Microsoft Word - (0907案)平成30年北海道胆振東部地震における介護報酬等の取扱いについて - コピー

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事務連絡平成 23 年 3 月 22 日 各都道府県介護保険担当主管部 ( 局 ) 御中 厚生労働省老健局介護保険計画課高齢者支援課振興課老人保健課 東北地方太平洋沖地震及び長野県北部の地震による被災者に係る利用料等の取扱いについて 東北地方太平洋沖地震及び長野県北部の地震による災害発生に関し 介護

体制届の主な項目と添付書類 居宅サービス 別途 資料の提出をお願いすることがあります サービスの種類 体制届の主な項目 別紙 添付書類 その他の添付書類 備考 施設等の区分 ( 通院等乗降介助 ) - 道路運送法の許可証 - 日中の身体介護 20 分未満体制 別紙 15 定期巡回 随時対応サービスに

総合事業に係る Q&A 国 注意事項 備考欄には厚生労働省が作成した Q&A の参照先を記載しています 1 介護予防 日常生活支援総合事業ガイドライン案についての Q&A 9 月 30 日版 2 総合事業ガイドライン案に係る追加質問項目について ( 平成 26 年 11 月 10 日全国介護保険担当

<4D F736F F D C605F937393B9957B8CA781418E7392AC91BA81418AD68C CC816A C95DB8C9289DB2E646F63>

指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準 ( 平成 12 年厚生省告示第 20 号 ) 介護保険法第 46 条第 2 項及び第 58 条第 2 項の規定に基づき 指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準を次のように定め 平成 12 年 4 月 1 日から適用する 一指定居宅介護支

「平成30 年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.2)(平成30 年3月28 日)」の送付について【介護保険最新情報Vol.633】(厚生労働省老健局老人保健課:H )

( 別紙 1-1) 介護給付費算定に係る体制等状況一覧表 ( 居宅サービス 施設サービス 居宅介護支援 ) 特別地域加算 14 訪問リハビリテーション 31 居宅療養管理指導 1 病院又は診療所 2 介護老人保健施設 3 介護医療院 短期集中リハヒ リテーション実施加算 リハヒ リテーションマネジメ

「介護報酬等に係るQ&A Vol.2」(平成12年4月28 日)等の一部改正について(厚生労働省老健局振興課、老人保健課:H26.4.4)【介護保険最新情報Vol.369】

通常の届出に係る加算等のサービス種類算定の開始時期 定期巡回 随時対応型訪問介護 届出が毎月 15 日以前になされた場合には看護翌月から 複合型サービス( 看護小規模多 16 日以降になされた場合には翌々月から機能型居宅介護 ) 夜間対応型訪問介護 ( 介護予防 ) 認知症対応型通所介護 ( 介護予

同一建物に居住する利用者の減算 特別地域加算 前年度の 1 月あたりの平均実利用者数の分かる書類 ( 地域に関する状況 ) 1 訪問看護ステーション ( 規模に関する状況 ) 前年度の 1 月あたりの平均延訪問回数の分かる書類 13 訪問看護 2 病院又は診療所 3 定期巡回 随時対応サービス連携

正誤表

2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又

別紙 1 すべての指定居宅介護支援事業所が作成すること 特定事業所集中減算 ( 平成 30 年度 ) Ⅰ 特定事業所集中減算について 毎年度 2 回 判定期間に作成された居宅サービス計画のうち 訪問介護 通所介護 福祉用具貸与 地域密着型通所介護 ( )( 以下訪問介護サービス等という ) のそれぞ

加算 栄養改善加算 ( 月 2 回を限度 ) 栄養スクリーニング加算 口腔機能向上加算 ( 月 2 回を限度 ) 5 円 重度療養管理加算 要介護 であって 別に厚生労働大が定める状態である者に対して 医学的管理のもと 通所リハビリテーションを行った場合 100 円 中重度者ケア体制加算

Q7: 判定様式には80% を超えるサービスのみ記載するのですか? それとも 80% を超える超えないに関わらず 居宅サービス計画に位置づけたサービスはすべて記載するのですか? A7: 80% を超える超えないに関わらず 居宅サービス計画に位置づけたサービスについて すべて記載してください Q8:

( 介 197)( 保 310)F 平成 31 年 3 月 12 日 都道府県医師会社会保険担当理事殿介護保険担当理事殿 日本医師会常任理事 松本吉郎 江澤和彦 要介護被保険者等である患者に対する入院外の維持期 生活期の 疾患別リハビリテーションに係る経過措置の終了に当たっての必要な対応について 入

平成29 年度介護報酬改定による介護職員処遇改善加算の拡充について【介護保険最新情報Vol.580】(厚生労働省老健局振興課、老人保健課:H )

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= 掲載済 12 短期入所生活介護 (P107~P121) 13 短期入所療養介護 (P122~P131) 16 福祉用具貸与 (P153~P158) 17 (P159~P170) 18 入居者生活介護 地域密着型入居者生活介護 (P171~P183) 20 介護老人福祉施設 地域密着型介護老人福祉

Microsoft Word - Ⅰ-7_(資料7)_留意事項_

表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課

PowerPoint プレゼンテーション

書類点検等における通所介護事業所への主な指摘事項について

Microsoft Word - Q&A(訪問リハ).doc

01 表紙 老人保健課

Microsoft PowerPoint - 資料3 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に.pptx

Microsoft Word - 介護保健最新情報vol.583.doc

Microsoft Word 厚生労働省事務連絡(システム変更に係る参考資料その9)送付版

地域支援事業交付金の算定方法について

06 参考資料1 平成30年度介護報酬改定における各サービス毎の改定事項について

介護度 1 か月 (30 日 ) あたりの施設利用料グループホームかじかの里平成 28 年 5 月 1 日現在 負担割合 介護サービス利用料加算料金居室料食費光熱水費合計 要介護 1 1 割 2 割 22,770 45,540 2,475 4,949 37,500 30,000 11,

届出書 体制等状況一覧表 ( 別紙 1-3) の添付書類一覧 定期巡回 随時対応型訪問介護看護 中山間地域等における小規模事業所加算 11 月当たりの平均延訪問回算定表 前年度の 4 月 ~2 月分 緊急時訪問看護加算 特別管理体制 ターミナルケア体制 サービス提供体制強化加算 (Ⅰ) サービス提供

点検項目 点検事項 点検結果 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ 計画の定期的評価 見直し 約 3 月毎に実施 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅱ ( リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ の要件に加え ) 居宅介護支援事業者を通じて他のサービス事業者への情報伝達 利用者の興味 関心 身体

7 時間以上 8 時間未満 922 単位 / 回 介護予防通所リハビリテーション 変更前 変更後 要支援 Ⅰ 1812 単位 / 月 1712 単位 / 月 要支援 Ⅱ 3715 単位 / 月 3615 単位 / 月 リハビリテーションマネジメント加算 (Ⅰ) の見直し リハビリテーションマネジメン

Microsoft Word - 表紙 雛形(保険者入り)高齢者支援課180320

14. 介護給付費算定に係る体制等に関する届出 ( 加算届 ) (1) 提出期限 提出先 体制等の届出については 加算等を算定する前月の15 日までに提出すること (16 日以降に提出された場合は 翌々月から算定 ) 加算廃止の場合は 直ちに提出すること 体制等の届出先は 指定申請等の提出先と同じで

( 平成 30 年度前期以降 ) 特定事業所集中減算に係る Q&A 制度全般に関することについて Q1 特定事業所集中減算について知りたい場合や様式をダウンロードしたい場合 どこを見ればわかりますか A1 飾区役所公式ホームページの 事業者情報 > 申請 手続き > 福祉関連 > 特定事業所集中減算

2 居宅サービス事業所の状況

07体制届留意事項(就労継続支援A型)

01 表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課

リハビリテーションマネジメント加算 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味 関心 身体の状況 家屋の状況 家

通所リハ生活行為向上リハ加算 1 2,000 1 月につき 通所リハ生活行為向上リハ加算 2 1,000 1 月につき 通所リハ若年性認知症受入加算 60 1 日につき 通所リハ栄養改善加算 150 月 2 回限度 通所

20★◎事業所評価加算に関する事務処理手順及び様式例について

PowerPoint プレゼンテーション

通所リハ生活行為向上リハ加算 1 2,000 1 月につき 通所リハ生活行為向上リハ加算 2 1,000 1 月につき 通所リハ若年性認知症受入加算 60 1 日につき 通所リハ栄養改善加算 150 月 2 回限度 通所

要支援 介護保険負担額 (1 割月額 ) 介護保険負担額 (2 割月額 ) 要支援 1 1,843 円 要支援 1 3,686 円 要支援 2 3,779 円 要支援 2 7,557 円 サービス加算について (2 割負担の方は約 2 倍の料金となります ) 項目金額単位適用 内容 運動機能向上加算

Microsoft Word - 01介護報酬請求の留意点

法人等が当該都道府県内で実施する介護サービス 介護サービスの種類か所数主な事業所等の名称 所在地 < 居宅サービス > 訪問介護 訪問入浴介護 訪問看護 訪問リハビリテーション 居宅療養管理指導 通所介護 通所リハビリテーション 短期入所生活介護 短期入所療養介護 特定施設入居者生活介護 福祉用具貸

平成30年度介護報酬改定における各サービス毎の改定事項について

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月額報酬対象サービス月途中の事由 区分変更( 要介護 1~ 要介護 5の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 小規模多機能型居宅介護介護予防小規模多機能型居宅介護複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 区分変更( 要介護 要支援 ) サービス事業所の変更( 同一サービス種類のみ ) 事業( 指定

Microsoft PowerPoint - è³⁄挎+間帅çfl¨ï¼›.pptx

Microsoft Word - 発出版QA

1102 請求誤りによる実績取り下げ 1109 時効による保険者申立ての取り下げ 1112 請求誤りによる実績取り下げ ( 同月 ) 1129 時効による公費負担者申立ての取り下げ 1142 適正化 ( その他 ) による保険者申立の取り下げ 1143 適正化 ( ケアプラン点検 ) による保険者申

( 介護予防 ) 認知症対応型共同生活介護加算届出書類一覧表 各月の 15 日までに届け出れば その翌月から算定できます 勤務形態一覧表 ( 別紙 B) については 届出月の直近 1 ケ月分を提出してください 加算名必要な提出書類 変更届施設等の区分 介護給付費算定に係る体制等に関する届出書 体制等

介護老人保健施設 契約書

月額報酬対象サービス月途中の事由 区分変更( 要介護 1~ 要介護 5の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 小規模多機能型居宅介護介護予防小規模多機能型居宅介護複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 区分変更( 要介護 要支援 ) サービス事業所の変更( 同一サービス種類のみ ) 事業( 指定

2 生活相談員の資格要件について 通所介護 介護老人福祉施設 短期入所生活介護 特定施設入居者生活介護 下記の1 又は2のいずれかに該当すること 1 社会福祉法第 19 条第 1 項各号のいずれかに該当する者 1 社会福祉士 2 精神保健福祉士 3 社会福祉主事 2 これと同等以上の能力を有すると認

<4D F736F F D BD90AC E938C966B926E95FB91BE95BD976D89AB926E906B8B7982D192B796EC8CA7966B959482CC926E906B82CC94ED8DD082C994BA82A495DB8CAF906697C38AD68C CC8EE688B582A282C982C282A282C C

(頭紙)公布通知

介護保険事業状況報告 ( 全国計 ) 第 1 表第 1 号被保険者のいる世帯数 ( 単位 : 世帯 ) 前年度末現在当年度中増当年度中減当年度末現在 23,856,459 1,319, ,241 24,261,177 第 2 表第 1 号被保険者数 ( 単位 : 人 ) 年齢区分 前年度

体制届添付書類一覧表 ( 居宅サービス 居宅介護支援 施設サービス ) H 届出項目添付書類備考 訪問介護 訪問型サービス 1 施設等の区分 2 サービス提供責任者体制の減算 3 特定事業所加算 4 共生型サービスの提供 ( 居宅介護 重度訪問介護 ) 5 特別地域加算添付書類なし 6

Microsoft Word - 調査結果

2. 経口移行 ( 経口維持 ) 加算 経口移行 ( 経口維持 ) 計画に相当する内容を各サービスにおけるサービス計画の中に記載する場合は その記載をもって経口移行 ( 経口維持 ) 計画の作成に代えることができる 従来どおり経口移行 ( 経口維持 ) 計画を別に作成してよい 口腔機能向上加算 口腔

各都道府県介護保険担当課 ( 室 ) 各市町村介護保険担当課 ( 室 ) 各介護保険関係団体御中 厚生労働省老健局老人保健課 介護保険最新情報 今回の内容 2019 年度介護報酬改定に関する Q&A(Vol.2) ( 令和元年 7 月 23 日 ) の送付について 計 8 枚 ( 本紙を除く ) V

サービス共通.xls サービス共通 介護予防 日常生活支援総合事業 の質問への回答 サービス共通項目 質問等回答作成月 1 定款に追加する事業名については 介護予防 日常生活支援総合事業 でよいか? 訪問型サービスを実施する場合は 介護保険法に規定する第 1 号訪問事業 若しくは帯広市独自のサービス

予定 地域密着型通所介護 に関する Q&A 通所介護事業所のうち 小規模な通所介護事業 ( 利用定員が 18 人以下の予定 ) については 平成 28 年 4 月 1 日から 地域密着型通所介護 として地域密着型サービスに移行することになりました つきましては その取扱いについてまとめましたので参考

( 別紙 1-1) 介護給付費算定に係る体制等状況一覧表 ( 居宅サービス 施設サービス 居宅介護支援 ) 法人 ( 開設者 ) 名事業所名事業所番号 提供サービス 施設等の区分 人員配置区分 その他該当する体制等 割引 各サービス共通 地域区分 1 1 級地 6 2 級地 7 3 級地 2 4 級

過去 3 年の間に請求した介護給付費について にチェックをしてください 下線は 平成 30 年度改正 (4) 当該計画で定めた指定介護予防通所リハビリテーションの実施期間中に指定介護予防通所リハビリテーションの提供を終了した日前 1 月以内にリハビリテーション会議を開催し リハビリテーションの目標の

14 訪問リハビリテーション 31 居宅療養管理指導 15 通所介護 1 病院又は診療所 2 介護老人保健施設 3 介護医療院 4 通常規模型事業所 6 大規模型事業所 (Ⅰ) 7 大規模型事業所 (Ⅱ) 特別地域加算 中山間地域等における小規模事業所加算 ( 地域に関する状況 ) 中山間地域等にお

(Microsoft Word - \222\312\217\212\203\212\203n\217W\222c\216w\223\ doc)

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新総合事業移行に係る延岡市 Q&A( 平成 29 年 1 月 4 日版 ) 1/1 ページ 利用回数 問 1 現在 家族や本人の希望により 要支援 1で週に2~3 回 要支援 2で週 3 回利用している方が数名いる 移行後は利用回数を減らす等の対応を行うべきか 答介護予防支援又は介護予防ケアマネジメ

小規模多機能型居宅介護 介護予防小規模多機能 区分変更 ( 要介護 1~ 要介護 5 の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 型居宅介護く ) 区分変更 ( 要介護 要支援 ) サービス提供日 サービス事業所の変更 ( 同一サービス種類のみ ) ( 通い 訪問又は宿泊 ) 事業 ( 指定有効期間 ) 受給資

Ⅰ-9_(資料9)_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用_

表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課

改定事項 基本報酬 1 入居者の医療ニーズへの対応 2 生活機能向上連携加算の創設 3 機能訓練指導員の確保の促進 4 若年性認知症入居者受入加算の創設 5 口腔衛生管理の充実 6 栄養改善の取組の推進 7 短期利用特定施設入居者生活介護の利用者数の上限の見直し 8 身体的拘束等の適正化 9 運営推

Microsoft Word - 【資料4-3】0316_PM_ショート

8_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用について

Taro 社福軽減(新旧)

Ⅰ-9_(資料9)_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用_

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特別養護老人ホーム 優雅 社会福祉法人 桜寿会 ( 特別養護老人ホーム優雅 ) 福島県南会津郡南会津町田島字北下原 111 番 TEL: FAX: ( 郡山オフィス ) 福島県郡山市菜根一丁目 22 番 10 号 T

(1) 改定事項と概要 1

地域生活支援事業サービス提供事業者登録要綱

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01 表紙 老人保健課

事務連絡平成 24 年 4 月 20 日 都道府県各指定都市介護保険担当主管部 ( 局 ) 御中中核市 厚生労働省老健局総務課高齢者支援課振興課老人保健課 大規模災害時における被災施設から他施設への避難 職員派遣 在宅介護者に対する安全確保対策等について 平成 23 年 3 月 11 日に発生した東

揖斐川町デイサービスセンター運営規程

02_01_「Q&A VOL.1(平成30年3月30日)」

新介護 通所介護 福祉用具貸与又は地域密着型通所介護 ( 以下 訪問介護サービス等 という ) が位置付けられた居宅サービス計画の数をそれぞれ算出し 訪問介護サービス等それぞれについて 最もその紹介件数の多い法人 ( 以下 紹介率最高法人 という ) を位置付けた居宅サービス計画の数の占める割合を計

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Microsoft Word - 01指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基準(訪問通所サービス、居宅療養管理指導及び福祉用具貸与に係る部分)及び指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準の制定に伴う実施上の留意事項について

Microsoft Word (全文)障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく自立支援給付と介護保険制度との適用関係等について

社会福祉法人による生計困難者に対する利用者負担の減免

平成 28 年度第 3 回弘前市ケアマネジャー研修会 1. ケアプランの軽微な変更の内容について ( ケアプランの作成 ) 最新情報 vol.155 p.3 参照 指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準について( 平成 11 年 7 月 29 日老企 22 号厚生省老人保健福祉局企画課長

の病床数及び新たに併設する介護保険施設の入所定員 ( 病院から転換した病床 ( 以下 転換病床 という ) を活用するものに限る ) の合計が転換前の病院の病床数以下である場合には 実態として 転換後の施設 ( 病院と介護保険施設を併せた全体をいう 以下同じ ) 全体の医療提供の内容は 転換前の病院

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暫定ケアプランの取扱いについて 平成 30 年 11 月 29 日事務連絡隠岐広域連合介護保険課長通知 暫定ケアプランの取扱いについては 介護制度改革 INFORMATION vol.80 平成 18 年 4 月改定関係 Q&A(vol.2) について ( 平成 18 年 3 月 27 日厚生労働省

11. 通所リハビリテーション 改定事項 基本報酬 1 医師の指示の明確化等 2リハビリテーション会議への参加方法の見直し等 3リハビリテーション計画書等のデータ提出等に対する評価 4 介護予防通所リハビリテーションにおけるリハビリテーションマネジメント加算の創設 5 社会参加支援加算の要件の明確化

Transcription:

事務連絡 平成 30 年 9 月 14 日 都道府県 各指定都市介護保険担当主管部 ( 局 ) 御中 中核市 厚生労働省老健局総務課認知症施策推進室高齢者支援課振興課老人保健課 平成 30 年北海道胆振東部地震における 介護報酬等の取扱いについて 今般の平成 30 年北海道胆振東部地震について 被災地域が広範に及ぶとともに 緊急的な対応が必要であることから 介護報酬等の取扱いについて 下記のとおり整理することといたしました つきましては 管内市町村及びサービス事業所等への周知を徹底して頂きますよう よろしくお願いいたします なお 事業所等が被災したことにより 一時的に指定等に係る基準 ( 以下 指定等基準 という ) 介護報酬の基本サービス費や加算の算定要件を満たすことができなくなる場合等がありますが 以下に示すものは例示であり その他の柔軟な取扱いを妨げるものではないことを申し添えます 記 1. 各サービス共通事項 (1) 新たに介護が必要になった場合の要介護認定の取扱い被災等により他の市町村に避難した者について 新たに介護が必要となった場合は 避難先の市町村において要介護認定の事務を代行し 事後的に避難元の市町村に報告する等の柔軟な取扱いとしても差し支えない その際 認定の重複を避けるため 可能な範囲であらかじめ避難前の市町村と連絡をとる等 適切な対応を図られたい

(2) 避難所や避難先の家庭等において居宅サービスを提供した場合避難所や避難先の家庭等で生活している要介護者及び要支援者に対して居宅サービスを提供した場合においても 介護報酬の算定は可能である サービスの提供に当たっては 市町村 地域包括支援センター 指定居宅介護支援事業所等との連携を図り できる限りケアプランに沿って 必要な介護サービスを確保するよう努めること (3) 被災等のために介護保険施設等の入所者が 一時的に別の介護保険施設や医療機関等に避難している場合別の介護保険施設や医療機関等に一時的に避難している場合 原則として 避難先の施設等へ入所 入院等を行い 避難先の施設等が施設介護サービス費や診療報酬を請求すること ただし 一時的避難の緊急性が高く手続が間に合わない等やむを得ない場合に これまで提供されていたサービスを継続して提供できていると保険者が判断したときは 避難前の介護保険施設等が施設介護サービス費等を請求し 避難先の介護保険施設や医療機関等に対して 必要な費用を支払う等の取扱いとしても差し支えない (4) やむを得ない理由により 避難者を居室以外の場所で処遇した場合被災等による避難者が介護保険施設等に入所した場合において やむを得ない理由により 当該避難者を静養室や地域交流スペース等居室以外の場所で処遇を行ったときは 従来型多床室の介護報酬を請求することとして差し支えない なお 本来処遇されるべき場所以外の場所におけるサービス提供が長期的に行われることは適切ではないため 適切なサービスを提供可能な受け入れ先等の確保に努めること (5) 認知症専門ケア加算の算定要件について今般の災害等やむを得ない事情により 新規利用者の受け入れ等を行った事業所については 認知症専門ケア加算の要件の算出の際 当該利用者数等を除外して差し支えない (6) サービス提供体制強化加算の算定要件について今般の被災等により 介護職員等の増員や新規利用者の受け入れ等を行った事業所については サービス提供体制強化加算の有資格者等の割合の計算の際 当該職員及び利用者数等を除外して算出してもよい

(7) サービス事業所等が被災したことにより 一時的に指定等基準や介護報酬の算定要件に係る人員基準を満たすことができなくなる場合指定等基準や基本サービス費に係る施設基準 基準以上の人員配置をした場合に算定可能となる加算 ( 看護体制加算など ) 有資格者等を配置した上で規定の行為を実施した場合に算定可能となる加算 ( 個別機能訓練加算など ) については 利用者の処遇に配慮した上で柔軟な対応が可能である (8) 被災したことにより賃金改善実施期間内の処遇改善が困難な場合における処遇改善加算 ( 介護予防 日常生活支援総合事業において介護職員処遇改善加算相当の事業を実施している場合を含む ) の取扱いについて 1 賃金改善計画における賃金改善実施期間内の賃金改善が困難な場合賃金改善計画における賃金改善実施期間を平成 30 年 5 月以降までに設定している処遇改善加算の申請事業者においては 被災したことにより 当該計画期間中の賃金改善の実施が困難となる事例も想定されるところである こうした事業者については 被災したことに伴い 賃金改善計画内の処遇改善加算の従業者への支給が困難となり かつ期間を超えて処遇改善加算の従業者への支給がなされることが見込まれる場合 都道府県等の判断において 当該年度の賃金改善実施期間を超えて従業者に対して支給された処遇改善加算の額を賃金改善額として認めて差し支えないものとする 2 実績報告書の取扱い 1の場合の事業者の実績報告書の取扱いについては 各事業年度における最終の加算の支払いがあった月の翌々月の末日までに 都道府県知事等に対して実績報告書を提出することとなっているが 今般の被災状況を踏まえ 都道府県等の判断において 提出期限を適宜延長することができるものとする 2. サービス種別 (1) 訪問介護 1 特定事業所加算ア特定事業所加算の算定要件である定期的な会議の開催やサービス提供前の文書による指示 サービス提供後の報告について 今般の被災等により やむを得ず当該要件を満たすことができなくなった場合についても 当該加算の算定は可能である イ今般の被災等により 介護職員等の増員や新規利用者の受け入れ サ

ービス提供回数の増等を行った事業所については 特定事業所加算の有資格者等の割合や重度要介護者等の割合の計算及び配置すべきサービス提供責任者の員数の計算の際 当該職員及び利用者数等を除外して算出してもよい 2 その他今般の被災等により 訪問介護等に従事する介護職員が不足した場合 例えば 一時的に通所介護事業所の職員 ( 介護職員初任者研修修了者 ) を代わりに従事させるときは 通常 介護保険法第 75 条等に規定する届出を行う必要があるが 緊急性の高さに鑑み 届出時期の猶予等の柔軟な運用を図り 被災者等のサービスの確保に努められたい なお 平成 11 年 4 月 20 日の全国課長会議において 運営規程の内容のうち 従業者の職種 員数及び職務の内容 については その変更の届出は1 年のうちの一定の時期に行うことで足りる 旨の周知を行っており 適宜参照されたい (2) 通所介護 認知症対応型通所介護 地域密着型通所介護 療養通所介護今般の被災等により 通所介護事業所等の浴槽等の入浴設備が損壊し 入浴サービスが提供できなくなった場合であっても 事業所が利用者のニーズを確認し 清拭 部分浴など入浴介助に準ずるサービスを提供していると認められるときは 入浴介助加算又は入浴介助体制加算の算定が可能である (3) 介護予防通所リハビリテーション今般の被災等により 介護予防通所リハビリテーションが休業し 利用者に対して 介護予防サービス 支援計画に基づく適切な利用回数等のサービスが提供できなかった場合には 当該利用者については 日割り計算を行うこととする 一方 休業の影響を受けず 適切な利用回数等のサービスを提供された利用者については 日割り計算は行わない 日割り計算の方法は 月の総日数から 震災の影響により休業した期間 ( 定期休業日を含む ) を差し引いた日数分について請求することとする なお 介護予防通所リハビリテーションが燃料の調達が困難であったために 送迎に支障が生じたことにより 適切な利用回数等のサービスが提供できなかった場合も 同様の取扱いとする

(4) 訪問リハビリテーション 通所リハビリテーション 社会参加支援加算の算定要件について今般の災害等やむを得ない事情により 新規利用者の受け入れ等を行った事業所については 社会参加支援加算の要件の算出の際 当該利用者数等を除外して差し支えない (5) 通所介護 通所リハビリテーション 中重度者ケア体制加算の算定要件について今般の災害等やむを得ない事情により 新規利用者の受け入れ等を行った事業所については 中重度者ケア体制加算の要件の算出の際 当該利用者数等を除外して差し支えない なお 通所介護の認知症加算についても同様である (6) 介護予防通所リハビリテーション 介護予防訪問リハビリテーション 通所型サービス ( 総合事業 ) 事業所評価加算の算定要件について今般の災害等やむを得ない事情により 新規利用者の受け入れ等を行った事業所については 事業所評価加算の基準の要件の算出の際 当該利用者数等を除外して差し支えない (7) 短期入所生活介護短期入所生活介護における長期利用者に対する減算 ( 自費利用などを挟み実質連続 30 日を超える利用者について基本報酬を減算するもの ) について 今般の被災により 在宅に戻れずやむを得ず短期入所生活介護を継続している場合には 適用しない取扱いが可能である (8) ( 介護予防 ) 福祉用具貸与 被災前に使用していた福祉用具が滅失又は破損した場合は 再度 貸与 を受けることが可能である (9) 特定 ( 介護予防 ) 福祉用具販売被災前に購入していた特定 ( 介護予防 ) 福祉用具が滅失又は破損し 再度同一の福祉用具を購入する場合には 介護保険法施行規則第 70 条第 2 項に定める 特別の事情がある ものとして 当該購入に係る費用に対し保険給付することは可能である

(10) 居宅介護支援 1 介護支援専門員が担当する件数が 40 件を超えた場合被災地や被災地から避難者を受け入れた場合について 介護支援専門員が やむを得ず一時的に40 件を超える利用者を担当することになった場合においては 40 件を超える部分について 居宅介護支援費の減額を行わないことが可能である 2 利用者の居宅を訪問できない場合被災による交通手段の寸断等により 利用者の居宅を訪問できない等 やむを得ず一時的に基準による運用が困難な場合は 居宅介護支援費の減額を行わないことが可能である 3 特定事業所集中減算被災地において ケアプラン上のサービスを位置付ける上で 訪問介護事業所の閉鎖などにより やむを得ず一時的に特定の事業所にサービスが集中せざるを得ない場合 減算を適用しない取扱いが可能である (11) 介護保険施設 ( ) 1 避難前と避難後で別のケアを行っている場合避難前の施設等においてユニットケアを受けていた利用者が 避難先において従来型個室などの異なる環境でサービスを受けている場合 避難前の施設等において提供していたサービス ( ユニットケア ) を継続して提供していると判断できるときは 従前の算定区分により請求して差し支えない ただし 本来処遇されるべき場所以外の場所におけるサービス提供が長期的に行われることは適当ではないため 適切なサービスを提供できる受け入れ先等の確保に努めること 2 ユニット型個室を多床室として使用した場合避難者を受け入れて入所させた施設において これまでユニット型個室として使用していた部屋を多床室として利用した場合 これまで提供してきたユニットケアが継続して提供していると判断できるときは これまでの利用者の了解を得た上で これまでの利用者及び被災者の双方について ユニット型個室の区分により請求して差し支えない ただし 本来処遇されるべき場所以外の場所におけるサービス提供が長期的に行われることは適当ではないため 適切なサービスを提供できる受け入れ先等の確保に努めること 3 被災地における施設基準の考え方について被災地の介護保険施設が 災害等やむを得ない事情により要介護者を

入所又は入院させたことにより 指定等基準 基本施設サービス費及び加算に係る施設基準について 被災前にこれらを満たしていた介護保険施設が 当該基準を満たさなくなった場合であっても 当面の間 直ちに施設基準の変更の届出を行う必要はない 4 被災地以外における施設基準の考え方について被災地以外の介護保険施設が 災害等やむを得ない事情により要介護者を入所又は入院させた場合にあっては 指定等基準 基本施設サービス費及び加算に係る施設基準については 当面の間 被災地から受け入れた入所者又は入院患者を除いて算出することができる ( ) 介護老人保健施設 病院 診療所及び介護医療院により行われる ( 介護 予防 ) 短期入所療養介護を含み 1 及び 2 については ( 介護予防 ) 短期入所 生活介護を含む