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エイドメモアールユーティリティの査察 PI 009-3 2007 年 9 月 25 日 1. 文書履歴 委員会による採用 発効日 2002 年 4 月 24 日 2002 年 7 月 1 日 2. 序文 2.1 最近数十年間の 医療業界における科学及び技術の進歩は目覚ましい 進歩は 製造設備 科学技術 及び品質管理の分野のみならず HVAC や培養システムといった周辺システムの分野でも顕著である 2.2 PIC/S は 当然医薬品製造に係るこれらのシステムに対し注目してきた 2001 年に開催された PIC/S の年次セミナーでは 医薬品製造業者が使用するユーティリティの査察を特集して開催された 3. 目的 3.1 この文書の目的は GMP の査察官に教育のためと査察の準備段階でのガイダンスとして使用してもらうためである 3.2 このエイドメモアールは 2001 年の PICS セミナーの直接的な成果であり ユーティリティの GMP 査察を行うにあたり 効率的な計画と遂行を促進することを目的として 起草されたものである このエイドメモアールは 査察官が的確に査察時間を使うことと GMP 適合を効率よく評価することの両方を可能にする筈である 4. 範囲 4.1 以下のエイドメモアールは HVAC システムや製薬用水 蒸気や医療用ガスの GMP 査察の時に評価するべき様々な分野について記述している しかし 本エイドメモアールは 査察時の観点について網羅的にリストアップしたものではないことを理解されるべきである 4.2 本エイドメモアールを発行するに際し 最新の技術状況を反映させた それは 技術革新への障害とならず最高のものを追求することを意図するためである 本エイドメモアールに記述したアドバイスは 産業界にとって強制的なものではない しかし 産業界は PIC/S の推奨やエイドメモアールを適切なものと捉えてほしい

5. エイドメモアール 1 1.1 作業エリア / 項目医薬品用 HVAC 主な設計パラメータ 1 注釈重要な質問参考資料 独立システムの必要性 ろ過のレベル ( フィルタの仕様 ) 再循環或いは補給空気 フィルタの設置場所 吸込口と空気リターンの位置 集塵機 温度 湿度 換気 差圧 ダクトの設計 簡単かつ効果的な洗浄 アラームシステム 空気の流れ方向 -LAF( ラミナエアフロー ) 及び / 或いは乱流 どのように空気による交叉汚染を防止するか? PIC/S GMP Guide 3.10, 3.14, 5.10, 5.11, 5.18, 5.20. Annex 1-29-31, Annex 2-9,10,14,15, Annex 15-9,10 ISO 14644-4:Clean rooms and associated controlled environments Part 4: Design and construction.( クリーンルーム及び関連管理環境 -パート 4: 設計と施工 ) International Organisation for Standardisation ISO, Geneva (April 2001) EN 1822: High efficiency particulate air filters ( 高効率粒子空気フィルタ ) (HEPAand ULPA): Part 1 Requirements, testing, marking( 要件 試験 マーキング ) Part 2 Aerosol production, measuring equipment, particle counting statistics( エアゾール発生 計測機器 粒子計数の統計情報 ) Part 3 Testing the planar filter medium( 平面フィルタ濾材の試験 ); Part 4 Testing the filter element for leaks (scan method)( フィルタエレメントのリークテスト ( スキャン方法 )); Part 5 Testing the efficiency of the filter element.( フィルタエレメントの性能確認試験 ) EN779: Particle air filters for general ventilation Requirements, testing, marking. ( 一般的な換気用粒子エアフィルタ 要件 試験 マーキング European Committee for Standardisation Brussels (July 1993). 1.2 HVAC システムのクオリフィケーション 1 DQ, IQ, OQ, PQ 気流の平均速度及び均一性 差圧 換気回数 最終フィルタの完全性と強度 微粒子数 性能回復テスト スモークテスト 再クオリフィケーション ( 再クオリフィケーションのパラメ - タ -) 変更管理 クオリフィケーション報告書に記載されている推奨事項の実施や逸脱の是正をどのように実施したのか? 再クオリフィケーションの必要性評価に責任を持つ人はだれなのか? 定期的再クオリフィケーションの要件は何なのか? HVAC の逸脱と変更管理報告書を提示できるのか? Guide- 4.26, 5.21, 5.22, 5.24, 5.37, Annex 1-30, Annex 15 2-18. EN ISO 14644-1: クリーンルーム及び関連管理環境 - パート 1: 空気清浄度のクラス分類国際標準化機構 ISO ジュネーブ及び欧州標準化委員会 CEN プリュッセル (1999 年 5 月 ) EN ISO 14644-2: クリーンルーム及び関連制御環境パート 2:ISO 14644-1 への継続的適合を証明するための試験及び監視仕様. 国際標準化機構 ISO ジュネーブ及び欧州標準化委員会 CEN (2000 年 9 月 ) 1 査察開始時に重要

1.3 ウォークラウンドツアー設計仕様 図面 (SMF) と現状 計画外のメンテナンスと変更管理と下記の項目の間の違いを実地調査する HVAC を備えている医薬品の製造室は GMP 要件に一致しているか? フィルタの設置場所 吸込口と空気のリターンの位置 集塵機 差圧 ( 製造室と隣接した部屋の間のフィルタ ) ログブック - メンテナンスとキャリブレーション 他のプロセスパラメータのモニタリング HVAC アラームシステムの機能 どのようにアラームシステムをチャレンジするのか? サンプリング場所及び手順は? 出発原料をどこでどの様に秤量且つ補充するのか? Guide - 3.6, 3.7, 3.12, 4.27 Annex 1-29, Annex 2-14 1.4 HVAC システムのモニタリング 環境モニタリング ( 微粒子 微生物 湿度 温度 ) 化学物質残留試験 Guide 4.15,Annex 1 4-6, 1.5 HVAC システムのメンテナンスとキャリブレーション メンテナンスプログラム キャリブレーションプログラム SOP'S 記録 故障 緊急事態を含むアラームシステムのチャレンジ 計画外メンテナンスとリークオリフィケーションとの間の相互関連 Guide 3.41 1.6 HVAC システムの文書 技術データ SOP 記録 - メンテナンス キャリブレーション バリデーション モニタリング 逸脱 変更管理 バリデーションプロトコル及び報告書 竣工図 Guide 4.1, 4.26, 4.28, 4.29 2 操作エリア / 項目製薬用水システム 2.1 主な設計パラメータ 注釈重要な質問参考資料 WFI 溶接品質 配管の不動態化処理 ベントフィルタ各種類の製薬用水 構成材料の適合性 配管の勾配 十分な速度と温度で再循環 サニタリー継手 容量 X 毎日の要求 バルブ ドレン / フラッシング サンプリングポート 飛沫同伴を防止する設計上の特徴は何なのか? システムの所有者は誰なのか? Guide 3.10 FDA- Guide to Inspection of Highly Purified Water Systems Guide( 高純度精製水システムの査察 ) Annex1-35 Annex15-9,10

2.2 クオリフィケーション DQ IQ OQ PQ 及び必要なコンピュータバリデーション 全てのサンプリングポイントが入る図面 運転及び洗浄パラメタの設定 I. ステージ 意図した品質の水の恒常的な製造 全てのクオリフィケーションは完結したのか? 既設システムの逸脱及び変更管理レポートを提示できるのか? 作業者は何を どのように なぜ作業を実施するのは理解しているのか? 署名の意味は何なのか? 3.3.4, 3.38, 5.22, 5.24 Annex 15 2-18. 2.3 ウォークラウンド査察注射用水 (WFI) は製薬用水の品質に関するガイダンスノート及び EU 薬局方 (Ph Eur) に従い製造且つ使用されているか? 図面と現状 計画外メンテナンス及び変更管理の間の違いを実地検査する 前処理からユースポイントまでのシステムに従うこと : パート毎 リークチェック サンプリングポイント ( アクセス口 ) 誰が何を実施する 起動 シャットダウン 洗浄 / 消毒 / 滅菌 ) 製造した量 水質グレード及び使用目的 給水 前処理 蒸留 - 点検窓 貯蔵タンク - フィルタ ブレーキバルブ Q- スプレーボール 分配ループ : 温度 導電率 TOC 熱交換器 : 完全性 ユースポイント : 番号 設計及び位置 管理システム : アラーム アクションの記録 設定ポイント及び実証 モニタリングデータの印刷 消毒? 熱水? スチーム? 連続的な循環? どのようにシステムをバリデーション状態で保持するのか? 点検窓を見せてください! 発生したアラームの記録を提示してください! Ph. Eur. current edition CPMP - Note for Guidance on Quality of Water for Pharmaceutical Purposes Annex 1 35 (EU 薬局方最新版 CPMP - 製薬用水の品質に関するガイダンスノート Annex 1 35) 2.4 品質管理試験 試験の方法を含むプログラム スケジュール サンプリング サンプリング者 教育訓練 サンプリング量 サンプルの取り扱い 限度値 ( 微生物 化学物質 エンドトキシン ) 規格外試験結果 (OOS) 結果のトレンド 全てのポイントに経時的にアクセス可能かどうかのチェック どのようにサンプリングを実行するのか ( 取り扱い 量 サンプリング者 全てのポイント )? アラート アクションリミットはどのぐらいなのか? 源水の試験は? Ph. Eur. current edition CPMP Note for Guidance on Quality of Water for Pharmaceutical Purposes Guide 3.43, 4.15, 4.22, 6.7 ( ヨーロッパ薬局方最新版 CPMP 製薬目的に適する用水品質のガイダンスノート Guide 3.43, 4.15, 4.22, 6.7) 2.5 モニタリング 温度 速度 ベントフィルタ DI カラム再生 ph UV 照射 (PW) 導電率 リーク率 TOC 誰がどのように是正処置を実施するのか? Guide 4.15 Annex 1 44

2.6 製造用水システムの保守及び校正 メンテナンスプログラム キャリブレーションプログラム SOP'S 記録 故障 緊急事態を含むアラームシステムのチャレンジ 計画外保守と再クオリフィケーションとの間の相互関連 Guide3.41 2.7 文書 図面 - 最新版 (SMF?) OOS 評価 逸脱レポート 変更管理レポート システムの運転 洗浄 / 消毒 / 滅菌 ログブック - モニタリングパラメータ -1.6 を参照してください 事故 フィルタ交換 シャットダウン期間 洗浄 / 消毒 メンテナンス Guide 5.38 Guide 4.1, 4.26, 4.28, 4.29 3 操作エリア / 項目製薬用スチームシステム 注釈重要な質問参考資料 3.1 主な設計パラメータ 飛沫同伴防止 交叉汚染 : 工場 / クリーン蒸気 非凝縮性ガスの削減 配管勾配 デッドレッグなし Guide 3.10 Annex15 9-10 3.2 クオリフィケーション 3.3 ウォークラウンドツアー医薬品製造にどのような蒸気を使用しているのか : 工場蒸気 クリーンスチーム発生器? 蒸気の製造にどのような源水を使用しているのか? 図面と現状の突合せ 計画外メンテナンス及び変更管理論理順序に従いシステムを査察する リーク サンプリングポイント ( アクセス ) 誰が何を実施すること 起動 シャットダウン 洗浄 / 消毒 / 滅菌 製造した量に注意を払う DQ, IQ, OQ, PQ と必要なコンピューターバリデーションバリデーションの範囲 給水 - タイプ レベル 温度 サンプリングポイント - 位置 番号 アクセス 空気ループの除去システム 全てのクオリフィケーションが完了したのか? 既設システムの逸脱及び変更管理レポートを提示してください 3.3.4, 3.38, 5.22, 5.24 Annex 15-2-18

3.4 モニタリング 飛沫同伴の管理 給水のレベル管理 蒸発器内部の圧力管理 温度 フィルタ ブローダウン頻度 緊急停止と起動 Guide4.15 3.5 品質管理試験 方法 ( 非凝縮性ガスや添加物を含む ) 限度 サンプリング OOS 結果 追跡結果 Guide 3.43, 4.15, 4.22, 6.7 Annex 1-68 3.6 システムのメンテナンスとキャリブレーション メンテナンスプログラム キャリブレーションプログラム SOP'S 記録 故障 緊急事態を含むアラームシステムのチャレンジ 計画外メンテナンスとリークオリフィケーションとの間の相互関連 Guide3.41 3.7 文書化 図面 - 最新版 (SMF?) OOS 評価 逸脱レポート 変更管理レポート システムの運転 洗浄 / 消毒 / 滅菌 ログブック - モニタリングパラメータ -1.6 を参照してください 事象 フィルタ交換 シャットダウン期間 洗浄 / 消毒 メンテナンス Guide 4.1, 4.26, 4.28, 4.29 4 4.1 操作エリア / 項目製薬用ガス 主な設計基準 ( 圧縮空気 ) 注釈重要な質問文献資料 給気 : 空気源 汚染リスク フィルタ ( プリー - 最終 ) 材料の適合性 溶接 汚染防止 ( 受入容器 ) バルブ Guide 3.10. Annex 15-9-10 4.2 クオリフィケーション (DQ, IQ, OQ? PQ) 固体汚染物 水 オイルリ限度 能力 フィルタによる圧力低減 アラーム動作 適切な時期にフィルタを交換していることをどのように保証するのか? Guide 3.34, 3.38 ISO 8573 Compressed air( 圧縮空気 ) 1-7 Annex 15-2-18

4.3 ウォークラウンド査察図面と現状 計画外メンテナンス及び変更管理の間の違いを実地検査する 論理順序に従いシステムを査察する 製品或いは プロセス設備 と接触 製品の種類 - 非無菌 ( 最終滅菌 無菌操作 ) システムのラベリング及び確認 接続 : 混合のリスク 他の全ての使用されるガスの確認 4.4 システム操作 フィルタの変更システム SIP システム バックアップシステム 能力 : 消耗量 リークテスト 4.5 システムのモニタリング フィルタ完全性試験 圧力管理 Guide 4.15 4.6 品質管理 汚染 : オイル 水 微粒子 バイオバーデン Guide 3.43, 4.15, 4.22, 6.7 4.7 システムの保守と校正 保守プログラム 校正プログラム SOP'S 記録 故障 緊急事態を含むアラームシステムのチャレンジ 計画外メンテナンスと再クオリフィケーションとの間の相互関連 Guide 3.41 4.8 文書 配管図 ( パイプライン フロー バルブ 部屋 ) 逸脱および是正措置 洗浄 / 消毒 / 滅菌 ログブック - モニタリングパラメータ -1.6 を参照してください 事象 フィルタ交換 シャットダウン期間 洗浄 / 消毒 メンテナンス 6. 改訂履歴 日付 2004 年 7 月 1 日 2007 年 9 月 25 日 改訂番号 PI 009-2 PI 009-3 改訂理由 編集者による変更 編集者による変更