WebSAM のご紹介 ~ クラウド指向データセンターの統合運用管理 ~ 2010 年 5 月 NEC
1 事業環境と NEC が考える将来像 2 クラウドサービス時代の到来 システム構造の変化と課題 NEC が考えるクラウド指向データセンター基盤の将来像 システムサービス管理 を担う WebSAM WebSAM Ver.8 で実現するシステムサービス管理 統合運用管理ソフトウェア WebSAM Ver.8 発表 システムサービス管理運用の一例 データセンター運用時の課題 サイレント障害の自動分析 柔軟に変化する構成の可視化 パッチ管理の自動化 大規模リソースの運用最適化 フロアの熱溜り解消 3 ロードマップ Page1 強化方針 まとめ 問い合わせ先 / 製品ご紹介サイト
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1 事業環境とNEC が考える将来像 -1 クラウドサービス時代の到来 ビジネスの俊敏な立ち上げ コストを最適化するクラウドへの期待 市場規模は年平均 25.2% の成長率 2013 年には 1521 億円の規模と予測 ( IDC) 外部環境自社環境 IT 環境 グローバル化内部統制や新たな法令への対応環境関連法の施行 金融危機に伴うコスト削減の徹底ビジネスの 俊敏 な立上げ 所有 から 利用 へ 仮想化技術の普及 IT リソースの低コスト化 / 大容量化低コスト広帯域 NW インフラの登場 クラウドコンピューティングへの期待 IT リソースを一カ所に集約 使いたい時に 使いたい量のリソースを期待するサービスレベルを 適切なコスト エネルギーで利用する形態へ Page3
1 事業環境と NEC が考える将来像 -2 システム構造の変化と課題 企業システムは全体最適の期待から企業内システムは DC へ集約 大規模 複雑化による作業量 負荷増加に伴いコストは肥大化 運用の効率化が課題に 従来 部門 システムごとに運用 構成が個別最適された環境 システム構造の変化 全体最適が可能な環境 今後 クラウド実現への不安 データセンター機器増加仮想化 部門システム 人事システム 統クラウド指向 DC 部門システム 部門システム 顧客管理システム 在庫管理システム サービス化 合企業内 DC ( プライベートクラウド ) リソース利用率の向上 HW 導入コストの削減 システム構築の迅速化 サービス事業者 ( パブリッククラウド ) プラットフォーム多様化 作業量負荷増大 インフラ管理 柔軟なインフラ基盤 システム運用 コスト肥大化 電力 / 冷却 DC 管理者 コスト肥大化 コスト肥大化 Page4
1 事業環境とNEC が考える将来像 -3 NEC が考えるクラウド指向データセンター基盤の将来像 俊敏性 顧客別のサービス品質保証の確保を実現するクラウド指向 DC 基盤と大規模システムの運用管理効率化を実現する RealITPlatformGeneration2 2009/10/8 発表 サービス (AP) サービス (AP) サービス (AP) サービス (AP) サービス (AP) サービス (AP) サービス実行基盤 AP データの効率化を追求 安全かつ高速 高信頼な実行基盤を提供 実行基盤情報管理開発環境 高効率インフラストラクチャ 電力効率 利用効率 設置効率を最適化し 堅牢かつ安心な IT インフラストラクチャストラクチャを提供 システムサービス管理 サービスおよびインフラ最適化とサービスレベルの維持を実現 サービス実行管理 ネットワークストレージサーバ データセンタファシリティ 高効率インフラ管理 Page5
キャパシティ管理1 事業環境と NEC が考える将来像 -4 システムサービス管理 を担う WebSAM クラウド指向データセンター全体を可視化サービスレベルに応じたデータセンターの安定稼働を実現システム全体の運用を最適化し 運用コストを削減 サービス (AP) サービス (AP) サービス (AP) サービス (AP) サービスイネーブラ システムサービス管理 サービス (AP) サービス (AP) サービス (AP) サービス (AP) 高効率インフラ サービスイネーブラ 高効率インフラ データセンター サービスレベル維持障害解析 対処の迅速化 データセンター 効率化 安定稼働 運用最適化最適配置 / 自動チューニング Page6
2 WebSAM Ver.8 で実現するシステムサービス管理 Page7
2 WebSAM Ver.8 で実現するシステムサービス管理 -1 統合運用管理ソフトウェア WebSAM Ver.8 発表 Ver.7 でのシステム全体の見える化と対処自動化 ( 全体統制 ) をクラウド指向データセンターまでフォーカスを広げ Ver.8 として強化 WebSAM Ver.8 Ver.8 Ver.7 全体統制 可視化 判断 改善 サービス実行状況の可視化と判断 改善の自動化により全体統制し 全体最適化 クラウド指向 DC システム視点 コンポーネント視点 クラウド指向 DC の運用管理を支える技術 可視化 制御 ( 判断 改善 ) 運用者 利用者の各視点でのサービス実行状況の見える化 分析 対処方法決定 対処実行のサイクルを自動化 1 運用コストの最適化 サービス実行状況の可視化 サービスの安定稼働を効率的な運用で維持し 運用負荷 / コスト削減 2IT リソースの最適化 サービスを支えるインフラを可視化 管理し メンテナンスの自動化により 管理負荷 / コストを削減 3 エネルギーコストの最適化 DC 構成リソースの消費電力を可視化 省電力制御することで 電力 / 冷却を削減 Page8
2 WebSAM Ver.8 で実現するシステムサービス管理 -2 システムサービス管理運用の一例 サービス実行状況を可視化し サービスレベルの低下を検知 根本原因の分析 特定 リソース追加による対処の流れを自動化することで 自動的に SLA を維持 WebSAM Ver.8 クラウド時代の運用管理に求められる 3 つの要件 1 運用コストの最適化 5 サービスレベル回復 4 サービスレベル低下 リソース切出サービスへ追加 論理システム切り出し 改善 可視化 3 リソース追加指示 未知障害の検知 保守 ( パッチ適用,etc.) 判断 1 根本原因の自動分析 サービス 2 2IT リソースの最適化 3 エネルギーコストの最適化 物理リソース追加 計画システムデザイン リソースプール 物理リソース返却 システム再配置 ( 性能最適化,etc.) IT インフラ ファシリティ Page9
2 WebSAM Ver.8 で実現するシステムサービス管理 -3 データセンター運用時の課題 1 運用コストの最適化 システムの複雑化により エラーメッセージとして現れない性能劣化 ( サイレント障害 ) の発見がより困難に 原因分析の長期化に伴い サービスレベルは低下 データセンター運用コスト レスポンスが遅いな.. どこに原因がある? コレじゃないの? 障害監視 対処構成管理 45% 30% セキュリティ対策 25% 利用者 サイレント障害発生 AP 専門 管理者 Web サーバ AP サーバ DB サーバ DB 専門 コレが原因? NEC 社内調べ 探しきれない ココが怪しい サーバ専門 NW 専門 サイレント障害 ( 約 20%) 障害未検知期間 分析 原因特定 対処 エラーメッセージのある障害 ( 約 80%) 障害検知 エラー通知 分析 原因特定 対処 サイレント障害件数は 20% だが 対処するまでの時間は倍以上 障害検知から対処までの時間 Page10
2 WebSAM Ver.8 で実現するシステムサービス管理 -4 サイレント障害の自動分析 1 運用コストの最適化 性能情報からシステム全体を自動分析し エラーメッセージとして現れない性能劣化 ( サイレント障害 ) の検知 原因特定が可能に 適用効果 ( 例 ) 2 週間 一押し! 2009 年度 10 月出荷済み InvariantAnalyzer 通常の運用 障害未検知期間 分析 原因特定 対処 サイレント障害発生 適用後 半日自動検知原因特定 対処 グラフ化などを駆使して大量の性能情報を時間をかけて分析 2 週間から半日に短縮! 適用効果については 状況 環境に応じて変わります 仕組み 性能情報間の不変関係をモデル化 いつもと違う 挙動を検知 例 : Web サーバのリクエスト回数 AP サーバの CPU 使用率 :20 回 / 秒 :30% DBサーバのファイル I/O :100 回 / 秒 負荷が増加 Web サーバのリクエスト回数 AP サーバの CPU 使用率 :40 回 / 秒 :60% DBサーバのファイル I/O :150 回 / 秒 DB サーバの設定ミスでした 正常動作中の 3 台 いつもの挙動 負荷増加前に比べ Web サーバ AP サーバは数値が 2 倍になっているが DB サーバのみ 1.5 倍 3 台の挙動が いつもと違う! 通報 Page11
Ci sco17 20 WI C0OK B2B1 FD OK 10 X BRIS/T LNK CONSO AUX LE LP L W OP IC1OK DSUCPU S3 Ci sco17 20 Ci sco17 20 WI WI C0OK C0OK B2B1 B2B1 FD FD OK OK 10 X 10 X BRIS/T LNK BRIS/T LNK CONSO AUX CONSO AUX LE LE LP LP L W L W OP IC1OK OP IC1OK DSUCPU S3 DSUCPU S3 10-2 40V O KReset 21 S ervice Wan 10Bas e-t AUI Ethe rnet PR OLIA NT 1 850 R RS-2 RS-2 RS-2 32C 32C 32C PCA PCA PCA PO PO PO SD Cisco17 20 Cisco17 20 Cisco17 20 185 0R 2 WebSAM Ver.8 で実現するシステムサービス管理 -5 柔軟に変化する構成の可視化 1 運用コストの最適化 大規模 DC 内 IT リソースの論理 物理構成情報自動検出 マッピングにより リソース管理作業と障害機器の位置把握を容易化し 管理コストを削減 リソース追加 撤去毎に 人手で物理 論理関係を管理 構成情報を自動検出し 物理 - 仮想 論理構成を自動マッピング VM 追加 機器設置ケーブリング設定 管理作業は自動化可能 物理 / 論理図 IT リソース ラック構成図 構成図を手動で書き換え 階層毎に IT リソースを視覚化 システム構成図 システム構成図 2010 年度出荷予定 MCOperations フロア構成図 Page12 2010 年 5 月現在の情報です 今後変更の可能性があります
適用結果反映サービス再開成功失パッチ作成ッチ作成バックアップッチ適用旧2 WebSAM Ver.8 で実現するシステムサービス管理 -6 パッチ管理の自動化 2IT リソースの最適化 パッチ適用の一連の流れを自動化することにより 大規模環境下でも パッチ管理の徹底 システムのメンテナンスコストの削減が可能に復確実なパッチ適用手順 確実にパッチ適用を行うには手順が多い 確実なパッチ適用手順 一連の適用手順自動化 事前パパッチ適用自動化パ適用対象判断 パッチ未適用調査 Page13 DC 管理者 敗数百台規模 DC-A 大規模になれば現状の把握に人手が必要 適用対象判断 少数で複数 DC の確実なパッチ適用が可能 パッチ適用 数百台規模 DC-B 構成情報自動収集 現状把握を自動化 DC 管理者 サービス再パッチ適用自動化 DC-A DC-B 開数百台規模 2010 年度出荷予定 AssetSuite DeploymentManager 2010 年 5 月現在の情報です 今後変更の可能性があります
2 WebSAM Ver.8 で実現するシステムサービス管理 -7 大規模リソースの運用最適化 2IT リソースの最適化 プール化された大規模リソースをシステムライフサイクルに亘り運用作業の自動化 / 省力化を行い 運用コストを削減 パッチ適用作業 90% 削減 1 1) サーバ 1 0 台のパッチ適用を 2 人 3 日 1 日半日に短縮 論理システム切り出し 構築 保守 ( パッチ適用,etc.) 自動構成管理 運用 2010 年度随時出荷予定 SigmaSystemCenter システム再配置 ( 性能最適化,etc.) 仮想化 物理リソース追加 仮想サーバの構築には数分新規物理サーバの構築は自動化により約 20 分に短縮 2 2)OS インストール NW AP 設定 通常手作業では半日 ~1 日以上 Page14 サーバプール ストレージプール 高効率インフラ高効率インフラ 計画システムデザイン ネットワークプール 物理リソース返却 論理 物理混在環境を一元管理特に仮想化環境混在への対応力は NEC 先進技術 2010 年 5 月現在の情報です 今後変更の可能性があります
2 WebSAM Ver.8 で実現するシステムサービス管理 -8 フロアの熱溜り解消 3エネルギーコストの最適化 マシン室のホットスポットを検出し テンプレート制御により業務を最適配置し 温度を平準化 冷却効率向上 省電力を実現 MCOperations ポリシ ナレッジシナリオ ファシリティ管理 SW SNMP 管理装置からのトラップ受信機能強化 2010 年度出荷予定 2010 年度出荷予定 SigmaSystemCenter MCOperations Page15 高温度のサーバを再配置指示 発熱を平準化 問題と対処制御のパターンをテンプレート化しナレッジ作成 2010 年度出荷予定 シナリオ ( 手動設定 ) に基づき再配置を指示 温度監視 温度高 低 2010 年 5 月現在の情報です 今後変更の可能性があります
3 ロードマップ Page16
3 ロードマップ -1 強化方針 運用コスト /IT リソース / エネルギーコストの最適化を実現する WebSAM を クラウド指向データセンター向けに強化 DC サービス化 大規模化 仮想化 サーバ統合 企業内 DC Page17 年度 キャパシティ管理による将来需要予測 ブラックボックス化された障害の対応 2009 年 2010 年 2011 年 2012 年 1 運用コストの最適化 DC 顧客毎の運用ポリシー対応自動化 -SLA 監視 SLA 維持 複雑化するインフラの視認性向上 - ビジネスインパクトの可視化 統合監視の高信頼 大規模対応 パッチ管理の大規模化対応 プール化された大規模リソースの自動運用 IT リソースの消費電力可視化 ( クライアント サーバ 複合機 IT 機器全体 ) ホットスポット対応 2IT リソースの最適化 クラウド指向データセンターの全体管理を実現 大規模化対応 大規模化対応 サービス化 サービス化 一元管理 一元管理 3 エネルギーコストの最適化 IT リソースの電力コントロール 統合運用管理ソフトウェア Ver.8 このロードマップは 2010 年 5 月現在の情報です 今後変更の可能性があります
3 ロードマップ -2 まとめ クラウド コンピューティングの潮流と課題 ビジネスの俊敏な立ち上げ TCO 最適化の期待から個別最適された企業システムは集約され 全体最適型へ システム集約に伴い DC は大規模 複雑化 効率的な運用の実現が課題に NEC が考えるクラウド指向データセンター基盤の将来像 クラウドサービス提供基盤の俊敏性 柔軟性 堅牢性を実現する RealITPlatform Generation2 (RIPG2) を提供 WebSAM は RIPG2 の運用管理基盤 システムサービス管理 を担う WebSAM Ver.8 のコンセプト Ver.7 のコンセプト システム全体の見える化と対処自動化 ( 全体統制 ) をクラウド指向データセンターまでフォーカスを広げ WebSAM Ver.8 として強化 WebSAM は 運用コストの最適化 IT リソースの最適化 エネルギーコストの最適化 により クラウド指向データセンターのシステム運用を全体統制 最適化し TCO の削減を実現する WebSAM Ver.8 の一押し製品として 障害分析を効率化する OnlyOne 製品 WebSAM InvariantAnalyzer 2009 年度 10/20 出荷済み Page18
3-3 問い合わせ先 / 製品ご紹介サイト WebSAM に関するお問い合わせ先 NEC プラットフォーム販売本部 ( ソフトウェアお問い合わせ ) TEL:03-3798-71 7 E-mailcontact@soft.jp.nec.com 受付時間 9:00~12:00/13:00~17:00 月曜 ~ 金曜日 ( 祝日 NEC の所定の休日を除く ) http://www.nec.co.jp/websam/ WebSAM 検索 本資料に掲載の会社名 製品名は各社の商標または登録商標です Page19