指定管理者評価実施要領(素案)

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評価項目 評価ポイント 所管部局コメント 評価 国際交流に関する情報の収集及び提供事業国際交流活動への住民の参加促進事業国際理解推進事業在住外国人に対する相談事業在住外国人に対する支援事業 安定 確実な施設運営管理 公正公平な施設使用許可や地域に出向いた活動に取り組むなど新たな利用者の増加に努め 利

公益財団法人和歌山市文化スポーツ振興財団 ( 財団法人和歌山市都市整備公社から名称変更 ) 経営健全化 ( 自立化推進 ) 計画 ( 平成 22 年度 ~ 平成 25 年度 ) 取組結果報告 取組結果報告における各取組の最終進捗結果の説明区分基準 A ほぼ予定どおり 若しくは予定以上に進んだ B 取

平成21年度 指定管理業務評価シート(様式)

2 管理運営状況 (1) 特筆すべき事項 ( 地域貢献等の実績 取組 成果等 ) ア利用者数 ( 人 ) イ稼働率 (%) ウ利用者満足度 (%) 1 (3) 収支状況 ア収入 ( サッカー ナショナルトレーニングセンター ) 全国規模の大会やなでしこジャパン J クラブの利用のほか海外選手団など国

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東京都江戸東京博物館

指定管理者制度の導入に係る当面の方針

指定管理者制度の導入に係る当面の方針

(2) 平成 29 年度における取組内容の見直し等 県民の交通安全につながる実践 体験型の教育を効果的に推進するという目的のもと 研修所の存在と研修内容の広報 関係機関に協力を求めた利用促進活動 利用者ニーズを踏まえた魅力ある施設や設備及び研修内容への改善活動 を通じて利用を促進し 利用者数が前年度

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13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

平成 29 年度指定管理者制度導入施設の管理運営業務の年度評価 様式 1 施設名 市営西谷住宅ほか 26 団地及びこれらの共同施設 所管部 ( 局 ) 課名指定管理者 事業期間 指定管理者の状況 1. 設立年 2. 基本財産 ( 資本金 ) 3. 従業員数 4. 所在地 5. 関連施設 業務の管理実

別添 2 宝塚市指定管理者 モニタリングマニュアル 平成 30 年 (2018 年 )3 月 宝塚市

特別養護老人ホーム外川園

2 事業計画の実施状況 ( 計画に沿った事業実施 サービスの質 利用促進のための取組みと効果 利用者満足度の把握 反映状況 自主事業等の実施状況 ) 3 施設の有効利用 ( 他施設との連携状況 地域との連携状況 市民 NPO との協働状況等 ) 修繕や備品の交換等が適切に実施されている 平等利用の確

平成21年度 指定管理業務評価シート(様式)

() 施設の効用を最大限に発揮する取組み 事業計画通りに管理運営をしているか 項目 管理状況指標 特色ある広報活動等により 新規利用者の増加に向けた 効果的な取り組みを行っているか開館時間の延長や新規事業の実施等により 利用者の増加に向けた 効果的な取り組みを行っているか地域の住民や関係団体等との連

指定管理者制度導入施設に係るモニタリングマニュアル 平成 22 年 4 月 総務部

4 収支状況 (1) 必須業務収支状況 ア収入 指定管理料 利用料金収入 その他収入 合計 差異 実績 269, ,857 実績 - 計画 0 計画 269, ,981 計画 - 提案 0 提案 269,425 実績 66,253 70,970 実績 - 計画 2,170 計

(2) 平成 28 年度における取組内容の見直し等 2 中期経営目標の進捗状況 実施内容 県民の交通安全につながる実践 体験型の教育を効果的に推進するという目的のもと 研修所の存在と研修内容の広報 関係機関に協力を求めた利用促進活動 利用者ニーズを踏まえた魅力ある施設や設備及び研修内容への改善活動

平成 29 年度指定管理者制度導入施設の管理運営状況についてスポーツ推進課 1 施設の概要等 施設名広島県総合グランド ( 愛称 : コカ コーラボトラーズジャパン広島総合グランド H30.4.1~) 所在地広島県広島市西区観音新町二丁目 11 番 124 号 設置目的スポーツの普及発展と県民の体位

平成18年度標準調査票

和光市介護老人保健福祉施設指定管理者選定委員会

指定管理者評価実施要領(素案)

() 施設の効用を最大限に発揮する取組み 施設の設置目的に基づいた事業計画通りに管理運営をしているか 要素 管理状況指標 広報活動等 ( 広報紙 ケーブル TV ホームページ SNS 等 ) による新規利用者の増加に向けた 効果的な取組みを行っているか開館時間の延長及び新規事業等による新規利用者の増

(4) 指定管理者が行った処分の件数 < 処分の状況 > 処分の種別 処分根拠 件数 使用許可 都市公園条例第 10 条 162,869 使用不許可 都市公園条例第 11 条 0 使用の制限 都市公園条例第 12 条 0 (5) 市への不服申立て < 件数 > 0 件 < 概要 > (6) 情報公開

モニタリング結果報告書 ( 平成 24 年度下半期 ) 施設指定管理者指定期間施設所管課 西湘地区体育センター BSC 三洋装備グループ H ~ H スポーツ課 ( ) 1 今期の指定管理者の管理運営状況 (2~10 の結果を踏まえた判定 ) A < 判定理由 > 施設の魅


中期行動計画成24 年度の具体的な行動計画成24 年度の取組結果18 ( 財 ) 札幌勤労者職業福祉センター [ 所管課 : 経 ) 雇用推進課 ] 1 団体目標 新方針重点取組目標 18 ( 財 ) 札幌勤労者職業福祉センター 1 団体の廃止 新公益法人制度への対応平成 28 年度までは 施設の用


図書館の自己評価、外部評価及び運営の状況に関する情報提供の実態調査08

目次 1 はじめに 事業計画書作成上の注意点 提案課題 提案課題 1 管理運営の基本方針...4 提案課題 2 施設の提供 運営に関する業務 1 施設の提供 施設の運営 施設内サービス及び東京 2020 大会のメモリアルの展示...6 提案課題 3 ス

平成 24 年度 指定管理者評価シート 1 基本情報 施設名千葉市ビジネス支援センター指定管理者財団法人千葉市産業振興財団 指定期間平成 24 年 4 月 1 日から平成 29 年 3 月 31 日所管課産業支援課 2 管理運営の実績 (1) 主な実施事業 指定管理事業 事業名実施時期事業の概要 施

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様式第1号

4 研修について考慮する事項 1. 研修の対象者 a. 職種横断的な研修か 限定した職種への研修か b. 部署 部門を横断する研修か 部署及び部門別か c. 職種別の研修か 2. 研修内容とプログラム a. 研修の企画においては 対象者や研修内容に応じて開催時刻を考慮する b. 全員への周知が必要な

札幌市及び関係機関との連絡調整 ( 運営協議会等の開催 ) 開催回第 1 回第 2 回第 3 回 協議 報告内容議員視察の受け入れに関する件について北農ビル前路上駐輪場移設について WEアンケートからの苦情対応について 冬期保管枠 機械警備 電気料金の誤送付 5-1パソコ第 4 回ンの件について <

平成22年 月 日

数値目標は選定時に設定した数値であり 市設定の数値を上回る目標を指定管理者が設定している場合 市設定の数値は括弧書きで表している (2) その他利用状況を示す指標指標選定時は未設定選定時は未設定 実績 4 収支状況 (1) 必須業務収支状況 その他収入 合計 ア収入 指定管理料 費目 利用料金収入

管理規程(260401)

目 次 事業計画 1 全般的な管理運営について (1) 管理 運営の基本姿勢について 3 (2) サービス向上と経費縮減の考え方について 3 (3) サービス向上面でのポイントについて 3 (4) 経費縮減面でのポイントについて 3 (5) 規制緩和の提案について 4 (6) 施設の利用促進を図るた

別添 事業者向け放課後等デイサービス自己評価表 及び 保護者等向け放課後等デイサービス評価表 について 放課後等デイサービスガイドライン ( 以下 ガイドライン ) は 放課後等デイサービス事業所における自己評価に活用されることを想定して作成されたものですが 各事業所で簡易に自己評価を行うことができ


初版 ( 平成 22 年 9 月 ) 最近改正 ( 平成 29 年 7 月 ) 指定管理者制度導入施設における モニタリング実施要領 羽曳野市

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指定管理者モニタリングレポート

公表様式【ホームページ用】(天ケ城公園等)

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児童発達支援又は放課後等デイサービス事業に係る自己評価結果公表用(あかしゆらんこクラブ)

鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等に関する規則 平成 19 年 3 月 31 日規則第 15 号 改正 平成 21 年 2 月 16 日規則第 2 号平成 21 年 8 月 25 日規則第 28 号平成 28 年 3 月 25 日規則第 17 号鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等

設 機能の見直しハード面の効率化財源確保1-3. 再配置パターン ( 手法 ) の考え方 再配置計画の検討に向けて 公共施設の再配置を う場合の基本的なパターン ( 手法 ) について整理し それらの効果についても確認していきます 施設の再配置にあたっては 厳しい財政状況の中 人口が減少傾向にあるこ

0-1表紙

4 父親も育児参画しよう! 父親となる職員に, 配偶者出産休暇や男性の育児参加休暇を取得するよう働き掛けましたか 対象の職員全てに働き掛けは行われている 回答数 76 0 全人数割合 (%) 対象者なし 293 配偶者出産休暇 (3 日 ) 数値目標 31 年度までに配偶者出

3 事業の必要性 (1) 地域の状況 (2) 利用予定者数 確保策 就労継続支援 B 型の新設については 利用予定者名簿を添付すること 確保策は具体的に記載すること ( 日中活動系サービス 児童発達支援 放課後等デイサービスの場合 ) 4 訓練や作業の具体的な内容 ( 様式任意 ) 多機能型の場合は

事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

資料 - 3 流山市浄水場運転及び維持管理等業務委託 落札者決定基準 平成 30 年 10 月 流山市上下水道局

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ボランティア行動等実態調査【速報】

周南市版地域ケア会議 運用マニュアル 1 地域ケア会議の定義 地域ケア会議は 地域包括支援センターまたは市町村が主催し 設置 運営する 行政職員をはじめ 地域の関係者から構成される会議体 と定義されています 地域ケア会議の構成員は 会議の目的に応じ 行政職員 センター職員 介護支援専門員 介護サービ

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18 定期的にモニタリンク を行い 放課後等ディサービス計画の見直しの必要性を判断しているか 19 カ イト ラインの総則の基本活動を複数組み合わせて支援を行っているか 20 障害児相談支援事業所のサービス担当者会議にその子どもの状況に精通した最もふさわしい者が参画しているか 関係機関や保護者との連

スライド 1

( 様式第 6) 病院の管理及び運営に関する諸記録の閲覧方法に関する書類 病院の管理及び運営に関する諸記録の閲覧方法 計画 現状の別 1. 計画 2. 現状 閲 覧 責 任 者 氏 名 閲 覧 担 当 者 氏 名 閲覧の求めに応じる場所 閲覧の手続の概要 ( 注 ) 既に医療法施行規則第 9 条の

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チェック式自己評価組織マネジメント分析シート カテゴリー 1 リーダーシップと意思決定 サブカテゴリー 1 事業所が目指していることの実現に向けて一丸となっている 事業所が目指していること ( 理念 ビジョン 基本方針など ) を明示している 事業所が目指していること ( 理念 基本方針

1 策定の目的 この手引書は 茅ヶ崎市地域防犯カメラ ( 以下 地域防犯カメラ という ) の設置及び運用について配慮すべき事項を定めることにより 地域防犯カメラの有用性とプライバシー保護等との調和を図り 地域防犯カメラを適切かつ効果的に活用し 茅ヶ崎市の安心して安全に暮らせるまちづくりを推進するこ

14 1 関係団体との連携について 港区スポーツふれあい文化健康財団 港区体育協会の事業を実施する際 施設利用に協力してくださいとありますが 利用回数 ( 件数 ) における上限 または 下限は設定されていますか ご教示ください 利用回数における上限 下限は設定していませんが 指定管理者が選定された

学校の危機管理マニュアル作成の手引

ください 5 画像の保存 取扱い防犯カメラの画像が外部に漏れることのないよう 一定のルールに基づき慎重な管理を行ってください (1) 取扱担当者の指定防犯カメラの設置者は 必要と認める場合は 防犯カメラ モニター 録画装置等の操作を行う取扱担当者を指定してください この場合 管理責任者及び取扱担当者

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都留市在宅老人デイサービスセンター指定管理業務仕様書

Q1 1

指定管理者モニタリングマニュアル

H21年事業年度業務実績評価

様式 1 年度尾張旭市 施設事業計画書 指定管理者 責任者 担当者 1 事業計画 施設の利用率向上に関する計画 管理業務の実施計画及び利用計画 維持 管理業務に関する計画 施設特有の事項に関する計画 自主事業の実施計画及び利用計画 自主事業の日程 募集人数 事業内容等の計画 1

24 ごみ減量分野様式 2 ごみゼロをめざすまち 分野目標 1 ごみゼロ都市 なかの を実現するために 区民 事業者 区が連携して3Rの取組みを進め ごみの排出量が減少するまちをめざす 2 循環型社会を実現するために 資源の再使用 再生利用などの資源の有効利用が広がっているまちをめざす 成果指標 区

Taro-07_学校体育・健康教育(学

基本方針1 小・中学校で、子どもたちの学力を最大限に伸ばします

○○(施設名)の平成○年度管理状況

問 3 問 1 で複数種目を回答した場合 指導形態について該当するものを選んでください ( 問 1 で複数種目回答していない場合は回答不要 ) 1 学校が選択した複数種目をすべての生徒に履修させている 2 学校が提示した複数種目から生徒が選択して履修できるようにしている 3 その他 ( 具体的な指導

目次 4. 組織 4.1 組織及びその状況の理解 利害関係者のニーズ 適用範囲 環境活動の仕組み 3 5. リーダーシップ 5.1 経営者の責務 環境方針 役割 責任及び権限 5 6. 計画 6.1 リスクへの取り組み 環境目標

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安来市民会館指定管理仕様書

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質問 2 アンケートについて 内容は適正か アンケートは 結果を元にどういった改善策が必要なのかを具体的に検討できるような内容で実施すべきである また 回収率も上げられるように努力する必要があるのではないか 回答 : アンケートの内容や 回収方法等については今後検討したい 質問 3 国際会議の件数が

評価(案)「財務省行政情報化LANシステムの運用管理業務」

【最終】平成28年度活動状況調査結果

環境 体制整備 4 チェック項目意見 事業所評価 生活空間は 清潔で 心地よく過ごせる環境になっているか また 子ども達の活動に合わせた空間となっているか クーラーの設定温度がもう少し下がればなおよいと思いました 蒸し暑く感じました お迎え時に見学させて頂きますが とても清潔だと思

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放課後等デイサービス事業所における自己評価結果 ( 公表 ) 公表 : 平成 31 年 3 月 15 日事業所名運動療育スクール jump 宇部校 環境 体制整備業務改善 1 チェック項目はいいいえ工夫している点 利用定員が指導訓練室等スペースとの関係で 適切である 2 職員の配置数は適切である 3

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( 企画提案書作成要項の審議 ) 8 月 1 日企画提案書作成要項配付 説明 ( 団体を特定して実施 ) 9 月 2 日企画提案書受付 9 月 6 日経営診断委託 10 月 2 日第 3 回指定管理者選定小委員会 ( プレゼンテーションおよびヒアリングの実施 申請団体の評価 採点 ) 11 月 10

第三者評価結果表 施設名救護施設下関梅花園 評価対象 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 評価項目 a b c Na 判断の理由 1 理念 基本方針 (1) 理念 基本方針が確立されている 1 理念が明文化されている 理念は明文化され 法人の中長期計画や事業団ホームページ上にも記 載されており その内

1-1 SPC の経営理念 方針 本事業を長期にわたり運営していくにあたってのSPCの経営理念 方針について記載してください なお 以下の事項については必ず記載してください ( 統括マネジメント業務全体でA4 判 60 枚以内で記載してください なお 各業務における 4 業務の実施費用 の項について

領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

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Transcription:

様式 2 指定管理者の管理運営に対する評価シート 所見評価 所管課 評価対象期間 市民文化スポーツ局スポーツ部 スポーツ振興課 平成 29 年 4 月 1 日 ~ 平成 30 年 3 月 31 日 1 指定概要 名 称 北九州市立門司体育館等 27 スポーツ 施設 施設類型 目的 機能 Ⅰ 2 施設概要 所在地門司区髙田一丁目 20 番 1 号等 設置目的スポーツの普及及び振興を図り 市民の心身の健全な発達及び明るく豊かな市民生活の形成に資する 利用料金制 非利用料金制 一部利用料金制 完全利用料金制 インセンティブ制有 無ペナルティ制有 無 指定管理者 名 称コナミスポーツ & ライフ日本管財共同事業体 所在地東京都品川区東品川四丁目 10 番 1 号 指定管理業務の内容 指定期間 1 管理運営に関する業務 受付 使用許可に関する業務 ( 利用調整 許可に係る業務 ) 清掃 警備 建物等保守点検業務 2 その他管理運営業務 事業計画書及び収支計画書の提出 関係機関との連絡調整 地域や類似施設との連携に関する業務 3 利用促進に関する業務 イベントや広報活動等による利用促進など 4 自主事業 市民のスポーツ振興に資する事業 ( スポーツ教室等 ) 等の実施など平成 27 年 4 月 1 日 ~ 平成 32 年 3 月 31 日

2 評価結果 評価項目及び評価のポイント 1 施設の設置目的の達成 ( 有効性の向上 ) に関する取組み (1) 施設の設置目的の達成 1 計画に則って施設の管理運営 ( 指定管理業務 ) が適切に行われたか また 施設 を最大限活用して 施設の設置目的に沿った成果を得られているか ( 目標を達成で きたか ) 2 利用促進を目的としている施設の場合 施設の利用者の増加や利便性を高めるた めの取り組みがなされ その効果があったか 3 複数の施設を一括して管理する場合 施設間の有機的な連携が図られ その効果 が得られているか 4 施設の設置目的に応じた効果的な営業 広報活動がなされ その効果があったか 利用人員 区分 参考 H26 年度 ( 更新前 ) 平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度 前年度比較 体育館 (8) 337,043 人 329,870 人 333,540 人 312,821 人 20,719 人 プール (6) 90,372 人 103,838 人 113,535 人 104,820 人 8,715 人 庭球場 (6) 137,962 人 145,281 人 145,926 人 143,821 人 2,105 人 武道場 弓道場 (5) 58,578 人 58,925 人 59,819 人 55,971 人 3,848 人 その他施設 (1) 41,823 人 40,698 人 24,561 人 18,889 人 5,672 人 計 665,778 人 678,612 人 677,381 人 636,322 人 41,059 人 目標 - 700,000 人 705,000 人 710,000 人 要求水準 - 695,000 人 695,000 人 695,000 人 評価対象年度 門司陸上競技場 : 平成 28 年 7 月 1 日廃止 門司青少年体育館 : 床下工事による休館 (2 月 ~3 月 ) 平成 28 年度と比較すると 約 41,000 人の減員となり 要求水準 目標には達しなかった 門司陸上競技場 ( 平成 28 年度利用者数 :4,981 人 ) の閉鎖による減員や 平成 28 年度においては参議院議員選挙投票所 開票所での利用による大幅な増員があったことが原因と考えられる また 台風や猛暑により屋外プール利用者数の減員 冬季期間の寒い天候が影響し屋外施設の利用者数の減員が見受けられた 0 歳児 ~1 歳児を対象とした産後ビクス & ベビーマッサージから高齢者を対象としたシニア教室などの自主事業 ( 平成 29 年度 152 教室 ) を開催し 幅広い層に施設を利用

してもらえるよう工夫していることは高く評価できる 地域交流として 近隣保育園の園児の似顔絵展などの開催や 子育て支援の一環としての子育て相談会を開催し 地域の方に親しみを感じていただく施設になるよう努めた 市政だよりや新聞折り込み 独自のチラシ等を利用し 積極的な広報活動を行った 他の指定管理者と連携し 施設の運用形態を記載した一覧表を作成することで 所管外施設の問い合わせにも対応できるようにしている また 所管の施設で利用できる施設が無い場合などは 他の指定管理者の所管施設に連絡し状況を確認後 その施設を利用できるように誘導するなどの取組みを行っている (2) 利用者の満足度 1 利用者アンケート等の結果 施設利用者の満足が得られていると言えるか 2 利用者の意見を把握し それらを反映させる取組みがなされたか 3 利用者からの苦情に対する対応が十分に行われたか 4 利用者への情報提供が十分になされたか 5 その他サービスの質を維持 向上するための具体的な取組みがなされ その効果があったか ( 回答数 2,616 人 ) 施設利用について 満足度 参考 H26 年度 ( 更新前 ) H27 年度 H28 年度 H29 年度 目標値 - 70.0% 以上 72.0% 以上 75.0% 以上 実績 ( とても良かった 良かった ) 95.3% 91.2% 94.9% 94.6% (30.5% 60.7%) (41.7% 53.2%) (41.2% 53.4%) 職員対応について 満足度 参考 H26 年度 ( 更新前 ) H27 年度 H28 年度 H29 年度 目標値 - 75.0% 以上 77.0% 以上 80.0% 以上 実績 ( とても良かった 良かった ) 98.1% 96.4% 98.2% 97.4% (47.0% 49.4%) (52.0% 46.2%) (52.1% 45.3%) 平成 29 年度の施設利用 職員対応の満足度について 目標数値を上回り 高い評価を得ている お客様の声 BOX を設置し 原則 48 時間以内に館内に回答を掲示した また 電話などで連絡を受けた場合は 聞き取った内容と回答 対策を全スタッフへ共有するため 内容を連絡ノートに記入して周知徹底を図ることで 即座に運営に反映させることとしている 新人研修 顧客心理研修 おもてなしサービス研修 人権研修等 様々な研修を行い 接客 接遇レベル向上に努めた

管理栄養士による食育チラシや年 4 回の健康情報誌を配布するなど 健康に関する情報提供を行い利用者サービスに努めた 近隣商店街の情報や飲食店 コンビニエンスストアの情報等 問合せの多い情報については積極的に情報を収集し 即座に回答できるよう利用者サービスに努めた 指定管理者独自で清掃のモニタリングを行い 現地確認 指導を行い 改善することにより 利用者の満足度向上に努めた 2 効率性の向上等に関する取組み (1) 経費の低減等 1 施設の管理運営 ( 指定管理業務 ) に関し 経費を効率的に低減するための十分な取り組みがなされ その効果があったか 2 清掃 警備 設備の保守点検などの業務について指定管理者から再委託が行われた場合 それらが適切な水準で行われ 経費が最小限となるよう工夫がなされたか 3 経費の効果的 効率的な執行がなされたか 維持管理経費 ( 単位 : 円 ) 区分 参考 H26 年度 ( 更新前 ) H27 年度 H28 年度 H29 年度 前年度比較 委託料 111,214,566 111,185,425 120,411,999 121,972,351 1,560,352 修繕費 35,334,080 33,207,746 35,498,000 38,693,000 3,195,000 光熱水費 49,541,167 43,469,856 41,786,135 42,072,418 286,283 人件費 66,755,460 64,871,848 55,903,413 54,127,751 1,775,662 その他経費 38,345,723 37,929,731 41,554,043 36,585,183 4,968,860 合計 301,190,996 290,664,606 295,153,590 293,450,703 1,702,887 維持管理経費は 平成 28 年度に比べ 約 170 万円の減額となった 人件費については 専用利用などの際に必要最小限かつ適正な人員配置等を行い 約 177 万円の削減となった 光熱水費については 電気代単価や灯油単価値上げにより 平成 28 年度と比べると約 28 万の増額となったが 昨年度に引き続きコスト縮減を図った 使用メータの測定を 電気 水道については日単位 ガスについては週間単位で行い 施設の不具合による異常数値を早期発見し 修理 修繕を行うことにより 経費削減につなげている 維持管理会社の専門部署 日本管財エンジニアリングマネジメント本部による建物診断を行い 将来 5 年間における修繕計画を作成 実施する取組みにより 緊急対応工事の実施件数の削減を図っている 本社の経理部門と連携し 備品 消耗品等のコスト管理を行っている 長期的な視点に立った維持管理 修繕計画は高く評価できる

(2) 収入の増加 1 収入を増加するための具体的な取り組みがなされ その効果があったか 施設使用料収入 ( 単位 : 円 ) 区分 参考 H26 年度 ( 更新前 ) H27 年度 H28 年度 H29 年度前年度比較体育館 (8) 31,630,714 30,797,850 31,188,690 31,943,536 754,846 プール (6) 8,150,599 9,378,114 10,051,893 9,491,942 559,951 庭球場 (6) 21,284,250 21,784,844 21,361,720 21,069,638 292,082 武道場 弓道場 (5) 4,672,720 4,413,800 4,492,810 4,276,480 216,330 その他施設 (1) 2,226,211 2,001,574 1,689,728 1,771,080 81,352 1 実収入計 68,072,599 68,376,182 68,784,841 68,552,676 232,165 2 減免額 53,062,094 56,642,175 58,397,300 56,964,580 1,432,720 3 合計 (1+2) 121,134,693 125,018,357 127,182,141 125,517,256 1,664,885 門司陸上競技場の閉鎖にも関わらず 実収入では約 23 万円の減収に止まった 体育館については 利用者が少ない時間帯に自主事業の教室を行ったり 体育館の半面利用ができる体育館において教室を行う際は 利用しない半面を貸し出したりすることにより 収入増に努めた プールについては 猛暑続きの天候から屋外プール利用者の減少に伴い 約 55 万円の減額となった 3 公の施設に相応しい適正な管理運営に関する取組み (1) 施設の管理運営 ( 指定管理業務 ) の実施状況 1 施設の管理運営 ( 指定管理業務 ) にあたる人員の配置が合理的であったか 2 職員の資質 能力向上を図る取り組みがなされたか ( 管理コストの水準 研修内容など ) 3 地域や関係団体等との連携や協働が図られたか 門司 新門司 小倉北 小倉南の4 地区のエリア担当制をとり それぞれに責任者を置くことにより迅速に対応できるよう 管理運営を行っている 従業員研修として 事故発生時の対応研修 接遇研修 セキュリティ研修等 30 項目もの研修を行い 職員の能力向上に努めていることは高く評価できる 地域中学校の職場体験の受け入れ 地域の清掃ボランティア 夜間巡回パトロールへの参加など 28 項目の 地域活動に積極的に参加していることは高く評価できる (2) 平等利用 安全対策 危機管理体制など 1 施設の利用者の個人情報を保護するための対策が適切に実施されているか 2 利用者を限定しない施設の場合 利用者が平等に利用できるよう配慮されていたか

3 利用者が限定される施設の場合 利用者の選定が公平で適切に行われていたか 4 施設の管理運営 ( 指定管理業務 ) に係る収支の内容に不適切な点はないか 5 日常の事故防止などの安全対策が適切に実施されていたか 6 防犯 防災対策などの危機管理体制が適切であったか 7 事故発生時や非常災害時の対応などが適切であったか 個人情報保護マニュアルを整備し 全職員を対象に理解度テストを実施しており 職員全員が合格している また 情報管理責任者を選任し 責任の明確化を行っている 会計報告 モニタリングにおいて不適切な点は見受けられなかった 毎月 17 日を安全の日と定め 毎月安全に関するミーティングや事故発生時のシミュレーション研修を行っている 管理 運営にかかる従業員全員に心肺蘇生法 AED 操作資格の取得を義務づけている ( 平成 30 年 3 月末時点で 取得率 100%) 防災訓練を年に2 回行っており 緊急時の避難ルートや避難場所を把握していただくために 利用者にも参加を促し より実践的な内容となっている 防犯 防災について 地域防災計画やハザードマップを集約した 管理運営マニュアル や 緊急時発生時の対応方法を纏めた 緊急時対応マニュアル を準備し 緊急事態に備えている 総合評価 利用者数は門司陸上競技場の閉鎖 台風や猛暑による屋外プールの利用者数減少の影響で 前年度比約 41,000 人の減少であり 目標 要求水準に届かなかったが 多種多様な自主事業を展開し 幅広い層に施設を利用してもらえるよう工夫している 平成 29 年度の施設利用 職員対応の満足度について 共に目標数値を大きく上回り 高い評価を得ている 維持管理会社の専門部署 日本管財エンジニアリングマネジメント本部による建物診断を行い 長期的な修繕計画を作成 実施する取組みにより 緊急対応工の実施件数の削減を図っている 事故発生時の対応研修 接遇研修 セキュリティ研修等 30 項目もの研修を行うことで 職員の能力向上に努め 管理 運営にかかる従業員全員に心肺蘇生法 AED 操作資格の取得を義務付けていることは高く評価できる 近隣小学校や保育園との交流イベントや 地域清掃 夜間巡回パトロール等のボランティア参加など 地域活動に積極的に参加し 地域に貢献できるよう努めたことは 高く評価できる 今後も 利用促進の取り組みを行い 利用者目標達成に向け努力していただきたい