DC~1 Mbps 光リンク用送受信フォト IC は 光ファイバ通信用トランシーバ (FOT) として プラスチック光ファイバ (POF)1 本で半 2 重通信が可能な送受信フォト ICです POFを用いた光ファイバ通信は ノイズの影響を受けない 高いセキュリティをもつ 軽量といった特長があります は送信部と受信部の光軸が同一なため 1 本のPOFで光信号の送信 受信が可能です POF 通信に最適な500 nm の青緑色 LEDとドライブ回路からなる送信部と PINフォトダイオードと信号処理回路からなる受信部をモールドパッケージに内蔵しています 外部からMCUで制御することで 送信 受信を切り替えることができます は データ通信速度 DC ~1 Mbpsに対応しています 特長 用途 1 芯双方向の半 2 重通信が可能 DC~1 Mbpsの通信に対応 LED (λ=500 nm) を内蔵外部信号による送信 / 受信切替入力インターフェース : TTL 出力インターフェース : オープンコレクタ 厳しいノイズ環境下におけるデータ伝送 POF を用いた通信 (100 m 程度まで ) 絶対最大定格 項目 記号 条件 定格値 単位 電源電圧 Vcc - ~ +6.0 V 入力電圧 Vin - ~ Vcc+ V 出力電圧 Vo - ~ Vcc+ V 許容損失 P 250 mw 動作温度 Topr 結露なきこと -40 ~ +85 C 保存温度 Tstg 結露なきこと -40 ~ +85 C はんだ付け条件 Tsol 350 C, 3 秒以内, リード根元より5 mm 以上離す - *1: 許容損失は Ta=25 C 以上で1.75 mw/ Cの割合で減少します 注 ) 絶対最大定格を一瞬でも超えると 製品の品質を損なう恐れがあります 必ず絶対最大定格の範囲内で使用してください 推奨動作条件 電源電圧 Vcc 4.75 5.0 5.25 V Highレベル入力電圧 Vih 2.0 - Vcc + V Lowレベル入力電圧 Vil 0 - +0.8 V Vbus 電圧 Vbus 3.135-5.25 V 伝送速度 fd バイフェーズ信号 (NRZ 換算 ) DC - 1 Mbps 1
電気的および光学的特性 ( 指定のない場合は Ta=25 C, Vcc=4.75~5.25 V) 送信部 受信部共通 消費電流 Icc SW=0 V, Vin=0 V - - 30 ma SW 入力電圧 (Highレベル) Vswh 2.0 - Vcc + V SW 入力電圧 (Lowレベル) Vswl 0-0.4 V SW 切替タイミング ( 受信 送信 ) tswrt 1 - - ms SW 切替タイミング ( 送信 受信 ) tswtr 1 - - ms 送信部 ピーク発光波長 λp 485-535 nm スペクトル半値幅 (FWHM) λ - 35 - nm ファイバ結合光出力 Po ピーク値 * 1 * 2 * 3-8.5 - -1.5 dbm 上昇時間 tr 20%~80%* 1 * 2 * 4 - - 130 ns 下降時間 tf 20%~80%* 1 * 2 * 4 - - 130 ns パルス幅歪 Tw 50%* 1 * 2 * 4-20 - +20 ns ジッタ tj * 1 * 2 * 4 - - 20 ns 受信部 感度波長範囲 λ 340-1100 nm 受信レベル Pi ピーク値 * 2 * 3 * 4 * 5 * 6 * 7-29 - -1.5 dbm Highレベル出力電圧 Voh RL=2 kω* 6 Vbus 0.8 - - V Lowレベル出力電圧 Vol Iol=4 ma* 6 - - 0.4 V 上昇時間 tr 10%~90%* 2 * 4 * 5 * 6 * 7 - - 60 ns 下降時間 tf 10%~90%* 2 * 4 * 5 * 6 * 7 - - 20 ns パルス幅歪 TW 50%* 2 * 4 * 5 * 6 * 7-250 - +250 ns ジッタ tj * 2 * 4 * 5 * 6 * 7 - - 200 ns *1: 送信部入力条件 伝送速度 fd DC - 1 Mbps パルス幅歪 TW 1.5 V - 0 - ns *2: POF (ϕ1 mm, 1 m, NA=) *3: POF (ϕ1 mm) 端の全光量にて定義する *4: 入力信号は 1 Mbps の疑似ランダムバイフェーズ信号 (PN7) とする *5: 受信部光入力条件 伝送速度 fd DC - 1 Mbps 入射光パワー Popt ピーク値 -29 - -1.5 dbm 上昇時間 tr 20%~80% - 80 - ns 下降時間 tf 20%~80% - 80 - ns パルス幅歪 TW 50% - 0 - ns *6: プルアップ抵抗 RL= 2 kω, CL=5 pf ( プローブ コネクタ プリント基板の寄生容量も含む ) *7: 光学的入力信号は当社製基準信号発生器にて発生させるものとする 注 ) バイパス用容量として 0.1 μf を本素子のリードより 10 mm 以内の位置 (Vcc-GND 間 ) に接続する さらに 4.7 μf 容量も接続する ファイバとパッケージのレンズの中心軸を一致させ ファイバとレンズ面の光学的基準面の間隔を 0.1 mm とする 2
タイミングチャート ( ) () ( ) ➀ ➁ ➂ FOT_A FOT_B _input _output _input ➀ ➁ High Low LED_on LED_off _output ➂ High Low KPICC0249JA ブロック図 FOT Vcc PD Vout LED SW SW Low High Vin GND KPICC0247JC 3
接続例 to 5V FOT Vcc GND C1 C2 Vbus to GND Vout RL1 SW to Data out Vin Vbus to SW RL2 to Data in KPICC0248JA 記号 部品 値 備考 RL1 抵抗 2 kω プルアップ抵抗 RL2 抵抗 2 kω プルアップ抵抗 C1 コンデンサ 0.1 μf バイパスコンデンサ Vcc-GND 間にリードから10 mm 以内に接続 C2 コンデンサ 4.7 μf バイパスコンデンサ 4
外形寸法図 ( 単位 : mm) 7.2 ± 0.2 ( ) 7 ± 0.05 0.6 1.57 2.72 ± 0.05 2.12 ± 0.05 4.97 ± 0.05 2.13 ± 0.2 0.97 2.94 2.03 ± 0.05 0.69 2.1 ± 0.05 1.5 1.07 (5 ) ± 0.05 A A' 0.8 0.3 0.3 (0.7) 2.1 ± 0.05 5.1 2.2 ± 0.2 12.6 ± 0.3 5.7 9.0 ± 0.3 5.9 ± 0.2 ( ) (8.0) (2 ) 10 (2 ) 20 1.5 10 E.PIN MARK (2 ) 10 2.85 (5 ) 0.25 ± 0.05 No. Vin SW Vout GND Vcc : ±0.1, ±2 R0.3 max. : CuAg : (50 / ) 1.271.27 1.27 1.27 () (2 ) 5 (2 ) R0.15 max. (2 ) R0.15 max. 5 (2 ) (2 ) 10 10 2.92 +0.04-0.02 ɸ1.8 ɸ1.24 5 ɸ0.2 ɸ0.66 0.23 0.05 +0.05-0.03 A-A KPICA0097JA 5
関連情報 www.hamamatsu.com/sp/ssd/doc_ja.html 注意事項 製品に関する注意事項とお願い メタル セラミック プラスチックパッケージ製品 / 使用上の注意 本資料の記載内容は 平成 27 年 4 月現在のものです Cat. No. KPIC1094J03 Apr. 2015 DN 6