2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又

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1102 請求誤りによる実績取り下げ 1109 時効による保険者申立ての取り下げ 1112 請求誤りによる実績取り下げ ( 同月 ) 1129 時効による公費負担者申立ての取り下げ 1142 適正化 ( その他 ) による保険者申立の取り下げ 1143 適正化 ( ケアプラン点検 ) による保険者申

Microsoft Word - Ⅰ-7_(資料7)_留意事項_

通常の届出に係る加算等のサービス種類算定の開始時期 定期巡回 随時対応型訪問介護 届出が毎月 15 日以前になされた場合には看護翌月から 複合型サービス( 看護小規模多 16 日以降になされた場合には翌々月から機能型居宅介護 ) 夜間対応型訪問介護 ( 介護予防 ) 認知症対応型通所介護 ( 介護予

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2 居宅サービス事業所の状況

点検項目 点検事項 点検結果 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ 計画の定期的評価 見直し 約 3 月毎に実施 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅱ ( リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ の要件に加え ) 居宅介護支援事業者を通じて他のサービス事業者への情報伝達 利用者の興味 関心 身体

平成 28 年度介護保険事業状況報告 ( 年報 ) のポイント 1 第 1 号被保険者数 (28 年 3 月末現在 ) (29 年 3 月末現在 ) 3,382 万人 3,440 万人 ( 対前年度 +59 万人 +1.7% 増 ) ( 単位 : 万人 ) 3,500 3,000 2,500 2,0

改定事項 基本報酬 1 入居者の医療ニーズへの対応 2 生活機能向上連携加算の創設 3 機能訓練指導員の確保の促進 4 若年性認知症入居者受入加算の創設 5 口腔衛生管理の充実 6 栄養改善の取組の推進 7 短期利用特定施設入居者生活介護の利用者数の上限の見直し 8 身体的拘束等の適正化 9 運営推

正誤表

2. 経口移行 ( 経口維持 ) 加算 経口移行 ( 経口維持 ) 計画に相当する内容を各サービスにおけるサービス計画の中に記載する場合は その記載をもって経口移行 ( 経口維持 ) 計画の作成に代えることができる 従来どおり経口移行 ( 経口維持 ) 計画を別に作成してよい 口腔機能向上加算 口腔

リハビリテーションマネジメント加算 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味 関心 身体の状況 家屋の状況 家

過去 3 年の間に請求した介護給付費について にチェックをしてください 下線は 平成 30 年度改正 (4) 当該計画で定めた指定介護予防通所リハビリテーションの実施期間中に指定介護予防通所リハビリテーションの提供を終了した日前 1 月以内にリハビリテーション会議を開催し リハビリテーションの目標の

月額報酬対象サービス月途中の事由 区分変更( 要介護 1~ 要介護 5の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 小規模多機能型居宅介護介護予防小規模多機能型居宅介護複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 区分変更( 要介護 要支援 ) サービス事業所の変更( 同一サービス種類のみ ) 事業( 指定

法人等が当該都道府県内で実施する介護サービス 介護サービスの種類か所数主な事業所等の名称 所在地 < 居宅サービス > 訪問介護 訪問入浴介護 訪問看護 訪問リハビリテーション 居宅療養管理指導 通所介護 通所リハビリテーション 短期入所生活介護 短期入所療養介護 特定施設入居者生活介護 福祉用具貸

月額報酬対象サービス月途中の事由 区分変更( 要介護 1~ 要介護 5の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 小規模多機能型居宅介護介護予防小規模多機能型居宅介護複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 区分変更( 要介護 要支援 ) サービス事業所の変更( 同一サービス種類のみ ) 事業( 指定

= 掲載済 12 短期入所生活介護 (P107~P121) 13 短期入所療養介護 (P122~P131) 16 福祉用具貸与 (P153~P158) 17 (P159~P170) 18 入居者生活介護 地域密着型入居者生活介護 (P171~P183) 20 介護老人福祉施設 地域密着型介護老人福祉

Ⅰ-9_(資料9)_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用_

Ⅰ-9_(資料9)_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用_

8_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用について

Microsoft PowerPoint - 資料3 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に.pptx

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小規模多機能型居宅介護 介護予防小規模多機能 区分変更 ( 要介護 1~ 要介護 5 の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 型居宅介護く ) 区分変更 ( 要介護 要支援 ) サービス提供日 サービス事業所の変更 ( 同一サービス種類のみ ) ( 通い 訪問又は宿泊 ) 事業 ( 指定有効期間 ) 受給資

平成18年4月制度改正にかかる請求明細書・給付管理票の記載例について

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PowerPoint プレゼンテーション

届出書 体制等状況一覧表 ( 別紙 1-3) の添付書類一覧 定期巡回 随時対応型訪問介護看護 中山間地域等における小規模事業所加算 11 月当たりの平均延訪問回算定表 前年度の 4 月 ~2 月分 緊急時訪問看護加算 特別管理体制 ターミナルケア体制 サービス提供体制強化加算 (Ⅰ) サービス提供

予定 地域密着型通所介護 に関する Q&A 通所介護事業所のうち 小規模な通所介護事業 ( 利用定員が 18 人以下の予定 ) については 平成 28 年 4 月 1 日から 地域密着型通所介護 として地域密着型サービスに移行することになりました つきましては その取扱いについてまとめましたので参考

Microsoft Word 厚生労働省事務連絡(システム変更に係る参考資料その9)送付版

01 表紙 老人保健課 - コピー

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6. 介護給付費等の過誤処理について

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点検項目点検事項点検結果 リハビリテーションマネジメント加算 (Ⅰ) 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味

点検項目 605 認知症対応型共同生活介護費 点検事項 点検結果 夜勤減算介護従業者の数が共同生活住居ごとに1 以上 満たさない身体的拘束等を行う場合 態様 時間 心身の状況 緊急や身体拘束廃止未実施減算 未実施むを得ない理由を記録 夜間支援体制加算 (Ⅰ) 夜間支援体制加算 (Ⅱ) 身体的拘束等の

法人等が当該都道府県内で実施する介護サービス < 居宅サービス > 介護サービスの種類か所数主な事業所等の名称所在地 訪問介護 訪問入浴介護 訪問看護 訪問リハビリテーション 居宅療養管理指導 通所介護 通所リハビリテーション 短期入所生活介護 短期入所療養介護 特定施設入居者生活介護 福祉用具貸与

小規模多機能型居宅介護介護予防小規模多機能型居宅介護複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 区分変更( 要介護 1~ 要介護 5の間 要支援 Ⅰ 要支援変更日 区分変更( 要介護 要支援 ) サービス事業所の変更( 同一サービス種類のみ ) 事業( 指定有効期間 ) 事業所指定効力停止の

サービス提供体制強化加算に関する届出書 [ 定期巡回 随時対応型訪問介護看護事業所 ] 1 事業所名 平成年月日 2 異動区分 1 新規 2 変更 3 終了 3 届出項目 1 サービス提供体制強化加算 (Ⅰ イ ) 2 サービス提供体制強化加算 (Ⅰ ロ ) 4 研修等に関 1 する状況 3 サービ

報酬改定(処遇改善加算・処遇改善特別加算)

まちの新しい介護保険について 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予

06 参考資料1 平成30年度介護報酬改定における各サービス毎の改定事項について

体制届の主な項目と添付書類 居宅サービス 別途 資料の提出をお願いすることがあります サービスの種類 体制届の主な項目 別紙 添付書類 その他の添付書類 備考 施設等の区分 ( 通院等乗降介助 ) - 道路運送法の許可証 - 日中の身体介護 20 分未満体制 別紙 15 定期巡回 随時対応サービスに


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法人等が当該都道府県内で実施する介護サービス 介護サービスの種類 か所数 主な事業所等の名称 所在地 < 居宅サービス> 訪問介護 訪問入浴介護 訪問看護 訪問リハビリテーション か所数 法人等が道内で実施している介護サービス事業所の数を記載 ( 当該報告事業所分を含む )

社会福祉法人による生計困難者に対する利用者負担の減免

福祉用具貸与 介護予防福祉用具貸与 心身機能が低下した高齢者に 日常生活の自立を助ける用具をレンタルします 自 宅 に 住 ん で 自 宅 で 受 け る サ ー ビ ス ( 生活環境を整える ) 貸与品目 福祉用具購入費の支給 住宅改修費の支給 手すり スロープ 歩行器 歩行補助杖 車いす ( 付

みえ働きやすい介護職場取組宣言事業所募集要項 1 事業概要 自ら職場環境の改善に積極的に取り組んでいる福祉 介護事業所を宣言方式で募集し 証明した事 業所の宣言内容等をホームページで公表することで 働きやすい介護職場の環境整備と介護職場に対 するイメージアップを図り 新規就労の促進 介護職員の定着な

07体制届留意事項(就労継続支援A型)

スライド 1

介護報酬体系見直しの概要

体制届添付書類一覧表 ( 居宅サービス 居宅介護支援 施設サービス ) H 届出項目添付書類備考 訪問介護 訪問型サービス 1 施設等の区分 2 サービス提供責任者体制の減算 3 特定事業所加算 4 共生型サービスの提供 ( 居宅介護 重度訪問介護 ) 5 特別地域加算添付書類なし 6

区西北部圏域 豊島区 北区 板橋区 練馬区 1,000百万円未満 500百人未満 居住系 在宅 51% 在宅 71% 居住系 13% 大 中 施設 19% 施設 36% 凡例 円グラフの大きさ 小 東京都 1,000百万円以上 10,000百万円未満 10,000百万円以上 500百人以上 1,00

北多摩南部圏域 東京都 武蔵野市 三鷹市 府中市 調布市 施設 36% 小金井市 狛江市 凡例 円グラフの大きさ 1,百万円未満 延べ 5百人未満 施設 居住系 1% 在宅 51% 在宅 71% 居住系 13% 大 中 小 1,百万円以上 1,百万円未満 1,百万円以上 5百人以上 1,百人未満 1

地域包括ケアシステムの構築について 団塊の世代が 75 歳以上となる 2025 年を目途に 重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう 医療 介護 予防 住まい 生活支援が包括的に確保される体制 ( 地域包括ケアシステム ) の構築を実現 今後

様式第九(附則第二条関係)

介護保険事業状況報告 ( 全国計 ) 第 1 表第 1 号被保険者のいる世帯数 ( 単位 : 世帯 ) 前年度末現在当年度中増当年度中減当年度末現在 23,856,459 1,319, ,241 24,261,177 第 2 表第 1 号被保険者数 ( 単位 : 人 ) 年齢区分 前年度

270401定める児童等.docx

7 時間以上 8 時間未満 922 単位 / 回 介護予防通所リハビリテーション 変更前 変更後 要支援 Ⅰ 1812 単位 / 月 1712 単位 / 月 要支援 Ⅱ 3715 単位 / 月 3615 単位 / 月 リハビリテーションマネジメント加算 (Ⅰ) の見直し リハビリテーションマネジメン

<4D F736F F D F955791E EE8CEC8B8B957494EF96BE8DD78F9182CC8B4C8DDA8E9697E1817A2E646F63>

同一建物に居住する利用者の減算 特別地域加算 前年度の 1 月あたりの平均実利用者数の分かる書類 ( 地域に関する状況 ) 1 訪問看護ステーション ( 規模に関する状況 ) 前年度の 1 月あたりの平均延訪問回数の分かる書類 13 訪問看護 2 病院又は診療所 3 定期巡回 随時対応サービス連携

「平成30 年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.2)(平成30 年3月28 日)」の送付について【介護保険最新情報Vol.633】(厚生労働省老健局老人保健課:H )

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スライド 1

平成30年度介護報酬改定における各サービス毎の改定事項について

Taro-指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基準

11. 通所リハビリテーション 改定事項 基本報酬 1 医師の指示の明確化等 2リハビリテーション会議への参加方法の見直し等 3リハビリテーション計画書等のデータ提出等に対する評価 4 介護予防通所リハビリテーションにおけるリハビリテーションマネジメント加算の創設 5 社会参加支援加算の要件の明確化

加算 栄養改善加算 ( 月 2 回を限度 ) 栄養スクリーニング加算 口腔機能向上加算 ( 月 2 回を限度 ) 5 円 重度療養管理加算 要介護 であって 別に厚生労働大が定める状態である者に対して 医学的管理のもと 通所リハビリテーションを行った場合 100 円 中重度者ケア体制加算

法人等が当該都道府県内で実施する介護サービス 介護サービスの種類 数 主な事業所等の名称 所在地 < 居宅サービス> 訪問介護 訪問入浴介護 訪問看護 訪問リハビリテーション 数 法人等が道内で実施している介護サービス事業所の数を記載 ( 当該報告事業所分を含む )

( 介護予防 ) 認知症対応型共同生活介護加算届出書類一覧表 各月の 15 日までに届け出れば その翌月から算定できます 勤務形態一覧表 ( 別紙 B) については 届出月の直近 1 ケ月分を提出してください 加算名必要な提出書類 変更届施設等の区分 介護給付費算定に係る体制等に関する届出書 体制等

Taro 社福軽減(新旧)

介護給付費の加算等に係る届出について各種加算について加算を開始 または加算の要件に該当しなくなった場合等 変更がある場合には 介護給付費算定に係る体制等に関する届出書等の提出が必要となります 具体的には 以下のとおりです 1 届出の期限事業の種類 定期巡回 随時対応型訪問介護看護 夜間対応型訪問介護

12. 短期入所生活介護 107

短期入所 この要件は平成 25 年 4 月 1 日現在のものです 今後 厚生労働省からの通知等があった場合は 要件の内容について見直す場合がありますので 予めご了承ください 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定障害福祉サービス等及び基準該当障害福祉サービスに要する費用

各論第 3 章介護保険 保健福祉サービスの充実

事   務  連  絡

( 別紙 1-1) 介護給付費算定に係る体制等状況一覧表 ( 居宅サービス 施設サービス 居宅介護支援 ) 特別地域加算 14 訪問リハビリテーション 31 居宅療養管理指導 1 病院又は診療所 2 介護老人保健施設 3 介護医療院 短期集中リハヒ リテーション実施加算 リハヒ リテーションマネジメ

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( 別紙 1-1) 介護給付費算定に係る体制等状況一覧表 ( 居宅サービス 施設サービス 居宅介護支援 ) 法人 ( 開設者 ) 名事業所名事業所番号 提供サービス 施設等の区分 人員配置区分 その他該当する体制等 割引 各サービス共通 地域区分 1 1 級地 6 2 級地 7 3 級地 2 4 級

( 参考 ) 身体拘束廃止未実施減算の適用について 1 身体拘束禁止規定について サービスの提供にあたっては 当該入所者 ( 利用者 ) 又は他の入所者 ( 利用者 ) 等の生命又は身体を保護するため緊急やむを得ない場合を除き 身体的拘束その他入所者 ( 利用者 ) の行動を制限する行為を行ってはな

介護給付費算定 ( 加算 ) の届出の時期及び提出書類一覧 ( 地域密着型サービス ) (1) 届出の趣旨 介護保険制度では 人員配置やサービス提供の様態等の体制内容により 算定される報酬額が異なる場合があることから 当該体制状況や各種加算等の算定要件等を確認するため 介護給付費算定に係る体制等届出

20★◎事業所評価加算に関する事務処理手順及び様式例について

8. 短期入所生活介護改定事項と概要 (1) 緊急短期入所に係る加算の見直し 緊急時の円滑な受入れが促進されるよう, 緊急短期入所に係る加算を見直し, 緊急短期入所受入加算の要件緩和と充実を図る (2) 緊急時における基準緩和 介護支援専門員が緊急やむを得ないと認めた場合などの一定の条件下においては

01 表紙 老人保健課

住所地特例に係る事務の見直しの概要について Ⅱ- 資料 2 本事務は 介護予防 日常生活支援総合事業の実施時期に係わらず 平成 27 年 4 月から 全ての市町村において必要な事務であるので 留意されたい 1. 平成 27 年 4 月からの住所地特例に係る事務の見直しの概要 住所地特例の対象施設にサ

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Microsoft Word - 発出版QA

01 表紙 老人保健課

Microsoft PowerPoint - 【確定】介護労働者雇用管理制度助成パンフレット

4 介護支援専門員証の有効期間を更新するためには 所定の研修の受講が必要です 更新のために必要な研修を受講された人は研修を受講後 有効期間満了の 1 か月前までに様式第 4 号 介護支援専門員証有効期間更新交付申請書 を提出手数料として 香川県証紙 4,200 円分が必要 有効期間満了日までの 5

「介護報酬等に係るQ&A Vol.2」(平成12年4月28 日)等の一部改正について(厚生労働省老健局振興課、老人保健課:H26.4.4)【介護保険最新情報Vol.369】

新介護 通所介護 福祉用具貸与又は地域密着型通所介護 ( 以下 訪問介護サービス等 という ) が位置付けられた居宅サービス計画の数をそれぞれ算出し 訪問介護サービス等それぞれについて 最もその紹介件数の多い法人 ( 以下 紹介率最高法人 という ) を位置付けた居宅サービス計画の数の占める割合を計

Ⅰ 通所リハビリテーション業務基準 通所リハビリテーションのリハビリ部門に関わる介護報酬 1. 基本報酬 ( 通所リハビリテーション費 ) 別紙コード表参照 個別リハビリテーションに関して平成 27 年度の介護報酬改定において 個別リハビリテーション実施加算が本体報酬に包括化された趣旨を踏まえ 利用

2 5 ページ ( 第 1 号訪問事業 ) 訪問介護 : ロング ライフ訪問介護事業所 訪問型サービス費 1,168 月 訪問型サービス費 2,335 月 * 訪問型サービス費 (Ⅲ) 3,704 月 20 分未満 20 分以上 30 分未満 30 分以上 60 分未満 60 分以上 20 分以上

請求事業者保険者付費明者細)給欄象地特例対請求額集計欄様式第二 ( 附則第二条関係 ) 居宅サービス 地域密着型サービス介護給付費明細書 ( 訪問介護 訪問入浴介護 訪問看護 訪問リハ 居宅療養管理指導 通所介護 通所リハ 福祉用具貸与 定期巡回 随時対応型訪問介護看護 夜間対応型訪問介護 地域密着

Microsoft Word - 01指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基準(訪問通所サービス、居宅療養管理指導及び福祉用具貸与に係る部分)及び指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準の制定に伴う実施上の留意事項について

が行う地域支援事業 ( 介護予防 日常生活支援総合事業 ) に移行することとした また 今般の医療 介護の一体的な制度改正に先駆けて行われた平成 26 年度の診療報酬改定において 医療機関の機能分化 強化と連携 在宅医療の充実等にも取組がなされた 一方 2025 年が 10 年後に迫る中で人口構造に

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09tuuriha

多摩市介護保険事業所調査についてのお願い 平素より 多摩市の介護保険行政にご理解と ご協力をいただきありがとうございます このご査は 多摩市の高齢者保健福祉計画 介護保険事業計画の改定や実効性のある福祉施策の展開を図るための基礎資料として活用するために実施するものです お忙しいところ誠に恐縮に存じま

Transcription:

2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又は栄養士による栄養管理及 び言語聴覚士又は看護職員による支援が行われた場合 1 日につき算定 栄養マネジメント加算を算定していない場合は算定しない 3 加算内容に応じた名称の変更口腔機能維持管理体制加算 口腔機能維持管理加算については 入所者の適切な口腔衛生管理の普及を推進するため 口腔衛生管理体制加算 口腔衛生管理加算に名称を変更する 4 療養食加算の見直し療養食加算については 入所者の摂食 嚥下機能面の取組を充実させる観点から 経口移行加算又は経口維持加算の併算定を可能にするとともに 評価を見直す 療養食加算 (1 日につき ) 23 単位 (1 日につき ) 18 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行加算又は経口維持加算との併算定が可能 11. その他 (1) 介護職員の処遇改善 1 介護職員処遇改善加算の拡大介護職員処遇改善加算 ( 以下 処遇改善加算 ) については 介護職員の処遇改善が後退しないよう現行の加算の仕組みは維持しつつ 更なる資質向上の取組 雇用管理の改善 労働環境の改善の取組を進める事業所を対象とし 更なる上乗せ評価を行うための区分を創設する 60

( 新設 ) 介護職員処遇改善加算 (Ⅰ) 介護職員処遇改善加算 (Ⅰ) 介護職員処遇改善加算 (Ⅱ) 介護職員処遇改善加算 (Ⅱ) 介護職員処遇改善加算 (Ⅲ) 介護職員処遇改善加算 (Ⅲ) 介護職員処遇改善加算 (Ⅳ) <サービス別加算率 >( 介護職員処遇改善加算 ) サービス 加算 (Ⅰ) 加算 (Ⅱ) ( 介護予防 ) 訪問介護 8.6% 4.8% ( 介護予防 ) 訪問入浴介護 3.4% 1.9% ( 介護予防 ) 通所介護 4.0% 2.2% ( 介護予防 ) 通所リハビリテーション 3.4% 1.9% ( 介護予防 ) 短期入所生活介護 5.9% 3.3% ( 介護予防 ) 短期入所療養介護 ( 老健 ) 2.7% 1.5% ( 介護予防 ) 短期入所療養介護 ( 病院等 ) 2.0% 1.1% ( 介護予防 ) 特定施設入居者生活介護 6.1% 3.4% 介護老人福祉施設 5.9% 3.3% 介護老人保健施設 2.7% 1.5% 介護療養型医療施設 2.0% 1.1% 定期巡回 随時対応型訪問介護看護 8.6% 4.8% 夜間対応型訪問介護 8.6% 4.8% ( 介護予防 ) 認知症対応型通所介護 6.8% 3.8% ( 介護予防 ) 小規模多機能型居宅介護 7.6% 4.2% ( 介護予防 ) 認知症対応型共同生活介護 8.3% 4.6% 地域密着型特定施設入居者生活介護 6.1% 3.4% 地域密着型介護老人福祉施設 5.9% 3.3% 複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 7.6% 4.2% (Ⅲ) は (Ⅱ) の 90% (Ⅳ) は (Ⅱ) の 80% を算定 ( 介護予防 ) 訪問看護 ( 介護予防 ) 訪問リハビリテーション ( 介護予防 ) 居宅 療養管理指導 ( 介護予防 ) 福祉用具貸与 特定 ( 介護予防 ) 福祉用具販売 居宅 介護支援 介護予防支援については加算算定対象外 61

算定要件等 (1) 介護職員処遇改善加算 (Ⅰ) 次に掲げる基準のいずれにも適合すること 1 介護職員の賃金 ( 退職手当を除く ) の改善 ( 以下 賃金改善 という ) に要する費用の見込額が介護職員処遇改善加算の算定見込額を上回る賃金改善に関する計画を策定し 当該計画に基づき適切な措置を講じていること 2 指定事業所において 1の賃金改善に関する計画 当該計画に係る実施期間及び実施方法その他の介護職員の処遇改善の計画等を記載した介護職員処遇改善計画書を作成し 全ての介護職員に周知し 都道府県知事 ( 地方自治法 ( 昭和二十二年法律第六十七号 ) 第二百五十二条の十九第一項の指定都市 ( 以下 指定都市 という ) 及び同法第二百五十二条の二十二第一項の中核市 ( 以下 中核市 という ) にあっては 指定都市又は中核市の市長 第三十五号及び第六十五号を除き 以下同じ ) に届け出ていること 3 介護職員処遇改善加算の算定額に相当する賃金改善を実施すること 4 当該指定事業所において 事業年度ごとに介護職員の処遇改善に関する実績を都道府県知事に報告すること 5 算定日が属する月の前十二月間において 労働基準法 ( 昭和二十二年法律第四十九号 ) 労働者災害補償保険法 ( 昭和二十二年法律第五十号 ) 最低賃金法( 昭和三十四年法律第百三十七号 ) 労働安全衛生法( 昭和四十七年法律第五十七号 ) 雇用保険法( 昭和四十九年法律第百十六号 ) その他の労働に関する法令に違反し 罰金以上の刑に処せられていないこと 6 当該指定事業所において 労働保険料 ( 労働保険の保険料の徴収等に関する法律 ( 昭和四十四年法律第八十四号 ) 第十条第二項に規定する労働保険料をいう 以下同じ ) の納付が適正に行われていること 7 次に掲げる基準のいずれにも適合すること ( 一 ) 介護職員の任用の際における職責又は職務内容等の要件 ( 介護職員の賃金に関するものを含む ) を定めていること ( 二 )( 一 ) の要件について書面をもって作成し 全ての介護職員に周知していること ( 三 ) 介護職員の資質の向上の支援に関する計画を策定し 当該計画に係る研修の実施又は研修の機会を確保していること ( 四 )( 三 ) について 全ての介護職員に周知していること 8 平成二十七年四月から2の届出の日の属する月の前月までに実施した介護職員の処遇改善の内容 ( 賃金改善に関するものを除く ) 及び当該介護職員の処遇改善に要した費用を全ての職員に周知していること (2) 介護職員処遇改善加算 (Ⅱ) 次に掲げる基準のいずれにも適合すること 1 (1)1から6までに掲げる基準に適合すること 62

2 次に掲げる基準のいずれかに適合すること ( 一 ) 次に掲げる要件の全てに適合すること a 介護職員の任用の際における職責又は職務内容等の要件 ( 介護職員の賃金に関するものを含む ) を定めていること b aの要件について書面をもって作成し 全ての介護職員に周知していること ( 二 ) 次に掲げる要件の全てに適合すること a 介護職員の資質の向上の支援に関する計画を策定し 当該計画に係る研修の実施又は研修の機会を確保していること b aについて 全ての介護職員に周知していること 3 平成二十年十月から (1)2の届出の日の属する月の前月までに実施した介護職員の処遇改善の内容 ( 賃金改善に関するものを除く ) 及び当該介護職員の処遇改善に要した費用を全ての職員に周知していること (3) 介護職員処遇改善加算 (Ⅲ) (1)1 から6までに掲げる基準のいずれにも適合し かつ (2) 2 又は3に掲げる基準のいずれかに適合すること (4) 介護職員処遇改善加算 (Ⅳ) (1)1から6までに掲げる基準のいずれにも適合すること 2 サービス提供体制強化加算の拡大介護福祉士については 継続的に専門性を高めることを前提とし 介護職の中核的な役割を担う存在として位置づける方向性が示されていることを踏まえ 介護福祉士の配置がより一層促進されるよう サービス提供体制強化加算の要件については 新たに介護福祉士の配置割合がより高い状況を評価するための区分を創設する また 処遇改善に向けた取組を一層推進する観点から 処遇改善加算と同様に サービス提供体制強化加算については 区分支給限度基準額の算定に含めないこととする 63

< サービス別加算要件及び単位数 > ( 介護福祉士割合 5 割以上 ) サービス 現行 新 介護老人福祉施設 地域密着型介護老人福祉施設 介護老人保健施設 ( 短期入所療養介護 ( 老健 病院 診療所 認知症病棟含む )) 介護療養型医療施設 短期入所生活介護 ( 空床利用含む ) 介護予防短期入所生活介護 短期入所療養介護 介護予防短期入所療養介護 認知症対応型共同生活介護 介護予防認知症対応型共同生活介護 特定施設入居者生活介護 介護予防特定施設入居者生活介護 地域密着型特定施設入居者生活介護 ( 介護福祉士割合 4 割以上 ) (Ⅰ) 介護福祉士 5 割以上 :12 単位 / 日 (Ⅰ) イ介護福祉士 6 割以上 :18 単位 / 日 (Ⅰ) ロ介護福祉士 5 割以上 :12 単位 / 日 小規模多機能型居宅介護 介護予防小規模多機能型居宅介護 複合型サービス通所介護認知症対応型通所介護介護予防認知症対応型通所介護通所リハビリテーション介護予防通所介護介護予防通所リハビリテーション (Ⅰ) 介護福祉士 4 割以上 :500 単位 / 月 (Ⅰ) 介護福祉士 4 割以上 :12 単位 / 回 要支援 Ⅰ ( 包括報酬 ) (Ⅰ) 介護福祉士 4 割以上 :48 単位 / 月 要支援 Ⅱ ( 包括報酬 ) (Ⅰ) 介護福祉士 4 割以上 :96 単位 / 月 (Ⅰ) イ介護福祉士 5 割以上 :640 単位 / 月 (Ⅰ) ロ介護福祉士 4 割以上 :500 単位 / 月 (Ⅰ) イ介護福祉士 5 割以上 :18 単位 / 回 (Ⅰ) ロ介護福祉士 4 割以上 :12 単位 / 回 要支援 Ⅰ ( 包括報酬 ) (Ⅰ) イ介護福祉士 5 割以上 :72 単位 / 月 (Ⅰ) ロ介護福祉士 4 割以上 :48 単位 / 月 要支援 Ⅱ ( 包括報酬 ) (Ⅰ) イ介護福祉士 5 割以上 :144 単位 / 月 (Ⅰ) ロ介護福祉士 4 割以上 :96 単位 / 月 ( 介護福祉士割合 3 割以上 ) 訪問入浴介護 介護予防訪問入浴介護夜間対応型訪問介護 ( 包括型 : 夜間対応型訪問介護 ) 定期巡回 随時対応型訪問介護看護 (Ⅰ) 介護福祉士 3 割以上又は介護福祉士等 5 割以上 :24 単位 / 回 (Ⅰ) 介護福祉士 3 割以上又は介護福祉士等 5 割以上 :12 単位 / 回 包括型 (Ⅱ) 介護福祉士 3 割以上又は介護福祉士等 5 割以上 :84 単位 / 月 (Ⅰ) 介護福祉士 3 割以上又は介護福祉士等 5 割以上 :500 単位 / 月 (Ⅰ) イ介護福祉士 4 割以上又は介護福祉士等 6 割以上 :36 単位 / 回 (Ⅰ) ロ介護福祉士 3 割以上又は介護福祉士等 5 割以上 :24 単位 / 回 (Ⅰ) イ介護福祉士 4 割以上又は介護福祉士等 6 割以上 :18 単位 / 回 (Ⅰ) ロ介護福祉士 3 割以上又は介護福祉士等 5 割以上 :12 単位 / 回 包括型 (Ⅱ) イ介護福祉士 4 割以上又は介護福祉士等 6 割以上 :126 単位 / 月 (Ⅱ) ロ介護福祉士 3 割以上又は介護福祉士等 5 割以上 : 84 単位 / 月 (Ⅰ) イ介護福祉士 4 割以上又は介護福祉士等 6 割以上 :640 単位 / 月 (Ⅰ) ロ介護福祉士 3 割以上又は介護福祉士等 5 割以上 :500 単位 / 月 ( ) 介護人材確保の取組を推進する観点から 現行の都道府県による従業者等に関する情報公表の仕組みについて 事業者の取組がより促進される仕組みとなるよう 各事業所の基本情報に教育訓練のための制度 各種研修 キャリア段位制度の取組等 従業者の資質向上に向けた取組状況を追加する また 勤務時間 賃金体系 休暇制度 福利厚生 離職率など従業者が事業所を選択する際に最低限必要と考えられる項目について 事業所が自ら直接公表できる仕組みとする 64