設 Ⅱ-2. 間仕切壁耐力壁 (1 時間耐火構造 ) 設計 仕様編 設 Ⅱ. 主要構造部 認定耐火構造の仕様 (4)( 平成 25 年仕様 ) 認定区分認定番号構造方法の名称適用条件概要図 間仕切壁耐力壁の 1 時間耐火構造 両面強化せっこうボード重 木質系ボード張 / 木製枠組造間仕切壁 壁の高さ及び幅については 構造計算等により構造安全性が確かめられた寸法とする たて枠間隔は 455mm 以下とする 注意点等 たて枠 (38 mm以上 89 mm以上 @455 mm以下 ) 受け材 (38 以上 89 以上 ) : あり又はなし 断面図 95.5 95.5 191 たて枠 (38 mm以上 89 mm以上 間隔 455 mm以下 ) 参照ページ 構造躯体工事 : 工 Ⅰ-2-P3 室内側耐火被覆 : 工 Ⅳ-4-P11 設 Ⅱ-2-P7
設 Ⅱ-2. 間仕切壁耐力壁 (1 時間耐火構造 ) 設計 仕様編 設 Ⅱ. 主要構造部 認定耐火構造の仕様 [(4)-2] 仕様 : 壁体 上枠 下枠 頭つなぎ たて枠 受け材 受け材留付方法 室内側内装下地材 ( 両面 ( 木質系ボード ) 張り ) 同留付方法 平成 13 年国土交通省告示第 1540 号第二第一号に基づく aからdのいずれかによる a. 枠組壁工法構造用製材 (JAS) b. 枠組壁工法構造用たて継ぎ材 (JAS) c. 集成材 (JAS) d. 単板積層材 (JAS) 平成 13 年国土交通省告示第 1540 号第二第三号に基づく 枠組壁工法構造用製材 枠組壁工法構造用たて継ぎ材又は構造用製材断面寸法 (mm):38 以上 89 以上密度 (g/cm 3 ):0.31 以上 たて枠の取付け間隔 (mm):455 以下受け材の取付け : 必要に応じて取付ける 太め鉄丸くぎ めっき太め鉄丸くぎ 寸法 (mm):φ3.76 以上 L76.2 以上取付け方法 : 片側 1 本以上 構造用合板規格 :JAS に規定する構造用合板 (1 級又は 2 級 ) 形状 : 平板長辺方向小口の処理 : さね無し又はさね有り厚さ ( mm ):9 以上密度 (g/cm 3 ):0.39 以上大きさ (mm):910 1,820~3,030( 一般部における寸法を示す ) 構造用パネル規格 :JAS に規定する構造用パネル形状 : 平板長辺方向小口の処理 : さね無し又はさね有り厚さ ( mm ):9 以上 密度 (g/cm 3 ):0.39 以上大きさ (mm):910 1,820~3,030( 一般部における寸法を示す ) パーティクルボード規格 :JIS A 5908 形状 : 平板長辺方向小口の処理 : さね無し又はさね有り厚さ (mm):12 以上密度 (g/cm 3 ):0.39 以上大きさ (mm):910 1,820~3,030( 一般部における寸法を示す ) 太め鉄丸くぎ又はめっき太め鉄丸くぎ寸法 (mm):φ2.87 以上 L50.8 以上 仕様 ( 続き ): 室内側同留付方法 ( 両面 ( 続き ) 張り ) ( 続き ) 内装下張り材 タッピンねじ ドリリングタッピンねじ又は十字穴付き木ねじ寸法 (mm):φ3.8 以上 L25 以上留め付け間隔 (mm): 周辺部 100 以下 中間部 200 以下 強化せっこうボード規格 : 不燃材料認定番号 NM-8615(GB-F(V)) 及び JIS A 6901 形状 : 平板表面の形状 : 平滑端部の形状 : スクエアー テーパー又はベベル厚さ (mm):21 25±0.5 かさ比重 :0.75 以上大きさ (mm):606 1,820~2,730( 一般部における寸法を示す ) 同留付方法 鉄丸くぎ せっこうボード用くぎ 太め鉄丸くぎ めっき太め鉄丸くぎ ステンレス鋼くぎ寸法 (mm):φ2.15 以上 L38 以上 タッピンねじ ドリルねじ ドリリングタッピンねじ 十字穴付き木ねじ寸法 (mm):φ2.15 以上 L38 以上留め付け間隔 (mm):300 以下内装上張り材 強化せっこうボード規格 : 不燃材料認定番号 NM-8615(GB-F(V)) 及び JIS A 6901 形状 : 平板表面の形状 : 平滑端部の形状 : スクエアー テーパー又はベベル厚さ (mm):21 25±0.5 かさ比重 :0.75 以上大きさ (mm):606 1,820~2,730( 一般部における寸法を示す ) 同留付方法 1) 及び 2) の併用とする 1) 接着剤下記の種類のいずれかによる 酢酸ビニル樹脂系 アクリル樹脂系 ウレタン樹脂系 エポキシ樹脂系 塩化ビニル樹脂系 シリコーン系 合成ゴム系 せっこう系又は炭酸カルシウム系塗布量 (g/cm 2 ):150~300 2) ステープル寸法 (mm): 幅 4 以上 長さ 32 以上留め付け間隔 ( mm ):200 以下上張り材のせつこう系パテ又は炭酸カルシウム系目地処理材パテ ( 必要に応じて塗布量 :100g/m 以上処理する ) 設 Ⅱ-2-P8
工 Ⅰ-2. 間仕切壁耐火構造の認定仕様別 構造躯体工事 (3) の構造躯体工事 工程 1 間仕切壁耐力壁構造躯体工事 たて枠設計 施工の注意点 1 たて枠の間隔は 455 mm以下とする 工 Ⅰ. 主要構造部の構造躯体工事 上枠 下枠 頭つなぎ たて枠 受け材次のイ又はロのいずれかイ ) H13 国交告 1540 号第二第一号に基づく下記 a~d のいずれか a) 枠組壁工法構造用製材 (JAS) b) 枠組壁工法構造用たて継ぎ材 (JAS) c) 集成材 (JAS) d) 単板積層材 (JAS) ロ ) H13 国交告 1540 号第二第三号に基づく枠組壁工法構造用製材又は枠組壁工法構造用たて継ぎ材断面寸法 :38 mm以上 89 mm以上 図工 Ⅰ-2-(3)-1 工 Ⅰ-2-P3
工 Ⅳ-4. 間仕切壁耐火構造の認定仕様別 耐火被覆工事 (4) の耐火被覆工事 間仕切壁耐力壁耐火被覆 工程 1 内装下地材取付け ( 両面施工 ) 1 内装下地材として木質系ボードを内装下地材用接合具により外周部 100 mm以下 中間部 200 mm以下の間隔でたて枠に効かせるように取付ける 2 たて方向の目地は必ずたて枠に当たる位置に設けること 内装下地材 工 Ⅳ. 室内側耐火被覆工事 内装下地材次の何れかとするイ ) 構造用合板 (JAS1 級又は 2 級 ) ロ ) 構造用パネル (JAS に規定する構造用パネル ) ハ ) パーティクルボード (JIS A 5908) 厚さ :9 mm以上 ( イ ロ ) 12mm 以上 ( ハ ) 内装下地材用接合具次の何れかとするイ ) 太め鉄丸くぎロ ) めっき太め鉄丸くぎ φ2.87mm L50.8mm 以上ハ ) タッピンねじニ ) ドリリングタッピンねじホ ) 十字穴付き木ねじ φ3.8mm L25mm 以上 図工 Ⅳ-4-(4)-1 工程 2 内装下張り材取付け ( 両面施工 ) 3 内装下張り材として強化せっこうボードを内装下張り材用接合具により外周部 中間部とも 300mm 以下の間隔で内装下地材に効かせるように取付ける 内装下張り材 注意 : この認定仕様では断熱材の充てんの施工はできない 内装下地材 図工 Ⅳ-4-(4)-2 内装下張り材強化せっこうボード規格 : 不燃材料認定番号 NM-8615(GB-F(V)) 及び JIS A 6901 厚さ :21 25 mm 内装下張り材用接合具次の何れかとするイ ) 鉄丸くぎロ ) せっこうボード用くぎハ ) 太め鉄丸くぎニ ) めっき太め鉄丸くぎホ ) ステンレス鋼くぎ φ2.15 mm L38 mm以上ヘ ) タッピンねじト ) ドリルねじチ ) ドリリングタッピンねじリ ) 十字穴付き木ねじ φ2.15 mm L38 mm以上 工 Ⅳ-4-P11
主要構造部の構造躯体開口部廻りの耐火被覆軒天等天井床天井屋間仕切階主要構造部段耐火被覆しない壁 床設備貫通埋込等 工 Ⅳ-4. 間仕切壁耐火構造の認定仕様別 耐火被覆工事 工 Ⅳ. 室内側耐火被覆工事 (2) の耐火被覆工事 ( つづき ) 間仕切壁耐力壁耐火被覆 工程 3 内装上張り材取付け ( 両面施工 ) 4 内装上張り材として取付ける強化せっこうボードは その目地を内装下張り材の目地からたて目地よこ目地とも重ならないよう配置する 5 留め付けは内装上張り材の裏面に無機質系接着剤を 150~300g/ m2となるよう塗布し 内装上張り材を張りつける 6 接着後 幅 4 mm以上 長さ 32 mm以上のステープルをたて よこ方向に 200 mm以下の間隔で留め付ける 内装上張り材 目地が下張り材の目地と重ならないように配置する 内装上張り材強化せっこうボード規格 : 不燃材料認定番号 NM-8615(GB-F(V)) 及び JIS A 6901 厚さ :21 25 mm 内装上張り材用接合具下記 1) および2) の併用とする 1) 接着剤下記の種類のいずれかによる 酢酸ビニル樹脂系 アクリル樹脂系 ウレタン樹脂系 エポキシ樹脂系 塩化ビニル樹脂系 シリコーン系 合成ゴム系 せっこう系又は炭酸カルシウム系 2) ステープル寸法 : 幅 4 mm以上長さ 32 mm以上 耐火被覆耐火被覆屋外側外壁室内側図工 Ⅳ-4-(2)-2 工程 4 内装上張り材目地処理 ( 両面施工 ) 7 内装上張り材目地部の凹み部分にパテを 100g/m 以上の塗布量となるように塗り 平滑に仕上げる パテせっこう系パテ又は炭酸カルシウム系パテ 外壁床上1 目地部パテ処理 2 完了 図工 Ⅳ-4-(2)-3 工 Ⅳ-4-P12