練馬消防防災マガジン No.224(2018.12.1) 練馬消防署からの今月のお知らせ 1 平成 30 年 11 月末までの練馬消防署管内の災害状況 2 11 月中の主なできごと 3 大掃除をきっかけに 家具転対策をしよう 4 12 月の主な行事予定 5 平成 31 年東京消防出初式開催のご案内 6 消防団員募集 7 救命講習のご案内 平成 30 年 11 月末までの災害 救急件数 ( 速報値 ) 練馬消防署管内 東京消防庁管内 火災件数 43 件 3,573 件 火 災 焼損床面積 70 m2 17,341 m2 死者 5 名 74 名 傷 者 6 名 693 名 救 助出場件数 300 件 21,105 件 危 険 排 除 件 数 78 件 5,070 件 救 出場件数 9,887 件 745,472 件 急 救護人員 8,976 名 662,416 名 速報値ですので 変わる場合があります
平成 30 年秋の火災予防運動を実施 平成 30 年 11 月 9 日 ( 金 ) から 11 月 15 日 ( 木 ) の火災予防運動期間中 管内の各地で 消防団 町 会 自治会 事業所等の皆様 練馬消防少年団 防火女性の会が一体となって火災予防を呼びかけました 防火のつどいを実施 練馬消防署では 11 月 9 日 ( 金 ) 練馬区生涯学習センターにおいて 防火のつどい を開催しました 第一部では 長年にわたり火災予防業務等に協力をいただいた皆様に対する表彰式 第二部では管理栄養士の今泉マユ子氏による 身近な防災食講座 を実施しました 身近な食材を活用した簡単で栄養のある非常食の作成方法により 会場は大きな拍手に包まれました 庁舎開放を実施 11 月 12 日 ( 月 ) に平和台出張所 11 月 14 日 ( 水 ) に貫井出張所において 近隣の住民の皆様に向け庁舎開放を行いました 当日は多くの方々にご来場いただき ミニ消防車の乗車体験や ミニ防火衣の着装体験 消火訓練 はしご車の体験乗車 煙体験訓練 消防演技を見学されるなど 有意義で総合的な防災教育と火災予防のPRに繋がりました 平和台出張所の様子 貫井出張所の様子
消防演習を実施 11 月 13 日 ( 火 ) に練馬区立平和台体育館 11 月 15 日 ( 木 ) に三球電機株式会社に協力をいただき 各事業所の従業員と消防隊 消防団が参加した消防演習を実施しました 演習では 自衛消防隊と消防隊及び消防団の連携訓練を実施しましたが 各事業所とも火災発生時の対応要領を確認し 真剣な表情で訓練に参加されていました 近隣住民の皆様が見学に訪れ 子供たちからは大きな歓声が上がりました 三球電機株式会社の様子 練馬区立平和台体育館の様子 防災コンクールを実施 11 月 4 日 ( 日 ) 練馬区立南町小学校校庭で練馬区と練馬消防署の共催による平成 30 年度防災コンクールが実施されました 当日は 管内の町会 自治会 ( 防災会 ) から軽可搬ポンプ (D 級可搬ポンプ ) の部に12 隊 地震発生時の初動措置の部に19 隊が参加され 日頃の訓練の成果をいかんなく発揮されました 実施結果 軽可搬ポンプの部 初動措置の部 優勝 桜台自治会 豊玉第四町会 準優勝 豊玉第四町会 Bチーム 仲町五丁目町会 3 位 小竹町会 練馬三丁目町会防災会
大鳥神社祭礼 ( 酉の市 ) 消防特別警戒を実施 大鳥神社祭礼 ( 酉の市 ) の開催に伴い 神社及び周辺地域において 消防特別警戒を実施しました 主催者ほか関係者の皆様 練馬消防団のご協力のもと 会場周辺における災害の未然防止と災害発生時の迅速な消防活動体制の確保を効果的に行うことができました 一の酉平成 30 年 11 月 1 日 ( 木 ) 二の酉平成 30 年 11 月 13 日 ( 火 ) 三の酉平成 30 年 11 月 25 日 ( 木 ) 年末 大掃除の季節です 今年の汚れをはらって 新しい年を迎えるための大掃除 普段は動かさない家具を動かす良い機会です この機会にぜひ 家具転対策 ( かぐてんたいさく ) をしてみましょう! 家具転対策とは 地震の揺れでケガ等をしないために 家具や家電などを固定したり 落下防止をしたりする 家具類の転倒 落下 移動防止対策 の略称です 地震による家具転倒の発生は 過去の地震災害を見るとケガや避難障害 火災など様々な危険につながる可能性がとても高いです 地震から大切な命を守るために 家具転対策を実施しましょう 大阪府北部地震 北海道胆振東部地震が発生! 家具類の転倒 落下 移動による死傷者が発生しています!
今年 6 月には最大震度 6 弱を観測した 大阪府北部地震 が 9 月には 最大震度 7を観測した 北海道胆振東部地震 が発生しました これらの地震では 倒れた家具などによって多くの死傷者が発生しています 東京消防庁の調査では 近年発生した地震の負傷原因のうち 家具類の転倒 落下 移動によるものは 全体の約 30~50% を占めています 地震時にケガをしないため 大切な家族を守るため 家具転対策を実施しましょう! 北海道胆振東部地震の室内被害 ( 安平町震度 6 強 ) 各地震における家具類の転倒等による主な被害 北海道胆振東部地震 50 代男性大量の本の下敷きになり死亡 ( 札幌市 : 震度 5 強 ) 86 歳男性タンスの下敷きで死亡 ( むかわ町 : 震度 6 強 ) など 大阪府北部地震 85 歳男性自宅で本棚に挟まれ死亡 ( 茨木市 : 震度 6 弱 ) 38 歳男性自宅の棚が転倒したことにより負傷 ( 尼崎市 :5 弱 ) 27 歳女性自宅で落下物により後頭部挫創 ( 西宮市 :5 弱 ) など どうやって家具転対策をしたらいいの? 一言で家具転対策といっても その方法は様々です L 型金具などを使用し 家具と壁をネジ留めする方法が 最も効果の高い方法ですが 壁に穴を空けられないご家庭などには ネジ留めが不要な対策器具を組み合わせて固定する方法もあります 例えば 本棚などの場合は ポール式とストッパー式 ( もしくはマット式 ) を組み合わせて設置することで L 型金具と同等の効果が得られます
このほかにも 大きなホームセンターなどには 穴を開けたりすることなく設置し 固 定できる器具も多く販売されています 対策を行う家具の形状や重さに合った器具を選び 器具の効果が十分に発揮できるよう 正しく設置することが重要です 家具転対策についてもっと知りたい 詳しい実施方法を知りたい方は 東京消防庁ホームページにある家具転対策ページをご覧ください 対策方法を詳しく解説した 家具類の転倒 落下 移動防止対策ハンドブック や 家具転対策ドラマや対策方法を解説した動画も公開中です 家具転対策ページは 東京消防庁家具転 で検索するとアクセスできます ついでにコンセントの掃除をして 電気コード火災を防ぎましょう 電気火災とは 電気や電気製品にかかわる火災のことをいいます 電気火災の中でもコード プラグ コンセント等に起因する火災 ( 以下電気コード火災とい う ) は 火を使用している意識がないため 火災に気付きにくく大変危険です ~ 電気コード火災を防ぐポイント ~ コンセントにホコリがたまらないように 特に隠れているところに注意して定期的に掃除しましょう 差し込みプラグをコンセントから抜くときは 電気コードではなくプラグ本体を持って抜きましょう 電気コードの折れ曲がり 家具等の下敷きや挟まれに注意しましょう 電気コードは束ねて使用しないようにしましょう テーブルタップは 決められた容量内で使用しましょう
年末年始消防特別警戒の実施 年末消防特別警戒平成 30 年 12 月 1 日 ( 土 ) から31 日 ( 月 ) まで年始消防特別警戒平成 31 年 1 月 1 日 ( 火 ) から3 日 ( 木 ) まで 住宅火災から尊い生命を守ろう 練馬消防署では 火災の多発する時期と重なる年末年始を迎えるにあたり 平成 30 年 12 月 1 日 ( 土 ) から平成 31 年 1 月 3 日 ( 木 ) までの間 年末年始消防特別警戒を実施します 警戒期間の間 消防車両による巡回広報を行うとともに 練馬消防団 町会自治会の皆様と連携を図り 管内全域に火災予防の呼びかけを行います 平成 31 年 1 月 6 日 ( 日 ) に 平成 31 年東京消防出初式が開催されます 東京消防出初式は 消防演技 演奏演技などを披露する新春恒例の防火 防災行事として 毎年多くの方々にご来場いただいております 屋内展示場では 消防車両の乗車体験 起震車による地震体験など 皆様に楽しみながら防災を理解していただくコーナーも設けています 日時 : 平成 31 年 1 月 6 日 ( 日 ) 開場 8 時 00 分開式 9 時 30 分閉式 11 時 50 分 ( 予定 ) 場所 : 東京ビッグサイト ( 東展示場東側埋立地 ) 東京都江東区有明三丁目 10 番先 詳細は東京消防庁のホームページをご覧ください!
消防団に興味のある方は 問合せ先練馬消防署警防課防災安全係 TEL 03-3994-0119( 代 ) E-mail nerima2@tfd.metro.tokyo.jp
普通救命講習実施日 ( 練馬消防署 : 練馬区豊玉北 5-1-8) 実施日時間内容 平成 30 年 12 月 14 日 ( 金 ) 9 時 ~12 時 (4 階防災教室 ) 心肺蘇生法 AED の取扱など 平成 31 年 1 月 18 日 ( 金 ) 9 時 ~12 時 (4 階防災教室 ) 心肺蘇生法 AED の取扱など 定員 30 名 (3 日前まで申し込み可 定数になり次第締め切らせていただきます ) 講習修了者には技術認定証が交付されます テキスト代として1,400 円がかかります お申し込み : 練馬消防署 (03-3994-0119 内線 380) へお申し込みください お申し込みの際は氏名 生年月日 郵便番号 住所 電話番号が必要となります 詳しくはホームページ ( http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-nerima/index.html) をご覧ください 連絡先練馬消防署警防課 (E-mail:nerima2@tfd.metro.tokyo.jp) お問合せ等は 練馬消防署のE-mail( 上記のブルーの文字 ) にお願いします カーソルを合わせて左クリックです