会社名

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未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 会社名要望された医薬品要望内容 CSL ベーリング株式会社要望番号 Ⅱ-175 成分名 (10%) 人免疫グロブリン G ( 一般名 ) プリビジェン (Privigen) 販売名 未承認薬 適応 外薬の分類

要望番号 ;Ⅱ-183 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望者学会 ( 該当する ( 学会名 ; 日本感染症学会 ) ものにチェックする ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 1 位 ( 全 8 要望中 ) 要望する医薬品

要望番号 ;Ⅱ-286 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 特定非営利活動法人日本臨床腫瘍学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 33 位 ( 全 33 要望

(別添様式)

要望番号 ;Ⅱ 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 1) 1. 要望内容に関連する事項 要望 者 ( 該当するものにチェックする ) 優先順位 学会 ( 学会名 ; 日本ペインクリニック学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 2 位 ( 全 4 要望中 )

要望番号 ;Ⅱ-24 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 特定非営利活動法人日本臨床腫瘍学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 8 位 ( 全 33 要望中

(別添様式1)

に係る基準 への 該当性 ( 該当するものにチェックし 該当すると考えた根拠について記載する ) イ病気の進行が不可逆的で 日常生活に著しい影響を及ぼす疾患 ウその他日常生活に著しい影響を及ぼす疾患 ( 上記の基準に該当すると考えた根拠 ) 母体がトキソプラズマに感染した場合 胎児感染の危険がある

(別添様式1)

(別添様式)

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(別添様式)

未承認の医薬品又は適応の承認要望に関する意見募集について

要望番号 ;Ⅱ-221 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 1) 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 日本神経学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 5 位 ( 全 8 要望中 ) 要望する医薬品

資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 <その他分野 ( 消化器官用薬 解毒剤 その他 )> 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号

Ⅲ-1-7 ( 別添様式 1) 未承認薬 適応外薬の要望 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 日本小児救急医学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 4 位 ( 全 4 要望中 ) 成 分 名 ( 一般名

( 別添様式 ) 未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 募集対象 (3)) 1. 要望内容に関連する事項 会 社 名 大正製薬株式会社 要望された医薬品要望内容 要望番号 成分名 ( 一般名 ) 募集対象の 分類 ( 必ずいずれかにチェックする 複数に該当する場合は 最も適切な 1 つにチェ

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(別添様式)

(別添様式)

要望番号 ;Ⅱ-18 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 1) 1. 要望内容に関連する事項要望者学会 ( 該当するものにチェ ( 学会名 ; ) ックする ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人優先順位 2 位 ( 全 2 要望中 ) 要望する医薬品 成 分 名 ( 一般名 ) 販 売 名

要望番号 ;Ⅱ-8 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 1) 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人優先順位 1 位 ( 全 1 要望中 ) 成分名 ( 一般名 ) 4 アミノピリジン (Dalf

審査結果 平成 25 年 9 月 27 日 [ 販売名 ] アナフラニール錠 10 mg 同錠 25 mg [ 一般名 ] クロミプラミン塩酸塩 [ 申請者名 ] アルフレッサファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 25 年 5 月 17 日 [ 審査結果 ] 平成 25 年 4 月 26 日開

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する ) ( 要望するについて記載する ) 備 考 ( 該当する場合はチェックする ) 7.5 mg 15 mg, 最大 30 mg まで 小児に関する要望 ( 特記事項等 ) 希少疾病用 医薬品の該 当性 ( 推定対 象患者数 推定 方法について も記載する ) 国内の承認 内容 ( 適応外 薬の

未承認薬・適応外薬解消のためのご意見募集

た 18 歳以上の AD/HD 患者を対象に 日本人を含むアジア人によるプラセボ対照二重盲検比較試験及びその長期継続投与試験が現在実施されており 本剤の製造販売者によれば これらの試験成績に基づき 本剤の成人期 AD/HD 患者への追加適応に関する承認事項一部変更承認申請が行われる予定とされている

Ⅲ-1-31 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 1) 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 日本小児血液 がん学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 7 位 ( 全 9 要望中 ) 成 分 名 (

スライド 1

審査結果 平成 26 年 2 月 7 日 [ 販売名 ] 1 ヘプタバックス-Ⅱ 2 ビームゲン 同注 0.25mL 同注 0.5mL [ 一般名 ] 組換え沈降 B 型肝炎ワクチン ( 酵母由来 ) [ 申請者名 ] 1 MSD 株式会社 2 一般財団法人化学及血清療法研究所 [ 申請年月日 ]

(別添様式)

備考 ( 該当する場合はチェックする ) 小児に関する要望 ( 特記事項等 ) 医療上の必要性に係る基準 への該当性 ( 該当するものにチェックし 該当すると考えた根拠について記載する ) 1. 適応疾病の重篤性 ア生命に重大な影響がある疾患 ( 致死的な疾患 ) イ病気の進行が不可逆的で 日常生活

Ⅲ-1-69 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 1) 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 日本小児栄養消化器肝臓学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位第 1 位 ( 全要望中 ) 成 分 名 (

系統看護学講座 クイックリファレンス 2012年 母性看護学

未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 会社名要望された医薬品要望内容 バイオジェン アイデック ジャパン株式会社 要望番号 II -8 成分名 ( 一般名 ) 販売名 未承認薬 適応 外薬の分類 ( 該当するものにチェックする ) 効能 効果 (

づけられますが 最大の特徴は 緒言の中の 基本姿勢 でも述べられていますように 欧米のガイドラインを踏襲したものでなく 日本の臨床現場に則して 活用しやすい実際的な勧告が行われていることにあります 特に予防抗菌薬の投与期間に関しては 細かい術式に分類し さらに宿主側の感染リスクも考慮した上で きめ細

未承認の医薬品又は適応の承認要望に関する意見募集について

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医薬品の添付文書等を調べる場合 最後に 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 特定の文書 ( 添付文書以外の文書 ) の記載内容から調べる場合 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 最後に 調べたい医薬品の名称を入力 ( 名称の一部のみの入力でも検索可能

要望番号 ;Ⅱ-175 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 日本小児感染症学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 3 位 ( 全 6 要望中 ) 要望する医薬

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審査結果 平成 23 年 4 月 11 日 [ 販 売 名 ] ミオ MIBG-I123 注射液 [ 一 般 名 ] 3-ヨードベンジルグアニジン ( 123 I) 注射液 [ 申請者名 ] 富士フイルム RI ファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 22 年 11 月 11 日 [ 審査結果

本発表内容は, 一部演者の個人見解も含まれている可能性があります 演者はファイザー ( 株 ) の社員でありますが, 本演題は製薬協小児治験チームの立場で発表しており, 企業活動とは無関係なものであり, 利益相反もありません 2


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データの取り扱いについて (原則)

ータについては Table 3 に示した 両製剤とも投与後血漿中ロスバスタチン濃度が上昇し 試験製剤で 4.7±.7 時間 標準製剤で 4.6±1. 時間に Tmaxに達した また Cmaxは試験製剤で 6.3±3.13 標準製剤で 6.8±2.49 であった AUCt は試験製剤で 62.24±2

要望番号 ;Ⅱ-142 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要 望者 ( 該当するものにチェックする ) 優先順位 学会 ( 学会名 ; 日本手外科学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 成分名 ( 一般名 ) 販売名 2 位 ( 全

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要望番号 ;Ⅱ-196 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望 者 ( 該当するものにチェックする ) 優先順位 学会 ( 学会名 ; 日本リンパ網内系学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 7 位 ( 全 11 要望中 ) 成分名

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未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 会社名要望された医薬品要望内容 ヤンセンファーマ株式会社 要望番号 Ⅱ-286 成分名 ( 一般名 ) ロペラミド 販売名ロペミン 未承認薬 適応 外薬の分類 ( 該当するものにチェックする ) 効能 効果 (

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Sep :28:29

要望番号 ;Ⅱ 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望 者 ( 該当するものにチェックする ) 優先順位 要望する医薬品 学会 ( 学会名 ; 日本手外科学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 1 位 ( 全 2 要望中

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Ⅳ-13 未承認薬 適応外薬の要望 ( 募集対象 (1)(2)) ( 別添様式 1-1) 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 日本神経学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 成分名 ( 一般名 ) 販売名 Car

(別添様式)

資料 4-2a 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 循環器 WG> 目次 < 循環器器官用薬分野 > 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における未承認薬イロプロスト ( 要望番号 ;50) 1 トレプロスチニル ( 要望番

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未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項会社名サノフィ アベンティス株式会社要望番号 Ⅱ-110 成分名スピラマイシン Spiramycin ( 一般名 ) Rovamycine 1500000 IE 錠要望され販売名 Rovamycine 1500000 UI 錠た医薬品 Rovamycine3000000 UI 錠 要望内容 未承認薬 適応外薬の分類 ( 該当するものにチェックする ) ( 要望されたについて記載する ) ( 要望されたについて記載する ) 未承認薬 妊婦のトキソプラズマ感染症 適応外薬 妊娠中のトキソプラズマ初感染が否定できない場合 胎児への感染を防ぐ目的で スピラマイシンとして 1 日量 6,000,000~9,000,000 国際単位を 1 日 2~4 回に分けて経口投与する 備 考 ( 該当する場合はチェックする ) 小児に関する要望 ( 特記事項等 ) 現在の国内の開発状況 企業としての開発の意思 現在開発中 治験実施中 現在開発していない 承認審査中 承認済み 国内開発中止 国内開発なし ( 特記事項等 ) あり なし ( 開発が困難とする場合 その特段の理由 ) スピラマイシンは 海外において同適応症で長期に臨床使用がされているが 日本国内では未承認薬であり いかなる適応症においても日本人における有効性および安全性が検討されていない 一方 要望書に記載されている スピラマイシンの酢酸エステルであるアセチルスピラマイシンについては 適応外ではあるが 同適応症で実際に国内で使用されている実績がある他 要望書に引用された文献でも 詳細な使用方法が記載されている また 同様に要望書に記載の通りに その薬物動態学的な特性から アセチルスピラマイシンの方が効果的であることが示唆されている このような状況下で 本剤の国内開発を行うことは意義が乏しく また困難であると考えられる 1

医療上の必要性に係る基準 への該当性 1. 適応疾病の重篤性ア生命に重大な影響がある疾患 ( 致死的な疾患 ) イ病気の進行が不可逆的で 日常生活に著しい影響を及ぼす疾患ウその他日常生活に著しい影響を及ぼす疾患 ( 該当するものにチェックし 分類した根拠についてきさいする ) エ上記の基準に該当しない ( 上記に分類した根拠 ) 母体がトキソプラズマに感染した場合 胎児感染の危険がある 胎児感染が起こった場合 流早産 死産や新生児に神経学的異常や眼の異常を引き起こすことが知られている 顕性感染児の予後は不良で 死亡率は 12% といわれ 生存してもその多くに脳性麻痺や精神発達遅延などの重症後遺症がみられるとされている 2. 医療上の有用性 ア既存の療法が国内にない イ欧米の臨床試験において有効性 安全性等が既存の療法と比べて明らかに優れている ウ欧米において標準的療法に位置づけられており 国内外の医療環境の違い等を踏まえても国内における有用性が期待できると考えられる 備考 エ上記の基準に該当しない ( 上記に分類した根拠 ) 海外では妊婦のトキソプラズマ感染症に対し 胎児への感染を防ぐ目的で標準的療法としてスピラマイシンが治療に用いられている 国内においては 適応外ではあるがアセチルスピラマイシンが標準的に治療に用いられている医療実態がある アセチルスピラマイシンは スピラマイシンの 70% の投与量で同等の血中濃度が得られることが知られている ( 血漿中濃度の AUC はアセチルスピラマイシンが 1,189μg min/ml スピラマイシンが 833μg min/ml) なお 現在 国内では トキソプラズマを適応症として承認されている薬剤はない 以下 タイトルが網かけされた項目は 学会等より提出された要望書又は見解に補足等がある場合にのみ記載 2. 要望内容に係る欧米での承認等の状況 2

欧米等 6 か国での承認状況 ( 該当国にチェックし 該当国の承認内容を記載する ) 米国英国独国仏国加国豪州 欧米等 6 か国での承認内容 欧米各国での承認内容 ( 要望内容に関連する箇所に下線 ) 米国販売名 ( 企業名 ) 備考英国販売名 ( 企業名 ) 欧米等 6 か国での標準的使用状況 ( 欧米等 6 か国で要望内容に関する承認がない適応外薬についてのみ 該当国にチェックし 該当国の標準的使用内容を記載する ) 備考独国販売名 ( 企業名 ) 備考 仏国販売名 ( 企業名 ) 備考加国販売名 ( 企業名 ) 備考豪国販売名 ( 企業名 ) 備考 米国英国独国仏国加国豪州 欧米等 6 か国での標準的使用内容 米国 欧米各国での標準的使用内容 ( 要望内容に関連する箇所に下線 ) ガイドライン名 ( またはに関連のある記載箇所 ) ( またはに関連のある 3

英国独国仏国加国 記載箇所 ) ガイドラインの根拠論文備考ガイドライン名 ( またはに関連のある記載箇所 ) ( またはに関連のある記載箇所 ) ガイドラインの根拠論文備考ガイドライン名 ( またはに関連のある記載箇所 ) ( またはに関連のある記載箇所 ) ガイドラインの根拠論文備考ガイドライン名 ( またはに関連のある記載箇所 ) ( またはに関連のある記載箇所 ) ガイドラインの根拠論文備考ガイドライン名 ( またはに関連のある記載箇所 ) ( またはに関連のある記載箇所 ) 4

豪州 ガイドラインの根拠論文備考ガイドライン名 ( またはに関連のある記載箇所 ) ( またはに関連のある記載箇所 ) ガイドラインの根拠論文備考 3. 要望内容に係る国内外の公表文献 成書等について ( 無作為化比較試験 薬物動態試験等に係る公表文献としての報告状況 < 文献の検索方法 ( 検索式や検索時期等 ) 検索結果 文献 成書等の選定理由の概略等 > < 海外における臨床試験等 > < 日本における臨床試験等 > (2)Peer-reviewed journal の総説 メタ アナリシス等の報告状況 1 ) The SYROCOT Study Group, Thiebaut R, Leproust S, Chene G, Gilbert R. Effectiveness of prenatal treatment for congenital toxoplasmosis: a meta-analysis of individual patients data. Lancet 2007, 369:115-122 2) Cortina-Borja M, Tan HK, Wallon M, Paul M, Prusa A, Buffolano W, Malm G, Salt A, Freeman K, Petersen E, Gilbert RE; European Multicentre Study on Congenital Toxoplasmosis (EMSCOT). Prenatal Treatment for Serious Neurological Sequelae of Congenital Toxoplamosis: An Observational Prospective Cohort Study. PLoS Med. 2010 Oct 12;7(10). pii: e1000351. (3) 教科書等への標準的治療としての記載状況 5

< 海外における教科書等 > < 日本における教科書等 > (4) 学会又は組織等の診療ガイドラインへの記載状況 < 海外におけるガイドライン等 > < 日本におけるガイドライン等 > (5) 要望内容に係る本邦での臨床試験成績及び臨床使用実態 ( 上記 ( 以外 ) について (6) 上記の ( から (5) を踏まえた要望の妥当性について < 要望について > 海外でのスピラマイシンの承認状況 エビデンスから 妥当と考える < 要望について > 海外では 独 仏でスピラマイシンがトキソプラズマ感染症治療薬として承認されている 両国のトキソプラズマ感染症に対しての投与量は 1 日量 6,000,000~9,000,000 国際単位であり それを 2~4 回に分けて投与することになっている その他の国の状況 エビデンスからも 要望は妥当と考える < 臨床的位置づけについて > スピラマイシンは国内未承認薬であり どのような適応症においても有効性および安全性は日本人で検討されていない 一方 適応外ではあるが標準療法としてアセチルスピラマイシンが処方されている医療実態があり また要望書に日本におけるガイドラインとして挙げられている 産婦人科診療ガイドライン - 産科編 2008 にはアセチルスピラマイシンの投与がとともに推奨されている 4. 実施すべき試験の種類とその方法案 要望書で海外における臨床試験として記載されている論文 (Am J Ostet Gynecol 180: 410-415, 1999) は スピラマイシンを含む抗生物質投与による母体から胎児への感染防止については効果がなかったと報告している また 同報告は抗生物質投与が顕性感染児 特に重症な症例を低下させる効果があったと報告している これに対し 最近のコホート研究 (SYROCOT) では 早期の治療開始が母子感染を防止する傾向を認めたものの 胎児への効果は認められなかったと報告されている また 他のコホート研究 (EMSCOT) は 重症神経障害のリスクを低下するが 発現例数が少ないので その解釈は慎重にするべきであるとしている また いずれのコホート研究も 出生前治療の有効性を評価するためには 前向きな比較試験が必要であると結論付けている 海外でこれらの研究報告が承認に影響を与えうるような状況ではないが 日本で今後臨床試 6

験を実施して承認取得を目指す場合は これらの報告と無関係に行うことは科学的 倫理的に問題があると考えられる したがって 要望適応症の承認取得のためには 研究報告が示唆するような比較試験が考えられるが そのような試験の実施は 以下の理由から非常に困難である 1. 日本においては 医療実態としてアセチルスピラマイシンが使用されており プラセボを対照とした試験は受け入れられない 2. 母子感染のリスクは妊娠後に母体が初感染した場合であるが 日本においてはその発現率は 1% 以下であると報告され さらに胎児への感染率 感染児での先天性トキソプラズマ症の発現率を考慮すると 非常に多数の未感染妊婦を対象とする試験となると考えられる 3. 母子感染のリスクは感染妊娠週に伴い増加し 先天性トキソプラズマ症の発現リスクは感染妊娠週に伴い低下する したがって 臨床試験の群間の比較可能性を確保するためには感染時期の特定が必要であるが 感染は不顕性であることが多く 実際の感染時期を特定するのは困難である 5. 備考 < その他 > 6. 参考文献一覧 1 ) The SYROCOT Study Group, Thiebaut R, Leproust S, Chene G, Gilbert R. Effectiveness of prenatal treatment for congenital toxoplasmosis: a meta-analysis of individual patients data. Lancet 2007, 369:115-122 2) Cortina-Borja M, Tan HK, Wallon M, Paul M, Prusa A, Buffolano W, Malm G, Salt A, Freeman K, Petersen E, Gilbert RE; European Multicentre Study on Congenital Toxoplasmosis (EMSCOT). Prenatal Treatment for Serious Neurological Sequelae of Congenital Toxoplamosis: An Observational Prospective Cohort Study. PLoS Med. 2010 Oct 12;7(10). pii: e1000351. 7