1 施設設備の衛生管理 1-1 食品取扱室の清掃及び保守点検 < 認証基準 > 床 内壁 天井 窓 照明器具 換気扇 手洗い設備及び排水溝の清掃手順 保守点検方法が定められていること 床及び排水溝の清掃は1 日に1 回以上 その他の清掃はそれぞれ清掃の頻度の記載があること 保守点検頻度の記載があるこ

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1.9.1 管理基準の遵守状況を連続的又は相当の頻度で確認をするためのモニタリングの方法を設定し その文書を作成すること 十分なモニタリング頻度を設定することまた 設定した理由を整理しておくこと モニタリングに関する全ての文書と記録は モニタリングを行う担当者及び責任者による

Ver.05 評価チェック表 (Ⅰ 製造環境の管理 ) 点 点 0 点 評価点数 A 施設設備機械器具の衛生管理 作業場内は 必要に応じて空調設備により温度管理を行っていますか温度管理している一部で温度管理されていない 温度管理していない ノロウイルス等の感染の原因とならないように トイレについて適

1 項目 内容事項 有 無配点得点有 無配点得点有 無配点得点有 無配点得点 1) 挨拶励行 気持良い挨拶励行の 1 実施 ) 疾病管理 健康診断 : 年 1 回 2 検便 : 年 2 回以上実施しているか ) 4) 5) 6) 製造室入室手洗い 消毒 製造室入室ローラー

従事者等の衛生管理点検表 氏名 下痢 嘔吐 発熱等 化膿創 服装 帽子 毛髪 履物 爪 指輪等 手洗い 点検項目 1 健康診断 検便検査の結果に異常はありませんか 2 下痢 嘔吐 発熱などの症状はありませんか 3 手指や顔面に化膿創がありませんか 4 着用する外衣 帽子は毎日専用で清潔のものに交換さ

別記第 2 号様式 ( 第 3 関係 ) その 2 HACCP に基づく衛生管理導入の 評価調書 ( バックヤード編 ) ( 評価事業用 ) 評価施設名 評価の対象となった部門 実施年月日 平成年月日 評価実施者 申請にあたっては 評価の対象となった部門のチェックシートと HACCP 自主点検票を提

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衛生管理要領項目 (1) 施設 設備等の衛生管理に関する事項 管理項目 内容 1. 施設内の衛生区分について ( ゾーニング 動線 物流線 ) 作業形態 ( または清浄度 ) で区画をし 各区画毎に衛生管理の基準を検討すること * 一般には 汚染区域には荷受 原料保管などの作業場 準清潔区域には下処

( 認定の審査 ) 第 8 条知事は 第 6 条又は第 11 条の規定による申請があった施設の実地調査等を行い 当該申請内容が第 3 条に定める認定基準に適合していると認めるときは 認定しなければならない ( 認定書の交付等 ) 第 9 条知事は 前条の規定により認定した場合には 当該申請者に対して

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衛生管理マニュアル 記載例

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生活衛生営業 HACCP ガイダンス ( 食肉販売業用 ) 導入手引書 本ガイダンスでは まず メニュー調査表 と 調理工程表 によりそれぞれの施設の 危害要因分析 を行い 次にこの手引書の 衛生管理点検表 を HACCP の考え方を取り入れた 衛生管理計画 とし それを用いて モニタリング 記録の

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(1) 作成上の留意点 清潔で衛生的な食品の製造あるいは加工環境を確保するための要件を わが国では 一般的衛生管理プログラム と称しています このプログラムの内容は コーデックス委員会による 食品衛生の一般的原則 に示されたものと同じであり 安全で良い品質の食品を製造あるいは加工するための設備や器具

第 5 条保健所長は 必要に応じ 巡回指導を行い 営業施設の設置状況等の把握に努めるものとする 2 保健所長は 前項の調査の結果 別表に定める基準に適合しないと認めるときは 営業者等に対し 必要な措置を講ずるよう指導し 又は勧告するものとする 附則 この要綱は 平成 15 年 4 月 1 日から施行

平成 30 年更新時 目次 1. 作業区分 1-1) 作業の切替え ( 共通基準 1-4-1) 1-2) 調理従事者 2 2. 食品などの衛生的な取扱い 2-1) 食品添加物の使用 ( 共通基準 3-2) 2-2) 油脂の衛生管理 2 2-3) 加熱調理食品の冷却 3 2-4) 弁当の調整 4 2-

精米 HACCP 規格 ~ 精米工場向け HACCP 手法に基づく 精米の食品安全 品質管理 衛生管理 食品防御の取組み ~ 第 1 版 2016 年 3 月 16 日 第 1 目的一般社団法人日本精米工業会の精米 HACCP 規格は 精米工場で製造する精米が消費者及び実需者より信頼される製品精米と

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衛生管理マニュアル 記載例

第 1 票 学校給食施設等定期検査表 検査年月日年月日 ( ) 学校 ( 調理場 ) 名 給食従事者 : 栄養教諭等名 調理員名 定期点検票作成者 ( 職 氏名 ) 給食対象人員 給食調理室面積m2 建物の位置 使用区分 人 校長印 1 位置ア便所 ごみ集積場等からの位置は適切であるか A B C

い 9以上に達した事業者は 確認申請書 ( 様式第 3 号 ) を保健所長に提出することができる 2 保健所長は 前項の申請に基づき 自己採点の妥当性を確認するものとする 3 保健所長は 前項の結果 自己採点が妥当であると認めた施設に対して 衛生管理向上プログラム終了証 ( 様式第 4 号 ) を交

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第 1 票 学校給食施設等定期検査票 検査年月日 ; 平成年月日 ( ) 学校名 ; 給食従事者数 ; 栄養教諭等名, 調理員名定期検査票記入者学校薬剤師 ; 印 給食対象人員 ; 人 給食調理室 ; 面積m2校長印 1 位置ア イ 便所 ごみ集積場所からの位置は適切であるか 校庭 道路等からほこり

目 次 はじめに 1 施設及び周辺の清掃 保守点検 1 2 使用水の衛生管理 4 3 従事者の手洗い 6 4 冷蔵庫等の衛生管理 9 5 調理器具類の衛生管理 11 6 機械器具類の衛生管理 13 7 排水 廃棄物等の衛生管理 15 8 原材料の衛生管理 (1) 原材料の仕入れ 検収 17 (2)

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~ 目次 ~ 1. 手洗いマニュアル 2. 原材料の保管管理マニュアル 3. 加熱調理食品の中心温度及び加熱時間の記録マニュアル 4. 調理器具等の洗浄 殺菌マニュアル 5. 厨房設備等の衛生管理マニュアル

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一太郎 12/11/10/9/8 文書

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事業概要 事業概要 確認日 1. 事業概要の把握 従業員数 操業日数 操業時間 約 名 約 日 午前 時 ~ 午後 時 製造銘柄数 製造数量( 単位をそれぞれ選択 ) 約 銘柄 月産 kg 日産 約 トン 組織図 工場全体図 設備リスト 帳簿書類リスト 製品リスト 別添 1 組織 体制図のとおり別添

<4D F736F F D D18E A778D5A8B8B B68AC7979D8AEE8F802E646F63>

別紙第 1 3 平成 29 年における食数及び作業従事者数の実績値 月 7 月 8 月 9 月 平日 休日 平日 休日 平日 休日 区分 最大値 ( 食 ) 最小値 ( 食 ) 食数 平均値 ( 食 ) 合計 ( 食 ) A 現場責任者 ( 人 時 ) 作業人員 ( 人 )B 作業員 1 人当たりの

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佐賀市立循誘小学校 (1) 換気 ( 二酸化炭素 ) 1 月 一般教室 1600ppm 1 時間毎に窓を開け 換気を行う (2) 温度 8 月 2 月 8 月 月基準に適合 (3) 一酸化炭素 1 月保健室基準に適合 (4) 揮発性有機化合物 8 月 6 年 1 組ホルムアルデヒド (

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もあるため 調理室内へは持ち込まないようにすることを理解させることが重要である その他 調理室内の網戸の破れによる不適が 26.8% の施設で見られた これは前年度とほぼ同値であり 改善が進んでいない 網戸の破れはハエなどの衛生害虫等の侵入経路になる可能性があるため 早急な補修が望まれる 一方 調理

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特別支援学校における介護職員等によるたんの吸引等(特定の者対象)研修テキスト

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<4D F736F F D2088E396F BB91A28BC EF C8EA695DB8AC78BE695AA816A C826F8AEE8F808F918EE88F878F B2E646F63>

3 エアロゾルの飛散の抑制 第二 入浴設備における衛生上の措置 一入浴設備における衛生上の措置に関する基本的考え方近年 入浴設備は 湯水を再利用し これを節約するため ろ過器を中心とする設備 湯水を一時的に貯留する槽及びこれらの設備をつなぐ配管を含め 複雑な循環構造を形成することが多くなっている こ

~ はじめに ( スプラウトを生産する方々へ )~ 食中毒が起きると 健康被害が出るだけでなく 原因と疑われる食品への信頼が失われ 消費が大きく減ることによって 経済的に大きな損失が出る可能性があります 多くのスプラウトは 加熱せずに生のまま食べられています このため スプラウトの生産 流通 販売

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める製品でトリブチルスズ化合物が使用されているものの環境汚染防止措置に関し公表する技術上の指針本指針は 第二種特定化学物質であるトリブチルスズ=メタクリラート ビス ( トリブチルスズ ) =フマラート トリブチルスズ=フルオリド ビス ( トリブチルスズ )=2,3 ジブロモスクシナート トリブチ

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1 施設設備の衛生管理 1-1 食品取扱室の清掃及び保守点検 床 内壁 天井 窓 照明器具 換気扇 手洗い設備及び排水溝の清掃手順 保守点検方法が定められていること 床及び排水溝の清掃は1 日に1 回以上 その他の清掃はそれぞれ清掃の頻度の記載があること 保守点検頻度の記載があること 床及び排水溝の清掃状況について 記録すること 1 床 内壁 天井 窓 照明器具 換気扇 手洗い設備及び排水溝などの施設設備ごとに具体的な清掃方法及び頻度を定めます 2 施設設備ごとに施設設備の破損の状況 清掃状況などの点検方法及び頻度を定めます 3 手洗い設備に必須の洗浄液 消毒液 ペーパータオル等の確認方法を定めます 4 床及び排水溝の清掃状況についての記録簿を作成します 1-2 トイレの清掃保持 トイレの清掃手順及び保守点検方法が定められていること 清掃の頻度の記載があること 保守点検頻度の記載があること 清掃状況について 記録すること 1トイレの具体的な清掃方法及び頻度を定めます 2 破損の状況 清掃状況などの点検方法及び頻度を定めます 3 手洗い設備に必須の洗浄液 消毒液 ペーパータオル等の確認方法を定めます 4 清掃状況についての記録簿を作成します - 1 -

1-3 清掃用具の管理 清掃用具の管理方法が定められていること 1 食品取扱室以外の場所に専用の保管場所を準備します 2 清掃用具の清潔保持の方法を定めます 3 乾燥後保管するなど清掃用具の保管方法を定めます 4 保管場所 ロッカー等の清潔保持の方法を定めます 1-4 冷蔵冷凍設備の管理 冷蔵冷凍設備の清掃及び消毒手順が定められていること 清掃及び消毒の頻度の記載があること 清掃及び消毒の状況について 記録すること 冷蔵冷凍設備の温度管理の方法が定められていること 温度確認は 1 日 1 回以上行う旨の記載があること 温度について記録すること 不適の場合の対応方法が定められていること 不適の場合の対応について 記録すること 1 冷蔵庫 冷凍庫の清掃 消毒の具体的な方法と頻度を定めます 2 冷蔵庫 冷凍庫の清掃 消毒の実施状況についての記録簿を作成します 3 冷蔵庫 冷凍庫の管理温度を設定し 温度を確認する頻度を定めます 4 温度の記録簿を作成します 5 管理温度を逸脱していた場合の対応方法と記録簿を定めます - 2 -

2 食品等の衛生的な取扱い 2-1 荷受け 荷受けの方法が定められていること 搬入毎に行う旨の記載があること 期限 表示 品温 鮮度 異物及び包装の状態について 記録すること 不適の場合の対応方法が定められていること 不適の場合の対応について 記録すること 1 荷受けについては 鮮度その他品質を確認する方法 ( 場所を含む ) と頻度を定めます 2 容器包装に入れられた食品については 期限 表示 品温 異物及び包装の状態を確認する方法と頻度を定めます 3 荷受けの記録簿を作成します 4 不適の場合の対応方法と記録方法を定めます 2-2 食品の保存 保存方法に従った食品の保存方法の手順が定められていること 不適の場合の対応方法が定められていること 不適の場合の対応について 記録すること 1 荷受けした食品の保存方法に従った保存場所 保存温度を定めます 2 相互汚染を防止する方法を定めます 3 先入れ先出しに関する注意事項を定めます 4 不適の場合の対応方法と記録方法を定めます - 3 -

2-3 薬品等の保管 洗剤 消毒剤及び殺虫剤の保管場所 取扱方法が定められていること 1 洗剤 消毒剤及び殺虫剤の特性及び危険性を調べます 食品取扱室に不適切なもの ( ジクロルボスなど ) の使用を中止します 2 洗剤 消毒剤及び殺虫剤の保管場所を定めます 3 洗剤 消毒剤及び殺虫剤の容器に種類及び名称が記載されているか確認する方法を定めます 4 他の容器に小分けする場合も どの薬品が入っているわかるようにします 5 使用方法及び使用時の注意事項を定めます 2-4 その他 床からの汚染の防止方法が定められていること < 作成のポイント > 1 食品 器具 容器などを直接床に置かないことを定めます 2 跳ね水による汚染防止の方法を定めます - 4 -

3 使用水の衛生管理 3-1 濁り等の確認 使用水の濁り 色 臭い 味を確認する方法が定められていること始業前に確認する旨の記載があること 確認結果について 記録すること 不適の場合の対応方法が定められていること 不適の場合の対応について 記録すること 1 始業前に 水の濁り 色 臭い 味を確認する方法を定めます 2 使用水の官能検査記録簿を作成します 3 不適の場合の対応方法と記録方法を定めます 4-2 滅菌装置等の確認 水道水以外の水及び貯水槽を使用した水を使用している場合は 残留塩素濃度を確認する方法が定められていること 始業前に確認を行う旨の記載があること 不適の場合の対応について 記録すること 滅菌装置 浄化装置等の保守点検方法が定められていること 保守点検の頻度の記載があること 滅菌装置 浄化装置等の保守状況について 記録すること 1 水道水 ( 水道法又は秋田県小規模水道条例の規定による水道により供給される水 ) 以外の水及び貯水槽を使用した水を使用している場合は 始業前に残留塩素濃度を確認する方法を定めます 2 残留塩素濃度が規定値を下回った場合の対応とその記録について定めます 3 滅菌装置 浄化装置等の日常点検 ( 次亜塩素酸 Na 液の残量確認 メーター 配管等の異常の有無など ) や専門業者に委託する保守点検 ( フィルターの交換など ) の方法と頻度をについて定めます 4 殺菌装置 浄化装置の管理記録簿を作成します 5 貯水槽の清掃の方法 頻度について定めます - 5 -

4-3 水質検査 水道水以外の水及び貯水槽を使用した場合は 水質検査の実施方法が定められていること 年 1 回以上行う旨の記載があること 水質検査成績書について保存すること < 作成のポイント > 1 水質検査の実施方法 項目 頻度を定めます 2 成績書の保管について定めます - 6 -

4 排水及び廃棄物等の衛生管理 4-1 排水及び廃棄物等の衛生管理 排水 廃棄物の処理手順が定められていること 1 食品残渣 油脂等が施設外に流れないように処理方法を定めます 2グリストラップを使用している場合は その管理方法を定めます 3 廃棄物は ふた付きの容器を使用するなどの方法を定めます 4 廃棄物の排出に関する方法を定めます 5 廃棄物集積所の整理 整頓 清掃について定めます 6 排気 臭気 騒音等で近隣に迷惑がかかっていないか確認する方法を定めます - 7 -

5 ねずみ及び昆虫 5-1 ねずみ及び昆虫の駆除 ねずみ 昆虫等の侵入防止方法が定められていること ねずみ 昆虫等の発生状況の確認方法が定められていること 発生状況の確認は月 1 回以上行う旨の記載があること 発生状況の確認結果について 記録すること ねずみ 昆虫等の駆除方法が定められていること 駆除実施状況について 記録すること 1 網戸 防虫灯 防虫カーテン 排水溝の網などの防鼠 防虫設備の管理方法を定めます 2ドアや窓の開閉等に関する管理方法を定めます 3ねずみ 昆虫等の発生状況の確認を行う場所 ( 施設の周囲を含む ) 方法 頻度を定めます 4 委託による確認を行う場合は その頻度 対象等を定めます 5ねずみ 昆虫等確認状況記録簿を作成します 6 発生が確認された場合の駆除の方法について定めます 7ねずみ 昆虫等駆除実施状況記録簿を作成します - 8 -

6 衛生教育 7-1 従事者の衛生教育 衛生教育の実施方法が定められていること 月 1 回以上行う旨の記載があること 実施状況 ( 年月日 内容 人数 ) について 記録すること 1 従事者の衛生教育についての実施方法と頻度を定めます 朝礼時に実施するなど従事者全員に対して実施できるよう工夫します 2 衛生教育実施記録簿を作成します 3 食品衛生責任者研修会への参加の頻度について定めます - 9 -

7 従事者の衛生管理 7-1 従事者の健康管理 従事者の健康管理手順が定められていること 健康管理の確認は 始業時に行う旨の記載があること 検便は 年 2 回以上行う旨の記載があること 健康管理状況 検便の実施状況について 記録すること 体調不良の従事者についての対応方法が定められていること体調不良の従事者への対応について 記録すること 1 下痢 腹痛 発熱 吐気 手指の傷の有無について 始業前に確認する方法を定めます 2 検便について 項目 頻度について定めます 3 健康管理実施記録簿を作成します 4 検便の検査結果の保存について定めます 5 体調不良 検便陽性の従事者についての対応方法と記録簿を定めます 7-2 従事者の手洗い 手洗い手順が定められていること 始業前 トイレ使用後 作業が切り替わる毎に行う旨の記載があること 1 爪を短く切り 指輪等を付けないこと や ペーパータオルで拭き取ること など具体的な方法を定めます 2トイレの後 作業開始時など手を洗う必要がある時を定めます - 10 -

7-3 従事者の服装等 従事者の作業着等について 定められていること 1 作業衣 帽子 履物の着用について定めます 2マスク 手袋を着用する具体的な作業を定めます 3 作業衣 帽子等の交換時期を定めます 4 粘着ローラー 靴の殺菌槽等の使用の方法について定めます 7-4 その他 食品取扱室での禁止行為が定められていること < 作成のポイント > 1 食品取扱室内での禁止行為 ( 更衣 喫煙 飲食 放たんなど ) を定めます 2 従事者以外の人の入室に関しての方法を定めます - 11 -

8 衛生管理体制 8-1 管理体制 衛生管理に関する組織体制が定められていること < 作成のポイント > 1 衛生管理に関する役割を明確にした組織体制を定めること 8-2 事故発生時の対応 ( 食品の回収方法 ) 食中毒等事故発生時の対応方法 苦情処理手順 食品の回収方法が定められていること 事故等の内容とその処理経過について 記録すること 1 事故発生時の対応方法を定めます 2 保健所への連絡について定めます 3 苦情処理の手順について定めます 4 食品の回収方法について定めます 5 事故発生時対応記録簿 苦情処理記録簿等を作成します - 12 -