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地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

交付金事業実施状況報告及び推進事業実績報告並びに基金事業実施状況報告及び活性化事業実績報告について 別紙 1. 今年度に都道府県及び市町村が実施した推進事業及び活性化事業 ( 交付金等 ) 事業名 ( 事業メニュー ) 1. 消費生活相談機能整備 強化事業 都道府県は被災 4 県のみ 都道府県 -

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2. 推進事業及び活性化事業 ( 交付金等 ) の詳細 事業名 基金条例制定時の事業 機能と強化を図ろうとする事業 機能 1 消費生活相談機能整備 強化事業 ( 新設 増設 拡充 ) 2 消費生活相談機能整備 強化事業 ( 専門家の 活用 ) 3 消費生活相談機能整備 強化事業 ( 商品テスト )

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(1) 当該団体が法人格を有しているか 又は法人格のない任意の団体のうち次の1~2の要件を全て満たすもの 1 代表者の定めがあること 2 団体としての意思決定の方法 事務処理及び会計処理の方法 並びに責任者等を明確にした規約その他の規定が定められていること (2) 関係市町村との協議体制を構築してい

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01 【北海道】

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( 別添 2) 多重債務者相談強化キャンペーン 2019 の実施要領多重債務者対策本部 日本弁護士連合会 ( 以下 日弁連 という ) 日本司法書士会連合会 ( 以下 日司連 という ) 及び日本司法支援センター ( 以下 法テラス という ) が共催で 令和元年 9 月 1 日 ( 日 ) から

Q6 企画提案書の提出期限で何時までに提出すればよろしいでしょうか (A6) 市役所の業務時間 ( 午前 8 時 30 分から午後 5 時 15 分 ) 内に提出をお願いします Q7 (A7) 共同事業体で提案する場合 代表企業以外の構成員については 過去 5 年間の国 地方公共団体が発注する観光分

要領【H29年度版】

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平成21年度地域医療再生臨時特例交付金交付要綱

11 2. 経費経費のルールは どのように複雑だったのでしょうか? 謝金の上限額は 1 指導内容 ( 指導者 A か指導者 B か ) 2 指導時間 (4 時間超か以内か ) 3 指導者が団体の内部の方か外部の方か という 3 つの観点とその組合せにより定めており 複雑になっていました

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連絡担当窓口企画提案書 実施事業者の概要 企画提案者の概要 機関名 代表者役職 氏名 所在地 氏名 ( 役職 ) 電話番号 ( 代表 直通 ): Fax: 連絡先 ホームページ : 1 基本財産又は資本金 円 2 職員数 ( うち本事業に携わる職員数 ) 人 ( 人 ) 3 設立年月

高齢者福祉施設でのみんなの体操等実演会 講師派遣実施要領 1 目的社会福祉法人等が運営する高齢者福祉施設に入所されているみなさんや当該施設でケアにあたる皆さんの健康の維持 向上のために みんなの体操等を活用して健康の保持増進等のため みんなの体操等実演会を実施するもの 2 スキーム施設に入所されてい

別紙 2 レコード内容及び作成要領 ( 抄 ) 1 漢字を使用する場合 ⑵ 受給者レコード 項番項目名表現形式 項目長 PIC REAL 位置 記録要領 別添 住宅の新築 購入又は増改築の区分により 次の番号を記録する 租税特別措置法第 41 条第 1 項又は第 6 項に規定する住宅借入金等を有する

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Ⅱ. 赤字の解消計画 Ⅱ (1) 赤字解消のための基本方針 Ⅱ (2) 赤字解消のための具体的取組 平成 28 年度決算時点において 本市に解消すべき法定外繰入金及び赤字はない Ⅱ (3) 赤字解消の年次計画 ( 総括表国定義 ) 以下の法定外繰入にかかる項目は別紙の内訳を自動集計します 法定外繰入

この制度は 2003 年 9 月 2 日から施行され 旧 地方自治法 244 条の2による管理委託を行ってきた 公の施設 の場合は 3 年間 ( 経過措置 ) の間に自治体が指定管理者制度に移行することになっている 現時点で 指定管理者制度導入のため 1 指定の手続きについて一般ルールとして定めた自

老人医療給付費等の国庫負担(補助)について

併せて 先進事例を統一的なフォーマットでデータベース化する また 意欲ある地域が先進的な取組みを行った人材に 目的に応じて容易に相談できるよう 内閣官房において 各省の人材システムを再点検し 総合的なコンシェルジュ機能を強化する 各種の既存施策に加え 当面 今通常国会に提出を予定している 都市再生法

三鷹市健康福祉総合計画2022

事務連絡 平成 26 年 4 月 23 日 各実施機関実施責任者殿 各実施機関事務連絡担当者殿 文部科学省科学技術 学術政策局 人材政策課 科学技術人材育成費補助金により雇用する研究者等に係る人件費の取扱いについて 旧科学技術振興調整費 ( 以下 旧調整費 という ) の課題を実施する研究者等の人件

6. 間接経費の使途間接経費は 競争的資金を獲得した研究者の研究開発環境の改善や研究機関全体の機能の向上に活用するために必要となる経費に充当する 具体的な項目は別表 1に規定する なお 間接経費の執行は 本指針で定める間接経費の主な使途を参考として 被配分機関の長の責任の下で適正に行うものとする 7

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総論 地方拠点強化税制とは? 税制等の支援措置を受けるためには? 3ページ 4ページ 拡充型事業とは? 5 ページ 移転型事業とは? 6 ページ 目次 各論 ステップ 1 ( 整備計画 ) 本社機能とは? どのような支援措置があるの? 支援のメリットについて整備計画の認定はいつまでに受ければいいの?

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寄附文化の醸成に係る施策の実施状況 ( 平成 26 年度に講じた施策 ) 別紙 1 < 法律 制度改正 > 総務省 ふるさと納税の制度拡充 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 学校法人等への個人寄附に係る税額控除の要件の緩和 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 特例控除の上限の引上げ

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中央建設業審議会による提言について ( 平成 24 年 3 月 14 日 ) 建設産業における社会保険の徹底について ( 提言 ) 建設産業においては 下請企業を中心に 雇用 医療 年金保険について 法定福利費を適正に負担しない企業 ( すなわち保険未企業 ) が存在し 技能労働者の医療 年金など

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発行 第 4 号まで各 2,000 部発行 NPO 団体 コミュニティとの交流 連携 スタッフ研修 中間支援団体の設立支援などを実施している 25 年度からは とめ市民活動プラザ を市に移管し とめ市民活動フォーラム を NPO 法人化した上で 市が NPO 法人とめ市民活動フォーラム に運営管理を

女性の活躍推進に向けた公共調達及び補助金の活用に関する取組指針について

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Ⅱ 取組み強化のためのアンケート調査等の実施 (1) 建設技能労働者の賃金水準の実態調査国土交通省から依頼を受けて都道府県建設業協会 ( 被災 3 県及びその周辺の7 県を除く ) に対し調査を四半期ごとに実施 (2) 適切な賃金水準の確保等の取組み状況のアンケート調査国は 平成 25 年度公共工事

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この結果 早期に導入希望を表明した市町村が2 市町あり 現在 人口規模や実現内容が類似する団体に声をかけ 共同で取り組めるよう支援を行っています 併せて 大阪版自治体クラウドの実現に向け 大阪府から依頼した出力様式をベンダーから標準システムとして提供できないか等の検討を行い 計画作りを進めていきます

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構成員 3 法第 35 条第 3 項において 協議に係る内水面について河川管理者がある場合には当該河川管理者が必須の構成員とされているのはなぜか 河川管理者は 河川法 ( 昭和 39 年法律第 167 号 ) に基づき 治水 利水 環境の観点から総合的に河川管理をする立場であることから 同法に基づき

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< 基本方針 > 一般社団法人移住 交流推進機構 ( 以下 JOIN という ) は 地方に新しい生活や人生の可能性を求めて移住 交流を希望する方々への情報発信や そのニーズに応じた地域サービスを提供するシステムを普及することにより 都市から地方への移住 交流を推進し 人口減少社会における地方の振興

事務連絡 平成 29 年 10 月 25 日 建設業団体の長殿 国土交通省土地 建設産業局建設業課長 平成 28 年熊本地震の被災地域での建設工事等における 予定価格の適切な設定等について 公共工事の予定価格の設定については 市場における労務及び資材等の最新の実勢価格を適切に反映させつつ 実際の施工

平成 29 年度事業計画書 平成 29 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日まで 特定非営利活動法人全国ストップ ザ ロコモ協議会 1. 事業実施の方針平成 29 年度も 平成 28 年度と同様に運動器症候群 ( 以下 ロコモ という ) の医学的知識及び臨床経験に基づき ITを活

Ⅱ. 主な内容 第 1 部公益法人の概況 1. 法人数 平成 29 年 12 月 1 日の公益法人は 9,493 法人 ( 前年比 +35) である 公益法人数の変動は 公益認定又は移行認定により増加し 法人の解散 公益認定の取消し及び合併に伴う減少がある ( 注 ) 公益認定 : 一般法人で公益認

1 環境 教育 文化 医療 福祉 子育て支援 まちづくり等の地域の社会的な課題に 地域住民や地域組織が主体的に参画したり NPO 等を組織して その解決に向けて取り組むものであるか 特例子会社制度を乗り越えた 地域企業グループ ( 特例 ) の中心となる事業主として 大阪府豊中市と兵庫県伊丹市で活躍

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いる 〇また 障害者の権利に関する条約 においては 障害に基づくあらゆる差別を禁止するものとされている 〇一方 成年被後見人等の権利に係る制限が設けられている制度 ( いわゆる欠格条項 ) については いわゆるノーマライゼーションやソーシャルインクルージョン ( 社会的包摂 ) を基本理念とする成年

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学生確保の見通し及び申請者としての取組状況

平成 29 年度第 1 回徳島県医療審議会 質疑 調整会議での議論を待たずしてかなりの病床の移動が起こりつつある それをコントロールできないと 調整会議そのものが意味をなさなくなるのではないか 1 当会議の運営要領を定めてはどうか 2 病床機能分化 連携推進体制整備事業について当会議の審議事項として

目 次

NEWS 2020 速報 の一部を改正する法律案 REPORT 総会の様子 2025 GDP 3 02 vol

監査の結果に基づき講じた措置

1 消費者庁に対する認知度 消費者庁 の認知度を性別でみると 男性の認知度が 80.1% に対し女性は 72.1% と 男性の認知度の方が女性よりも高くなっている 年代別では 40 代の認知度が 8% と他の年代の中ではもっとも高くなっている 一方 70 歳以上の認知度は 58.9% と他の年代の中

平成29年度 障害者白書(PDF版)

Transcription:

地方消費者行政活性化交付金の活用について < 三訂版 > 2009 年 1 月 26 日弁護士池本誠司 1 月 19 日付 地方消費者行政活性化事業の提案メニュー ( 案 ) について さらに情報収集と意見交換を行ったところを踏まえ 別紙のとおり メニュー ( 案 ) 三訂版 を提供します 主な改訂箇所は 各メニュー案の実施主体や支出可能な費用項目を 具体的に記載しました 内閣府から各都道府県に対し 1 月 20 日過ぎに 活性化交付金の具体的な事業メニュー案を通知したようですが 各自治体でそれを最大限活用することが求められます もちろん現時点の実施要領が確定的なものではなく さらに協議を重ねて利用しやすい制度に高める必要があります しかし これらの事業を円滑に運営するため やはり相談員の増員や職員の増員が不可欠であり そのためには 臨時交付金 や 地方交付税 の獲得を自治体に働きかけることが不可欠です この点は 消費者行政担当課に対する要請だけでは実現困難であり 自治体の議会や首長に対する要請行動が必要です この点については 1 月 19 日付け書面をご参照ください 今後も引き続き 望ましいメニュー案と交付金利用の可能性について情報収集と提案を続け対と思います 各地で自治体と意見交換を行われた結果について 自治体の反応や検討中の多様なメニュー案について情報をお寄せ下さい 1

別紙 地方消費者行政活性化事業の提案メニュー ( 案 ) <1 月 27 日三訂版 > 内閣府説明資料(12 月 25 日版 ) に提示されている地方消費者行政活性化交付金の活用メニュー 1 消費生活センター機能強化事業週 4 日以上開設の消費生活センターの設置 拡充等 2 消費生活相談スタートアップ事業週 1~3 日開設の消費生活相談窓口を開設 機能強化 3 消費生活相談員養成事業管内の消費生活相談を担う人材の養成 4 消費生活相談員等レベルアップ事業相談員への研修開催 研修参加支援 5 消費生活相談窓口高度化事業高度に専門的な消費生活相談への対応力向上 6 広域的消費生活相談機能強化事業市町村が連携して相談事業を実施 7 食品表示 安全機能強化事業食品表示 安全分野の対応力を強化 8 消費者行政活性化オリジナル事業地域独自の消費者行政活性化の取組を支援 提案するメニューと交付金等の利用方法 (1) 消費生活相談体制の強化 拡充 財源措置の区別 1 相談員研修会の開催 参加旅費等の支援都道府県が ブロックごとに研修会 相談事例検討会 相談処理情報交換会を開催し 講師 助言者役として弁護士等の専門家やテーマによってはベテラン相談員を依頼し 開催経費 講師謝金等を支給する 相談員レベルアップ事業 市町村が所属相談員のために独自に研修会を開催し 講師謝礼や開催経費等を支出することも可能 都道府県主催の研修会に 市町村が参加相談員の旅費等を支出することも可能 ( 参加日当は困難 ) 外部団体による研修会に 自治体が参加相談員の旅費 教材費 参加費を支出することも可能 2

2 消費生活相談員の研修事業の委託と参加費支援都道府県 市町村の相談員のうち 実務経験が比較的短い者や相談員資格を持たない者を対象に 相談員養成 能力向上の研修事業を外部団体に委託して専門的な研修会を実施し これに参加する相談員の旅費 日当を支給する 消費生活相談員養成事業 対象者が相談員資格を有しない者に限定せず 実務経験が短い者も含むので その要件をあまり限定しない運用にできれば 参加日当を支出できる研修会として活用することができる 研修会の実施団体は 自治体でなく 研修会の実施能力があると認められる法人に委託することを想定している 日本消費者協会等の全国的団体でもよいし 都道府県内の適切な団体に研修事業を委託する方法でもよいと考えられる 地域の相談員団体の協力があれば 地元の消費者関係 NPO 法人や弁護士会等も受託可能ではないか 研修事業を受託する実施団体を地方においてどのように確保 選定するかが重要なポイントとなる ( 国民生活センターの研修会への参加は 別に国セン事業予算として実施される ) 3 相談員養成研修による実務研修外部団体に委託して実施する2の相談員養成研修の一環として センターにおける実務研修生として配置し 研修日当を支給する 消費生活相談員養成事業 上記 相談員養成事業 の中の研修カリキュラムとして 集合型研修会のほかに センターにおける実務研修 (OJT) を実施できることとなった 活性化交付金は人件費に支出できないが 実務研修の参加日当の支援を実質的に認めるものとして活用できる 相談員が実務研修生として研修カリキュラムに参加し 実務研修受け入れセンターとして都道府県や市町村のセンターが参加すれば 実務研修という位置づけで相談業務が実施できる 実務研修の実施要領や運営の詳細は 今後国民生活局で詰める予定だが 自治体と実務研修受託法人との間で協議しながら進めることとなる 4 都道府県版の巡回相談助言制度相談員 1 名配置の市町村センターに 他のセンターのベテラン相談員を助言者として週 1~2 日配置し 助言者に講師謝金を支給する 相談員レベルアップ事業 または オリジナル事業 ( 国民生活センターの事業として別に巡回相談助言制度があるが それを補完 拡充する制度として位置づける ただし 国民生活センターの事業の規模や有用性を見極めたうえで 検討することとなろう ) 3

5 専門家を招いて助言 研修都道府県や政令指定都市のセンターで 消費者問題に詳しい弁護士等の専門家を助言者として週 1~2 回 ( 午後 1~4 時 ) 配置し 相談員への助言や事例検討会への助言を行い 講師謝礼を支給する 相談員レベルアップ事業 または 相談窓口高度化事業 これに参加する相談員の参加日当の支出は難しい様子 6 専門家への電話質問 助言制度解決困難案件について 相談員からアドバイザー弁護士 司法書士 建築士等にすぐに電話をかけて質問し助言を受けられる制度を設け 助言者に報酬を支給する 相談窓口高度化事業 紹介票を相談者に交付して弁護士等の無料相談を紹介する制度や 弁護士による無料相談窓口の設置を議論している地域もあるようだが 相談員の苦情処理能力の高度化にフィードバックする制度 ( 例えば 相談員の同席や相談結果の報告等 ) でないと 相談窓口高度化事業 とならない可能性が高い オリジナル事業として 紹介先機関との連携強化を相談処理機能強化の一環として位置づけることができないか? 7 食品表示 安全分野の相談対応力の強化食品表示 安全分野の専門家をセンターに週 1 回配置して相談員の相談処理の協力を求めたり 安全分野の相談員向け研修会や助言制度を設け 専門家の謝礼 旅費を支出するほか 研修会に参加する相談員の旅費を支出する 食品表示 安全分野の強化事業 相談員の参加旅費は支給可能だが 日当は困難な様子 食品表示 安全分野の被害防止のため消費者への啓発事業も含まれる可能性あり 8センター共同設置複数の市町村と県が共同でセンターを設置し 相談事業を開始するための経費を支出する センター設置の物的設備は 活性化交付金の 広域的相談機能強化事業 中心となる市がセンターを設け 周辺の市町村が財政支援する方式でもよいが 県も参加して共同設置する方法も可能ではないか?( 事業者規制の情報として活用する上でも効果的である ) 相談員採用の人件費は 臨時交付金 か 地方交付税 を活用 9 消費生活相談窓口 ( 週 3 日以内 ) 消費生活センター( 週 4 日以上 ) の相談員を増員し 旅費 日当を支給する 4

臨時交付金を基金に組み込むことにより3 年間利用できる ( 国民生活局 12 月 26 日付通知書 ) 増員した相談員人件費の4 年目以降分については 地方交付税のさらなる増額により補いたい ( 国民生活局との意見交換 ) 10 現職相談員の日当を大幅に増額するなど処遇の改善 臨時交付金を基金に組み込む 4 年目以降は地方交付税 (2) 総合的な消費者行政の活性化に向けたその他の業務の拡充 強化 ( 政府の消費者行政推進の議論は 相談窓口の拡充に傾いているが 以下のような総合的な消費者行政の拡充を活性化計画に盛り込むことが重要である ただし 活性化交付金を活用するためには 相談窓口の機能強化に関連付けて計上した方が 認められやすいと思われる ) 11 相談情報の分析 活用する部門への専門家の支援消費生活相談情報の分析力の向上と悪質業者規制への活用のため 相談情報分析 悪質業者規制の担当職員に対し 弁護士等の専門家による研修会 助言制度を設け 講師謝礼を支給 オリジナル事業 12 消費者啓発事業相談情報を活用した消費者教育 啓発事業として 相談員による出前講座の拡充 地域の消費者向け啓発講座の開催などを 都道府県と市区町村の連携により展開し 講師謝礼 広報費 会場費等を支出 活性化交付金のオリジナル事業 13 消費者団体支援消費者団体を通じた消費者被害情報の収集 検討 啓発のため 消費者団体の育成に向けた活動資金の支援 適格消費者団体による不当契約条項 不当表示 不当勧誘等の情報収集 調査検討への財政支援 その他消費者団体の独自活動への財政支援 活性化交付金のオリジナル事業 民間団体への活動支援や委託事業費支出については 法人格の要件や決算監査が必要か未確認? 14 食品表示 価格調査消費者団体や公募消費者による食品表示調査 商品価格調査等の委託 相談員に対し食品安全関係の研修費を支出 啓発事業費の支出 食品表示 製品安全分野の対応力強化事業 または オリジナル事業 5

安全分野の対応力強化の趣旨に照らし 相談窓口の情報収集 分析に反映させる事業として位置づける必要があるのではないか? 15 商品テスト機能の強化商品被害 不当表示への相談対応力強化のため 商品テスト機能の刷新や追加配備の購入費 自治体独自にテストが実施できない商品について外部機関へのテスト依頼経費の支出 技術系職員の配置の人件費 活性化交付金の安全分野の対応力強化事業またはオリジナル事業 商品テスト担当の技術系職員の配置人件費は地方交付税 16 苦情処理委員会の強化苦情処理委員会の活性化のため 専門委員の増員経費 検討会の開催経費の増額 活性化交付金のオリジナル事業 担当職員の増員は地方交付税 17 関係団体の連絡協議高齢者被害防止や悪質商法被害防止のため センターと関係機関 団体の連絡協議会を設置し その他の運営経費を支出 オリジナル事業 関係民間団体関係者の参加費や諸経費が支出可能だが 職員人件費は含まない 18 都道府県と市町村の連携強化のため 外部委員を含む連絡会議を開催し その運営経費を支出すること オリジナル事業 ( 外部委員の参加費用 開催経費等 ) 行政職員の旅費等は 地方交付税 19 広報 宣伝活動センター 相談窓口の存在と利用を住民に広報するため 広報紙の発行やステッカー配布などで 印刷費 宣伝費を支出 オリジナル事業 20 以上の消費者行政の拡充に対応するため 消費者行政職員の大幅増員 臨時交付金または地方交付税 21 消費者行政職員の専門性向上のため 消費者問題の専門的研修への参加費を支給する オリジナル事業 で可能か? 臨時交付金または地方交付税か? 6