従業員持株会規約 第 1 章総則 ( 会の名称 ) 第 1 条この会は 〇〇〇〇〇従業員持株会 ( 以下 本会 という ) という ( 会の性格 ) 第 2 条本会は民法第 667 条第 1 項にもとづく組合として組織する 2 第 6 条の拠出金 第 10 条の現物組入れ および第 12 条第 1 項の新株式払込金をもって本会への出資とする ( 会の目的 ) 第 3 条 本会は 会員の 株式会社〇〇〇〇〇株式 ( 以下 株式 という ) の取得を容易ならしめ 従業員の福利厚生の増進と経営参画意識の向上を図ることを目的とする 第 2 章会員 ( 会員の範囲 ) 第 4 条 会員は 株式会社〇〇〇〇〇 ( 以下 会社 という ) の従業員であり かつ 理事長が認めた者で 別に定める〇〇〇〇〇従業員持株会運営細則に掲げる要件を満たす者に限る ( 入会 退会 ) 第 5 条 前条の従業員は 理事長に申し出て入会し または 退会することができる ただし 原則として一度退会したものは再入会できない 2 会員が前条の資格を喪失したときは 退会しなければならない 第 3 章運営 ( 拠出金 ) 第 6 条会員は 原則として本会の入会時に本会への出資としての拠出をおこなう
( 株式の購入 ) 第 7 条第 6 条の拠出金から 必要経費を差引いた後の金額をもって そのつど一括して 株式を購入する ( 配当金の分配 ) 第 8 条会員は 本会の受領した株式に対する配当金を 各会員の持分に応じて分配を受 けることができる ( 持分の算出 ) 第 9 条本会は 第 7 条により購入した株式については 当該購入に要した各会員の拠出 金に応じた株数を持分として算出し 会員別持分明細表に登録する ( 現物組入れ ) 第 10 条会員は 自己の保有する株式を 本会の持分に組入れることができる ( 株式の名義 ) 第 11 条第 7 条により購入した株式 および第 10 条により本会の持分に組入れた株式は 理事長名義に書換える ( 増資払込 ) 第 12 条 前条にかかわる株式に有償新株式が割当てられたとき本会は 権利確定日現在の登録された各会員の持分株数に応じた株数を算出し 払込金相当額を各会員に通知する 2 前項の新株式については 当該会員の持分として会員別持分明細表に登録する 3 無償交付新株式については 権利確定日現在の登録された各会員の持分株数に応 じた株数を算出し 当該会員の持分として会員別持分明細表に登録する ( 理事長への信託 ) 第 13 条会員は 登録された持分を管理の目的をもって 理事長に信託する ( 権利の譲渡 質入 ) 第 14 条会員は 前条による信託にかかわる権利を他に譲渡し または担保に供すること はできない ( 退会時の持分返還 ) 第 15 条 会員が本会を退会したときは 当該会員の登録配分された持分を現金にて払い戻す 2 前項の払い戻しを行う際の株式の評価は 当分の間 1 株あたり 500 円とする 3 会員の登録された持分の株券での持ち出しは認めない
第 4 章機関 ( 役 員 ) 第 16 条 本会には 次の役員をおく 理事長 1 名 理 事 若干名 監 事 1 名 ( 役員の選任 ) 第 17 条 役員の選任は 次の通り行う 理事長 理事の互選による 理 事 会員総会により 会員の中から選出する 監 事 理事長が 理事会の同意を得て会員の中から指名する ( 役員の職務 ) 第 18 条 役員の職務は 次のとおりとする 理事長 本会を代表し 本会の業務を執行する 理 事 理事会に出席して重要事項を審議する 監 事 本会の財産状況を監査する ( 会員総会 ) 第 19 条 規約の改正その他の重要事項の決議および役員の選任のため 毎年 12 月までに定時会員総会を開催する ただし 必要に応じて臨時会員総会を開催することができる 2 会員総会は理事長が招集する 3 会員総会の議決は 出席会員の過半数をもって行う ただし 会員は 書面を もって議決権の行使を委任することができる 4 会員は1 個の議決権を有する ( 役員の任期 ) 第 20 条 役員の任期は 2 年とし 重任を妨げない ただし 任期満了後といえども 後任者が選任されるまでは その職務を執行する 2 補充選任された役員の任期は 前任者の残存任期とする ( 理事会 ) 第 21 条 理事長は毎年 11 月に定例理事会を招集する また 必要ある場合臨時に理事会を招集する 2 理事会は 理事の過半数によって成立し その過半数の賛成を得て議決する
( 理事会の議決事項 ) 第 22 条 次の事項は 理事会がこれを議決する 1. 本会の計算に関する事項 2. この規約の改定の発議 3. 本会の運営に必要な諸規定の制定および改廃 4. その他会務運営に関する重要事項 第 5 章その他 ( 規約の改定 ) 第 23 条 この規約を改定するときは 理事会が発議して会員に通知し 改定の発効日は 通知の日以後 15 日目とする ただし 通知の日以後 2 週間以内において 3 分の 1 を超える会員が書面をもって異議の申し立てを行ったときは この改定は成立しない 2 理事会は この規約を改定するときは 会社の取締役会の承認を得なければなら ない ( 議決権の行使 ) 第 24 条 本会が保有する株式の株主総会における議決権は 理事長が行使する ただし 会員はその持分に相当する株式の議決権の行使について 理事長に対し株主総会ごとに別の指示を与えることができる ( 運営 ) 第 25 条本会の運営についての細目は 別に定める〇〇〇〇〇従業員持株会運営細則によ る ( 会計年度 ) 第 26 条本会の会計年度は 10 月 1 日から翌年 9 月 30 日までとする ( 会員への通知 ) 第 27 条本会から会員への通知は 会員ごとに個別に行う ( 事務局 ) 第 28 条本会の会務を処理するために 株式会社〇〇〇〇〇経理部内に事務局を設ける 以 上
従業員持株会運営細則 ( 目 的 ) 第 1 条 〇〇〇〇〇従業員持株会規約 ( 以下 規約 という ) 第 25 条にもとづき 〇〇 〇〇〇従業員持株会 ( 以下 本会 という ) の運営ならびに事務手続については この細則の定めるところによる ( 会員の資格 ) 第 2 条 規約第 4 条に定める従業員とは 株式会社〇〇〇〇〇 ( 以下 会社 という ) の従業員であり かつ勤続 10 年以上の者をいう 2 会社が合併 株式交換 他社の完全子会社化などを実施するため 従業員持株会 の株式の移動を余儀なくされる事由が生じた場合には 従業員持株会を解散させる のと同時に会員の資格を失うことがある ( 事務局 ) 第 3 条事務局は 会員名簿 会員別持分明細表および取得した株式の管理 その他本会 運営に関して必要な事務処理を行う ( 入会 ) 第 4 条規約第 5 条第 1 項により入会しようとする従業員は 入会申込書に所定の事項を 記入して理事長あて提出し 理事長の承認を得なければならない ( 会員名簿 ) 第 5 条事務局は 入会申込書綴りを作成して 会員名簿とする ( 退会 ) 第 6 条規約第 5 条により退会する会員は 退会届に所定の事項を記入し 毎月末までに 理事長あてに提出する ( 異動 ) 第 7 条役職の変更 ( 勤務する事業所の変更 ) もしくは改姓名をした会員は 理事長あ てに届け出なければならない
( 拠出の種類 ) 第 8 条 規約第 6 条に定める拠出は 次に定めるところによる 1. 拠出金額 1 株を 500 円とする一定株数の金額を拠出する 2. 拠出限度 拠出できる株数は 4,000 株を限度とする ( 拠出金の徴収 ) 第 9 条拠出金の徴収は 募集申し込み終了後 一定の期間内に各会員から徴収すること によりおこなう ( 株式の購入 ) 第 10 条株式の購入は 規約第 6 条の拠出金の限度で購入できる株数を 拠出日以後速や かに行う ( 有償新株式の割当配分 ) 第 11 条 規約第 12 条に定める有償新株式の割当配分に関する算出は 株数については小数点以下第 2 位とし第 3 位以下を切り捨て 払込金相当額は円単位として円位未満を切り上げる ( 有償新株式の申込 ) 第 12 条 前条により割当配分をうけた会員は 所定の払込用紙により払込金相当額を添えて 指定された日までに 本会あてに申し込む 2 会員が前項による申込みをしないときは 会員は募集株式の割当てを受ける権利 を失う ( 株式の管理 ) 第 13 条株式の管理は 事務局がこれを行う ( 報告 ) 第 14 条本会の購入資金 配当金 購入株数 拠出総口数および購入株数に対する拠出口 数 1 口当りの株数その他本会に関する事項は 必要に応じて会員に通知する ( 明細書 ) 第 15 条会員別持分明細表に登録された各会員の持分については 毎年 1 回 3 月末現在の 明細書を会員に交付する 以 上