消防水利施設等設置基準 泉州南消防組合の管轄区域内における開発行為に係る消防水利施設等の設置基準 及び施工方法等については 次のとおりとする 1 消火栓 (1) 基準開発区域の各部分から水平距離 100m 以内の当該開発区域を管轄する泉州南消防組合の各消防署 ( 以下 消防署 という ) の指示する

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いう (3) 消火栓とは 基準第 3 条第 2 項に適合するものをいう (4) 消防隊活動空地とは はしご車等の部署位置をいう (5) 進入路とは はしご車等が中高層建築物に至るまでの道路 通路 空地等をいう (6) 部署位置とは 中高層建築物の消防隊進入口等に はしご車が設定できる地上部分をいう

根拠条項 第 131 条の 2 第 3 項 壁面線の指定等がある場合の高さ制限の例外認定 法令の定め第 131 条の 2 3 前面道路の境界線若しくはその反対側の境界線からそれぞれ後退して壁面線の指定がある場合又は前面道路の境界線若しくはその反対側の境界線からそれぞれ 後退して法第 68 条の 2

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鹿嶋市都市計画法の規定による市街化調整区域における

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資料 1-6 認知症高齢者グループホーム等に係る消防法令等の概要 1 消防法令の概要 主な消防用設備等の設置基準消防用設備等の種別消火器屋内消火栓設備スプリンクラー設備自動火災報知設備消防機関へ通報する設備誘導灯 設置基準規模 構造にかかわらずすべて延べ面積 700 m2以上延べ面積 275 m2以

屋内消火栓設備の基準 ( 第 4.2.(3). オ ) を準用すること (2) 高架水槽を用いる加圧送水装置は 屋内消火栓設備の基準 ( 第 4.2.(4). ア イ及びウ ) を準用するほか (1). ア イ及びウの例によること (3) 圧力水槽を用いる加圧送水装置は 屋内消火栓設備の基準 ( 第

3 市長は 第 1 項の規定により指定した土地の区域を変更し 又は廃止しようとするときは あらかじめ久喜市都市計画審議会 ( 以下 審議会 という ) の意見を聴くものとする 4 第 1 項及び第 2 項の規定は 第 1 項の規定により指定した土地の区域の変更又は廃止について準用する ( 環境の保全

(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

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(2) 路地街区 ア路地街区の内部で 防火性の向上と居住環境の改善を図るため 地区施設等に沿った建築物の高さの最高限度及び壁面の位置の制限を定めることにより 道路斜線制限を緩和し 3 階建て耐火建築物の連続した街並みを形成する イ行き止まりの路地空間では 安全性の確保のため 2 方向の避難を目的とし

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及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

[ 例 1] 敷地の分割例 1270 m2の敷地を 135 m2ずつに分割する場合 270 m2 135 m2 135 m m2の敷地を 140 m2と 130 m2に分割する場合 270 m2 140 m2 130 m2 2

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建築基準法第 43 条第 2 項第 2 号の規定による許可の同意の取扱い基準 平成 18 年 6 月 1 日東広島市建築審査会 建築基準法 ( 以下 法 という ) 第 43 条第 2 項第 2 号の規定により許可を行う場合, 次 に定める基準のいずれかに該当する建築物の敷地については, 建築審査会

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エ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計は 現に存する建築物又は現に建築の工事中の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計を超えないこと オ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影部分の形状は 現に存する建築物又は現に建築の工事

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( 対象区域 ) 第 5 地区計画の対象区域は 工業団地 ( 国母工業団地 南部工業団地 機械金属工業団地 ファッション工業団地 ( アリア ディ フィレンツェ ) をいう 以下同じ ) の区域内及び隣接地又は近接地 ( おおむね工業団地から500メートル以内 ) とする ( 区域の設定 ) 第 6

1 目的 建築基準法第 68 条の 5 の 5 第 1 項及び第 2 項に基づく認定に関する基準 ( 月島地区 ) 平成 26 年 6 月 9 日 26 中都建第 115 号 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 68 条の 5 の 5 第 1 項 及び第 2

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建築基準法第 43 条第 2 項第 2 号の規定による許可の基準 ( 包括同意基準 ) 平成 30 年 9 月 28 日 加古川市都市計画部建築指導課

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第 9 屋外貯蔵タンク冷却用散水設備の基準 ( 昭和 57 年 7 月 1 日消防危第 80 号 ) タンクの冷却用散水設備 ( 以下 散水設備 という ) は 次によること 1 散水設備の設置範囲は 危険物規則第 15 条第 1 号に定める技術上の基準に適合しないタンク ( 一部適合しないものにあ

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( 案 ) 土地区画整理事業の施行に伴い設置される 公共施設の管理及び帰属等に関する協議書 埼玉県 ( 以下 甲 という ) と ( 土地区画事業施行 ( 予定 ) 者 ) ( 以下 乙 と いう ) とは 土地区画整理法に基づく土地区画整理事業の施行により設置される公共 施設の管理及び帰属等につい

Ⅳ 工事実施要領 1 一般 (1) 工事区分工事の区分は 次のとおりとする 1 工事の場所による区分 ( 別図 (1) 参照 ) a. 滑走路又は過走帯における工事 b. 滑走路ショルダー ( 所定の幅 強度及び表面を有し 滑走路の両側に接する区域をいう 以下同じ ) における工事 c. 着陸帯 (

種別 名称 幅員等 延長又は面積 摘要 道路 区画道路 1 号区画道路 2 号区画道路 3 号区画道路 4 号区画道路 5 号区画道路 6 号区画道路 7 号 12.0m 12.0m 0.8~5.0m 2.6~8.3m 2.25m 1.65m 1.65m 約 790m 約 220m 約 700m 約

公津西地区地区計画運用基準

地区計画とは 地区計画とは 土地や建築物の所有者など地区の皆さんが合意を図りながら道路や公園などの配置 建築物の用途 容積率 高さ 色やデザイン等のルールをきめ細かく定め そのルールに基づいて建築行為等を行うことにより より良いまちづくりをすすめる手法のひとつです 地区の特性に応じて必要な項目を選択

第 8 条令第 144 条の4 第 1 項第 1 号に規定する転回広場の位置及び形状は 別記第 5 図に示すところによるもの又はこれらを包含し かつ 有効に機能すると認められるものでなければならない 2 第 4 条の規定により指定道路が接続する道路 ( 以下 取付道路 という ) が幅員 6メートル

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別添 別添 地下貯蔵タンクの砕石基礎による施工方法に関する指針 地下貯蔵タンクの砕石基礎による施工方法に関する指針 本指針は 危険物の規制に関する政令 ( 以下 政令 という ) 第 13 条に掲げる地下タンク貯蔵所の位置 構造及び設備の技術上の基準のうち 当該二重殻タンクが堅固な基礎の上に固定され

ともに 警報を発するものをいう 第三放水型ヘッド等の構造及び性能規則第十三条の四第二項に規定する放水型ヘッド等の構造及び性能は 次に定めるところによる 一放水型ヘッド等の構造は 次によること ( 一 ) 耐久性を有すること ( 二 ) 保守点検及び付属部品の取替えが容易に行えること ( 三 ) 腐食

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3 署長は 前条の申請のあった防火対象物について 該当する審査項目のいずれかが判定基準に適合していないと認めたときは 申請者に対して その旨を第 3 号様式による防火基準不適合通知書により通知するものとする 4 署長は 第 2 項の規定による通知を行ったときは 第 4 号様式による防火基準適合表示対

第 Ⅱ ゾーンの地区計画にはこんな特徴があります 建築基準法のみによる一般的な建替えの場合 斜線制限により または 1.5 容積率の制限により 利用できない容積率 道路広い道路狭い道路 街並み誘導型地区計画による建替えのルール 容積率の最高限度が緩和されます 定住性の高い住宅等を設ける

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南部地区 地区の名称 南部地区建築物の用途の制限 ( ほなみ町 桜新町 ) 敷地面積の最低限度 ( 東原町 苗津町 長者町の各一部 ) 22.5ha 沿道業務地区 17.6ha 合計 40.1ha 建築物等の形態又は意匠の制限 沿道業務地区には 次に掲げる建物は建築してはならない マージャン屋 ぱち

る場合で 終端及び区間 35 メートル以内ごとに自動車の転回広場に関する基準 ( 昭和 45 年建設省告示第 1837 号 ) に適合する自動車の転回広場 ( 形状は別図 ) が設けられている場合 (4) 幅員が6メートル以上の場合 ( 指定道路の幅員 ) 第 4 条 指定道路の幅員は車道幅員とし

大谷周辺地区 及び 役場周辺地区 地区計画について 木原市街地 国道 125 号バイパス 役場周辺地区 (43.7ha) 美駒市街地 大谷周辺地区 (11.8ha) 地区計画の概要 地区計画とは住民の身近な生活空間である地区や街区を対象とする都市計画で, 道路や公園などの公共施設の配置や, 建築物の

(4) 区域は 境界が明確であること (5) 区域は 道路に 4m 以上接していること ただし 次に掲げる場合は この限りでない ア路地状区域の場合は 道路に 2.7m 以上接すること イ小規模路地状区域の場合は 道路に 2m 以上接すること (6) 区域は 区域内の敷地を細分化する建築行為を含まな

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2-1-5 屋外広告物の制限

第 2 章横断面の構成 2-1 総則 道路の横断面の基本的な考え方 必要とされる交通機能や空間機能に応じて, 構成要素の組合せ と 総幅員 総幅員 双方の観点から検討 必要とされる道路の機能の設定 通行機能 交通機能アクセス機能 滞留機能 環境空間 防災空間 空間機能 収容空間 市街地形成 横断面構

名前 第 1 日目 建築基準法 2 用途規制 1. 建築物の敷地が工業地域と工業専用地域にわたる場合において 当該敷地の過半が工業地域内であると きは 共同住宅を建築することができる 2. 第一種低層住居専用地域内においては 高等学校を建築することができるが 高等専門学校を建築する ことはできない

面する側にあっては2メートル以上 精華台みずき通り線に面する側及び精華大通り線に面する区域にあっては5メートル以上 精華台地区計画により別に定める側にあっては10 メートル以上後退しなければならない 3 前 2 項の規定は 守衛室その他これに類するもので 延べ面積が50 平方メートル以下かつ地階を除

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第 5 地区拠点地区計画の区域には 次に掲げる区域及び地域は含まないものとする (1) 農業振興地域の整備に関する法律 ( 昭和 44 年法律第 58 号 以下 農振法 という ) 第 8 条第 2 項第 1 号に規定する農用地区域 (2) 農地法 ( 昭和 27 年法律第 229 号 ) による農

建築基準法第 86 条第 1 項 第 2 項の規定に基づく一団地の総合的設計制度及び連担建築物設計制度等の運用について 建築基準法第 86 条第 1 項 第 2 項及び法第 86 条の2 第 1 項の規定に基づく認定の運用は 平成 11 年 4 月 28 日付け建設省住街発第 48 号局長通達による

別紙 40 東京都市計画高度地区の変更 都市計画高度地区を次のように変更する 面積欄の ( ) 内は変更前を示す 種類面積建築物の高さの最高限度又は最低限度備考 第 1 種 約 ha 建築物の各部分の高さ ( 地盤面からの高さによる 以下同じ ) は 当該部分から前面道路の反対側の境界線 高度地区

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建築基準法第 43 条第 1 項ただし書による包括許可基準 平成 23 年 3 月 4 日 焼津市建築審査会承認 1 趣旨次の基準に適合するものは 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 43 条第 1 項ただし書の規定に基づき 特定行政庁が交通上 安全上 防火上

保育所の設備及び運営に関する基準 保育室等 屋外 遊戯場 設備 ( 必置 ) 面積設備 ( 必置 ) 面積 調理室 便所 0 1 歳児 乳児室及びほふく室 医務室 2 歳以上児 保育室又は遊戯室 乳児室 ほふく室 3.3m2 / 人 保育室 遊戯室 1.98m2 / 人屋外遊戯場 近隣の都市公園を代

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区域の整備 開発及び保全に関する方針 地区施設の整備の方針 建築物等の整備の方針 (1) 道路の整備方針区域内外との円滑な交通ネットワークの形成と歩行者等の安全で快適な歩行環境の向上を図るため 街区幹線道路及び区画道路を整備する 生活利便施設や良質な街並みを形成する住宅等の立地を誘導し 地域拠点にふ

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便所 縮尺 福祉型便房のある便所の構造 福祉型便房並びに腰掛便座及び手すりの 設けられた便房の構造並びに床置式の小便器の構造 手すり 縮尺 外形 両端部及びわん曲部の構造並びに傾斜路及び階段の両端部の構造 視覚障害者用 床材 縮尺 視覚障害者用床材及び周囲の床材の仕上げ材料 仕上げ方法 色及び形 状

立川市雨水浸透施設設置基準 1. 目的この設置基準は 立川市雨水浸透施設設置補助金交付要綱 ( 以下 要綱 という ) の雨水浸透施設の設置にあたり 必要な事項を定めることを目的とする 2. 用語の定義補助対象の雨水浸透施設とは 雨水浸透ます 及び 雨水浸透管 とし 雨水浸透施設の設置に伴い発生する

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第 28 条 居室の採光及び換気 屋外廊下に面した開口部の採光について 屋外階段前の開口部の採光について 採光補正係数 (1) 106 変更 81 採光補正係数 (2) 採光補正係数 (3) 線路敷の取扱い 109 削除 - 換気に有効な部分

線路敷 河川道路敷地道路久留米市建築確認申請の手引き (2016 年版 ) 制限の緩和等 ( 公園 水面 線路敷 道路 等 )(2/4) 関係条文法第 2 条第 1 項第六号 令第 20 条第 2 項 法第 42 条第 2 項 法第 53 条第 3 項第二号 市細則 17 条 令第 134 条 令第

藤沢市地区計画運用基準 施行平成 30 年 4 月 1 日 る 本運用基準は, 地区計画の届出に際しての審査の画一化及び円滑化を図るため, 必要な事項を定め 項目第 1 建築物等の用途の制限に関する事項第 2 建築物の容積率の最高限度に関する事項第 3 建築物の建蔽率の最高限度に関する事項第 4 建

〇消防用設備等検査実施要領の送付について

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事例集表紙1

茨木市では 緑あふれる魅力あるまちづくりを進めるため 民有地での緑化について その費用の一部を補助しています 生垣を設置 壁面を緑化 道路に面して新たに生垣を設置する 道路にはみ出している生垣を改良する [ 生垣緑化 ] 道路 壁面 擁壁 フェンス 市街化区域で 道路から眺望できる建築物や擁壁の壁面

法 34 条 7 号 既存工場と密接な関連を有する事業の建築物等の用に供する建築行為 提案基準 13 既存工場の事業の質的改善 提案基準 25 工業系ゾーンに位置づけられた区域内の工場 及び提案基準 32 研究施設 における工場又は研究施設の規模及び敷地計画 法 34 条 7 号 立地基準編第 2

4. エレベータホール ( 設置する場合 ) 5. エレベーター ( 設置する場合 ) 6. 共用廊下 共用階段 ること 共用玄関等からの見通しが確保されていない場合には 見通しを補完する対策が講じられていること 照明設備 1 共用メールコーナーの照明設備は 床面において50ルクス以上の平均水平面照

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消防水利施設等設置基準 泉州南消防組合の管轄区域内における開発行為に係る消防水利施設等の設置基準 及び施工方法等については 次のとおりとする 1 消火栓 (1) 基準開発区域の各部分から水平距離 100m 以内の当該開発区域を管轄する泉州南消防組合の各消防署 ( 以下 消防署 という ) の指示する位置に 消火栓 1 基以上を設置すること ただし 既設の有効な水利より水平距離 100m 以内に包含される開発区域は この限りではない 有効な水利とは次に定める消防水利以外のものとする 1 架橋のない河川 池 沼などを横断する場合 2 消防活動上支障があると認められる道路を横断する場合 3 鉄道を横断する場合 4 開発区域を包含する既設の消火栓が活動障害 ( 建築物等のためホース延長できないもの ) のため 歩行距離 140mを超える場合 5 その他 消防署の署長 ( 以下 消防署長 という ) が適当でないと認める場合 (2) 規格 1 地下式消火栓を原則とし 呼称 65の口径を有するもので 直径 150mm 以上の水道管に取り付けられていること 2 管網の一辺が 180m 以下に配管されている場合は 直径 75mm 以上とすることができる また 直径 150mm 未満でも同等以上であればこの限りではない 3 地下式消火栓は 本体最上部 ( 吐水口 ) を鉄蓋下面より深さ300mmから 500mm 以内となるように設置すること 4 消火栓の型式は 開発区域が所在する市町が指定したものとする 5 消火栓は その所在が明確に識別できるように消火栓枠の外側を黄色塗装すること ( 消火栓標識及び路面表示の規格は別図 1のとおり ) 1

2 防火水槽 (1) 基準 1 開発面積が5,000m2以上の場合は1 基以上 10,000m2を超えるときは 10,000m2ごとに 1 基を基準として設置するものとする ただし 開発規模 開発地の使用目的及び付近の状況等によりその数を増減することがある (2) 構造等 1 地下式有蓋貯水槽で 有効貯水量は 40m3以上とする 2 漏水防止構造で耐震性を有し 上部に荷重がかかる場合にあっては 原則として 25t 以上の荷重に耐える堅固な構造であること 3 吸管投入孔は その一辺の長さ又は直径が 0.6m 以上であること 4 有効貯水量が40m3を超える場合 吸管投入孔は 2 箇所以上とすること また 吸管投入孔が設置できない場合は 採水口を設置するものとする 5 地盤面からの落差は 4.5m 以下とし 吸管投入孔の直下に深さ0.5m 以上で一辺又は直径が0.6m 以上の取水ピットを設けること 6 開発区域内の専用の用地に設置し 吸管投入孔は消防ポンプ車が容易に部署 ( おおむね5m) できる位置とすること 7 防火水槽の蓋は 開発区域を管轄する市町の指定したものとする 8 防火水槽は その直近 ( おおむね5m 以内 ) に所在を示す標識を開発者が掲出すること 9 防火水槽は その所在が明確に識別できるように蓋の外側を黄色塗装すること 10 防火水槽には 補水弁を設置すること ただし 消防署長が設置の必要が無いと認める場合にあってはこの限りではない ( 防火水槽標識及び路面表示の規格は別図 1のとおり ) 3 その他の水利 季節によって水量が著しく変化する河川及び池等又は応急防災措置とて設置され た遊水地については 原則として消防水利施設として認めない 2

4 消防活動空地等開発区域内の道路は 消防車両が容易に通行でき 消防署が指定する建築物 (4 階以上又は軒高 12m 以上 ) には はしご車等の進入 据え付け位置及び起立 旋回又は伸梯に支障とならないように空地及び空間を次に示すとおり確保し維持すること (1) 消防車両進入路 1 開発区域への進入路には はしご車等の運行の障害となる門 塀 電柱 支線 樹木 看板 通行止柵 駐車車両 地下埋設物その他障害要因が存在しないこと ただし 対策を講じた場合は この限りではない 2 進入路の幅員は 4m 以上とし 道路幅に応じた隅切りを行うこと 3 進入路の段差は 10cm 以下とし 勾配は6% 以下とすること ( 進入路の障害 及びすみ切りの基準は別図 2のとおり ) (2) 位置 大きさ 構造等 1 はしご車が停止して活動する位置 ( 以下 部署位置 という ) は 非常用の進入口又は非常用の進入口に代わるバルコニー等 消防隊の進入に有効な開口部のある面に平行して設けること 2 部署位置は 専用の空地であること ( 駐車場との兼用は認めない ) 3 活動空地は建築物の外周に一面以上 壁面と平行して 11m 以内の部分に5m 1 4mを確保すること ただし 消防署長が建築物の配置及び構造上 5m 14mの活動空地の確保が困難であると認める場合は 8m 以内の部分に5m 10m の活動空地とすることができる 4 進入路及び部署位置の地盤面は はしご車等の車両総重量 20tに耐える構造とし 部署位置の地盤支持力はジャッキ 1 基あたり 9tに耐える構造であること なお グレーチングやマンホール等が存在する場合も同等の強度を保持すること 5 部署位置の縦横断勾配は 2.5% 以下とする ただし 立地上やむをえない場合は その勾配を5% 以下とすることができる 6 部署位置には 消防活動空地である旨を黄色等で路面標示すること ( 消防活動空地表示方法は別図 3のとおり ) 5 消防活動空地の代替 3

消防活動空地の代替は原則として認めない ただし 建築物の配置上確保できない等の理由があり 次のいずれかに該当する場合は この限りではない 1 非常用進入口 ( 代替開口部含む ) へ容易に到達できるよう 屋外階段又は 2 階以上の階に避難ハッチ (3 階以上の階は上下操作式とする ) 若しくはタラップ等固定はしごを設けた場合 ただし 建築物の用途及び付近の状況等により消防署長が必要と認めた場合は 設置される屋外階段等は2 方向避難ができるものであること 2 その他 消防署長が適当と認めた措置を講じた場合 6 その他必要とする事項 1 高さ31m を超える建築物及び地階を除く階数が 11 以上の建築物については 高層建築物の防災指導指針による 2 連結送水管の放水口には消防署が指定する結合金具を設置すること 3 消防施設等の設置が完了した場合は 完成検査等必要な検査を受けること なお 防火水槽にあっては 中間検査を受けるものとする 7 特例 大規模な開発行為又は特異な開発行為が行われる場合で 消防署長が消防活動上特 に必要と認める場合は この基準によることなく別途協議し決定することができる 附則 この基準は 平成 25 年 4 月 1 日から運用する ( 経過措置 ) この基準の施行の日の前日までに 泉佐野市における消防施設設置基準 泉南市における泉南市開発指導要綱 阪南市における消防水利施設等設置基準 熊取町における消防施設等に関する施工基準 岬町における消防水利施設等設置基準又は田尻町における消防施設基準に基づきなされた処分 手続その他の行為は それぞれこの基準の相当規定によりなされたものとみなす 4

別図 1 1. 消防水利標識 消火栓標識 防火水槽標識 消防水利標識消火栓標識防火水槽標識 600 型 400 型 575 型 1 消防水利標識の色彩は 文字及び縁を白色とし枠を赤色 地を青色とし 原則として反射塗料を用いること 2 消火栓標識の色彩は 文字及び縁を白色とし地を赤色とし 原則として反射塗料を用いること 3 防火水槽標識の色彩は 文字及び縁を白色とし地を赤色とし 原則として反射塗料を用いること 4 設置位置は 原則として直近 ( おおむね5m 以内 ) とすること 5 575 型 600 型は原則として支柱による掲出用とし 400 型については支柱以外の掲出も可とする 2. 消火栓及び防火水槽の路面表示方法 1 色 2 明示幅 3 明示厚み 4 塗料 5 視認性能 6 表示方法 : 黄色 : 150mm 以上 : 1.5mm 以上 : JIS K56653 種 1 号とし ガラスビーズ入りとする : 高輝度の夜間反射性能があり 耐汚染性に優れていること : 消防署指定とする

別図 2 1. 進入路の障害 渡り廊下 架線等 4m 以上 G 4m 以上 2. すみ切りの方法 14m-(A+B) A A B 備考すみ切りは 上記に示す値とする ただし 交差角が直角と著しく相違する場合 その他特別の理由又は 建築物の状況により消防署長が認める場合は 個々の交差点ごとに決定する

別図 3 消防活動空地表示方法 1 色 : 黄色 2 明示幅 : 150mm 以上 3 明示厚み : 1.5mm 以上 4 塗料 : JIS K56653 種 1 号とし ガラスビーズ入りとする 5 視認性能 : 高輝度の夜間反射性能があり 耐汚染性に優れていること 6 表示方法 : 消防署指定とする 5m 以上 14m 以上