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体制強化加算の施設基準にて 社会福祉士については 退院調整に関する 3 年以上の経験を有する者 であること とあるが この経験は 一般病棟等での退院調整の経験でもよいのか ( 疑義解釈その 1 問 49: 平成 26 年 3 月 31 日 ) ( 答 ) よい 体制強化加算の施設基準にて 当該病棟に

)各 職場復帰前 受入方針の検討 () 主治医等による 職場復帰可能 との判断 主治医又はにより 職員の職場復帰が可能となる時期が近いとの判断がなされる ( 職員本人に職場復帰医師があることが前提 ) 職員は健康管理に対して 主治医からの診断書を提出する 健康管理は 職員の職場復帰の時期 勤務内容

Microsoft Word - (厚生局医療課長事務連絡)平成30年度診療報酬改定において経過措置を設けた施設基準の取扱いについて

平成 28 年度診療報酬改定情報リハビリテーション ここでは全病理に直接関連する項目を記載します Ⅰ. 疾患別リハビリ料の点数改定及び 維持期リハビリテーション (13 単位 ) の見直し 脳血管疾患等リハビリテーション料 1. 脳血管疾患等リハビリテーション料 (Ⅰ)(1 単位 ) 245 点 2

03-01【局長通知・特例】施術管理者の要件に係る取扱の特例について

京都府がん対策推進条例をここに公布する 平成 23 年 3 月 18 日 京都府知事山田啓二 京都府条例第 7 号 京都府がん対策推進条例 目次 第 1 章 総則 ( 第 1 条 - 第 6 条 ) 第 2 章 がん対策に関する施策 ( 第 7 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 がん対策の推進

北里大学病院モニタリング 監査 調査の受け入れ標準業務手順 ( 製造販売後臨床試験 ) 第 1 条 ( 目的 ) 本手順書は 北里大学病院において製造販売後臨床試験 ( 以下 試験とする ) 依頼者 ( 試験依頼者が業務を委託した者を含む 以下同じ ) が実施する直接閲覧を伴うモニタリング ( 以下

平成 28 年 10 月 17 日 平成 28 年度の認定看護師教育基準カリキュラムから排尿自立指導料の所定の研修として認めら れることとなりました 平成 28 年度研修生から 排泄自立指導料 算定要件 施設基準を満たすことができます 下部尿路機能障害を有する患者に対して 病棟でのケアや多職種チーム

リハビリテーションマネジメント加算 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味 関心 身体の状況 家屋の状況 家

( 条例第 4 条第 1 項に規定する額 ) 第 4 条条例第 4 条第 1 項に規定する額は 病院若しくは診療所等 ( 保険薬局を除く ) の診療報酬明細書 ( 訪問看護診療費明細書を含む ) 又は医療保険各法に定める療養費支給申請書ごとに 次の各号に掲げる区分に対し定める額とする なお 医療に関

2. 経口移行 ( 経口維持 ) 加算 経口移行 ( 経口維持 ) 計画に相当する内容を各サービスにおけるサービス計画の中に記載する場合は その記載をもって経口移行 ( 経口維持 ) 計画の作成に代えることができる 従来どおり経口移行 ( 経口維持 ) 計画を別に作成してよい 口腔機能向上加算 口腔

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01 【事務連絡】疑義解釈資料(施術管理者の要件関係)

Taro-【新旧】医療観察診療報酬告

A 精神保健福祉法改正に関連する質問事項 1. 医療保護入院の同意 (1) 市町村長同意 1 市町村長同意の 家族等の全員がその意思を表示できない とはどのような場合か いくつか例示してください ( 答 ) 心神喪失の場合等が該当します 例えば 被後見人又は被保佐人と同等の意思能力である場合等を指し

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Q&A 集 Q1 社会保険等とは何か A1 社会保険等とは 健康保険 ( 協会けんぽ 健康保険組合等 ) 厚生年金保険 及び雇用保険をいいます Q2 国民健康保険組合に加入しているが 社会保険等未加入建設業者となるのか A2 法人や常時 5 人以上の従業員を使用する国民健康保険組合に加入している建設

医師等の確保対策に関する行政評価・監視結果報告書 第4-1

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140710【諸冨】平成26年度保健師中央会議資料

認知症医療従事者等向け研修事業要領

アレルギー疾患対策基本法 ( 平成二十六年六月二十七日法律第九十八号 ) 最終改正 : 平成二六年六月一三日法律第六七号 第一章総則 ( 第一条 第十条 ) 第二章アレルギー疾患対策基本指針等 ( 第十一条 第十三条 ) 第三章基本的施策第一節アレルギー疾患の重症化の予防及び症状の軽減 ( 第十四条

子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱

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別紙 常勤医師等の取扱いについて 1. 一日平均患者数の計算における診療日数 (1) 入院患者数ア通常の年は 365 日である イ病院に休止した期間がある場合は その期間を除く (2) 外来患者数ア実外来診療日数 ( 各科別の年間の外来診療日数で除すのではなく 病院の実外来診療日数で除すこと ) イ

年管管発 0928 第 6 号平成 27 年 9 月 28 日 日本年金機構年金給付業務部門担当理事殿 厚生労働省年金局事業管理課長 ( 公印省略 ) 障害年金の初診日を明らかにすることができる書類を添えることができない場合の取扱いについて 厚生年金保険法施行規則等の一部を改正する省令 ( 平成 2

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Ⅰ 通所リハビリテーション業務基準 通所リハビリテーションのリハビリ部門に関わる介護報酬 1. 基本報酬 ( 通所リハビリテーション費 ) 別紙コード表参照 個別リハビリテーションに関して平成 27 年度の介護報酬改定において 個別リハビリテーション実施加算が本体報酬に包括化された趣旨を踏まえ 利用

【通知】海外療養費・出産育児一時金の支給の適正化に向けた対策等について

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7 時間以上 8 時間未満 922 単位 / 回 介護予防通所リハビリテーション 変更前 変更後 要支援 Ⅰ 1812 単位 / 月 1712 単位 / 月 要支援 Ⅱ 3715 単位 / 月 3615 単位 / 月 リハビリテーションマネジメント加算 (Ⅰ) の見直し リハビリテーションマネジメン

A4 経営事項審査の受審状況により確認方法が異なります なお 適用除外は 労働者の就業形態等によって適用除外とならない場合もあることから 元請負人は 年金事務所等に適用除外となる要件を確認した上で判断してください 経営事項審査を受審している場合 有効期間にある経営規模等評価結果通知書総合評定値通知書

厚生労働省による 平成 30 年度介護報酬改定に関する Q&A(Vol.1) に対する 八王子介護支援専門員連絡協議会からの質問内容と八王子市からの回答 Q1 訪問看護ステーションによるリハビリのみの提供の場合の考え方について厚労省 Q&A(Vol.1) での該当項目問 21 問 22 問 23 A

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届出上の注意 1 届出前 1 ヶ月の各病棟の勤務計画表 ( 勤務実績 ) 及び 2 つの勤務帯が重複する各勤務帯の申し送りの時間が分かる書類を添付すること 2 7 対 1 特別入院基本料及び 10 対 1 特別入院基本料を算定する場合には 看護職員の採用活動状況等に関する書類を添付すること

平成30年度介護報酬改定における各サービス毎の改定事項について

07体制届留意事項(就労継続支援A型)

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社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

( 介 197)( 保 310)F 平成 31 年 3 月 12 日 都道府県医師会社会保険担当理事殿介護保険担当理事殿 日本医師会常任理事 松本吉郎 江澤和彦 要介護被保険者等である患者に対する入院外の維持期 生活期の 疾患別リハビリテーションに係る経過措置の終了に当たっての必要な対応について 入

看護職員が看護補助者との同行訪問により訪問看護を実施する場合 利用者の身体的理由においても算定可能になりました 算定対象 1 別表第七に掲げる者 ( 厚生労働大臣が定める疾病等 2 表第八に掲げる者 ( 特別管理加算の対象者 ) 3 特別訪問看護指示書による訪問看護を受けている者 4 暴力行為 著し

機関と調整する ) 次の 1 から 3 により算出し それを合計して支払いを行うことと なりますので 各保険医療機関においては 別紙様式により 当該保険医療機関等の 平成 23 年 5 月の入院 外来別の診療実日数を併せて届け出るものとなります 1 入院分平成 22 年 11 月 ~ 平成 23 年

「平成30 年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.2)(平成30 年3月28 日)」の送付について【介護保険最新情報Vol.633】(厚生労働省老健局老人保健課:H )

事務連絡 平成 31 年 4 月 23 日 各都道府県障害保健福祉主管課御中 厚生労働省社会 援護局障害保健福祉部 障害福祉課地域生活支援推進室 サービス管理責任者等研修の見直しに関する Q&A 等について 平素より障害保健福祉行政の推進に御尽力いただき厚く御礼申し上げます サービス管理責任者及び児

国立病院機構熊本医療センターボランティア 活動受入規程 ( 目的 ) 第 1 条本規程は 国立病院機構熊本医療センター ( 以下 病院 という ) においてボランティア活動を希望する個人又は団体を広く受け入れ円滑に活動できるよう支援し 地域社会とともに患者さまを側面から支援し 病院での療養生活を充実

第 8 部 精神科専門療法 通則 1 精神科専門療法の費用は 第 1 節の各区分の所定点数により算定する ただし 精神科専門 療法に当たって薬剤を使用したときは 第 1 節及び第 2 節の各区分の所定点数を合算した点数 により算定する ぼう 2 精神科専門療法料は 特に規定する場合を除き 精神科を標

06 参考資料1 平成30年度介護報酬改定における各サービス毎の改定事項について

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点検項目 点検事項 点検結果 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ 計画の定期的評価 見直し 約 3 月毎に実施 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅱ ( リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ の要件に加え ) 居宅介護支援事業者を通じて他のサービス事業者への情報伝達 利用者の興味 関心 身体

薬事法における病院及び医師に対する主な規制について 特定生物由来製品に係る説明 ( 法第 68 条の 7 平成 14 年改正 ) 特定生物由来製品の特性を踏まえ 製剤のリスクとベネフィットについて患者に説明を行い 理解を得るように努めることを これを取り扱う医師等の医療関係者に義務づけたもの ( 特

特定個人情報の取扱いの対応について

地域生活支援事業サービス提供事業者登録要綱

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平成 26 年 3 月 6 日千葉医療センター 地域医療連携ネットワーク運用管理規定 (Ver.8) 千葉医療センター地域医療連携ネットワーク運用管理規定 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この運用管理規定は 千葉医療センター地域医療連携ネットワーク ( 以下 千葉医療ネットワーク ) に参加

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指定特定相談支援事業 指定障害児相談支援事業の指定に係る Q&A 注意事項事業の実施にあたっては, 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定計画相談支援の事業の人員及び運営に関する基準 や 児童福祉法に基づく指定障害児相談支援の事業の人員及び運営に関する基準 等を必ず確認

第 3 条市長は 前条に規定する申請に基づいて医療費の給付を受けることができる者であることを確認したときは 申請者に重度心身障がい者医療費受給者証 ( 第 2 号様式 以下 受給者証 という ) を交付するものとする 2 前項の受給者証の資格取得日は 市長が交付決定をした日の属する月の翌月の初日 (

01 【北海道】

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別紙 ( 国内における臓器等移植について ) Q1 一般の移送費の支給と同様に 国内での臓器移植を受ける患者が 療養の給付を受けるため 病院又は診療所に移送されたときは 移送費の支給を行うこととなるのか 平成 6 年 9 月 9 日付け通知の 健康保険の移送費の支給の取扱いについて ( 保険発第 1

< 現行 > 対象者医療区分 Ⅰ(Ⅱ Ⅲ 以外の者 ) 1 * 医療の必要性の低い者医療区分 Ⅱ Ⅲ 1 2 * 医療の必要性の高い者 ( 指定難病患者を除く ) 3 指定難病患者 2 生活療養標準負担額のうちにかかる部分 1 日につき32 1 日につき 1 日につき < 見直し後 > 対象者医療区

により算定する ただし 処方せんの受付回 数が 1 月に 600 回以下の保険薬局を除く により算定する 注の削除 注 4 別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合 ( 削除 ) しているものとして地方厚生局長等に届け出た保険薬局において調剤した場合には 基準調剤加算として所定点数に32 点を加算する

重度認知症加算 2. 重度認知症加算は 今改定において 入院した日から起算して3 月以内の期間に限り, 重度認知症加算として, 日につき 00 点を所定点数に加算する から 入院した日から起算して 月以内の期間に限り 重度認知症加算として 日につき 300 点を所定点数に加算する へ変更となったが

獨協医科大学病院医療安全対策規程(案)

平29・6・13(火) 平成29年度 神奈川県医師会 産業医部会 総会・研修会

( 別添 2) ( 別添 2) 平成 14 年 9 月 27 日保発第 号の別添 2 組合管掌健康保険一括適用取扱要領 組合管掌健康保険一括適用取扱要領 ( 準則 ) 第 1 健康保険法 ( 以下 法 という ) 第 34 条第 1 項の規定による厚生労働大臣の承認 ( 以下 一括適

2 保険者協議会からの意見 ( 医療法第 30 条の 4 第 14 項の規定に基づく意見聴取 ) (1) 照会日平成 28 年 3 月 3 日 ( 同日開催の保険者協議会において説明も実施 ) (2) 期限平成 28 年 3 月 30 日 (3) 意見数 25 件 ( 総論 3 件 各論 22 件

外部通報処理要領(ホームページ登載分)

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(2) 総合的な窓口の設置 1 各行政機関は 当該行政機関における職員等からの通報を受け付ける窓口 ( 以下 通報窓口 という ) を 全部局の総合調整を行う部局又はコンプライアンスを所掌する部局等に設置する この場合 各行政機関は 当該行政機関内部の通報窓口に加えて 外部に弁護士等を配置した窓口を

出時に必要な援助を行うことに関する知識及び技術を習得することを目的として行われる研修であって 別表第四又は別表第五に定める内容以上のものをいう 以下同じ ) の課程を修了し 当該研修の事業を行った者から当該研修の課程を修了した旨の証明書の交付を受けた者五行動援護従業者養成研修 ( 知的障害又は精神障

獨協医科大学病院医療安全対策規程(案)

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乳児家庭全戸訪問事業(一部改正)

継続サービス利用支援 ( いわゆる モニタリング ) (1) 支給決定の有効期間内において これらのサービスが適切に利用できるようサービス等利用計画が適切であるかどうかを省令で定める期間ごとに利用状況を検証し その結果や心身の状況 環境 利用に関する意向 その他の事情を勘案し サービス等利用計画の見

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2. 療養型病院 (1) 機能性の状況 療養型病院 施設数 ( 施設 ) 470 病床数 ( 床 ) 利用率 90.3 在院日数 ( 日 ) 92.7 入院外来比 0.52 新患率 日平均患者数 ( 人 ) 入院 外来 床当たり医業収益 ( 千円 )

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事務連絡 平成 26 年 9 月 5 日 地方厚生 ( 支 ) 局医療課都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 都道府県後期高齢者医療主管部 ( 局 ) 後期高齢者医療主管課 ( 部 ) 御中 厚生労働省保険局医療課 疑義解釈資料の送付について ( その 9) 診療報酬の算定

正誤表 正誤箇所 誤 正 医科 - 基本診療料 -35/47 注 3 診療に係る費用 ( 注 2 及び注 4に規定する加算 注 3 診療に係る費用 ( 注 2 及び注 4に規定する加算 注の見直し 当該患者に対して行った第 2 章第 1 部医学管理等の 当該患者に対して行った第 2 章第 1 部医学

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3 医療安全管理委員会病院長のもと 国府台病院における医療事故防止対策 発生した医療事故について速やかに適切な対応を図るための審議は 医療安全管理委員会において行うものとする リスクの把握 分析 改善 評価にあたっては 個人ではなく システムの問題としてとらえ 医療安全管理委員会を中心として 国府台

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( 様式第 6) 病院の管理及び運営に関する諸記録の閲覧方法に関する書類 病院の管理及び運営に関する諸記録の閲覧方法 計画 現状の別 1. 計画 2. 現状 閲 覧 責 任 者 氏 名 閲 覧 担 当 者 氏 名 閲覧の求めに応じる場所 閲覧の手続の概要 ( 注 ) 既に医療法施行規則第 9 条の

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平成17年 月 日

Transcription:

作成 : 退院後生活環境相談員 ( 改正法 ) と 退院支援相談員 ( 診療報酬 ) の比較 退院後生活環境相談員 退院支援相談員 選任 2014 年 4 月 1 日以降に精神療養病棟へ入院と 2014 年 4 月 1 日現在のすべての医療保護入院者 なった入院患者 1 人につき1 人以上指定し 当 に選任 ( 4 月 1 日以降の医保入院者は法定の医保 該保険医療機関内に配置 入院者退院支援委員会の対象 ) 1 精神保健福祉士 1 精神保健福祉士 2 保健師 看護師 准看護師 作業療法士又は 2 保健師 看護師 准看護師 作業療法士又は 社会福祉士として 精神障害者に関する業務 社会福祉士として 精神障害者に関する業務 に従事した経験を有する者 に従事した経験を3 年以上有する者 33 年以上精神障害者及びその家族等との退院 後の生活環境についての相談及び指導に関す る業務に従事した経験を有する者であって かつ 厚生労働大臣が定める研修を修了した 者 配置の目安 :1 人につき 概ね 50 人以下の 同時に担当する患者の数は 60 以下 医療保護入院者を担当 退院支援相談員が担当する患者の一覧を作成 医療保護入院者 1 人につき1 人の退院後生活 していること 環境相談員を入院後 7 日以内に選任 業務内容 業務内容 (1) 入院時の業務 新たに医療保護入院者が入院し 退院後生活環 境相談員が選任された場合は 当該医療保護入院 者及びその家族等に対して以下についての説明を 行うこと 退院後生活環境相談員として選任されたこと 及びその役割 本人及び家族等の退院促進の措置への関わり ( 地域援助事業者の紹介を受けることができる こと また 本人においては 医療保護入院者 退院支援委員会への出席及び退院後の生活環境 に関わる者に委員会への出席の要請を行うこと ができること等 ) (2) 退院に向けた相談支援業務 ア退院に向けた相談支援業務 ア 退院後生活環境相談員は 医療保護入院者 ( イ ) 当該患者及びその家族等からの相談に応じ 及びその家族等からの相談に応じるほか 退 退院に向けた意欲の喚起等に努めること 相談 院に向けた意欲の喚起や具体的な取組の工程の を行った場合には 当該相談内容について看護 相談等を積極的に行い 退院促進に努めること 記録等に記録をすること イ 医療保護入院者及びその家族等と相談を行 った場合には 当該相談内容について相談記 録又は看護記録等に記録をすること ウ 退院に向けた相談支援を行うに当たって ( ハ ) 退院に向けた相談支援を行うに当たっては は 主治医の指導を受けるとともに その他 主治医の指導を受けるとともに その他当該患 1

当該医療保護入院者の治療に関わる者との連携を図ること (3) 地域援助事業者等の紹介に関する業務ア医療保護入院者及びその家族等から地域援助事業者の紹介の希望があった場合や 当該医療保護入院者との相談の内容から地域援助事業者を紹介すべき場合等に 必要に応じて地域援助事業者を紹介するよう努めること イ地域援助事業者等の地域資源の情報を把握し 収集した情報を整理するよう努めること ウ地域援助事業者に限らず 当該医療保護入院者の退院後の生活環境又は療養環境に関わる者の紹介や これらの者との連絡調整を行い 退院後の環境調整に努めること (4) 医療保護入院者退院支援委員会に関する業務ア医療保護入院者退院支援委員会の開催に当たって 開催に向けた調整や運営の中心的役割を果たすこととし 充実した審議が行われるよう努めること イ医療保護入院者退院支援委員会の記録の作成にも積極的に関わることが望ましいこと (5) 退院調整に関する業務医療保護入院者の退院に向け 居住の場の確保等の退院後の環境に係る調整を行うとともに 適宜地域援助事業者等と連携する等 円滑な地域生活への移行を図ること (6) その他定期病状報告の退院に向けた取組欄については その相談状況等を踏まえて退院後生活環境相談員が記載することが望ましいこと 5 その他業務 (1) 医療保護入院者が退院する場合において 引き続き任意入院により当該病院に入院するときには 当該医療保護入院者が地域生活へ移行するまでは 継続して退院促進のための取組を行うことが望ましいこと (2) 医療保護入院者の退院促進に当たっての退院後生活環境相談員の役割の重要性に鑑み 施行後の選任状況等を踏まえて 退院後生活環境相談員として有するべき資格等の見直しを図ることも考えられるため 留意されたいこと 作成 : 者の治療に関わる者との連携を図ること イ退院支援委員会に関する業務退院支援相談員は 担当する患者について退院に向けた支援を推進するための委員会 ( 以下 退院支援委員会 という ) を 当該患者 1 人につき月 1 回以上行うこと ウ退院調整に関する業務患者の退院に向け 居住の場の確保等の退院後の環境にかかる調整を行うとともに 必要に応じて相談支援事業所等と連携する等 円滑な地域生活への移行を図ること 2

作成 : 医療保護入院者退院支援委員会 ( 改正法 ) と 退院支援委員会 ( 診療報酬 ) の比較 対象者 対象者 (1) 委員会の審議の対象者は 以下の者である平成 26 年 4 月 1 日以降に精神療養病棟へ入院とな こと 1 在院期間が1 年未満の医療保護入院者であって 入院時に入院届に添付する入院診療計画書に記載した推定される入院期間を経過するもの った当該病棟の入院患者 ( すべての入院形態が対象 ) 入院とは 精神療養病棟への直接の新規入院および他病棟からの転棟をいう 2 在院期間が1 年未満の医療保護入院者であって 委員会の審議で設定された推定される入院期間を経過するもの 3 在院期間が1 年以上の医療保護入院者であって 病院の管理者が委員会での審議が必要と認めるものなお 当該推定される入院期間を経過する時期の前後概ね2 週間以内に委員会での審議を行うこと また 入院時に入院届に添付する入院診療計画書に記載する推定される入院期間については 既に当該医療保護入院者の病状を把握しており かつ 1 年以上の入院期間が見込まれる場合 ( 例えば措置入院の解除後すぐに医療保護入院する場合等 ) を除き 原則として1 年未満の期間を設定すること (2) 入院から1 年以上の医療保護入院者を委員会での審議の対象者としない場合は 具体的な理由 ( 例えば精神症状が重症であって かつ 慢性的な症状を呈することにより入院の継続が明らかに必要な病状であること等 ) を定期病状報告に記載すること 具体的な理由がない場合は 原則として委員会での審議を行うことが望ましいこと (3) 既に推定される入院期間経過時点から概ね 1ヶ月以内の退院が決まっている場合 ( 入院形態を変更し 継続して任意入院する場合を除く ) については 委員会での審議を行う必要はないこと 出席者 医療保護入院者退院支援委員会の出席者は 以下のとおりとすること 1 当該医療保護入院者の主治医 ( 主治医が精神 出席者 退院支援委員会の出席者は 以下のとおりとすること ア当該患者の主治医 3

保健指定医でない場合は 当該主治医に加え 主治医以外の精神保健指定医が出席すること ) 2 看護職員 ( 当該医療保護入院者を担当する看護職員が出席することが望ましい ) 3 当該医療保護入院者について選任された退院後生活環境相談員 41~3 以外の病院の管理者が出席を求める当該病院職員 5 当該医療保護入院者本人 6 当該医療保護入院者の家族等 7 地域援助事業者その他の当該精神障害者の退院後の生活環境に関わる者なお 3が2にも該当する場合は その双方を兼ねることも可能であるが その場合には 4の者であって当該医療保護入院者の診療に関わるものを出席させることが望ましいこと 5が委員会に出席するのは 当該者が出席を希望する場合とし 6 及び7が委員会に出席するのは 当該医療保護入院者が出席を求めた場合であって 当該出席を求められた者が出席要請に応じるときとすること また 7としては 入院前に当該医療保護入院者が通院していた診療所や退院後に当該医療保護入院者が診療を受けることを予定する医療機関等も想定されるところであり 当該医療保護入院者に対し退院後生活環境相談員がこれらの者に対し出席を要請しなくてよいか確認する等 当該医療保護入院者の退院後の生活環境を見据えた有意義な審議ができる出席者となるよう努めること 開催方法 (1) 開催方法の例としては 月に1 回委員会を開催することとし 当該開催日から前後 2 週間に推定される入院期間を経過する医療保護入院者を対象として 出席者を審議対象者ごとに入れ替えて開催することが考えられるが 当該病院における医療保護入院者数等の実情に応じて 推定される入院期間の経過する医療保護入院者がいる日に委員会での審議を行うこととする等その他の開催方法でも差し支えないこと (2) 開催に当たっては 十分な日時の余裕を持 作成 : イ看護職員 ( 当該患者を担当する看護職員が出席することが望ましい ) ウ当該患者について指定された退院支援相談員エア~ウ以外の病院の管理者が出席を求める当該病院職員オ当該患者カ当該患者の家族等キ相談支援事業所等の当該精神障害者の退院後の生活環境に関わる者なお オ及びカについては 必要に応じて出席すること また キの出席については 当該患者の同意を得ること 開催方法 当該患者 1 人につき月 1 回以上行うこと ( 再掲 ) 4

って審議対象となる医療保護入院者に別添様式 1( 医療保護入院者退院支援委員会開催のお知らせ ) の例により通知し 通知を行った旨を診療録に記載すること 当該通知に基づき3 中 6 及び7に掲げる者に対する出席要請の希望があった場合には 当該希望があった者に対し 以下の内容を通知すること 委員会の開催日時及び開催場所 医療保護入院者本人から出席要請の希望があったこと 出席が可能であれば委員会に出席されたいこと 文書による意見提出も可能であること 記録等 審議結果 (1) 委員会における審議の結果については 別添様式 2( 医療保護入院者退院支援委員会審議記録 ) に記載して記録するとともに 診療録には委員会の開催日の日付を記録することとすること (2) 病院の管理者 ( 大学病院等においては 精神科診療部門の責任者 ) は 医療保護入院者退院支援委員会の審議状況を確認し 医療保護入院者退院支援委員会審議記録に署名すること また 審議状況に不十分な点がみられる場合には 適切な指導を行うこと (3) 審議終了後できる限り速やかに 審議の結果を本人並びに当該委員会への出席要請を行った36 及び7に掲げる者に対して別添様式 3により通知すること (4) 委員会における審議の結果 入院の必要性が認められない場合には 速やかに退院に向けた手続をとること (5) 医療保護入院者退院支援委員会審議記録については 定期病状報告の際に 当該報告から直近の審議時のものを定期病状報告書に添付すること 作成 : 記録等 退院支援委員会の開催に当たっては 別添様式 38 又はこれに準じた様式を用いて会議の記録を作成し その写しを診療録に添付すること 5