2019 年 3 月期第 3 四半期 決算説明会 株式会社ドリコム 本資料に記載いたしました認識 戦略 計画などのうち 見通しは歴史的事実ではなく不確実な要素を含んでおります 実際の業績は様々な要因により見通しとは大きく異なる結果となる可能性があることをご了承願います 実際の業績に影響を与えうる重要

Similar documents
2019 年 3 月期第 2 四半期業績概要 既存 IP ゲームアプリが好調 前四半期比で赤字幅は縮小 enza は投資フェーズ継続 第 2 四半期 (2018 年 7-9 月 ) 前四半期比 当四半期の状況 前年同期比 前四半期 (2018 年 4-6 月 ) ( 百万円 ) 前年同期 (2017

2019年3月期第2四半期決算補足説明資料

2019 年 3 月期通期決算補足説明資料 コムシード株式会社 ( 証券コード :3739)

Microsoft PowerPoint _2.pptx

2017 年度決算概要 Ⅰ 年度連結業績概要 Ⅱ 年度連結業績予想 Ⅲ. 補足資料 シャープ株式会社 2018 年 4 月 26 日 見通しに関する注意事項 本資料に記載されている内容には シャープ株式会社及び連結子会社 ( 以下 総称して シャープ という ) の計画 戦略

スライド 1

PowerPoint プレゼンテーション

2018 年 3 月期第 1 四半期 決算説明会 株式会社ドリコム 本資料に記載いたしました認識 戦略 計画などのうち 見通しは歴史的事実ではなく不確実な要素を含んでおります 実際の業績は様々な要因により見通しとは大きく異なる結果となる可能性があることをご了承願います 実際の業績に影響を与えうる重要

スライド 1

スライド 1

決算説明会プレゼンストーリー案の検討

-2-

2019 年 3 月期決算説明会 2019 年 3 月期連結業績概要 2019 年 5 月 13 日 太陽誘電株式会社経営企画本部長増山津二 TAIYO YUDEN 2017

平成 31 年 3 月期第 3 四半期決算短信 日本基準 ( 連結 ) 平成 31 年 1 月 31 日 上場会社名 株式会社ドリコム 上場取引所 東 コード番号 3793 URLhttp:// 代表者 ( 役職名 ) 代表取締役社長 ( 氏名 ) 内藤裕紀 問合せ

決算サマリー 2019 年 3 月期第 1 四半期業績概要 売上高 596 億円 ( 前四半期比横ばい ) 営業利益 60 億円 ( 同 34% 増 ) 自動車向けの需要が コンデンサ中心に堅調 2019 年 3 月期業績予想 上期の業績予想を上方修正 自動車 産業機器の電子化やスマートフォンの高機

<4D F736F F F696E74202D2091E682588AFA91E C888E5A90E096BE8E9197BF5F E B93C782DD8EE682E890EA97705D>

Microsoft PowerPoint _FY162Q決算説明会プレゼン資料QQ_final_web

証券コード : 年 3 月期第 2 四半期決算 2018 年 10 月 30 日 ( 火 )

⟖説柔è³⁄挎 -PDF.xlsx

スライド 1

<4D F736F F F696E74202D2091E682588AFA91E C888E5A90E096BE8E9197BF5F E B93C782DD8EE682E890EA97705D>

2016年1月期 第1四半期 決算概要

2017年度 決算説明会資料

Microsoft PowerPoint - 3rdQuarterPresentations2013_J03.ppt

< E291AB90E096BE2E786C73>

2018年度第2四半期 決算概要

四半期事業セグメント 事業セグメント ( 四半期累計 ) ( 百万円 ) 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 売上高 2,866 5,897 8,705 11,352 3,019 6,323 9,245 12,311 前期比 -72.9% 6.8% 8.0% 7.

全社会資料

平成 23 年 3 月期 決算説明資料 平成 23 年 6 月 27 日 Copyright(C)2011SHOWA SYSTEM ENGINEERING Corporation, All Rights Reserved

Microsoft PowerPoint - 1Q補足説明資料_ pptx

( 参考 ) 個別業績の概要平成 29 年 9 月期第 1 四半期の個別業績 ( 平成 28 年 10 月 1 日 ~ 平成 28 年 12 月 31 日 ) (1) 個別経営成績 ( 累計 ) (% 表示は 対前年同四半期増減率 ) 売上高営業利益経常利益四半期純利益 百万円 % 百万円 % 百万

PowerPoint プレゼンテーション


2015 Template Japanese 4×3

2

プレゼン

2018(平成30)年11月7日開催 決算説明会概要

決算概況

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション

会社概要 会社名 : 株式会社メディカルネット ( 東証マザーズ上場 ) 証券コード :3645 事業内容 : ポータルサイト運営 SEM 医療 BtoB メディアプラットフォーム販売代理 事業者向けHP 制作 メンテナンス 医療機関経営支援 所在地 :( 本社 ) 東京都渋谷区幡ヶ谷

決算概要

General Presentation

Microsoft PowerPoint - ★決算説明資料_0110

<4D F736F F D2095BD90AC E31328C8E8AFA8C888E5A925A904D C8E86816A2E646F63>

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション


スライド 1

PowerPoint プレゼンテーション

(Microsoft PowerPoint - \216\221\227\277)

経営ビジョン 私たちが目指すヤーマン 1 業績ハイライト 5 セグメント別売上 6 セグメント別営業利益 7 売上構成 8 財務ハイライト 9 第 3 四半期以降の取り組み 10 業績予想について 11 配当について 12

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft Word 決算短信修正( ) - 反映.doc

Q8: 為替変動が売上収益に与えたインパクトはどの程度か? A: 為替変動により 当第 4 四半期における売上収益は前年同期比で 49 億円増加しました また 通期では 為替変動により 売上収益は前年同期比で 565 億円増加しました HR テクノロジー事業 Q9:( 通期 ) 売上収益が米ドルベー

<4D F736F F F696E74202D E328C8E8AFA2091E6338E6C94BC8AFA8C888E5A90E096BE89EF>

平成21年3月期 決算補足説明資料

スライド 1

目次 1. 経営成績営業利益分析 / 海外売上高 / 貸借対照表 2. 業績予想 ( 修正 : 有 ) 3. 研究開発費 / 減価償却費 / 設備投資 4. 株価の状況 5. トピックス P.2 P.10 P.14 P.16 P

2015年9月期第2四半期決算補足説明資料

Microsoft PowerPoint - 決算説明資料2(日).ppt

第 45 期 3Q 決算補足説明資料 第 45 期 (2019 年 4 月期 ) 第 3 四半期決算補足説明資料 ヤーマン株式会社 Copyright C YA-MAN LTD. All Rights Reserved.

連結貸借対照表 ( 単位 : 百万円 ) 当連結会計年度 ( 平成 29 年 3 月 31 日 ) 資産の部 流動資産 現金及び預金 7,156 受取手形及び売掛金 11,478 商品及び製品 49,208 仕掛品 590 原材料及び貯蔵品 1,329 繰延税金資産 4,270 その他 8,476

2011年3月期決算説明会


タイトルを入力

2019年12期_第2四半期決算説明資料


(2) 財政状態 ( 連結 ) の変動状況総資産 株主資本 株主資本比率 1 株当たり株主資本 百万円 百万円 % 円 銭 18 年 6 月期第 3 四半期 28,677 11, , 年 6 月期第 3 四半期 17 年 6 月期 27,515 11,159 40

2017年度第1四半期決算説明会

(2) サマリー情報 1 ページ 1. 平成 29 年 3 月期の連結業績 ( 平成 28 年 4 月 1 日 ~ 平成 29 年 3 月 31 日 ) (2) 連結財政状態 訂正前 総資産 純資産 自己資本比率 1 株当たり純資産 百万円 百万円 % 円銭 29 年 3 月期 2,699 1,23

添付資料の目次 1. 連結財務諸表 2 (1) 連結貸借対照表 2 (2) 連結損益計算書及び連結包括利益計算書 4 (3) 連結財務諸表に関する注記事項 6 ( セグメント情報等 ) 6 2. 個別財務諸表 7 (1) 個別貸借対照表 7 (2) 個別損益計算書

2018 年 12 月期 決算補足資料 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 2019 年 2 月 14 日 JASDAQ コード : 6425 JASDAQ コード :6425


2009 年 12 月期第 2 四半期決算 ( 平成 21 年 12 月期 ) 補足説明資料 FACT SHEETS 2009 年 7 月 31 日 東京建物株式会社 目次 2009 年 ( 平成 21 年 )12 月期第 2 四半期決算 ( 連結 )



決算概要 2013 年 9 月期 ( 実績 ) ( 予想 ) 前期 増減率 予想 増減率 売上高 35,946 41,484 42, % 1.8% 売上原価 20,432 23,595 23, % 1.5% 売上総利益 15,513 17,888 18, %

スライド 1

スライド 1

ロードショー資料

平成31年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

目次 2016 年 10 月 28 日 2016 年 12 月期 Q3 決算補 資料

スライド 1

<4D F736F F D2095BD90AC E AD48C888E5A8A E646F63>


添付資料の目次 1. 連結財務諸表 2 (1) 連結貸借対照表 2 (2) 連結損益計算書及び連結包括利益計算書 4 (3) 連結財務諸表に関する注記事項 6 ( セグメント情報等 ) 6 2. 個別財務諸表 7 (1) 個別貸借対照表 7 (2) 個別損益計算書

2017 年 12 月期第 2 四半期決算 ( 平成 29 年 12 月期第 2 四半期決算 ) 補足説明資料 FACT SHEETS 2017 年 8 月 7 日 目次 2017 年 12 月期 ( 平成 29 年 12 月期 ) 第 2 四半期決算

Research Report by Shared Research Inc. 経常利益 30 百万円 ( 同 82.1% 減 ) 四半期純利益 12 百万円 ( 同 89.4% 減 ) 上記数値は百万円未満を四捨五入した数値であり 会社発表数値 ( 百万

目次 2018 年 9 月期決算概要 1 決算ハイライト 2 連結 PL 3 連結販管費内訳 4 通期予想に対する達成率 5 事業の概況 年 9 月期の取り組み 年 9 月期基本方針 9 顧客単価 (ARPU) の向上 10 ヘルスケアサービス事業 12 トピックス 19

2020年1月期第1四半期 決算概要

連結損益計算書(通期)

PowerPoint プレゼンテーション

2017(平成29)年3月期第2四半期決算プレゼンテーション資料

連結損益計算書(四半期)

通期 連結の売上高 営業利益 経常利益としては 過去最高 のれん及び固定資産に係る減損損失を特別損失として 517 億円計上 当期純利益が 3 月 30 日付での予想数値より増加したのは 予想数値公表時の見込み額と比べ 最終決算数値により確定した減損損失額が 53 億円 減少したことによる 事業環境

(2) 財政状態 ( 連結 ) の変動状況総資産 株主資本 株主資本比率 1 株当たり株主資本 百万円 百万円 % 円 銭 18 年 6 月期第 1 四半期 27,832 10, , 年 6 月期第 1 四半期 17 年 6 月期 27,515 11,159 40

タイトルを入力


2010年3月期決算説明会

Transcription:

2019 年 3 月期第 3 四半期 決算説明会 株式会社ドリコム 本資料に記載いたしました認識 戦略 計画などのうち 見通しは歴史的事実ではなく不確実な要素を含んでおります 実際の業績は様々な要因により見通しとは大きく異なる結果となる可能性があることをご了承願います 実際の業績に影響を与えうる重要な要因には 当社の事業を取り巻く経済情勢 社会的動向 当社の提供するサービス等に対する需要動向による相対的競争力の変化などがあります なお 業績に影響を与えうる重要な要因は これらに限定されるものではありません

2019 年 3 月期第 3 四半期業績概要 収益性の向上により前四半期比で営業赤字幅縮小も 持分法投資損失と特別損失を計上 第 3 四半期 (2018 年 10-12 月 ) 前四半期比 当四半期の状況 前年同期比 前四半期 (2018 年 7-9 月 ) ( 百万円 ) 前年同期 (2017 年 10-12 月 ) 売上高 2,387-11.4% -38.5% 2,695 3,882 営業利益 -126 - - -161 173 営業利益率 -5.3% - - -6.0% 4.5% EBITDA -0.9 - - -14 280 経常利益 -458 - - -311 133 当期利益 -717 - - -150 39 既存 IP ゲームアプリは堅調に推移 長期運用に向けた施策の一層の充実に傾注 既存ゲーム事業は黒字を維持 不採算アプリの収益性改善が継続 enza はリリース後継続していたユーザビリティの改善や各タイトルのプロモーション施策を展開し サービスの拡大継続 来期の一層の収益向上を目指し 資産を見直し 運用中アプリで将来収益を再評価し減損処理 enza 事業に関連する再評価により 持分法投資損失を計上 2

2019 年 3 月期第 3 四半期業績予想 / 実績対比 売上は概ね予想どおりの着地に 費用が総じて予想比で抑制され 営業赤字幅は縮小 ( 百万円 ) 0-100 -200-300 -400-800 -704-500 -600-700 -16 +112-800 -900 19 年 3 月期第 3 四半期営業利益 ( 予 ) 売上の下振れ 固定費の下振れ 19 年 3 月期第 3 四半期営業利益 ( 実 ) ( 百万円 ) 業績予想 (A) 実績 (B) (B) - (A) 売上高 8,000 7,947-53 営業利益 -800-704 +96 経常利益 -1,100-1,282-182 当期利益 -1,000-1,372-372 3

前四半期比営業利益増減分析 前四半期比で減収も運用費用の効率化により利益影響は限定的 ( 百万円 ) 第 2 四半期営業利益 -161 - 労務費 52 外注費 89 + - 広告宣伝費 6 + 通信費 16 + 償却費 21 - + 原材料仕入高 44 その他費用 35 + 他勘定振替高 123 - 研究開発費 92 + 棚卸資産計上 56 第 3 四半期営業利益 -126 減収の影響 214 + 収益の増加 ( 費用の減少 ) 収益の減少 ( 費用の増加 ) 4

持分法投資損失 / 特別損失の計上 enza 事業に関連する再評価と ゲームアプリの減損により持分法投資損失と特別損失を計上 持分法投資損失 特別損失 株式会社 BXD と共に enza 事業の拡大を当期の最優先課題とし 積極的な投資のもと取り組む 不採算 IP ゲームアプリの収益性向上に傾注 enza 事業に関連する再評価等により 持分法投資損失を 324 百万円計上 運用中の IP ゲームアプリの将来収益を再評価 減損処理をし 260 百万円を特別損失として計上 5

2019 年 3 月期第 3 四半期成果と課題 既存ゲーム事業は黒字が継続 ドリコムの enza 向け事業は収益の向上が開始 運用 4 年を超える既存 IP ゲームアプリが好調な推移を維持 昨年末実施の大型アップデートの効果が引き続き継続 成果 ダービースタリオンマスターズ ( 以下 ダビマス ) が 11 月に 2 周年を迎え 強いユーザー支持を獲得し 2 周年イベントは盛況 既存ゲーム事業は 一部タイトルをクローズし不採算タイトルの収益性が向上 四半期での営業黒字が継続 今後も安定した利益創出を目指す enza では 取り組んでいた課題の多くで改修に目処 今後は 1 周年に向け徐々にプロモーションを活発化 課題 多くのアプリで採算性の改善 向上に進展が見られ 営業利益は単月黒字化に至るも 第 4 四半期も採算性に要傾注 運用中の IP ゲームアプリの将来収益を再評価し減損処理 PL とともに BS 上の資産の見直しも 6

2019 年 3 月期の経営指針 enza の事業拡大と運用での利益創出を最優先 将来に向けた取り組みも 初期提供タイトルをヒットさせ プラットフォームとしての順調な立ち上がり 基盤固めに注力 サードパーティーの参入 海外展開に向けた地均しも 運用費用見直しを進め IP 戦略の掲げる 1 ゲームアプリあたり利益 5,000 万 / 月の達成を目指し IP 戦略の進展を図る 新規 IP ゲームアプリの開発も本数を絞り進行 ドリコムの中長期的成長を担う新規事業の創出にも引き続き取り組む 先進的かつ将来性のある領域で ドリコムの優位性を活かした事業を模索 急拡大する組織のバックボーンとなるドリコム独自の価値観の醸成 浸透に傾注 人事制度の拡充と併せ 安定成長を可能とする強い組織を目指す 7

ネイティブゲーム (IP 戦略 ): 現況 ( 全体 ) 18 年 3 期リリースタイトルの一部をクローズ 各タイトル赤字解消に向け引続き収益性向上に注力 リリース期別四半期毎の平均営業利益の推移 ( 運用期間中 ) 15 年 3 月期中のリリース 17 年 3 月期中のリリース 中のリリース 19 年 3 月期中のリリース 利益 = 売上 - 運用費 ( プラットフォームへの支払手数料 著作権料 償却費 人件費 広告宣伝費など ) 16 年 3 月期 2Q 3Q 4Q 17 年 3 月期 2Q 3Q 4Q 2Q 3Q 4Q 19 年 3 月期 2Q 3Q 8

エンターテインメントコンテンツサービス ドリコムの enza 向け事業は投資ペースは維持しつつも 売上向上により赤字幅縮小傾向に ネイティブゲーム事業の営業利益推移 0 2Q 3Q 4Q 19 年 3 月期 19 年 3 月期 2Q 19 年 3 月期 3Q ドリコムの enza 向け事業の営業利益推移 0 2Q 3Q 4Q 19 年 3 月期 19 年 3 月期 2Q 19 年 3 月期 3Q 9

ネイティブゲーム (IP 戦略 ): 現況 ( 運用 ) 主力タイトルの 5 年以上の長期安定運用を目指し 戦略的な運用体制 方針の整備に注力 主力タイトルでは 5 年以上の長期安定運用に向け運用指針 施策の策定 実施を進める 大型アップデートによる新体験の提供やユーザーとの交流イベントを通じたユーザー満足度の向上による売上拡大を追求 不採算タイトルへの対応進む 運用に関わる全機能をシームレスに統合した体制に変更し より戦略的な運用を目指す 10

ネイティブゲーム (IP 戦略 ): 現況 ( 運用 )( 続き ) 主力タイトルでは長期運用を目指し 既存ユーザーに重点を置いたプロモーション施策に注力 ダビマス の四半期売上高推移 17 年 3 月期 3Q 17 年 3 月期 4Q 2Q 3Q 4Q 19 年 3 月期 19 年 3 月期 2Q 19 年 3 月期 3Q ダビマス では既存ユーザーに焦点を当てたプロモーション方針のもと 定期的なオフサイトイベントやネットメディアでの生放送を実施 戦略的なプロモーションが売上漸減の抑制に ダビマス をはじめとする主力タイトルでは 中長期安定運用を目指し既存ユーザーの支持基盤の堅牢化に注力 11

ネイティブゲーム (IP 戦略 ) : 現況 ( 開発 ) 翌期 翌々期リリースに向け 新規 IP ゲームアプリ開発が進む ユーザーに高い満足を提供することを最重要視 クオリティドリブンで開発に取り組む 19 年 3 月期中にリリースを予定していた新規 IP ゲームアプリは 足下の市場環境を考慮し一層のクオリティアップが必要と判断 20 年 3 月期上期のリリースを目指す 今後は各期 1 本 ~2 本の新規 IP ゲームアプリのリリースを想定し 開発を進める 未公開の新規 IP ゲームアプリについては 適時発表予定 12

新ブラウザゲームサービス : enza プロ野球ファミスタマスターオーナーズ の事前登録受付中 株式会社 BXD が開発 運営を行うスマートフォン向けブラウザゲームプラットフォーム 2018 年 4 月よりサービスを開始 第 1 弾タイトル アイドルマスターシャイニーカラーズ ( 株式会社バンダイナムコエンターテインメントより配信中 ) は 2018 年 8 月 31 日にプレイユーザーが 100 万人を突破 2018 年 7 月 25 日に第 2 弾タイトル ドラゴンボール Z ブッチギリマッチ ( 株式会社バンダイナムコエンターテインメントより配信中 ) がグランドオープン 長友佑都氏 HIKAKIN 氏 はじめしゃちょー氏を起用したプロモーションを実施 プロ野球ファミスタマスターオーナーズ ( 株式会社バンダイナムコエンターテインメントより配信予定 ) は事前登録の一環として ドラフトガシャ を 1 月 16 日までの期間限定で実施 株式会社アプリスタイルより 2018 年 12 月 3 日に公式マガジン enza マガジン Vol.3 が 1 月 1 日に 10 秒でできるスマホゲーム革命はじめての enza が発売 ディベロッパーに向けた技術説明会を 2018 年 7 月に実施 120 名以上の参加者を集める アイドルマスターシャイニーカラーズ 及び ドラゴンボール Z ブッチギリマッチ は株式会社バンダイナムコエンターテインメントより配信中のゲームです プロ野球ファミスタマスターオーナーズ は株式会社バンダイナムコエンターテインメントより配信予定のゲームです 13

2019 年 3 月期第 4 四半期の見通し 四半期営業利益黒字化を見込む enza への投資は最優先で継続 ( 単位 : 百万円 ) 実績 (A) 2Q 実績 (B) 3Q 実績 (C) 4Q 見通し (D) (D)-(C) 通期見通し 売上高 2,864 2,695 2,387 2,854 +467 10,800 変動費 1,012 722 629 1,037 +408 3,400 広告宣伝費 100 58 64 48-16 270 研究開発費 167-65 26 52 +26 180 採用費 51 34 11 14 +3 110 その他 1,952 2,106 1,782 1,600-182 7,440 営業利益 -417-161 -126 104 +230-600 経常利益 -512-311 -458-19 +439-1,300 純利益 -504-150 -717-129 +588-1,500 主に仕入高 支払手数料 及び著作権料 14

2019 年 3 月期第 4 四半期の見通し ( 続き ) ネイティブゲーム事業 ドリコムの enza 向け事業ともに収益改善を見込む 事業進捗見込み IP ゲームアプリ (14 年 5 月リリース 海外版も含む ) については 好調な推移を見込む 収益への影響 売上が当社分のみのネット計上であるため 売上変動の影響は相対的に小さめ 他方 変動費がないため 売上変動が利益に直結 ダビマス は ユーザーとの交流イベント等によるユーザーコミュニティの拡大に注力 プロモーションの効果による前四半期比での増収を見込む IP ゲームアプリ (17 年 7 月リリース ) は 運用体制の見直しを図り 収益力のアップに取り組む 売上 利益ともに前四半期と同水準を見込む IP ゲームアプリ (17 年 12 月リリース ) については 現在の収益性を維持し 売上の拡大に注力 収益性の向上を見込む 新規開発は クオリティの追求を最優先に進める 開発中の新規 IP ゲームアプリの開発費は資産計上 期間利益に与える影響は軽微 enza は プラットフォームの改修に目処がたち 1 周年に向け徐々にプロモーションを活発化するフェーズに 投資継続も収益性の一層の向上を見込む 15

2019 年 3 月期第 4 四半期の見通し ( 続き ) ( 百万円 ) ゲームアプリ及び旧ブラウザゲームの課金売上推移 2,700 2,400 2,100 1,800 1,500 他社配信ゲーム 1,200 900 旧ブラウザゲーム ( ちょこっとファーム等 ) 600 300 自社配信ゲーム ( ダビマス (PC 版含む ) フルボッコヒーローズ等 ) 0 2Q 3Q 4Q 2Q 3Q 4Q 2Q 3Q 4Q 2Q 3Q 4Q 2Q 3Q 4Q 2Q 3Q 4Q ( 予 ) 14/3 期 15/3 期 16/3 期 17/3 期 18/3 期 19/3 期 16

セグメント別営業利益の推移 500 400 300 ( 百万円 ) その他事業 広告メディア エンターテインメントサービス 200 100 0-100 -200-300 -400-500 13/3 2Q 3Q 4Q14/3 2Q 3Q 4Q15/3 2Q 3Q 4Q16/3 2Q 3Q 4Q17/3 2Q 3Q 4Q18/3 2Q 3Q 4Q19/3 2Q 3Q 注 : 2013 年 3 月期 ~2014 年 3 月期は単体決算 2015 年 3 月期以降は連結決算 17

売上高 営業利益の推移 4,000 子会社事業 174 ( 百万円 ) 3,500 広告メディア ソーシャルラーニング 245 3,000 2,500 2,000 1,500 1,000 500 0 500 2,094 1,658 1,890 1,875 1,165 96 116 754 8 64 89 222 163 336 8 17 32 39 118 86 384 449 339 28 52 79 47 36 44 74 180 177 10/3 2Q 3Q 4Q 11/3 子会社 2 社の譲渡 -18 91 2Q 3Q 4Q 12/3 モバイルコンテンツ事業の譲渡 151 178 224 2Q 3Q 4Q 13/3 163 203 176 167-8 1,996 1,978 200 105 219 134 7 16 208 18 101 13 191 197 269 204 17 18 258 221 21 24 28 35 199 195 301 39 38 9 286 273 2,001 1,746 1,729 1,6791,463 1,569 1,523 1,441 1,473 1,428 1,508 1,342 1,471 1,450 1,372-57 2Q 3Q 4Q 14/3-92 -122-232 2Q 3Q 4Q 15/3 エンターテインメントコンテンツ モバイルコンテンツ ウェブマーケティング 営業利益 111 173 40-24 2Q 3Q 4Q 16/3-85 -28-205 2Q 3Q 4Q 17/3 113 233 130 151 281 264 2,432 2,308 418 34 2Q 3Q 4Q 18/3 3,384 3,709 133 174 211 2,898 222 222 267 2,643 2,473 2,120-157 -418 2Q 3Q 4Q 19/3-161 -126 2Q 3Q 注 : 2012 年 3 月期 ~2014 年 3 月期は単体決算 他の期は連結決算 各事業の売上には内部取引を含み 各事業売上の合計と売上高の差分は内部取引分となります 内部取引は 主として ソーシャルゲーム事業 ソーシャルラーニング事業と広告事業間で発生しています 18

費用構成 ( 百万円 ) 第 3 四半期 ( 連結 ) (2018 年 10-12 月 ) 前四半期比 前年同期比 第 2 四半期 ( 連結 ) (2018 年 7-9 月 ) 前年同期 ( 連結 ) (2017 年 10-12 月 ) 原価合計 2,097-15.2% -31.5% 2,474 3,063 費用特性 支払手数料 259 7.9% -17.2% 240 312 変動費 : プラットフォームへの支払手数料 著作権料 144-0.7% -3.6% 145 149 変動費 : 版権を伴う売上に連動 労務費 591-3.1% 5.1% 610 563 開発 企画系人員人件費 外注費 671-11.7% -8.8% 759 735 開発向け業務委託費 仕入高 115-42.9% -19.7% 201 143 変動費 : 広告事業の出稿数に連動 通信費 120-11.7% -16.9% 136 145 データセンターコスト ソフトウェア償却 110-16.5% 21.8% 132 90 ゲームアプリの減価償却費 減価償却費 9 0.0% -4.1% 9 9 開発関連設備の減価償却費 原材料仕入高 373 13.2% 50.1% 329 249 ゲーム中のグラフィックなど 他勘定振替高 -355 52.6% -% -232 414 開発アプリの資産もしくは研究開発費への振替 その他 57-59.8% -5.7% 142 249 販管費合計 415 9.1% -35.5% 381 644 支払手数料 26 3.5% -3.4% 25 27 変動費 : 主に通信キャリアへの支払手数料 広告宣伝費 64 10.5% -48.2% 58 124 ゲームアプリのマーケティング費用 労務費 140-19.0% -23.9% 173 184 管理部門など間接人員人件費 採用費 11-67.4% -83.2% 34 67 研究開発費 26 - -26.6% -65 35 スマートフォンアプリ向けの研究開発 減価償却費 5-11.9% -6.8% 4 5 間接設備の減価償却費 その他 141-5.8% -29.1% 150 200 19

バランスシート構成 ( 百万円 ) 第 3 四半期末 ( 連結 ) (2018 年 12 月末 ) 第 2 四半期末 ( 連結 ) (2018 年 9 月末 ) 前年同期末 ( 連結 ) (2017 年 12 月末 ) 流動資産 4,577 4,823 7,082 現預金 1,559 2,083 3,453 売上債権 1,453 1,655 2,468 売上高の変動にリンク 繰延税金資産 0 0 64 その他 1,564 1,085 1,095 固定資産 2,894 3,418 2,607 建物 工具 器具及び備品 267 278 309 オフィス設備が中心 ソフトウェア資産 ( 含仮勘定 ) 757 1,021 752 主としてリリースされたゲームアプリと開発中のアプリ 繰延税金資産 386 383 118 その他 1,483 1,734 1,427 総資産 7,471 8,242 9,689 流動負債 4,063 4,148 3,372 買掛金 未払金 1,138 1,149 1,380 借入金 社債 2,165 2,345 1,540 銀行借入 / 社債発行 その他 758 653 450 固定負債 1,646 1,647 2,821 借入金 社債 1,294 1,321 2,475 銀行借入 / 社債発行 その他 352 327 345 純資産 1,762 2,446 3,495 資産合計 / 負債純資産合計 7,471 8,242 9,689 注記 20

ドリコム Drecom ドリコムロゴは株式会社ドリコムの登録商標です 各社の会社名 製品名 サービス名は各社の商標または登録商標です 本資料に記載いたしました認識 戦略 計画などのうち 見通しは歴史的事実ではなく不確実な要素を含んでおります 実際の業績は様々な要因により見通しとは大きく異なる結果となる可能性があることをご了承願います 実際の業績に影響を与えうる重要な要因には 当社の事業を取り巻く経済情勢 社会的動向 当社の提供するサービス等に対する需要動向による相対的競争力の変化などがあります なお 業績に影響を与えうる重要な要因は これらに限定されるものではありません