平成 26 年度努力点 1 研究主題 作って食べて食への思いを高める常安の子 - 広げよう! 食育の輪 - 2 研究主題設定の理由本校では 平成 24~25 年度の2 年間に渡り できたよ自分で というテーマの基 やてみたい できるようになりたい 分かるようになりたい と 自分の意思で意欲的に学ぶ子

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活実態と関連を図りながら重点的に指導していきたい また, 栄養教諭による給食献立の栄養バランスや食事によるエネルギー量を基盤として, グループごとに話合い活動を取り入れるなどの指導の工夫を行いたい また, 授業の導入にアイスブレイクや, カード式発想法を取り入れることにより, 生徒が本気で語ることが

平成 29 年度広島県立庄原特別支援学校食に関する年間指導計画小学部重複障害学級 遊びの指導 生活単元学習 給食の食材や献立について知る 正しい手洗いを身に付ける 協力して配膳ができる 給食の食材や献立について知る バランスよく, 何でも食べる 必要な水分を上手に摂取する 食後の片付けができる しっ

実践内容 (1) 視点 1 教育活動全体で推進できるよう 指導体制を整備し 食に関する指導の充実 を図る 1 食育全体計画の整備既存の食育全体計画を見直し 教科 学級活動における食に関する指導の時間を確保するとともに 栄養教諭とのティーム ティーティング ( 以下 TT) についても明記した また

小学校 第○学年 学級活動(給食)指導案

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第 3 4 学年 ( 複式学級 ) 学級活動指導案 平成 26 年 6 月 11 日 ( 水 ) 第 5 校時指導者教諭 ( 学級担任 ) 養護教諭 1 題材 バランスよく食べよう ( 第 3 学年及び第 4 学年 (2) 日常の生活や学習への適応及び健康安全キ食育の観点を踏まえた学校給食と望ましい

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

刈谷市食育推進計画

いて考え, 判断し, 実践している 解している 6 食育の視点 自の食生活を見つめ直し, よりよい食習慣を形成しようと努力すること ( 心身の健康 ) 食品の品質の良否を見け, 食品に含まれる栄養素やその働きを考え, 適切な選択をすること ( 食品を選択する能力 ) 7 学習計画 時 おやつの取り方


コラム授業力の向上について食育では 生涯にわたって健全な心と身体を培い豊かな人間性を育んでいきます そのためには 教師の授業力が一つの鍵になることはいうまでもありません そこで どのような授業を行えば 子どもたちに望ましい生活習慣等が定着するのか 小学校 中学校授業評価システムガイドライン ( 平成

2 研究の歩みから 本校では平成 4 年度より道徳教育の研究を学校経営の基盤にすえ, 継続的に研究を進めてきた しかし, 児童を取り巻く社会状況の変化や, 規範意識の低下, 生命を尊重する心情を育てる必要 性などから, 自己の生き方を見つめ, 他者との関わりを深めながらたくましく生きる児童を育てる

識及び技能を活用して総合的に学習できるような教材である 家庭の食事や給食について振り返ってバランスよく食品を組み合わせて食事をとる大切さを理解させたり, 体に必要な栄養素の種類と働きを知り 1 食分の献立を考えさせたりする 栄養バランスを考えた 1 食分の献立を計画することは, 小学校での 2 年間

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

gh 第 6 学年 3 組家庭科学習指導案 単元名 : わたしは料理家 ~ おすすめ給食献立を考えよう ~ 朝食から健康な 1 日の生活を 男子 15 名 女子 14 名計 29 名 指導者 T1 宮地仁美 ( 学級担任 ) T2 須山明香 ( 栄養教諭 ) 題材について 小学校学習指導要領家庭科第

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください

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必要性 学習指導要領の改訂により総則において情報モラルを身に付けるよう指導することを明示 背 景 ひぼう インターネット上での誹謗中傷やいじめ, 犯罪や違法 有害情報などの問題が発生している現状 情報社会に積極的に参画する態度を育てることは今後ますます重要 目 情報モラル教育とは 標 情報手段をいか

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実践 報告書テンプレート

給食の時間における食に関する指導事例 ( 小学校第 6 学年 ) 1 主題戦争中の食事を体験しよう 2 関連教科等 単元名社会科 長く続いた戦争と人々のくらし 3 献立名麦ごはん めざし みそ汁 たくわん 4 ねらい戦争中の食糧不足の食事を通して 食糧不足の時代と今の時代の食生活の違いが分かる <

Ⅵ ライフステージごとの取り組み 1 妊娠期 2 乳幼児期 (0~5 歳 ) 3 学童期 (6~12 歳 ) 4 思春期 (13~19 歳 ) 5 成年期 (20~39 歳 ) 6 壮年期 (40~64 歳 ) 7 高年期 (65 歳以上 ) ライフステージごとの取り組み ( 図 )

平成15年度 家庭科 年間指導・評価計画

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Ⅳ 第 2 次計画の目標 : 第 2 次計画で新たに設定した項目 府民主体 府民と行政と団体 行政と団体 1 内 容 新 規 栄養バランス等に配慮した食生活を送っている府民の割合 2 朝食欠食率 第 1 次計画策定時 35 現状値 第 2 次計画目標 第 2 次基本計画目標 24% 15% 60%

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

第 5 学年 組家庭科学習指導案 指導者 1 題材名 食べて元気! ご飯とみそ汁 2 題材設定の理由〇児童観本学級の児童は ゆでる 炒める という加熱調理において調理の基礎的 基本的な技能を身に付けている また 5 月の自然教室においては 事前に食品を3つのグループに分ける学習を実施し その後 栄養

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

平成 30 年度なごや小学校努力点推進計画 1 研究主題なかまとともに感性輝くなごやっ子 (1 年次 ) 2 研究主題について本校では 昨年度までの努力点研究において 道徳や特別活動の時間を中心に 子ども一人一人の成長と互いの認め合いをめざすことで 子ども自らが なごや小でよかった と感じられるよう

教育調査 ( 教職員用 ) 1 教育計画の作成にあたって 教職員でよく話し合っていますか 度数 相対度数 (%) 累積度数累積相対度数 (%) はい どちらかといえばはい どちらかといえばいいえ いいえ 0

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主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

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座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

エコポリスセンターとの打合せ内容 2007

第4章 道徳

2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4


国語 A では, 領域別, 観点別, 問題形式別に見て, どの区分においても全国平均を上回り, 高い正答率でした しかし, 設問別でみると全国および新潟県平均正答率を下回った設問が, 15 問中 1 問, 新潟県の平均正答率を下回った設問は,15 問中 1 問ありました 設問の概要関屋小新潟県全国

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第 4 学年学級活動学習指導案 1 題材名 バランスよく食べよう ( キ食育の観点を踏まえた学校給食と望ましい食生活の形成 ) 2 題材について (1) 児童の実態 < 男子 11 名 女子 15 名計 26 名 > 本学級は 元気で明るい子どもたちが多い学級である 給食時間は 放送をよく聞いたり

(3) 資料について本資料は混雑したお店で孫が積んである段ボールを崩してしまい困っているおばあさんの代わりに わたし とその友達の友子が 整理していると 事情の知らない店員に叱られてしまう その後 おばあさんにお礼を言われたが わたし と友子はすっきりしないで帰る 数日後 店員からお詫びの手紙が来た

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資料2 これまでの学校における食育の取組について

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

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( ) 単元計画 ( 全 6 時間 ) 段階 主な学習活動と内容 指導上の留意点 配時 私たちが食べているものは, どこからきて 既習を想起できるように, 農業や いるか考える 水産業の学習内容を掲示しておく 給食の献立から調べた食料自給率から, 給食の献立から調べた食料自給率本つ気づいたことや疑問

県立学校職員 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は 地方公務員法 ( 昭和 25 年法律第 261 号 ) 第 15 条の2 第 1 項第 5 号の規定に基づき 山形県教育委員会における職員 ( 学校教育法 ( 昭和 22 年法律第 26 号 ) 第 7 条に規定する校長及び教員等 ) の標準職務遂行

2. 今年度の実践から 1 CS 給食試食会や保護者参加の授業での実践日常学級担任が感じていることや, 生活や食事の調査結果から, 当日の参加者や学年の課題をとりあげ資料を作成した 6 月 1 年保護者給食試食会排便や朝食内容の問題点 朝型の生活リズムの必要性 6 月 CS 給食試食会休日における牛

彩の国埼玉県 埼玉県のマスコット コバトン 科学的な見方や考え方を養う理科の授業 小学校理科の観察 実験で大切なことは? 県立総合教育センターでの 学校間の接続に関する調査研究 の意識調査では 埼玉県内の児童生徒の多くは 理科が好きな理由として 観察 実験などの活動があること を一番にあげています

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学校評価保護者アンケート集計結果 2 学校は 防災や防犯についての体制作りや情報収集を適切に行っている 十分 おおむね十分 やや十分 不十分 分からない 不明

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4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

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17一宮聾号外

教科等の関連 小学校 特別活動 教科等との関連 給食時間 給食指導 食に関する指導一 二 三 四 五 六 学校給食の内容 献立との関連 学級活動 学校行事 児童活動 クラブ 社会 学期 学期 学期 給食当番の仕事内容を知る 給食を準備するときには きちんとした服装で手洗いをすることが大切であることが

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

41 仲間との学び合い を通した クラス全員が学習に参加できる 授業づくり自分の考えを伝え 友達の考えを聞くことができる子どもの育成 42 ~ペア グループ学習を通して~ 体育における 主体的 対話的で深い学び を実現する授業づくり 43 ~ 子どもたちが意欲をもって取り組める場の設定の工夫 ~ 4

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3 題材の目標 (1) (2) 4 題材の評価規準 ( 指導要録の四つの観点 ( 生活や技術への関心 意欲 態度 ) から題材の学習を通して目指す生徒の姿を示します ) 文章の語尾は 評価規準の作成, 評価方法の工夫改善のための参考資料 ( 中学校技術 家庭 ) 平成 23 年 11 月 ( 国立教

平成 28 年度学校評価最終報告 教職員 :20 人生徒 :309 人保護者 :233 人 [ とてもよい 青ややよい 赤やや不十分 黄緑不十分 紫 ] < 教職員 保護者共通項目アンケート > 評価項目教職員保護者 1 学校は 様々な機会を活用して 学校の様子や学習内容を地域や保護者に伝えている

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具体的な場面を設定し 実際に整理 整頓の計画を立てることで 実生活に繋げていくことができる よう指導していきたい また 第 3 次には環境とのかかわりについても押さえ 広い視野で考えられ るようにしていきたい 3 題材の目標 身の回りの整理 整頓に関心をもち 気持ちよく過ごそうとする 家庭生活への関

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第3章 学校給食での対応

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

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平成 26 年度努力点 1 研究主題 作って食べて食への思いを高める常安の子 - 広げよう! 食育の輪 - 2 研究主題設定の理由本校では 平成 24~25 年度の2 年間に渡り できたよ自分で というテーマの基 やてみたい できるようになりたい 分かるようになりたい と 自分の意思で意欲的に学ぶ子もを目指した学校努力点を推進してきた その結果 8 割の保護者から学習意欲が高まっているという評価を得られた また教師や児童へのアンケートでも同様の結果が得られ 一定の成果を上げたことがうかがわれた しかし 2 割の保護者からは 学習意欲と児童の日常生活の様子が結びついていないという回答があった 学校で身に付けた知識や技能を さまざまな場面で生かそうとする姿こそ自分の意思で学ぶ児童であり このような意欲は 自ら判断し 行動するという今日的な教育課題を解決する上でも大切であると考える そこで 児童の学びを日常で実践でき なおかつ 保護者や地域の協力のもと 家庭生活での児童の変容を期待できる題材として 食を取り上げる 食は生きる力の根源であり 作る 食べるなどの体験的な活動には能動的にかかわることができる さらに 日常生活での児童の変容を期待できる営みでもある 学校だけでなく家庭 地域とも連携しながら 体験的な活動を通して 食への思いを高める児童の姿を目指していきたい 食をめぐっては 児童を取り巻く社会環境も大きく変化してきている 今やほしいものは何でも手に入る時代である 本校の児童においても 給食の時間の様子を見てみると 軽度の好き嫌いを原因とする残食があったり 会食の前後は席を立っている児童の姿が見られたりする 食への関心やみんなで食事をするよさをについては 十分に高まっていない現状がうかがわれる 以上のことから下の目指す児童の姿を設定し 努力点を推進していく 目指す児童の姿体験的な活動 ( 作る 食べるなど ) を通して 食に関心をもつとともに みんなで食事をするよさを感じることができる児童 食に関心をもった児童は 下のような姿を見せると考える - 1 -

食品に含まれる栄養素やその働きを知り 適切に組み合わせる 栄養バランスを配慮した食事 ( 家庭での食事も含め ) を規則正しくとる 感謝の気持ちをもち 残さず食べたり無駄なく調理したりする 自分たちの食生活と地域の産物とのかかわりを知ること また みんなで食事をするよさを感じる児童は 下のような姿を見せると考える はしの使い方 食器の並べ方 持ち方などの食事のマナーを身に付ける 安全や衛生に気を付けて 協力し合い食事の準備や後片付けをする 家族や友達とともに食べる楽しさを知る このようにして 食に関心をもつ と みんなで食事をするよさを感じる を共に満たしていことが 食への思いを高める児童であると考え 研究に取り組むものとする そして 将来にわたって心も体も健康で生活していく基盤となる 食への思いを高めていくことができるように 学校 家庭 地域に広がる活動を展開していく 本年度は 児童への指導を通して活動内容を具体化すること 来年度は実態調査の結果を基に 活動内容を深化 補充すること 再来年度は 食への思いを高めるために必要な条件を総合的に考察することに主眼を置いて実践を進めたい 3 研究主題の具体化 (1) 広げよう! 食育 について食に関する問題は 従来 家庭が中心となって担ってきた 家族一緒の食事は 家庭教育の第一歩であると共に コミュニケーションやしつけの場でもあった しかし 核家族化の進展や共働きの増加などの家庭環境の変化や 外食や調理済み食品の利用の増加などの食品流通の変化を背景に 保護者が児童の食生活を十分に把握し 管理していくことが困難になってきている このような状況を踏まえると 食育の推進については 学校 家庭 地域の三者が連携して取り組んでいくことが必要不可欠である 本校では 毎月の給食だよりや1 年生の保護者を対象とした給食試食会などで 家庭への啓発に努めているが 内容は献立紹介や学校給食の説明にとどまっており 食への思いを高めるまでには至っていない また 生活科 総合的な学習の時間などにおいて 地域の人材を活用した学習はさかんであるが 食に関する取り組みはなされていない そこで 食への思いを高めるために 学校から家庭 地域へと食育の場を広げ 三者が連携する 学校においては これらの活動を各教科 道徳 学級活動 総合的な学習の時間 給食の時間において行っていきたい こうすることで 学校の食育に関する諸活動に 家庭や地域も かかわっている というという実感をもたせることができ さらに 家庭における食生活の改善の意識を高めたり 地域の学校教育への参画意識を高めたりすることができると考える - 2 -

(2) 各教科 総合的な学習の時間の内容単元の学習の流れを 問題をつくる 問題を解決する 生かす の3つの段階で構成する 問題をつくる 段階では 学習内容への興味 関心をもたせ 学習問題をもたせるようにする 問題を解決する 段階では 体験的な活動 資料の活用のさせ方や学習形態を工夫した調べ活動などを通して 問題を解決できるようにする また 担任と栄養教諭のT.T. で児童の学習を支援したり 地域の人材を外部講師として活用したりする工夫も取り入れる 生かす 段階では 互いの問題解決を共有し 学んだことを自分の食生活に生かせるようにする なお 学習活動の計画立案に当たっては 各教科や総合的な学習の時間の目標と 食育の目標 (6 観点 = 食事の重要性 心身の健康 食品を選択する能力 感謝の心 社会性 食文化 ) を両立できる教材を選ぶ必要がある (3) 道徳 学級活動多くの場合 1 時間の授業となるので 各教科 総合的な学習の時間と同様に 道徳 学級活動の目標と食育の目標 (6 観点 ) を両立させるために 教材のみならず1 時間の中の学習展開も工夫していく必要がある 道徳では 食事の挨拶やマナーといった公徳心に関する内容 生産者や調理者への感謝に関する内容などが挙げられる また 学級活動においては ペア学年給食での過ごし方 給食の時間のマナーを向上させる方法 残食を減らすための取り組みなどを話し合う活動が例として挙げられる (4) 給食の時間の内容栄養教諭の計画のもと その日の献立や地産地消にかかわる食材の紹介 食事のマナー 栄養素 栄養価などを指導していく 同時に 担任は下のような給食指導に日々継続して取り組み 望ましい食習慣の形成を図る 準備 給食当番及び当番以外の児童への指導 正しい手洗い 正しい食器の並べ方などを指導する 会食 食への感謝 正しい食べ方 食事中のマナー 正しい箸の使い方などを指導する 片付け 食器の片付け方 会食後の過ごし方 食事への感謝 調理場への返却の仕方などを指導する また 次の点は学校全体でどの学級も同じように指導することで その効果を高めるとともに 指導の継続性にも配慮する 担任もエプロンとマスクをして 給食当番に服装や配食の仕方を指導する 児童が時間配分を意識し 見通しをもって行動するために 準備 会食 片付けの時 - 3 -

間を明示する 給食当番にはエプロン 帽子 マスクをきちんと身に付けさせる 準備のとき 給食当番以外の児童は自席に座って待つ 食べ終わった後は無用に立ち歩かない (5) 家庭 地域との連携各教科 総合的な学習の時間において 地域で農業を営む方や食農教育を進める団体の方との交流を通して 食への思いを高めるだけでなく 地域の産業を見つめ直すことにもつながる 例えば 緑区内でブドウや白菜 タマネギを生産する方から営農の工夫や苦労を聞き取ったり 食農教育を進めるJAみどりの方から農業振興へ向けた努力について学んだりする内容が考えられる また 学校だけでなく 家庭との連携が食への思いを高める上で必要である 例えば 自己評価表に 食にかかわるめあてを各自が決め 家庭で実行できたら 色を塗ったり保護者に一言を書いてもらったりする 給食だよりやホームページなどで食にまつわる保護者の声をや給食のレシピを紹介する 努力点の授業や給食の様子などを授業参観で公開するなどの内容が考えられる 4 研究の方法 (1) 組織 全体会 部会 ( 部長 ) 努 構成メンバー 力 授業実践部 ( 努力点推進委員長 ) 教 点 各担任 校 教 務 推 ( 低ひまわり 中 高の部会に分かれる ) 主 進 長 頭 任 委 行事部 ( 栄養教諭 ) 員 教頭 ひまわり担任 各学年 1 名 会 広報部 ( 努力点推進副委員長 ) 養護教諭 各学年 1 名 - 4 -

全体会を通して 研究主題や研究の進め方について共通理解を図る 努力点推進委員会は校長 教頭 教務主任 栄養教諭 努力点推進委員長 努力点推進副委員長 学年各 1 名の推進委員で構成する 授業実践部 行事部 広報部の3つの部会を通して 努力点推進の具体化や連絡 調整を行うとともに 推進していく上での問題点の解決を図る 栄養教諭は学校全体の食育の推進を職責としていることから 必要に応じていずれかの部会に参加し 情報を提供したり 連絡 調整にあたったりする 行事部では 給食委員会活動の工夫 改善 給食集会の計画 実践 教室の整備 ペア学年給食 PTAや地域と連携した活動 ( 給食試食会 家庭教育セミナー ゲストティーチャーとの調整 ) などに取り組む 広報部では 学校だより 給食だより 保健だより ホームページなどによる地域や家庭への啓発 保護者や児童への食習慣に関する実態調査などに取り組む - 5 -