1 コマツの産業機械事業 21 年 12 月 16 日 コマツ取締役 ( 兼 ) 専務執行役員 産機事業本部長 鈴木康夫
海外1-1 産機事業の変遷 1. 産機事業の変遷 織 体制 21 71 89 94 99 2 8 1 11 商品事業別に分社し 製販一体化大型事業全社製販製販事業金沢工場一体一体産機事業本部大型プレス事業本部機能別改革産新コマツ事業別機能別板鍛事業組織事業組織組織コマツ産機商品別ビジネスユニット化機産機改革国事工機事業コマツ工機業 11/4 月 ( 予定 ) コマツNTC 45 設立 85 日平トヤマに改称 6 日平トヤマに 8 資本参加組コマツNTC 本内KEG 76 小松設備設立部コマツがKEGを 93 コマツエンシ ニアリンク (KEG) 設立吸収合併 KELK 6 小松電子工業設立 8 72 小松エレクトロニクスに社名変更 他社連携 95 コマツ工機合併 KELKに社名変更 6 富士テクニカ ( 金型 ) と業務提携 7 資本参加トルンプ社 ( 板金機械の世界トッフ メーカー ) とレーサ 加工機の販売サービス代理店契約 協力企業 82 石川地区で生産委託推進 ( 大型フ レス : 東和中型フ レス : 鈴木鉄工 小型フ レス : 浅井鉄工板金機械 : タガミ ) 北米 アジア 85 米で大型フ レス ~ 96 米国現法 91 メキシコで小型フ レス生産 ~ 3 95 中国で大型フ レスライセンス生産 ~ 2 9 小型フ レスの合作 ~ 95 3 中国現法 5 タイ現法 8 イント 事務所 KIPL 欧州 86 欧州現法 ( 億円 ) 2,5 2, 1,5 1, 2. 業績推移 営業利益率 ( 右軸 ) 売上高 ( 左軸 ) コマツ産機コマツ工機分社化 コマツ産機事業改革 大型フ レス事業改革 鍛圧事業再編 211 年 4 月 ( 予定 ) 1コマツNTC コマツ工機が合併 3% 2コマツがKEGを吸収合併 15% コマツNTC KELK % KEG 工機事業 -15% 板鍛機械事業 5-3% 大型機械事業営業利益率 '89 '9 '91 '92 '93 '94 '95 '96 '97 '98 '99 ' '1 '2 '3 '4 '5 '6 '7 '8 '9 '1 見通し -45% 2
顧客対象製品主要製品自動車メーカ部品エシャフト半導体機 電機 住宅3 ボディ パネル ンジン1-2 主要製品 市場導入時期 プレス機械 : コマツ産機 加圧力 4ton 3 次元レーサ 加工機 : 1923~ 1981~ 加圧力 25ton フ ロック ヘット トランスファマシン : 1959~ クランクシャフトミラー : コマツ工機 1971~ 研削盤 : コマツNTC 1969~ クランク ウェハー建シリコン CZ 引上げ機 : コマツ工機 1984~ ワイヤーソー : 1985~ 現像用温調フ レート洗浄用純粋加熱機 :KELK :KELK 1991~ 1992~ 板金部品 フ ラス マ加工機 : コマツ産機 マシニンク センター : 2 次元レーサ 加工機 : 1961~ 溶接ロホ ット : コマツエンシ ニアリンク 機械加工部品 1989~ 1983~ 1982~
4 1-3 重点活動項目 1. 次世代ダントツ商品の開発 環境 ICT 経済性 安全 をキーワードに コマツならではのダントツ商品を開発 活動項目 AC サーボプレスのモデルチェンジ (M/C) ワイヤーソーの生産性向上 活動内容 小型 AC サーホ フ レス H1F の M/C 1 特長 : 汎用性 3 台の機能を 1 台で実現 ( 順送 単発 ロボット自動化 ) 2 コスト : 17% 3 導入時期 :21 年度下期 ( 予定 ) ダイヤモンドワイヤー専用機の開発 1 生産能力 :2.5 倍 2 省エネルギー : 8% 2. 地域別戦略の明確化と需要のある地域での売上拡大 1 中国でのコマツ産機ブランドの浸透 専用機 : 商品力とトータルエンシ ニアリンク による信頼性の向上 汎用機 : ニッチな市場で特長ある商品 サービスを提供 2 東南アジア インドでの販売 サービス体制構築 3 ブラジル ロシア市場の開拓 3. サービス 循環事業の強化 小型クランクシャフトミラーの開発 機能性向上 乗用車およびエンジンの小型化に対応した小型クランクシャフトミラーの開発と 更なる機能性の向上 < 小型クランクシャフトミラー GPM15F1-5> (JIMTOF21 に出展 ) 1 サイズ : 世界最小サイズ 2 生産能力 : 1 台で旋盤 3~5 台の能力を実現 1 提案型サービス事業の強化 産機 KOMTRAX による 稼働と保守の見える化 による部品 サービス事業拡大 2 循環ビジネスモデルの構築及び事業推進 日本から中古機を輸出
2-1 太陽電池の製造工程 ウェーハ製造工程 シリコン材料 インコ ット製造 切り出し フ ロックスライス ワーク接着 ウェーハスライス 洗浄 ウェーハ検査 ウェーハ完成 スラリリサイクル 1 インコ ット切り出し 2 フ ロックスライス 3 ウェーハスライス 3 ウェーハスライス 4 スラリリサイクルシステム 5 洗浄機 6 検査装置 MCR32 MBS1 PV8S MWM442DM CSR22 MTS-156 SWI-1 三益半導体工業 (NLT) 商品 商品 セル モジュール製造工程 ワイヤーソー外観 (PV8S) 受入 テクスチャ形成 電極形成 モジュール化 完成 5
2-2 製ワイヤソーの特長 1. ワイヤーソーの仕組み 2. のワイヤーソーの特長 拡大図 インコ ット降下 巻き取り側 ワイヤ張力制御技術 新線供給側 シリコンインコ ット 同期制御技術 ワイヤ スラリーノス ル 1) 量産でのシリコン最小切断厚さ :.17mm ( サイズ :156mm 角 ) 2) 高平坦に切断するための技術的特長 1 2 3 4 ワイヤ張力の高精度制御 ローラ回転機構の高剛性 高精度化によるワイヤの制振技術 インゴット送りの高精度化 熱剛性のある機械構成 3. 今後の取り組み 1) ダイヤモンドワイヤによる量産加工技術 2) 装置のコンパクト化と生産性の向上 3) サービス体制の拡充 4) 補修サービス 部品事業の強化 メインローラ 低振動 高速回転技術 流量制御技術スラリー : 油 + 砥粒 6
1. プレス 工作機械 1) プレス機械 ( 億円 4) 3 2 1 7/1Q 8 /1Q 2) 工作機械 3 2 1 9/1Q 1/1Q ( 億円 4) ( 億円 4) ( 億円 4) 3 1 プレス機械の四半期別受注額推移 1 工作機械の四半期別受注額推移 7/1Q 8/1Q 9/1Q 3. 産業機械の受注 売上高見通し (21 年度下期以降 ) 1/1Q ( 億円 4) ( 億円 4) 自動車生産台数の回復に伴い 引合 受注が急速に回復 リードタイムが長いため 売上げは来期以降回復の見込み 2 プレス機械の四半期別売上高推移 3 2 1 3 2 1 3 7/1Q 7/1Q 8/1Q 8/1Q 9/1Q 9/1Q 1/1Q 2 工作機械の四半期別売上高推移 2. ワイヤーソー太陽電池産業の成長に伴い ワイヤーソーの受注 売上 1/1Q ( 億円 ) も急速に拡大 今後も安定した売上が見込まれる 1 ワイヤーソーの四半期別受注額推移 リードタイム ( 据付含む ) : 中 大型 12-18カ月小型約 3カ月 リードタイム ( 据付含む ) : 1-12 カ月 2 ワイヤーソーの四半期別売上高推移 リードタイム : 約 3 カ月 ( 千台 ) 1 8 6 4 2 '5 ( 億円 ) 1, 9, 8, 7, 6, 5, 自動車生産台数推移 実績 :FOURIN 予測 :CSM Worldwide '6 新技術 薄膜シリコン 結晶シリコン '7 '8 '9 '1 予測 '11 予測 '12 予測 '13 予測 太陽電池の市場規模 その他 アジア 中国 日本 欧州 CIS 北米 2 2 4, 3, 1 1 2, 7/1Q 8/1Q 9/1Q 1/1Q 7/1Q 8/1Q 9/1Q 1/1Q 1, 28 年 29 年 21 年 211 年 212 年 215 年 22 年 225 年 出典 : 富士経済 21 年版太陽電池関連技術 市場の現状と将来展望 7