観点からの プラスチック資源循環戦略 を策定していきたいと こういうふうに考えております ( 問 ) 毎 新聞の五 嵐です 今の関連でちょっと確認もこめてですが 般的にG7サミットで何が議題に上って何が合意 書に っていくのかというのは 会議の当 決まるというものでもないでしょうし 恐らくそれまでにシェルパを含めたいろいろな議論が積み重なっているということもあると思うのですが 今回のプラスチック憲章に関していえば 事前に 本の省庁ですとか産業界との検討というところまで間に合わないと ページ先頭へ

環境省 _ 中川大臣記者会見録 ( 平成 30 年 6 月 12 日 ( 火 )9:46~10:03... https://www.env.go.jp/annai/kaiken/h30/0612.html 2 / 2 2018/08/28 10:14 いうか そのくらい議論が早く進んだというか 各国との議論の進め という意味で差があったというようなことなのでしょうか ( 答 ) 他国において どういうふうに合意の 順を踏んでいくのかということでございますけども まず先に 標を定めて そしてプロセスは後からという そういう考え もあるのだろうと思いますが 本の場合には今回 年限を決めて義務的な数値 標を定める以上は やはり実現可能なものとすべく まずは産業界の御理解をいただく 国 各層のプラスチックの問題についての議論を深めて そして御理解をいただくと そして 関係各省も納得した上で政府として対応をしていくと こういうプロセスを踏むというのが 本の今までの 現在もそういうことだと思いますが やり だと思うのですね そういう意味では 時間が りなかったというふうに考えております ( 事務 ) 事務 から事実関係の補 でございますけれども 詳しくは外務省さんに御確認いただければと思いますけれども 私どもの認識では 今回カナダからプラスチック憲章部分につきまして案が提 されたのが 4 半ばであったというふうに記憶しております これは通常の 脳プロセスの会議から べますと 常識外に 常に短いタームであったというふうに思いまして 今 がおっしゃったとおり その後の調整というものには時間が りなかったということが事実関係としてあろうかと思います ( 問 ) 今の関連なのですけれど 4 の半ばにカナダから案が提 されたということなのですけれど 1カ 半というか もうちょっとですか 時間の間には 応 環境省としては政府の各 他の関連の省庁だとか 政府内の議論 もしくは業界 産業界なりにこういうふうなことをやりたいという意思というのは伝えて だけど結局のところG7には間に合わなかったと そういう理解でよろしいのでしょうか ( 答 ) まだこれは政府内の調整作業の最中ということで 詳細については控えさせていただきますけれども シェルパの中での議論も含めて 環境省としてはいろいろ こういうふうにしたらいいのではないか等々のやり取りというものはいたしました ただ 詳細については現時点では控えさせていただきたいと思います ( 問 ) 時事通信の市原です 先ほど は来年のG20でも 先ほどの関係を取り組みたいというふうに総理がおっしゃっているとおっしゃいましたけども G20のサミットは今年も11 に開かれるわけで 来年といわず 今年何かできることというのはあるのでしょうか これも間に合わないということなのでしょうか ( 答 ) 今のスケジュールでいきますと 来年のG20までに政府の プラスチック資源循環戦略 を策定するというスケジュールを描いております そして 来年は 本が議 国を務めるG20ということでございますので そこでしっかりと 本のこうしたプラスチックの問題についてもリーダーシップを発揮していきたいと こういうふうに考えております もちろんそれまでにも いろいろな調整を経て環境省として進めたい施策について合意が得られれば それはもちろん つ つ進めていきたいと考えております ( 問 ) 読売新聞の中根です 今 朝 脳会談が開かれることにちなんで 本から北朝鮮への 援について伺いたいのですけれども 先 朝 新聞のインタビュー記事で 拉致被害者の蓮池薫さんが拉致被害者を救い出す鍵として 効率のいいクリーンな 炭 発電所の整備というものを提案されていたのですけれども 炭 というのは地球温暖化への影響というのは深刻だと思う で 北朝鮮の電 事情等を考えると つ 現実的な選択肢でもあり得るのかななどというように思えるのですけれども としては拉致問題と 炭 の 援の関係についてどのような認識でいらっしゃるのか教えていただけますか ( 答 ) 御指摘の報道については承知しております 我が国としては 朝平壌宣 に基づき 拉致 核 ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し 不幸な過去を清算して 国交正常化を 指す考えでございます そして 同宣 に明記されているとおり 朝間の国交正常化が実現すれば 経済協 を うことになります しかし これを い換えれば 拉致 核 ミサイルといった諸懸案の包括的な解決なしに 国交正常化はあり得ず 経済協 も わない ということでもあります この 針に何ら変わりはございません 政府として 引き続き, 諸懸案の解決のために全 で取り組んでいく所存でございます 現時点では これ以上の発 は差し控えさせていただきます ( 以上 ) 環境省 ( 法 番号 1000012110001) 100-8975 東京都千代 区霞が関 1-2-2 中央合同庁舎 5 号館 TEL 03-3581-3351( 代表 ) 地図 交通案内環境省ホームページについて著作権 リンクについてプライバシーポリシー環境関連リンク集 Copyright Ministry of the Environment Government of Japan. All rights reserved.

G7 シャルルボワサミット結果報告 ( 気候変動及び海洋関係 ) 2018 年 6 月 12 日 ( 火 ) 6 月 8 日 ( 金 ) 9 日 ( 土 ) の 2 日間に渡って カナダ ケベック州シャルルボワにおいて G7 首脳会合が開催された 気候変動及び海洋に関する結果は以下のとおり 1. コミュニケ サミットの結果は 9 日に シャルルボワ G7 首脳コミュニケ の形で採択された 気候変動 エネルギー関連については G7 全ての国が 低排出な未来を実現するための道は各国がそれぞれ描くことができることを認識する 気候変動枠組条約第 24 回締約国会合において共通の実施指針を採択できることを期待 する一方 米国以外の国が 今世紀後半に世界的な炭素中立的経済を実現するために 大気汚染 水質汚濁及び温室効果ガス排出を低減させるとのコミットメントを再確認するとともに パリ協定を野心的な行動を通じて実施するとの強固なコミットメントを再確認 するものとなった ( 参考 1 を参照 ) 海洋関連については G7 全ての国が海洋環境の保全に関する 健全な海洋及び強靱な沿岸部コミュニティのためのシャルルボワ ブループリント を承認し 海洋の知識を向上し 持続可能な海洋と漁業を促進し 強靱な沿岸及び沿岸コミュニティを支援し 海洋のプラスチック廃棄物や海洋ごみに対処 するとした また カナダ及び欧州各国が G7 海洋プラスチック憲章 を承認するものとなった ( 参考 2 を参照 ) 2. セッションにおける議論 9 日の 気候変動 クリーンエネルギー のセッションにおいて 気候変動 エネルギー問題について各首脳で議論が行われた ( 注 : トランプ大統領は米朝会談に向け サミットを途中退出したため欠席 ) 安倍総理より 概要以下の発言を行った - 1 -

気候変動問題は 全ての国が取り組むべき喫緊の国際社会の共通課題 パリ協定に掲げられた二度目標達成に国際社会全体が向かうよう G7 が脱炭素化を実現していく姿勢を示していくことが重要 我が国としても世界の脱炭素化を牽引 パリ協定の着実な実施に向け 2020 年の期限に十分に先立って長期戦略を発表 長期戦略策定に向け 環境と成長の好循環をもたらし ビジネス主導の技術革新を促す これまでの常識にとらわれない新たなビジョンを策定すべく 検討作業を加速 我が国が有する高い技術力を活用し 革新的技術の開発やそれを普及させるための更なるイノベーションを進め 温室効果ガスの国内での大幅な排出削減を目指すのみならず 世界全体の排出削減に最大限貢献し 世界の経済成長と気候変動対策の両立を牽引 9 日の 海洋に関するアウトリーチ のセッションにおいて 特に沿岸部の強靱性の構築 海洋の健全性の強化 海洋プラスチックごみ対策等について 12 の招待国及び 4 つの招待国際機関を交え 各首脳間で議論が行われた ( 注 : トランプ大統領は米朝会談に向け サミットを途中退出したため欠席 ) 安倍総理より 概要以下の発言を行った 海洋ごみ対策は 海洋環境の保全のため 喫緊の課題 一カ国だけの努力 更には G7 や先進国だけの努力で解決できるものではなく 途上国を含む世界全体の課題として対処することが必要 プラスチックごみの削減には 伊勢志摩サミットでも推進してきたリデュース リユース リサイクルの 3R や 廃棄物処理に関する能力の向上等の対策を国際的に広げていくことが不可欠 日本としても そのための環境インフラの導入支援の協力を推進 日本が議長を務める来年の G20 でも これらの問題に取り組む意向 3. サミット後の記者会見での安倍総理の発言 ( 抜粋 ) サミット後の記者会見において 安倍総理より冒頭以下の発言があった 経済成長で得られた果実を教育や福祉に分配することを通じて しっかりと国民全体に広く均霑 ( きんてん ) していく 更には 環境との調和を図るために投資する そのことによって次なる経済成長が可能となる 持続的な成長を実現するため そうした 好循環 を作り上げていく取組が必要 私からそのことを訴え 他のリーダー達から賛同を得ることが出来た - 2 -

( 参考 1) コミュニケの抜粋 ( 気候変動 エネルギー関係 ) 23. 健全な惑星及び持続可能な経済成長は互恵的であるがゆえに 我々は 市民に多くの雇用を生み出す 持続可能で 強靱な未来へのグローバルな取組を追求している 我々は 低排出な未来を実現するための道は各国がそれぞれ描くことができることを認識する 我々は 気候変動枠組条約第 24 回締約国会合において共通の実施指針を採択できることを期待している 24. カナダ フランス ドイツ イタリア 日本 イギリス及び欧州連合は 野心的な気候行動 ( 中略 ) を通して パリ協定を実施するとの強固なコミットメントを再確認する 我々は 市場におけるクリーンエネルギー技術の開発を通したエネルギー転換が主要な役割を果たすこと 持続可能で強靱で低炭素なエネルギーシステムの一部として カーボンプライシング 技術協力及びイノベーションが経済成長を促進し続け 環境を守るために重要であること並びに適応能力への資金提供が重要であることについて 議論した 我々は 今世紀後半に世界的な炭素中立的経済を実現するために 大気汚染 水質汚濁及び温室効果ガス排出を低減させるとの我々の市民に対する約束を再確認する 26. 米国は エネルギーインフラ 技術への官民の投資を増加させながら 世界の海洋及び環境の健全性を向上させる形でエネルギー安全保障及び経済成長を推進し続ける 米国は その他の国による化石燃料へのよりクリーンで効率的なアクセス及び利用並びに再生可能エネルギー及びその他のクリーンエネルギー源の普及を支援すべくこれらの国々と緊密に連携するよう努める 米国は 市場におけるクリーンエネルギー技術の開発を通したエネルギー転換が主要な役割を果たすと考えており また 持続可能で強靱でクリーンなエネルギーシステムの一部として 技術協力及びイノベーションが 経済成長を促進し続け 環境を保護するために重要であると考えている - 3 -

( 参考 2) コミュニケの抜粋 ( 海洋関係 ) 27. 我々は 健全な海洋環境を保護し 海洋資源の持続可能な利用を確保するための具体的な行動について議論を行った 我々は 健全な海洋及び強靱な沿岸部コミュニティのためのシャルルボワ ブループリント ( 別添 1) を承認し 海洋の知識を向上し 持続可能な海洋と漁業を促進し 強靱な沿岸及び沿岸コミュニティを支援し 海洋のプラスチック廃棄物や海洋ごみに対処する プラスチックが経済及び日々の生活において重要な役割を果たす一方で プラスチックの製造 使用 管理及び廃棄に関する現行のアプローチが 海洋環境 生活及び潜在的には人間の健康に重大な脅威をもたらすことを認識し カナダ フランス ドイツ イタリア イギリス及び欧州連合の首脳は G7 海洋プラスチック憲章 ( 別添 2) を承認した ( 参考 3) 参加者 議題等 1. 参加者日 : 安倍総理 米 : トランプ大統領 仏 : マクロン大統領 独 : メルケル首相 英 : メイ首相 伊 : コンテ首相 加 : トルドー首相 ( 議長 ) EU: トゥスク欧州理事会議長及びユンカー欧州委員会委員長 2. 日程 議題 6 月 8 日 ( 金 ) セッション 1 皆が裨益する経済成長 ( 世界経済 貿易 開発等 ) セッション 2 経済成長 将来の仕事 ( イノベーション 雇用等 ) セッション 3 平和で安全な世界 ( 外交 安全保障 ) 6 月 9 日 ( 土 ) セッション 4 ジェンダー平等及び女性のエンパワーメント セッション 5 気候変動 クリーンエネルギー アウトリーチセッション 海洋 ( ) 海洋のセッションには 12 の招待国及び 4 つの招待国際機関も参加 12 カ国 アルゼンチン (G20 議長国 ) ジャマイカ ハイチ ( カリコム議長 ) セネガル 南アフリカ ルワンダ (AU 議長国 ) ケニア セーシェル バングラデシュ ベトナム マーシャル諸島 ノルウェー 4 機関 国連 IMF 世銀 OECD - 4 -

別添 1 健全な海洋及び強靱な沿岸部コミュニティのためのシャルルボワ ブループリント ( 抄 ) 我々の経済 社会 環境に不可欠な海洋の健全性が脅かされている 我々 G7 首脳は 効果的かつ革新的手法の開発 実施を政府のあらゆる層を関与させ 支援することの重要性を強調する 我々は 政策ギャップ ニーズ及びベスト プラクティスを特定 評価するために あらゆる関係者と協働する このブルー プリントを通じ 我々は 国内及び途上国を支援する我々のコミットメントにおいて女性及び女児の広範な参画を確保しつつ イノベーションと経済成長を刺激しながら排出量を削減し 適応能力及び強靭性を強化し 気候変動の影響に対する脆弱性を軽減することで 持続可能で気候に強靭な未来に向けた取組を追求する 過去の G7 のコミットや 2030 アジェンダに沿った行動の必要性を認識し 我々 G7 首脳は 以下のことにコミットする ハリファックスで予定されている環境 エネルギー大臣会合においてこの作業を具現化することを求める ( 強靱な沿岸及び沿岸コミュニティ ) 1. より良い適応計画 緊急事態への備え及び回復の支援 2. 沿岸部の強靱性のための革新的な資金調達の支援 3. 沿岸区域の統合的管理のための能力を向上させるため 地球の観測技術及び関連するアプリケーションを導入するための G7 共同イニシアティブの立ち上げ ( 具体的な行動は ハリファックスで予定されている環境 エネルギー大臣会合で議論 ) ( 海洋に関する知識 : 科学とデータ ) 4. 海洋に関する科学及びデータの入手可能性の向上及び共有の推進 ( 持続可能な海洋と漁業 ) 5. 違法 無報告 無規制 (IUU) 漁業その他の漁業資源の過度の開発の原動力への対処 6. 海洋及び資源の脆弱地域を効果的に保護及び管理するための戦略の支持 ( 海洋プラスチック汚染及び海洋ゴミ ) 7. 海洋プラスチック廃棄物及び海洋ごみの生態系への脅威の緊急性及び廃棄物の流れにおけるプラスチックの価値の損失を認識し 過去の G7 のコミットを基礎に 陸 海域でプラへのライフサイクルアプローチを取り より資源効率的で持続可能なプラ管理に移行することにコミット また 海洋ごみのモニタリング手法の調査及びその影響に関する連携を UN EP と協力し促進 1

G7 海洋プラスチック憲章 ( 抄 ) 別添 2 我々カナダ フランス ドイツ イタリア 英国及び EU の首脳は プラスチックの管理のため より資源効率的かつ持続可能なアプローチに向けて取組を進めることにコミットする プラの回収 リユース リサイクルそして廃棄物削減のための末端での管理を確実なものとするため 陸 海域でプラへのライフサイクルアプローチを採用する 我々は新しいプラのソリューション 技術 代替案に向けたイノベーションを促進し 過去の G7 のコミットや 2030 アジェンダに沿った行動の必要性を認識する プラ廃棄物ゼロのビジョンに向けて 我々は以下の取組により資源効率的なライフサイクルマネージメントアプローチへの移行を加速化することにコミットする 1 持続可能なデザイン 生産及びアフターマーケット 2030 年までに 100% のプラが 再使用可能 リサイクル可能又は実行可能な代替品が存在しない場合には 回収可能となるよう産業界と協力する 代替品が環境に与える影響の全体像を考慮し 使い捨てプラの不必要な使用を大幅に削減する 適用可能な場合には 2030 年までにプラ製品においてリサイクル素材の使用を少なくとも 50% 増加させるべく産業界と協力する 可能な限り 2020 年までに洗い流しの化粧品やパーソナル ケア消費財に含まれるプラ製マイクロビーズの使用を削減するよう産業界と協力するその他 グリーン調達 セカンダリーマーケットの支援等 2 回収 管理などのシステム及びインフラ 2030 年までにプラ包装の最低 55% をリサイクル又は再使用し 2040 年までには全てのプラを 100% 回収するよう産業界及び政府の他のレベルと協力する 全ての発生源からプラが海洋環境に流出することを防ぎ 収集 再使用 リサイクル 回収又は適正な廃棄をするための国内能力を向上させる 国際的取組の加速と海ゴミ対策への投資の促進その他 サプライチェーンアプローチ パートナーとの協働等 3 持続可能なライフスタイル及び教育 消費者が持続可能な決定を行うことを可能とするための表示基準の強化 意識啓発や教育のためのプラットフォームの整備その他 産業界のイニシアティブの支持 女性や若者のリーダーシップなど 4 研究 イノベーション 技術 現在のプラスチック消費の評価等 G7 プラスチックイノベーションチャレンジの立ち上げの呼びかけ 新しい革新的なプラ素材の開発誘導と適切な使用その他 研究促進 モニタリング手法の調和 プラの運命分析等 5 沿岸域における行動 市民認知の向上やデータ収集等の実施のための 2018 の G7 行動年の実施 2015 年の G7 首脳行動計画の加速化等