特集 切花の輸入 平成 29 年 2 月 24 日東京税関 成田空港の輸入品にも春が来る! 輸入される切花は 菊 と カーネーション で 6 割を占める 毎年 3 月は ばら が輸入のピークを迎える 3 月が最初のピーク 春が近づき 花の話題が増える季節となりました 輸入品においても季節ごとの商品が

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輸入動向 Page 2 輸入額は増加 数量は減少傾向 額は 年毎に増減はあるものの増加傾向で 昨年 (215 年 ) の輸入額は392 億円と過去最大となりました これは 1 年前 (25 年 ) の約 1.5 倍 15 年前の約 2 倍の金額となります 特にコロンビア産のカーネーション マレーシア

ビール系飲料の輸入

特集 平成 30 年分成田空港貿易概況 ( 速報 ) 平成 31 年 1 月 23 日 ( 水 ) 東京税関 本資料における 2018 年 の数値は速報値 本資料における 伸率 とは前年との比較によるもの 本資料における対中国の貿易額には対香港及び対マカオの貿易額を含む

平成28年 成田空港貿易概況(速報)

ビール系飲料の輸入

平成 30 年 12 月 19 日特集東京税関 2012 年から輸出金額 数量ともに増加中! 2017 年の輸出金額は 2012 年の 2 倍以上に増加! 2017 年の輸出金額 数量ともに東京税関管内が全国税関で 1 位 はじめに クリスマスパーティーや年末年始 みなさんお菓子を食べる機会がこれか

ビール系飲料の輸入

特集 平成 2 5 年 5 月 2 2 日東京税関調査部調査統計課 金の輸出入 2012 年の世界の金需要は 4,405 トン 2012 年に合金も含む金を日本は 132 トン輸出し 11 トン輸入しています 日本の 2006 年から 2010 年の平均年間金産出量は 10 トン足らずですが 200

ワインの輸入 平成 27 年 10 月 29 日東京税関 2014 年の輸入額は 1998 年に次いで過去 2 位 2011 年以降 輸入額は増加 2014 年の輸入額は2010 年に比べ67.5% 増加 原産国はフランス イタリア チリ等 11 月にフランスが急増 輸入額は東京税関管内が全国の約

ビール系飲料の輸入

近畿圏における電気機器の貿易動向 平成 24 年 10 月 22 日大阪税関調査統計課 貿易額推移 近畿圏における電気機器の貿易額は 2000 年に初めて輸出額が 3 兆円を突破し 輸入額が 1 兆円を突破しました 輸出額は 2001 年に一旦減尐しますが その後は右肩上がりで増加し 2005 年に

ビール系飲料の輸入

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1. 沖縄県における牛肉の輸出動向 2015 年は 輸出額が過去最高 数量 金額 2015 年は数量が 18,424 KG( 前年比 97.0%) 金額が 87 百万円 ( 同 111.8%) となり 輸出額が過去最高を記録しました 沖縄県の輸出額シェアは 1.1% となっています 国別金額シェア

トマトの輸入 2011 年門司税関は数量 価額とも全国シェア第 1 位 平成 24 年 6 月 20 日 門司税関 はじめに FAO( 国連食糧農業機関 ) の統計データによると 世界のトマト生産量 (2010 年 ) は 約 146 百万トンで 野菜の生産量の中では常にトップクラスを維持しています

~ あめちゃんの輸出 平成 31 年 2 月 20 日大阪税関調査部関西から愛を込めて~ 調査統計課 2018( 平成 30) 年のキャンディの輸出は 全国の輸出数量 金額が過去最高! 経済圏別の輸出シェアは近畿圏が第 1 位! 近畿圏の輸出額は過去最高! 過去最高は 1988 年以降の比較 3 月

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ぶり ( 冷凍したフィレ ) の輸出 2011 年は 数量 価額ともに過去最高 平成 24 年 11 月 21 日 門司税関 はじめに ぶり は 刺身 寿司 照り焼きなど日本の食卓には欠かせない食材の一つですが 近年 その ぶり ( 冷凍したフィレ ) の輸出が増加しています 2011 年全国税関別

清涼飲料の輸出

2017 年訪日外客数 ( 総数 ) 出典 : 日本政府観光局 (JNTO) 総数 2,295, ,035, ,205, ,578, ,294, ,346, ,681, ,477

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みかんの輸出 ( 生鮮及び乾燥したもの ) 門司税関の 2014 年輸出数量及び金額 全国第 1 位 平成 27 年 3 月 18 日 門司税関 はじめに 3 月になり 春の足音が聞こえてきますが まだまだ寒い日が続いています 寒い冬の日に コタツでみかんを食べるという日本人の姿はもはや遠い昔になり

地域別世界のエアコン需要の推定について 年 月 一般社団法人 日本冷凍空調工業会 日本冷凍空調工業会ではこのほど 年までの世界各国のエアコン需要の推定結果を まとめましたのでご紹介します この推定は 工業会の空調グローバル委員会が毎年行 なっているもので 今回は 年から 年までの過去 ヵ年について主

港別輸出シェア平成 29 年 1 月 8 月の全国における輸出金額の港別順位を見てみると 横浜税関管内では横浜港が第 2 位 ( 数量 18.8% 金額 20.5%) 川崎港が第 4 位 ( 数量 10.7% 金額 12.4%) 木更津港が第 6 位 ( 数量 5.6% 金額 4.8%) 日立港が第


2017 電波産業調査統計

第 3 章九州の産業別貿易動向 1. 自動車 自動車の部分品 2016 年の九州の自動車輸出額は 1 兆 3,346 億円 ( 前年比 15.6% 増 ) と 3 年連続の増加となった 輸出先は 米国が最も多く 次いで中国 アラブ首長国連邦等となっている 2016 年の九州の自動車生産台数は 135

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地域別世界のエアコン需要の推定について 2018 年 4 月一般社団法人日本冷凍空調工業会日本冷凍空調工業会ではこのほど 2017 年までの世界各国のエアコン需要の推定結果をまとめましたのでご紹介します この推定は 工業会の空調グローバル委員会が毎年行なっているもので 今回は 2012 年から 20

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名古屋港の輸出実績 2017 年の名古屋港におけるボールペンの輸出実績は 数量 9,399 万本 ( 前年比 154.1%) 金額 57 億 3,864 万円 ( 前年比 161.3%) となり 数量は 2 年連続で増加し 1999 年の 10,054 万本 1998 年の 9,811 万本に次ぐ第

第 3 章九州の産業別貿易動向 1. 自動車 自動車の部分品 2017 年の九州の自動車輸出額は 1 兆 7,006 億円 ( 前年比 27.4% 増 ) で前年より増加し 4 年連続の増加となった 輸出先は 米国が最も多く 次いで中国 アラブ首長国連邦等であった 2017 年の九州の自動車生産台数

輸入動向平成 29 年の横浜税関における 自動車の輸入実績は 数量が 153,835 台 ( 対前年同期比 0.7% 増 ) 金額が 6,154 億 19 百万円 ( 同 12.5% 増 ) でした また 全国においては 数量が 359,907 台 ( 対前年同期比 2.4% 増 ) 金額が 1 兆

バナナの輸入 門司税関の 2016 年輸入金額過去最高 はじめに 大正後期 貿易港として発展していた門司港は 台湾バナナが大量に荷揚げされました 当時 輸送中に熟してしまったバナナをいち早く換金するため 露天商などが口上に工夫をこらして客を集め 売りさばいていたそうです この様子が全国に知られるよう

仕出国別 中国来の知財侵害物品の差止件数は 1,131 件であり 仕出国別の構成比では 前年に続き全体の約 8 割 (78.7%) を占めるに至っています 一方 2 位のフィリピン来が構成比 9.7% 3 位の香港来が同 4.8% を占めるにとどまっており 中国来への一極化の傾向にあると言えます な

JNTO

ビール系飲料の輸入

報道発表 ( 速報 ) 平成 31 年 3 月 18 日沖縄地区税関 輸入差止点数が 5 年連続で 3,000 点越え著作権侵害物品の輸入差止点数が前年比 12.3 倍と増加 ( 平成 30 年の沖縄地区税関における知的財産侵害物品の差止状況 ) 沖縄地区税関は 平成 30 年の偽ブランド品などの知

インド 12 3 エビ イカ オーストラリア 13 3 マグロ エビ フィリピン 14 1 マグロ カツオ エビ アイスランド 15 1 その他の魚 ハリバット 魚卵 スペイン 16 1 マグロ タコ マルタ 17 1 モロッコ 18 1 タコ イカ モーリタニア 19 1 タコ ニュージーランド

(2) 貿易統計トップページが開きました 全国の貿易統計 をクリックします 全国の貿易統計 をクリック ([ 貿易統計検索ページ ] をクリックすると (5) のページへ直接リンクします ) (3) 必要な資料を選びます 閲覧方法により クリックする項目が変わります 1 ダウンロードで閲覧するときは

平成 30 年 1 月 ~12 月 統計表 今治市東門町 5 丁目 14 番 3 号 今治タオル工業組合

全国港別金額シェア 2013 年の全国における きのこ の輸出実績は 金額 4 億円 数量 1,184トンとなっていますが 海上輸送がほぼ100% を占め 金額ベースでみると博多港が金額 2 億円で55. 3% 数量 411トンで34.7% を占め 金額 数量ともに全国第 1 位となっています 博多

お知らせ 平成 27 年 2 月 2 日 公益財団法人京都文化交流コンベンションビューロー 平成 26 年 12 月外国人客宿泊状況調査 の発表について ( 公財 ) 京都文化交流コンベンションビューローでは 京都市内 25 ホテルの協力 を得て月別 国籍別宿泊外国人の状況調査を行っております 平成

平成18年8月31日

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摂南経済研究第 4 巻第 1 2 号 (2014) 較検討するのも興味深いことであるが ここではあくまでも 2011 年のデータの提示のみに終始し 分析 検討は改めて順次おこなってみたい 後者の目的にかかわる国際観光輸出 輸入 収支については 前掲の 国際観光論 において 2000 年から 2008

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2. 動向 (2015 年 ) まず 2015 年の税関別輸出実績を見てみましょう 輸出量はで 11,464,690kg でした が 管内からはそのうち 95.2% に あたる 10,912,945kg を輸出しました 輸出額はで 6 億 8 百万円となりまし たが うち 93.1% の 5 億 6

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1.ASEAN 概要 (1) 現在の ASEAN(216 年 ) 加盟国 (1カ国: ブルネイ カンボジア インドネシア ラオス マレーシア ミャンマー フィリピン シンガポール タイ ベトナム ) 面積 449 万 km2 日本 (37.8 万 km2 ) の11.9 倍 世界 (1 億 3,43

Ⅰ. 世界海運とわが国海運の輸送活動 1. 主要資源の対外依存度 わが国は エネルギー資源のほぼ全量を海外に依存し 衣食住の面で欠くことのでき ない多くの資源を輸入に頼っている わが国海運は こうした海外からの貿易物質の安定輸送に大きな役割を果たしている 石 炭 100% 原 油 99.6% 天然ガ

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目次 1. コメ 1 2. 野菜 果実 2 3. 茶 3 4. 薬用植物 4 5. 牛乳 乳製品 5 6. 食肉 6 7. 水産物 7 8. 加工食品 8

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Ⅰ. 繊維品輸出実績 (1) 類別輸出実績換算円レート = 類別 項目 2014 年 1 月 ~ 12 月 2013 年実績 金額 ( 千ドル ) 前年同月比金額 ( 千ドル ) 前年同期比構成比金額 ( 千ドル ) 前年比構成比 紡織用繊維及びその製品 ( 合計 ) 743,383 9

訪日数 JNTO 日本政府観光局統計より〇 2 月の訪日外客数 138 万 7,000 人 ( 前年同月 157.6%) 〇中国が月間過去最高 史上初単月で 35 万 9 千人 (359,100 人前年同月 259.8%) 〇東アジア ( 中国 台湾 韓国 香港 ) だけで構成比が約 8 割 ( 前

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データ集 採用マーケットの動向 学生の動向 企業の採用動向 大学の就職支援 付録 ( 添付資料 ) -45-

仕出国別 来の知財侵害物品の差止件数は 660 件であり 仕出国別の構成比では 前年に続き全体の 8 割 (79.6%) を占めるに至っている 一方 2 位の来が構成比 9.0% 3 位の来が同 4.9% を占めるにとどまっており 来への一極化の傾向にあると言える なお 前年同期 2 位であった来は

銅地金輸入 ( その2) HS モンゴル 0 0 ラオス 0 0 イラン 0 0 オマーン 0 0 ウズベキスタン 0 0 ノルウェー 0 0 ポーランド 0 0 コンゴ共和国 0 0 コンゴ民主共和国 0 0 タンザニア 0 0 モザンビーク 0 0 ジンバブエ 0 0 ニ

N ews Release 主な市場の動向 ( 対前年同月比 :2016 年 12 月との比較 対前年比 :2016 年間との比較 ) 韓国 対前年同月比 +31.3% 対前年比 +58.4% LCC の新規就航や増便等により個人旅行を中心に引き続き増加 対前年同月比 対前年比ともに大幅な伸びとなっ

銅地金輸入 ( その2) HS モンゴル 0 0 ラオス 0 0 イラン 0 0 オマーン 0 0 ウズベキスタン 0 0 ノルウェー 0 0 ポーランド 0 0 コンゴ共和国 0 0 コンゴ民主共和国 0 0 タンザニア 0 0 モザンビーク 0 0 ジンバブエ 0 0 ニ

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銅地金輸入 ( その2) HS モンゴル 0 0 ラオス 0 0 イラン 0 0 オマーン 0 0 ウズベキスタン 0 0 ノルウェー 0 0 ポーランド 0 0 コンゴ共和国 0 0 コンゴ民主共和国 0 0 タンザニア 0 0 モザンビーク 0 0 ジンバブエ 0 0 ニ

目 宮城県貿易概況 ( 平成 28 年上半期 ) 1. 入総額 1 2. 品目別動向 2 3. 地域 ( 国 ) 別動向 2 4. 主要入品目 3 5. 主要地域 ( 国 ) 別入品目 4 6. 過去 10 年間の県内貿易額推移 5 ( 参考 ) 県内各港別動向 1. 仙台塩釜港 (1) 品目別動向

1. 世界における日 経済 人口 (216 年 ) GDP(216 年 ) 貿易 ( 輸出 + 輸入 )(216 年 ) +=8.6% +=28.4% +=36.8% 1.7% 6.9% 6.6% 4.% 68.6% 中国 18.5% 米国 4.3% 32.1% 中国 14.9% 米国 24.7%

2. 輸入動向 長崎税関は 輸入数量 輸入価額ともに全国第 2 位 (10 間 ) 過去 10 間の輸入動向を見ますと 輸入数量 ( ) は 33 個 ( 対前 10 比 15.4% 減 ) 輸入価額 ( ) は 791 億 32 百万円 ( 同 81.0% 増 ) でした このうち長崎税関の輸入数

住宅宿泊事業の宿泊実績について 令和元年 5 月 16 日観光庁 ( 平成 31 年 2-3 月分及び平成 30 年度累計値 : 住宅宿泊事業者からの定期報告の集計 ) 概要 住宅宿泊事業の宿泊実績について 住宅宿泊事業法第 14 条に基づく住宅宿泊事業者から の定期報告に基づき観光庁において集計

1 覚醒剤密輸入事犯の概況 押収量は 過去 1 年で最高の約 374kg であった 摘発件数 118 件は 過去 1 年で最多の平成 23 年 (148 件 ) に次ぐものであった 覚醒剤摘発実績 ( 全国税関との対比 ) 1 kg 全国押収量東京押収量全国件数東京件数 件

平成 30 年 1 月から 6 月までの名古屋税関における知的財産侵害物品の差止状況 輸入差止件数は 936 件で 前年同期比 30.4% の減少となったものの 6 年連続で 900 件を超えました 輸入差止点数は 14,893 点で 前年同期比 46.2% の減少となりました 知的財産侵害物品の輸

国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)結果の推移

輸入差止件数及び点数の推移 輸入差止件数は 前年に比べ 61.4% 増加の 7,923 件であり 年ベースでは過去 7 番目となりました ( 年ベースの過去最高は平成 25 年の 10,468 件 ) 輸入差止点数は 前年に比べ 31.0% 減少の 165,804 点であり 年ベースでは過去 16

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第4章 日系家電メーカーにおけるグローバル化の進展と分業再編成

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茨城県における特用林産物の生産額 ( 平成 27 年 ) 区分 生産額 ( 百万円 ) 生産量 単位 単 価 生しいたけ t 95 円 / kg 乾しいたけ 1.4 t 3,521 円 / kg ( 林野庁資料 ) なめこ t 425 円 / kg ( 東京中央卸売市場

Microsoft Word - 10 統計 参考.doc

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特集 平成 29 年 2 月 24 日東京税関 の輸入品にも春が来る! 輸入される切花は 菊 と で 6 割を占める 毎年 3 月は ばら が輸入のピークを迎える 3 月が最初のピーク 春が近づき 花の話題が増える季節となりました 輸入品においても季節ごとの商品がありますが 春らしい商品の一つに 切花 があります 切花は生鮮品であることから航空便での輸入が多く 港別の輸入額ではが最も多くなっています 今回は 3 月に今年最初のピークを迎える にスポットを当ててみました 横浜港 3.5% 堺港 2.7% 中部空港 2.1% 4.1% 羽田空港 5.0% 大阪港 5.4% 11.4% 36.3% 本特集の 切花 は 輸入統計品目番号 0603 に分類される以下のものについてまとめたものです ばら 2002 年 ~2006 年 0603.10-040 2007 年 ~ 0603.11-000 2002 年 ~2006 年 0603.10-050 2007 年 ~ 0603.12-000 2002 年 ~2006 年 0603.10-010( ラン科のもの ) 2007 年 ~ 0603.13-000 菊 2002 年 ~2006 年 0603.10-020( キク属のもの ) 2007 年 ~ 0603.14-000 2002 年 ~2006 年 0603.10-030( ユリ属のもの ) 2007 年 ~2011 年 0603.19-010( ユリ属のもの ) 2012 年 ~ 0603.15-000( リリウム属のもの ) 後述しますが のピークは年に 3 回あり 毎年 3 月 8~9 月 12 月に輸入が増 加します 11.4% 18.1% のもの ( 生鮮 ) 2002 年 ~2006 年 0603.10-090 2007 年 ~2011 年 0603.19-090 2012 年 ~ 0603.19-000 のもの 0603.90-000 港別輸入額構成比 ( 輸入の 2016 年 12 月分 2016 年分は速報値です )

2014 年 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 2015 年 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 2016 年 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 輸入動向 ( 品目別 ) 菊とで 6 割 統計品目上 個別に統計の取れる切花は ばら 菊 の5 品目です 全国の輸入額を品目別に見ますと 菊の輸入額が最も多く 次いでとなっており この2 品目の花で輸入額の6 割を超えています は全国に比べ 菊の割合が少なくの割合が多くなっており この2 品目で5 割を超えています ( 千円 ) 2,000,000 月別輸入金額推移 日本国内の切花の需給においては ばら 菊は輸入の割合が高く の56% ばらの18% 菊の16% が輸入とのことです ( 出典 : 花きの現状について 農林水産省 平成 28 年 12 月 ) 輸入額の動向を月別に見ますと 3 月 8~ 9 月 12 月に輸入額が増加しており 菊とでこの動向が顕著となっています ばらについては 輸入のピークは年に 1 回 3 月がピークとなっています 品目別輸入額 Page 2 品目 全国金額 ( 千円 ) 構成比金額 ( 千円 ) 構成比 菊 12,862,842 34.1% 2,272,865 16.6% 10,105,451 26.8% 5,077,440 37.2% 7,055,260 18.7% 2,736,896 20.0% ( 生鮮 ) 3,208,749 8.5% 2,068,979 15.1% ばら 2,206,149 5.9% 1,289,766 9.4% 1,780,185 4.7% 112,080 0.8% 464,489 1.2% 105,294 0.8% 計 37,683,125 100% 13,663,320 100% ( 生鮮 ) 8.5% ばら 5.9% 18.7% 4.7% 1.2% 菊 34.1% 全国 品目別 輸入額構成比 1,800,000 1,600,000 26.8% 1,400,000 1,200,000 1,000,000 800,000 600,000 400,000 200,000 菊ばら 9.4% ばら ( 生鮮 ) ( 生鮮 ) 15.1% 0.8% 0.8% 菊 16.6% 品目別輸入額構成比 0 20.0% 37.2%

Page 3 輸入動向 ( 港別 ) 冒頭でも触れましたが 港別の輸入額では が最も多く 全国の輸入額の 4 割弱 を占めています 年によって金額の増減はあるものの 統計 上比較可能な 1979 年以降 38 年間連続して成 田空港が首位となっています 切花の品目別に見ますと ばらの 6 割 の 5 割 の 4 割を が占めています ( 億円 ) 400 350 300 250 200 150 100 50 が連続して首位 切花輸入金額推移 一方 菊はが最も多く 次いで成 田空港 となっており は船便 での輸入となっています 切花全体では航空便の輸入が多くを占めて いますが 菊 など 主な原産国が日本 から近い切花は 一部船便でも輸入されてい ます ( 原産国については次ページ参照 ) また は韓国産がほとんどを占めてお り 距離的に近い九州地域での輸入が多く なっています 下関港 3.4% 5.3% 羽田空港 10.5% 20.7% 大阪港 8.4% 16.0% 17.9% ばら 菊 16.3% 港別輸入数量 金額 港 数量 (kg) 構成比 金額 ( 千円 ) 構成比 12,557,686 29.5% 13,663,320 36.3% 6,914,030 16.2% 6,815,574 18.1% 5,246,920 12.3% 4,310,327 11.4% 6,445,415 15.1% 4,303,801 11.4% 大阪港 2,953,448 6.9% 2,043,972 5.4% 羽田空港 2,036,222 4.8% 1,869,818 5.0% 横浜港 906,345 2.1% 1,316,525 3.5% 堺港 1,586,662 3.7% 1,008,716 2.7% 中部空港 1,110,355 2.6% 798,357 2.1% 2,824,911 6.6% 1,552,715 4.1% 計 42,581,994 100% 37,683,125 100% 1.6% 58.5% 23.8% 17.7% 博多港 5.0% 10.8% 16.6% 10.0% 羽田空港 7.4% 18.9% 横浜港 5.2% 10.0% 38.8% 品目別 港別輸入額構成比 11.9% 15.3% 3.6% 博多港 15.9% 22.7% 50.2% 3.6% 下関港 29.4% 24.8%

Page 4 輸入動向 ( 原産国別 ) 上位 2 ヶ国で約半数 額を原産国別に見ますと コロンビア マレーシアからの輸入が多く この 2ヶ国で輸入額の半分近く (44.5%) を占めています 前述のとおり 輸入額では菊 の割合が多いですが 菊の6 割をマレーシア の7 割をコロンビアが占めていることから 切花全体でもこの 2ヶ国が多くなっています 2016 年の動向を見ますと コロンビア マ レーシアの輸入額が減少する一方 中国 台 湾 ベトナムの輸入額が増加しましたが 上 位国の順位が入れ替わるほどの変化は見られ ませんでした 切花全体 国 地域別輸入数量 金額 コロンビア 7,201,677 16.9% 8,433,311 22.4% マレーシア 11,624,516 27.3% 8,346,997 22.2% 中国 6,428,986 15.1% 4,505,438 12.0% 台湾 2,699,756 6.3% 3,719,802 9.9% ベトナム 4,906,096 11.5% 3,301,229 8.8% タイ 3,154,037 7.4% 2,755,435 7.3% エクアドル 1,403,003 3.3% 1,773,815 4.7% 5,163,923 12.1% 4,847,098 12.9% 計 42,581,994 100% 37,683,125 100% ( 億円 ) 100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 切花全体 国 地域別輸入金額推移 コロンビアマレーシア中国台湾ベトナムタイエクアドル フィリピン韓国 0.8% 1.5% 1.2% 中国 17.1% 菊ベトナム 17.2% マレーシア 62.1% 中国 17.6% トルコベトナム 0.8% 2.3% 0.5% エクアドル 7.9% コロンビア 70.8% マレーシア 2.3% 4.5% ニュージーランド 8.4% ベトナム 9.1% タイ 36.9% 台湾 38.9% エチオピア 5.0% 韓国 5.3% ベトナム 6.3% インド 8.7% 4.9% ばら 中国エクアドルベトナム 1.1% 0.7% 0.5% 3.9% 台湾 5.1% ケニア 47.6% 韓国 88.7% 品目別 国 地域別輸入額構成比 コロンビア 10.9% エクアドル 11.2%

Page 5 年 全国 年別 輸入数量 金額 月別 輸入金額 ( 千円 ) 数量 (kg) 前年比金額 ( 千円 ) 前年比数量 (kg) 前年比金額 ( 千円 ) 前年比 2002 年 21,506,570-18,853,914-9,726,036-10,507,266-2003 年 24,275,145 112.9% 19,813,067 105.1% 9,753,427 100.3% 10,522,261 100.1% 2004 年 29,917,665 123.2% 23,577,212 119.0% 12,110,082 124.2% 12,472,558 118.5% 2005 年 31,307,973 104.6% 25,359,335 107.6% 12,506,543 103.3% 12,871,464 103.2% 2006 年 34,480,580 110.1% 28,053,209 110.6% 12,432,172 99.4% 13,571,373 105.4% 2007 年 35,407,761 102.7% 30,414,034 108.4% 13,125,648 105.6% 15,047,283 110.9% 2008 年 36,052,553 101.8% 29,176,016 95.9% 13,280,276 101.2% 13,798,841 91.7% 2009 年 38,518,965 106.8% 28,308,273 97.0% 15,022,346 113.1% 14,051,754 101.8% 2010 年 44,198,240 114.7% 32,666,573 115.4% 16,662,613 110.9% 15,917,994 113.3% 2011 年 44,139,406 99.9% 31,145,450 95.3% 15,577,659 93.5% 14,282,628 89.7% 2012 年 47,336,807 107.2% 35,226,542 113.1% 17,639,693 113.2% 16,388,019 114.7% 2013 年 46,747,798 98.8% 37,918,131 107.6% 16,482,000 93.4% 16,894,016 103.1% 2014 年 42,978,191 91.9% 37,443,730 98.7% 13,460,121 81.7% 15,192,680 89.9% 2015 年 41,337,028 96.2% 39,217,412 104.7% 12,000,980 89.2% 14,356,913 94.5% 2016 年 42,581,994 103.0% 37,683,125 96.1% 12,557,686 104.6% 13,663,320 95.2% 年月ばら菊 ( 生鮮 ) 計 2016 年 1 月 172,017 537,801 488,973 793,330 19,894 318,216 221,176 2,551,407 2 月 223,940 573,823 425,762 730,965 8,486 273,134 210,978 2,447,088 3 月 383,402 1,262,653 639,517 1,637,759 19,935 319,936 162,431 4,425,633 4 月 177,025 1,244,191 474,005 693,626 3,580 210,692 191,071 2,994,190 5 月 107,137 495,544 481,983 683,319 7,108 171,305 156,339 2,102,735 6 月 70,740 523,225 571,355 720,336 5,678 178,500 99,465 2,169,299 7 月 61,677 712,905 518,692 906,385 28,122 190,156 90,710 2,508,647 8 月 86,884 997,187 694,028 1,771,575 112,219 213,636 125,215 4,000,744 9 月 165,396 1,040,129 687,331 1,526,401 74,637 253,459 122,751 3,870,104 10 月 214,065 790,508 710,889 844,326 28,621 344,187 102,348 3,034,944 11 月 252,479 713,205 663,168 794,987 51,572 372,267 115,255 2,962,933 12 月 291,387 1,214,280 699,557 1,759,833 104,637 363,261 182,446 4,615,401 計 2,206,149 10,105,451 7,055,260 12,862,842 464,489 3,208,749 1,780,185 37,683,125 参考 切花の輸出 切花は日本からも輸出されており 輸出額は増 加傾向です 2016 年の輸出額は約 7 億円 前年比 で約 4 割の増加となっています 港別では 成田 空港が輸出額の半分を占めています 年 輸出額 ( 千円 ) 前年比 2012 117,524 125.9% 2013 167,112 142.2% 2014 341,139 204.1% 2015 513,158 150.4% 2016 716,923 139.7% 3.7% 中部空港 6.7% 神戸港 12.2% 品目別輸出額 2016 年 品名 ( 統計品目番号 ) 金額 ( 千円 ) ばら (0603.11) 996 (0603.12) 318 (0603.13) 1,242 ( 生鮮 )(0603.19) 274,733 (0603.90) 439,634 計 716,923 9.3% 大阪港 18.2% 49.9% 港別 輸出額構成比 ( 億円 ) 8 6 4 2 0 2012 2013 2014 2015 2016 台湾 2.0% 6.6% 韓国 10.4% 中国 13.7% 輸出額推移 米国 26.6% 香港 40.7% 地域 / 国別 輸出額構成比 ( 輸出の 2016 年 12 月分 2016 年分は確報値です )

Page 6 品目別 輸入数量 金額 ( 過去 5 年 ) 及び国 地域別輸入数量 金額 菊 2012 年 20,452,573 108.6% 12,039,359 110.8% 2013 年 21,557,368 105.4% 13,522,418 112.3% 2014 年 19,960,488 92.6% 12,739,184 94.2% 2015 年 18,735,321 93.9% 12,912,806 101.4% 2016 年 20,155,618 107.6% 12,862,842 99.6% マレーシア 11,240,047 55.8% 7,991,198 62.1% ベトナム 4,128,435 20.5% 2,213,156 17.2% 中国 4,059,723 20.1% 2,205,793 17.1% 韓国 283,664 1.4% 155,953 1.2% フィリピン 220,404 1.1% 108,664 0.8% 223,345 1.1% 188,078 1.5% 計 20,155,618 100% 12,862,842 100% 2012 年 9,592,434 120.3% 7,943,755 121.2% 2013 年 9,075,827 94.6% 9,025,738 113.6% 2014 年 9,144,702 100.8% 9,635,018 106.8% 2015 年 9,622,300 105.2% 10,881,476 112.9% 2016 年 10,060,080 104.5% 10,105,451 92.9% コロンビア 6,533,965 64.9% 7,155,705 70.8% 中国 2,143,723 21.3% 1,783,438 17.6% エクアドル 978,267 9.7% 795,539 7.9% ベトナム 289,050 2.9% 230,318 2.3% トルコ 72,499 0.7% 85,418 0.8% 42,576 0.4% 55,033 0.5% 計 10,060,080 100% 10,105,451 100% 2012 年 2,727,479 90.6% 737,748 98.3% 2013 年 2,494,992 91.5% 752,963 102.1% 2014 年 1,597,168 64.0% 574,462 76.3% 2015 年 1,175,118 73.6% 474,245 82.6% 2016 年 965,714 82.2% 464,489 97.9% 韓国 898,240 93.0% 412,230 88.7% 台湾 31,411 3.3% 23,607 5.1% ベトナム 24,491 2.5% 17,901 3.9% 中国 6,733 0.7% 5,061 1.1% エクアドル 2,603 0.3% 3,238 0.7% 2,236 0.2% 2,452 0.5% 計 965,714 100% 464,489 100% ばら 2012 年 4,252,186 96.7% 2,277,781 120.4% 2013 年 3,625,686 85.3% 2,385,685 104.7% 2014 年 2,942,137 81.1% 2,340,785 98.1% 2015 年 2,571,506 87.4% 2,387,208 102.0% 2016 年 2,475,180 96.3% 2,206,149 92.4% ケニア 926,530 37.4% 1,050,981 47.6% エクアドル 190,080 7.7% 248,152 11.2% コロンビア 182,517 7.4% 240,284 10.9% インド 289,100 11.7% 191,714 8.7% ベトナム 207,557 8.4% 138,312 6.3% 韓国 475,654 19.2% 118,007 5.3% エチオピア 115,958 4.7% 110,848 5.0% 87,784 3.5% 107,851 4.9% 計 2,475,180 100% 2,206,149 100% 2012 年 6,220,046 97.6% 6,462,460 108.3% 2013 年 6,109,129 98.2% 6,438,567 99.6% 2014 年 5,896,287 96.5% 6,499,667 100.9% 2015 年 5,989,152 101.6% 7,046,495 108.4% 2016 年 5,799,227 96.8% 7,055,260 100.1% 台湾 1,674,540 28.9% 2,741,294 38.9% タイ 3,106,593 53.6% 2,605,518 36.9% ベトナム 221,308 3.8% 643,249 9.1% ニュージーランド 287,081 5.0% 590,089 8.4% マレーシア 319,953 5.5% 314,212 4.5% 中国 29,158 0.5% 109,876 1.6% 韓国 133,862 2.3% 28,667 0.4% 26,732 0.5% 22,355 0.3% 計 5,799,227 100% 7,055,260 100% ( 生鮮 ) 2012 年 3,525,449 119.0% 3,831,729 113.1% 2013 年 3,342,492 94.8% 3,773,236 98.5% 2014 年 2,925,277 87.5% 3,557,486 94.3% 2015 年 2,767,414 94.6% 3,382,483 95.1% 2016 年 2,747,551 99.3% 3,208,749 94.9% 台湾 960,601 35.0% 926,473 28.9% オランダ 277,661 10.1% 567,558 17.7% コロンビア 357,838 13.0% 378,371 11.8% 南アフリカ ( 共 ) 342,688 12.5% 340,585 10.6% オーストラリア 215,458 7.8% 269,634 8.4% エクアドル 182,118 6.6% 208,360 6.5% ニュージーランド 64,885 2.4% 161,354 5.0% 346,302 12.6% 356,414 11.1% 計 2,747,551 100% 3,208,749 100% 本資料を引用する場合 東京税関の資料による旨を注記して下さい 本資料に関するお問合せはこちらまで 東京税関調査部調査統計課 TEL:03-3599-6385 貿易統計の数値はインターネットでも検索できます 財務省貿易統計 検索 東京税関 135-8615 東京都江東区青海 2-7-11 湾合同庁舎 http://www.customs.go.jp/tokyo/