東証上場会社における独立社外取締役の選任状況及び委員会の設置状況 2017 年 7 月 26 日株式会社東京証券取引所

Similar documents
2 名以上の独立社外取締役の選任状況 2 名以上の独立社外取締役を選任する上場会社の比率は 市場第一部では 9 割を超え 91.3% に JPX 日経 400では 97.7% に 2 名以上の独立社外取締役を選任する上場会社 ( 市場第一部 ) の比率推移 ( 参考 ) 100% 88.0% 91.

ための手段を 指名 報酬委員会の設置に限定する必要はない 仮に 現状では 独立社外取締役の適切な関与 助言 が得られてないという指摘があるのならば まず 委員会を設置していない会社において 独立社外取締役の適切な関与 助言 が十分得られていないのか 事実を検証すべきである (2) また 東証一部上場

企業アンケート ( 東証一部 二部の 941 社が回答 ) の結果等のポイント 指名委員会を設置済み 又は設置を検討中 検討予定の企業 : 55% 報酬委員会 : 5 3 ページ参照 社長 CEOの選定 解職の決定に関して監督を行なうことについて 社外取締役が役割を果たしている と回答 した企業 委

本日の項目 1. コーポレートガバナンス充実を巡る動向 コーポレートガバナンス充実に向けた東証の取組み スチュワードシップ コード及びコーポレートガバナンス コードのフォローアップ会議 フォローアップ会議意見書 (1) コードへの対応状況等 フォローアップ会議意見書 (2) 取締役会のあり方 2.

第 分科会 / 分科会 B 改正会社法等への対応状況と今後の課題 ディスカッションポイント ( 例 ) 参考資料 関西支部監査役スタッフ研究会報告書 改正会社法及びコーポレートガバナンス コードへの対応状況と監査役 監査役スタッフの役割と今後の課題. 監査役会の運営 改正会社法等により監査役会の開催

<4D F736F F D2092E88ABC88EA959495CF8D5882C98AD682B782E982A8926D82E782B E646F6378>

EY総研インサイトVol.6

預金を確保しつつ 資金調達手段も確保する 収益性を示す指標として 営業利益率を採用し 営業利益率の目安となる数値を公表する 株主の皆様への還元については 持続的な成長による配当可能利益の増加により株主還元を増大することを基本とする 具体的な株主還元方針は 持続的な成長と企業価値向上を実現するための投

1 制定の目的 方針 当社におけるコーポレートガバナンスを向上させるための枠組みである パーク 24 コーポレートガバナンスガイドライン を制定し コーポレートガバナンスの強化 充実に努めることで 当社の中長期的な価値向上と持続的成長を実現する コーポレートガバナンスに対する基本的な考え方公正で透明

会計ニュース・フラッシュ


H25見える化 Ⅰ

目次 調査趣旨 概要等 3 適用初年度の開示事例分析 6 補足調査 コーポレートガバナンスガイドラインの開示状況 18 ( 参考資料 ) コーポレートガバナンス コードの概要 24 本資料は当法人が公表情報を基に独自の調査に基づき作成しております その正確性 完全性を保証するものではございませんので

議決権行使に係る事務取扱手続

2019 年 6 月 26 日 各 位 会社名 代表者名 問合せ先 株式会社スターフライヤー代表取締役社長執行役員松石禎己 ( コード番号 :9206 東証第二部 ) 取締役常務執行役員柴田隆 (TEL ) コーポレートガバナンス方針 の改定について 当社は 2019 年 6

コーポレート ガバナンスに関する報告書の主な開示項目 コーポレート ガバナンスに関する報告書 記載項目 ( 内訳 ) 記載上の注意 基本的な考え方 ( 記載例 : コーポレート ガバナンスについての取組みに関する基本的な方針 目的 ) Ⅰ コーポレート ガバナンスに関する基本的な考え方及び資本構成

Institutional Shareholder Services Sumitomo Fudosan Kanda Building 16F 7 Kanda Mitoshirocho Chiyoda-ku, Tokyo T: 各位 2017 年 10

平成27年度CG報告書における女性の活躍状況の記載 報告書

第 Ⅰ 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本ガイドラインは 群栄化学工業株式会社 ( 以下 当社 という ) が 次に定める 社是 理念 実現のため ステークホルダーと協働して企業価値を向上させ 持続的に発展できるよう より良い経営を実現することを目的とする 2. 当社は GCIグループ基本理念 を制

別紙 現行定款第 1 章総則 ( 下線は変更部分を示す ) 変更案第 1 章総則 第 1 条 ( 条文省略 ) 第 1 条 ( 現行どおり ) ( 目的 ) ( 目的 ) 第 条 当会社は 次の事業を営むことを目的とする 第 条 当会社は 次の事業を営むことを目的とする 1. トランプ類の製造販売

コーポレートガバナンス・ガイドライン

定いたします なお 配当の回数は原則として中間配当と期末配当の年 2 回といたします 3 自己株式 当社は 経営環境の変化に機動的に対応し 株主価値の向上に資する財務政策等の経営の諸施策を実行することを可能とするため 市場環境や資本効率等を勘案しながら適宜自己株式を取得いたします (3) 政策保有株

nireco_corporate_governance_policy_

Microsoft Word - 大和コーポレートガバナンス ガイドライン201810

(2) 変更の内容 定款変更の内容は別紙のとおりであります (3) 日程 定款変更のための株主総会開催日平成 28 年 6 月 17 日 ( 金曜日 ) 定款変更の効力発生日平成 28 年 6 月 17 日 ( 金曜日 ) 以上 - 2 -

Microsoft Word - ~ doc

マエザワ CG 基本方針 ( 平成 27 年 12 月 11 日施行 ) 前澤工業株式会社

コーポレートガバナンス ガイドライン 2015 年 10 月 27 日制定 2018 年 12 月 13 日改定 大王製紙株式会社 1

基本原則

コーポレートガバナンス コードについて 本コードにおいて コーポレートガバナンス とは 会社が 株主をはじめ顧客 従業員 地域社会等の立場を踏まえた上で 透明 公正かつ迅速 果断な意思決定を行うための仕組みを意味する 本コードは 実効的なコーポレートガバナンスの実現に資する主要な原則を取りまとめたも

PYT & Associates Attorney at law

コーポレート・ガバナンス基本方針

NewsRelease_ir_ _02.pdf

直前事業年度における ( 連結 ) 売上高 100 億円未満 直前事業年度末における連結子会社数 10 社未満 4. 支配株主との取引等を行う際における少数株主の保護の方策に関する指針 5. その他コーポレート ガバナンスに重要な影響を与えうる特別な事情

コーポレートガバナンスに係る方針 基準等 2018 年 12 月 東急建設株式会社

<4D F736F F D20312D B837C838C815B B836F AEE967B95FB906A88EA959489FC92E882C98AD682B782E982A8926D82E782B E646F6378>

<4D F736F F D B837C838C815B B836F B CC89FC92F982C98AD682B782E982A8926D82E782B92E646F63>

また 取締役の解任提案にあたっては 次の事項を踏まえた上で取締役会の決議により決定します 1 重大な法令 定款違反行為を行った場合 2 重大な心身の故障等により 長期間にわたり職務の継続が困難と判断された場合 3 職務への著しい不適任により 著しく企業価値を毀損させた場合なお CEO を解任する場合

取引にあたっては第三者の取引と同様に決定しております 原則 3-1 情報開示の充実 (1) 会社の目指すところ ( 経営理念等 ) や経営戦略 経営計画 < 経営理念 > 顧客満足を第一としたプロフェッショナル集団として 新たな価値創造を通じて社会に貢献します < 経営戦略 経営計画 > 経営計画の

剰余金の配当に関するお知らせ


有価証券上場規程の一部改正新旧対照表 新旧第 4 章の2 企業行動規範等第 4 章の2 企業行動規範 ( 企業行動規範等 ) ( 企業行動規範 ) 第 12 条の2 上場会社は 別添 企業行動規範第 12 条の2 上場会社は 別添 企業行動規範に関する規則 及び コーポレートガバナンス に関する規則

2 政策保有株式に係る議決権行使の基準政策保有株式の議決権行使に当たっては 投資先企業の中長期的な企業価値向上が株主利益への向上にも繋がるものであることを前提とし 株主への還元方針 コーポレートガバナンスや企業の社会的責任への取組み等総合的観点から議決権を行使する (4) 買収防衛策は 経営陣 取締

有価証券報告書・CG報告書比較分析

第 1 章 第 1 条 シャルレコーポレートガバナンス基本方針総則 ( 基本方針 ) 原則 3-1-(ⅰ),3-1-(ⅱ) 当社は 基本理念 及び わたしたちの誓い に基づき お客様 従業員 株主等のステークホルダーの立場を踏まえて 持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指し コーポレートガバナ

コーポレートガバナンス CORPORATE GOVERNANCE 当社のコーポレート ガバナンスの状況は以下のとおりです Nagase Brothers Inc. 最終更新日 :2018 年 7 月 5 日 株式会社ナガセ 代表取締役社長永瀬昭幸問合せ先 : 問合せ先 : 総務本部 0422(45)

大和コーポレートガバナンス ガイドライン正式

「コーポレートガバナンス・コードに関する当社の取り組み」一部改定に関するお知らせ

「コーポレートガバナンス・コードに関する当社の取り組み」一部改定に関するお知らせ

_コーポレートガバナンス基本方針

第 2 分科会 / 分科会 B 監査役会の運営 期中監査活動について ディスカッションポイント ( 例 ) 1. グループ討議の要領 グループ討議では 以下 (1)~(7) の事項から各グループそれぞれにおいて取り上げる事項を決め 各社の実例について情報交換を行ってください (1) 会議の運営等に関

当社では 独立社外取締役の選任基準をガイドラインにおいて定めております また 独立社外取締役は 取締役会における率直 活発で建設的な検討への貢献をしております 補充原則 取締役会は ガイドラインにおいて 取締役会の多様性等の機関設計に係る考え方を定めております また 取締役の選任に関す

コーポレートガバナンス コードの各原則に基づく開示 原則 1-7 関連当事者間の取引 当社は 取締役等との利益相反取引については 法令等に従い 取締役会において事前に審議 承認を得なければならない旨を取締役会規程に定めています 取締役会では 利益相反取引については その必要性や取引条件の適切性等とを


コーポレートガバナンス CORPORATE GOVERNANCE 当社のコーポレート ガバナンスの状況は以下のとおりです m-up,inc. 最終更新日 :2018 年 7 月 9 日株式会社エムアップ代表取締役美藤宏一郎問合せ先 : 総務経理部電話番号 証券コード :3661

臨時報告書_

当社は 持続的な成長と中長期的な企業価値向上の実現に貢献するための資質があり 専門的知識を有する人物を 幅広く候補者として人選し 取締役は取締役会において決定しており 監査役は監査役会において決定しております (5) 取締役会が上記 (4) を踏まえて経営陣幹部の選解任と取締役 監査役候補者の指名を

規則フォーマット

取締役会に諮って決定しています また 監査等委員である取締役の報酬に関しては 監査等委員である取締役報酬等の基準に関する内規 に基づき 監査等委員である取締役の協議によって決定しています (iv) 当社では 経営陣幹部の選解任につきましては 業績や会社への貢献度などの総合的な評価に基づき 取締役会が

平成 29 年 2 月 21 日 東京株式懇話会 2 月度実務講習会 三井住友信託銀行株式会社川瀬裕司 本年定時株主総会の実務対応について Ⅰ. 本年株主総会シーズンにおける主な動向等 1. 本年株主総会における制度改正等 (1) 株主総会プロセスの電子化促進等に関する研究会報告書 (H28.4.2

また 代表取締役社長直属の内部監査部門を設置し 法令遵守 内部統制の有効性と効率性 財務内容の適正開示 リスクマネジメントの検証等について 各部門 工場 グループ会社などの監査を定期的に実施し チェック 指導するとともに 監査役との情報共有等の連携を図っております 1-4( 中長期的な経営戦略等 )

ガイドライン

<4D F736F F D B837C838C815B B836F AEE967B95FB906A82CC95CF8D E31322E E646F6378>

監査等委員会設置会社の現況

止するとともに 取締役等に付与済みのストックオプションとしての新株予約権で未行使の ものにつきましては 本制度に基づく応分のポイントを付与することを条件として 当 該取締役等において権利放棄することといたします 2. 本制度の概要 (1) 本制度の概要本制度は 当行が拠出する金銭を原資として当行株式

原則 1-7 関連当事者間の取引 当社は 取締役及び取締役が実質的に支配する法人との競業取引及び利益相反取引は 取締役会での審議 決議を要することとしております また 取引条件及び取引条件の決定方針等については 株主総会招集通知や有価証券報告書等で開示する必要があり 当社役員 取締役が実質的に支配す

年毎に報告するとともに その取引の適正性に関して留意すべき事項が発現した場合は取引の継続に関して協議を行うこととしております 基本原則 2 6 企業年金のアセットオーナーとしての機能発揮 当社の確定給付型企業年金は 総合収益を長期的に確保する観点から 受益者への年金給付を確実に行うことを目的として運

「JASDAQ上場会社の『株式分布状況調査』(平成14年度)」の公表について

業活動を行う上で関わる顧客をはじめとするすべてのステークホルダーとの良好なネットワークおよび関係を構築 維持することが大切であると考えます そのために 以下のコーポレートガバナンス コードにおける基本的な考え方に則って コーポレート ガバナンスの充実に取り組みます (1) 株主の権利を尊重し 平等性

す また 同株式の議決権行使については 発行会社の企業価値向上に繋がるか 株主価値を棄損させるものであるかどうかを精査した上で 賛否を判断しております なお 個々の様式に応じた定性的かつ総合的な判断が必要なため 現時点では統一の基準を設けておりません 原則 1-7 関連当事者間の取引 当社は 取締役

(v) 各役員候補者の選任理由については 株主総会招集通知にて開示しております 補充原則 ( 経営陣に対する委任の範囲 ) 当社は 取締役会規程 決裁規程 職務権限規程及び職務権限一覧表に定められた決裁権限基準に基づき 取締役会 経営会議 取締役 執行役員等の意思決定機関及び意思決定者が

コーポレートガバナンス CORPORATE GOVERNANCE 当社のコーポレート ガバナンスの状況は以下のとおりです PASSPORT Co.,Ltd. 最終更新日 :2018 年 6 月 21 日株式会社パスポート代表取締役社長柘植圭介問合せ先 : 管理部 証券コード :

5 当社は 信託銀行等の名義で株式を保有する機関投資家等が株主総会において議決権行使等 の株主権の行使をあらかじめ希望する場合は 信託銀行等と協議等を行います ( 株主の権利の確保 ) 第 4 条当社は 全ての株主の権利が実質的に確保されるよう適切な対応を行うとともに 少数 株主にも認められている権

原則 3-1 情報開示の充実 (i) 当社の経営理念や経営戦略については 当社ホームページ 決算説明会資料等にて開示しております (ii) コーポレート ガバナンスの基本方針は 本報告書 コーポレート ガバナンスに関する基本的な考え方及び資本構成 企業属性その他の情報 1 基本的な考え方 に記載して

R8

コーポレートガバナンス CORPORATE GOVERNANCE 当社のコーポレート ガバナンスの状況は以下のとおりです FUJI SEIKI CO.,LTD 最終更新日 :2017 年 3 月 28 日 不二精機株式会社 伊井剛問合せ先 : 証券コード :6400

当社取締役会では 取締役会規則 で会社法に定める取締役会専決事項のほか 株主総会に関する事項 財務に関する事項 取締役に関する事項 株式および社債に関する事項 内部統制システムの整備に関する事項 当社グループに係る経営の基本方針 取締役に決定を委任する事項 重要な業務執行 その他社長が必要と認めた事

コーポレートガバナンス CORPORATE GOVERNANCE 当社のコーポレート ガバナンスの状況は以下のとおりです WAIDA MFG.CO.,LTD. 最終更新日 :2018 年 11 月 9 日株式会社和井田製作所代表取締役会長兼社長和井田光生問合せ先 : 証券コード

当行におけるコーポレート・ガバナンス改革

2017 年度全上場企業ホームページ充実度ランキング調査結果について 総合ランキングでは伊藤忠商事株式会社が 新興市場ランキングでは株式会社トライステージが ともに初の 1 位となりました 評価視点別では 分かりやすさ トップに伊藤忠商事株式会社 使いやすさ トップに株式会社 UACJ 情報の多さ

目次 1. アンケート概要 2. 回答企業の属性 3. アンケート結果 Ⅰ. 上場企業における早期 WEB 開示について a.2015 年度の実施状況 b.2016 年度の対応について Ⅱ. 会社法第 299 条第 3 項に基づく株主総会参考書類等の電磁的通知 ( 株主の個別同意が必要 ) について

て 需要家に喜ばれる製品 を安定的にお届けすることに不可欠であり また 当社の中長期的な企業価値向上に繋がるものと考えております そのため当社は 事業活動に不可欠な円滑な取引関係の維持 強化等により 中長期的な企業価値向上に資するものである場合に 必要と認める会社の株式を保有します 株式保有の意義に

(3) ( 監査等委員を除く取締役 ) 監査等委員を除く取締役の報酬は 基本報酬 賞与 退職慰労金によって構成されております 基本報酬は 会社業績のほか 本人の役位および業績評価を勘案し 取締役会で定める一定の基準に従って決定しております 賞与は 当年度の予想税引前当期純利益に対する一定割合を支給限

原則 1-1. 株主の権利の確保 上場会社は 株主総会における議決権をはじめとする株主の権利が実質的に確保されるよう 適切な対応を行うべきである 当社は 全ての株主が その権利行使が実質的に確保されるよう配慮するとともに 議決権行使や対話を促進する環境整備に努めております 補充原則 1-11 取締役

(5) 経営陣幹部の選任と取締役 監査役候補の指名を行う際の個々の選任 指名についての説明株主総会招集通知の参考書類に取締役 監査役候補者個々の選任理由を記載しております 株主総会招集通知 は 下記のリンク先をご参照ください

コーポレートガバナンス CORPORATE GOVERNANCE 当社のコーポレート ガバナンスの状況は以下のとおりです KAPPACREATE CO.,LTD. 最終更新日 :2018 年 12 月 28 カッパ クリエイト株式会社代表取締役社長小澤俊治問合せ先 : 総務部

ては Ⅱ. 独立役員届出書の提出に係る留意事項について を参照してください なお 独立役員の確保の状況については コーポレート ガバナンス報告書における記載事項にもな ります 詳細は 第 5 編 5 コーポレート ガバナンスに関する報告書 を参照してください 要件に合致する社外役員が複数名存在する場

(2) コードの各原則に基づく開示 であっても 実施しない理由を必ず本欄に記載してください 実施しない理由の説明が必要となる各原則について 全てを実施している場合には 本欄を非表示とするのではなく 全てを実施している旨を必ず記載してください マザーズ又は JASDAQ の上場会社で 基本原則 の全て

コーポレートガバナンス報告書

ビジョン 競争力のあるスペシャリティーファーマを目指す (2) コーポレートガバナンスに関する基本的な考え方と基本方針本報告書 Ⅰ1. 基本的な考え方 および 当社基本方針 をご覧ください (3) 取締役会が経営陣幹部 取締役の報酬を決定するに当たっての方針と手続本報告書 Ⅱ1. 取締役報酬関係 報

4. 支配株主との取引等を行う際における少数株主の保護の方策に関する指針 5. その他コーポレート ガバナンスに重要な影響を与えうる特別な事情その他のコーポレート ガバナンスに重要な影響を与えうる特別な事情はありません

コーポレートガバナンス CORPORATE GOVERNANCE 当社のコーポレート ガバナンスの状況は以下のとおりです Entrust Inc. 最終更新日 :2019 年 6 月 24 日 株式会社イントラスト代表取締役社長桑原豊問合せ先 : 経営管理部 証券コード :71

a. 経営幹部および取締役候補者については 以下の基準に照らし 取締役社長が取締役会に提案し 決議しております 優れた人格および識見があり 誠実な職務執行に必要な意思と能力が備わっている者であること 社内取締役においては 専門分野における十分な知見 経験 実績を有するとともに 高い組織運営能力が備わ

コーポレートガバナンス基本方針

< 本制度の仕組みの概要 > 5 ポイント付与 委託者 当社 3 自己株式の処分 1 役員株式交付規程の 制定 2 信託 < 他益信託 > を設定 ( 金銭を信託 ) 3 払込 受託者 ( 予定 ) 三井住友信託銀行 ( 再信託受託者 : 日本トラスティ サービス信託銀行 当社株式 株式交付信託 信


コーポレートガバナンス CORPORATE GOVERNANCE 当社のコーポレート ガバナンスの状況は以下のとおりです TOKYO ICHIBAN FOODS CO.,LTD. 最終更新日 :2016 年 12 月 28 日株式会社東京一番フーズ代表取締役社長坂本大地問合せ先 : 管理本部証券コー

んでまいります (3) 経営陣幹部 取締役の報酬を決定するに当たっての方針と手続き本報告書の 報酬の額又はその算定方法の決定方針の開示内容 に記載のとおりです (4) 経営陣幹部の選任と取締役 監査役候補の指名を行うに当たっての方針と手続き本報告書の 業務執行 監査 監督 指名 報酬決定等の機能に係

コーポレートガバナンス・ガイドライン

原則 3-1 情報開示の充実 (1) 当社は 企業ビジョンを制定し公表しております 詳細は 当社ホームページに掲載しておりますので ご参照ください (2) 当社は 経営環境の激しい変化に対応すべく 経営の効率化 意思決定の迅速化や経営の透明性の確保が必要不可欠であると考えております そのため コーポ

Transcription:

東証上場会における独立外取締役の選任状況及び委員会の設置状況 2017 年 7 月 26 日株式会東京証券取引所

2 名以上の独立外取締役の選任状況 2 名以上の独立外取締役を選任する上場会の比率は 市場第一部では 8 割を超え 88.0% に では9 割を超え 96.0% に 2 名以上の独立外取締役を選任する上場会 ( 市場第一部 ) の比率推移 100% 88.0% 96.0% 80% 79.7% 60% 48.4% 40% 20% 12.9% 15.0% 16.7% 18.0% 21.5% 0% 2010 年 2011 年 2012 年 2013 年 2014 年 2015 年 2016 年 2017 年 2017 年 市場第一部 2

3 分の 1 以上の独立外取締役の選任状況 独立外取締役が 全取締役の 3 分の 1 以上を占める上場会の比率は 市場第一部では 4 分の1を超え 27.2% に では3 分の1を超え 34.2% に 3 分の 1 以上の独立外取締役を選任する上場会 ( 市場第一部 ) の比率推移 50% 40% 34.2% 30% 27.2% 22.7% 20% 12.2% 10% 6.4% 0% 2014 年 2015 年 2016 年 2017 年 2017 年 市場第一部 3

参考 2 名 /3 分の 1 以上の独立外取締役の選任会数 集計対象 市場第一部市場第二部マザーズ JASDAQ 全上場会 数 2,021 523 241 752 3,537 398 2 名以上の独立外取締役選任 3 分の1 以上の独立外取締役選任 会数 比率 会数 比率 1,778 88.0% 549 27.2% (+212 ) (+8.3%) (+103 ) (+4.5%) 331 63.3% 98 18.7% (+31 ) (+7.3%) (+2 ) (+0.8%) 87 36.1% 69 28.6% (+17 ) (+6.2%) (+15 ) (+5.6%) 202 26.9% 92 12.2% (+19 ) (+3.2%) (+8 ) (+1.3%) 2,398 67.8% 808 22.8% (+279 ) (+7.4%) (+128 ) (+3.5%) 382 96.0% 136 34.2% (+21 ) (+5.8%) (+21 ) (+5.4%) 括弧内は昨年比 4

参考 1 あたりの独立外取締役数 集計対象 数 市場第一部 2,021 取締役会平均数 9.31 平均数 2.34 独立外取締役 0 名 1 名 2 名 3 名以上 1/3 以上 過半数 平均数 24 219 1,157 621 549 58 2.57 外取締役 0 名 1 名 2 名 3 名以上 1/3 以上 9 154 1,023 835 712 過半数 89 1.2% 10.8% 57.2% 30.7% 27.2% 2.9% 0.4% 7.6% 50.6% 41.3% 35.2% 4.4% 市場第二部 523 7.80 1.74 30 162 259 72 98 7 6 125 264 128 169 13 2.08 5.7% 31.0% 49.5% 13.8% 18.7% 1.3% 1.1% 23.9% 50.5% 24.5% 32.3% 2.5% マザーズ 241 5.96 1.37 38 116 54 33 69 7 16 100 66 59 104 26 1.84 15.8% 48.1% 22.4% 13.7% 28.6% 2.9% 6.6% 41.5% 27.4% 24.5% 43.2% 10.8% JASDAQ 752 6.84 1.09 199 351 148 54 92 9 77 361 196 118 173 27 1.54 26.5% 46.7% 19.7% 7.2% 12.2% 1.2% 10.2% 48.0% 26.1% 15.7% 23.0% 3.6% 全上場会 3,537 8.33 1.92 291 848 1,618 780 808 81 2.23 108 740 1,549 1,140 1,158 155 8.2% 24.0% 45.7% 22.1% 22.8% 2.3% 3.1% 20.9% 43.8% 32.2% 32.7% 4.4% 398 10.67 2.91 1 15 168 214 136 23 0 9 151 238 157 27 3.09 0.3% 3.8% 42.2% 53.8% 34.2% 5.8% 0.0% 2.3% 37.9% 59.8% 39.4% 6.8% 下段の数値 ( 比率 ) は各区分における数に占める構成比 5

指名委員会の設置状況 指名委員会 ( ) を設置する上場会の比率は 市場第一部では 3 割を超え 31.8% に では過半数の 57.0% に 指名委員会設置会 ( 市場第一部 ) の比率推移 : : 60% 57.0% 50% 40% 30% 27.1% 31.8% 48.2% 20% 10% 0% 28.6% 10.5% 24.0% 7.8% 8.8% 2.7% 3.1% 3.2% 2015 年 2016 年 2017 年 2017 年 市場第一部 6

指名委員会における外取締役の比率 指名委員会 ( ) の過半数が外取締役である上場会の比率は 市場第一部 ともに 4 割を超え それぞれ 48.7% 49.5% に 指名委員会における外取締役の比率 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 市場第一部 (4.2 ) (4.6 ) 12.3% 67.7% 過半数が外取締役 48.7% 2.4% 28.9% 17.3% 40.7% 20.0% 10.6% (4.6 ) (4.9 ) 2.1% 14.3% 57.1% 過半数が外取締役 49.5% 26.0% 21.4% 42.2% 28.6% 8.3% 全員外 2/3 以上過半数以上 2/3 未満 1/3 以上 1/2 以下 1/3 未満 括弧内は指名委員会の平均数 7

指名委員長の属性 指名委員会 ( ) の委員長が外取締役である上場会の比率は 市場第一部 とも約 7 割に 指名委員会 ( ) の委員長が外取締役である上場会の比率は 市場第一部 とも 4 割超に 指名委員会の委員長の属性 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 市場第一部 43.7% 69.2% 49.7% 30.8% 0.5% 1.9% 4.2% 44.3% 71.4% 49.0% 28.6% 2.1% 4.7% 外取締役内取締役外有識者その他なし 8

報酬委員会の設置状況 ( 市場第一部 ) 報酬委員会 ( ) を設置する上場会の比率は 市場第一部では 3 分の1を超え 34.9% に では6 割を超え 60.1% に 報酬委員会設置会 ( 市場第一部 ) の比率推移 : : 70% 60% 60.1% 50% 40% 30% 29.9% 34.9% 51.3% 20% 13.4% 26.7% 31.7% 10% 0% 10.7% 2.7% 3.1% 3.2% 8.8% 2015 年 2016 年 2017 年 2017 年 市場第一部 9

報酬委員会における外取締役の比率 報酬委員会 ( ) の過半数が外取締役である上場会の比率は 市場第一部では4 割を超え 47.5% に では過半数の 50.5% に 報酬委員会における外取締役の比率 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 市場第一部 (4.1 ) 15.4% 過半数が外取締役 47.5% 3.0% 28.1% 16.4% 63.1% 40.8% 21.5% 11.7% (4.6 ) (4.5 ) 2.9% 17.1% 48.6% 過半数が外取締役 50.5% 26.0% 21.6% 40.7% 34.3% 8.8% (4.8 ) 全員外 2/3 以上過半数以上 2/3 未満 1/3 以上 1/2 以下 1/3 未満 括弧内は報酬委員会の平均数 10

報酬委員長の属性 報酬委員会 ( ) の委員長が外取締役である上場会の比率は 市場第一部 とも 7 割超に 報酬委員会 ( ) の委員長が外取締役である上場会の比率は 市場第一部 とも 4 割超に 報酬委員会の委員長の属性 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 市場第一部 43.6% 73.8% 49.1% 26.2% 2.2% 0.9% 4.2% 46.6% 71.4% 46.1% 28.6% 1.5% 1.5% 4.4% 外取締役内取締役外有識者その他なし 11

参考 指名 報酬委員会の設置状況 市場区分等市場第一部市場第二部マザーズ JASDAQ 全上場会 数 2,021 523 241 752 3,537 398 指名委員会 ( ) 報酬委員会 ( ) 会数比率会数比率 642 31.8% 705 34.9% (+111 ) (+4.7%) (+121 ) (+5.0%) 47 9.0% 54 10.3% (+15 ) (+3.1%) (+16 ) (+3.2%) 7 2.9% 12 5.0% (+2 ) (+0.8%) (+2 ) (+0.7%) 13 1.7% 17 2.3% (+0 ) (+0.0%) (+0 ) (+0.0%) 709 20.0% 788 22.3% (+128 ) (+3.5%) (+139 ) (+3.8%) 227 57.0% 239 60.1% (+21 ) (+6.3%) (+22 ) (+6.6%) 括弧内は昨年比 12

参考 会法上の機関設計の選択状況 集計対象市場第一部市場第二部マザーズ JASDAQ 全上場会 数 2,021 523 241 752 3,537 398 指名委員会等設置会 監査等委員会設置会 監査役会設置会 会数比率会数比率会数比率 65 3.2% 440 21.8% 1,516 75.0% (+4 ) (+0.1%) (+91 ) (+4.0%) (-40 ) (-4.1%) 2 0.4% 156 29.8% 365 69.8% (+0 ) (+0.0%) (+40 ) (+8.2%) (-53 ) (-8.2%) 3 1.2% 39 16.2% 199 82.6% (+1 ) (+0.4%) (+11 ) (+4.2%) (-5 ) (-4.6%) 4 0.5% 163 21.7% 585 77.8% (-1 ) (-0.1%) (+19 ) (+3.0%) (-37 ) (-2.9%) 74 2.1% 798 22.6% 2,665 75.3% (+4 ) (+0.1%) (+161 ) (+4.4%) (-135 ) (-4.5%) 35 8.8% 58 14.6% 305 76.6% (+5 ) (+1.3%) (+7 ) (+1.8%) (-14 ) (-3.1%) 括弧内は昨年比 13

参考 コーポレートガバナンス コード ( 抜粋 ) 原則 4-8. 独立外取締役の有効な活用 独立外取締役は会の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に寄与するように役割 責務を果たすべきであり 上場会はそのような資質を十分に備えた独立外取締役を少なくとも 2 名以上選任すべきである また 業種 規模 事業特性 機関設計 会をとりまく環境等を総合的に勘案して 自主的な判断により 少なくとも 3 分の 1 以上の独立外取締役を選任することが必要と考える上場会は 上記にかかわらず そのための取組み方針を開示すべきである 補充原則 4-101 上場会が監査役会設置会または監査等委員会設置会であって 独立外取締役が取締役会の過半数に達していない場合には 経営陣幹部 取締役の指名 報酬などに係る取締役会の機能の独立性 客観性と説明責任を強化するため 例えば 取締役会の下に独立外取締役を主要な構成員とするの諮問委員会を設置することなどにより 指名 報酬などの特に重要な事項に関する検討に当たり独立外取締役の適切な関与 助言を得るべきである 14

留意事項 集計対象 2017 年についての数値は 2017 年 7 月 14 日時点のコーポレート ガバナンスに関する報告書の記載をもとに集計 比較対象としている2016 年以前の数値は 各時点におけるコーポレート ガバナンスに関する報告書をもとに集計 独立外取締役の定義 本集計において 独立外取締役とは 独立役員として届け出られている外取締役のことを指す 東証では 一般株主保護のため 独立性の高い外取締役又は外監査役を独立役員として届け出ることを上場会に求めている 15