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女性消防職員の採用 職域等に係る経緯 資料 1 昭和 44 年 (1969 年 ) 川崎市が 12 人の婦人消防官を初めて採用 (2 月 ) 横浜市 越谷市が採用開始 (4 月 ) 女性が持つ特性を活かし きめ細やかでソフトな消防行政を行うことが当初の採用目的 主な業務は主婦や高齢者 子ども等への防

験をいかし 地域防災力充実強化計画のような形で 地方公共団体や関係団体の事業まで含む関連施策を網羅した総合計画を作成し 関係者がその実施状況を点検しながら 状況に応じて必要な修正を加えつつ 粘り強く全体を着実に実行するという いわば施策実行のシステムを確立して 地域防災力充実強化の実をあげるようにす

1. 等 緊急雇用創出未就職卒業者就職支援職業訓練事業費 未就職卒業者に就業の場を設け 職業人として必要な基礎知識や技術を習得させます 小松和英 基本施策 ( 一般管理経費 ) 施策の体系 ( 一般管理費 ) 23 年度 0 24 年度 0 25 年度 2,278 2,278 0 未就職卒業者を雇用

川越地区消防局 消防署組織図 消防局長 消防局 ( 代 ) 総務課 総務担当 消防団担当 財務担当職員担当 管理担当 予防課 予防担当 査察指導担当 保安担当 警防課 警防担当 装備担当 救急課 0


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問 32-2 うちエコ診断 を受けない理由 ( 問 32 で うちエコ診断は知っている ( 聞いたことがある ) が 受けたことはない と答えた方に ) あなたが うちエコ診断 を受けない理由として 次の中からいくつでも選んで番号を で囲んでください ( 回答者数 =73 人 )( 複数回答 ) (

( H , H ,580, H ,267, , ,

防本第 2 章消防防災の組織と活動 第 1 節 消防体制 1 消防組織 (1) 常備消防機関常備消防機関とは 市町村に設置された消防本部及び消防署のことであり 専任の職員が勤務している 平成 23 年 4 月 1 日現在では 全国に 798 消防本部 1,711 消防署が設置されている *1 ( 第

優良消防団 ( 表彰旗 )40 団 優良消防団 ( 竿頭綬 )90 団 功績章 958 名 精績章 2,283 名 勤続章 7,941 名 優良婦人消防隊 ( 表彰旗 )16 隊 優良婦人消防隊員 ( 功績章 ) 16 名 都道府県消防協会等役職員 永年勤続者表彰 5 名

(別図 1)

平成 29 年中の救急出動件数等 ( 速報値 ) の公表 平成 30 年 3 月 14 日 消防庁 平成 29 年中の救急出動件数等の速報値を取りまとめましたので公表します U 救急出動件数 搬送人員とも過去最多 平成 29 年中の救急自動車による救急出動件数は 634 万 2,096 件 ( 対前

報告事項     平成14年度市町村の決算概要について

もくじ 火災の概要 第 表 火災発生状況 ( 過去 5 年間 ) 第 表 市町別火災発生状況 4 第 3 表 月別火災発生状況 6 第 4 表 出火原因別火災発生状況 7 第 5 表 覚知状況 7 救急の概要 8 救助の概要 8 第 6 表 救急発生状況 ( 過去 年間 ) 9 第 7 表 市町別救

岩美町の給与 定員管理等について 1 総括 (1) 人件費の状況 ( 普通会計決算 ) 区分住民基本台帳人口 ( 27 年 1 月 1 日 ) 26 年度人 1 2, 歳出額 A 千円 6, 6 8 1, 実質収支人件費 B 千円千円 8 8, , 1 6 7,

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平成 27 年の救急出動件数等 ( 速報 ) 消防庁

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2-1 出場体制等 1 出場体制東京消防庁における出場体制は 火災 救助 救急及び危険排除等の災害区分に応じて 普通出場 特別出場 特命出場により対応しています ⑴ 火災普通出場 市街地の一般火災及び大規模又は特殊な対象物の火災が発生した場合 火災の規模に応じて第 1 出場から第 4 出場に区分して

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【資料2】社会教育主事講習の見直しについて【派遣社会教育主事制度とその現状】

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平成 年 2 月 日総務省統計局 労働力調査 ( 詳細集計 ) 平成 24 年 10~12 月期平均 ( 速報 ) 結果の概要 1 Ⅰ 雇用者 ( 役員を除く ) 1 1 雇用形態 2 非正規の職員 従業員の内訳 Ⅱ 完全失業者 3 1 仕事につけない理由 2 失業期間 3 主な求職方法 4 前職の

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一般行政職給料表の状況 ( 平成 3 年 4 月 1 日現在 ) 1 号給の給料月額 最高号給の給料月額 1 級 135,6 15,,9 61,9 9, 3,6 43,7 39, ( 単位 : ) 級 3 級 4 級 5 級 6 級 356,4 39,1 4,5 44,6 3 職員の平均給与月額 初

消防災第 71 号 平成 22 年 2 月 24 日 各都道府県消防防災主管部長殿 総務省消防庁国民保護 防災部防災課長 ( 公印省略 ) 公務員の消防団への入団促進について ( 通知 ) 消防団員は 普段はそれぞれに他の職業をもつ地域住民により構成され 非常災害が発生した際に 自らの地域は自らで守

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(2) 市税の決算状況 平成 24 年度調定済額の比較 税目 項目 平成 23 年度調定済額 平成 24 年度調定済額 増減 ( 単位 : 千円 ) 増減率 個人 10,113,609 10,412, , 市民税 法人 1,844,663 2,109, ,056

名古屋市職員給与実態調査の概要 職員の給与は 各表とも すべて平成 25 年 4 月 1 日現在の全職員について調査したものである ただし 次のものは集計から除外した 1 組合専従職員 2 派遣職員 3 育児休業職員集計にあたっては 上記対象職員を給料表の種類により分類した その分類は下表のとおりで

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平成 26 年の救急出動件数等 ( 速報 ) 消防庁

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資料 4 明石市の人口動向のポイント 平成 27 年中の人口の動きと近年の推移 参考資料 1: 人口の動き ( 平成 27 年中の人口動態 ) 参照 ⑴ 総人口 ( 参考資料 1:P.1 P.12~13) 明石市の総人口は平成 27 年 10 月 1 日現在で 293,509 人 POINT 総人口

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1 総括 (1) 人件費の状況 ( 普通会計決算 ) 遊佐町の給与 定員管理等について 区 分 住民基本台帳人口歳 出 額 実質収支 人件費 人件費率 ( 参考 ) (26 年度末 ) A B B/A 25 年度の人件費率 平 成 人 千円 千円 千円 % % 26 年度 14,800 7,199,

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白川村給与 定員管理等について 1 総括 (1) 人件費の状況 ( 普通会計決算 ) 区分 住民基本台帳人口 ( 平成 29 年 1 月 1 日 ) 歳出額 A 実質収支 人件費 B 人件費率 ( 参考 ) B/A 27 年度の人件費率 28 年度 1,672 人 3,311,519 千円 296,

第2章 第2章 1 補償基礎額 補償基礎額 団員の補償基礎額 問 団員の補償基礎額は どのようにして決定されているのでしょうか 答 補償基礎額は 一般にいう 日当 に相当するものであり 災害補償では 療養 補償費 介護補償費を除く損害補償費並びに福祉事業のうちの休業援護金及び各種特 別給付金の算定基

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P10 第 2 章主要指標の見通し 第 2 章主要指標の見通し 1 人口 世帯 1 人口 世帯 (1) 人口 (1) 人口 平成 32 年 (2020 年 ) までの人口を 国勢調査 ( 平成 7 年 ~22 年 ) による男女各歳人口をもとにコーホー 平成 32 年 (2020 年 ) までの人口

18職員給与

名古屋市職員給与実態調査の概要

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(4) ラスパイレス指数の状況 ( 各年 4 月 1 日現在 ) (H28) (H23) [99.7] [98.3] (H23) (H28) [96.7] [97.7] (H23) [98.8] (H28) [99.1] 砂川市類似団体平均全国市平均 ( 注 )

平成19年度分から

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21給与公表22.3.xls

一般行政職給料表の状況 ( 平成 3 年 4 月 日現在 ) ( 単位 : ) 級 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 号給の給料月額 35,600 85,800,900 6,900 89,00 30, ,00 最高号給の給料月額 43, , ,700 3

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1 情報通信基盤の整備

平成 2 8 年 6 月 平成 27 年中における行方不明者の状況 警察庁生活安全局生活安全企画課

別紙 3 吉賀町給与 定員管理等について 1 総括 (1) 人件費の状況 ( 普通会計決算 ) 住民基本台帳人口歳出額実質収支人件費人件費率 ( 参考 ) 区分 (H28 年 1 月 1 日 ) A B B/A H26 年度の人件費率人千円千円千円 % % H27 年度 6,516 7,168,97


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2 職員の平均給与月額 初任給等の状況 () 職員の平均年齢 平均給料月額及び平均給与月額の状況 (2 年 4 月 日現在 ) 一般行政職 平均年齢 平均給料月額 平均給与月額 平均給与月額 ( ベース ) 47.3 歳 3,4 38,4,57 北海道 44.5 歳 328, ,38 5

別添 2 平成 22 年度外務省支出に関する計画 対象項目 1. 庁費 情報処理業務庁費 在外公館連絡庁費 渡航事務庁費 2. 職員旅費 外国旅費 3. 補助金 委託費 留意事項各四半期毎の計画は 現時点での計画であるため 今後変更があり得る 平成 22 年 4 月

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地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

第 5-1 表 防火防災訓練実施状況 ( 対象別 防災館を除く )( 平成 28 年度中 ) 町会 自治会防災市民組織女性防火組織その他の団体合 計 防災訓練 実施件数 9,403 件 1,128 件 227 件 9,812 件 17,779 件 参加人員 612,576 人 31,761 人 4,

(2) 金沢市の世帯数の動向 350, , ,000 ( 人 世帯 ) ( 人 / 世帯 ) 世帯数 世帯人員 , , , , ,1

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0 事前準備 公共施設等の更新費用比較分析表作成フォーマット の作成に当たっては 地方公共団体の財政分析等に関する調査研究会報告書 公共施設及びインフラ資産の更新に係る費用を簡便に推計する方法に関する調査研究 における更新費用試算ソフト ( 以下 試算ソフト という ) を用います 試算ソフトは今回

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平成 28 年度人事行政の運営等の状況について 本組合の 人事行政の運営等の状況の公表に関する条例 に基づき職員の給与や職員数 勤務条件などを次のとおり公表します この公表は その公平性と透明性を高めることを目的としています 1. 職員の任免及び職員数に関する状況 柏原羽曳野藤井寺消防組合 (1)

入力規則 年月日 / 年月 英数字 数値 西暦 半角数字 和暦は使用しない 年月日 yyyy/m/d (2014/4/1) yyyy/mm/dd (2014/04/01) 年月 yyyy/m (2014/4) yyyy/mm (2014/04) 半角文字で入力してください 全角文字は不可です ( 郵

第 1 議会の組織 構成 議員に関する調 1 町村数 ( 表 1) 調査日の町村数 ( 平成 21 年 7 月 1 日 ) は 992 町村 (801 町 191 村 ) で 平成 20 年度と比較すると 12 町村の減 人口段階別にみると A 区分 (2 千人未満 ) では 64 町村 (6.5%

目 次 1 個別計画策定の趣旨及び概要 1 (1) 策定の趣旨 1 (2) 概要 1 2 施設別財産状況 2 3 各種分析結果 3 (1) 組織状況 3 (2) 出動件数 4 (3) 施設配置状況 5 4 施設について 6 (1) 施設の役割 6 (2) 現状と課題 6 (3) 今後の施設の考え方


Transcription:

1. 消防組織の概要 Ⅰ 消防の概要 (1) 消防体制県内の消防体制は 昭和 23 年に自治体消防が発足して以来 逐次 整備充実されてきたが 平成 24 年 10 月 1 日現在における常備化の状況は 39 市町村のうち 38 市町村が消防本部 署を設置 または委託して常備し その管内人口は県全人口の 99.96% となっている これら市町村の常備の態様は 市町村単独設置が 6 市 消防一部事務組合による設置が 7 組合 委託常備が 3 村となっている 消防常備化の推移 昭和 40 年 10 月 1 日現在昭和 50 年 10 月 1 日現在昭和 60 年 10 月 1 日現在平成 24 年 10 月 1 日現在 市町人口市町人口市町人口市町人口人口人口人口人口村数比率村数比率村数比率村数比率 常備消防 8 483,439 58.5 16 801,502 74.4 34 1,220,169 93.5 38 1,384,167 99.96 常備消防 のうち 単独設置 8 483,439 58.5 9 684,301 63.5 9 854,689 65.5 6 698,632 50.46 消防組合 - 7 117,211 10.9 25 365,507 28.0 29 680,220 49.13 委託 - - - 3 5,315 0.38 非常備消防 39 342,526 41.5 31 275,989 25.6 13 84,670 6.5 1 481 0.03 計 47 825,965 100.0 47 1,077,491 100.0 47 1,304,839 100.0 39 1,384,648 100.0 (2) 消防相互応援協定消防は 市町村がその区域内に関する責任を負っているが 市町村境界線付近での災害や大規模 特殊災害には 個々の市町村の消防力のみでは対処できない場合がある そのため 市町村は 消防の相互応援に関して協定を締結するなどして 適切に対処できるようにしている 平成 25 年 4 月 1 日現在 県内では消防相互応援協定として 県内統一協定が 1 件 その他の県内消防機関との協定が 26 件 県外消防機関との協定が 32 件締結されている (3) 消防組織と消防職団員平成 25 年 4 月 1 日現在の県内の消防組織は 13 消防本部 25 署 26 出張所等で 消防団は 39 団 301 分団となっている 消防吏員数は 1,811 人で 前年に比べ同じで増減なしである 勤務体制別に見ると 毎日勤務者が 341 人 2 部制勤務者 929 人 3 部制勤務者が 463 人 それ以外が 73 人となってる 一方 消防団員は 8,601 人で 前年に比べ 12 人 ( 0.14%) 減少している 大火災や風水害等の大規模災害時における消防団の果たす役割は大きく また住民に対する防災意識の普及啓発を更に推進するため 地域防災のリーダーとして活動することでも期待されていることから 今後一層の消防団の活性化を推進していく必要がある 常 備 消防組織と消防職団員の推移 昭和 50 年 4 月 1 日現在昭和 60 年 4 月 1 日現在平成 22 年 4 月 1 日現在平成 23 年 4 月 1 日現在平成 24 年 4 月 1 日現在平成 25 年 4 月 1 日現在 消防本部数 9 14 13 13 13 13 消防署数 12 21 2 5 25 24 25 消防出張所数 8 15 26 26 23 26 消防吏員数 592 1,084 1,784 1,809 1,824 1,811 非消防団数 47 47 39 39 39 39 常分団数 364 346 3 1 3 309 284 301 備消防団員数 12,284 10,657 8,825 8,714 8,613 8,601-1 -

(4) 消防職団員の年齢と在職年数 消防職団員数の推移 ( 各年 4 月 1 日 ) 2,000 1,500 1,000 500 0 1,748 1,760 1,784 1,809 1,824 1,811 20,997 1,264 1,084 12,284 870 15,044 12,749 370 11,300 10,657 10,241 224 592 8,984 8,949 8,825 8,714 8,613 8,601 67 昭和 30 年 昭和 40 年 昭和 45 年 昭和 50 年 昭和 55 年 昭和 60 年 平成元年 平成 20 年 平成 21 年 平成 22 年 平成 23 年 平成 24 年 平成 25 年 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 0 消防吏員の年齢は 36 歳以上が 343 人で最も多く 次いで 41 歳以上 45 歳以下の 26 8 人となっており 平均年齢は 39.9 歳である 消防団員の年齢は 56 歳以上が 988 人と最も多く 次いで 38 歳以上 39 歳以下が 701 人となっており 平均年齢は 43.1 歳となっている 20~21 24~25 28~29 32~33 36~37 40~41 44~45 48~49 52~53 56 歳以上 消防吏員 26 54 76 54 69 88 67 70 84 62 64 76 104 103 114 100 111 消防職団員の年齢別構成 150 160 175 0 50 100 150 200 20~21 24~25 28~29 32~33 36~37 40~41 44~45 48~49 52~53 56 歳以上 消防団員 9 37 62 134 182 264 369 399 484 600 691 596 724 547 652 530 572 405 356 988 0 500 1000 1500 消防吏員の在職年数は 30 年以上の 4341 人 (24.0%) で最も多く 次いで 5 年未満が 324 人 (17.9%) となっている 消防団員の在職年数は 5 年未満が 1,928 人 (22.4%) と最も多く 次いで 5 年以上 10 年未満の 1,806 人 (21.0%) となっている 消防職団員の在職年数 消防吏員 ( 人 ) 324 155 115 290 301 187 434 消防団員 ( 人 ) 1928 1806 1572 1351 931 544 469 5 年未満 5 年以上 10 年未満 10 年以上 15 年未満 15 年以上 20 未満 20 年以上 25 年未満 25 年以上 30 年未満 30 年以上 0% 10 % 20% 30% 40 % 50% 60% 70 % 80% 90% 10 0% - 2 -

2. 消防施設の概要 消防施設は 関係者の努力により 逐年整備充実されている しかし 近年建築物の密集 高層化 生活様式の変化等に伴い 災害の要因は複雑多様化し その危険性も著しく増大してきているので これらの事態に十分対処できるようにより一層消防施設の整備充実を図る必要がある (1) 消防ポンプ自動車等 ( 単位 : 台 ) 平成 2 5 年 4 月 1 日現在 種別消防本部消防団合計 普通消防ポンプ自動車 6 2 2 0 6 2 6 8 水槽付き消防ポンプ自動車 2 4 1 1 3 5 はしご付消防ポンプ自動車 1 5 1 5 ( ポンプ付きでない車輌を含む ) 化学消防自動車 9 9 救急自動車 8 1 8 1 指揮車 3 0 2 1 5 1 救助工作車 2 0 2 0 小型動力ポンプ 4 9 5 3 6 5 8 5 その他の消防自動車 1 1 8 1 8 1 3 6 (2) 消防水利等 ( 単位 : 基 ) 平成 2 5 年 4 月 1 日現在 固定局及び基地局 8 3 消防用無線局 火 移 動 局 8 4 7 災 通 望 楼 0 報 施 火災報知専用電話 ( 回線 ) 2 0 3 設 等 消 防 電 話 ( 回 線 ) 8 3 救急指令装置 1 5 消消火栓 2 6, 9 9 5 防 水 防火水槽 4 0 m3以上 5, 8 5 2 4 0 m3未満 6 7 3 利井戸 1 6-3 -

3. 消防費の概要 (1) 市町村の消防費平成 24 年度の県内市町村の普通会計決算額及び消防費決算額は次のとおりで 普通会計決算額は 前年に比べ265 億 2,700 万円 (5.1%) 増加 消防費決算額は 前年より10 億 6,945 万円 (5.4%) 増加している 住民一人あたりの消防費は15,123 円 1 世帯あたりは36,200 円となっている ( 資料第 10 表参照 ) 普通会計決算額と消防費決算額 普通会計決算額 (A) ( 百万円 ) 消防費決算額 (B)( 千円 ) B/A(%) 一人あたりの消防費 ( 円 ) 1 世帯あたりの消防費 ( 円 ) 18 487,441 18,815,766 3.8 13,325 34,412 19 486,305 18,610,283 3.8 13,293 33,232 20 481,745 18,960,290 3.9 13,513 34,017 21 511,760 19,651,519 3.8 14,057 34,880 22 531,135 19,787,541 3.7 14,037 35,302 23 521,263 19,835,816 3.8 14,260 34,657 24 547,791 20,905,262 3.8 15,098 36,423 (2) 市町村消防費の財源平成 24 年度の県内市町村の消防費決算額の財源内訳は 次のとおりである ( 資料第 11 表参照 ) 消防費の財源単位 : 千円 合 計 (A) 国庫支出金 県支出金 地 方 債 一般財源等 (B) 消防費に係る B/A(%) 基準財政需用費 18 18,815,766 65,638 21,831 461,900 17,974,846 19,169,689 95.5 19 18,610,283 111,799 29,468 445,600 17,777,329 18,855,096 95.5 20 18,960,290 45,862 23,027 727,200 17,829,555 18,970,998 94.0 21 19,651,510 191,976 25,455 680,800 18,462,909 19,267,787 94.0 22 19,787,541 39,456 190,904 780,900 18,268,500 20,054,734 92.3 23 19,835,816 60,455 89,421 663,300 18,570,513 19,421,964 93.6 24 20,905,262 202,982 47,614 2,086,750 18,123,780 19,614, 350 86.7 (3) 県の防災費平成 24 年度の県の防災費決算額は 20,905,262 千円で 県の一般会計額に占める割合は 0.18% である その内容は 消防 防災行政推進事業 危険物取り締まり等に要する事務費 消防学校費 防災行政無線整備事業費等である 一般会計決算額 ( A ) 防災費 ( B ) ( 百万円 ) 県の防災費決算額 ( 千円 ) 市町村への消防設備補助金消防学校費 B/A(%) 18 460,962 846,934 18,725 95,220 0.18 19 450, 355 938,671 18,627 95,282 0.21 20 453, 115 1,213,485 19,943 91, 493 0.27 21 497,690 867,993 15,425 91,175 0.17 22 474,601 958,914 15,855 109,647 0.20 23 494,298 2,400,799 13,489 110,252 0.49 24 464,515 856,743 26,185 109,844 0.18-4 -

4. 消防職団員の活動状況と処遇の概要 (1) 活動状況平成 24 年中における消防職団員の出動状況は次のとおりで 出動回数は職員 団員合わせて89,536 回となっている 出動延べ人員は202,813 人で うち消防職員が131,289 人 消防団員が71, 524 人で 一日あたりの出動回数は245 回 出動人員は828 人である ( 資料第 14,15 表参照 ) 消防職団員の出動状況 上段は出動回数 下段 () 内は延べ人員 火災風水害等の災害演習 訓練広報 指導警防調査その他計 職員 637 109 1,252 4,515 5,725 73,238 85,476 ( 3,622) ( 345) ( 3,673) ( 7,540) ( 7,678) (108,431) (131,289) 団員 397 107 1,298 463 0 1,850 4,115 ( 6,602) ( 1,364) ( 36,529) ( 3,895) ( 0) ( 24,761) ( 73,151) 計 1,020 213 2,544 4,978 5,725 75,056 89,536 ( 9,804) ( 1,675) ( 40,065) ( 11,364) ( 7,678) (132,227) (202,813) (2) 公務災害の状況昭和 5 年から平成 24 年までの間において 公務により死亡した消防職団員は38 人で 昭和 43 年以降死亡または負傷したものは 次のとおりである ( 資料第 16,17 表参照 ) 消防職団員の公務災害の状況 火災救急 救助風水害等演習 訓練その他計 ( ) 内は死者 職員団員職員団員職員団員職員団員職員団員職員団員 S43~H15 280 430(3) 76 14 28 178(1) 159(1) 253 71(2) 801(1) 688(6) 18 8 3 3 3 3 2 1 16 7 19 5 4 3 1 1 7 6 3 1 19 11 20 6 5 1 6 2 8 1 21 8 21 2 2 3 4 2 2 2 11 6 22 7 1 4 5 9 3 19 10 23 7 1 2 0 0 2 4 1 2 2 15 6 24 10 4 2 0 0 0 5 2 2 1 19 7 (3) 消防団員の報酬と手当消防団員の報酬と出動した場合の出動手当額は それぞれの市町村の条例で定められており 平成 25 年 4 月 1 日現在の支給額は 次のとおりである ( 資料第 18 表参照 ) 消防団員の報酬と出動手当額 報酬 ( 年額 ) 出動手当 ( 1 回当たり ) 単位 : 円 団長副団長分団長副分団長部長班長団員火災風水害警戒訓練その他 最高 350,000 270,000 192,000 180,000 168,000 156,000 144,000 4,600 6,800 3,500 6,000 6,000 最低 60,000 36,000 22,000 15,000 11,000 10,000 8,000 0 0 0 0 0-5 -

(4) 消防功労者表彰消防関係者が 職務に精励し 顕著な功績をあげた場合等に 叙勲 褒章 消防庁長官表彰 知事表彰等が行われる その受章者の状況は 次のとおりである 叙 勲 消防功労者表彰 年 20 21 22 23 24 瑞宝小綬章 2 0 1 瑞宝双光章 13 16 15 11 12 瑞宝単光章 14 12 14 14 18 藍綬褒章 5 7 5 7 6 功労章 3 4 3 3 1 消 永年勤続功労賞 34 33 33 33 32 防 庁 功 績 章 長 官 退職報償 ( 銀杯 ) 210 240 240 148 274 表 彰 表 彰 旗 1 1 1 竿頭綬 知功労章 144 143 142 141 142 事表彰状 表感謝状 彰顕彰状 注叙勲 知事表彰については 年 (1 月 ~ 12 月 ) で集計 消防庁長官表彰については 年度 (4 月 ~3 月 ) で集計 (5) 消防学校における教育訓練県消防学校は 複雑多様化する各種災害に対処できる広範囲の消防知識 技能を修得させることを目的として 消防職団員に対し 教育訓練を実施している 県消防学校の修了者の状況は 次のとおりである 県消防学校修了者数 消防職員消防団員 初任教育幹部教育専科教育特別教育幹部教育専科教育基礎教育特別教育 合 計 18 15 22 5 4 72 71 42 1 39 11 426 19 41 20 75 7 1 56 42 306 611 20 55 20 81 7 2 65 44 130 34 501 21 58 21 94 6 7 69 40 139 488 22 74 11 102 7 4 64 45 112 39 521 2 3 74 11 102 83 64 45 112 39 530 2 4 6 9 9 1 1 5 4 6 6 8 3 9 1 2 9 4 8 5 2 3-6 -