資料 1 解説用添付資料 平成 29 年度安城市国民健康保険事業特別会計決算について 1 歳入 (1) 国保税国保税の税収は 被保険者の減などにより 前年度決算対比 94.32% の 3,808,182 千円となり 前年度より 229,383 千円減少しました また 収納率 ( 現年分 ) は 95.14% となり 収納対策の結果 前年度より 0.62% 向上しました (2) 国県支出金 交付金 1 国庫支出金国庫支出金は 医療費の保険者負担分などについて 国から交付されるもので 前年度決算対比 98.19% の 2,992,458 千円となりました このうち 187,000 千円は 安城市の経営姿勢が良好として評価され 特別調整交付金として交付されたものです 2 療養給付費交付金療養給付費交付金は 退職者医療制度に基づき社会保険から交付されるもので 対象者の減少などにより 前年度決算対比 60.25% の 124,321 千円となりました ( 退職被保険者数前年度比 54.27%) 3 前期高齢者交付金前期高齢者交付金は 65 歳以上 74 歳以下の前期高齢者に係る医療費の負担を保険者間で調整するため社会保険から交付されるもので 前年度決算対比 108.02% の 3,980,542 千円となりました 4 県支出金県支出金は 医療費の保険者負担分などについて 県から交付されるもので 前年度決算対比 90.70% の 838,165 千円となりました 5 共同事業等交付金共同事業は 県内の保険者間で 財政負担の平準化及び安定化を図るため 拠出金を出し合い 費用負担に応じて交付金を支給する制度で 前年度決算対比 93.74% の 3,408,391 千円となりました 国県支出金 交付金の総額では 前年度決算対比 98.65% の 11,343,877 千円となりました 1
(3) 繰入金 繰入金は 歳入の不足分を補うため 一般会計から繰り入れするもので 前年度決算対比 94.94% の 1,385,759 千円となりました (4) 繰越金 繰越金は 前年度の決算で翌年度に繰り越したもので 前年度決算対比 211.81% の 1,135,667 千円となりました (5) 諸収入 諸収入は 国民健康保険税の延滞金などが主なものですが 前年度決算 対比 81.49% の 157,412 千円となりました (6) 歳入総額 歳入の総額は 前年度決算対比 100.59% の 17,830,897 千円となり 前 年度より 105,466 千円増加しました 2 歳出 (1) 総務費総務費は 職員人件費や電算事務委託料などで 平成 29 年度は県単位化に伴うシステム改修があったことなどにより 前年度決算対比 102.69% の 165,071 千円となりました (2) 保険給付費 1 療養給付費療養給付費は 医療費の保険者負担分で 被保険者数の減少に伴う医療費の減少により 前年度決算対比 96.98% の 8,083,724 千円となり 前年度より 251,506 千円減少しました 2 療養費療養費は 接骨院での柔道整復等の施術やコルセットなどの治療用装具に係る給付で 前年度決算対比 97.40% の 83,258 千円となりました 3 審査支払手数料審査支払手数料は 国保連合会が行う医療機関などから提出された診療報酬明細書の審査に対するもので 手数料の改定に伴う委託料の増加 2
により 前年度決算対比 118.27% の 26,862 千円となりました 4 高額療養費高額療養費は 医療費の自己負担限度額を超えた分を支給するもので 前年度決算対比 95.83% の 966,226 千円となりました 5 出産育児一時金出産育児一時金は 被保険者が出産をしたときに42 万円を支給するもので 出産件数の減少により 前年度決算対比 78.93% の 65,589 千円となりました 6 葬祭費葬祭費は 被保険者が死亡したときに葬祭を行った人に5 万円を支給するもので 葬祭件数の増加により 前年度決算対比 101.00% の 10,150 千円となりました 保険給付費の総額では 前年度決算対比 96.76% の 9,235,809 千円と なり 前年度より 309,087 千円減少しました (3) 納付金 拠出金 1 後期高齢者支援金後期高齢者支援金は 75 歳以上の後期高齢者医療制度に納付するもので 高齢化に伴う医療費の増加により 前年度決算対比 98.85% の 2,114,884 千円となりました 2 前期高齢者納付金前期高齢者納付金は 65 歳以上 75 歳未満の前期高齢者が多い保険者の医療費負担を軽減するために納付するもので 負担割合の変更に伴う納付金の増加により 前年度決算対比 484.14% の 7,664 千円となりました 3 老人保健拠出金老人保健拠出は 老人保健医療費の財源として診療報酬支払基金が交付する交付金の財源となる費用で 平成 21 年度以降は過年度精算に係る事務費を拠出しています 平成 29 年度は 36 千円となりました 4 介護納付金 介護納付金は 40 歳以上 65 歳未満の介護保険第 2 号被保険者に係 3
る介護保険料分を介護保険に納付するもので 対象被保険者数の減少に より 前年度決算対比 99.35% の 774,325 千円となりました 5 共同事業等拠出金共同事業等拠出金は 歳入でありました共同事業等交付金の財源となるもので 県内の保険者間で 財政負担の平準化及び安定化を図るため 拠出金を出し合い 費用負担に応じて交付金を支給する制度です 前年度決算対比 95.44% の 3,618,540 千円となりました (4) 保健事業費等 1 特定健診費特定健診費は 40 歳以上を対象とした生活習慣病予防のための特定健康診査及び特定保健指導を実施するための費用で 前年度決算対比 96.05% の 124,294 千円となりました 2 保健事業費保健事業費は ジェネリック医薬品の利用差額通知 健康増進に関する広報折込チラシの配布 医療費通知 ヤング健診 (20~39 歳対象 ) スマホ de ドック 重症化予防事業の実施などの費用で 第 2 期データヘルス計画の策定に伴う 委託料の増加により 前年度決算対比 124.10% の 13,893 千円となりました (5) 基金積立金保険給付費の財源に充てる支払準備基金として 平成 26 年度に 250,000 千円を支出しており その利子分 526 千円を積み立てました 前年度利子分を含め基金保有額は 252,334 千円となりました (6) 諸支出金諸支出金は 国民健康保険税の還付金や国庫への返納金で 国庫への返納金の増加などにより 前年度決算対比 316.70% の 98,396 千円となりました (7) 歳出総額歳出の総額は 前年度決算対比 97.37% の 16,153,438 千円となり 前年度より 436,326 千円減少しました 4
3 収支実質収支である翌年度への繰越金は 平成 28 年度の 1,135,667 千円から平成 29 年度は 1,677,459 千円に増加し 平成 30 年度へ繰り越ししました 前年度からの繰越金を除く単年度収支では 541,792 千円の黒字となりました 5