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がん対策に関する世論調査 の概要 調 査 対 象全国 18 歳以上の日本国籍を有する者 3,000 人 有効回収数 1,815 人 ( 回収率 60.5%) 平成 29 年 1 月内閣府政府広報室 調査時期平成 28 年 11 月 17 日 ~11 月 27 日 ( 調査員による個別面接聴取 ) 調査目的がん対策に関する国民の意識を把握し, 今後の施策の参考とする 調 査 項 目 1 がんに対する印象 認識について 2 がんの予防 早期発見について 3 がんの治療法及び病院等に関する情報源等について 4 緩和ケアについて 5 がん患者と社会とのつながりについて 6 がん登録について 7 がん対策に関する政府への要望について 調 査 実 績 がん対策に関する世論調査 ( 平成 26 年 11 月,25 年 1 月,21 年 9 月,19 年 9 月調査 ) ( 平成 18 年度の調査から, 調査対象者に調査主体が 内閣府 であることを提示した上で実施 ) 今年度から調査対象者の年齢を18 歳以上に引き下げているため, 原則として20 歳以上を対象としていた前回調査までとの単純な比較には注意を要する

1 がんに対する印象 認識について (1) がんに対する印象 問 1 あなたは, がんについてどのような印象を持っていますか この中から 1 つだけお答えください こわいと思わない( 小計 ) 26.8% 24.6% こわいと思わない 15.8% 13.6% どちらかといえばこわいと思わない 11.1% 11.1% こわいと思う( 小計 ) 72.3% 74.4% どちらかといえばこわいと思う 29.9% 33.2% こわいと思う 42.4% 41.2% こわいと思わない ( 小計 )26.8 こわいと思う ( 小計 )72.3 こわいと思わない どちらかといえばこわいと思わない どちらかといえばこわいと思う こわいと思う ( 該当者数 ) 数 ( 1,815 人 ) 15.8 11.1 29.9 42.4 0.9 性 男性 ( 856 人 ) 18.3 12.4 28.2 40.0 1.2 女性 ( 959 人 ) 13.5 9.9 31.5 44.5 年齢 0.6 18 ~ 29 歳 ( 144 人 ) 10.4 8.3 20.8 60.4 30 ~ 39 歳 ( 224 人 ) 11.6 8.9 27.2 52.2 40 ~ 49 歳 ( 283 人 ) 8.1 9.9 35.0 47.0 50 ~ 59 歳 ( 281 人 ) 13.2 13.9 37.4 34.9 60 ~ 69 歳 ( 397 人 ) 16.9 9.6 33.8 38.3 1.5 70 歳以上 ( 486 人 ) 24.3 13.2 23.5 37.4 1.6 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 1

更問がんをこわいと思う理由 更問 ( 問 1 で どちらかといえばこわいと思う, こわいと思う と答えた方 (1,312 人 ) に ) あなたが, がんをこわいと思う理由を, この中からいくつでもあげてください ( 複数回答 ) ( 上位 4 項目 ) がんで死に至る場合があるから 72.1% 72.9% がんの治療や療養には, 家族や親しい友人などに負担をかける場合があるから * 55.2% 35.5% * がんそのものや治療により, 痛みなどの症状が出る場合があるから 50.0% 53.9% がんの治療費が高額になる場合があるから 46.3% 45.9% * 平成 26 年 11 月調査では がんに対する治療や療養には, 家族や親しい友人などの協力が必要な場合があるから としている がんに対する印象について, どちらかといえばこわいと思う, こわいと思う と答えた者に, 複数回答 0 10 20 30 40 50 60 70 80 がんで死に至る場合があるから 72.1 がんの治療や療養には, 家族や親しい友人などに負担をかける場合があるから 55.2 がんそのものや治療により, 痛みなどの症状が出る場合があるから 50.0 がんの治療費が高額になる場合があるから 46.3 がんが治っても, 後遺症が残る場合があるから 28.4 がんによって仕事を長期間休むか, 辞めざるをえない場合があるから 27.4 治療を受けるのに適切な医療機関を見つけるのが大変な場合があるから 24.2 数 (N=1,312 人,M.T.=304.6%) 0.8 0.4 2

(2) がんに関する知識 問 2 がんについてあなたが知っていることを, この中からいくつでもあげてください ( 複数回答 ) がんの治療方法には, 大きく手術療法, 化学療法, 放射線療法がある 63.7% 66.6% たばこは, さまざまながんの原因の中で, 予防可能な最大の原因である 61.8% 62.4% 子宮頸がんのように若い世代で増えているがんもある 61.2% 62.8% 日本では, 死亡者の約 3 人に1 人が, がんで死亡している 43.4% 43.6% 日本では, 約 2 人に1 人が, 将来, がんにかかると推測されている 31.3% 26.7% がん全体の5 年生存率は50% を超えている 29.5% 24.3% ( 複数回答 ) 0 10 20 30 40 50 60 70 がんの治療方法には, 大きく手術療法, 化学療法, 放射線療法がある 63.7 たばこは, さまざまながんの原因の中で, 予防可能な最大の原因である 61.8 子宮頸がんのように若い世代で増えているがんもある 61.2 日本では, 死亡者の約 3 人に 1 人が, がんで死亡している 43.4 日本では, 約 2 人に 1 人が, 将来, がんにかかると推測されている 31.3 がん全体の 5 年生存率は 50% を超えている 29.5 4.1 数 (N=1,815 人,M.T.=295.0%) 参考 : 年齢別にみた がんに関する知識 40 20 ( ア ) 2 人に1 人が将来がんにかかると推測 40.3 34.2 32.3 27.2 20.8 21.9 40 20 15.3 ( イ ) 5 年生存率は50% 超 39.3 32.4 21.4 20.8 32.7 0 18~29 歳 30 代 40 代 50 代 60 代 70 歳以上 0 18~29 歳 30 代 40 代 50 代 60 代 70 歳以上 3

2 がんの予防 早期発見についてがん検診の受診状況 問 3 胸や胃のレントゲン撮影やマンモグラフィ撮影などによるがん検診が行われています あなたは, こういったがん検診を受けたことがありますか この中からあてはまるものを 1 つだけお答えください 平成 28 年 11 月 2 年以内に受診した ( 小計 ) 52.6% 1 年以内に受診した 44.2% 2 年以内に受診した 8.4% 2 年以上前に受診した 13.8% 今までがん検診を受けたことはない 33.4% 2 年以内に受診した ( 小計 )52.6 1 年以内に受診した 2 年以内に受診した 2 年以上前に受診した 今までがん検診を受けたことはない ( 該当者数 ) 数 ( 1,815 人 ) 44.2 8.4 13.8 33.4 0.3 性 男性 ( 856 人 ) 42.6 9.6 43.1 0.2 4.4 女性 ( 959 人 ) 45.6 11.9 17.5 24.7 0.3 年齢 18 ~ 29 歳 ( 144 人 ) 11.1 78.5 4.9 5.6 30 ~ 39 歳 ( 224 人 ) 28.1 6.7 13.4 51.8 40 ~ 49 歳 ( 283 人 ) 50.2 10.2 10.6 28.6 0.4 50 ~ 59 歳 ( 281 人 ) 53.4 8.5 13.2 24.9 60 ~ 69 歳 ( 397 人 ) 49.9 8.1 16.4 25.4 0.3 70 歳以上 ( 486 人 ) 47.9 9.3 16.5 25.7 0.6 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 参考 : がん検診の受診状況 ( 平成 21 年 9 月調査 ) 計)該 2 受 2 こ今わ 1 2 年年年年とまか当小以以以以で診(者 内内内はら上受ににに受前なけな受受 数 診 診 診に いた い 人 % % % % % % 胃 が ん 検 診 1,935 38.1 31.4 6.7 17.1 44.0 0.8 肺 が ん 検 診 1,935 42.4 36.3 6.1 10.0 46.5 1.1 大 腸 が ん 検 診 1,935 34.6 28.3 6.3 13.5 51.1 0.9 子宮がん検診 ( 女性のみ ) 1,066 37.2 27.4 9.8 25.6 35.6 1.5 乳がん検診 ( 女性のみ ) 1,066 32.3 23.3 9.0 18.6 47.7 1.5 のがん検診 1,935 10.2 9.0 1.2 3.6 77.4 8.8 4

更問アがん検診の受診場所 更問 ( 問 3 で 1 年以内に受診した, 2 年以内に受診した, 2 年以上前に受診した と答えた方 (1,204 人 ) に ) あなたが, がん検診を受けたのはどこでしょうか この中からいくつでもあげてください ( 複数回答 ) 平成 28 年 11 月 お住まいの市区町村におけるがん検診 46.8% 職場におけるがん検診 27.0% 職場以外の個人で受診するがん検診 26.8% 胸や胃のレントゲン撮影やマンモグラフィ撮影などによるがん検診を 1 年以内に受診した, 2 年以内に受診した, 2 年以上前に受診した と答えた者に, 複数回答 0 10 20 30 40 50 お住まいの市区町村におけるがん検診 46.8 職場におけるがん検診 27.0 職場以外の個人で受診するがん検診 26.8 1.5 3.2 数 (N=1,204 人,M.T.=105.2%) 5

更問イがん検診を受けない理由 更問 ( 問 3 で 2 年以上前に受診した, 今までがん検診を受けたことはない と答えた方 (856 人 ) にあなたが, これまであるいは最近, がん検診を受けていない理由は何ですか この中からいくつでもあげてください ( 複数回答 ) ( 上位 4 項目 ) 平成 28 年 11 月 受ける時間がないから 30.6% 健康状態に自信があり, 必要性を感じないから 29.2% 心配なときはいつでも医療機関を受診できるから 23.7% 費用がかかり経済的にも負担になるから 15.9% 胸や胃のレントゲン撮影やマンモグラフィ撮影などによるがん検診を 2 年以上前に受診した, 今までがん検診を受けたことはない と答えた者に, 複数回答 0 10 20 30 40 受ける時間がないから 健康状態に自信があり, 必要性を感じないから 29.2 30.6 30 代 (42.5%) 40 代 (53.2%) 50 代 (42.1%) 心配なときはいつでも医療機関を受診できるから 23.7 費用がかかり経済的にも負担になるから 15.9 がんであると分かるのが怖いから 11.7 うっかり受診するのを忘れてしまっているから 8.2 検査に伴う苦痛に不安があるから 7.6 がん検診そのものを知らないから 6.5 受ける場所が不便だから 5.8 がん検診を受けても, 見落としがあると思っているから 5.8 数 (N=856 人,M.T.=156.5%) 7.6 3.9 参考 : 最近, 未受診の理由 ( 平成 21 年 9 月調査 ) がん検診を 2 年以上前に受診, 今まで受けたことはない と答えた者に, 複数回答 該当者数 いたまたま受けていな る医心か療配ら機な関時をは受い診つでできも いり健 か康ら必状要態性にを自感信じがなあ 面倒だから 時間がなかったから 感毎じ年な受いけかるら必要性を に費も用負が担かにかなりる経か済ら的 はまなだいそういう年齢で に検不査安にが伴あうる苦か痛らなど か検ら診を知らなかった 結け果たがく不な安いなかたらめ 受 場所が遠いから そ の 他 特にない 計 (M.T.) 数 人 % % % % % % % % % % % % % % % 1,729 28.1 18.6 17.6 16.5 16.5 12.6 10.8 7.7 6.6 6.1 4.8 2.3 3.5 8.2 159.8 6

3 がんの治療法及び病院等に関する情報源等について (1) がんの治療法や病院についての情報源 問 4 あなたは, がんと診断されたら, ご自身のがんの治療法や病院について, どこで情報を入手しようと思いますか この中からあてはまるものをいくつでもあげてください ( 複数回答 ) ( 上位 4 項目 ) 病院 診療所の医師 看護師や( がん相談支援センター ) 以外の相談窓口 68.6% 60.3% インターネット ( がん情報サービス 以外) 35.5% 35.6% 家族 友人 知人 33.4% 32.5% がん相談支援センター( がん診療連携拠点病院の相談窓口 )* 26.6% 45.2% * * 平成 26 年 11 月調査では がん診療連携拠点病院 ( がんの治療を行うとともに, 地域の医療機関との連携の中心となる役割があり, 国が指定を行っている病院 ) のがん相談支援センター としている ( 複数回答 ) 0 10 20 30 40 50 60 70 80 ( イ ) 病院 診療所の医師 看護師や ( ア ) 以外の相談窓口 68.6 ( ク ) インターネット ( ( キ ) 以外 ) 35.5 ( ケ ) 家族 友人 知人 33.4 ( ア ) がん相談支援センター ( がん診療連携拠点病院の相談窓口 ) 26.6 ( キ ) 国立がん研究センターのウェブサイト がん情報サービス 16.1 ( オ ) 新聞 雑誌 書籍 (( エ ) 以外 ) 8.6 ( ウ ) 保健所 保健センターの窓口 6.3 ( カ ) テレビ ラジオ 6.0 ( エ ) 図書館 2.7 0.9 数 (N=1,815 人,M.T.=207.3%) 情報を入手しようと思わない 1.6 0.8 参考 : 年齢別にみた がんの治療法や病院についての情報源 ( 上位 4 位 ) ( イ ) ( ク ) ( ケ ) ( ア ) 談医病イ知家の療ンが窓(ア)師院ン人族相連ターん口 キ)ター談携相 以看診窓(拠談友外護療以ネッ口)点が支の師所人病ん援外)相や(のト(. 院診セ % % % % 18 ~ 29 歳 30 ~ 39 歳 40 ~ 49 歳 50 ~ 59 歳 60 ~ 69 歳 70 歳 以 上 59.7 56.9 41.7 25.0 59.4 57.6 42.9 39.7 66.1 58.3 41.0 29.7 66.2 45.2 37.0 35.6 75.8 24.9 28.5 25.7 72.4 8.8 24.3 14.8 7

更問がん相談支援センターで得たい情報 更問 ( 問 4 で がん相談支援センター ( がん診療連携拠点病院の相談窓口 ) をあげた方 (483 人 ) に ) あなたは がん相談支援センター で, どのようなことを聞きたいですか この中からあてはまるものをいくつでもあげてください ( 複数回答 ) ( 上位 4 項目 ) 平成 28 年 11 月 治療費 保険など経済面について 75.4% がんの治療内容に関する一般的な情報 74.3% 他の専門的な医療機関の情報 40.2% 退院後の生活など療養上の注意点 39.5% がんと診断された場合, 自身のがんの治療法や病院についての情報源として がん相談支援センター ( がん診療連携拠点病院の相談窓口 ) を挙げた者に, 複数回答 0 10 20 30 40 50 60 70 80 治療費 保険など経済面について 75.4 がんの治療内容に関する一般的な情報 74.3 他の専門的な医療機関の情報 40.2 退院後の生活など療養上の注意点 39.5 家族をどうサポートするか 35.4 治療と仕事の両立について 34.6 0.2 数 (N=483 人,M.T.=300.4%) 0.8 8

(2) 病院を選ぶにあたり重視すること 問 5 あなたは, がんと診断されたら, 治療を受ける病院を選ぶにあたり重視するのはどれですか この中からあてはまるものをいくつでもあげてください ( 複数回答 ) ( 上位 4 項目 ) 専門的な治療を提供する機器や施設の有無 60.2% 65.2% 医師や看護師の技術の優秀さ 56.7% 55.0% 自宅からの距離 50.5% 49.1% 受診にかかる経済的負担( 交通費や差額ベッド代 ) 32.3% 33.0% ( 複数回答 ) 0 10 20 30 40 50 60 70 専門的な治療を提供する機器や施設の有無 60.2 医師や看護師の技術の優秀さ 56.7 自宅からの距離 50.5 受診にかかる経済的負担 ( 交通費や差額ベット代 ) 32.3 医師や看護師の親切さ 26.8 他の医療機関との連携の状況 24.1 がんの治療件数 21.8 がんに関する相談窓口の有無 19.2 2.2 特に重視するものはない 1.8 数 (N=1,815 人,M.T.=296.3%) 9

4 緩和ケアについて (1) 緩和ケアの認知度 問 6 がん医療における緩和ケアとは, がんに伴う体と心の痛みを和らげることですが, あなたは, がん医療における緩和ケアについて知っていましたか この中から 1 つだけお答えください 知っている( 小計 ) 65.3% 67.4% よく知っている 26.2% 40.5% 言葉だけは知っている 39.2% 26.8% 知らない 34.0% 31.8% 知っている ( 小計 )65.3 よく知っている 言葉だけは知っている 知らない ( 該当者数 ) 数 ( 1,815 人 ) 26.2 39.2 34.0 性 男性 ( 856 人 ) 22.2 34.6 42.3 0.9 女性 ( 959 人 ) 29.7 43.3 26.6 年齢 0.4 18 ~ 29 歳 ( 144 人 ) 8.3 37.5 54.2 30 ~ 39 歳 ( 224 人 ) 19.6 38.8 41.1 0.4 40 ~ 49 歳 ( 283 人 ) 25.4 44.5 29.3 50 ~ 59 歳 ( 281 人 ) 34.2 40.2 25.3 0.4 60 ~ 69 歳 ( 397 人 ) 31.7 39.3 28.5 0.5 70 歳以上 ( 486 人 ) 25.7 36.0 37.0 1.2 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 10

(2) 緩和ケアを開始すべき時期 問 7 あなたは, がんに対する緩和ケアはいつから実施されるべきものと思っていますか この中から 1 つだけお答えください がんと診断されたときから 56.1% 57.9% がんの治療が始まったときから 20.5% 21.8% がんが治る見込みがなくなったときから 16.2% 13.9% がんと診断されたときから がんの治療が始まったときから がんが治る見込みがなくなったときから ( 該当者数 ) 数 ( 1,815 人 ) 56.1 20.5 16.2 6.7 0.4 性 男性 ( 856 人 ) 56.0 20.9 14.7 7.7 女性 ( 959 人 ) 56.3 20.1 17.5 5.8 年齢 0.2 18 ~ 29 歳 ( 144 人 ) 68.1 13.9 11.1 6.9 30 ~ 39 歳 ( 224 人 ) 68.3 17.4 12.1 2.2 40 ~ 49 歳 ( 283 人 ) 62.5 15.5 17.7 3.5 50 ~ 59 歳 ( 281 人 ) 63.0 21.4 13.9 1.1 60 ~ 69 歳 ( 397 人 ) 44.6 28.7 20.9 5.3 0.5 70 歳以上 ( 486 人 ) 48.8 19.5 16.3 15.0 0.4 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 11

(3) 医療用麻薬に対する意識 問 8 あなたは, 医療用麻薬についてどのような印象を持っていますか この中からあてはまるものをいくつでもあげてください ( 複数回答 ) ( 上位 4 項目 ) 正しく使用すればがんの痛みに効果的だと思う 52.9% 55.7% 正しく使用すれば安全だと思う 52.7% 52.8% 最後の手段だと思う 31.5% 32.6% だんだん効かなくなると思う 29.1% 37.1% ( 複数回答 ) 0 10 20 30 40 50 60 正しく使用すればがんの痛みに効果的だと思う 52.9 正しく使用すれば安全だと思う 52.7 最後の手段だと思う 31.5 だんだん効かなくなると思う 29.1 いったん使用し始めたらやめられなくなると思う 14.8 麻薬 という言葉が含まれていて, 怖いと思う 14.0 眠気や便秘などの副作用が強いと思う 13.7 寿命を縮めると思う 11.0 精神的におかしくなると思う 9.3 使用することは道徳に反することだと思う 2.4 がんの治療に悪い影響があると思う 1.8 0.3 数 (N=1,815 人,M.T.=237.5%) 特にない 1.3 2.7 12

(4) 医療用麻薬の使用に対する意識 問 9 もし, がんのために痛みが生じ, 医師から医療用麻薬の使用を提案された場合, あなたは医療用麻薬を使用したいと思いますか この中から 1 つだけお答えください 使いたい( 小計 ) 67.4% 72.3% 使いたい 39.5% 41.3% どちらかといえば使いたい 27.9% 31.0% 使いたくない( 小計 ) 29.0% 24.6% どちらかといえば使いたくない 22.0% 19.5% 使いたくない 7.0% 5.1% 使いたい ( 小計 )67.4 使いたくない ( 小計 )29.0 使いたい どちらかといえば使いたい どちらかといえば使いたくない 使いたくない ( 該当者数 ) 数 ( 1,815 人 ) 39.5 27.9 22.0 7.0 3.6 性 男性 ( 856 人 ) 42.3 27.0 21.0 7.0 2.7 女性 ( 959 人 ) 37.0 28.7 22.8 7.0 年齢 4.5 18 ~ 29 歳 ( 144 人 ) 21.5 36.1 35.4 4.2 2.8 30 ~ 39 歳 ( 224 人 ) 27.2 33.0 33.5 4.5 1.8 40 ~ 49 歳 ( 283 人 ) 33.9 31.4 25.1 6.4 3.2 50 ~ 59 歳 ( 281 人 ) 41.6 29.5 23.8 3.9 1.1 60 ~ 69 歳 ( 397 人 ) 44.3 26.2 19.4 6.8 3.3 70 歳以上 ( 486 人 ) 48.6 21.4 6.8 11.9 11.3 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 13

5 がん患者と社会とのつながりについて (1) がんであることを話せるか 問 10 あなたご自身が, がんと診断されたら, 家族や友人などだれか身近な人にがんのことを自由に話せると思いますか この中から 1 つだけお答えください 話せると思う( 小計 ) 88.0% 87.3% 話せると思う 66.4% 63.1% どちらかといえば話せると思う 21.5% 24.1% 話せると思わない( 小計 ) 11.4% 11.9% どちらかといえば話せると思わない 6.8% 7.9% 話せると思わない 4.6% 3.9% 話せると思う ( 小計 )88.0 話せると思わない ( 小計 )11.4 話せると思う どちらかといえば話せると思う どちらかといえば話せると思わない 話せると思わない ( 該当者数 ) 数 ( 1,815 人 ) 66.4 21.5 6.8 4.6 0.6 性 男性 ( 856 人 ) 67.1 21.3 5.1 5.8 女性 ( 959 人 ) 65.9 21.8 7.7 4.1 年齢 0.5 18 ~ 29 歳 ( 144 人 ) 59.0 27.8 9.7 2.8 30 ~ 39 歳 ( 224 人 ) 62.1 29.9 3.1 4.9 40 ~ 49 歳 ( 283 人 ) 60.8 26.9 10.2 1.8 0.4 50 ~ 59 歳 ( 281 人 ) 64.8 23.5 6.8 5.0 60 ~ 69 歳 ( 397 人 ) 67.3 19.1 6.8 5.8 1.0 70 歳以上 ( 486 人 ) 74.3 13.6 6.2 1.0 4.9 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 14

(2) 仕事と治療等の両立について 問 11 現在の日本の社会では, がんの治療や検査のために 2 週間に一度程度病院に通う必要がある場合, 働きつづけられる環境だと思いますか この中から 1 つだけお答えください そう思う( 小計 ) 27.9% 28.9% そう思う 9.8% 10.4% どちらかといえばそう思う 18.1% 18.5% そう思わない( 小計 ) 64.5% 65.7% どちらかといえばそう思わない 35.2% 38.2% そう思わない 29.3% 27.5% そう思う ( 小計 )27.9 そう思わない ( 小計 )64.5 そう思う どちらかといえばそう思う どちらかといえばそう思わない そう思わない ( 該当者数 ) 数 ( 1,815 人 ) 9.8 18.1 7.7 35.2 29.3 性 男性 ( 856 人 ) 11.6 19.4 7.2 32.2 29.6 女性 ( 959 人 ) 8.2 16.9 8.0 37.9 29.0 年齢 18 ~ 29 歳 ( 144 人 ) 7.6 19.4 40.3 31.9 30 ~ 39 歳 ( 224 人 ) 23.2 46.4 24.6 4.9 0.9 40 ~ 49 歳 ( 283 人 ) 11.0 19.4 41.7 25.4 2.5 50 ~ 59 歳 ( 281 人 ) 7.8 21.0 40.6 29.9 60 ~ 69 歳 ( 397 人 ) 11.8 14.6 7.1 33.5 33.0 70 歳以上 ( 486 人 ) 11.5 15.6 20.4 23.0 29.4 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 参考 : 仕事と治療等の両立について ( 平成 26 年 11 月調査 25 年 1 月調査 ) 平成 26 年 11 月調査平成 25 年 1 月調査 そわ該 そ 思思計)計)数ううわいい そ ど など そ ちいちうららうか 当うかかうと思と思いいら えわえ者思思ばばわそそな小小なううなう(い(人 % % % % % % % 1,799 28.9 10.4 18.5 65.7 38.2 27.5 5.4 1,883 26.1 8.2 17.8 68.9 35.8 33.0 5.0 15

更問両立を困難にする最大の要因 更問 ( 問 11 で どちらかといえばそう思わない, そう思わない と答えた方 (1,170 人 ) に ) がんの治療や検査のために 2 週間に一度程度病院に通う必要がある場合, 働き続けることを難しくさせている最も大きな理由は何だと思いますか この中から 1 つだけお答えください 代わりに仕事をする人がいない, またはいても頼みにくいから 21.7% 22.6% 職場が休むことを許してくれるかどうかから 21.3% 22.2% がんの治療 検査と仕事の両立が体力的に困難だから 19.9% 17.9% 休むと収入が減ってしまうから 15.9% 13.1% がんの治療 検査と仕事の両立が精神的に困難だから 12.8% 13.2% 休むと職場での評価が下がるから 6.0% 8.8% 日本の社会は通院しながら働き続けられる環境と思うかについて, どちらかといえばそう思わない, そう思わない と答えた者に 代わりに仕事をする人がいない, またはいても頼みにくいから 職場が休むことを許してくれるかどうかから がんの治療 検査と仕事の両立が体力的に困難だから 休むと収入が減ってしまうから がんの治療 検査と仕事の両立が精神的に困難だから 休むと職場での評価が下がるから 特にない ( 該当者数 ) 数 ( 1,170 人 ) 21.7 21.3 19.9 15.9 12.8 6.0 1.5 0.4 0.5 性 男性 ( 529 人 ) 24.8 19.8 18.5 18.0 9.8 6.0 1.3 0.9 0.8 女性 ( 641 人 ) 19.2 22.5 21.1 14.2 15.3 5.9 1.6 年齢 0.3 18 ~ 29 歳 ( 104 人 ) 28.8 26.9 14.4 13.5 12.5 3.8 30 ~ 39 歳 ( 159 人 ) 23.9 20.1 22.0 15.7 10.1 8.2 40 ~ 49 歳 ( 190 人 ) 26.3 15.8 19.5 16.8 15.3 5.8 0.5 50 ~ 59 歳 ( 198 人 ) 2 17.2 18.7 20.2 14.1 7.6 1.0 0.5 60 ~ 69 歳 ( 264 人 ) 17.0 22.7 22.3 14.0 15.2 5.7 1.5 0.4 1.1 70 歳以上 ( 255 人 ) 19.6 25.5 19.6 14.9 9.4 3.9 4.7 1.6 0.8 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 16

(3) 両立に必要な取り組み 問 12 働くことが可能で, 働く意欲のあるがん患者が働き続けるようにするためには, どういう取り組みが必要だと思いますか この中からいくつでもあげてください ( 複数回答 ) ( 上位 4 項目 ) 平成 28 年 11 月 病気の治療や通院のために短時間勤務が活用できること 52.6% 1 時間単位の休暇や長期の休暇が取れるなど柔軟な休暇制度 46.0% 在宅勤務を取り入れること 38.6% がん患者と産業医と主治医の連携 35.3% ( 複数回答 ) 0 10 20 30 40 50 60 病気の治療や通院のために短時間勤務が活用できること 52.6 1 時間単位の休暇や長期の休暇が取れるなど柔軟な休暇制度 46.0 在宅勤務を取り入れること 38.6 がん患者と産業医と主治医の連携 35.3 企業向けセミナーなど, 職場の理解を深めるための広報啓発 32.5 主治医が就労環境への配慮を求める意見書を提出すること 32.4 数 (N=1,815 人,M.T.=244.0%) 6.0 17

6 がん登録について (1) がん登録の認知度 問 13 あなたは, がん登録について知っていましたか この中から 1 つだけお答えください 知っている( 小計 ) 14.9% 17.1% よく知っている 5.1% 6.2% 言葉だけは知っている 9.8% 11.0% 知らない 84.4% 82.5% 知っている ( 小計 )14.9 よく知っている 言葉だけは知っている 知らない ( 該当者数 ) 数 ( 1,815 人 ) 9.8 84.4 5.1 0.8 性 男性 ( 856 人 ) 10.3 83.8 5.0 0.9 女性 ( 959 人 ) 9.3 84.9 年齢 5.2 0.6 18 ~ 29 歳 ( 144 人 ) 6.9 89.6 3.5 30 ~ 39 歳 ( 224 人 ) 7.1 90.6 2.2 40 ~ 49 歳 ( 283 人 ) 9.2 86.2 3.9 50 ~ 59 歳 ( 281 人 ) 10.0 85.1 5.0 60 ~ 69 歳 ( 397 人 ) 12.6 82.9 4.3 0.3 70 歳以上 ( 486 人 ) 8.4 9.7 79.6 2.3 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 18

(2) がん登録に期待すること 問 14 がん登録によって, がんに関する正確な統計が整備されると, 様々なメリットが期待できます あなたは何に期待しますか この中からいくつでもあげてください ( 複数回答 ) ( 上位 4 項目 ) 平成 28 年 11 月 国が, 正確なデータに基づき, がんの早期発見に向けた対策を行えるようになること 56.7% 大学などの学術機関や民間企業の研究者が研究に利用し, がんの予防法や治療法の開発に役立てること 47.2% 一般の人が日本のがんの状況について情報を得ることができるようになること 43.3% 国が, 正確なデータに基づき, がんの医療提供体制を評価 検討できること 38.6% ( 複数回答 ) 0 10 20 30 40 50 60 国が, 正確なデータに基づき, がんの早期発見に向けた対策を行えるようになること 56.7 大学などの学術機関や民間企業の研究者が研究に利用し, がんの予防法や治療法の開発に役立てること 47.2 一般の人が日本のがんの状況について情報を得ることができるようになること 43.3 国が, 正確なデータに基づき, がんの医療提供体制を評価 検討できること 38.6 都道府県が地域特有のがんの事情に応じた対策を行えること 32.9 0.2 数 (N=1,815 人,M.T.=226.3%) 7.4 19

7 がん対策に関する政府への要望 問 15 あなたは, がん対策について, 政府としてどういったことに力を入れてほしいと思いますか この中からいくつでもあげてください ( 複数回答 ) ( 上位 4 項目 ) がん医療に関わる医療機関の整備( 拠点病院の充実など ) 61.5% 64.9% がんの早期発見( がん検診 ) 56.3% 56.5% 仕事を続けられるための相談 支援体制の整備* 49.6% 53.4% * がんに関する専門的医療従事者の育成 48.3% 55.3% * 平成 26 年 11 月調査では, がんによって就労が困難になった際の相談 支援体制の整備 としている ( 複数回答 ) 0 10 20 30 40 50 60 70 がん医療に関わる医療機関の整備 ( 拠点病院の充実など ) 61.5 がんの早期発見 ( がん検診 ) 56.3 仕事を続けられるための相談 支援体制の整備 49.6 がんに関する専門的医療従事者の育成 48.3 がんに関する相談やその支援 40.8 緩和ケア 37.9 がんに関する情報の提供 34.0 がんに関する研究 32.1 がんの予防 ( たばこ対策などの生活習慣病対策も含む ) 子ども向けのがん教育 22.5 24.8 数 (N=1,815 人,M.T.=451.1%) 希少がん対策 ( 小児がんを含む ) 22.0 がん登録 17.0 1.5 特にない 2.0 0.8 参考 : 政府に対する要望 ( 平成 26 年 11 月調査 25 年 1 月調査 ) 平成 26 年 11 月調査平成 25 年 1 月調査 該 当 者 数 備(整がが整なっがんん備ん医のたに ど関制難)診)ののに 点に期の拠療早 * 際よっ病関 発 相て 院わ談見(就のる 労充医が支 実療な機 ん検 援が体困 者がのん育に成関する専門的医療従事 がんに関する相談やその支援 緩 和 ケ ア がんに関する情報の提供 がんに関する研究 のが関子生んすど活のるも習予教に慣育防(病対対た * す策ばるもこ 含対がむ策)なんど. に む希が)少がん対ん策(小児登がんを含録 ( 複数回答 ) 人 % % % % % % % % % % % % % % % % 1,799 64.9 56.5 53.4 55.3 45.4 39.3 37.0 35.9 25.5 26.5 26.6 18.6 1.4 1.8 0.9 488.8 1,883 54.2 67.2 50.0 48.0 37.5 30.9 35.7 39.3 37.3 27.7 18.1 2.0 2.3 1.1 451.1 そ の 他 特 に な い わ か ら な い 計 (M.T.) 20