( 別記 ) 公益社団法人日本医師会会長公益社団法人日本歯科医師会会長公益社団法人日本薬剤師会会長一般社団法人日本病院会会長公益社団法人全日本病院協会会長公益社団法人日本精神科病院協会会長一般社団法人日本医療法人協会会長一般社団法人日本社会医療法人協議会会長公益社団法人全国自治体病院協議会会長一般社

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入院時生活療養費の見直し内容について(厚生労働省保険局保険課:H29.4.7)

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< 現行 > 対象者医療区分 Ⅰ(Ⅱ Ⅲ 以外の者 ) 1 * 医療の必要性の低い者医療区分 Ⅱ Ⅲ 1 2 * 医療の必要性の高い者 ( 指定難病患者を除く ) 3 指定難病患者 2 生活療養標準負担額のうちにかかる部分 1 日につき32 1 日につき 1 日につき < 見直し後 > 対象者医療区

別添 保発 0204 第 2 号 平成 28 年 2 月 4 日 都道府県知事殿 厚生労働省保険局長 公印省略 健康保険法施行規則等の一部を改正する省令等の公布について ( 通知 ) 持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律 ( 平成 27 年法律第 31 号 以下

酸素の購入価格に関する届出等について(厚生労働省保険局医療課:H27.1.8)

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「診療報酬請求書等の記載要領等について」等の一部改正について(厚生労働省保険局医療課:H )

(頭紙)公布通知

( 保 241) 平成 30 年 11 月 29 日 都道府県医師会社会保険担当理事殿 日本医師会常任理事松本吉郎 高齢者に係る高額療養費制度の見直し等について ( 再々周知 ) 平成 30 年 8 月 1 日から 70 歳以上の高齢者に係る高額療養費制度が見直されたことに伴い 診療報酬請求書等の記

区分に応じ 当該各号に掲げる書類に必要な事項を記載して交付しなければならない (1) 条例第 2 条第 2 項第 1 号に掲げる重度心身障害者等である受給者重度心身障害者等医療費受給資格証 ( 様式第 3 号 ) 及び福祉医療費請求書 ( 様式第 6 号 ) 又は重度心身障害者等医療費 ( 療養費払

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01 鑑文

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「肝がん・重度肝硬変治療研究促進事業について」の一部改正について(厚生労働省健康局長:H )

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4-2砺波市重度心身障害者等医療費の助成に関する条例施行規則

日の属する月の初日から65 歳の誕生日の前日までの期間 (2) 条例第 2 条第 2 項第 2 号に掲げる重度心身障害者等である受給者受給資格の登録をした日の属する月の初日から70 歳の誕生日の属する月の末日 ( その誕生日が月の初日であるときはその日の属する月の前月の末日 ) までの期間 (3)

別添 保発 1216 第 4 号平成 28 年 12 月 16 日 全国健康保険協会理事長殿 厚生労働省保険局長 ( 公印省略 ) 出産育児一時金等の支給申請及び支払方法について の一部改正について 出産育児一時金及び家族出産育児一時金 ( 以下 出産育児一時金等 という ) の直接支払制度の取扱い

年管管発第 1026 第 2 号平成 24 年 10 月 26 日 地方厚生 ( 支 ) 局年金調整 ( 年金管理 ) 課長殿 厚生労働省年金局事業管理課長 ( 公印省略 ) 生活に困窮する外国人に対する生活保護の措置について ( 通知 ) に基づく保護を受けている外国人の国民年金保険料免除の申請の

Microsoft Word - 表紙 雛形(保険者入り)高齢者支援課180320

別紙 ( 国内における臓器等移植について ) Q1 一般の移送費の支給と同様に 国内での臓器移植を受ける患者が 療養の給付を受けるため 病院又は診療所に移送されたときは 移送費の支給を行うこととなるのか 平成 6 年 9 月 9 日付け通知の 健康保険の移送費の支給の取扱いについて ( 保険発第 1

Microsoft Word - 【発送版】製造所の登録通知

「診療報酬請求書等の記載要領等について」の一部改正について

保発 第 9 号 平成 28 年 12 月 16 日 国民健康保険中央会長殿 厚生労働省保険局長 ( 公印省略 ) 出産育児一時金等の支給申請及び支払方法について の一部改正について 標記については 別添のとおり 全国健康保険協会理事長 健康保険組合理事長及 び都道府県知事あて通知し

3 電子情報処理組織の使用による請求又は光ディスク等を用いた請求により療養の給付費等の請求を行うこと ( 以下 レセプト電子請求 という ) が義務付けられた保険医療機関 ( 正当な理由を有する400 床未満の病院及び診療所を除く なお 400 床未満の病院にあっては 平成 27 年度末までに限る

者となった日から翌年の 6 月 30 日 ( 当該受給者となった日が 1 月から 6 月までに属する場合は 当該受給者となった日の属する年の 6 月 30 日 ) までの期間とする (2) 条例第 2 条第 2 項第 2 号に掲げる重度心身障害者等である受給者毎年 8 月 1 日から翌年の 7 月

あっせん文(国民健康保険における限度額適用・標準負担額減額認定証 の申請に係る被保険者の負担軽減)

に 正当な理由がない限り無償で交付しなければならないものであるとともに 交付が義務付けられている領収証は 指定訪問看護の費用額算定表における訪問看護基本療養費 訪問看護管理療養費 訪問看護情報提供療養費及び訪問看護ターミナルケア療養費の別に金額の内訳の分かるものとし 別紙様式 4を標準とするものであ

粕屋町重度障害者医療費の支給に関する条例

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( 参考 ) 一部改正後 下線部が変更部分 薬機審マ発第 号平成 26 年 11 月 7 日 各都道府県知事衛生主管部 ( 局 ) 殿 独立行政法人医薬品医療機器総合機構審査マネジメント部長 加工細胞等に係る治験不具合等報告に関する取扱いについて 薬事法等の一部を改正する法律 ( 平

Microsoft Word - (発番)医療機器の製造販売承認申請について

260401【厚生局宛て】施行通知

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議案第49号-医療福祉費支給に関する条例の一部改正【確定】

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○ 01_通知(案)

( 別添 ) 薬食発 0513 第 1 号平成 23 年 5 月 13 日 都道府県知事各保健所設置市長特別区長 殿 厚生労働省医薬食品局長 薬事法の一部を改正する法律等の施行等についての一部改正について 薬事法の一部を改正する法律 ( 平成 18 年法律第 69 号 ) については 関係政省令とと

平成30 年大阪府北部を震源とする地震による被災者に係る被保険者証等の提示等について(厚生労働省保険局医療課:H )

⑵ 蒲郡市が世帯主に対して支給する出産育児一時金の額を限度として 医療機関等が世帯主に代わって出産育児一時金を受領する旨及び出産育児一時金の額を超えた出産費用については 別途被保険者が医療機関等の窓口で支払う必要がある旨 ⑶ 医療機関等が世帯主に代わって出産育児一時金を受領した額の範囲で 蒲郡市から

実務上の取扱い(改正)

2015年1月改定対応(難病・小児慢性対応)

事務連絡(平成30年大阪府北部を震源とする地震)

員長及び医薬品医療機器等法登録認証機関協議会代表幹事宛て送付するこ ととしていることを申し添えます 記 1. 基本要件基準第 13 条第 5 項及び第 6 項への適合性確認の基本的な考え方について (1)2023 年 ( 平成 35 年 )2 月 28 日 ( 以下 経過措置期間終了日 という )

Microsoft Word _正当理由通知(薬局医薬品) (反映)

の御協力をいただくこと 並びにNRMDの一部として本患者登録システムと一体で運用される再生医療等臨床研究データベース (NRMD/CR) も併せて御協力をいただきたいと考えています つきましては 患者登録システムについて御理解いただき 別紙のとおり 積極的な御協力が得られますよう 関係者等に対し周知

年管発 0331 第 1 号 平成 29 年 3 月 31 日 日本年金機構理事長殿 厚生労働省大臣官房年金管理審議官 ( 公印省略 ) 国民年金の保険料を追納する場合に納付すべき額を定める件等について 国民年金の保険料を追納する場合に納付すべき額を定める件 ( 平成 29 年厚生労働省告示第 12

特定健康診査及び特定保健指導に係る自己負担額の医療費控除の取扱いの一部変更について(厚生労働省健康局長、保険局長:H )

国保 70 歳未満 公費負担公費負担医療番号 受給者番号 公費負担者公費負担医療番号 受給者番号 した住所職業上の理由 男 女 明 大 3 昭 4 平 生 区ア 職務上 下船後 3 月以内 3 通勤災害 公費負担公費負担医療番号 受給者番号 公費負担者公費負担医療番号 受給者番号 男 女 明 大 3

⑵ 外来年間合算の支給額計算の基礎となる合算対象額は 基準日において 同一保険者の同一世帯に属しているか否かにより判断されます ( 例 ) 下記の事例の場合 基準日において 甲と乙が同一世帯であれば 3 と 4 は合算できるが 甲と乙が別世帯であれば 3 と 4 は合算できない 基準日保険者である

年管管発 0928 第 6 号平成 27 年 9 月 28 日 日本年金機構年金給付業務部門担当理事殿 厚生労働省年金局事業管理課長 ( 公印省略 ) 障害年金の初診日を明らかにすることができる書類を添えることができない場合の取扱いについて 厚生年金保険法施行規則等の一部を改正する省令 ( 平成 2

Microsoft Word - 【施行】180406無低介護医療院事業の税制通知

( 地 Ⅲ25)( 保 19) 平成 27 年 5 月 7 日 都道府県医師会 担当理事殿 日本医師会常任理事 道永麻里 松本純一 難病の患者に対する医療等に関する法律における食事 ( 生活 ) 療養に係る 患者負担額の取扱いについて 難病の患者に対する医療等に関する法律 ( 平成 26 年法律第

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○ 01_通知(案)

= 掲載済 12 短期入所生活介護 (P107~P121) 13 短期入所療養介護 (P122~P131) 16 福祉用具貸与 (P153~P158) 17 (P159~P170) 18 入居者生活介護 地域密着型入居者生活介護 (P171~P183) 20 介護老人福祉施設 地域密着型介護老人福祉

第 2 条条例第 2 条第 1 項に規定する社会保険各法 ( 以下 社会保険各法 という ) は 次の各号に掲げる法律をいう (1) 健康保険法 ( 大正 11 年法律第 70 号 ) (2) 船員保険法 ( 昭和 14 年法律第 73 号 ) (3) 私立学校教職員共済法 ( 昭和 28 年法律第

2015年1月改定対応(高額療養費算定基準額対応)

の病床数及び新たに併設する介護保険施設の入所定員 ( 病院から転換した病床 ( 以下 転換病床 という ) を活用するものに限る ) の合計が転換前の病院の病床数以下である場合には 実態として 転換後の施設 ( 病院と介護保険施設を併せた全体をいう 以下同じ ) 全体の医療提供の内容は 転換前の病院

PSP 省令 と それぞれ略称する 記 1. 改正施行規則について希少疾病用医療機器その他の医療上特にその必要性が高いと認められる医療機器であり かつ 当該医療機器についての臨床試験の実施に特に長期間を要すると認められるものに係る承認申請をする場合においては 改正 GVP 省令第 9 条の3 第 1

平成 26 年 4 月 1 日以降の 70 歳から 74 歳までの被保険者等に係る一部負担金の割合は 以下のとおりとする ⑴ 平成 26 年 4 月 1 日以降 70 歳に達する被保険者等 1 について 70 歳に達する日の属する月の翌月以後の診療分から 療養 ( 医療保険各法に規定する食事療養及び

< F2D E7B8D7392CA926D81698B6388F5944E8BE08AD6>

(2) 身体障害者福祉法 ( 昭和 24 年法律第 283 号 ) 第 15 条第 4 項の規定により身体障害者手帳の交付を受けた者で その障害の程度が身体障害者福祉法施行規則 ( 昭和 25 年厚生省令第 15 号 ) 別表第 5 号に定める身体障害者障害程度等級表の1 級又は2 級に該当するもの

Taro-施行通知

写 薬生発 0131 第 1 号 平成 30 年 1 月 31 日 都道府県知事 殿 厚生労働省医薬 生活衛生局長 ( 公印省略 ) 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 関係手数料令の一部を改正する政令の公布について この度 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確

上田市介護予防 日常生活支援総合事業実施要綱 平成 30 年 5 月 31 日 告示第 131 号 ( 趣旨 ) 第 1 条この告示は 介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 以下 法 という ) 第 115 条の45 第 1 項に規定する介護予防 日常生活支援総合事業 ( 以下 総合事業

( 助成対象者 ) 第 3 条助成の対象となる者 ( 以下 助成対象者 という ) は 医療保険各法の規定による被保険者又は被扶養者であり かつ 柏崎市内に住所を有する妊産婦 ( 以下 対象妊産婦 という ) 又は子ども ( 以下 対象児童 という ) の保護者とする ただし 次の各号のいずれかに該

「医療保険制度の適正かつ効率的な運営を図るための健康保険法等の一部を改正する法律」の公布及び一部の施行について(厚生労働省保険局医療課:R元.6.4)

健疾発 1225 第 2 号 平成 26 年 12 月 26 日 [ 改正経過 ] 第 1 次改正平成 27 年 9 月 30 日健疾発 0930 第 1 号第 2 次改正平成 27 年 12 月 28 日健難発 1228 第 1 号第 3 次改正平成 29 年 9 月 29 日健難発 0929 第

2 上記 1と同等以上の精度を有する分析方法として以下に掲げる方法 (1) 廃止前の平成 8 年 3 月 29 日付け基発第 188 号 建築物の耐火等吹付け材の石綿含有率の判定方法について の別紙の第 3の3の 位相差顕微鏡を使用した分散染色法による分散色の確認 による定性分析の方法 ( 以下 分


「診療報酬請求書等の記載要領等について」等の一部改正について(厚生労働省保険局医療課長、歯科医療管理官:H )

起案

Microsoft Word - 【各団体宛】1703○○事務連絡(震災特例延長)関係団体宛

Microsoft Word ①概要(整備令)

第 3 条市長は 前条に規定する申請に基づいて医療費の給付を受けることができる者であることを確認したときは 申請者に重度心身障がい者医療費受給者証 ( 第 2 号様式 以下 受給者証 という ) を交付するものとする 2 前項の受給者証の資格取得日は 市長が交付決定をした日の属する月の翌月の初日 (

Microsoft Word - 公布通知(医政発0725第10号)

平成13年4月  日

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診療報酬明細書の請求事例 ( 浜松市重度心身障害者 母子家庭等医療費助成制度と公費負担医療との併用請求 ) 平成 30 年 10 月診療分より 平成 30 年 10 月 静岡県国民健康保険団体連合会

( 参考 ) 平成 29 年度予算編成にあたっての財務大臣 厚生労働大臣の合意事項 ( 平成 29 年 12 月 19 日大臣折衝事項の別紙 ) < 医療制度改革 > 別紙 (1) 高額療養費制度の見直し 1 現役並み所得者 - 外来上限特例の上限額を 44,400 円から 57,600 円に引き上

取手市ぬくもり医療支援事業に関する条例施行規則 取手市ぬくもり医療支援事業に関する条例施行規則 平成 17 年 10 月 24 日規則第 230 号改正平成 20 年 3 月 21 日規則第 4 号平成 21 年 6 月 17 日規則第 34 号平成 22 年 9 月 15 日規則第 43 号平成

03-01【局長通知・特例】施術管理者の要件に係る取扱の特例について

< F2D30315F8D868A4F96DA8E9F2E6A7464>

るところによる ( 昭 53 条例 31 昭 55 条例 19 昭 57 条例 6 昭 59 条例 14 昭 59 条例 39 平 6 条例 26 平 10 条例 5 平 12 条例 14 平 18 条例 13 平 19 条例 44 改 ) (1) 児童 18 歳未満の者 (18 歳に達した日の属す

02【通知案】年管管発 第号(周知・機構宛)

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170214_【社労士会】事務連絡(期間短縮省令)

【事務連絡】「高額療養費制度の見直しに関するQ&A」の送付について

152 号 ) (6) 保険医療機関等健康保険法第 63 条第 3 項第 1 号に規定する保険医療機関若しくは保険薬局又は同法第 88 条第 1 項に規定する指定訪問看護事業者 ( 平 6 条例 30 平 8 条例 29 平 9 条例 16 平 10 条例 2 平 11 条例 15 平 14 条例

法律 出典 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和 35 年 8 月 10 日法律第 145 号 ) 政令 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律施行令 ( 昭和 36 年 1 月 26 日政令第 11 号 ) 省令 医薬品 医療機器等の品質

健保連業務支援 G 補足資料 高額療養費の制度改正事項 平成 29 年 8 月施行 1 の引き上げ ( 対象 :70 歳以上の者 ) 1 70 歳以上の外来におけるの引き上げ 70 歳以上の外来におけるが これまでの一般ので 12,000 円 現役並みので 44,400 円だったものが 一般ので 1

記 第 1 参議院合同選挙区選挙の執行に関する事項 1 合同選挙区都道府県 ( 法第 5 条の6 第 1 項に規定する合同選挙区都道府県をいう 以下同じ ) の選挙管理委員会は 法第 22 条第 2 項の規定による選挙人名簿の登録が行われた日現在において選挙人名簿に登録されている選挙人の数 ( 参議

老発第    第 号

スライド 1

( 保 99) 平成 29 年 9 月 4 日 都道府県医師会 社会保険担当理事殿 日本医師会常任理事 松本純一 被保険者証の氏名表記について 被保険者証の氏名表記につきましては 性同一性障害を有する被保険者又は被扶養者から 被保険者証において通称名の記載を希望する旨の申出があったことから 保険者が

Taro 【セット版】施行

[ 別記 ] 公益社団法人日本医師会公益社団法人日本歯科医師会公益社団法人日本薬剤師会一般社団法人日本病院会公益社団法人全日本病院協会公益社団法人日本精神科病院協会一般社団法人日本医療法人協会公益社団法人全国自治体病院協議会一般社団法人日本私立医科大学協会一般社団法人日本私立歯科大学協会一般社団法人

薬食発 1002 第 10 号 平成 26 年 10 月 2 日 ( 別記 3) 殿 厚生労働省医薬食品局長 医療機器の添付文書の記載要領の改正について 医療機器の添付文書記載要領については 平成 17 年 3 月 10 日付け薬食発第 号医薬食品局長通知により定めてきたところです

Transcription:

保発 0 6 3 0 第 7 号 平成 29 年 6 月 30 日 ( 別記 ) 殿 厚生労働省保険局長 ( 公印省略 ) 健康保険法施行規則等の一部を改正する省令 及び 健康保険の食事療養 標準負担額及び生活療養標準負担額及び後期高齢者医療の食事療養標準負担 額及び生活療養標準負担額の一部を改正する告示 の公布について ( 通知 ) 標記については 別添のとおり 都道府県知事 全国健康保険協会理事長及び 健康保険組合理事長あて通知したので よろしくお取り計らい願いたい

( 別記 ) 公益社団法人日本医師会会長公益社団法人日本歯科医師会会長公益社団法人日本薬剤師会会長一般社団法人日本病院会会長公益社団法人全日本病院協会会長公益社団法人日本精神科病院協会会長一般社団法人日本医療法人協会会長一般社団法人日本社会医療法人協議会会長公益社団法人全国自治体病院協議会会長一般社団法人日本慢性期医療協会会長一般社団法人日本私立医科大学協会会長一般社団法人日本私立歯科大学協会会長一般社団法人日本病院薬剤師会会長公益社団法人日本看護協会会長一般社団法人全国訪問看護事業協会会長公益財団法人日本訪問看護財団理事長独立行政法人国立病院機構理事長国立研究開発法人国立がん研究センター理事長国立研究開発法人国立循環器病研究センター理事長国立研究開発法人国立精神 神経医療研究センター理事長国立研究開発法人国立国際医療研究センター理事長国立研究開発法人国立成育医療研究センター理事長国立研究開発法人国立長寿医療研究センター理事長独立行政法人地域医療機能推進機構理事長独立行政法人労働者健康安全機構理事長

別添 保発 0 6 3 0 第 1 号 平成 29 年 6 月 30 日 都道府県知事殿 厚生労働省保険局長 ( 公印省略 ) 健康保険法施行規則等の一部を改正する省令 及び 健康保険の食事療養 標準負担額及び生活療養標準負担額及び後期高齢者医療の食事療養標準負担 額及び生活療養標準負担額の一部を改正する告示 の公布について ( 通知 ) 医療保険制度改革に関する社会保障審議会医療保険部会における議論の結果を踏まえ 入院時生活療養費の見直しを実施し 健康保険法施行規則等の一部を改正する省令 ( 平成 29 年厚生労働省令第 69 号 以下 改正省令 という ) 及び健康保険の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額及び後期高齢者医療の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額の一部を改正する告示 ( 平成 29 年厚生労働省告示第 239 号 以下 改正告示 という ) が本日公布され 一部の規定を除き平成 29 年 10 月 1 日から施行することとされたところである これらの改正の趣旨及び主な内容は下記のとおりであるので 貴都道府県内の市町村 ( 特別区を含む ) 国民健康保険組合及び後期高齢者医療広域連合へ周知等を図るとともに その運用に当たっては十分に留意の上 遺漏なきを期されたい 記 第 1 改正の趣旨入院時生活療養費は 65 歳以上の者が保険医療機関の療養病床に入院したときに必要となる食費と居住費について その一部を支給するものであり 被保険者等が負担する額については 平均的な家計における食費及び光熱水費の状況等を勘案して厚生労働大臣が定める額として定められている 今般 医療保険制度改革に関する社会保障審議会医療保険部会における議論

の結果を踏まえ 入院時生活療養費の見直しに係る所要の改正を行うもの また その他所要の規定の整理を行うこと 第 2 改正省令の主な内容 1 健康保険法施行規則 ( 大正 15 年内務省令第 36 号 以下 健保則 という ) の一部改正 ( 改正省令第 1 条関係 ) ⑴ 生活療養標準負担額の減額の対象者に関する事項生活療養標準負担額の減額の対象者に 食費及び居住費について一食 100 円 1 日 0 円に減額されたとすれば 生活保護法 ( 昭和 25 年法律第 144 号 ) の規定による保護を必要としない状態となる者 ( 以下 境界層該当者 という ) を追加すること ( 健保則第 62 条の3 関係 ) ⑵ 健康保険限度額適用 標準負担額減額認定証に関する事項 ⑴の追加に伴い 保険医療機関等が境界層該当者であることを判断できるよう 境界層該当者である場合には 健康保険限度額適用 標準負担額減額認定証の適用区分欄に オ 又は Ⅰ の記載に加え ( 境 ) と記載することとすること ( 健保則様式第 14 号関係 ) 2 船員保険法施行規則 ( 昭和 15 年厚生省令第 5 号 以下 船保則 という ) の一部改正 ( 改正省令第 2 条関係 ) ⑴ 船員保険限度額適用 標準負担額減額認定証に関する事項上記 1の⑵と同様の改正を行うこと ( 船保則様式第 7 号関係 ) 3 国民健康保険法施行規則 ( 昭和 33 年厚生省令第 53 号 以下 国保則 という ) の一部改正 ( 改正省令第 3 条関係 ) ⑴ 国民健康保険限度額適用認定証及び国民健康保険限度額適用 標準負担額減額認定証に関する事項上記 1の⑵と同様の改正を行うこと ( 国保則様式第 1 号の8 及び第 1 号の9 関係 ) 4 高齢者の医療の確保に関する法律施行規則 ( 平成 19 年厚生労働省令第 129 号 以下 高確則 という ) の一部改正 ( 改正省令第 4 条関係 ) ⑴ 生活療養標準負担額の減額の対象者に関する事項上記 1の⑴と同様の改正を行うこと ( 高確則第 40 条関係 ) ⑵ 後期高齢者医療限度額適用 標準負担額減額認定証に関する事項 ⑴の追加に伴い 保険医療機関等が境界層該当者であることを判断できるよう 境界層該当者である場合には 後期高齢者医療限度額適用 標準負担額減額認定証の適用区分欄に 区分 Ⅰ の記載に加え ( 境 ) と記

載することとすること ( 高確則様式第 5 号関係 ) 5 施行期日及び経過措置 ( 附則関係 ) 平成 29 年 10 月 1 日から施行すること ( その他所要の規定の整備にあっては同年 7 月 1 日に施行すること ) また 改正省令による改正前の様式を 当分の間 取り繕って使用することができること さらに 改正省令の施行の日前の生活療養に関する生活療養標準負担額の減額の対象者については なお従前の例によることとすること 第 3 改正告示の主な内容 1 健康保険の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額 ( 平成 8 年厚生省告示第 203 号 ) の一部改正 ( 改正告示第 1 条関係 ) ⑴ 生活療養標準負担額について 下表のとおりとすること ( 下線部は 改正告示による改正部分 ) 対象者生活療養標準負担額のうち居住費にかかる部分 A 医療の必要性の低い者 ( 平成 29 年 10 月 1 日から )1 日につき 370 円 (B C 以外の者 ) B 医療の必要性の高い者 1 ( 平成 29 年 10 月 1 日から )1 日につき 200 円 ( 指定難病患者を除く ) ( 平成 30 年 4 月 1 日から )1 日につき 370 円 C 指定難病患者 2 1 日につき0 円 1 健康保険法施行規則第 62 条の3 第 4 号の規定に基づき厚生労働大臣が定める者 ( 平成 18 年厚生労働省告示第 488 号 ) 2 難病の患者に対する医療等に関する法律 ( 平成 26 年法律第 50 号 ) 第 5 条第 1 項に規定する指定難病の患者 ⑵ 境界層該当者の生活療養標準負担額 平成 29 年 10 月 1 日から 境界層該当者の食費及び居住費については 一 食 100 円 1 日 0 円とすること ⑶ 生活療養標準負担額のうち食費にかかる部分の見直し 65 歳以上の医療療養病床に入院する患者のうち 医療の必要性の高い者 ( 指定難病患者を除く ) の一般所得者の食費の標準負担額を 平成 30 年 4 月 1 日から 医療の必要性の低い者の一般所得者と同様に 生活療養 (Ⅰ) の場合は一食 460 円 生活療養 (Ⅱ) の場合は一食 420 円とすること 管理栄養士又は栄養士による適切な栄養量及び適時 適温の食事の提供が行われている等の基準を満たす場合

2 後期高齢者医療の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額 ( 平成 19 年厚生労働省告示第 395 号 ) の一部改正 ( 改正告示第 2 条関係 ) ⑴ 生活療養標準負担額について 下表のとおりとすること ( 下線部は 改正告示による改正部分 ) 対象者生活療養標準負担額のうち居住費にかかる部分 A 医療の必要性の低い者 ( 平成 29 年 10 月 1 日から )1 日につき 370 円 (B C 以外の者 ) B 医療の必要性の高い者 1 ( 平成 29 年 10 月 1 日から )1 日につき 200 円 ( 指定難病患者を除く ) ( 平成 30 年 4 月 1 日から )1 日につき 370 円 C 指定難病患者 2 1 日につき0 円 1 健康保険法施行規則第 62 条の3 第 4 号の規定に基づき厚生労働大臣が定める者 ( 平成 18 年厚生労働省告示第 488 号 ) 2 難病の患者に対する医療等に関する法律 ( 平成 26 年法律第 50 号 ) 第 5 条第 1 項に規定する指定難病の患者 ⑵ 生活療養標準負担額における境界層該当者の取扱いの見直し 第 3 の 1 の ⑵ と同様の改正を行うこと 3 適用期日及び経過措置 平成 29 年 10 月 1 日から適用すること ただし 同日前の生活療養標準負担 額については なお従前の例によることとすること

保発 0 6 3 0 第 2 号 平成 29 年 6 月 30 日 全国健康保険協会理事長殿 厚生労働省保険局長 ( 公印省略 ) 健康保険法施行規則等の一部を改正する省令 及び 健康保険の食事療養 標準負担額及び生活療養標準負担額及び後期高齢者医療の食事療養標準負担 額及び生活療養標準負担額の一部を改正する告示 の公布について ( 通知 ) 医療保険制度改革に関する社会保障審議会医療保険部会における議論の結果を踏まえ 入院時生活療養費の見直しを実施し 健康保険法施行規則等の一部を改正する省令 ( 平成 29 年厚生労働省令第 69 号 以下 改正省令 という ) 及び健康保険の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額及び後期高齢者医療の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額の一部を改正する告示 ( 平成 29 年厚生労働省告示第 239 号 以下 改正告示 という ) が本日公布され 一部の規定を除き平成 29 年 10 月 1 日から施行することとされたところである これらの改正の趣旨及び主な内容は下記のとおりであるので その運用に当たっては十分に留意の上 遺漏なきを期されたい 記 第 1 改正の趣旨入院時生活療養費は 65 歳以上の者が保険医療機関の療養病床に入院したときに必要となる食費と居住費について その一部を支給するものであり 被保険者等が負担する額については 平均的な家計における食費及び光熱水費の状況等を勘案して厚生労働大臣が定める額として定められている 今般 医療保険制度改革に関する社会保障審議会医療保険部会における議論の結果を踏まえ 入院時生活療養費の見直しに係る所要の改正を行うもの また その他所要の規定の整理を行うこと

第 2 改正省令の主な内容 1 健康保険法施行規則 ( 大正 15 年内務省令第 36 号 以下 健保則 という ) の一部改正 ( 改正省令第 1 条関係 ) ⑴ 生活療養標準負担額の減額の対象者に関する事項生活療養標準負担額の減額の対象者に 食費及び居住費について一食 100 円 1 日 0 円に減額されたとすれば 生活保護法 ( 昭和 25 年法律第 144 号 ) の規定による保護を必要としない状態となる者 ( 以下 境界層該当者 という ) を追加すること ( 健保則第 62 条の3 関係 ) ⑵ 健康保険限度額適用 標準負担額減額認定証に関する事項 ⑴の追加に伴い 保険医療機関等が境界層該当者であることを判断できるよう 境界層該当者である場合には 健康保険限度額適用 標準負担額減額認定証の適用区分欄に オ 又は Ⅰ の記載に加え ( 境 ) と記載することとすること ( 健保則様式第 14 号関係 ) 2 船員保険法施行規則 ( 昭和 15 年厚生省令第 5 号 以下 船保則 という ) の一部改正 ( 改正省令第 2 条関係 ) ⑴ 船員保険限度額適用 標準負担額減額認定証に関する事項上記 1の⑵と同様の改正を行うこと ( 船保則様式第 7 号関係 ) 3 国民健康保険法施行規則 ( 昭和 33 年厚生省令第 53 号 以下 国保則 という ) の一部改正 ( 改正省令第 3 条関係 ) ⑴ 国民健康保険限度額適用認定証及び国民健康保険限度額適用 標準負担額減額認定証に関する事項上記 1の⑵と同様の改正を行うこと ( 国保則様式第 1 号の8 及び第 1 号の9 関係 ) 4 高齢者の医療の確保に関する法律施行規則 ( 平成 19 年厚生労働省令第 129 号 以下 高確則 という ) の一部改正 ( 改正省令第 4 条関係 ) ⑴ 生活療養標準負担額の減額の対象者に関する事項上記 1の⑴と同様の改正を行うこと ( 高確則第 40 条関係 ) ⑵ 後期高齢者医療限度額適用 標準負担額減額認定証に関する事項 ⑴の追加に伴い 保険医療機関等が境界層該当者であることを判断できるよう 境界層該当者である場合には 後期高齢者医療限度額適用 標準負担額減額認定証の適用区分欄に 区分 Ⅰ の記載に加え ( 境 ) と記載することとすること ( 高確則様式第 5 号関係 )

5 施行期日及び経過措置 ( 附則関係 ) 平成 29 年 10 月 1 日から施行すること ( その他所要の規定の整備にあっては同年 7 月 1 日に施行すること ) また 改正省令による改正前の様式を 当分の間 取り繕って使用することができること さらに 改正省令の施行の日前の生活療養に関する生活療養標準負担額の減額の対象者については なお従前の例によることとすること 第 3 改正告示の主な内容 1 健康保険の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額 ( 平成 8 年厚生省告示第 203 号 ) の一部改正 ( 改正告示第 1 条関係 ) ⑴ 生活療養標準負担額について 下表のとおりとすること ( 下線部は 改正告示による改正部分 ) 対象者生活療養標準負担額のうち居住費にかかる部分 A 医療の必要性の低い者 ( 平成 29 年 10 月 1 日から )1 日につき 370 円 (B C 以外の者 ) B 医療の必要性の高い者 1 ( 平成 29 年 10 月 1 日から )1 日につき 200 円 ( 指定難病患者を除く ) ( 平成 30 年 4 月 1 日から )1 日につき 370 円 C 指定難病患者 2 1 日につき0 円 1 健康保険法施行規則第 62 条の3 第 4 号の規定に基づき厚生労働大臣が定める者 ( 平成 18 年厚生労働省告示第 488 号 ) 2 難病の患者に対する医療等に関する法律 ( 平成 26 年法律第 50 号 ) 第 5 条第 1 項に規定する指定難病の患者 ⑵ 境界層該当者の生活療養標準負担額 平成 29 年 10 月 1 日から 境界層該当者の食費及び居住費については 一 食 100 円 1 日 0 円とすること ⑶ 生活療養標準負担額のうち食費にかかる部分の見直し 65 歳以上の医療療養病床に入院する患者のうち 医療の必要性の高い者 ( 指定難病患者を除く ) の一般所得者の食費の標準負担額を 平成 30 年 4 月 1 日から 医療の必要性の低い者の一般所得者と同様に 生活療養 (Ⅰ) の場合は一食 460 円 生活療養 (Ⅱ) の場合は一食 420 円とすること 管理栄養士又は栄養士による適切な栄養量及び適時 適温の食事の提供が行われている等の基準を満たす場合

2 後期高齢者医療の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額 ( 平成 19 年厚生労働省告示第 395 号 ) の一部改正 ( 改正告示第 2 条関係 ) ⑴ 生活療養標準負担額について 下表のとおりとすること ( 下線部は 改正告示による改正部分 ) 対象者生活療養標準負担額のうち居住費にかかる部分 A 医療の必要性の低い者 ( 平成 29 年 10 月 1 日から )1 日につき 370 円 (B C 以外の者 ) B 医療の必要性の高い者 1 ( 平成 29 年 10 月 1 日から )1 日につき 200 円 ( 指定難病患者を除く ) ( 平成 30 年 4 月 1 日から )1 日につき 370 円 C 指定難病患者 2 1 日につき0 円 1 健康保険法施行規則第 62 条の3 第 4 号の規定に基づき厚生労働大臣が定める者 ( 平成 18 年厚生労働省告示第 488 号 ) 2 難病の患者に対する医療等に関する法律 ( 平成 26 年法律第 50 号 ) 第 5 条第 1 項に規定する指定難病の患者 ⑵ 生活療養標準負担額における境界層該当者の取扱いの見直し 第 3 の 1 の ⑵ と同様の改正を行うこと 3 適用期日及び経過措置 平成 29 年 10 月 1 日から適用すること ただし 同日前の生活療養標準負担 額については なお従前の例によることとすること

保発 0 6 3 0 第 3 号 平成 29 年 6 月 30 日 健康保険組合理事長殿 厚生労働省保険局長 ( 公印省略 ) 健康保険法施行規則等の一部を改正する省令 及び 健康保険の食事療養 標準負担額及び生活療養標準負担額及び後期高齢者医療の食事療養標準負担 額及び生活療養標準負担額の一部を改正する告示 の公布について ( 通知 ) 医療保険制度改革に関する社会保障審議会医療保険部会における議論の結果を踏まえ 入院時生活療養費の見直しを実施し 健康保険法施行規則等の一部を改正する省令 ( 平成 29 年厚生労働省令第 69 号 以下 改正省令 という ) 及び健康保険の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額及び後期高齢者医療の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額の一部を改正する告示 ( 平成 29 年厚生労働省告示第 239 号 以下 改正告示 という ) が本日公布され 一部の規定を除き平成 29 年 10 月 1 日から施行することとされたところである これらの改正の趣旨及び主な内容は下記のとおりであるので その運用に当たっては十分に留意の上 遺漏なきを期されたい 記 第 1 改正の趣旨入院時生活療養費は 65 歳以上の者が保険医療機関の療養病床に入院したときに必要となる食費と居住費について その一部を支給するものであり 被保険者等が負担する額については 平均的な家計における食費及び光熱水費の状況等を勘案して厚生労働大臣が定める額として定められている 今般 医療保険制度改革に関する社会保障審議会医療保険部会における議論の結果を踏まえ 入院時生活療養費の見直しに係る所要の改正を行うもの また その他所要の規定の整理を行うこと

第 2 改正省令の主な内容 1 健康保険法施行規則 ( 大正 15 年内務省令第 36 号 以下 健保則 という ) の一部改正 ( 改正省令第 1 条関係 ) ⑴ 生活療養標準負担額の減額の対象者に関する事項生活療養標準負担額の減額の対象者に 食費及び居住費について一食 100 円 1 日 0 円に減額されたとすれば 生活保護法 ( 昭和 25 年法律第 144 号 ) の規定による保護を必要としない状態となる者 ( 以下 境界層該当者 という ) を追加すること ( 健保則第 62 条の3 関係 ) ⑵ 健康保険限度額適用 標準負担額減額認定証に関する事項 ⑴の追加に伴い 保険医療機関等が境界層該当者であることを判断できるよう 境界層該当者である場合には 健康保険限度額適用 標準負担額減額認定証の適用区分欄に オ 又は Ⅰ の記載に加え ( 境 ) と記載することとすること ( 健保則様式第 14 号関係 ) 2 船員保険法施行規則 ( 昭和 15 年厚生省令第 5 号 以下 船保則 という ) の一部改正 ( 改正省令第 2 条関係 ) ⑴ 船員保険限度額適用 標準負担額減額認定証に関する事項上記 1の⑵と同様の改正を行うこと ( 船保則様式第 7 号関係 ) 3 国民健康保険法施行規則 ( 昭和 33 年厚生省令第 53 号 以下 国保則 という ) の一部改正 ( 改正省令第 3 条関係 ) ⑴ 国民健康保険限度額適用認定証及び国民健康保険限度額適用 標準負担額減額認定証に関する事項上記 1の⑵と同様の改正を行うこと ( 国保則様式第 1 号の8 及び第 1 号の9 関係 ) 4 高齢者の医療の確保に関する法律施行規則 ( 平成 19 年厚生労働省令第 129 号 以下 高確則 という ) の一部改正 ( 改正省令第 4 条関係 ) ⑴ 生活療養標準負担額の減額の対象者に関する事項上記 1の⑴と同様の改正を行うこと ( 高確則第 40 条関係 ) ⑵ 後期高齢者医療限度額適用 標準負担額減額認定証に関する事項 ⑴の追加に伴い 保険医療機関等が境界層該当者であることを判断できるよう 境界層該当者である場合には 後期高齢者医療限度額適用 標準負担額減額認定証の適用区分欄に 区分 Ⅰ の記載に加え ( 境 ) と記載することとすること ( 高確則様式第 5 号関係 )

5 施行期日及び経過措置 ( 附則関係 ) 平成 29 年 10 月 1 日から施行すること ( その他所要の規定の整備にあっては同年 7 月 1 日に施行すること ) また 改正省令による改正前の様式を 当分の間 取り繕って使用することができること さらに 改正省令の施行の日前の生活療養に関する生活療養標準負担額の減額の対象者については なお従前の例によることとすること 第 3 改正告示の主な内容 1 健康保険の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額 ( 平成 8 年厚生省告示第 203 号 ) の一部改正 ( 改正告示第 1 条関係 ) ⑴ 生活療養標準負担額について 下表のとおりとすること ( 下線部は 改正告示による改正部分 ) 対象者生活療養標準負担額のうち居住費にかかる部分 A 医療の必要性の低い者 ( 平成 29 年 10 月 1 日から )1 日につき 370 円 (B C 以外の者 ) B 医療の必要性の高い者 1 ( 平成 29 年 10 月 1 日から )1 日につき 200 円 ( 指定難病患者を除く ) ( 平成 30 年 4 月 1 日から )1 日につき 370 円 C 指定難病患者 2 1 日につき0 円 1 健康保険法施行規則第 62 条の3 第 4 号の規定に基づき厚生労働大臣が定める者 ( 平成 18 年厚生労働省告示第 488 号 ) 2 難病の患者に対する医療等に関する法律 ( 平成 26 年法律第 50 号 ) 第 5 条第 1 項に規定する指定難病の患者 ⑵ 境界層該当者の生活療養標準負担額 平成 29 年 10 月 1 日から 境界層該当者の食費及び居住費については 一 食 100 円 1 日 0 円とすること ⑶ 生活療養標準負担額のうち食費にかかる部分の見直し 65 歳以上の医療療養病床に入院する患者のうち 医療の必要性の高い者 ( 指定難病患者を除く ) の一般所得者の食費の標準負担額を 平成 30 年 4 月 1 日から 医療の必要性の低い者の一般所得者と同様に 生活療養 (Ⅰ) の場合は一食 460 円 生活療養 (Ⅱ) の場合は一食 420 円とすること 管理栄養士又は栄養士による適切な栄養量及び適時 適温の食事の提供が行われている等の基準を満たす場合

2 後期高齢者医療の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額 ( 平成 19 年厚生労働省告示第 395 号 ) の一部改正 ( 改正告示第 2 条関係 ) ⑴ 生活療養標準負担額について 下表のとおりとすること ( 下線部は 改正告示による改正部分 ) 対象者生活療養標準負担額のうち居住費にかかる部分 A 医療の必要性の低い者 ( 平成 29 年 10 月 1 日から )1 日につき 370 円 (B C 以外の者 ) B 医療の必要性の高い者 1 ( 平成 29 年 10 月 1 日から )1 日につき 200 円 ( 指定難病患者を除く ) ( 平成 30 年 4 月 1 日から )1 日につき 370 円 C 指定難病患者 2 1 日につき0 円 1 健康保険法施行規則第 62 条の3 第 4 号の規定に基づき厚生労働大臣が定める者 ( 平成 18 年厚生労働省告示第 488 号 ) 2 難病の患者に対する医療等に関する法律 ( 平成 26 年法律第 50 号 ) 第 5 条第 1 項に規定する指定難病の患者 ⑵ 生活療養標準負担額における境界層該当者の取扱いの見直し 第 3 の 1 の ⑵ と同様の改正を行うこと 3 適用期日及び経過措置 平成 29 年 10 月 1 日から適用すること ただし 同日前の生活療養標準負担 額については なお従前の例によることとすること

健康保険法施行規則等の一部を改正する省令案 及び 健康保険の食事療養標準負 担額及び生活療養標準負担額及び後期高齢者医療の食事療養標準負担額及び生活療 養標準負担額の一部を改正する告示案 ( 概要 ) 1. 改正の趣旨入院時生活療養費は 65 歳以上の者が保険医療機関の療養病床に入院したときに必要となる食費と居住費について その一部を支給するものであり 被保険者等が負担する額については 平均的な家計における食費及び光熱水費の状況等を勘案して厚生労働大臣が定める額として定められている 今般 医療保険制度改革に関する社会保障審議会医療保険部会における議論の結果を踏まえ 入院時生活療養費等の見直しに係る所要の改正を行うもの 2. 改正内容 ⑴ 健康保険法施行規則等の一部を改正する省令案 について健康保険法施行規則 ( 大正 15 年内務省令第 36 号 ) 等について 下記の改正を行う ア生活療養標準負担額の減額の対象者に 食費及び居住費について一食 100 円 1 日 0 円に減額されたとすれば 生活保護法 ( 昭和 25 年法律第 144 号 ) の規定による保護を必要としない状態となる者 ( 以下 境界層該当者 という ) を追加する イアの追加に伴い以下の省令様式の整備を行う 健康保険限度額適用 標準負担額減額認定証 船員保険限度額適用 標準負担額減額認定証 国民健康保険限度額適用認定証 国民健康保険限度額適用 標準負担額減額認定証 後期高齢者医療限度額適用 標準負担額減額認定証ウその他所要の規定の整備を行う ⑵ 健康保険の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額及び後期高齢者医療の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額の一部を改正する告示案 について 健康保険の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額 及び 後期高齢者医療の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額 について 下記の改正を行う ア 65 歳以上の医療療養病床に入院する患者のうち 1 医療の必要性の低い者 ( 医療区分 Ⅰ) について 平成 29 年 10 月から居住費を1 日 320 円から 370 円に 2 医療の必要性の高い者 ( 医療区分 Ⅱ 又はⅢ) について 平成 29 年 10 月から居住費を1 日 0 円から 200 円に 平成 30 年 4 月から 370 円に引き上げることとする ただし 指定難病患者及び老齢福祉年金受給者の居住費は 引き続き1 日 0 円

とする イ 65 歳以上の医療療養病床に入院する患者のうち 境界層該当者の食費及び居住費については 平成 29 年 10 月から一食 100 円 1 日 0 円とする ウ 65 歳以上の医療療養病床に入院する患者のうち 医療区分 Ⅱ 又はⅢ( 指定難病患者を除く ) の一般所得者の食費は 平成 30 年 4 月から一食 460 円となっているが 医療区分 Ⅰの一般所得者と同様に 生活療養 (Ⅰ) の場合は一食 460 円 生活療養 (Ⅱ) の場合は一食 420 円とする 管理栄養士又は栄養士による適切な栄養量及び適時 適温の食事の提供が行われている等の基準を満たす場合 3. 改正法令 健康保険法施行規則 船員保険法施行規則( 昭和 15 年厚生省令第 5 号 ) 国民健康保険法施行規則( 昭和 33 年厚生省令第 53 号 ) 高齢者の医療の確保に関する法律施行規則( 平成 19 年厚生労働省令第 129 号 ) 健康保険の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額( 平成 8 年厚生省告示第 203 号 ) 後期高齢者医療の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額( 平成 19 年厚生労働省告示第 395 号 ) 4. 根拠法令 健康保険法( 大正 11 年法律第 70 号 ) 第 85 条の2 第 2 項及び第 207 条 船員保険法( 昭和 14 年法律第 73 号 ) 第 62 条第 2 項及び第 155 条 国民健康保険法( 昭和 33 年法律第 192 号 ) 第 52 条の2 第 2 項及び第 120 条 高齢者の医療の確保に関する法律( 昭和 57 年法律第 80 号 ) 第 75 条第 2 項及び第 166 条 5. 公布 ( 告示 ) 日 施行 ( 適用 ) 期日公布 ( 告示 ) 日 : 平成 29 年 6 月下旬 ( 予定 ) 施行 ( 適用 ) 期日 : 平成 29 年 10 月 1 日 ( その他所要の規定の整備にあっては7 月 1 日に施行する )

参考資料 65 歳以上の医療療養病床に入院する患者の食費 居住費 ( 生活療養標準負担額 ) の変化 医療区分 Ⅰ 健保則第 62 条の 3 第 4 号又は第 5 号以外高確則第 40 条第 3 号又は第 4 号以外 医療区分 ⅡⅢ 健保則第 62 条の 3 第 4 号高確則第 40 条第 3 号 赤字は今回の改正 指定難病患者健保則第 62 条の 3 第 5 号高確則第 40 条第 4 号 食費 ( 一食 ) 居住費 ( 一日 ) 食費 ( 一食 ) 居住費 ( 一日 ) 食費 ( 一食 ) 居住費 ( 一日 ) 一般所得 健保則第 62 条の 3 第 1 号 ~ 第 3 号 第 6 号以外高確則第 40 条第 1 号 第 2 号又は第 6 号以外 1 生活療養 (Ⅰ)460 円生活療養 (Ⅱ)420 円 320 円 29 年 10 月 ~370 円 4 29 年 10 月 ~ 360 円 30 年 4 月 ~ 460 円 生活療養 (Ⅰ)460 円生活療養 (Ⅱ)420 円 0 円 29 年 10 月 ~200 円 30 年 4 月 ~370 円 7 260 円 0 円 70 歳未満 70 歳以上 低所得 健保則第 62 条の 3 第 1 号 低所得 Ⅱ 健保則第 62 条の 3 第 2 号高確則第 40 条第 1 号 2 210 円 320 円 29 年 10 月 ~370 円 5 210 円 90 日超で 160 円 0 円 29 年 10 月 ~200 円 30 年 4 月 ~370 円 8 210 円 90 日超で 160 円 0 円 低所得 Ⅰ 健保則第 62 条の 3 第 3 号高確則第 40 条第 2 号 3 130 円 320 円 29 年 10 月 ~370 円 6 100 円 0 円 29 年 10 月 ~200 円 30 年 4 月 ~370 円 9 100 円 0 円 老齢福祉年金受給者 ( 高確則第 40 条第 5 号 ) 境界層該当者健保則第 62 条の 3 第 6 号高確則第 40 条第 6 号 10 10 10 100 円 0 円 100 円 0 円 100 円 0 円 1~10 は生活療養標準負担額の告示の規定順